■3日目 5/1(月) 天気:晴れ

走行距離:377.1km
山形県寒河江市から東北内陸を北上して秋田県に入り、1回由利本荘の沿岸近くまで行ってまた内陸に戻り、大仙市まで走った。
この日も朝5時頃起床。洗顔して朝ご飯の支度に取り掛かる。この日は朝からラーメンを食べる。ちなみに、キャンプツーリングに持っていくラーメンは、ほぼマルタイラーメンだ。割と美味しいし、棒状なのでスペースを取らないため重宝している。ラーメンを食べた後は、前日のご飯の残りへスープをぶち込み、雑炊にして食べる。
最近のキャンプ朝食のスタイルはこんな感じだ。ちなみに、雑炊のみの場合は前日のご飯を1.75合。ラーメンを食べる時は、1.25合くらいで炊いている。雑炊の素は個装されているが、ラーメンは2食SETなので、1度開けると連続で食べるようにしている。
朝食も済ませ、片づけるためベンチにテントの中の物を全部出して片づける。ベンチやテーブルがあると、コレが出来るので非常に捗る。このキャンプ場は2013年にシルビアで来ていたのだが、その時は連休初日ということで見晴らしが良く便利な場所に張れなかったので、このキャンプ場の印象はあまり良くなかった。だが、今回は展望も良く便利な場所を確保出来たから、印象がすっかり変わってしまった。中々良いキャンプ場だと思う。
片づけている途中に、昨日も話したおじさんが話しかけてきた。息子がまだ起きてこないので、ヒマしているみたいだからしばらく話をする。テント用品の話や、どこへ行っただなんだとかれこれ30分くらい話したろうか。昨晩に行かなかったので、若干の負い目を感じていたが、それも解消された。
おじさんと話してたおかげで出発が7:30と若干遅くなってしまったが、まぁ一期一会も大事なので良いだろう。出発する際に手を振って、最後の挨拶だ。早速北に向かおうと思ったが、ハイドラを見ると南の国道沿いに何やらCPがある。ハイドラでは、訳の分からない通り沿いの溜め池とかにも無駄にCPにしていたりするので拡大して見たところ、何と道の駅「あさひまち」だった。自分が持っている地図が古いので危うく取り逃すところだった。あまり遠回りでも無いから、早速行くことにする。
少し話が逸れるが、道の駅巡りスタンプラリーは2008年に始めたので、早いもので10年になろうとしている。昔は道の駅スタンプラリーが目的で出かけていたが、最近はとにかくバイクを走らせることが目的なので、段々と意欲が低下してきている。
ここ2年では、新しく訪れる道の駅は年10件台にまで低下していた。夏休みを北海道固定にしているので、中々新規ポイントには行けないのが原因だろう。それに対して年に20件以上道の駅が増えていくので、多少周っているにせよ制覇率が毎年下がってしまうので中々モチベーションが保てない。
道の駅スタンプラリーは中々大変だ。営業時間に縛りがあり、殆どの場所は営業時間内でしかスタンプを押せない。そして、毎年数が増えていくのでどんどんスタンプ帳も増えていく。クルマと違ってバイクだと積載に限りはあるし、雨も降るしで出来るだけ無駄な荷物は持っていきたくない。
と言う訳で、折角ハイドラCPに道の駅もあることだし、このCP取得で寄ったことにしてしまおうかと考えるようになっている。これなら時間に制限されないし、全てに実際に立ち寄る必要も無い。ただ新規オープンの道の駅に関しては、追加がみんカラ事務局の気分次第なので、既にオープンしているけどCPに無い場合が多発するのでそれが問題だ。北海道みたいな何度も訪れるところなら別に良いが、去年の四国も帰った後にCPが追加されている所も存在する。

話が若干逸れたが、出発が早いのでこの道の駅「あさひまち」も、スタンプは押せそうにないが諦めることにする。立ち寄ってCPを獲得し、写真だけは撮っておいた。
さて、これでようやく北上出来る。河辺町にもCPがあったので立ち寄り国道13号を北上する。道の駅「むらやま」は通過して、「尾花沢」に立ち寄る。そして、国盗り・道の駅「とざわ」CPのため少々国道47号に寄り道。この道は幹線道路ではあるが、最上川沿いなので景色は中々良かった。
再度国道13号に戻りようやく秋田県に入った。秋田県に入って最初の道の駅「おがち」に立ち寄る。ちょうどよい時間になったので昼食にする。秋田ということもあり、比内地鶏の親子丼にしてみたが、弾力があり噛み応えのある肉でとても美味しかった。また、カレーパンが揚げたてでオススメ、とあったのでそれも食べてみた。確かに外は揚げたてでアツアツだったが、冷凍を使っているみたいで中まで熱が通っていない部分が多々残っていたのが少し残念。
お腹も膨らんだところでツーリング再開。ここから1回沿岸方面に向かうことにした。国盗りと、道の駅「清水の里・鳥海郷」「東由利」がちょうど内陸と沿岸の中間地点にあったので、次回沿岸に集中出来るように取りに行くことにした。
道の駅「おがち」から一旦南に戻り国道108号に入ったが、この道が交通量が極少でとても走りやすい道で楽しかった。やっぱり東北・四国は交通密度が少なくて、走るのはとても楽しい。北海道はやはり次元が違うがワインディングは少ないので、そういう意味では楽しさでは東北・四国の方が上かもしれない。
由利本荘の市街地近くまで走り、そこから少し北上して今度は国道107号でまた内陸に向かう。これで中途半端な場所にある、2つの道の駅CPを取得し、国盗りも完了出来た。約2時間の寄り道となってしまったが満足。
ここでハイドラを眺めていると、国道沿いにCPを発見。調べてみたら、またもや新しい道の駅「うご」があった。地図には当然無かったのでまた取りこぼすところだった。危ない危ない。

道の駅「うご」に立ち寄り写真を撮る。今度は営業時間内だったのでスタンプも押せる状況だったが、スタンプ帳も無いし買うのも何だかだったので、スタンプは押さなかった。もうキリがないのでスタンプにはこだわらないと決めた、2017年GWだった。
とは言ってもCP取得のために走り回る。道の駅「十文字」「さんない」に寄り、横手市中心部にCPもいくつかあったので立ち寄った。
さて、そろそろこの日の宿を決めなければならない。比較的近くに、「横沢公園キャンプ場」があった。無料でバイクならすぐ近くに温泉があるみたいなので、この日はあっさり決まった。すぐ行くと時間が早すぎると思ったので、大曲周辺の国盗り・CP巡りをいくつか実施してから向かうことにする。道の駅「雁の里 せんなん」にもちゃんと立ち寄っておく。
美郷町のスーパーで買い出しをして、キャンプ場に向かった。ここは、ツーリングマップルではキャンプ場として扱われていないが、HATINOSUや旅風等のサイトでもここでキャンプ出来るということは確認出来ている。とりあえず現地へ向かったが、サイトは何となく分かったが、受付らしきところが分からなかったので再度サイトを確認。どうやら隣にある体育館で受付をするようだ。
受付を済まして横沢公園キャンプ場に到着。今の所誰も居ない。カレンダー通りだとこの日はただの平日だからか、久しぶりの孤独キャンプになるかもしれない。まぁここは人里から離れていないので孤独感は全く無い。管理人さんが言うには、屋根付き炊事棟にテントを張っても良いし、バイクを入れても良いって言ってもらえた。
確かに炊事棟に張れば、ペグも使わないから楽だし夜露の心配も無いので良いのだが、やっぱり雨でも無いのにそこまでするのは気が引ける。ここは乗り入れを黙認されているらしいので、通路に乗り入れてイス・テーブルが配置されている所に張ることにした。良い天気だから外に居たいしね。

テントを設営して、ここをキャンプ地とする!桜も残っているし、ちょっと先には大きな池もあったりと雰囲気は中々良い。トイレもまぁまぁキレイだし。ただ、トイレ・サイト・駐車場・炊事棟という並びになっており、駐車場が結構広いので、炊事棟まで行くのに若干遠いのが少し難点だ。しかし、無料なのだから文句を言ってはいけない。前述したが、炊事棟はバイクも余裕で入れられるくらいの巨大な物なので、雨の日でも逃げ込むことは出来ると思われる。

この日も終わっていく感じが、この夕闇で感じられる。良い空だった。
イス・テーブル完備なので、自前のは取り出さず炊飯してこの日も美味しくいただく。同士は結局誰も来なかったが、グラウンド方面からテニスか何かやっているのだろうか。声が聞こえていたし照明が付いていたので、孤独感は全く無かった。
後片付けをして温泉へ向かう。バイクで5分くらいの、中里温泉へ行った。ここも300円と格安でシャンプー等も完備。東北の温泉はどこも安いなぁ。ここは2つ浴槽があるらしく、広い内湯のみの浴場と、狭いけどサウナ・露天風呂がある浴場があるらしい。もちろん露天が有る方が良かったのだが、ちょうど同時に入る人が3人くらいいたから広い方に向かってしまった。
しかし後から見るだけみておけば良かった、と後悔した。確かに広くて良いだが、内湯だけだしあまり温泉らしく無い湯だったので、サウナと露天があった方が良かった。まぁキャンプ場も無料、温泉も300円なのだから文句は言ってはいけないか、と思うことにする。
しっかり温まり、キャンプ場に戻ってきた。キャンプの恒例だがしばらくマターリしてから、寝ることにする。
宿泊地:秋田県大仙市 横沢公園キャンプ場 無料
風呂:中里温泉 300円
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目