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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2019年04月30日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 4日目 長崎県対馬南部周遊


■4日目 4/30(火) 天気:曇り後夕方から晴れ

走行距離:206.6km

 長崎県対馬の厳原を出発して、南西端の豆酘埼へ向かう。その後対馬下島の中間辺りを横断して厳原近くまで戻り、北上した。

 6:30頃起床。流石にホテルのベッドは至極快適だ。とてもグッスリ眠れた。

 折角ホテルにいるのだがら、朝シャンを浴びてサッパリする。



 そして窓の外を見ると、路面はまだ乾いておらず山には靄が掛かり若干の霧雨が舞っているような感じだった。カッパを着るまでのことは無いが、まだ完全復調とは言えない感じだ。天気予報を確認してみると、今日明日と曇り後晴れになっていた。この日のち晴れなら翌日も朝から晴れてくれれば良いのに、と思ったがこればっかりは仕方がない。

 出来るだけ路面が乾いた状態で走りたいため、そんなに朝早くから出発する必要は無いかと考えた。予定通り、7:00~朝食を食べて8:00過ぎには出発すれば良いだろう。

 早速7:00前になったので1Fのロビーに向かうと、既に何人か列を作って並んでいた。東横INNの朝食は品数は多くは無いがバイキングなので良い。お腹一杯食べて、食後にコーヒーを飲んで一息ついた。

 TVを見ながらしばらく寛いで、歯磨きを済ませてそろそろ出発することにしよう。チェックアウトを済ませてバイクに向かったが、荷物満載にも関わらず相変わらず何もされていなかった。対馬は外国人観光客も多いので若干不安だったが、やはり日本は治安が良い。外国人と言っても、工業都市じゃなくて観光地であれば、それなりの裕福な人でないと日本まで来ないはずだから、そんなに懸念する必要は無いような気がする。

 8:30頃たっぷり寛いだ東横INNを出発した。まずはどこへ行くかだが、やはりほぼ一周したいため、とりあえず南西端の豆酘埼へ向かうことにしよう。厳原港近くに漁火公園という見晴らしの良い所があるみたいだが、天気が良くなかったのでPASSする。

 厳原港への分岐から県道24号に入りしばらく行くと、あっという間に街が終わって秘境感が出てきた。壱岐島は全くそんな感じはしなかったが、これも島の醍醐味かもしれない。後から調べたら、対馬と壱岐島は面積は5倍くらい対馬が大きいが、人口は殆ど同じのようだ。ということは、対馬は人の住んでない場所が多い、ということになるから、秘境感が出るのも当然だろう。



 しばらく軽快に走っていると先導車にも捕まったところで、良い景色な場所があったから停まってみた。



 山間部に靄が掛かり、道と海も見えて幻想的な光景で、これなら多少曇っていても良い感じだ。この日は急ぐ必要が殆ど無いので、貪欲に観光地や撮影をしていきたい。こういう時に天気が良ければもっと嬉しいのだが、こればっかりは仕方がない。

 しばらく走ると、県道192号との分岐が出てきた。豆酘埼に向かうには県道192号に入るのが早そうだが、なるべく1周する形を取りたいので、そのまま県道24号をトレースするため左折する。ツーリングマップルには、半島を周遊するルート・時間が掛かる。とあったので険道を覚悟していたが、殆ど離合可能(バイクだからだが)だったため、特に問題無く進むことが出来た。

 ちょっとした集落を抜けつつ豆酘の街に来たので端っこに向かうが、標識の案内が**山公園とか出ていて「豆酘埼」の文字が消えてしまった。一抹の不安を感じつつ、四輪なら絶対すれ違えない狭い道を抜けていくと、絶景が広がってきた。



 とりあえず灯台に登ってみる。前に対馬に来た時もここには来たが、やっぱり記憶が曖昧になっている。灯台からそれなりの景色が見れたような気がするが、木が生い茂っててまともに景色が見れなかった。こんな残念な所だったっけ?と思い返す。来ない間に木が成長してしまったのだろうか。灯台麓からの景色が良いだけに残念だった。



 灯台付近の高台からの景色は見れなかったが、麓の景色はキレイだ。雲は多いが絶景が広がっている。対馬の景色も中々良い。

 この豆酘埼灯台の手前にキャンプ場があったので少し覗いてみたが、東屋は朽ち果てて進入禁止のバリケードがあり、炊事場の水は出なかった。トイレは使えるのだろうか。展望が良さそうなだけにここでのキャンプも楽しそうだが、炊事場が使えないのと温泉がかなり離れるのが辛いところだ。

 豆酘埼の散策を楽しみ、県道24号に戻って北上する。ショートカットの県道192号との交差点に出てきたが、小茂田方面に左折し引き続き県道24号を進む。

 ツーリングマップルではこの先県道24号が途切れるようで、行けないかと最初は思った。しかし、色々調べていくと迂回舗装道があるみたいで、ストリートビューにも載っていた。それを見る限りでは充分走れそうなので進んで行く。途中確かに狭い所はあったが、バイクキャンプ道具満載でも特に不安になるような道では無く順調に進む。

 ちなみに、Google MAPではこの迂回道も県道24号の表示が出ていた。ゼンリンを使っているYahoo地図やツーリングマップルでは表示されておらず、県道未満の表示しかされていなかったので、どちらが合っているのだろうか。個人的には、県道指定されているとよっぽどの山奥にでも行かない限り、最悪でも舗装はされているから安心出来るのだが。



 再度県道まで戻ってきて、椎根の石屋根倉庫という物があった。どうやら、高床式の食糧倉庫等に使われていたようだ。ツーリングマップルには、対馬特有の建築物ということで停まってみた。



 バイクとも一緒に撮影。ここら辺まで来ると大分天気が回復して、雲が明るくなってきた。石屋根の撮影をしていると、田舎あるあるでもある、小学校高学年くらいだろうか、軽トラの荷台に3人ほど男の子を載せたのを見つけて何となくほっこりする。

 すると、大きな声で挨拶をされた。びっくりしたが、こちらも負けじと大きな声で返しておいた。何だか気分も良くなりありがたい。

 撮影と挨拶を楽しみ出発すると、県道44号との交差点に出た。この県道24号を進むと下島をほぼ1周出来るのだが、ハイドラマップを見ると県道44号の沿線上から、良い展望と書いてある「上三坂公園」の近くにダムのCPが見つかった。

 ダムは、全部集めることは出来ないと思っているのでスルーしても良かったが、もし集めたくなった時にまた来るのも面倒なので、対馬に関しては全CPを巡ろうかと思っていた。よって、県道44号方面に進むことにした。天気も回復してきたし、展望が良いのも見れるとありがたいのだが。

 この道、ツーリングマップルでは「道狭く対向車注意」とかあったので覚悟していたが、拡幅工事が完了しておりとても走りやすく楽しい道だった。峠を貫通するトンネルも出来ているみたいで、さすがに5年前のツーリングマップルからは道も新しいのが出来ている。

 ただ、新しいトンネルを抜けるとダムが遠くなってしまうので、「上三坂公園」と案内が出てたところから旧道に入る。なるほど、確かに狭くてウネウネな道が続いている。昔は大変だったな、と思っていたら何と大型バスが対向車として突っ込んできた。バイパスが出来ているのに何でこんな所にバスが・・・とびっくりしたが、上三坂公園でも行ってきたのだろうか。そのくらいしか、寄りそうな所は無いと思うが。

 バスをかわして旧道をしばらく登っていくと、段々霧が出てきてしまった。天候が良くなってきたとはいえ、標高の高い所はまだ靄が掛かっていたみたいで、こちらに来たことを若干後悔した。もうしょうがないのでそのまま進む。上三坂公園の入口まで来たが、濃霧で全く見えない状況だったので寄らずに立ち去ることにした。



 気を取り直して鶏知ダムに寄ってCPをGet。人も全くおらず、一服休憩して出発し、国道382号に戻ってきた。

 そろそろ良い時間になったので昼食は何を食べようかと考えていた。CPを取りに対馬空港に行く予定だったので、最悪そちらにしようかと考えていたが、良さそうな所が見つかった。



 対馬もうどんを推しているみたいだ。そういえばホテルの前のショッピングフロアーにもうどん屋があった気がする。



 海鮮丼とうどんセットにしてみたが、これで1,080円だったので、中々オトクだと思う。うどんだけかと思ったが、刺身定食とかもあって中々オススメ。ようやく、まともな海鮮物を食べることが出来た。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。博多港で給油はしたが、やっぱり色々走り回っていると、ガソリンが無くなってきた。島のガソリンは高いのであまり入れたくなかったが、ガス欠が近くなると精神衛生上良くないのでENEOSがあったから給油しておいた。

 予想通り170円/Lと高額だったが、仕方がない。バイクなので給油量もたかがしれてるから諦める。給油後、前述したように、対馬空港に向かった。



 対馬やまねこ空港で記念撮影。もちろんCPもGetした。折角なので少し中に入ってみたが、建物はかなり年季の入った感じだ。ここはANAがメインの航空会社のようで、私はANAを贔屓にしているから、何となく嬉しかった。

 対馬空港を出発し、万関橋のパーキングに次は行ってみよう。



 赤い橋がドンと建っている。



 しかし、ツーリングマップルでも対馬の観光案内でもこの万関橋を結構推しているが、個人的にはそこまで良い景色とはあんまり思わない。前回来た時もそう思ってしまったが、両方とも天気が良くないからだろうか。



 上島と下島を繋いでいるので交通の要所ではあるが、とりあえず橋の上から景色を楽しんでおく。

 万関橋を出発すると、すぐにあそうベイパークの看板が見えた。対馬で数少ない通年可能なれっきとしたキャンプ場なのだが、HP上だと1泊2,000円だったので、あまり泊まる気にはならない。温泉隣接で入り放題とかだったりすれば考えなくも無いが、高規格キャンプ場は家族連れがメインになるので、その点もあまり行きたくなるようなキャンプ場では無さそうだ。

 あそうベイパークの入口から少し進むと、「浅茅パールブリッジ」という看板が見えた。ツーリングマップルでも「風景を左右に分ける」とコメントがあったので気になるところだが、特にオススメルートにはなっていない。天気も良くないので、一旦スルーした。しかし、時間も充分ありそうだし、折角対馬を周遊しているのでやっぱり行くべきか、と考え直しUターンして、この脇道に入っていった。

 あまり広くない道だったが交通量は皆無であり、気持ち良く走っていると駐車場に隣接した立派な橋が現れた。



 これが浅茅パールブリッジのようだ。隣の駐車場に建設経緯が書いてあり、上島と島山島を結んでいるが、長らく島山島の住民。特に学生は、船を使って通学しており、橋が望まれたようで建設されたみたいだ。



 対馬の風景は、まさにリアス式海岸で複雑な形状をしており見る目を楽しませてくれる。



 折角韓国に近い離島に来たのに晴れてくれなかったのが非常に残念で仕方がない。それでも海がキレイだったので、癒される。

 この撮影をした後、一応行けるところまで行ってみたが、最終的にはひなびた漁村があって道が終わった。その後国道382号まで戻ってきたが、この間島山島から軽トラが1台通っただけで、交通量はとても皆無で楽しく走れた。

 国道382号を北上し、県道39号方面へ進む。しばらく行くと、長崎なのに佐賀(さか)という地名があり、ここが国盗りの空だったので無事Getする。佐賀から県道48号に入って、峰町の国道382号に戻ってきた。

 そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。4月に対馬で泊まれるオフィシャルなキャンプ場は、先ほど紹介したあそうベイパークと神話の里自然公園オートキャンプ場の2つしかない。いずれもあそうベイパークは2,000円。神話の里は1,500円と高規格なキャンプ場なので、どうしようか迷っていた。

 それで色々検索してみると、この対馬市峰町の海沿い、海神神社近くに木坂御前浜園地というところでキャンプが可能、という情報があった。対馬市のHPとかも調べてみたが詳細が分からず、唯一たどり着いたのが、公式の長崎県観光ガイドのHPで、そこには「夏にはキャンプで賑わう」とあったので、特に止めては無いのだろう。

 なので、そこにしようかと思っていた。結局天気は良くは無かったが、キャンプ道具を下ろして身軽に走りたいので、先にテントを張ろうと行ってみることにした。

 峰町から県道48号に入りしばらく走ると、標識も出ていたのですぐわかった。着いてみると、所々テーブルやイスが配置しており、気持ちの良い芝生広場が広がっていた。大きな東屋が1つと、海側にもう1つ東屋があり海も見渡せてとても良いロケーションのようだ。

 やはりキャンプ場という表記はどこにも無い。でもトイレもあるし、水が出るのは確認出来た。海に近い水場は水が出なかったが、トイレがあるので何とかなりそう。かまどもあったし、キャンプは出来そうな感じだ。

 ただ、家族連れが東屋で寛いでいたり、何となくだがテントを張りっぱなしにして出かけれそうな雰囲気ではなかった。交通量は殆ど無いとは言え、県道から丸見えだしどうしようか悩んだ。夕方張って朝出ていくようにしようかと思い、結局テントを張るのは後回しにする。



 気を取り直して木坂御前浜園地を出発し、すぐ隣のハイドラCPにもなっている海神神社に行ってみた。



 無事CPも取れたし、神社の厳かな雰囲気は中々良い。本堂はこの階段をそこそこ登った所っぽいので、写真だけ撮って立ち去る。 



 海神神社から少し青海方面へ向かったところに、展望の良い所があったので停まってみた。



 長崎県のだんだん畑10選にも選ばれている景色。晴れていれば青空と緑がよく映えそうだが残念だ。でも、とてもキレイな景色だったので満足。

 この先夕方まで何をしようか模索する。この近辺に烏帽子岳展望台と和多都美神社があるが、翌日の方が天気が良さそうなので、この日に行ってもあまり意味が無さそう。どちらにせよキャンプの買い出しに行こうと思い、豊玉町中心に行かないとスーパー等が無さそうだったので、それなら県道232号で突端まで行ってみようかと考えた。

 国道382号まで戻って南下し、豊玉市街中心から県道232号に入ってしばらく行くと、和多都美神社の標識があり、大型バスが曲がっていった。きっと観光客であろう。スーパーも見つけておいた。

 しばらく、景色の良い道を走り続けてもう少しで突端、という所で地元車両に追いついてしまった。道があまり広くなかったので追い越せずにいると、路肩が広い所があったので寄ってみた。



 海と一緒に撮影。

 ここで一服休憩をする。こう交通量の少ない道から景色の良い場所での一服はまた格別だ。

 もう少しで突端だが、特に何も無さそうなので折り返すことにする。もう他に行きたい所も無かったので、あまりやりたくは無いが先に温泉入ってからテントを張ろうかと考えた。幸い暑くもないし、気を付けながらやれば汗をあまりかかないように出来るだろう。そうやっていけば、ちょうど夕方くらいになるだろうし。

 豊玉市街まで戻り、見つけていたスーパーで買い出しをする。折角対馬に居るので地場産の刺身を購入してみた。そして峰町まで戻り、看板に温泉があったのは気が付いてたので向かってみた。

 すると、駐車場に全くクルマが停まっていない。おかしいな、と思ったら何と定休日だった。火曜と金曜が定休日らしいが、普通の所なら祝祭日と重なると次の平日となる。しかし、対馬の温泉はブレずに火曜だから休みのようだ。

 これは困った。このままでは風呂難民になってしまう。慌てて周辺を検索してみたが、見つかったのは対馬空港周辺と、翌日行く予定の比田勝港周辺でいずれもバイクで30分以上掛かってしまうことだろう。

 こんなことが分かっていれば、県道232号の突端なんか行かずに、温泉を目指したのだが・・・ まさかGW休暇中に堂々と休むところがあるとは思わなかったので、リサーチが不足してしまった。

 流石に往復1時間掛けてまで温泉に行くのは面倒だ。幸い前日はホテル泊だったから、朝シャンをしていた。なので、この日の風呂は我慢して、翌日比田勝港の近くの温泉に行ければ良いだろう。温泉に入れなかったのは残念だが、気を取り直して木坂御前浜園地に戻った。

 昼間居た観光客は居なくなっており、誰も居なかった。温泉に入るつもりで時間を使えなかったから、まだ16:00くらいと早い。もう少し待とうかと思い、バイクを東屋横に乗り付けていたら、キャンプ道具を積んだ神戸市ナンバーの125ccスクーターがやってきた。

 まさか、同志が来たのか?と思い様子を伺っていたら、もう1つの東屋横にバイクを乗り付け何やらしている。次に気付くと東屋内にテントが立っていた。同志がいれば心強い。私もここに泊まろうと思い始めた。

 そろそろ張ろうか、と思ってたところでスクーターのライダーがこっちに来たので少し話す。もう張っても良いでしょう、等と笑いながら話したりした。



 最初は、折角芝生があるんだから芝生に張ろうかと思った。だが、折角こんな広い東屋が空いているんだから、この中に張れば夜露も防げるし、中にイスもあるので有効利用できる。唯一の懸念がペグを打てないことだが、風もそこまで強烈に通り抜け無さそうだったので東屋内で張ることを決めた。

 早速テントを出すとビシャビシャに濡れていた。そう言えば前日少弐公園キャンプ場では雨の中撤収したのだった。今回はちょっと畳み方が悪かったのか、インナーテントの居住部が若干湿っていた。とはいえ、そこまででも無かったから張っておけば乾くだろうと考えて、構わずテントを張る。



 長崎県対馬市木坂御前浜園地をキャンプ地とする! 巨大な東屋もあり、トイレも水洗だし中々良く海を見渡せる芝生が広がっているので、ロケーションも中々良い。炊事場の水が出なかったのが残念だが、トイレの水が使えるので問題無し。



 ペグ無し設営なので、撤収するときも楽そうだ。まだバイクは外に置いているが、18:00くらいまで待って誰も来なければ東屋に入れてしまおう。結局チャリダーが1人来たが、全然違う場所にテントを張っていたので、バイクも東屋に入れさせてもらった。タープも当然濡れていたから、干しておく。

 流石にマット等を準備するのは乾くまで待つ。1時間くらい待つと殆ど乾いたので寝床の準備もしておいた。

 この日は風呂に入れなかったので、トイレで洗顔だけ済ませておく。そして食事の準備を始める。色々していたら、スクーターの方が近くを通った時に、「ちゃんと自炊するんですね」みたいなことを話した。私の中で、キャンプは自炊をしないとキャンプではない。自然が素晴らしいロケーションで食べる食事はとても美味しく幸せの時間だ。



 刺身とカレーという謎の組み合わせだったがとても美味しくいただいた。東屋のイスをテーブル代わりに使ったので、やっぱりこういう設備が整っていると凄くありがたい。食事をして片づけをするが、炊事場が無いのでトイレを使わせてもらう。トイレなので、ここには残飯は絶対流せない。なので、キッチンタオルできっちり拭いてから洗い物を行った。



 片づけをしていると夕暮れが良い感じになってきた。折角なので、イスを持って海沿いに行ってみよう。



 スクーターの方も東屋内にテントを張っている。折角の夕暮れなのに見ないのかな?って思っていたら、テントからいびきが聞こえてきたので、一眠りしているのだろう。まぁ楽しみは人それぞれだが、私はこの時間に一眠りはありえないかな。



 ここの海沿いに「藻小屋(もごや)」と呼ばれる建物がある。この藻を貯える納屋のようだが、中は結構荒れていたが一目見るのも良いと思う。

  

 素晴らしい夕暮れだ。九州着いてから天気がずっと悪かったので、ようやく夕暮れが見れた。



 この海岸には、このような石を円錐状に積み上げるヤクマの塔と呼ばれるものがあり、これは対馬独自の文化のようだ。以前は対馬各地で見られたが、今では木坂地区と青海地区のみに残っているらしい。



 海岸には漂着ゴミがたくさんあって景観を損なっていた。見てみると、やはりハングルがあったので韓国から漂着しているみたいだ。やはりゴミはきちんと処理をしてもらいたいものだ。



 水平線まできっちり夕陽が沈んでくれた。対馬の西側の海は何になるんだろう?日本海じゃなさそうだし、東シナ海だろうか。



 マジックアワーも充分楽しめた。そういえば、19:00になってもまだ明るい。流石大分西だけのことはある。静岡⇔広島でも30分くらいの時差がありそうなので、ここ対馬だと1時間近くあってもおかしくはないだろう。



 夕暮れを楽しみテントに戻って、この日も野球観戦をスマホでしようと思った。しかし、アンテナ横には4Gと出ていたが明らかに通信速度が遅い。普通のサイト閲覧でもかなりストレスが溜まるレベルだから、動画閲覧なんてとても快適に出来る状況では無かった。少し人里離れているから仕方ないのかな。翌日からはデーゲームが多くなるので、ゆっくり見れるのはこの日がほぼ最後だったのだが仕方ない。

 その代わり、晴れていたので星がよく見えたから、この旅初めて三脚を使って撮影を始めた。今回の旅より、Velbonのトラベル三脚を新しく導入した。カーボンではなくアルミパイプなので振動減衰とかが気になるが、かなりコンパクトになるため非常にありがたい。今までレバーロックタイプしか使ったことが無かったが、このトラベル三脚はナットロックタイプである。段数が多いので、こちらの方が効率が良いのだろう。

 たまに締まっていなくて置いた瞬間足が引っ込んだりする場合もあるが、レバーロックよりよっぽど楽だということが分かった。足が折れ曲がって収納出来るので非常にコンパクトになるから普通にシートバッグに収納出来る。展開も楽なので、撮影をしない時はランタンスタンドとしても使えると思い、今回思い切って導入した(三脚の使い方として違うが)



 キレイな三角があるな、と思っていたらオリオン座だったので冬の大三角形だろう。冬では南の空に見えるが、既に春なので西に見えているのだろう。



 テント方向も撮ろうと思ったが、明るい街灯があったのでそれを避けようとしたら、まぁまぁ良い写真になったかと思う。



 北斗七星も撮影。

 星空の撮影を満喫して、翌日の天気予報を確認する。対馬地方は曇り後晴れになっていて、それ以降は九州全土で晴れ続きの予報が出ていた。翌日は、対馬北部を観光して、南部の主要港厳原ではなく、そのまま北部の比田勝港15:05発の博多港直行便に乗る予定だ。この日に風呂に入っていないから、比田勝港近くに温泉があるのでそこに入ろうかと思う。

 翌日曇り後晴れだったら、結局壱岐・対馬に滞在している間は、この日の夕暮れくらいしか晴れてくれないことになる。折角離島まで来ているのに残念だが、こればっかりは仕方がない。翌々日からは晴れ続きのようなので、そのままの予報が続いて欲しいと思う。そんなことを考えながら眠りについた。


宿泊地:長崎県対馬市 木坂御前浜園地 無料
風呂:無し(ホテルで朝シャン)

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Posted at 2019/05/30 23:45:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 九州2019 | 日記

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