
■2日目 4/29(日) 天気:晴れ
走行距離:378.1km
兵庫県豊岡市から日本海側を走り鳥取県に入る。そこから鳥取市を経由して再度兵庫県の内陸中部を巡って、また鳥取県に入り倉吉市まで走った。
5:00頃起床。相変わらずキャンプ生活を始めると明るくなると目覚めてしまうので、健康的な生活を送ることが出来る。早速朝食を自炊して、美味しくいただく。
お腹も膨れて後片付けをしてテントを片付けていると、1組のカップルが声を掛けてきた。どうやらハイドラーの方のようで、トップケースに貼っているステッカーを見つけてくれたみたいだ。折角なのでハイタッチをするため、まだ出掛けることが出来なかったがハイドラを起動してみた。
話してみると、その方も毎年夏休みに北海道に来ているみたいで、よく私のアイコンを見かけるらしい。「毎年居ますよね?」と聞かれたので「毎年行ってます!」と答えた。セローっぽいバイクだったが神奈川の方のようだ。神奈川からセローで2ケツでキャンプとは中々根性が要りそうだ。
キャンプ場での出会いを楽しみ、テントを片付けて8:00頃出発する。前日寄った城崎温泉とは逆方向に向かい、海に近い道で西へ向かう。道中は、日本海沿岸の適度なワインディングで交通量も少なくてとても楽しいツーリングだ。途中で、「城崎マリンワールド」「猫崎」CPも取得出来た。
順調に道の駅「あまるべ」に到着。ここは餘部橋梁の鉄塔が有名な所だ。駅がかなり上にあり、エレベーターが付いていたので寄ることにした。

今は改修されて立派な橋脚が出来ているが、昔の鉄塔も残されている。

餘部駅に到着。時刻表を見ると、1日に4~5本かと思っていたが意外と便はあるようだ。

上からの眺めは中々良い。

昔の線路も残されていて、この上を歩くことも出来る。「餘部橋梁」も名橋CPになっていたので、もちろん取得しておく。
餘部駅を楽しみ、国盗りをしながら更に西に向かって行く。

「大引の鼻」のCPを取得しながら、鳥取県に入ったところの景観が良かったので、ちょっと止まってみた。

バイクも撮影。そしてツーリングマップルを関西⇒中国・四国に変える。
「陸上岬」のCPと道の駅も取得して国盗りも進めていけたので、鳥取の観光名所「鳥取砂丘」に行くことにした。観光名所CPも取得出来たのでもう用事は無いのだが、折角久しぶりに来たので砂丘も見て行こうかと思って進む。すると流石連休なので駐車場待ちの大渋滞が発生していた。すり抜けて行くスペースもあまり無かったので、駐車場満車って札を掲げていた兄さんに、「空きスペースで良いから停めさせて」、と言ったが断られてしまった。1台許すと次から次へと来るから、とのことらしい。
まぁ言わんとすることは分かる。鳥取砂丘は何度か来ているのもあって、渋滞を越えてまで見たいとも思えなかったので去ることにした。県庁所在地なので鳥取市街にCPもたくさんあった。「鳥取城」「若桜街道」「宇倍神社」「県庁所在地」「智頭橋」に1つ1つ寄って、何とかGet。国盗りも市街中心部は何とか取得出来た。
どうやらこの日は、鳥取市街のメインストリートでお祭りが開催されるようで、もう数時間遅かったら交通規制が入っていたようだ。流石にそこまでの細かい情報を仕入れてなかったので、ラッキーだった。
これで鳥取市街に用は無いので、今度は国道29号に入り再度兵庫内陸に向かう。国盗りと道の駅CPを取得しつつ、県境の戸倉峠に向かった。この峠、昔は山陽⇔山陰の縦貫道としてそこそこの交通量があったと思うが、今はもう少し西に鳥取道が出来たので、交通量がとても少なかった。それでいて峠だし、登坂車線も整備されていて中々ダイナミックなワインディングを楽しむことが出来てご満悦。

道の駅「波賀」に到着し、そろそろ良い時間になったので昼食を取る。お腹も膨れた所で、ツーリング再開。国道29号を南下しながら国盗りをしつつ、道の駅「みなみ波賀」「播磨いちのみや」と「伊和神社」のCPを取得出来たので、再度国道29号を北上して、国道429号に入った。
千種辺りで国盗りをGetして、良く見るとちくさ高原方面にCPがあった。往復30km程度だろうか、仕方ないので進んで行ったところ、高原で涼しくかつ交通量も皆無な道だったので、とても楽しかった。無事「千種川」のCPを取得出来た。
CP辺りはスキー場になっていたが、そこに大量のバイクが集まっていた。パッと見しかしていないが、駐車場にパイロンがたくさん立っていたから恐らくどこか主催のライディングスクールのようだ。こういうのにも一度は出てみたいなぁ、と思いつつ中々行動出来ていない。
千種に戻り、道の駅「千種」でCPを取りつつ休憩する。しばし休んで西へ向かい国道373号に合流して、道の駅「宿場町ひらふく」のCPも取得し、鳥取道に入った。
鳥取道は、対面通行だが無料の自動車専用道路で快適だ。これまで兵庫県だったが、鳥取道の途中で岡山県に入った。この国道373号沿いには、知る人ぞ知る「宮本武蔵駅」というのがあり、コロプラ土産「武蔵の刀」SPOTにもなっているみたいなのでICを降りる。しかし、どうも取得可能範囲が狭いようなので、結局武蔵の里まで行かないと取れなかった。
何とかコロプラ土産を取得して、再度鳥取道には入らずに国道373号を進んだ。ちょっと外れた所に国盗りがあったので、寄り道をし道の駅「あわくらんど」を通過して、今度こそ鳥取道に入る。
峠のトンネルを抜けると鳥取県に再度入り、鳥取道のPAにもなっている道の駅「清流茶屋かわはら」で休憩。鳥取向きの下りは空いていたが、鳥取からの上りは結構な混雑になっていた。
そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。と言っても、元々キャンプ場のリストを作りながらある程度の計画は立てていたのですぐ決まった。鳥取県倉吉市にある大山の麓、「大山池野営場」がなんと無料で乗入も出来て、温泉も近めと良さそうなキャンプ場があった。なので、予定通り鳥取県倉吉市のキャンプ場に向かうことにした。
宿も決まり道の駅を出発。鳥取道鳥取ICで降りるつもりだったが、持っている地図が古いので鳥取西ICというのが出来ていた。鳥取市から西へ向かうつもりだったので西の方が良いかと思い、そちらに向かってみた。後から確認すると、若干のショートカットが出来たよう。中国・四国地方のツーリングマップルは2014年版なので、そろそろ買い替えるべきか悩みどころ。
山陰地方はほぼ未踏の地なので、今回全て国盗りやハイドラを完了させることは、隠岐の島がある時点でかなり厳しいと思われた。こういう時はなるべく次に繋がるように残したいと思っているので、今回は主に内陸を攻めることにし、隠岐の島等に行く際に海岸沿いを通っていけば、大体制覇出来るように残すことにした。
湖山池の南側を通る県道21号をひたすら走って国盗りを進めていく。投入堂や三朝温泉等の観光地を横目にひたすら走って行った。内陸に入ると交通量が少なくて、とても走っていて楽しい道だった。
倉吉市に入って市街方面に向かうと、「打吹公園」CPを取得したのでこの日のノルマは達成出来た。コンビニに寄って買い出しをして、キャンプ場に向かう。
普通に行こうとすると、国道等を通って行くのが分かりやすそうだが、交通量が多いと思われる。迂回出来そうな県道もあったが、途中から農道or市道になるようなのでちゃんと行けるかが微妙な所。
という訳で、おとなしくGoogle先生に聞きながら行くことにした。最近のGoogle先生はとにかく最短距離を突き進む傾向があるのでクルマだと嫌な道があったりするが、バイクなら全く問題無い。
コンビニを出発して、指示通り進んでいったら全く混雑も無く30分くらいでキャンプ場に到着した。翌日も休みなので、結構な家族連れのテントが張られていたが、バイク乗りも一部いるようだ。

初めてのキャンプ場なので、まずは偵察を。事前のクチコミ通り平坦な場所は少なく、炊事場も無くただの水道栓が1個あるだけのシンプルなキャンプ場だ。
でも大山池に隣接して景色も良いし、道路を挟んで立派なトイレはあるから問題無い。なにより無料なのでここに決めた。翌日は、鳥取南部から岡山北部を巡る予定だったので、連泊しテントを張りっぱなしにして出かけることにしよう。早速バイクを乗り入れてテントを張り始める。

テントを設営して、ここをキャンプ地とする!連泊予定なのでタープも張ってみた。結構混雑していたので、ちょっと高台になっている狭い場所しか空いてなかったからタープを張るのに苦労した。
早速米を水に浸けてしばしくつろぐ。キャンプはやはりこの時間が至福の時。近いとは言え、残念ながらまだバイクに乗らなければならないので、ブーツとズボンは履いたままだが、ジャケットを脱げるだけでもありがたい。

良い感じに夕焼け空になってきたが、テント・タープを張っていたので時間があまり無く、食事を作ることにする。翌日も晴れの予報なので、また似たような景色を見ることが出来るでしょう。ご飯が炊けたので食べたが、この日も美味しくいただいた。
食事を済ませ後片付けをする。しかし、ここのキャンプ場は水道が1つ。しかも炊事場とかじゃないので洗い物が非常にしにくい。ウ○コ座りをしながら何とか洗うが、家族連れキャンパーだと洗い物が多いのでかなり待つハメにもなった。まぁ、無料のキャンプ場なのでそこまで求めてはいけないかもしれない。片づけを終え、しばらくゆっくりした後に関金温泉へ行くことにした。キャンプ場からバイクで10分弱で着くためありがたい。

温泉地なので共同湯等を含めて色々あるが、クチコミでもオススメしており洗い場がちゃんと付いてるらしい湯命館にしてみた。まともな道で看板に従って駐車場に止めて向かったが、入口が真反対にあって遠かった。しかも、その入り口側にも駐車場があった。翌日も来る可能性が高いのでしっかり覚えておくことにしよう。
関金温泉は放射能泉のようで、三朝温泉と同じ泉質のようだ。確かに無色透明で匂いも無く、あまり温泉らしさは感じられなかったが、広いお湯でキャンプ場から近ければそのようなことはどうでも良い。露天風呂付でサウナ・水風呂も完備なので良い。疲れた体に温泉はとても気持ちが良い。温泉でしっかり温まり、サウナ・水風呂のセットもきっちりこなす。入浴料は720円とまぁこんなものだろう。
温泉から上がりしばらく休憩してからキャンプ場に戻る。乗入可能な所は夜になってバイクで乗り付けるのが若干気が引けるので、気を使いつつなるべく早めにエンジンを切る。結構混雑していたが、やはりGW中のキャンパーはマナーが良いのが多いので、静かでありがたい。夜風に当たりながらしばらくマターリして、22時くらいに寝ることにする。
宿泊地:鳥取県倉吉市 大山池野営場 無料
風呂:関金温泉湯命館 720円
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