さて、楽しかったGWも終わり、バイクでのソロキャンプツーリングをたっ~ぷり満喫してきたので、久しぶりにレポを書いてみようかと思います。ただ、備忘録を兼ねているので無駄に長いですw 軽く読み飛ばしたいなら写真だけ見てみてくださいw
■1日目 4/29(金) 天気:晴れだが風強し
走行距離:371.5km
静岡の自宅から伊良湖港まで国道1・42号をひた走り鳥羽港まで伊勢湾フェリーで鳥羽港へ。その後、伊勢二見鳥羽ライン⇒伊勢道・紀勢道を経由して、国道42号を走り本州最南端潮岬まで向かいました。
前日食事会で若干寝不足ながらも4:30頃起床。朝食を食べて準備をします。
今回は、四国をツーリングする上で、林道・酷道等を走りたいと思っており、いつものNinjaではなくXTZ125でのツーリングを計画していました。今回のざっくり予定は以下の通り。
4月29日(金) 自宅⇒愛知県伊良湖港⇒三重県鳥羽港⇒和歌山県潮岬
4月30日(土) 潮岬⇒和歌山県和歌山港⇒徳島県徳島港⇒徳島県勝浦町
5月1日(日) 勝浦町⇒徳島県剣山スーパー林道⇒勝浦町
5月2日(月) 勝浦町⇒高知県室戸岬⇒高知県
5月3日(火) 高知県⇒高知県足摺岬⇒高知県
5月4日(水) 高知県⇒愛媛県四国カルスト⇒愛媛県佐田岬
5月5日(木) 佐田岬⇒愛媛県しまなみ海道
5月6日(金) しまなみ海道⇒岡山県玉野港⇒小豆島
5月7日(土) 小豆島⇒香川県高松港⇒徳島県徳島港⇒和歌山港⇒和歌山県
5月8日(日) 和歌山県⇒三重県鳥羽港⇒愛知県伊良湖港⇒自宅
とまぁ、いつも通り計画はざっくり立ててみるものの、実際これ通りに動いたことは天気・気分次第でコロコロ変わるため殆ど無いw まぁそれがキャンプツーリングの醍醐味なのでね。
まずはXTZに荷物を載せる。このような計画は立ててみたが、連休ぶっつけ本番で荷物を載せることになった。載せたところ、ある意味予想通りの結果に(汗) ライダー乗車分のスペースが全然確保出来ず・・・ 一応乗り出してはみたものの、ポジションの自由性が皆無で直立状態w そのためライディングにも支障が出てしまい、これは続けて走ることは無理だと判断しました。
そこで急遽Ninjaに荷物を載せ替えていきました。XTZでキャンプツーリングをするには、更なる改良が必要のようですね。少なくともサイドバッグが必要になるかと思いました。まぁこれは次回までの宿題となりそうです。まぁいざとなればNinjaで行くつもりだったので、荷物を試さなかったってところなんですがねw
Ninjaを急遽取り出して、トップケースが違うから詰替えをしたりしたところ、出発が6時になってしまった。伊良湖のフェリーは使用しようと思っていたけど、朝一便には間に合わないだろうな、って思っていた。
順調に国道1号・42号を走り、途中伊良湖の道の駅でハイドラCPを取得してようやく愛知県の道の駅CPを制覇した。

9:00に伊良湖港へ到着したところ、既に大量のバイクが並んでおり係員の誘導に従ったところ、係員からは「11:00発のになります」との回答が・・・
11:00発だと到着が12:00。3時間あれば鳥羽まで走れるんじゃね?って思い、しばし頭の中で計算を。渥美半島を抜けるのに1時間。豊橋から名古屋を抜けるのに1時間。名古屋から伊勢まで1時間・・・じゃ行けないなw 高速使えば行けるかもしれないけど、連休初日で大渋滞に見舞われるのが目に見えていたので、おとなしく伊良湖港で2時間待つことを決めた。
特にやることも無いのでツーリングマップルを眺めたり、写真を撮ったりゲーセンにあったスロットで遊んだりw 2時間何とか潰して、いよいよ出港です。

フェリーで固定されたNinja

朝早かったせいか、広間で横になっていたらいつの間にか眠っていたようですw こうやって運んでくれるので、フェリーは旅情感もあって好きだなぁ。

鳥羽港に12:00に到着し、既に時間がかなり押していたので高速を使うことに。しかし、この日は風が異常に強かった!渥美半島南部でかなり風が強くて、休憩中にスマホに掛けていたヘッドキャップが吹っ飛び紛失する事件も起きたりしていた。高速でもかなり振られるので、慎重に速度を落として安全運転をした。
こりゃ、キャンプ予定の潮岬なんかは海沿いの吹きっさらしになるところなので、キャンプなんか出来るのか?といった懸念があったので、潮岬のある串本町の天気予報を確認したところ、鳥羽周辺が風速10m超えしてたのに対し、5~6mとちょっと強い程度の予報だったので一安心。懸念が晴れ、バイクを走らせる。
途中、紀勢道紀北PAにて昼食。海鮮丼が780円と非常に安くて美味しかった~ 紀勢道は尾鷲まで続いていたけど、道の駅「海山」のCPを取るべく海山インターで降りる。そこからはひたすら国道42号を走り続けた。尾鷲から熊野へ繋がる高速もあったけど、これまた道の駅「熊野きのくに」を取るべく乗らずに突っ切る。
ここである一つの事実に気づいた。無料の高速がある下道部分は、一般車が殆どおらず交通量が皆無になっている。当然高速なんか走っても楽しくないので、これは非常に使えることが分かった。この区間は結構な山道で、交通量皆無の道をとても楽しく走ることが出来た。
熊野を抜けていよいよ和歌山県へ入る。前回は那智の滝なども訪れたが、今回は時間も無いためPASS。この辺は、またいずれじっくり観光したいと思っているため問題無い。獅子岩とかも懐かしく思いながらも通過する。ここら辺は海沿いを走るため、景観が良くて素晴らしい。
近年和歌山県では道の駅が大量に登録されており、適宜スタンプを押しながら進む。

その中でも、道の駅「瀧之拝太郎」という道の駅が半端無かった。まず1つは物凄い山の中にあって交通量も皆無に近い。

さらに何と営業時間が土日のみかつ短時間w こんな道の駅は見たことが無いww さすがにスタンプは外にあり24時間押せるようになっているようだ。さすがにこの営業時間を狙っていくのは、かなり来訪自体を目的としない限り難しいかと思う。
一通り巡り、コンビニで買い出しをして潮岬へ向かう。3年前のGWにもここでキャンプをした。到着したところ特に変わっておらず、それなりの数のテントが貼られていたが、まだ何とかなりそうだ。
ここ潮岬望楼の芝生キャンプ場は、バイクの乗り入れは出来ず、リアカーはあるが駐車場からの荷運びが中々大変だ。しかも、有料の割に水道とトイレが1個ずつしかなく遠いので、そこら辺も若干不便だ。しかし、それを補って余りある、海の風景と、芝生の緑のコントラストがとても素晴らしい。なので、ここはお気に入りのキャンプ場の1つである。

海沿いのサイトは既にファミリーテントで埋まっていたが、何とか海がテントから直接見える場所を確保することが出来た。テントを張って自炊の準備をする。久しぶりのキャンプ飯だったが、うまくご飯も炊けた。何でこんなに外で食べる飯はウマイと感じるんだろうか。プラシーボ効果恐るべしw

食事を終えて夕暮れを楽しみ片付けをして、風呂へ向かう。3年前にも利用したサンゴの湯だ。汗を流して、キャンプ場に"無事"に帰ることが出来た。
何故ここで「無事」を強調したかと言うと、忘れもしない
3年前のGW。同じところにテントを張り、同じところへ風呂に入ったその帰り道に事件が起きた。

Ninjaに故障が発生し、エンジンが動かなくなってしまったのだ。症状の原因としては発電機ジェネレータのコネクタが緩んでいた、という何ともしょうもないレベルの初期不良だったのだが・・・
3年前では、ちょうど潮岬に到着したくらいでこの症状が発生したため、何とか駐車場まで戻ることが出来たのだが、不安な夜を過ごしたことをよく覚えている。時間も遅いので、どうすることも出来ないからとりあえず寝ることしか出来なかったあの夜。翌朝もキレイな朝陽だったが、全く楽しめなかった。結局翌朝中途半端に動いたため、道端でレッカーを1時間近く待ち、串本町のバイク屋にバイクを預けてJRで静岡まで帰った。まぁ体に怪我等は何も無かったので、今となっては笑い話として話せるのだが、あの時は非常に参った。
さて、昔話もこれくらいでキャンプ場に帰って、星空を眺めたりして21:00頃就寝。これからお爺ちゃん生活が始まるw
宿泊地:和歌山県串本町 潮岬望楼の芝生キャンプ場 600円
風呂:サンゴの湯 410円(キャンプ場からバイクで15分程度)