
■6日目 8/12(木) 天気:曇り
走行距離:389.6km
青森県弘前市のホテルを出発し、八甲田山麓を走って青森市に出た。そこから下北半島へ向けて北上し、脇野沢経由で本州最北端大間崎まで走った。下北半島を一周したいところだが、国道が不通になっているので通ってきた道を戻り、むつ市まで走った。
6:00頃起床。前日は仲間達と宴会をしたが、普通に起きることが出来た。早速天気予報を確認すると、残念ながら全く変わっておらず、東北地方はどこもずっと予報が悪かった。晴れマークは1つもなく、所々傘マークもあった。当初から分かっていたが、こればっかりは仕方がない。とは何度も思いつつも残念としか言えない。
朝シャンを浴びて、朝食付きなので会場に向かう。最上階なので結構眺めも良く、私が普段利用するホテルと比べると高級感があって落ち着かなかった。値段はかなり安かったのだが。天気が良ければ岩木山が一望らしいのだが、残念ながら何も見えなかった。
朝食を済ませて出発準備をするが、天気も良くないのであまりやる気が起きなかったためか、8:00頃ホテルを出発した。
まずは国道102号に出て十和田湖方面に向かう。途中少し県道117号に向かって、早速神社CP「猿賀神社」をGetする。国道102号に戻って道の駅「いなかだて」を通過し、コロプラ土産もGetした。
通り沿いのGSで給油をし、バイクのお腹も満たしてやる。東北道黒石ICを過ぎてしばらく走ると、分岐が出てきた。このまま真っ直ぐ行くと十和田湖に出て、国道394号に進むと八甲田へ向かう。
当初の予定は、この辺の著名な走りスポットなので、十和田湖と八甲田周辺をグルグルしようと思っていた。しかし、天気が生憎な模様だし行ったことが無い訳じゃないので、今回は目的の最短ルートを進むことにした。
そのため、国道394号を曲がり八甲田方面に向かう。交通量はあまり無かったと思うが、標高が上がるに連れ秘境感が出てきた。

8:50頃城ヶ倉大橋のパーキングに到着。

ツーリングマップルにも絶景ビューポイントとあったが、山に雲が掛かっていてとても絶景とは言えないな、と思ってしまった。
城ヶ倉大橋を出発し、国道103号に入った。八甲田周遊ルートだが、相変わらず八甲田山は見えない。仕方がないのでのんびり走りながら、青森市街へ向かう。
かなり標高が下がったところで、県道44号に入った。ここからサーキットCP「ASPA青森スピードパーク」を取りに再度山中に入って行った。サーキットは辺鄙な場所にあることが多いし、私有地になるのであまり中までサーキットに用事も無いのに入りたくない。事前にストリートビューで見ている限りでは、近くに広い所があったのでそこにバイクを置いて向かおうと思った。

すると夏休み中だからか、写真では分かりにくいかもしれないがゲートにチェーンが張られていた。

仕方ないので、広い所にバイクを置いて徒歩で向かった。ゲートが閉じていたので当たり前だと思うが、サーキットは営業していなかったが、無事にCP「ASPA青森スピードパーク」をGet出来た。

ここから青森市街を一望出来たので、天気は良くないものの写真を撮る。
用事を済ませて再度青森市街方面へ戻り、国道7号バイパスに入った。青森道と並走しており、しばらく走ると国道4号に出た。この道をそのまま走ると東京まで繋がっている。日本海側をずっと走ってきたので、国道4号を見ると太平洋側に出たんだな、と実感する。
この辺の国道4号は交通量はそこそこあるものの、流れが良い。快適に走っていると、夏泊半島の分岐に出た。天気が良ければ寄り道しても良いが、今回はそのまま国道4号を走り続ける。
下北半島の分岐点になる野辺地町に入り、ここから下北道に入った。ここも無料なのでありがたい。一瞬六ヶ所村に入るので、国盗り「六ヶ所」の空をGetした。
よくネタになっている、青森なのに横浜がある、と言われる横浜町で下北道は終わり、国道279号に入った。近くに道の駅「よこはま」があり、良い時間になったので昼食にしよう。11:30に道の駅に到着した。

ホタテ天丼にしてみたが、中々美味しかった。ここで売店を見ると良さそうなものがあった。やはり東北に来たからには最北端青森土産を買って帰りたいので、会社土産を購入した。
お腹を満たしたところでツーリング再開。12:00に道の駅を出発し、引き続き国道279号を北上した。
本州最北端の市、むつ市に入る。コンビニでコーヒー休憩をし、近くにドラッグストアがあったのでお茶を調達しておく。LINEを見ると、友人A氏とM氏は昨日話した通り、盛岡の「ぴょんぴょん舎」で冷麺を食べたらしい。
私の方は昨日の記録にも書いたように、当初の予定では十和田湖や八甲田周辺をグルグル回ってから、むつに来るつもりだった。しかし、天気が良くないので全てすっ飛ばしきてしまったから、午後一でむつに入ることになった。
昨日からこのケースは想定していた。これだったら十分行けると思われるので、今日大間崎に行ってしまおう。
むつ市から国道338号に入って下北半島を時計周りに向かう。自衛隊の基地を横目に見ながら走った。途中広域農道でショートカットし、国盗り「むつ川内」の空をGetした。
引き続き国道338号を進んで脇野沢に出た。道の駅「わきのさわ」を通過し、国盗り「脇野沢」の空をGetする。ここからは中々のワインディングロードで交通量も少なく、楽しく走る。九十九折の山道を越えて、県道253号に少し寄り道して、道の駅「かわうち湖」でCPをGet。これで青森県の道の駅を制覇出来た。Uターンして国道338号に戻る。
ここからも海を見ながらワインディングロードを走る。佐井村に入ったところで国盗り「佐井」の空をGetした。

佐井村のどこかだと思うが、奇岩を見れる場所があったので停まってみる。

相変わらず一面の雲が広がっており、テンションはあまり上がらない。
休憩を済ませてツーリング再開。佐井村中心部を越えると、ついに本州最北端の街大間に入った。天気が良くないものの、ようやくここまで来たんだ、とご満悦。
北海道へ渡る津軽海峡フェリーターミナルを横目に見つつ、本州最北端の地大間崎へ向かった。

15:30に大間崎に到着。まずは、「ここ本州最北端の地」の碑の前で記念撮影。

クロマグロのモニュメントとも撮影。コロプラ土産もGetした。
記念撮影を終えたところで、ここにバイクを置いていると他の観光客の邪魔になるから正規の駐車場へ移動する。

引き続き大間崎を周ってみた。

大間のマグロは有名なので、モニュメントも建っている。

先ほどのバイクとの記念撮影だと、文字が良く見えなかったので、本州最北端碑を再撮影。

うっすらだが北海道が見えた。今年の夏休みは北海道に行けなかったので、見れただけでも嬉しい限り。

弁天島の大間崎灯台は工事中っぽく足場が組まれていた。ここの売店で土産を追加購入し、ソフトクリームを美味しくいただく。これでようやく今日のノルマが終わった。と言っても割と早い時間だとは思う。
大間崎を楽しみ16:00頃出発する。引き続き下北半島を時計回りに行き・・・たいところだが、何度か記載しているように国道279号の一本道が崩落したため、通行止めになっていた。確かニュースとかでも陸の孤島になっているので、船で救助に向かった、というのが報道されていた。
仕方がないため、通ってきた国道338号を戻る方向に向かう。とは言え、同じ道を戻るのも芸が無いので、佐井村から県道46号に入った。ツーリングマップルでも「おすすめの峠越えルート」とあるが、こちらも中々楽しい道だった。下北半島もどこ走っても、走り甲斐のある道が多い。
県道46号を楽しく走っていると、行きに通った広域農道と合流した。ここからは通った道を逆方向に走って、むつ市街に向かう。天気が良ければ釜臥山にでも行きたいところだが、こんな天気で行ってもしょうがないと思ったからやめておく。なのでもう宿に入ってしまおう。
予約していた本日の宿「むつはねやホテル」に17:50頃に到着した。事前調査通り、屋内駐車場が完備されており、屋根がある所にバイクを置けたので嬉しい。
手指消毒をしてチェックインし、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。早いもので残りの旅程が3日程度になってきた。これだと、週末に有休を付けて巡るのと同じ感覚だ。なのでもう良いだろう、と思いシートバッグを宅急便で送り返すことにした。送料は掛かるが、その程度で残り3日空荷で走れると考えると悪くない出費だろう。
バイクからシートバッグを外し、部屋に持ち込む。フロントで着払い伝票を貰っておいた。宅急便センターへ行けば少し安上がりだが、もう面倒だったのでホテルから送ってしまう。今日調達した土産や、使用済みのインナーなどをシートバッグに詰める。そして、フロントで発送手続きを完了した。
早めに入ったので、周辺の温泉にでも行ってみようかと思い色々調べたが、結局止めてしまった。今から温泉に行くと夕食が遅くなってしまうから、というのもある。
なので夕食をどこで食べようか、周囲を検索する。正直言って、あまり食指が動くものは無かった。では適当にうろついてみるか、と思い歩いてみたが何だか寂れているな、という印象だった。やはり空いていても飲み屋しか無いし、それも結構コロナの影響なのか休業している所も多かった。
周辺をグルっと回ったが、気軽に入れそうな店が無かったので、もういいや。と思い、コンビニへ行ってみた。

すると、一応ご当地と書いてあったバラ焼丼が売ってた。しかも半額シールなので、中々のオトク感で嬉しい。飲料も一緒に買い込み、部屋に戻って食べたが、中々美味しかった。
LINEを見ると、昨日弘前で共にした友人A氏とM氏は仙台に居るらしい。店は違うだろうが、4月に私も行った「利久」で牛タンを食べているようだ。道中は別々で行動して、宿泊場所だけ合わせたようだった。バイク旅なら、それが一番気楽で楽しいかもしれない。
温泉に行かなかったので部屋の風呂に入り、テレビを見ながらゆっくりする。
明日の予定だが、当初は明日大間崎・尻屋崎へ行ってから青森県八戸市に泊まる予定でいた。しかし、天気が良くなかったから八甲田周辺をすっ飛ばして大間崎まで今日行ってしまったから、明日八戸では近すぎるだろう。
なので、予定の再変更を検討する。八戸からもっと進んだ先だったら、岩手県盛岡市くらいまでは走れるだろうか。例え暗くなっても構わないが、その程度で終わらせようか。
盛岡なら宿も色々あるだろう、と調べたら屋根付き駐車が出来て朝食付きで安い宿が見つかった。なので、明日予約しておいた八戸のホテルをキャンセルしておく。私も盛岡で冷麺でも食べに行きたいところだ。
次は、盛岡からだと距離を計算すると、宮城県気仙沼市あたりが良いかと思った。こちらもホテルを調べると、ルートインが見つかった。ルートインなら外さないし、風呂付・朝食付なので何の文句も無い。ルートインにしては安かったのでこちらも抑えておく。
これで計画変更は完了だ。明日は前からずっと行きたいと思いつつ行けなかった、下北半島尻屋崎にいよいよ訪れる。そこから下北半島を南下し、太平洋側を巡ってから内陸に入り、盛岡までまで走る予定だ。尻屋崎以外はあまり考えていないが、天気予報も良くないので、どうするかはまた明日考えよう。
明日の天気予報が良くなることを祈りつつ、眠りについた。
宿泊地:青森県むつ市 むつはねやホテル 5,800円
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