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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2019年05月03日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 7日目 長崎県福江島~五島列島周遊~平戸

■7日目 5/3(金) 天気:晴れ

走行距離:164.8km



 朝一で長崎県五島市福江島福江港に向かいフェリーに乗った。



 そして中通島奈良尾港に上陸し、橋で繋がっている若松島の展望台に行き上五島空港へ訪れ、青方港へ向かいフェリーに乗った。



 次に小値賀島小値賀港に上陸。一周して小値賀港へ向かいフェリーに乗った。



 久しぶりの本土、長崎県佐世保港に上陸し、平戸まで走った。とまぁ、中々の離島弾丸ツアーだったと思う。

 4:30頃起床。流石にアラームを掛けておいたので、普通に起きれた。予想通り外は真っ暗だった。ランタンを持ってトイレに行き、洗顔を済ませる。



 日の出前なので、照明を付けないと暗かった。ここまで暗い中起きるのは久しぶりだ。 



 空を見ると、少しずつ明るくなり始めた。朝陽を見ることが出来るかもしれない。朝食の準備をしながら、空の様子を伺う。



 結局雲があったので朝陽をしっかり見ることが出来なかったが、中々良い朝焼けを見ることが出来た。

 この日は8:00福江港発のフェリーに乗りたいので、7:00にはキャンプ場を出なければならない。でも、朝の優雅な一時を過ごしたいので早起きをした。しっかり朝食を食べて、いつも通りコーヒーを飲んで一服を楽しむ。

 テントのフライシートは、夜露で表裏含めてビシャビシャに濡れていた。食後、太陽が少し出てきたところでフライシートの表面は拭いたが、流石に乾かす時間は取れそうにない。仕方がないので、適当なところで撤収を開始する。

 順調に撤収が進んだが、少しだけ遅れてしまった。何とかバイクに荷物を積み、7:05にキャンプ場を出発した。朝早いおかげか交通量も少なく、順調に福江市街に入ることが出来た。少し時間に余裕が出来たので、ENEOSセルフGSがあったから、ガソリンが微妙だし佐世保について探すのも面倒だったので、給油しておく。島だから高いかと思ったが、そこまでではなかったのでありがたい。

 福江港に予定通り7:30に着いた。窓口に行き、奈良尾港(中通島)までの乗船券を買い、行先の札を貰う。乗船待機所に行くとバイクが7~8台居た。話を聞いていると、殆どが中通島行きで長崎まで行くのは1台だけみたいだ。



 乗船待機中にスマホだが写真を撮る。様子を見ていると、基本バイク先乗りなので誰も居ない船内に入れると思っていたが、既に旅客の乗船も開始していた。中々の行列っぷりだったので、結構な混雑が予想された。

 行先札をバイクに付ける。船内に入って2等フロアで横になろうと思っていたが、予想以上に人が多い。朝一便で長崎へ行く人は少ないと思っていたが、そうでも無いみたいだ。私は中通島までなので、1時間強の乗船だから2等フロアは諦めてデッキのイス席を確保した。



 フェリーは福江島を出港した。私も色々な島に行っているが、天気が良かったこともあり福江島は歴代最高レベルの島かと感じている。山も海も景色が良い、走り甲斐もあり、良いキャンプ場もある。



 前日とは反対方向にフェリーが向かう。広大な海と、点々とする島の風景が大変良い。



 個人的には定番の、フェリーの軌跡。

 福江島から奈良尾港までは1時間程度だったので、写真を撮っていたらあっという間に9:05に到着した。

 中通島の滞在時間は3時間だ。島中央部西側の青方港12:10発、来るときに乗ったフェリー太古に乗らなければならない。既にコロプラと国盗りは取得していたので、ここのノルマは上五島空港くらいだ。ダムも見てみたが、島の中央部分に2つある程度だから、時間に余裕があれば行ってみよう。

 フェリーから降りて、国道384号を北上する。まずは国盗り空にもなっているし、展望台からの眺めが秀逸とツーリングマップルに載っていた若松島に向かう。

 県道46号線を左折し、しばらく行くと若松大橋を通った。ここからの展望も中々良く、若松島側に駐車帯があったが展望台次第でここに帰りに寄ることにしよう。国盗りももちろん獲得出来た。

 若松港を横目に過ぎ、県道169号の分岐を左折したがここが少し分かりにくかった。そこから四輪同士の離合は難しいような道幅の狭い道を進むと、目的地である龍観山展望台の看板があったので向かう。



 展望台に到着した。若松大橋を上から見下ろすことが出来、素晴らしい展望が広がっている。



 入り江が複雑に形成されており、非常にキレイだ。



 どうやら尾根になっているみたいで、若松大橋の反対側の展望も中々良い。



 バイクも一緒に撮影。



 望遠圧縮でも撮影。ポイ捨て禁止の看板が邪魔だが、木が無い所が丁度ここしか無かったので仕方ない。



 こんなに素晴らしい展望なのに、来た際に老夫婦が居たくらいで誰も居なかった。なので、撮影も思い通りに出来たし、ここはお気に入りの場所となった。

 龍観山展望台を楽しみ、再度中通島に戻る。展望台の撮影が楽しくて、そこそこ長居をしたから若松大橋の手前はPASSすることにした。

 国道384号まで戻り再度北上する。この間の道も展望が良くて大変素晴らしい。今回滞在時間が3時間なのが非常に惜しく、1日居ても良いかとも思った。でもやはり天気予報は晴れだったし、阿蘇を走りたいから今回は泣く泣く諦める。島ツーリングだったので、海は散々飽きる程見てきたので、今度は山に入りたいところだ。

 青方に到着すると、フェリーターミナルが見えた。どこからフェリーに乗るか、を早めに知っておけば楽に動ける。ここでダムCPを取りに少し寄り道。ちょっと狭い道があったが、問題無く取得できた。これで、対馬・福江島・中通島のCPは全部Get出来た。

 国道384号に戻ってきて、有川の街まで走ったところで国道が終わり、県道62号に入って上五島空港を目指す。この空港はとっくに定期便の就航が無くなっている空港ではあるが、今では頭ヶ島天主堂へのシャトルバス発着場所になっているらしい。

 途中の景色も非常に素晴らしかった。写真を撮ろうかと思っていたが、中々停まれず展望台の看板もあったが爽快に走っていたのでスルーしてしまった。



 無事頭ヶ島に入ってしばらく行ったところ上五島空港のCPをGet。



 頭ヶ島大橋の路肩が広かったので、ちょっとここで撮影開始。



 海と島の風景が非常に素晴らしい。これで、中通島のノルマは終わった。時間があれば、長細い立串や津和崎まで行きたいところだが、流石に厳しいので次来る機会があれば巡ってみたい。

 12:10青方港発で11:50にフェリーがやってくるので、11:40には港に着くようにしておきたいところ。そうなると、11:00から早めの昼食を取れば良い感じになりそうだ。

 何を食べようかとGoogle先生に聞いてみて、1つカウンターがあって1人で入りやすそうな店があったから行ってみた。11:00になって行ってみたが、特に準備中や休業の張り紙も無かったが、入口が空いていなかった。この後も2つくらい回ってみたが、何だか入りたくなるよう感じでは無かった。食堂探しに時間が掛かってしまい、微妙な時間になってきたので、店舗での食事は諦めてコンビニ弁当を港で食べようかと思った。

 ポプラが国道沿いにあったので、かなり久々のポプ弁を購入する。そして青方港に到着した。ここで驚いたのが、静岡ナンバーのバイクが2台居た。ライダーさんとも会えたが、中年の夫婦と言った感じでこんな辺境の島で同じナンバーのバイクを見るとは、と言った話をしておいた。この2台は博多まで行くらしい。

 このフェリー太古は来るときにも乗っていたが、五島⇔博多のフェリーなのでそこそこの需要があると思われる。

 ただし、私はこれから小値賀島に行こうとしていたが、離島間は予約を受け付けていなかったので、ちゃんとフェリーにバイクを載せられるかが気掛かりだった。窓口で大丈夫ですか?と聞いてみたら、普通に大丈夫と回答が来たので一安心する。



 小値賀島行きの手続きをして、行先表示の札を貰った。ここで港の待合所から海が見えたので、弁当を食べようと思い開けた。ところが、まもなくフェリーが到着する、というアナウンスが流れてきた。この時私はフェリー到着を10分勘違いしていて、10分あれば食べられるだろうと思っていたから慌てて弁当を元に戻す。一度開封したのでこぼれるのが心配だったが、無事を祈る。



 乗船待機場所に移動してしばらく待つとフェリーが入ってきた。先ほど静岡ナンバーのバイクが2台居た、と書いたがこの前のハーレーは浜松ナンバーだった。中通島で静岡のバイクが4台も同時に集まるなんて、流石に連休中とは言え珍しいのではないだろうか。

 フェリーが到着して、バイクを載せて船内に入る。そこそこ人が居たが、来る時程の野戦病院状態ではない。私は次の小値賀島までしか行かないので、1時間弱だからフロアは確保せずにデッキのテーブルに座ることにした。



 ここでようやくポプ弁を食べる。関西以東の人はあまり馴染みが無いかもだが、ポプラは広島に本社を置くコンビニチェーンである。ここの特徴は何と言っても弁当だろう。普通のコンビニ弁当はご飯も一緒に工場で作って納品される。しかし、ポプ弁はおかずだけが入った弁当が売っていて、店で別でご飯を炊いてそれを詰めてくれる。なので、ご飯が炊きたてに近い状態なのだ。

 学生時代は岡山に居たから、非常にお世話になった。今でこそ静岡に住んでいるので中々行く機会が無いが、今でもポプラをたまに見ると懐かしくなる。



 そんな訳でポプ弁を美味しく食べると、フェリーは青方港を出港した。走って追いかけてくるチビっ子が居たりして、楽しませてくれた。



 訪れることが出来なかった津和崎近辺を眺める。かなり細長い半島っぽいので、少し走ってみたかったが仕方ない。



 そんな感じで適当に写真を撮っていたら、あっという間に小値賀島に到着した。降りるバイクは私と、佐世保ナンバーのバイクがもう1台降りていった。佐世保に帰るには、小値賀島を経由した方が早く帰られるのでそうしたのかな?と思ったが、結局その後見なかった。荷物が無かったので、小値賀島の住民なんだろうか。

 さて、小値賀島の滞在時間は1時間の予定だ。ノルマは小値賀空港のCP Getだが、前日の記録にも書いたように、可能であれば宇久島の対岸取りに挑戦したい。小値賀島は12平方km程度の小さな島なので、すぐ回れるだろう。

 小値賀港を出発して県道161号で小値賀空港へ向かおうと思ったが、島のため標識も少なく早速迷ってしまった。反対方向に向かってたのでUターンして無事目的の道路に入る。

 しばらく走ると小さな標識があったが、通り過ぎてしまったためまたもUターンする。福江島や中通島レベルであれば普通に標識が出てるが、これも小さな島あるあるかもしれない。



 あまり広い道ではなく、これが本当に空港アクセス道路なのかと思いながら走っていたが、しばらく走ると無事小値賀空港のCPが取れた。これでノルマは終わったが、次の対岸取りのため北東の一番宇久島に近い場所かつ小値賀島の中心から離れている所へ向かった。

 これの結果次第で次の行動が変わってしまうため、非常に大切だ。宇久島に行くかどうか、それどころか小値賀島に泊まるか否か。の選択が決まってしまう。

 道が良く分からなかったが適当に小値賀島を回っていて、ここら辺りだろうというところで海側に向かう。すると、予想通り宇久島が見えてた。ここでならもしかして、と思いGoogle mapを開くと位置情報は宇久島を指していた。もちろんGPSは切っている。

 今回、2年目にしてようやく今のスマホでGPSを使わずに国盗りをする方法が分かった。今まではGPSではやりたくない時に停止させていたが、それだとやはり電波を受信して位置情報を読み込むのに時間が掛かるのか、うまくいかなかった。そこで、事前にGPSをカットしてしばらく安定した電波を受信させていたら、出来る可能性が高くなった。なので、中通島出港時には既にGPSをカットしておいた。

 既に宇久島の電波は拾っているので、渾身の願いを込めて国盗りを試みたところ、無事宇久島の空をGet出来た。これには心底嬉しかった。前日の寝坊の失態を取り返すことが出来、旅も計画通り進めることが出来る。

 これで殆どの懸念が無くなって、非常に晴れやかな気持ちになる。次の課題は的山大島と、佐賀の神集島だが、それはまた考えることにして、折角小値賀島に居るのだからもう少し走ることにしよう。

 小値賀島は交通量も皆無に等しく、展望も中々良くて走るのは気持ち良かった。小さな島なので簡単に1周してしまったが、どこか1か所には行けそうだったので、橋が架かっている斑島に向かうことにした。



 斑島の橋の手前に到着。



 牛が放牧されていて、とても牧歌的な風景だ。



 ここも海が非常にキレイでエメラルドグリーンが素晴らしい。



 撮影に夢中になっていたら、そこそこ時間が経ってしまった。14:10小値賀港発佐世保行きのフェリーに乗る予定だったので、13:40には港に着きたいので、斑島も見てみたかったが小値賀港へ戻ることにした。



 予定通りに港に着いて、乗船手続きをする。この九州商船も二輪の予約はしてなかったので不安だったが、問題無く受け付けてくれた。バイクに行先表示を取り付ける。

 早速乗船待機所に向かうが、まだフェリーは来ていない。私は勘違いしてしまっていたが、フェリーが小値賀港に着くのは14:00になっていた。これならもう10分くらい時間が取れていたので、斑島に行けたのに・・・ 情報は仕入れていたが、それを確認してなかったので少しもったいないことをした。



 仕方がないので港周辺の写真撮影をする。



 離島でもちゃんとマイクロバスが走っている。小値賀島のすぐ隣に野崎島というのがあり、天主堂やキャンプで人気の島のようだ。これに書いてある通り、世界遺産に認定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」の関連遺産として、野崎島も登録されたらしい。こんな離島まで観光客が来るのか気になるところだ。



 待っているとフェリーがやってきた。どうやらかなり年期の入ったフェリーのようだ。フェリー「なるしお」と呼ばれ、1987年に製造されたのでもう32年選手となる。

 という情報を調べてると、5/12付けで新造船がこの小値賀・宇久⇔佐世保航路に就航したらしい。もう少し早ければ、快適な新造船に乗れたのに・・・ と何だか損した気持ちになってしまった。

 早速港に着いて、下船が始まった。このフェリーは宇久島から来ているので、そこから小値賀島に降りる人なんてそんなに居ないだろう。と思っていたら、結構なトラックとか乗用車が出てきたのでびっくりした。

 よく考えてみたら、佐世保港から宇久島経由で来ているので、佐世保からの乗客が充分残っているのだ。それなら降りる人数がそこそこ多いのにも合点がいく。下船が完了したようなので、フェリーに乗船して客室に向かう。

 バイクは一番に載せられたが、既に旅客の乗船も始まっていたので、2等フロアは混雑していた。今回はそれなりに時間が掛かるので、フロア席が欲しかったが仕方がない。寒くも無いし、天気も良いのでデッキ席を確保しておこう。少なくとも座れないということは無い。



 フェリーは小値賀島を出発した。もう少し島を巡るつもりだが、バイクと上陸するのは今回で最後になるだろう。今回の五島列島往復フェリー代はこんな感じだ。

1)野母商船 博多港~福江島 福江港
 :2等 4,840円 + バイク750cc以下 4,030円 + グリーン寝台 2,100円 = 10,970円

2)九州商船 福江島 福江港~中通島 奈良尾港
 :2等 750円 + バイク750cc以下 1,160円 = 1,910円

3)野母商船 中通島 青方港~小値賀島 小値賀港
 :2等 930円 + バイク750cc以下 1,320円 = 2,250円

4)九州商船 小値賀島 小値賀港~佐世保港
 :2等 2,840円 + バイク750cc以下 2,430円 = 5,270円

合計:20,400円

 ちなみに、5m以下のクルマだと、1):33,510円と4):23,230円となるので、これまた1/3の金額で島に渡れた。1)に関しては宿も兼ねているので、そう考えると高くは無いだろう。やはり島巡りにはバイクが最高だ。

 今回、色々離島を巡ったが場所は全然違うが全て長崎県を回ってきた。ここで、各島のナンバー管轄をまとめてみる。

長崎ナンバー:壱岐島・対馬・福江島・中通島
佐世保ナンバー:小値賀島

 長崎県の離島は、殆どが長崎ナンバーということになる。後は宇久島は佐世保市なので佐世保ナンバーなのであろう。こういう地域の分割も結構好きなので、小値賀島に入るとナンバーが変わったのが面白かった。

 そんなことを考えながら、デッキのイスに腰かけてゆったりする。PCを持ち込んで、しばらくサボっていた出費管理を行った。普通に合ってくれたので助かる。

 そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。といっても、もう決まっていた。佐世保港着が16:50なので、そこまで遠くには行けない。佐世保の隣町である平戸市の玄海灘側に、中瀬草原キャンプ場という無料のキャンプ場があるようなので、そこにしよう。

 途中、平戸島の国盗りをしようと思っていたが、すっかり忘れていた。もう通り過ぎた後に試してみたが、やっぱり無理だった。平戸島の最深部には行ってみたいと思っていたので、まぁ良いだろう。

 このフェリーなるしおは古いからか、デッキに灰皿が無くて、船内通路が喫煙所になっていた。このご時世中々攻めたことをやってくれる。私も、デッキに灰皿があったらそこで吸うのに、船内に灰皿が設置されていたので仕方なくそこで一服する。愛煙家も嫌煙家もどっちも得をしないので、通路に置くのはやめてもらいたい。と思ったが、上述通り退役が決まっていただろうから放置されていたのかもしれない。



 写真を撮ったりしていたらフェリーは佐世保港に到着した。2日前の夜、ほんの3時間弱博多港に居た以来、久しぶりの本土に帰ってきた。今までずっと島ばっかり走ってきたから、本土側のGoogle MAPが真っ赤だったりオレンジだったので嫌になってしまう。連休中でもあるから、そこそこ混雑しているだろう。

 佐世保港に上陸して、西九州道佐世保中央ICを目指す。前に来た時にも思ったが、佐世保はアメリカ軍基地があるので、所々がアメリカナイズされているので、街の雰囲気が違っているように感じる。久しぶりの複数車線や、大量のクルマが走っている道路を走って佐世保中央ICに入った。ここから平戸方面は無料なのでありがたい。

 長崎道方面は渋滞が発生していたが、逆側はそうでも無く順調に、終点の佐々ICで降りる。県道227号、国道204号を走って平戸方面に向かった。

 国道204号は佐世保方面がかなり渋滞していた。路肩も広くないので、バイクも渋滞にはまっていた。平戸はそこそこ有名な観光地なので、帰りの渋滞が発生しているようだ。他にも迂回路はあまり無いので、連休でもあり集中するのは仕方がないのだろう。平戸方面は順調そのもので、国盗りや田平の道の駅CPを取得しながら進んだ。

 キャンプ場の手前でセブンイレブンがあったので、キャンプの買い出しをする。この日が最後のキャンプになる予定なので、なるべく食材を使い切りたいため持参したレトルトを使うつもり。なので、野菜くらいの購入で済ませた。

 少し平戸大橋方面は混雑していたが、そのまま国道204号を進む。この時間から観光地に向かう人も居るんだ、と感心する。県道230号に入って、キャンプ場最寄りの平戸たびら温泉サムソンホテルを横目に確認しながら走る。

 中瀬草原キャンプ場の看板等は無かったが、ここら辺だろうか?と思われるところを過ぎてしまい、Google MAPで確認すると合っていたので、Uターンして海側へ向かう。ゴルフの看板が目印になるので、よく覚えておこう。

 18:00にキャンプ場に着くと、駐車場はかなり混雑していた。今まで島キャンプでどこもガラガラだったが、やはりキャンプブームの本土無料キャンプ場となると、混雑は避けられないのだろう。適当にバイクを置いてまずはサイトの確認をする。

 駐車場にトイレが1つと、サイトにもトイレがあった。あとはかなり広大な草原のキャンプ場が広がっている。どこに張ろうかとウロウロしたところ、駐車場からの階段を登った先に、海を見渡せる場所が空いていたので、大体張る場所は決まった。

 乗入は禁止だったので、階段下にちょっとしたスペースがあったからそこにバイクを移動して、荷物を運搬する。風は海側から吹きそうだったが、非常に穏やかだったので、海側へ入口を向けて設営した。今朝の出発が早かったのでフライシートが濡れていたが、インナーテントまでは濡れていなかったのでありがたい。張っておけば乾くだろうが、今晩の夜露はどうだろうか。



 長崎県平戸市中瀬草原キャンプ場をキャンプ地とする!乗入が出来ないので、場所によっては荷物の運搬が大変だが、海が見渡せてとても素晴らしいロケーションが広がる。パッと見炊事場が見つからなかったが、草原を下った所にあって少し遠いしアップダウンがあるので大変だが、無料なので割り切りたい。

 広大な草原で奥の方までサイトだと思われるが、ここはサイトのキャパと駐車場のキャパがマッチしていないので、バイクならどこかにテントは間違いなく張れることだろう。HATINOSUでは風が強い日が多い、とあったがこの日は殆ど風が吹いてなく穏やかなので非常に助かる。買い出しはコンビニならすぐ近くにある。スーパーもどこかにあるだろう。温泉もバイクで5分程度で近い。何より、この海を見渡せるロケーションは最高だ。

 早速米を水に浸けてしばらく寛ぐ。到着が遅かったので、少し暗くなってからの炊飯になりそうだ。



 夕陽が沈みそうだったので写真に撮る。水平線ではなく山の稜線だったが、良い感じだ。



 テントも一緒に撮影。



 マジックアワーも充分楽しめた。これだけ素晴らしい景色が見えるキャンプ場は中々無い。九州のキャンプ場は結構料金が高い所が多くて、あまり好印象が無かったが、今回かなり見直すことになった。結局今回のGWでは、4泊キャンプをしたが全て無料で利用が出来た。

 写真撮影を満喫したところでようやく夕食に取り掛かる。使い方は違うが、三脚を広げて雲台にランタンを吊るすとと充分な明るさが得られる。米を炊いて美味しくいただく。レトルトの牛丼にしたが自然で食べるご飯は何でも美味しい。後片付けをしてしばらく夜風に吹かれていたが、温泉に行くことにした。



 キャンプ場からバイクで5分強で着くためありがたい。ホテル併設の温泉なので、とてもキレイだがあまり温泉らしくは無かった。でも、サウナ・水風呂も完備しているし、何より良かったのが、露天風呂からライトアップされた平戸大橋・平戸城が見えていたことだ。これは素晴らしい露天風呂だった。ゆっくり浸かり、外の景色を楽しみながら温泉を楽しめるのは贅沢なことだろう。入浴料が900円と高いのが残念だが、この環境なら仕方がない。

 温泉を楽しみ、キャンプ場に戻る。人が多いので騒がしいのは覚悟していたが、そこまででも無かったのがありがたい。



 キャンプ場の夜風に吹かれながら、星空を見上げると美しかったのでまたも三脚の出番となる。



 ランタンが明るいテントが多かったので、フレアを気にしながら何枚か写真を撮った。キャンプ場の照明は無かったし、ちょうど2019年のGWは新月で月明かりも無く、星空を撮るには良い環境だった。

 星空を満喫したところで、翌日どうするか考える。何とか宇久島に寄らずに来れたが、次の問題は的山大島だ。ここだけ残るのも辛いので、今回で行ってしまおうと思う。フェリーの時刻表を確認したところ、このようなダイヤだった。

1便:平戸08:25発 ⇒ 的山大島09:05着 09:20発 ⇒ 平戸10:00着
2便:平戸10:20発 ⇒ 的山大島11:00着 11:20発 ⇒ 平戸12:00着

 朝早く出発すれば、充分第1便に乗れると思われる。ただ少し考えてみると、折角朝の交通量が少ない時間帯にフェリーに乗るのはもったいない。その時間に走った方が楽しそうだ。平戸方面のノルマは、生月島と平戸島の突端であるが、そこを巡ってから2便に乗るのは普通に立ち回ると、少し厳しい気もする。

 そこで考えたのが、平戸島を巡った後にこのキャンプ場に戻ってくるのは、そこまで大きなロスではない。このキャンプ場は無料で管理人も居ないので、テントを張りっ放しで撤収を後回しにし、朝早く出ても良いかと考えた。こうすれば空荷で走れるし、乾燥の時間を待つ必要が無いので時間効率も良さそうだ。

 キャンプ場を7:00くらいに出発して、生月島と平戸島の突端に行って帰ってきて、第2便10:20のフェリーに乗る。これが最適解だと考えた。

 この次の問題が佐賀県北部の神集島だ。ここにコロプラ土産があるらしいが、ここは旅客船のダイヤに少し問題がある。

1)唐津市湊港発13:50発 ⇒ 神集島発15:30
2)唐津市湊港発15:50発 ⇒ 神集島発17:15
3)唐津市湊港発17:35発 ⇒ 神集島発19:00

 いずれも乗船時間は10分程度のようだが、行ってすぐ戻るということが出来ない。強制的に1時間強の散策が必要となる。

 万葉集ゆかりの地でもあるらしいのでやむを得ないなら散策するしか無いが、なるべく早めに熊本へ移動したいので少し大変だ。先ほどの計画だと、1)はかなり難しそうなので、2)が一番だと思う。対岸取りが出来れば一番良いのだが、小さい島なので少し難しいかもしれない。

 大体翌日の行動も決まった。中々の大移動になりそうだが、これまで島ばかり巡っていてフェリーに乗っている時間も長かったから何とかなるだろう。そんなことを考えながら眠りについた。
 
宿泊地:長崎県平戸市 中瀬草原キャンプ場 無料
風呂:平戸たびら温泉 サムソンホテル 900円

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