さて、楽しかったGWも終わり、通常稼働が始まっている。色々忙しくて(と言っても、遊んだり野球見てたりが多かったがw)ようやく、レポートが完成した。
東海ではとっくに散った桜も各所で見ることが出来た、バイクでの東北ソロキャンプツーリングをた~っぷり満喫してきたので、今回もレポを頑張ります。
備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも見ていってください♪(と言っても、今回写真が少ないですが(汗)
■1日目 4/29(土) 天気:晴れ後一時雨後晴れ

走行距離:514.0km
静岡から国道1・小田原厚木道路・東名・首都高・東北道・圏央道・国道4号等を通り、福島県二本松市まで走った。この日は移動日のため、写真は少な目です。
2017年のGW。今年はどこに行こうか、と考えていた。夏休みは北海道固定なので、GWは東西を1年毎に変えながら出掛けている。
2013年 東北(シルビア)
2014年 九州
2015年 東北~北海道道南
2016年 紀伊半島~四国
なので、今年は東の番なので東北地方にしようかと思っていた。当然のことながら、天気予報次第なところもあるが、幸いGWは天候に恵まれることが多いので、うまくローテーションが組めている。直前の週間天気予報では若干西の方が良さそうであったが、大きくは変わらなそうだ。なら、予定通り東北を攻めることにしよう。
2年前の東北では、本州最北端下北半島大間崎まで行って、そこから北海道に渡って苫小牧からフェリーで敦賀まで帰ってきた。今年はひたすら陸路で東北を巡りたいと考えていたので、とりあえず津軽半島竜飛岬を目的地として東北をグルりと周ることにした。
ちなみに、キャンプツーリングを始めてから4年になるが、最近は細かい計画というのを立てなくなってきた。というのも、主に天気次第で計画が変更になってしまうため、立ててもしょうがない、というのが正直な所。テントを積んでればキャンプ場さえあれば、どこでも泊まれるのだから柔軟に気分で回るようになってきた。その代わり、使えそうなキャンプ場だけは事前リサーチをしている。安くて良いところとか、バイク乗りに適したキャンプ場を一覧表にして旅に持参している。
前置きが長くなったが、いよいよGWの初日。遠足前症候群が心配されたが、普通に寝ることが出来た。5:10頃起床し、身の回りの支度を整え、前日までに準備していた荷物をバイクに積む。朝食も取らずにやった割には、何だかんだで出発が6:20になっていた。
国道1号をひた走り、まずは由比のスマル亭(静岡ローカルチェーン)で朝食を取る。引っ越ししてから国道1号がすぐ近くになったので、非常にありがたい。
そして、箱根を超えたところで小田原厚木道路に入る。2年前の時は、国道246号を走り大井松田から高速に入ったが、ハイドラで小田原厚木道路のCPが残っていたため、そっちを走ることにした。
小田原厚木道路のCPを取りつつ東名厚木ICに入る。圏央道を利用し、首都高を通らずに東京を抜けようと思っていた。ただ、厚木ICから乗ったのが初めてで、圏央道の海老名JCTは厚木ICから東だと思っていたので東京方面に向かったが、もう1つ分岐があってそこを見逃してしまい、圏央道に入ることが出来なくなってしまった。
さてどうしようかと思ったが、引き返すのも面倒なので高速代の節約のため横浜町田ICで降りて首都高に入ることにした。GW初日ということもあり、東京からの下りは渋滞が始まっていたが、上りはそこまで混雑は無かった。
横浜町田ICで降りて保土ヶ谷BPで首都高方面に向かったが、ここは少々渋滞していた。何とか狩場ICから首都高に入ったが、今度は湾岸線が渋滞を起こしているようだった。意外と横羽線から都心環状線の渋滞が無さそうだったので、いつもは湾岸線を通るが今回はK1横羽線を使うことにした。
順調に走り、久しぶりの都心環状線に入る。この道は渋滞さえ無ければビルの間を抜けていくので、結構楽しかったりする。目立った渋滞も無く、都心環状線⇒箱崎JCT⇒中央環状線⇒川口線と走って、東北道に合流し蓮田SAで休憩する。
ここからの東北道は結構渋滞していた。交通集中かな?って思っていたら、事故による渋滞だった。GW初日から事故なんてしたくないねぇ。運転に気を付けていかなければ、と気の引き締まる出来事だった。
東北道から圏央道に入り、五霞ICで降りる。ここが出来てから非常に便利になった。高速料金は基本的に払いたくないので、ここで降りると新4号BPに直結しているため、下道派にとっては使いやすい。

ここからは国盗りのため、宇都宮手前で真岡方面に入る。途中で訪れたことが無い道の駅「サシバの里いちかい」に立ち寄ったりしながら北上する。
この日の天気予報は、北関東周辺で午後から天気が崩れるかもしれない、という予報だった。これまでずっと晴天の中を走ることが出来たが、確かに段々上空が怪しくなってきた。道の駅「ばとう」辺りで少し降られ始めたので立ち寄ることにする。雨雲レーダーを見たところ、強い雨は10分程度で弱まる予報になっていたので、少々雨宿り。
結構な雨が降っていたが、予報通りほぼ止んでしまった。ただ、路面は水たまりが出来ていたのでカッパの下だけ着用して走り出すことにした。しかし、然うは問屋が卸さずまた雨が降り出してしまったので、結局路肩に止めてカッパを上下着用しての走行となった。でも、意外と早めに1時間経たないくらいで止んでくれたので、その後はカッパを脱ぐことが出来た。
色々巡りながら、ようやく東北福島県に入った。ここから東北ツーリングの第一歩となる。南端白河市に16時前くらいに到着した。ここで雨雲レーダーを見ると、また雨が降ってきそうな予報になっている。幸い17時過ぎくらいには止む予報なので、予定通りこの日は二本松の「あだたら高原野営場」に泊まろうかと考えていた。ちなみに、2年前もここに泊まっている。初日は出発が早いし、東京は高速を使うからここまでの距離がちょうど良いし、使い勝手が良いというのが大きい。
しかし二本松まで60km近く残っており、郡山等のある程度の都市を通らなければならない。雨も降りそうなので、白河から二本松までは東北道に入ることにした。高速に入ると途中でカッパを着る訳にいかないので、最初からカッパを着て東北道に入る。
途中まぁまぁの雨が降ったが、次第に空が明るくなってきてもう雨は降りそうにない空になってくれた。安達太良SAに立ち寄りカッパを脱いで再出発。二本松ICを降りて、IC近くのスーパーで買い出しをして無事あだたら高原野営場に到着した。
相変わらずトイレは汲み取りで汚いが、無料・屋根つきの大きな炊事場有・バイク乗入OK・徒歩圏温泉とトイレ以外は完璧なキャンプ場だ。その割にはファミキャンが少なくライダーメインのキャンプ場なのだが、これはトイレが汚いからだろう。そう考えると、トイレはこのままでも良い気がする。

テントを設営して、ここをキャンプ地とする!桜がまだ残っており、とても良い雰囲気だ。早速、自炊の準備に掛かる。去年の夏休み北海道からキャンプが出来なかったので、8か月ぶりの炊飯になったがうまく炊けた。この日のおかずは、スーパーで買った惣菜と、豚肉を焼く。外で食べるご飯は何でもウマイ。GWの時期は虫も発生していないので、テントを開けっ放しに出来るのも快適だ。
食事を済ませ後片付けをして、隣にある温泉へ歩いていく。隣、と言っても割と歩くがまぁ大丈夫だ。確か2年前に来た時に、表示に従って歩いたら遠回りだった気がするなぁ~って思っていたが、案の定遠回りだった。体育館とかの横を通り過ぎて、ようやく受付に到着。
スカイピアあだたらは、露天風呂は無いが浴槽は広くてサウナ・水風呂も完備なので良い。温泉と謳っているが、あまり温泉らしくないのがちょっと残念だが、キャンプ場から徒歩で来られるのだから贅沢は言えない。サウナにも入ったが、水風呂の温度が中々冷たくて長く入っていられなかった。

温泉から上がり、夜風に当たりながらマターリしてたら、夜の撮影をちょっとして、22時くらいに寝ることにする。ここからキャンプ生活の始まりなので、早寝早起きの生活も始まる。
宿泊地:福島県二本松市 あだたら高原野営場 無料
風呂:スカイピアあだたら 510円