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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年07月15日 イイね!

2021年7月 奄美諸島巡り 1日目 静岡~沖縄~与論島

 2021年もコロナ渦ではあるが、夏に南の島へ行ってきたので、島旅の記録を綴る。

 2014年に高校の修学旅行以来の沖縄来訪で、改めて沖縄の良さを実感した。2015年はお休みをしたが、ほぼ毎年週末に有休をつけて、南の島である沖縄を巡っている。

2014年 本島をレンタカーで1周
2016年 宮古島をレンタカーで1周
2017年 石垣島をレンタカーで1周
2018年 日本最南端波照間島等八重山諸島巡り
2019年 日本最西端与那国島等離島巡り
2020年 大東諸島南大東島巡り

 2020年にて沖縄の国盗りが終わった。離島の空港CPはまだ少し残っているが、沖縄巡りは一時休止し、訪れたことが無かった奄美諸島へ行くことにした。

 まずは計画を立てる。今まで奄美諸島に全く行ったことがなかった理由の1つに、飛行機がJALグループしか飛んでいないからだ。沖縄のマイナー離島・奄美諸島はJALグループで独占されている。私は基本ANAを贔屓にしているので、ANAのマイルはよく貯まるから、ANA便を使えば旅費を節約出来る。しかし、JALだとそういう訳にはいかないので、主に費用面で中々行くことが出来なかった。

 2021年は国盗り全国制覇を達成する目標を立てたので、そうは言っても行かなければならない。今回は会社の同僚に無理を言って、2日有休を使い4連休を確保することが出来た。

 そうなるとどのように周るかを模索する。残りの国盗りポイントは以下の通り。

・喜界島
・奄美大島
・徳之島
・沖永良部島
・与論島

 出来るだけ、短時間でも観光を入れていきたいが、やはり3泊4日では限られた範囲でしか無理だろう。とりあえず、見た目上だけでも制覇したいため、どう回ったら一番効率が良く、かつ費用を抑えて回れるか模索する。公共交通機関のダイヤを考慮し、かつハイドラの空港CPと合わせて、以下のような計画を立てた。

■0日目 7/14(水)
静岡駅まで移動⇒深夜バスに乗る

■1日目 7/15(木)
YCAT経由で羽田空港⇒那覇空港(ANA)へ飛び、バスで沖縄本島北部本部港へ行く。本部港から伊江島にフェリーで渡り、伊江島観光・伊江島空港CP取得。伊江島宿泊。

■2日目 7/16(金)
伊江島朝一のフェリーで本部港に戻る。そのまま本部港9:20発奄美諸島経由鹿児島港行きフェリーに乗る。与論島・沖永良部島・徳之島に寄港するので国盗りをしつつ、20:30奄美大島名瀬港に到着。奄美大島宿泊。

■3日目 7/17(土)
レンタカーを借りて、奄美大島周遊。奄美大島宿泊。

■4日目 7/18(日)
奄美空港11:35発の喜界島行き飛行機に乗る(搭乗時間20分)。喜界島を観光して、喜界空港17:40発⇒鹿児島空港18:45着⇒鹿児島空港19:25発⇒羽田空港21:15着。新幹線で静岡に帰る。

 我ながら4泊4日のフル活用の計画となった。

 コロナの状況がどうなるか分からなかったので、飛行機だけは押さえておき、宿は奄美大島のホテルだけ確保した。伊江島はネット予約出来る宿が殆ど無いため、気軽にキャンセルすることが出来ない。なのでまた別途考えることにした。


 いよいよ当日が近づいてきた。が、コロナの状況はGWと比較にならない程酷い状況になっていた。感染力の高いデルタ株が猛威を奮って、かつ自粛疲れ・宣言慣れも相まって感染者数が増大していった。

 このような中で、東京と沖縄に緊急事態宣言が発令されてしまった。私が行こうとしていた伊江島は、離島ということで医療体制も貧弱のため、不要不急の来島はしないように呼びかけられていた。

 沖縄本島はとにかく、この状況だと伊江島に行くのは気が引ける。こんな県境で何か変わるとも思えないが、幸い奄美諸島は鹿児島県なので、そちらは緊急事態宣言やまん延防止処置は出ていなかった。なので、伊江島はとりあえず止めることにして、奄美諸島で訪れる島を1つ増やすことにした。

 国盗りを考えると、選択肢は与論島が良いように思えた。ダイヤを調べた所、那覇空港到着からしばらく待てば与論島へ行ける飛行機があるようだ。計画の修正をした結果、1日目と2日目をこのように変更した。

■1日目 7/15(木)
YCAT経由で羽田空港⇒那覇空港(ANA)へ飛び、那覇空港でトランジット待ち。与論空港行きの飛行機に乗り、レンタルバイクで与論島を巡る。与論島宿泊。

■2日目 7/16(金)
AMは与論島を巡り、正午に本部港から来る奄美諸島経由鹿児島港行きフェリーに乗る。沖永良部島・徳之島に寄港するので国盗りをしつつ、20:30奄美大島名瀬港に到着。奄美大島宿泊。

後は同じ工程。

 これしか無いだろう。与論港と与論空港は近いので、もしかしたら港で空港のCPが取れるかもしれない、くらいに思っていたがどうせなら確実に取りに行くのも悪くない。これで、緊急事態宣言の出ている沖縄県での行動は殆ど無くなる。

 最終旅程が決まったので、ようやく宿の確保に動く。与論島の宿は民宿的なのが多かったが、色々楽天トラベルで見た所、与論港・空港の送迎も可能な宿があったのでそこにしてみた。海岸すぐなので星空なんかも見れるかもしれない。レンタルバイクもネット予約が可能だったのでしておいた。どうやら与論港へ乗り捨てして行っても良いらしいので、非常に助かる。深夜バスも確保しておいた。

 これで全ての準備が整った。後は天気が良くなることを祈る。2019年2020年と違って東海地方は異常に早く5月に梅雨入りした。そのお陰もあってか、平年通りに東海も梅雨明けし、もちろん奄美諸島もちゃんと梅雨明けしてから行くことが出来そうだ。



■1日目 7/15(木)



 羽田空港から那覇空港に飛行機で飛ぶ。



 そのまま那覇空港から与論島に飛び、レンタルバイクで与論島を巡った。

 いつも通り前置きが長くなったが、いよいよ当日がやってきた。天気予報は木・金は良かったが、土日がそこまで良くなかった。この前の週は延々と晴れマークが並んでいただけに、少し悔しかった。でも台風が来ている訳では無いので、中止とかを考えるレベルではない。良いにこしたことはないが、こればっかりは仕方ないのでなるようになるだろう。

 仕事を終えて帰宅し、風呂・洗濯を済ませる。荷物は前日までにまとめておいたので、しばらく寛ぐ。時間になったので、最寄りの駅まで行き静岡駅へ電車で行った。しばらく待つと、バスがやってきた。この深夜バスは羽田空港朝一便に乗るのには非常に便利だ。深夜バスなので快適な睡眠とはいかないが、費用を節約するには有用である。

 距離が短いからか、ちゃんとしたJR系の深夜バスなのに4列シートなのが辛いところだ。でも、現状コロナ渦なので乗客も少ないと思っていたが、意外と居た。でも隣はやはり居なかったので、これなら快適だ。

 3~4時間くらいは寝れただろうか。USB充電も出来たので無駄にハイドラを動かしていたが、横浜町田ICから保土ヶ谷バイパスを越えた後は、バス会社も節約のためか首都高には入らなかった。早朝なので混雑することはまず無いだろうが。

 横浜駅YCATに定刻通りに到着した。まずはトイレに行って顔を洗ってコンタクトを入れる。コンビニがあったので朝食を調達する。YCATから羽田空港行きのリムジンバスに乗って車内で朝食を済ませた。

 横浜駅から羽田空港はすぐなので、6:00前頃羽田空港に到着した。元々6:00過ぎの朝一便を予約していたのだが、コロナの影響で欠航になってしまった。よって、次の7:25発ANA463便に変更になったため、少し時間がある。

 ラウンジが6:00にオープンするのを調べていたので、少しだけ時間を潰してラウンジに入った。コーヒー等を美味しくいただく。

 ラウンジでダラダラしていたが、時間になったので保安検査場を抜けておく。最近保安検査が厳しくなって、今回モンベルのクールパーカーを羽織っていたのだが、それを脱ぐよう指示された。下はインナーなので恥ずかしい思いをしてしまった。次に乗るときは、普通のTシャツにしておこう。

 保安検査を抜けて、搭乗口へ向かう。いつものように窓側の席を確保しているので、優先搭乗が終わってすぐの案内になる。席に着いてしばらく待つと、3列シートで流石に通路側には人が居たが、間には居なかったので楽だ。USB端子もあったので、飛行機内も快適に過ごせる。

 飛行機は定刻通りに羽田空港を離陸していった。いつもだと、すぐ海に向かって行くので沖縄への航路の景色はつまらないのだが、今回は意外としばらく陸地が見えた。それでもしばらく経てば、一面海しか見えない。スマホに入れていた音楽を聴いたり、動画を見たりして機内を過ごした。

 やがて沖縄が見えてきた。夏の沖縄は圧倒的に南風が多いため、南方面へ着陸するケースが大半だ。それを見越して、沖縄本島の景色を見るために左側の席を確保している。それがどうやら、今日は風向きが違うのか北向きに着陸するようだ。どうりで、いつもと景色が違う訳だ。サンゴ礁の遠浅の海は見れたが沖縄本島・那覇市街の景色は見れなかった。



 那覇空港に定刻通りに10:00頃着陸した。流石、沖縄はもう夏空が広がっている。次の飛行機は、13:00発RAC815便なので3時間弱のトランジット待ちだ。時間があるので、1回保安検査エリアから出る。

 少し時間があるが、沖縄は緊急事態宣言発出地域なのであまりうろつくのも宜しくないだろう。とは言え、1つだけどうしてもやりたいことがあった。セブンイレブンでの買い物だ。セブンイレブンは良く使うコンビニなので、アプリを入れている。その中に、都道府県スタンプがある。今後はいつ沖縄に来れるか分からないので、買い物をしておきたい。

 アプリで店舗を調べると、那覇空港からゆいレールで2駅の小禄駅前にあるようだ。ゆいレールの2駅なら歩けなくもないが、真夏の沖縄は暑いので、交通機関があるなら使って行こう。

 ゆいレールも、いつの間にやらSUICAが使えるようになったのでわざわざ切符を買わなくて良いからありがたい。2駅乗って、小禄駅で降りた。駅の目の前にセブンイレブンがあったので、沖縄県のスタンプを押すことが出来た。

 用事も終わったので、再度ゆいレールに乗って那覇空港に戻る。ギリギリ機内には持ち込める手荷物だったが、トランジットを待つ間に持ち歩くのが面倒だったので、手荷物を預けるためにJALのカウンターに向かった。手荷物を預けて昼食にはまだ早いので、ラウンジに行った。那覇空港のラウンジにはシークワーサージュースがあったはずだが、無かったので残念。のんびりラウンジで過ごす。

 良い時間になったので、ラウンジから出て昼食を取る。朝食はコンビニで済ませたので、大したものは食べてないからお腹が空いた。那覇空港では、いつも1F到着口にあるソーキそば屋に行くが、時間もあるのでフードコートを見てみよう。結局なんだかんだで、別のソーキそば屋に入った。



 ソーキそば・ジューシー・もずくを美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところで、保安検査を抜ける。羽田空港からはANAに乗ったが、今度はRACなのでJAL側の保安検査場に向かった。やはりここでも上着を脱ぐように指示されたので、若干の辱めを受ける。まぁ仕方ない。

 RAC便なので当然プロペラ機だから、バスでの案内だった。那覇空港のバス搭乗口は1Fにあるのは、もう何度も利用しているので良く知っている。搭乗口に向かったら、隣は北大東島行きだった。2020年はこの飛行機で、北大東島経由で南大東島に向かったな、と思うと懐かしく思える。

 しばらく待つと案内が始まったので、バスに乗り込んで飛行機に案内された。ボンバルディアのプロペラ機だ。この飛行機は4列シートだし、前後の間隔を大きく取られているので、正直今まで乗った飛行機の中でも快適度はNo.1と言っても良い。機内Wi-Fiとかの最先端設備とかは無いが、ゆったり座れて足を割りと伸ばせるから気に入っている。コロナ渦ということもあり、やはり隣には乗客は居なかった。

 飛行機は定刻通り13:00に那覇空港を離陸していった。羽田空港から来た時と同様に、北側に向かって離陸していった。これは、2014年から沖縄に来ているが、初めての経験だった。夏の沖縄でも、南風以外があるんだな。



 沖縄本島北部名護市近くの古宇利島上空を通過。サンゴ礁の海が大変美しい。



 沖縄県最北端の離島「伊平屋島・伊是名島」も良く見えた。飛行機の上からオフラインモードで国盗りは出来たが、島好きとしては一度は行ってみたいな、と思っている島だ。



 与論島が見えてきた。



 与論空港が真下に見える。



 与論島もサンゴ礁の島なので海が美しい。サービスではないだろうが、与論島を一周周って与論空港に定刻通りに着陸した。



 ローカル空港なので、当然タラップから降りてターミナルには歩いて向かう。



 こういう飛行機の写真が簡単に撮れるから、離島空港も悪くない。

 最近は手荷物を預けないからすぐ出ることが多いが、今回は預けたのでしばらく待つ。残念ながら早めに預けたせいか、一番最後に近いタイミングでようやく受領出来た。

 まずはハイドラを起動して、与論空港のCPをGetした。与論空港から出ると、今日予約しているビーチランドロッジの看板を持っていた宿のお父さんに声を掛ける。とても気を配ってくれる方で、色々聞かれた。南国レンタカーって所でレンタルバイクを予約しており、宿に届けてくれるように連絡していたが、そんな時間はもったいないということで、直接南国レンタカーに連れて行ってくれることになった。

 送迎のクルマに乗せてもらい、与論島内を走る。そこまで大きな島ではないが、流石に歩いて回るには厳しいのでレンタルバイクを借りた。南国レンタカーにあっさり到着し、貸出手続きをする。宿への配達は+500円くらい掛かるのだが、直接来たのでその分マケてもらった。返却はガソリン満タンで、港への乗り捨てだが、カギは付けたままで良いと言われた。離島ならではだな、と微笑ましい。

 この時散々「一時停止には気を付けろ」と言われた。結構与論島の警察は厳しいらしい。もちろん、安全には気を付けるが、ここまで言われるくらいならより一層注意することにしよう。

 これで足を確保出来た。リュックは必要な物だけ出してショルダーバッグに移し、後は宿のお父さんが持って行ってくれるというのでお願いした。色々やってくれるのでありがたい。

 早速与論島ツーリングの開始だ、原付だけど。与論島を少し調べた時に、絶対行きたいと思ったのが百合ヶ浜だ。ここは、与論島の沖合に一定の条件を満たした時だけ現れる浜のようで、与論島を代表する景観のようだ。観光協会の方でも出現カレンダーが出ていて、ちょうど今日の15:00から現れると記載されていた。明日からは見れないらしい。

 となると明日も多少の時間はあるが、今日行くしかない。時間は少し早いが、行ってみることにしよう。大して大きな島ではないので、とにかく東に向かえば分かると思い、適当に向かう。案内も結構あったので迷うことなく百合ヶ浜に到着。



 駐車場にバイクを置いて歩いて行くと、とても素晴らしい海が広がっていた。



 なんで海がこんな色をしているのか訳が分からないが、白い砂浜と青い海・空と南国ムードは満天だ。

 百合ヶ浜は沖合にあるので、船で連れて行ってもらわなくてはならない。業者がいくつかあるが、この手は大体組合みたいなのがあるので、どこも料金は殆ど同じだ。なので、大体商魂たくましく最初に声を掛けてくれるところを利用することが多い。

 早速砂浜を歩いていると、声を掛けてきたおっちゃんが居たので乗ります、と答えた。前述通り少し早く到着したため、ビーチパラソルに寝そべられる所があったので、そこで休憩しててと言われた。言われた通りにすると、物凄いマッタリ感でたまらない。夏なので暑いが南国なので風もそこそこあり、ビーチパラソルで陰になっているので大変気持ちが良い。何か普通の旅行ってこんなのかもしれないな、何て思ったりした。私は基本的に動いてばっかりなので、たまにはこんな旅も悪くはない。

 しばらくボーっと海を見ながらゆっくりしたり、トイレに行ったりして時間を潰していると、ようやく船を出す時間になった。ぶっちゃけ何時何分ね、とか言われなかったので、ここら辺も島時間的なものなのだろう。島に来ているのだから、郷に入っては郷に従えで良い。

 乗船代金を払って船に乗り込む。どこも一緒だ、と思っていたがここの業者はグラスボートでは無かった。折角なのでグラスボートが良かったが、もう料金を支払ってしまったので仕方がない。



 早速出港。海から砂浜方向を撮影。このように、ビーチパラソルが並んでいて休ませてもらった。



 ここで、船頭さんがスピードを緩めた。どうやらウミガメが近くに居るようだ。何とかそれっぽい写真を撮る。



 一瞬だけ、息継ぎに顔を出した瞬間を撮れた・・・はず。野生のウミガメが見れるなんて素晴らしい環境だ。



 雲が完全に夏の空なので、本当に美しい。



 百合ヶ浜が見えてきた。ここでどうやら、結婚前なのか後なのか分からないが、カップルが写真撮影をしていた。当然ドレスの裾とかがジャバジャバ海水に浸かっていたが、多分それ用の少しどうでもよいヤツをレンタルとかしているのだろう。



 百合ヶ浜に降り立った。3組くらい船に乗っていたが、皆それぞれで撮影を楽しんでいる。水着を着ている人なんかは、ここで寝転がっていたりして少し羨ましく思った。



 完全に浜が出るのかと思っていたが、意外と深くてふくらはぎの下くらいまでの水深があった。



 それでもそんな深さの遠浅の砂浜が結構広がっているので、こんな景色が広がっている。

 夏雲の広がりが本当に美しい。もう少し時期が違えば完全に浜が出て、星砂とかもあるみたいだ。前述通り、ふくらはぎまで水深があったので、意外と歩き辛かった。

 百合ヶ浜を楽しみ、そろそろ戻るぞと船頭さんが言い出したので船に戻った。宿の方から夕食が18:30~らしいのでそれまでには戻ってくるように伝えられていた。現在16:00過ぎなので、引き続き与論島を周る。



 百合ヶ浜からすぐの所に、奄美十景の看板があったので停まってみる。



 皇后陛下も与論島に来られたのだろうか、石碑があった。与論島はこの形がエンゼルフィッシュに似ていると言われている。



 先ほどまでいた百合ヶ浜を望める。



 反対側も白い砂浜と青い海が素晴らしい。

 奄美十景の1つである大金久海岸を楽しめた。次はすぐ近くの赤埼海岸に、灯台があるようなので端っこマニアとしては外せない。



 到着した。このマークは与論島の至るところにあったから、与論島のシンボルなのだろうか。



 あまりこんな南の島に来て灯台を見に来る人も居ないのか、誰も居なかった。



 赤埼海岸も白い砂浜が広がっていた。

 次は、もちろん与論島のような離島に鉄道など無いのだが、与論空港近くにヨロン駅というのがあるのでそこに行ってみよう。今日は与論島の南半分を周り、明日のフェリー出港までに北側を巡ってみるつもりだ。



 小さな島なので、原付があればあっという間に到着。天の川銀河鉄道本線らしい。



 与論の隣は沖縄と鹿児島、だそうだ。この車輪は実際に使われていた列車から贈られたらしい。



 亜熱帯の雰囲気から沖縄本島が見えた。

 夕飯までにもう1つくらい周れそうだったから、次も南側の与論城跡に訪れてみる。



 結構な勾配の道を登っていくと頂上に神社があった。



 琴平神社というらしい。香川の琴平と関係はあるのだろうか。折角なのでお参りしておいた。



 与論の昔ながらの墓なのだろうか。石垣の上に建っていた。



 しばらく歩くと大展望が広がっていた。沖縄本島も良く見えた。



 サンゴが露出している部分があった。南西諸島はやはり、サンゴが隆起して出来た島だというのが良く分かる。



 違う方向では、伊平屋島・伊是名島も良く見えた。ここからの夕陽はキレイそうだな~って思ったが、宿の夕飯があるので戻らなくては。



 奥に見えるタワーはサザンクロスセンターというらしく、ここからの展望も良いようだが、入場料が掛かるので入らなかった。タワーの脇には土俵もあり、相撲大会とかでもあるのだろうか。

 これで良い時間になったので宿に行くことにした。途中にあったスーパーで飲み物を調達しておく。宿は少しわかりにくい所にあったので、Google先生に連れていってもらう。17:40に本日の宿「ビーチランドロッジ」に到着した。

 この宿は年季が入っているものの、ロッジが敷地内にいくつか建てられており、その名の通り部屋は全て離れになっていた。原付なので中に入って行って、適当な場所に停める。手指消毒をして管理棟に入ってチェックインした。

 荷物を預けていたので受取り、敷地内の案内をしてもらう。離れのロッジには風呂・トイレは無く、共用のようだ。ロッジの場所が分かったところで、原付をロッジ前に移動した。

 前述通り年季は入っているが、エアコンもあるし快適だ。まずは、裏手に砂浜があるようなので、明るい内に道を確認しておいた。謳い文句通り歩いてすぐだった。南に向けた砂浜なので、雲さえ無ければ天の川も見ることが出来るだろう。楽しみにしておこう。部屋に戻りテレビを見ながらしばらく寛ぎ、18:30になったので食堂に向かう。



 宿の食事らしく、ボリューム満点でとても美味しかった。

 食事をしていると、宿の主人から「食べ終わったら、まだ間に合うから与論城で夕陽を見ると良い」とオススメされた。先ほどまで居た場所だが、確かにここから夕陽を見たいと思っていたので、その提案に当然の如く快諾する。

 夕飯を美味しくいただき、部屋に戻って出発準備を整え再度与論城へ向かった。



 19:20に与論城に再訪。流石夏の西の果てなので、まだ十分明るい。



 同じ場所だが、時間が変わると印象が異なる。残念ながら夕陽自体はもう沈んでしまったようだ。



 しっかりと沖縄本島も見えている。



 夕陽は見れなかったが、夕暮れのマジックアワーを存分に楽しめた。2度目の与論城も満喫し、原付だから真っ暗になると宿に戻るのが大変なので、この辺で退散することにした。

 無事に宿に戻り、今度は星空を楽しみに夜が更けるのを待つ。十分真っ暗になったところでヘッドライトと三脚はちゃんと持ってきたから、完全装備で砂浜に歩いて向かう。

 街灯も無いので真っ暗だったが、何とか砂浜に到着した。ヘッドライトを消して暗闇に目を慣れさせると、満点の星空が広がっていた。いそいそと撮影準備をする。



 若干雲があったが、天の川が肉眼でもハッキリと見えた。



 北側も撮影。星がたくさん撮れすぎて、北斗七星が一瞬どれか分からなくなるくらいだ。



 やはり外周に近いほど、星が動いているのか点になってないのが少し失敗。でも、小さなG1X MarkⅢでここまで星空を撮れるのだから素晴らしい。



 滅多に使わない縦構図も使いたくなるほど天の川がキレイだった。

 初日から南の島にぞっこんだ。これだから旅は止められない。この星空を撮っているときに、たまにデジカメの液晶が光るのが見えたから、他にも写真を撮っている人が居たようだ。最初は1人だと思っていたので、人の気配がしたときに少し驚いた。それだけ真っ暗だということだ。

 星空撮影を満喫し、砂浜なので少し寝転んで星空を見上げたり非常に充実した時間を過ごせた。蚊とかも居ないので実に快適だった。満足したところで部屋に戻り、シャワーを浴びて歯磨きをし、明日を楽しみに眠りにつく。
 

宿泊先:鹿児島県与論町 ビーチランドロッジ 6,930円(2食付)


■関連ブログ

2021年7月 奄美諸島巡り 2日目 与論島~奄美大島
2021年7月 奄美諸島巡り 3日目 奄美大島周遊
2021年7月 奄美諸島巡り 4日目 奄美大島~喜界島~静岡帰還

Posted at 2022/03/04 23:48:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記

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