さて、楽しかった夏休みも終わり、通常稼働に戻っています。バイクでの北海道ソロキャンプツーリングをたっぷり満喫してきたので、今回もレポを頑張ります。
備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも是非見てってください。

■1日目 8/9(金) 天気:晴れ
走行距離:264.9km
自宅最寄ICから新東名・東名・名神・北陸道木之本ICまで高速を使い、そこから少しだけ下道で敦賀港まで走った。
待ちに待った夏休みがやってきた。2019年も例年通り北海道に行くことにした。これまた例年通り、休み初日の土曜のフェリーに乗って、有休を2日取得して夏休み料金が解除された月曜北海道発のフェリーに乗ることにする。
という訳で、帰りの便はピークが過ぎているので、いつも楽に予約できる。行きのフェリーは新日本海フェリーのサーバーがダウンしたりするので、少し大変なこともある。
2019年は曜日の並びが悪く、世間一般の夏休みも9連休ある所が多いようだ。一般的な盆休みというのは12~16日くらいを指すことが多いので、山の日も加わりそれが全部平日になってしまったからのよう。私の会社ではそんなの関係無いので、GWと同じように混雑するだけだから美味しい所は何も無い。
それと、私がやっている位置ゲーの1つにコロプラがある。4月末のお土産追加で、何と石川県輪島市沖にある1日1往復しか定期便の無い舳倉島に、お土産が追加されてしまった。
さてここはどう行こうか、と迷っていた。また上述通り曜日の並びが悪いこともあり、本当は新日本海フェリーの新潟~小樽便が良いのだが、こちらは関東民との争奪戦になるため、中々取りづらい。
という訳で、2018年に引き続き2019年も敦賀~苫小牧便を取ることにした。この便は、走行距離が少なく、0:30出港なので仕事を終えてから向かっても間に合うことが一番の利点だ。競合先も関西民のみなので、関東に比べると比較的容易である。
ただし、難点が21:00前に苫小牧へ到着するので、その日の行動がかなり制約されてしまうことだ。その辺はまぁ仕方がないが、何とかするしかないだろう。
予約解禁日にフレックス勤務で遅出社にして、自宅で無事予約確保出来た。帰りも余裕で取れたので、2019年も無事北海道に行くことが出来る。後は舳倉島の土産が取れれば、万々歳なのだがどうなるだろうか。
今回は珍しく計画を立ててみた。というのも、国盗り・ハイドラCPを今回で殆ど巡ってしまいたいと思っている。残りは、奥尻・焼尻・天売島の離島と、道南今金町、最近追加された道の駅5か所だ。今回は雨さえ降らなければ行ってしまいたい。という訳で、このような計画を立ててみた。
8/09(金) 自宅~敦賀港
8/10(土) 苫小牧港~苫小牧近郊で野宿
8/11(日) 苫小牧~道南厚沢部町
8/12(月) 江差町から奥尻島へ渡り周遊
8/13(火) 奥尻島から朝一の便で戻り、日本海側経由で月形町
8/14(水) 月形町~天売・焼尻島へ渡り周遊
8/15(木) 焼尻島から朝一の便で戻り、オロロンライン経由で浜頓別町
8/16(金) 浜頓別町~羅臼町
8/17(土) 羅臼町~標茶町
8/18(日) 標茶町~上富良野町
8/19(月) 上富良野町~小樽港
8/20(火) 新潟港~自宅
これが達成できるかはいつも通り天気次第なので、天に祈るしかない。
話は変わって2019年も前年に引き続き、友人M氏も北海道に行くことを決めたようだ。ところがまだまだ素人だからか、フェリー予約の立ち回りを失敗してしまったらしく、帰りの便が14(水)出港しか取れなかったようだ。
夏休み明けは業務の都合上休むのは難しいらしく、このままだと道内3泊しか出来ないと嘆いていた。
仕方がないのでベテランの私が一肌脱ぐことにする。夏休み1週前くらいになると、やはり行けなくなる人も出てくるので、キャンセルが出る確率はそこそこあることを知っていた。とは言え、そんなに甘い訳ではなく執拗なチェックは不可欠である。狙っている人は他にも多いのだ。
入念な立ち回りをした結果、出発4日前に16日(金)小樽発新潟行に空きが出たのですかさず確保。それをM氏に伝えたらとても喜んでくれた。それなら私も労力を費やした甲斐があるってものだ。
というのも、上記計画のように水曜で帰られるとM氏と合流が出来そうにない。折角なのでどこかでキャンプを一緒にしたい、ってのもあって頑張ったのもある。どちらにせよ後は天候次第であろう。
天候だが2019年は梅雨が長引き、7月下旬でようやく梅雨明けした。そこからは思い出したかのように、台風が発生して出発前には何と、台風が日本近郊で3つもあるという事態になってしまった。
台風8号は、夏休みになる前に温帯低気圧となって北海道に向かったので問題無し。台風9号はどうやら大陸方面へ向かうようなので、こちらも問題無いだろう。
次は台風10号が小笠原近郊にあり、かなり強烈な勢力のようだ。今の段階で東か西に行くかが定まっておらず、これが夏休み後半に掛けて影響を及ぼす可能性が高い。しかし、分からないものはいくら心配しても仕方がないので、柔軟に立ち回ることにしよう。
そんなことがありながら、当日を迎える。当日の静岡は良い天気だった。敦賀までも特に天気の悪い予報は出てなかった。

16:45に仕事を終わらせて帰宅。洗濯して、前日に用意をしていた荷物+防湿庫に保管してたカメラ類をバイクに積み、18:20に静岡を出発。

さて、この距離がどこまで伸びるだろうか。Ninja650での初北海道となるので、その辺は非常に楽しみだ。
最寄のICから新東名に入る。入った瞬間、クルマの多さに驚いた。前述通り、世間一般も2019年は休みが長いので出掛ける人が多いのだろうか。新東名でも、岡崎周辺で軽い渋滞が発生していた。
豊田東JCTで伊勢湾岸道に入り、豊田JCTで東名へ合流する。順調に進んだところでお腹が空いてきたので、東郷PAに立ち寄って夕食にする。

愛知名物味噌カツ定食にしてみた。2019年からスカパープロ野球セットが完全スマホ対応になり、野球シーズンの開幕に合わせて20GBプランに変更しておいたので、野球を見ながら美味しくいただく。
その後は特に混雑も無く、小牧ICから名神に切り替わり、米原JCTから北陸道へ入った。しばらく走り、時間に余裕がありそうだったから、1区間早く木之本ICで高速を降りることにした。2018年と違い平日扱いだったので、少しでも高速料金の節約に努める。
途中、塩津の道の駅で休憩をして敦賀市内に入る。給油を済ませてコンビニで買い出しをする。そして敦賀駅にコロプラ土産が2018年に追加されたのだが、近くを通ったのに取るのを忘れてしまったので、今回は間違いなく取っておく。敦賀駅の標識が出た辺りで位置登録すると、Get出来た。その後、何度も訪れている敦賀港に到着した。

既に大量のバイクが並んでいた。スマホ撮影なので、暗部はやはり不得意だから画質はかなり悪い。

ライトアップされたフェリーも良い。こっちは中々キレイだと思う。
指定時間を過ぎてもまだコンテナの搬出入が続いていた。どうやら台風の影響で、1時間ほど入港が遅れたらしい。2018年も似たような状況で、出港が遅れたのを思い出した。
そうは言っても仕方ないので、カープが勝ったこともありプロ野球ニュースを見て時間を潰す。今年は動画が見れるので、まだ待つのはマシだった。ようやく23:40頃バイクの案内が始まってくれた。
事前にフェリーに持ち込む荷物を選別していたので、スムーズにフェリー内に向かう。今回取った客室はツーリストS。取れないリスクを回避するため、当初はツーリストAにしていたが、直前にキャンセルが出た。
新潟便なら完全個室だし、差額も3,000円程度なのだが、敦賀便は5,000円強違うため少しキツイ。しかも完全個室では無いので、貴重品の管理はキッチリしないといけない。
結構迷ったが、荷物を乱雑に置けるのは非常に楽だ。後は、前述通り舳倉島に最も接近するのは恐らく朝5~6時なので、アラームを掛けないと起きるのは厳しいだろう。ということもあり、ツーリストSにグレードアップすることにした。

やはり高いだけあって非常に快適だ。荷物や暑苦しいバイクジャケットを脱ぎ捨てる。
まず風呂に入って汗を流す。北海道に備えて3シーズンジャケットだから、本州側は暑くてたまらない。汗まみれの体に風呂は最高に気持ちが良い。そして、甲板に出て出港待ち。

さらばクソ暑い本州、また再来週戻ってくる日まで! 結局出港は30分遅れの1:00頃になっていた。さて出港も見届けたことだし、1:30頃寝ることにする。
宿泊地:フェリー内
温泉:フェリー内
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