■2日目 8/8(日) 天気:晴れ
走行距離:205.7km

新潟県新潟市のホテルを早朝に出発し、新潟港佐渡汽船ターミナルから、佐渡島両津港行きのフェリーに乗って佐渡島へ上陸。佐渡島の北半分をグルっと周り、日帰りで新潟港へ戻ってきた。

そこから、新潟県下越地方の国盗り・ハイドラ巡りをして、新潟県胎内市まで走った。
4:00頃起床。前日22:00前にホテルにチェックインしたのであまり睡眠時間は取れなかったが、割とスッキリ起きれた。仕事だと起きれないが、遊びだと目覚めが良いのは何故だろうか。
朝シャンを浴びて前日調達した朝食を取る。前日にあらかた出発準備はしていたので、歯磨き洗顔等を済ませて5:00にホテルを出発した。この時、もう1人ライダーが出発準備をしていた。こんなに早く出るということは、もしかしたら新潟港で会うかもしれない。
早朝で交通量の少ない新潟市街を順調に新潟港へ向かう。新潟市は日本海側最大の都市で、唯一の政令市でもあるので中々の街だ。新潟市自体は北海道へ行くフェリーの出発地なので、毎年のように訪れている。でも大体国道8号から新日本海フェリーターミナルに直行してしまうので、市街はあまり通ることが無いから新鮮だった。
順調に5:10頃新潟港佐渡汽船フェリーターミナルに到着した。前述の新日本海フェリーターミナルとは別の場所になるが、標識も佐渡航路・北海道航路とちゃんと表記されているので分かりやすい。過去に家族旅行や今は亡きシルビアで、新潟港佐渡汽船フェリーターミナルは使ったことはあったが、いずれも下船で使っただけなのでここから載せるのは初めてだ。
予約時に発行されたQRコードをスマホで表示して受付。今頃はこのようにQRコードを使える所が多くなってきたので、わざわざ紙を印刷する必要が無いためありがたい。受付を終わらせると、予想通り先ほどホテルで出発準備をしていたライダーが居た。まぁいくらなんでも、こういう事情が無ければ5:00出発とかはしないよな。
待機場でしばらく待っていると乗船案内が始まったのでフェリーに載せる。2時間程度の船旅なので、飲料とカメラだけ持って客室に向かった。船内は夏休みだというのにあまり混雑しておらず、2等絨毯の角席を確保出来た。

場所を確保出来たので甲板に出てみた。雲は少し多いものの、朝焼けも見られた。本州の予報はそこまで良くないが、佐渡の予報は良かったので期待したい。

フェリーは定刻通り新潟港を6:00に出港した。歴史のありそうな建造物を見ながら、フェリーは進む。当然だが北海道航路とは違う光景だ。出発地点が違うので当たり前だが。
出港を見届けた所で船内に戻り、朝早かったので少し横になる。1時間くらいは寝ただろうか。このフェリーで驚いたのは、全く外海に出ても揺れなかったことだ。確かに風も強くなくて穏やかではあったが、動いているか分からないくらいだったので、もう着いたのかと慌てて外を確認するくらいだった。冬の日本海に耐えなくてはならないので、かなりの技術が注ぎ込まれているのだろうか。

佐渡島が大きく見えてきたので甲板に出てみた。佐渡島は大佐渡山地と小佐渡山地が南北にあり、ちょうど両津の街があるラインに国中平野が広がっているのが良く分かる。

姫崎灯台が良く見えた。ここで国盗り「姫崎灯台」の空をGet出来た。
今回佐渡島に来た理由としてはこの姫崎灯台の国盗りが最大の理由だ。2020年6月に会社の休業を使って佐渡島に来たのだが、まさかの国盗り取りこぼしがあった。姫崎灯台にちゃんと訪れていたのに、当日の確認を怠ってしまい自宅に戻ってから判明した時はショックが大きかった。
本気で国盗り事務局に、GPS記録を持って何とかならないか、と相談しようかとも思ったが、超々前向きに捉えて佐渡島は素晴らしい島だし、また行く口実にしよう。と考えることにした。
それが、2021年中に国盗り制覇を目標にしてしまったので、佐渡島に行くしかなくなった。週末有休で3連休で行こうかと思ったが、佐渡汽船の新潟県上越市直江津港からのカーフェリーが無くなってしまったので、新潟港からしかバイクを運べなくなってしまった。上越市と新潟市は同じ新潟県だが、新潟県も大きいため120km強もある。という訳で、3連休で行ったところで弾丸になるのは明白だし、高速料金もかなり掛かってしまうのが見込まれた。
そのため、新潟県のポイント巡りもたっぷり残っていることだし、夏休みに無理矢理組み込んだという訳だ。恐らく海上で国盗りは出来る情報はあったので、本当に国盗りのためだけならただ往復する。という手もあったが、折角行ったからには少しは楽しみたい。という訳で、朝一の便に乗って夕方帰ってくればそれなりに楽しめるだろう、という思惑で今回計画した。雨とかだったら弾丸にしようかと思っていたが、天気も良さそうなので予定通りに進める。

話が逸れたが、定番のカモメにかっぱえびせんをあげてる観光客が居たので、便乗して写真を撮る。少し雲はあるが青空も出てるし十分だろう。

佐渡汽船ときわ丸のエントランス。最近のフェリーはどれもオシャレな作りで船旅を楽しませてくれる。2020年に乗船した直江津航路より、デッキが広いのでゆっくり周ることが出来た。
そんなことをしていたら、2時間はあっという間に経ち、下船案内アナウンスがあったので車両甲板に降りる。

バイク置場で係員さんが固定ロープ等を外してくれてる。

出発準備を整えるが、バイクは先入れ後出しなので大量のクルマの下船を待たなくてはならない。このフェリーは面白い構造をしていた。写真を拡大すると分かるが、普通車をたくさん積めるように、簡易的な2階建てになっている。このままだと大型トラックは出られないよな、と思ってたら2階部分の床が上か下か忘れたが動いて、大型トラックが通れるようになった。
そんなギミックがあるので、中々下船は待たされた。15分くらい掛かっただろう。ようやく出番になったので、2020年以来1年振りの佐渡島だ。その時のようにゆっくり散策は出来ないが、帰りは16:05両津港発のフェリーなので、7時間弱あるからそれなりには周れるだろう。
去年訪れた時に、一番良いと思ったのが佐渡島北側だったのでそちらに行ってみよう。その時は時計回りで行ったから、今度は逆回りで進んでみる。
両津市街を抜けて、県道45号佐渡一周線を内海府を見ながら快適に走る。40分くらい走ったところで、佐渡島最北端周辺に着いた。何故か前回は訪れなかったので、今回は寄ってみよう。
ここは観光施設があったようだが、残念ながら閉鎖されていた。2009年に訪れた時は、ここで食事をした記録が残っていた。あまり覚えていないが、思い出の地が閉鎖されているのは寂しい限りだ。

灯台だけは残っている。去年訪れなかった最北端の灯台に訪れることが出来た。

灯台も撮影。ただ、この灯台はそこまで絵にはならないかな。南西の沢崎鼻灯台は非常に絵になる光景だったが、目玉が無ければ観光施設の閉鎖も仕方がないのかもしれない。
最北端の弾崎を軽く見て、ツーリング再開。これまた去年も訪れた、すぐ隣の二ツ亀に寄ってみた。

去年に引き続き、また今回も干潮時じゃなかったみたいなので上からの写真だけで済ませる。去年と違うのは、今回は夏休みなので背景が夏の雲なのと、下の浜にはテントがたくさん張ってあった。と言っても、キャンプと言うより海水浴客がメインのようだ。

二ツ亀もあっさり立ち去り、今度は大野亀。去年は上まで登ったが、今回は真夏で暑いし時間もあまり無いので、背景の撮影で済ませる。

暑いが気持ちの良い空が広がっている。

やはり佐渡は外海府の景色が一番良い気がする。

夏は緑豊かで空も青くて、暑すぎなければ良い季節だ。
大野亀の撮影を楽しみ、今度は外海府を見ながら走る。

途中で崖上の展望の良い所があったから、停まってみた。恐らくツーリングマップルでの、押手岬周辺だと思う。

海と道の景色が好きな構図。

海の透明度がとても高い。

去年も思ったけど、佐渡島は良い島だ。

ピョコンと出てる岬は、関岬だろうか。
道端での撮影を楽しみ出発。行きたい所は決めてないので、適当に展望が良い所があったら寄りながら進んでみよう。

どの辺か全く分からないが、田んぼの背景に日本海と夏空が広がっていた。

バイクと一緒に撮影。多分、前に詰まったから止まったのかな。去年佐渡島で事故を起こしているし、今年のGWには九州で事故を起こしているので、Passしようとせずに景色が良い所に停まって撮影すれば、気も紛れる。
そろそろ良い時間になったので昼食にしよう。どこに行こうかと思ったが、去年も行った相川の店がちょうど良いかな。美味しかったし、カードも使えたし。
早速向かったが、途中に小川のひまわり畑があり、夏の象徴ひまわりが一面に咲いていた。良いな、と思ったがメシにしよう、と決めてしまったのでスルーしてしまった。後で少し後悔する。一度決めるとそれに向かって一心不乱になる傾向があるので、その辺は柔軟に立ち回りたい。

11:00過ぎに相川の商店街に到着。去年も訪れた持田家もコロナ禍に負けず営業していた。入って注文しようとすると、LINEで友達登録してくれれば何割か割引してくれるキャンペーンをしている、とのこと。何度も来れる所では無いが、友達登録しておく。

割引があるなら、とリッチに船盛定食にしてみた。やはり島は魚が美味い。
お腹も満たしたところでツーリング再開。この辺で、夏対策でメッシュジャケットを着てきたが、正午に近づき暑くなってきた。走れないほどではないが、少し涼しい所に行きたいな。と思った。
という訳で、これまた去年は訪れなかった佐渡金山にでも行ってみようかと思った。坑道内はきっと涼しいはず。ということで、移動する。去年訪れた北沢浮遊選鉱場跡と佐渡奉行場跡を横目に走る。

佐渡金山に12:00過ぎに到着。若干雲行きが怪しかったが、メッシュジャケットは少々濡れても走ってれば乾くので、スマホやケーブル類のみトップケースに避難させた。

入場料を払って佐渡金山に入る。佐渡金山は、主に江戸時代の宗太夫坑と近世の道遊坑の2つがある。12年前に見た時は宗太夫坑の方が面白いと思ったので、今回はそちらだけの入場券にした。個人的な意見だが、道遊坑は近世だけあってトンネルが非常にキレイに掘られている。宗太夫坑は古いだけあって、素掘り感がとてもするのでそちらの方が好きかな。

予想通り、坑道内はとても涼しかった。少し寒いくらいかもしれない。真夏にこれは大変素晴らしいアトラクションだ。雰囲気の良い坑道を進む。

金山内はこのように?人形が至る所に置かれていて、一部は動いていたり当時の作業者の声を再現していたりと、中々見応えがある。坑道内は湧水の処理が大変だったようで、これはその排水のための設備のようだ。

今でこそ、電気が充実しているが当時の灯りのみで4時間もこんな地中に居たら発狂しそうだな。

やはりこの素掘り感が良い。結構色んな所に人形が置かれていて、こんな所にも?とビックリするような場所にも居るので、行かれた方は色々探してみてください。

宗太夫坑を楽しみ外に出たら暑い。温度差でレンズが曇ってしまった。佐渡金山は幕府の貴重な財源だったので、直轄領だったから三つ葉葵の紋が至る所にあった。こちらの建物は簡単な資料館になっていた。アリの巣のようになっている坑道図や道具の展示。レプリカの金塊を狭い穴から出せるかチャレンジ、等の催しがあった。

出口に土産物屋があるのは、観光地ではド定番だ。ソフトクリームがあったので美味しくいただく。金山らしく、金箔入りのソフトだった。金の味は分からなかった。
佐渡金山を楽しめた。涼しい坑道で体もクールダウンしたところで、これからどこに行こうか悩む。去年の佐渡島では、ほぼ一周は達成したのだが微妙に訪れていない所がある。真野湾の西側、相川~春日崎~台ヶ鼻にかけてだけ走っていない。
そこに行こうか悩んだが、やはり去年も見た大佐渡スカイラインの展望をまた見てみたい。両方行こうと思えば行けるだろうが、慌ただしくなるのも嫌なので、今回も完全一周は諦めよう。
そんなことを考えながらツーリング再開。佐渡金山から大佐渡スカイラインを登っていく。標高を稼ぐにつれて段々涼しくなってきた。中々厳しいヘアピンコーナーを駆け上って行くと、視界が開けてきて大変素晴らしい光景を見ながら走る。

去年も訪れた、大佐渡スカイライン交流センター白雲台に到着。佐渡最高峰の金北山だろうか、自衛隊の設備だろう建物が見えた。

やはりここからの景色は最高だ。去年の記録には真野湾→両津湾と記したが、今回は変えて両津側から紹介してみる。

PLフィルターが効きすぎたので、もう少し反射があっても良いのかもしれない。

夏の雲は、何かワクワクしてしまう。バイクに乗る前は夏が大嫌いだったが、最近は好きになってきた。あまりにも暑いとキツイが、走っている分には大丈夫だ。信号待ちが多発すると、下手すると朦朧としてしまうから注意が必要。

これを見れただけでも、佐渡島に来た意味があるように思えた。また来ても良いかな、と思うが上越便が無くなったので、狙うならGWくらいかな。
大佐渡スカイラインの景色を楽しみ、両津側に降りていく。やはり大佐渡スカイラインは東側の方がコンクリ舗装で段差が多いため走りにくい。そちらを下りにするのは少ししんどいかな。なので、大佐渡スカイラインは東側から登ることをオススメする。
山から国中平野に降りてきた。広大な田園風景だったので、どこかで良い撮影場所が無いか探してみた。

一面田んぼの背景に、大佐渡山地と夏空を望む農道があったので入ってみた。

バイクと撮影。

前来た時も思ったが、9月になれば一面黄金色に輝きそうだ。9月に佐渡に来るのは少し厳しいが。
そろそろ両津港に近づいていた方が良い時間になった。佐渡広域農道から両津港方面に向かうと、海沿いに出た。もう少し時間があるので、適当に良い所が無いかな?と思っていたら、海沿いの駐車場を見つけた。

そこは住吉海水浴場だった。海水浴をしている人達が多く居た。ちょうどこれから乗るフェリー、佐渡汽船ときわ丸が入港してきていた。

入道雲がモクモクと湧き出て、実に夏らしい景色。でも一雨あってもおかしくない色もしているので、少し不安を感じる。

ときわ丸と大佐渡山地。あの船から下船が終わらないとどうせ入れないので、これから向かえばちょうど良さそうだ。

さくっと両津港に到着。既に復路の乗船券は発行済なので、特に用は無いが外に居ても暑いので、ターミナルに入ってみた。両津港も中々年季を感じられたが、待合室があったのでそこでしばらく涼む。

これから乗るフェリーときわ丸。と言っても朝乗ったので同じフェリーだ。

ひょんなことから2年連続佐渡島に来ることになったが、また来たいな、と思える島だ。また来てと言われたので、また来ないといけないだろう。
そうこうしてたら案内が始まったので乗船開始。朝と同じような場所に案内された気がする。まだ連休序盤なので、あまり人も多くなかったと思う。場所を確保して、乗船を待っているとフェリーは定刻通り16:05に両津港を出港した。

しばらくすると佐渡島から離れた。折角渡ったのでもう少し居たかったが、今回の旅で新潟・東北を制覇しなければならないので、致し方ない。引き続きの旅を楽しもう。

あまり時間が無かったので船内に売っていた、佐渡牛乳のコーヒーを飲む。この手のは甘いが疲れを癒すには甘い物が良いので、美味しくいただいた。
それからは座敷でゴロゴロしながら、朝も早かったから少しくらい寝ただろうか。帰りのフェリーも海は荒れずに快適そのもの。

新潟港に近づいてきたところで夕暮れの時間になったので撮影。

夕暮れに染まった新潟市街が見えてきた。
これからだが、新潟市北東部・新発田市を少し巡って胎内市まで走る。夏とは言え、もう夕暮れだから流石に真っ暗になることだろう。
フェリーは定刻通り、18:30頃新潟港佐渡汽船ターミナルに到着した。台数が多くなかったから、あっさり下船できたと思う。
早速ツーリング再開。国道113号を新潟空港方面に向かう。国盗り「松崎」の空をGetし、新潟空港に向かったが、予想以上に郊外感のある道だった。空港へ至る道は大体立派な道が多いので、これは意外だった。
空港CP「新潟空港」もGetし、国道7号新新バイパスに向かう。一日市ICからバイパスに入るが、新潟市も中々バイパスが発達している。信号の無い2車線が続いていた。
国盗り「早通」の空と、道の駅CP・国盗り「豊栄」の空もGetしたが、「太郎代」が取れずに聖籠町に入ってしまった。仕方ないので、途中のICで降りて引き返して何とかGet。
バイパスのおかげで快適に新発田へ移動して、国盗り「新発田城」をGetした。家に居る時は、夕食は早めに食べるが、出掛けている時はなるべく明るい時間を稼ぎたいので、完全に真っ暗になるまで走ることが多い。
新発田市街に入ったところで既に真っ暗だったので、そろそろ夕食を食べる。昼食を豪勢にしたので夕食は節約するべく、吉野家で美味しくいただいた。スーパーが隣接していたので、買い出しも済ませておく。付近のGSで給油も済ませておいた。
お腹も膨れた所でツーリング再開。新発田市街に入っていき、名城CP「新発田城」公共建築CP「蕗谷虹児記念館」をGetし、加治川を渡ったところで国盗り「金塚」「紫雲寺」の空をGetした。
これでようやく今日のノルマが終わった。とこの時は思い込んだ。こう書いたのはやはり理由があるのだが、それについては翌日の記録にでも記す。ようやく本日の宿「中条グランドホテル」に20:30頃到着した。国盗り「中条」の空もGetしておく。
手指消毒をしてチェックインして、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。早速風呂に入って汗を流してサッパリ出来た。
明日からの予定を確認すると、日本海側の笹川流れを通ってようやく東北山形県に入る。そこから内陸に入って、月山周辺のポイントを巡り、グルっと回って山形県酒田市に泊まる。明後日は、朝一で山形県酒田市沖の飛島へとんぼ帰りし、鳥海山近辺を周って秋田県秋田市に行くつもりでいた。
しかし、出発時から気になっていた台風9号が予報通り日本海側に向かってきそうだ。幸い、日本海上で温帯低気圧になりそうだが、その低気圧が明後日10日(火)に山形・秋田に向かってきそうだった。
そうなると、飛島に向かう定期船が欠航になる可能性が高い。台風ではなくなるが、今日乗った佐渡汽船のフェリーレベルならとにかく、人だけの高速船なので荒天には非常に弱いだろう。
なので、計画の変更をしてみようかと思う。と言っても選択肢は1つだろう。行きたい飛島へは、山形県酒田市から定期船が出ている。普段は1日1往復だが、繁忙期は1日2便になりAM・PMで運行される。
明後日温帯低気圧が来るから、明日行くしかない。今は新潟県に居るので、とてもAMに酒田市まで着くのは不可能だろう。となると選択肢は一択で、明日のPMの便に乗るしかないだろう。明日は普通に新潟県胎内市のホテルを出発していけば、山形県酒田市にPM着くのは何とかなるだろう。
そうなると山形県の内陸が残ってしまうが、それは明後日に回すしかない。温帯低気圧が来るが、現状の天気予報では秋田県は少し悪かったが、山形県内陸部はそこまで悪い予報ではなかった。それだったら、何とか周れるかと考えた。
明日は山形県酒田市に宿を取っているが、内陸に向かうため少しでも距離を稼いでおきたい。酒田港に飛島から戻って来てから移動するため、鶴岡市辺りの宿の方が便利だろう。探してみたら、鶴岡市のアルファーワンが見つかった。ここは当日18:00までキャンセル料が掛からないので、予定が変わったとしても安心だ。早速予約しておき、酒田市のホテルをキャンセルしておく。
コロナ禍のためなのか、飛島航路は予約していないと乗れない、とあった。夏休みに入っているので不安だったが、明日PMの往復を確保出来た。これで準備は万全だ。
そんなことをしていたら、もう寝る時間になった。ホテルなので出費管理をしたいが、今朝も早起きしたしやめておく。今考えると、この時やっておけば良かったが、計画変更にもそれなりにパワーが必要なので仕方ない。
ここでLINEを見ると、気が向いたら東北へ行くと言ってたA氏が決行することにしたらしい。私の予定は伝えていたので、11日(水)に弘前で落ち合おう。という話になった。
北海道に行っているM氏も、それに合わせて弘前に行こうか、と言ってくれた。私の計画に依存されてしまうのは申し訳ないが、皆の柔軟な対応に感謝しよう。これで、また後の楽しみが増えた。
今日は2年連続の佐渡島を楽しめた。天気にも恵まれて、良い景観に恵まれた。明日からは天気予報が悪いが何とか持ってほしい。飛島にとんぼ帰りになるが、2日連続の島を楽しみにしよう。そんなことを考えながら、眠りについた。
宿泊地:新潟県胎内市 中条グランドホテル 5,600円(朝食付)
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