■7日目 5/4(金) 天気:晴れ
走行距離:341.2km
広島県広島市から広島県西部・山口県東部を通りながら国盗り・CP巡りをした。その後、山口県萩市まで走った。
6:30頃起床。天気予報通り、起きてみるととても良い天気だった。出発には絶好の天候だ。
朝食を食べてバイクを見に行くと、どうやら昨晩雨が降ったようで、またもやカバーの凹みに水が溜まっていた。出来ればカバーは乾かした上で収納したかったので、水を振り払いカバーを干す。そこまでずぶ濡れでも無かったので、チェーンメンテまでは良いだろう。
カバーも乾いたので、荷物をまとめて再度バイクに載せる。そして8:40頃親に見送られながら実家を出発した。
まずは国道191号へ向かうために進む。途中、動物園CP「安佐動物公園」があったのでちょっと寄り道して取得。太田川沿いを眺めながら走って朝で天気も良くて非常に気持ちが良い。無事に国道191号に合流したので、そこから西へ進む。この国道191号は広島市から山中を抜けて、日本海側を通って最終的には山口県下関市まで繋がる長い国道だ。
とはいえ、この山の中だと交通量も少なく快適に走れる。順調に、安芸太田町加計に到着。ここから少し国道186号に寄り道して、温井ダムに向かった。

私は、ダムカード収集やダム自体に興味がある訳では無いのだが、ダムは大体山の中にあるからツーリング的にも眺めも良いし、周囲が公園として整備されているところが多いので、雰囲気も良いので割と好きだ。
今回は、コロプラ土産「温井ダムのパズル」があったから、寄ってみた。無事位置登録して取得出来た。

折角止まったので、少しばかり撮影。撮影を楽しみ早速出発。ここからの国道186号は、交通量も少なくてとても楽しく走ることが出来た。次は、また国道191号に県道を使って戻ろうかと思っていたが、県境がすぐだから国盗りのため、一瞬だけ島根県に入っておく。引き返して、県道307号から国道191号に向かった。
国道191号に合流して、西に向かう。すると、またも島根県に入ってしばらく走ると、道の駅「匹見峡」があったので寄っておく。途中の道は、ここら辺も豪雪地帯なのだろう。道が広くてとても解放感がある。
匹見峡からは、山口県東部・島根県南西部の巡りをするため、走ってきた国道191号を広島方面に折り返した。しばらく走ると、聖湖キャンプ場の標識があった。ここは無料のキャンプ場で中々良いらしいが、実家からも近いのであまり利用する機会は無いかもしれない。
聖湖を超えると三段峡に入る。ここら辺は紅葉の名所らしくて、この辺りまで来るとクルマも増えてきてしまった。三段峡周辺を散策する観光客達かもしれない。
色々周っていたら、まだ広島県から出ていないが良い時間になってきたので、昼食を取る。何を食べようかと思ったが、もう広島に居るのも最後だと思われるので、お好み焼にしようかと考えた。安芸太田町戸河内地区なら何かあるだろう、とGoogle先生に聞いてみたらあっさり国道沿いに見つかった。

「かずちゃん」という店に入ってみる。途中までの道は、非常に隠れ家へ向かうような感じがしたが、店の中は至ってキレイだった。お好み焼を美味しくいただく。
お腹も膨れたところでツーリング再開。先程もちょっと走った国道186号を今度は山口県側へ向かう。この区間は、中国道と並走していてハイドラを見てると、高速は直線よりに作られているが、国道はグネグネの山道だった。個人的にはこちらの方が、先導車さえ居なければ楽しくて良いのだが。幸い、交通量も少なくて快適に走れた。
廿日市市吉和の集落を抜けて、国道434号に寄り道をし山口県に到達。バイクで中国地方を走るのが初めてだったので、一番西側の山口県に入れたとこでご満悦。この国道は若干の酷道だったので、対向車に気を付けながら進むと名水CP「寂地川」を取得出来た。このCP目的に酷道に入ったので、再度国道186号に戻るため引き返す。
またも広島県に入って、国道186号を南下する。途中道の駅「スパ羅漢」を通過して、弥栄湖から県道116号へ合流すると、山口県に入った。コンビニで休憩して、国道187号を今度は北上する。巡りのためとはいえ、北へ行ったり南へ行ったり、中々大変だ。
国道187号は錦川沿いで中々良い道だった。道の駅「ピュアライン錦」を通過して、少し北上すると今度は島根県に入った。ここら辺は、至る所で県が変わるので面白い。
中国道六日市ICを通過して、道の駅「かきのきむら」で休憩する。休憩も終わり、少し戻り県道3号・226号・大規模林道経由で津和野まで出てきた。津和野は、山陰の小京都と呼ばれている街なので、ハイドラCP等もたくさんあるが、意外と時間が押しているためキャンプ場に入るのが遅くなりそうだった。どうせ島根西部は翌日たっぷり周るつもりだったので、またの機会にしよう。
このようなことを考えながら、国道9号に合流して山口市方面へ進む。山口県に入ってすぐにある、道の駅「願成就温泉」を通過して、道の駅「長門峡」で休憩。
そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。と言っても、実家でマターリしていた時に考えていたのですぐ決まった。山口県萩市に、山の中だが安くて温泉隣接の「阿武川公園キャンプ場」があった。なので、予定通り山口県萩市へ向かってみよう。
しかし、もう1つ問題があった。1泊にするか2泊にするかだ。当初の予定では、翌日は島根県西部から山口県北部を巡り、そして連泊して山口県西部を周りながら、九州へ渡って門司港からのフェリーに乗ろうと考えていた。
ただ、どうにも行く前から天気予報が変わらない。6日(日)から西側から天気が下り坂になりそうなのだ。これだと、門司港からのフェリーに乗るのに、雨の中時間を潰さなければならないし、大阪~静岡まで雨の中を走らなければならなくなる。
幸か不幸か、どうも名門大洋フェリーの一部船舶に不具合があったらしくて、長期連休中にも関わらず便数を少なくして運転をしているらしい。そのため、キャンセル費用は掛からない、と謳っていた。それもあって、雨の中走るのも嫌だし雨の中粘ってもしょうがないので、フェリーをキャンセルして自走で帰る、というのも選択肢として頭の中にあった。
どっちにしろ、翌朝の天気予報を見て決めれば良い。なので、今回の受付では一泊して、翌朝の天気予報次第で連泊するかの判断をしよう。ただ、この時期の天気予報は割と信用できるので、あまりうまくは行かない可能性が高いのではないか、と踏んでいた。
そんなことを色々考えながら、道の駅「長門峡」を出発。ちなみにこちらは、"ながと"ではなく、"ちょうもん"と呼ぶらしい。
国道9号から国道262号に合流し、萩へ向かう。道の駅「あさひ」を通過した。ここから国道262号をそのまま行けばキャンプ場に直行なのだが、途中に買い出しが出来なかったので、県道32号で萩市街に向かった。途中の道の駅「萩往還公園」を通過して萩市街に出ると、交差点にマックスバリューがあったから、キャンプの買い出しをした。
国道262号と県道67号を15分くらい走ると、17:20頃阿武川温泉が見えてきた。事前情報だと温泉の横広場がキャンプの敷地らしい。温泉の方に向かって行くとすぐにサイトが見えてきた。ファミリーとライダーが6:4くらいで、サイトの半分くらいが埋まっているような感じだ。
温泉の窓口で受付をして、早速どこにテントを張ろうか見渡す。温泉の建物に近い側にイスがたくさん設置されていて、屋根までは無かったが東屋のようになっている場所があった。ここがどうやら誰も使っていなさそうで、その東屋と駐車場の間に、ちょうどソロテントなら張れそうなスペースがあったので、そこに張ることに決めた。

テントを設営して、ここをキャンプ地とする! 利用料は310円と北海道並で、温泉がすぐ近くで川も近くの中々ロケーションが良いキャンプ場で気に入った。やっぱり温泉徒歩圏のキャンプ場が自分の中ではポイントが高い。

サイトから少し歩くと、川があってダムが見えるというのは中々良い。そしてイス等が完備していると、自前のを出さなくて済むし、設営・撤収時も捗るので助かる。
早速米を水に浸けてしばしくつろぐ。キャンプはやはりこの時間が至福の時。実家で楽な生活をしていたが、やはりキャンプは非日常を気軽に味わえて楽しい。温泉が隣接なので、もうバイクに乗らなくて良いからブーツやジャケットを脱いでジャージに着替える。
食事の支度をして、美味しくいただく。今回、いつも通りの食料やコーヒーを持ってきていたが、実家に3泊したので余裕で余りそうだ。どちらにせよ、翌日で最後のキャンプになるだろう。
夜も暮れてきたところで温泉に向かう。露天風呂もサウナもあってしっかり温まる。風呂上りにしばらく休憩してからキャンプ場に戻る。家族連れが多かったが、全く騒がしくなくありがたい。夜風に当たりながらしばらくマターリして、22:00くらいに寝ることにする。
宿泊地:山口県萩市 阿武川公園キャンプ場 310円
風呂:山口県萩市 阿武川温泉 410円
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