
■7日目 8/14(金) 天気:晴れ後曇り後雨
走行距離:214.1km
浜中町から北太平洋シーサイドラインを走って、釧路の和商市場で恒例の勝手丼を食べる。その後太平洋側をひたすら西進し、幕別町まで走った。
5:00頃に起床。テントから出るといつもの如く霧まみれ・・・かと思ったら、大変良い天気だった。このキャンプ場で朝からピーカンとは素晴らしい。
洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。そうこうしている内に皆さん起きてきたので、朝の挨拶を交わす。朝食を大変美味しくいただいた。
食後に後片付けを済ませる。このキャンプ場はトイレが水洗ではない。そこまで気にする方ではないが、前鳥取のライダーさんに教えてもらった、灯台のトイレに散歩がてら行ってみようかと思った。そちらなら水洗のようだ。
キャンプ場から歩いて7~8分くらいだろうか。晴れているから、のんびり歩くのも非常に気持ちが良い。トイレに行く、という思いが強かったせいかカメラを忘れてしまったのが非常に痛い。灯台のトイレで用を足し、再度キャンプ場に戻ってくる。そして後片付けを始める。

少し時間があったので、流石にこの景色は写真に撮りたくシャッターを切る。

晴れてて、海が真っ青で大変素晴らしい景色だ。

ゴミ捨て場のすぐ近く、というのは良い場所ではないが駐車場からも近いので、便利ではある。あの奥で皆さんと色々話していた。

今でこそ空きは十分あるが、温泉から帰った時はパンパンだったので、鳥取のライダーさん軽バンの目の前に置かせてもらった。ちなみに、隣のキャンピングカーもライダーさんの知り合いのようだ。気さくな人なので、交流も広そうだし何より住んでいるので、長期滞在者とは知り合いになる機会も多いことだろう。
ここで、キャンピングカーの人が少し困っていた。どうやら嵌め込み窓を開けたまま走ったらしくて、どこかで落としてしまったようだ。温泉の時にはあったらしくて、途中のどこかであろうが、見つからないかなぁ。と嘆いていた。
ここで、カブライダーさんが身軽だから行ってみる、ということで探しに行ってくれた。正直私も走行中に落としたものは、中々見つからないんじゃないかな、って思っていた。しかし、奇跡が起こったのか見つかったらしい。キャンピングカーの人も喜んでおり、今後は走行開始前に確認しよう、と言っていた。
こんな出来事があったが、しっかりテントも乾かして撤収準備を進める。ゆっくりしている間に天気予報を確認したが、昨日と全く変わっていなかった。なので、昨日の予定通りに進めることにしよう。
ちなみに昨日散々私を惑わせてくれた、交換機は完全に死んだようだ。もう全くSIMを抜き差ししようが何しようが読み取れない。もちろん、サブ機では認識しているのでSIMカードが悪いということは無い。
途中で釧路に寄るので、今度こそauショップに寄ってみよう。ちなみに、厚岸町のauショップは今日定休日のようだ。
撤収が完了し、恒例のグータッチでお別れだ。8:30にキャンプ場を出発した。まずはセコマに立ち寄り、飲料を仕入れる。そして北太平洋シーサイドラインを厚岸方面に向かった。
琵琶瀬展望台は再度PASSして気持ちが良い道を走る。霧多布では凄い良い天気だったのに、若干雲が多くなってきたのが残念だ。

展望が良い所に駐車帯があったので、停まってみた。昨日はスマホトラブルで精神的に疲れていたので寄らなかったが、今日はもう割り切ったので楽しんで行こう。

稜線上の見晴らしの良い道で良いが、雲が増えている。少し青空も見えた。

バイクも入れて。撮影を楽しみ出発する。
昨日と同じ道を走り厚岸町中心部で国道44号に入った。ここからまだ太平洋側を走る道はあるのだが、かなり遠回りになるのでauショップに行きたいからそのまま国道を走る。この道は、釧路と根室を結ぶ幹線道路なので、北海道にしては交通量がそれなりにある。のんびり走りながら、釧路に向かった。
道東最大の街、釧路に入ると交通量が段違いになってきた。それなりの街だしauショップは国道・道道沿いでは無さそうなので、Google先生に連れて行ってもらった。
ナビに従い釧路のauショップに到着した。早速店内に入ると、店員が声を掛けてきた。事情を説明したところ、それは故障サポートセンターではないと対応出来ません、とキッパリ言われて門前払いを喰らってしまった。
格安スマホじゃないんだから、こういうサポートをしっかりしないと客が離れるばかりではないか?私もその内、格安プランにしようと思っているが、ますますその気持ちが強くなった。
仕方がないので、サポートセンターにTELする。事情を説明すると、初期不良扱いをしてくれることになった。残り日程的に、道内で受け取っても日が少ないのでおとなしく自宅に送ってもらうように頼んだ。何より、出先で使えるようにするまでセットアップをするのは割と時間が掛かる、というのもある。最短に到着すると、まだ家に帰ってないので日付・時間指定をしておく。
そんなことをしていたら、30分もauショップに滞在してしまった。もう旅先でこんなトラブルに巻き込まれるのはゴメンだ。
元々計画にあったが良い時間になったので、釧路と言えば、の和商市場に行くことにした。何度も行ったことがあるし、釧路駅のすぐ近くなので駅方面に行けば問題無い。迷うことなく和商市場に到着した。

今回の勝手丼はこんな感じだ。好きなネタばかりなので、大変美味しくいただいた。
お腹も満たしたところでツーリング再開。釧路からは国道38号を西進する。道東自動車道がかなり延伸してきているので、大楽毛からは殆どのクルマがそちらに曲がっていったため、交通量はかなり減った。
快適に走っていったら、段々雲が増えていき青空は見えなくなってしまった。国道38号から太平洋側の道道1038号に向かう。この道は海沿いを走るので中々好きな道だ。

路肩が広かったので停まってみた。海沿いの真っ直ぐな道。

バイクも入れて。

牧草ロールを積んだトラックが走って行ったので撮影してみた。
この辺で本日の宿を模索する。再度天気予報を確認したが、全く変わっていなかった。今晩から明朝に掛けて雨が降るようだ。それ以降は雨の予報は無かった。
昨日立てた計画の通り、やはり今日は忠類のキャンプ場に泊まることにしよう。ここなら、最悪雨が長続きしたとしても、少し遠いが徒歩で行ける距離にセコマがあるし、温泉もあるし、景色が良いのでゆっくりも出来る。なので、ココに連泊するのが良いように思えた。
宿も決まった所でツーリング再開。道道1038号から国道336号に入る。この交差点の近くには、昆布刈石展望台があるが、ダートを走れなければならないし、天気も良くないので今回はスルーする。
相変わらずいつ通ってもここは交通量が皆無で、人家も無い。快適に走りながら十勝川を渡り、道道319号に入って忠類の街に到着した。
道の駅忠類の裏にキャンプ場があるので、ホテルと道の駅を横目にキャンプ場に13:30頃到着した。天気も良くないので、かなり早めの到着だ。
このキャンプ場はかなり人気なので、張る場所が確保出来るか心配だったが、夏休みも終わりに近いせいか、普通に空いていた。高台の眺めが良い場所を確保出来そうだ。今晩の雨に備えてタープも張る。

幕別町ナウマン公園キャンプ場をキャンプ地とする!もう何度も泊まっているキャンプ場でかなり最高ランクに位置する。料金は無料で、十勝平野を感じられる景色良し、温泉徒歩圏・買い出しも近くて非常に便利だ。
眺めの良い上段は乗入は出来ないが、下段サイトなら乗入可能。でも、駐車場の横がサイトなので、荷運びも苦ではない。トイレも水洗だし、道の駅まで行けばウォシュレット付きだし大変素晴らしい。
こんな状態なので、シーズン中はかなり激混みするのだけが難点だが、こればっかりは致し方ないだろう。それでも、ソロテントくらいはどこかに張れるスペースはあると思う。

天気が悪いのが難点だが、この高台からの眺めは中々良い。
早くテントを立てたので、どこかに行こうかとも思ったが、天気も良くないのでこのまま沈没してしまうことにした。
ここでLINEを見ると、なんとM氏が帯広で豚丼を食べていたようだ。彼は明日帰らなくてはならないので、雨撤収を避けるために帯広のホテルに泊まっているらしい。既に酒も飲んであちらも沈没モードのようだ。
襟裳岬でも通りながら苫小牧港にでも向かおうか、と言っていたので、私が今忠類に居ること。恐らく明日は連泊して、帯広周辺を周ろうと思っていること、等を伝えると、明日再度合流して、豚丼を食べに行こう、という話になった。
これで明日の楽しみが出来た。色々調べると、一度見てみたいと思っていた、帯広のばんえい競馬も開催されているらしい。
後は、元々今回の北海道はセローで行くつもりだったが、急遽Ninjaに変更したのでそろそろオイル交換の距離数になっていた。ぶっちゃけ少々超えた所で問題は無いのだが、気分的には変えておきたい。帯広ならレッドバロンもあるので、そこに持って行くのも良いだろう。
後は、天気が良くなくても楽しめそうなものに、帯広動物園があった。どうやら、ばんえい競馬は14:30頃から開始され、ナイターまでやるみたいだ。ここでプランが出来た。
雨が止み次第、キャンプ場を出発
↓
適宜巡り、10:00の開店に合わせてレッドバロン帯広店でオイル交換
↓
ピーク前の11:00に豚丼
↓
帯広動物園観光
↓
ばんえい競馬観戦
↓
キャンプ場帰還
これなら天気が良くなくても十分楽しめそうだ。もう北海道も何回も来ているから、天気が良くない日にはあまり走り回る気も起きないので、こういうのも良いだろう。
プランも決まった所で、買い出しをしていないのでセコマにバイクで向かった。コロナ禍の中ゴミ箱を閉鎖している所も多いのだが、ここは捨てられそうなのでありがたい。心置きなく買い出しをする。
キャンプ場に戻り、いつものように夕食を美味しくいただく。食後の一服を楽しみ、片づけを済ませて、ナウマン温泉ホテルアルコに歩いて向かった。雨が降るかもしれないので、折り畳み傘を忘れずに持って行く。
ここの温泉はヌルスベで泉質が良く、サウナ・水風呂・露天風呂もあって完璧だ。しっかり整えてあがり、休憩室で少し休んで温泉を出た。予報通り雨が降りだしていたので、傘を差してテントに戻る。
風も無かったので、タープの下でしばらく夜風に吹かれていた。風さえ無ければ吹き込みが無いので、タープに当たる雨粒のパラパラ音を聞きながらまどろむのも嫌いではない。

明日は早起きする必要が無いので、三脚を取り出して夜景を簡単に撮ってみた。タープポールに雨粒がびっしり付いている。

テント側を無理矢理撮影。タープにも雨粒がびっしり付いている。
撮影を楽しんだところでテントに入ることにした。明日は早めに雨が止むと良いな。
そんなことを考えながら、雨音を聞きながら寝ることにする。
宿泊地:北海道幕別町 ナウマン公園キャンプ場 無料
温泉:ナウマン温泉ホテルアルコ 500円(徒歩5分)
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