
■1日目 6/29(土)
セントレアから那覇空港に飛び、レンタカーを借りて沖縄本島南部を巡った。
今年の夏も沖縄に行くことにした。2014年に高校の修学旅行依頼の沖縄来訪で、改めて沖縄の良さを実感した。2015年はお休みをして、これで2016年から4年連続で沖縄に行くことになる。
2014年 本島をレンタカーで1周
2016年 宮古島をレンタカーで1周
2017年 石垣島をレンタカーで1周
2018年 日本最南端波照間島等八重山諸島巡り
今年はどこに行こうかと考えていたが、2018年に波照間島に行ったので、本当の日本最西端「与那国島」に行きたいと思った。そのついでに、まだ未取得のCP巡りをしていこうかと考えた。
マイルも貯まっていたので、まずは特典航空券の空きを探す。一通り見た結果、セントレア⇒那覇空港と、那覇空港⇒静岡空港のチケットを予約出来た。これで、航空券は費用が掛からない。
但し、沖縄離島航路は殆どRAC(琉球エアーコミューター)が独占しており、そちらはJALグループなので当然ANAのマイルは使えない。仕方ないので、こちらは身銭を切るしかないだろう。那覇空港発朝一の与那国島行きの航空券を先得で確保し、そこから那覇空港に戻るダイヤがあまり良くなかったので、そこから石垣島へ戻る。そこから何をとち狂ったのか、多良間島の多良間空港をGetするために、かなり無駄な航空券を取ってしまった。こういう時でも無いと、もう行くきっかけが無いと思い、今思うとかなり思い切った。
結局計画は以下のように決まった。
1日目:
セントレア10:50発←ANA303便→那覇空港13:15着
⇒レンタカーを借りて、未取得だった名水・中城城CPをGetし、那覇市内宿泊。
2日目:
那覇空港7:15発←RAC721便→与那国空港8:35着。レンタルバイクを借りて与那国島観光
⇒与那国空港13:35発←RAC744便→石垣空港14:05着。
⇒石垣空港14:40発←RAC834便→宮古空港15:10着
⇒宮古空港15:40発←RAC897便→多良間空港16:05着
⇒多良間空港16:35発←RAC898便→宮古空港17:00着
⇒宮古空港19:45発←RAC804便→那覇空港20:35着 那覇市内宿泊
3日目:
那覇空港7:40発←RAC871便→久米島空港8:15着
⇒久米島空港11:30発←RAC876便→那覇空港12:05着
⇒那覇空港13:25発←ANA1264便→静岡空港15:45着
本州⇔沖縄の航空券のみマイルなので、今回はかなりエアー代が掛かってしまった。与那国島は滞在5時間あるのでまだ良いが、石垣島はトランジット滞在。多良間島は滞在25分。宮古島は滞在2.75時間。久米島は滞在3.25時間というかなりの弾丸だ。
本音はもう少し各島ゆっくり滞在したいが、休みがあまり無い社会人の国盗り・ハイドラ巡りなので仕方ないだろう。特に多良間島往復で11,200円掛かる。オフラインモードで多良間島の国盗りは出来ていたので、多良間空港CPのためだけに11,200円も掛けてしまうことになる。
但し、逆に考えるとこれを完遂出来れば、後は大東諸島・伊江島・粟国島・慶良間諸島のみになるので、八重山諸島に行く機会が無くなってしまう。多良間空港のためにまた八重山に行くくらいなら、今弾丸でも良いから済ませておく方が得策だと考えることにする。まだまだ奄美諸島とか、行くべき離島は大量にあるので仕方がない。
いよいよ当日が近づいてきた。しかし、2019年はエルニーニョ現象のためか沖縄の梅雨明けが遅い。例年6/22頃に沖縄は梅雨明けを迎えるのだが、まだ明けていなく、週間予報も天気が悪いままだった。2018年みたいに台風が来るよりはマシだが、夏を先取り出来る沖縄が体験出来ないのは痛いし、与那国島はレンタカーに変更しなければならないかもしれない。
と思っていたら、ちょうど私が行く予定の6/29(土)から晴れ予報に変わってきた。これは良い方向に進みそうなので一安心。
当日は朝5:30に起床。新幹線を使えばもう少し朝寝坊出来るが、セントレアまで鈍行で行くつもりなので頑張って起きる。羽田と違って、セントレアなら豊橋まで我慢すれば快速があるので、気分的には楽だし鈍行でも3時間程度で着くことが出来る。
しかも、名鉄は特別車両(グリーン席)があるのでとても快適に座れる。どうせ、名古屋⇒セントレアまではミュースカイが最速だし、ちょうど豊橋から行くとミュースカイが一番接続が良いので、乗継ミューチケットを使えば豊橋⇒セントレアまで快速かつ快適なシートで移動が出来る。
とまぁこんな感じで、セントレアに10:00前に到着。今回は、飛行機の乗継が多いので手荷物を預けたくない。持込で済ませたいので、バックパック1つにカメラや日用品・着替えを積み込み行くことにした。
よってそのまま保安検査場に行けば良いので、時間がありそうだからラウンジに行くことにした。ゴールドカードの年会費を、たまには役に立てなきゃ。セントレアのラウンジはジュースだけではなく、ビールやお菓子まで置いていて中々良かった。
快適な出発待ちをラウンジで過ごし、20分前になったので保安検査場に向かう。飛行機に乗るのも慣れてきて、昔は30分前には確実に保安検査場を抜けれなければ、とか真面目に考えていた。でも、結局搭乗が近いと優先的に受付けてくれたり、早めに保安検査場内に入ってもやることが無いので、最近はギリギリを狙うようにしている。でも、セントレアの保安検査場はそこまで並んでなかったので、順調に入ることが出来た。
指定搭乗口まで行き、しばらく待っていると案内が始まったので乗り込んだ。今回はB737-800だ。最近の飛行機は段々通信機器の緩和が進んでいて、機内Wifiまで完備されている。
しかも、昔は有料だったのだが、JALが無料を打ち出したからか、ANAもそれに追随して無料になっていた。これなら飛行機内での時間潰しが捗るのでありがたい。その上、USBの充電ポートまであったのでビックリする。冬に北海道に行ったときにANAのB737-800に乗ったが、その時はUSBまでは無かった気がするが。ケーブルは上部の荷物棚に入れてしまったので、取り出すのも面倒だから帰りの便にあれば使いたい。
時間になったので飛行機は離陸していった。梅雨空の中出発し、伊勢・松坂辺りの市街地を通過して太平洋に出た。飛行機に乗る時は窓側を好んで選択しているが、沖縄はしばらく海しか見えないので、窓側にするメリットが若干薄れる。でも、やっぱり窓側の方が楽しくて良い。

与論島だと思われるが、とてもキレイな光景が広がっている。とても良い天気で、天気予報から予測していたが、ちょうどこの日に沖縄は梅雨明けをしたようだ。おかげで南国を味わうことが出来そう。

飛行機は10分程早く那覇空港に着陸した。沖縄の夏らしい空が広がっている。到着口まではバスで案内してもらい、手荷物も無いのでそのまま出た。まずは昼食を取るべくフードコートに行き、折角なので沖縄そばを美味しくいただく。
今回予約したレンタカーはニッポンレンタカーだ。大体値段の都合でタイムズとかが多いのだが、時間・営業所を考慮してニッポンレンタカーにした。大手なのに今まで使用した実績が無かった。
使ってみたが、人数が凄く多くて待ち時間が結構掛かった。送迎から出発まで30分は掛かっただろうか。そう言う意味ではタイムズの方が、さっと借りることが出来るので良いかもしれない。
何とかレンタカーを借りて、まずは南城市の名水CP「垣花樋川」へ向かう。知念岬もひめゆりの塔も行っているのに、ここに訪れていないのが不思議でしょうがない。あまりCPを積極的に回ろうかと思ってなかった時代だろうか。国道331号に出ると普通に取得出来た。

次に中城城に向かう途中に、ニライカナイ橋展望台に寄ってみた。ここは「引っ越しのサカイ」のCMで使われている場所でもあるので見覚えのある人も居るだろう。海が見渡せてカーブを描く高架橋がとてもキレイ。

望遠圧縮でも撮影。
GWの時に、帰りのフェリーで甲板でコケてボディを打ってしまい、しばらくはエラーが出ていた。それが気掛かりだったが、今まで試すお出掛けがあまり無かったので、今回の沖縄がぶっつけ本番になった。最悪、5D3がお荷物になる可能性もあるのでレンズは24-105のズームレンズだけにして、予備でG15を持ってきた。
結果的には今回の沖縄でエラーの再発は起きず、100枚以上は撮影出来たので多分大丈夫だと信じたい。
ニライカナイ橋の展望を楽しみ出発する。与那原町近辺で少し混雑していたが、南風原北ICから沖縄道に入る。10km強だが、沖縄は車社会なので渋滞が酷く、使えるなら高速を使った方が良い。北中城ICで降りる。

中城城に到着した。中を見るにはやっぱり有料だった。どうしようか迷ったが、折角なので見て行こうと思う。
拝観料を払ったところ、「無料のガイドを付けれますけど、どうしますか?」と言われた。またもやどうしようか迷ったが、折角なのでガイドをお願いすることにした。
まず、電動カートで入口まで案内する。とのことだったので乗せてもらうが、そんなに広いのだろうか?500mくらいだと言っていたので、普通に歩ける距離ではある。最後がかなりの急坂だったが、私とドライバーとガイドと大人3人も乗っけて、流石にスピードは出なかったが普通に登った。モーターだからトルクはそこそこあるのだろう。

ガイドさんに案内してもらいながら進む。沖縄はサンゴが隆起した島なので、地盤は石灰岩が多いらしい。

中城城は首里城を治めていた領主の部下だったようで、ここが正門だったようだ。この前の道を真っ直ぐ向かうと、昔は首里城へ繋がっていたらしい。

ここは戦争中に防空壕を掘ろうとして、石垣を一部破壊した跡のよう。しかし、前述したように石灰岩が主の地盤だから、途中で諦めたらしい。
その甲斐もあって、ここから部隊が撤退したらしい。そのお蔭もあって、ここは空襲から免れて、今も石垣が残っているみたい。

ここの石垣は建てられた城主と時代が違っている。それで石垣の建てられ方も違っている、とガイドさんから解説を受けた。

ここはペリーも立ち寄ったところらしく、その当時の絵が残っているみたいだ。それとなるべく似せたアングルで写真を撮った。ペリーと言えば浦賀だと思うが、沖縄に立ち寄っていたのは知らなかった。

展望が良いところがあったので写真を撮る。完全に夏空で、沖縄はやっぱりこの空でないと。

立派な石垣と、緑の芝生と夏空が良い感じだ。ここに正殿があって、領主が居た跡のよう。

この城は北東にある勝連城を見張るために築城されたらしい。なので、この先に勝連城がありとても良く見渡せる。

昔から沖縄でも風水が信じられているようで、北東方向の鬼門にこのような細工を施しているらしい。この方向のみこれがあるらしい。
こういうことはガイドさんが居ないと、絶対分からないことだろう。自分のペースで周れないので最初は迷ったが、やっぱりガイドさんに案内してもらって良かったと思う。

看板と石垣が撮れる場所があった。ここも世界遺産の割には人が少なくて、ゆっくり観光出来た。

出口に近い所にミニチュアがあった。結構広い城跡なので見応えがあり、入って良かったと思う。
これで一応この日のノルマは終わった。レンタカーの返却予定は20:00なので、3時間くらい時間がある。だが、観光施設は大体17:00~18:00に終わるところが殆どなので、あまり見れる所が無い。
この日の宿泊予定は、翌日早朝の飛行機に乗る予定なので、ゆいレール旭橋駅近くのゲストハウスを予約している。ここはシャワーだけで風呂が無いので、どこかで風呂に入ろうかと考えた。
ちょっと調べてみると、那覇の隣町浦添市に「浦添の湯」というのがあり、ここがまぁまぁ安くてサウナもありちゃんとした温泉のようだ。ここに行ってみよう。
沖縄は火山が無いので温泉が殆ど無いからあまり期待せずに行ったが、茶褐色で舐めるとしょっぱいとても温まる良い温泉だった。サウナ・水風呂もあってしっかり満喫する。露天風呂が小さいがあったが、外が全く見えなかったので今回は入らなかった。
汗を流して良い時間になったので、給油をしてレンタカーを返却する。

夕食を食べるため、旭橋駅周辺をウロウロしていたら、空いてそうな居酒屋があった。私は基本的にお酒を飲まないのだが、昼に沖縄そばを食べたので、1人で気楽に入れそうなのが居酒屋くらいだったから、沖縄料理を食べるためにここにした。

折角なのでオリオン生ビールと刺身・ゴーヤチャンプルーにしてみたが、とても美味しかった。
食事を済ませて、ホテルに入る。ゲストハウスだから1泊1,800円と超格安だ。カプセルみたいにロッカーに荷物を預けて2段ベッドに入ったが、TVは無いがコンセントもあり、翌日早いから値段を考えるとこれで充分だ。ゆっくりしながら適当に寝る。