■4日目 5/2(火) 天気:晴れ

走行距離:344.9km
秋田県大仙市から秋田空港の方まで沿岸方面に進み、再度内陸に戻ってかなりウロウロしながら、大館市まで走った。
朝5時頃起床。洗顔して朝ご飯の支度に取り掛かる。この日も朝から良い天気だ。昨日空けたラーメンとスープ雑炊を引き続き食べる。

今年のGWはまぁまぁ天候に恵まれているが、キャンプ場によっては東側に障害物があると朝陽が中々入ってこない。このキャンプ場では障害物が無かったので朝陽がよく照らしてくれたため、4日目だしマットとシュラフをしばらく干すことにした。朝早く出て夕方遅くまで走っていると、中々干す時間が無いのでこういう恵まれた時にやっておきたい。

横沢公園も中々雰囲気が良い公園だった。花もあって、目を楽しませてくれる。
夜露も無かったので楽だったが、色々やっていたら出発が7:30になってしまった。まずは、一番近くにあった道の駅「なかせん」に行くべくバイクを走らせる。CPを取得したところ、道の駅の隣にコインランドリーがあった。この日は4日目なので洗濯をしなければ、と思っていたので、早速立ち寄ることにした。
話は逸れるが、基本的にバイクツーリングだと着替えは3日分持参している。なので、ロンツーだと2回は洗濯する必要がある。キャンプ場にコインランドリーが付いていれば夜とかでも出来るのだが、中々そう恵まれるとは限らない。考えてみれば今年は8泊9日の予定だったので、もう1日分増やしておけば途中の洗濯は1回で済むのだが、そこまで考えていなかった。
自転車で北海道に行っている人の旅行記をよく見るのだが、その人は毎日キャンプ場で洗濯をして乾かしながら走っているらしい。自分も参考にしようと思い、手洗い洗濯袋みたいなのを買ってみたのだが、やはり面倒臭くて結局金と時間を掛けて、文明の利器を使う方が良いと考えるようになってきた。意外とコインランドリーもすぐ見つからないケースが多々あるし、スマホで検索しても微妙だったりするので、ある時にしとくのが一番だと考えている。走る時間が減ってしまうのがもったいないが、キャンプ場のマターリする時間も大事にしたいのでどっちを犠牲にするか、だけの選択だと思う。
洗濯をしている間はヒマなので、国盗りのポイントを地図上に書き込む作業をしていた。これをしておくと、取りこぼす確率を下げることが出来る。今回は直前まで東西どちらに行くかを決めかねていたので、いつもなら事前準備を割としておくが今回はする時間が取れなかった。この作業のおかげで楽に周れる。
そんなことをやっていたら乾燥まで終わったので、畳んで撤収。1時間くらい掛かってしまったが、その間も有効に使えたしずっと走り回っているのだから、休憩と思うことにする。この時間でこの日のルートを大体決めることが出来た。当初は青森まで行こうかと思っていたのだが、沿岸秋田市内陸部にもやはり国盗りが結構あるので、それを潰しこんでおこうかと考えた。なので、ある意味道の駅「なかせん」で洗濯が出来たのは良い方向に行った、と自己解釈している。
ウロウロしながら秋田空港まで到達して、空港のCPも取得。空港への道は基本的に整備されているので、快適に楽しく走れた。そこから戻ろうかと思ったのだが、基本的に同じ道を通るのは嫌なので、違う道を通ろうかと思っていた。しかし、秋田市街方面に向かう道に入ったところ、高規格道路になっており中々降りれなくて大分行き過ぎてしまった。
何とか内陸方面の国道13号から46号に戻り、道の駅「協和」に立ち寄る。ちょうどよい時間だったので昼食にする。道の駅周辺が公園になっており、桜が良い感じになっていたので、弁当でもあればそこら辺のベンチにでも座って食べようかと思ったが、良い弁当が売ってなかったので食堂で昼食にした。稲庭うどんと天ぷらのセットにしたが中々美味しかった。ここで何故か、両隣テーブルに外人が居てチョコをくれた。メニューについて軽く聞かれたので、たどたどしい英語で簡単に答えた。
お腹も膨れたところでツーリング再開。国道46号を角館方面へ向かった。角館市街には寄るつもりが無かったが、ハイドラのCPがあったので寄ってみた。

川沿いの桜並木がちょうど見ごろを迎えていた。素晴らしい並木にしばし写真を撮る。後ろに雪がかぶった山があるのが実に良い。

強い風が吹くと桜が大量に散っていた。大きい写真で見ると、多少は分かると思います。
撮影を楽しみ、引き続き北上する。国道105号を北秋田に向かって走る。途中、田沢湖への分岐までは交通量がそこそこあったが、それ以降は激減したため、楽しく走れた。この道は何度か走ったことがあるが、結構お気に入りな道の1つでもある。展望も良く交通量も少なければ、皆良い道だと思う。
阿仁のコンビニで休憩して、国盗りをしながら大館能代空港へ向かった。能登空港とここは、珍しく道の駅と併設している空港だ。ということは駐車場代がタダなんだろうな~って思ったが、恐らく便数も周辺人口も少ないのだろう。CPを順調に取りつつ、道の駅「ふたつい」「たかのす」「ひない」も寄っておく。
そうこうしてたら、本日の宿を決めなければならない時間になってきた。青森まで行ければなぁ~って思っていたが、やはり朝の洗濯が響いており、まだ回りたいところもあったため、青森県に入るのは少し厳しいと判断。調べてみると、大館に無料・乗入OK・徒歩圏温泉と完璧なキャンプ場があるようなので、この日のキャンプ場を「田代スポーツ公園キャンプ場」に決めた。
宿も決まったことだし、引き続き走る。十和田湖の麓まで国盗りをしに行き、また大館に戻ってきてスーパーで買い出し。そして、田代スポーツ公園キャンプ場に到着した。最初にサイトに行って受付を探すが見当たらないので、スマホで見てみると道路を挟んで向こう側の体育館で受付をしているらしい。
ちょっと距離があったので、バイクで行って受付完了。クルマも乗入可能な区画サイトがいくつかと、広めのフリーサイトが1ヶ所あったが、区画サイトが空いていたのでそちらに決めた。ここで積載している荷物を見たら愕然とした。買い出し時に購入した2Lペットボトルお茶が無くなっていた。固定ネットで覆うようにしているのだが、どうやら伸ばしているため格子部が大きくなってしまい、そこから落ちたようだ。空けてないのにショックだった。まぁペットボトルなので、バイクが猛スピードで踏まない限りは大きな問題にはならないだろう。

テントを設営して、ここをキャンプ地とする!炊事棟は広くはないが屋根付きで、トイレは汲み取りだがそこまで強烈な匂いはしなかったので、無料なら必要十分だ。区画サイトが取れたら、1人には必要十分なスペースがあるので非常に快適にキャンプが出来るだろう。展望とか景色はあまり良くは無いかな。しかし、今回の旅では4泊でキャンプ料金を200円しか払っていない。貧乏旅行者にはとても東北はありがたい土地だ。
この日の同士に3人組のバイク乗りも来ていて、その中に沼津ナンバーのバイクが居たのでちょっと話をしたところ、三島の方らしい。こんな東北の僻地で、同じ静岡の人と会うなんて奇遇なもんだ。
炊飯してこの日も美味しくいただく。翌日は雑炊にするつもりだったので、米を1.75合ほど炊いた。この日は他にもキャンプ客がバイクが5台。クルマが2台居たが、あまり大騒ぎする人たちもいないので気にならない。

後片付けをして温泉へ向かう。大体温泉徒歩圏と言っても、何だかんだで歩くと5分以上掛かることが多いのだが、ここは本当にすぐそこだ。3分も掛からないくらいだろうか。サイト自体が極端に大きくないからもあるだろうが、これだけ近いとありがたい。たしろ温泉ユップラへ行った。ここは350円と、一体東北の温泉は何故こんなに安いのだろうか。シャンプー等も付いてるし。
残念ながらあまり温泉らしくは無かったが、サウナ・露天風呂も付いているし、やっぱり風呂に入ると非常に気持ちが良い。
しっかり温まり、キャンプ場に戻ってきた。既に静かになっていたので、しばらくマターリしてから、寝ることにする。天気予報では、翌日は冷え込むらしいから、ヒートテック上下をしっかり着て寝ることにする。
宿泊地:秋田県大館市 田代スポーツ公園キャンプ場 無料
風呂:たしろ温泉ユップラ 350円
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 3日目
Posted at 2017/06/11 23:53:48 | |
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東北2017 | 日記