■3日目 5/1(日) 天気:晴れ
走行距離:366.8km
徳島県勝浦町から四国最東端蒲生田岬に寄り、太平洋沿いを南下し室戸岬を経由して高知県本山町まで走りました。
朝食を自炊し、7時頃前川キャンプ場を出発。
実はハイドラのCPの中に、四国八十八箇所も含まれており、あまり信仰心はありませんが、CP目的で近づいていこう、というのが今回の試みの1つです。少しは、2年前の年末にアクセラで四国を訪れていた時に徳島県北部と瀬戸内海側をある程度攻めていたので、今回は徳島南部18番恩山寺・19番立江寺からのスタートです。12番焼山寺・20番鶴林寺は、道中がかなり厳しそうなので、小さいバイクで行った時に攻めたいと思います。バイクとは言え、キャンプ道具満載の重量級バイクだと少々しんどいのでw
途中に道の駅にも寄りながら南下し、22番平等寺にも寄ります。21番太龍寺は、今度国道を西進して高知へ向かう際にでも寄ろうかと思っています。太龍寺近辺にも道の駅が3つほどありますが、前述通り今回はPASS。
そして四国最東端蒲生田岬へ向かいます。四国は既に何度か来ており、最南端足摺岬・最西端佐田岬には訪れたことがあるのですが、最東端蒲生田岬には行ったことが無かったので行ってみることに。ハイドラのCPにもなっている、というのもありますがねw そういえば四国の最北端はどこなのだろう? 最北端はまぁ瀬戸内海側であまり価値がありませんがww

蒲生田岬までの道のりは、途中結構狭くて険しい道もありましたが、バイクだと難なく到着。途中、人がたくさん集まっていて、ここが岬かと思いましたがどうやらまだ先にも行けるようです。

駐車場に止めて、ここから徒歩で灯台を目指します。

灯台が見えてきました。結構高い所にありますねw

途中200段近くかつ1段が非常に大きい階段を昇り、運動不足の身には堪えます。

めっちゃ息切れしながら灯台の麓に着いた場所から見る景色は中々の物でした。
写真を撮って麓まで降りて再出発。国道55号を南下して、少し国道を離れて阿波サンラインを走りましたが、交通量も少なくて、走り及び景色を存分に楽しむことが出来ました。
日和佐の町に出て国道55号に戻ります。23番薬王寺に寄って更に南下。そろそろ昼食の時間だったが、ツーリングマップルにも載っていた海鮮丼のお店に行ってみることに。
国道から少し外れた所にあるみたいなので分かるかどうか不安でしたが、付近の国道に海鮮丼の幟がたくさん立っており、もしやと思い入ってみた所ビンゴでした。混雑を避けて11時過ぎくらいに入店したのですが、既にある程度の人が入っていました。そしてかなり待たされましたw 30分は出てくるのに時間が掛かったでしょうか。

でも、かなりのボリュームの海鮮丼が1,400円と中々リーズナブルでとても美味かった!
その後、室戸岬を目指してひたすら南下。途中の道はツーリングマップルオススメの海沿い快走路となっており、まるで北海道のように解放感が半端無く、とても楽しく走れた。ライダー同士の挨拶も非常に多くて、とても楽しいw

室戸岬に到着し、簡単に周辺を散策。そして、何故か行ったことが無かった室戸スカイラインを通ってみた。

標高が上がるにつれ景色も良くなり、展望台に少し立ち寄る。もちろん、24番最御崎寺の横も通る。展望台からの景色も中々良かった。
25番津照寺・26番金剛頂寺にも立ち寄る。27番神峯寺は、かなりの山道だし時間も押していたので今回はPASSする。
15時になりそろそろ、この日の宿をどうするか模索する。この日は5月1日で、天気予報は2日は晴れ。3日は曇り後雨。4日以降は晴れという予報。今回の四国では、晴れた四国カルストを是非とも見たいと考えていた。前述の天気予報から、行くなら明日行かないと2日間はお預けになってしまう。という訳で、今日出来るだけ四国カルストに近づいておくのが得策かと考えた。
しかし、今現在いる場所(安芸市~南国市)は安くて良さそうなキャンプ場が無い。実は今回NinjaなのでB5版ツーリングマップルR2013年版を持ってきていたが、XTZで行くつもりだったのでA5版ツーリングマップル2016年版も購入していた。2013年版を見ていたところ、2016年版には載っていなかった安芸市キャンプ場の情報が2013年版にはある。これが逆なら期待出来るが、新しい方で消えているということは、キャンプ場が潰れたか何かが発生した可能性が高い、ということだろう。
とは言っても、宿で若干困っていたので、ちょっと寄ってみることにした。到着すると成程、キャンプ不可とはどこにも確かに書いていないが、まぁキャンプしてみたいと思えるような場所ではなかった。トイレは簡易トイレだけ。炊事場もただ水があるだけ。しかも家族連れが遊んでおり、他のテントも皆無。まさにただの公園、という感じだった。
15時過ぎなのでまだ走れる。前述の考えもあり、もう少し西を目指したいので、高知市をスルーして北上し、本山町の帰全山公園キャンプ場を目指すことを決めた。到着が少々遅くなっても、コンビニが近くにあり、最寄りの温泉も21時までの営業だったので何とかなる、と判断した。
決まり次第ではすぐ動かなければならない。急ぎ南国市から北上して国道32号に入る。多少押しているのに高速を使わないのは何とも自分らしいw まぁ恐らく18時までには辿り着けると判断していたからでもある。
ここで参考に、自分のキャンプ生活の希望ルーティーンを紹介する。
5:00~5:30 起床
5:30~6:30 朝食・片づけ
6:30~7:00 撤収開始・グランドシート/ペグ乾燥も含む
7:00~8:00 撤収次第出発。
8:00~17:00 走行
17:00 キャンプ場チェックイン
17:00~18:30 テント設営・夕食・片づけ
18:30~20:00 風呂
20:00~21:00 外でマターリ
21:00~ 就寝
あくまで希望なのでこの通りにいかないことも多いが、概ねこんな感じで進めていきたいと考えている。となると、18時にキャンプ場では若干遅いのだが、ここは管理人も居ないし、最寄の風呂も21時までやっているとのことなので、何とかなると思い、高速を使ってまで急がなかった、ということを補足しておく。
さて、全く渋滞も無く国道32・439号をかっ飛ばし、意外と早く17:40頃キャンプ場に到着。買い出しをして行ったが、こういう公園内にあるキャンプ場の場合、まずテン場がどこにあるのか分からないため、案内図を確認する。
大体の場所へ案内を頼りに行くと、明らかにキャンプ場ではなく、遊歩道へ繋がる道へ行ってしまい急遽Uターンw をしたかったが、道幅も狭く傾斜もあったので、タンクに腰を当てて何とか引き返した。あらためて周囲を見渡し、キャンプ場へ降りていく道らしきものが見つかった。

急勾配だがバイクなら通れそうな道をとりあえず徒歩で進むと、河原で中々雰囲気の良いキャンプ場があった。といっても、平坦な場所は少なく、乗入も可能だが河原へは入れなさそう。

何とか入口の平坦な場所を確保出来そうなので、バイクをキャンプ場に乗入して設営。この日はキャンプ場到着が遅くなったため、米の水浸けを待っていると真っ暗になってしまうので、暗い中の自炊になることは確実だ。それならと、先に温泉に行くことにした。
キャンプ場から15分くらいで隣の土佐町早明浦ダムの横にあるさめうら荘で汗を流す。内湯とサウナがあったが、水風呂は無かったので、サウナには入らなかった。
そろそろ洗濯しなければならなかったが、さめうら荘に行く途中の土佐市街にコインランドリーを見つけていたので、帰りに営業時間を確認。19時時点で既に閉まっていたため、夜洗濯する訳にはいかなかった。朝は8時からと少し遅めの営業時間だったが、コインランドリーがある時に洗濯しておこうと考え、翌朝寄ることにしよう。
キャンプ場に戻った頃には予想通り真っ暗になっていたので、河原へのバイクでの侵入は自重し、駐車場に置くことにした。翌朝荷物を積むために持ってくることにしよう。
戻ってきて自炊開始して、美味しく頂く。そしてテントの外でしばらくボーっとして21時頃就寝する。
宿泊地:高知県本山町 帰全山公園キャンプ場 無料
風呂:さめうら荘 360円(キャンプ場からバイクで15分)
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