■9日目 5/7(土) 天気:曇り後晴れ
走行距離:248.2km
高松市から五色台スカイラインを通り、高松港から小豆島に渡り、小豆島を1周した。
朝起きたが、前日に発生したエアー枕の空気抜けが酷くなっていて、何度も起きて空気を入れ直してしまった。スローパンクということは、多分目視じゃ判別出来ないだろうから、水に浸ける等しなければ分からないだろう。あと1泊だし、他の物で何とか乗り切ろうと考えた。
いつもなら朝食の支度・・・をするのだが、折角香川に居るのでうどん屋巡りをするため、自炊はしなかった。自炊をしない場合だと撤収が楽チン。早めに撤収が出来て、6:50には出発した。昨日麺賊に行きたいと思っていたが、高松まで来てしまったので善通寺に戻るのが面倒だから、今回は諦めた。
早速向かったのはうどん屋・・・ではなく、前日風呂に入っていないので温泉w 高松中央IC南側にあるきららの湯というところに行ってみた。700円と少し高かったが、サウナ水風呂露天風呂も完備しており気持ち良く汗を流した。やっぱり風呂に入らないとダメだね。

風呂から上がり、早速この近辺で早朝からやっているうどん屋を探すと、中西うどんというのが見つかり行ってみることに。

風呂上りで体が熱いため、ざるうどんを美味しくいただく。
続いては締めは山田家と決めていたので、あと1軒くらい行きたい。国道11号を走っていたら、「坂出山内うどん」という看板が大きく出ていたので、フラフラ~って入ってみた。

うどん、ってこういう漢字を書くんですね~

まだ暑かったので、冷やしぶっかけうどんを美味しくいただきました。
お腹も膨れたところでツーリング再開です。四国八十八箇所 81番「白峯寺」82番「根来寺」に立ち寄り五色台スカイラインを快走する。瀬戸内の風景も良いものだ。

後は、高松市街を通り抜けて屋島の方へ向かう。八栗寺の麓にある、水曜どうでしょうファンには有名な山田家さんに向かった。バイクで到着出来てご満悦w

冷たいものが続いたので、ここでは温ざるぶっかけうどんをいただいた。香川のうどんにしては少々高めだが、重要文化財にもなっている店内で、雰囲気も良く美味しくいただく。
時間は10:40になっていた。これから小豆島に渡るのだが、フェリーの出港が11:35。その次は1時間後なので、小豆島を周る時間が少なくなってしまう。時間があれば屋島パークウェイにも行ってみたかったが、さすがに寄る時間が無さそうなので、真っ直ぐ高松港に向かうことにした。ケーブルカーが必要な八栗寺と屋島寺はまた今度にお預けだね。
11時頃高松港に着いた。いつも大きいフェリーに乗ることが多いので、かなり時間に余裕を見たつもりだが、何と11:10の土庄ではない池田港行きのフェリーにも乗れるけど、どうします?って聞かれた。おいおい出港10分前なのに乗れるんだw

10分前だけど、乗船券を購入。ちょっと位置がズレるだけなので問題無いと考えて、早い便に乗ることにした。荒れない瀬戸内海のフェリーだからか、バイクには輪止めをするだけでロープ等の固定はされなかった。

11:10定刻通り高松港を出港した。一応まだ香川県だけど、四国からは離れることになるのでまた来るからな~ と心に誓った。 さすが瀬戸内海なので殆どフェリーは揺れず快適そのもの。クルマはそうでも無かったが、人は結構乗っていた。
フェリーは1時間で小豆島に到着した。今回何故小豆島にやってきたかと言うと、第一の目的は何と小豆島には道の駅が3つもあるのだ。このおかげで香川の道の駅が長年制覇出来なかったが、今回ようやく制覇出来ると思うと感慨深い。後は、クルマだとフェリーの値段もそこそこするが、バイクだと格安で渡れるというのもある。何より、離島というのは何故かワクワクしてしまう。小豆島とかだとそこまで離島を感じることは少ないが、フェリーを使って渡る、ということに意味があると思う。
さて、主目的を説明したところだが、折角なので島内を1周したいと思う。まずは、早速港からすぐ近くの道の駅「小豆島ふるさと村」に行ってスタンプを押す。小豆島はそうめんが有名だそうだが、対岸の香川でうどん屋を3軒も周ってたから、もう麺類を食べたいとは思わなかったのでPASSする。
そして海岸沿いを周りながら、小豆島の最南端であろう、釈迦ヶ鼻園地に行ってみた。

瀬戸内の景色は中々良いですね~ 道がちょっと狭かったけど、対向車も無く存分に小豆島の海岸線を満喫する。
次に道の駅「小豆島オリーブ公園」を訪れた。ここは立派な建物があり、オリーブソフトがあったので食べてみた。ここら辺から、ずっと曇り空だったがようやく青空が見られるようになってきて嬉しい限り。
さて、この日の宿はまだ決めていない。目星は付けていたのだが、口コミサイトによると開設期間が7~8月になっていたので利用出来るかどうか分からなかったからだ。でも、こうは書いていても何となく利用できるのではないか、という希望はあったので、行ってみることにした。

海岸線を反時計周りに走りながら、第一候補の吉田キャンプ場に到着。小さいが屋根付きの炊事場とトイレがあり、まず確かめたのが水が出るかどうかだ。炊事場もトイレも問題無く水が出ることが確認出来たので、利用可能と判断。電気が点かなかったが、最悪電気は無くてもどうにかなるので利用を決意。14時過ぎとまだ早かったが、キャンプ道具を降ろして身軽な状態で小豆島を巡ろうと思った。
さすがにまだ誰もテントを張ってなかったので、炊事場横の特等席に近い場所にテントをちゃっと張って、14:30頃再出発。小豆島北側は砕石もしていることもあり、山肌が露わになっており迫力があった。

そして、道の駅「大坂城残石記念公園」に立ち寄り、小豆島の道の駅も制覇!ということは香川県の道の駅もこれでようやく制覇することが出来た。とても気分が良いw

またもや海岸線をグルグルと周っていると、エンジェルロードというのを見つけた。

ここは、干潮の時のみに通ることが出来る道があるみたいなので行ってみた。グループばっかりで、バイクウェアの自分は浮き気味だが、そんなことは気にしてはならないw
海に浸かるか浸からないかくらいが、一番見栄え的には良いらしいが、自分が来た時間には完全に道が出来ていた。まだ走りたいと思っていたので、途中の島まで行って引き返した。
最後に、小豆島一番の走り所・見所と思っていた、寒霞渓に向かう。かなりの急勾配の山道を気持ち良く快走する。キャンプ道具も降ろしているので、バイクも軽くて楽しく走る。

途中の展望台から見る景色は、瀬戸内海も見渡し寒霞渓の荒々しい山肌も見えて絶景だった。さすがに標高が高いので少々肌寒い。ロープウェイはあまり時間も無かったので、PASSすることにした。紅葉の時期なんかだと、とてもキレイなんだろうな~
寒霞渓での絶景を満喫し、会社へのお土産を買うために再度道の駅「小豆島オリーブ公園」に向かい土産を購入する。荷物を降ろした時に土産のスペースも確保していたので、難なく載せられた。
小豆島町のスーパーで最後のキャンプ飯の買い出しをする。最後の夜なので、ちょっと豪勢にしようと思い、イカオクラと刺し身を購入する。
キャンプ場に戻る前に温泉に行くことにした。と言っても、キャンプ場から1km弱のところに吉田温泉があるので歩いても行けるのだが、バイクで行ってみた。この日の朝も入っていたが、やはり温泉は何度入っても気持ちが良い。しかも300円とかなりの格安だ。

吉田キャンプ場に戻ると1張バイク乗りのテントが増えていた。どっかで見たバイクと思っていたが、何と高松からのフェリーに一緒に居たバイクだった。
ここは炊事場とトイレだけのこじんまりとしたキャンプ場だが、堤防はあるものの目の前が海でロケーションが非常に良い。東向きなので早起きすれば朝陽が見られるのが素晴らしい。乗り入れも可能で、何とゴミも捨てても構わないとのこと。管理人は居ないが、僕が利用した今回は18時頃集金に来られた。電気が来ていないかと思ったが、帰ってきたときにはバッチリ電気が点いていた。どうも誰か利用者が居ると、電気を点けてくれる仕組みになっているみたい。
風呂も買い出しも済ませて、米まで水に浸けていたので、寝間着に着替えて早速自炊。この時に既にマットを膨らませていて、一緒にエアー枕も一応膨らませておいたのだが、大分パンクが酷くなったのか既にかなりの空気が抜けていた。自宅に戻って修理しなければならないでしょう。
最後の炊飯も完璧で夕食を美味しくいただく。今回のツーリング最後の夜だったが、今回はビールを飲むのはやめておいた。片づけてもう1人のライダーさんと軽く話して、外でマターリして寝ることにする。
宿泊地:香川県小豆島町 吉田キャンプ場 600円
温泉:吉田温泉 300円(キャンプ場から徒歩10分)
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