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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年12月30日 イイね!

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 番外編

 いつもの番外編です。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみる。

■走行データ(燃費計算基準)

走行距離 2,846.6km
高速使用距離 815.9km

給油回数 4回

※巡ったのは6泊6日+1日(広島の実家から静岡まで戻る)なので、ざっくり1日400km平均ってところだ。前後の移動日は600km以上走っているが、島巡りをしているので少し少な目だろう。しかし、こんだけ走ってもバイクと比べると全く疲労度が違う。
 

■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  12/24(金) 兵庫県三木市 山陽道三木SA車中泊:無料+自宅の風呂:無料
  12/25(土) 山口県周南市 道の駅ソレーネ周南 車中泊:無料+江泊温泉 和の湯:740円
  12/26(日) 山口県光市 ホテル光ヒルズ:5,100円(風呂付)
  12/27(月) 愛媛県伊方町 道の駅瀬戸農業公園 車中泊:無料+八幡浜黒湯温泉 みなと湯:600円
  12/28(火) 高知県四万十市 ホテルクラウンヒルズ中村:5,700円(風呂付)
  12/29(水) 愛媛県四国中央市 松山道入野PA 車中泊:無料+湯処あらたえ 小松島店:650円
  12/30(木) 実家:+愛媛県今治市 マーレ・グラッシア大三島 420円
  01/03(月) 静岡:+たつの あかねの湯 640円
  
  合計:13,850円

 ※今回は強い冬型の気圧配置のせいで、予定変更を余儀なくされた。他にやりようもあるが、17:00以降動けない場合は急遽ホテルを取ったので、少し費用が嵩んだ。

 実際1日毎とかの方が体の負担は無いので、こういうのもアリかな。6泊中ホテル2泊、車中泊4泊したので、費用を節約出来た。

 2)フェリー

  大津島巡行 山口県徳山港~大津島馬島港 往復 1,440円
  牛島海運 山口県室積港~牛島港 往復 1,000円
  防予フェリー 山口県柳井港~愛媛県三津浜港 10,500円
  宿毛市営 高知県片島港~沖の島 往復 2,700円
  大三島フェリー 愛媛県大三島盛港~広島県忠海港 2,640円

  合計:18,280円

 ※フェリーと言っても、実際にクルマを載せたのは防予フェリーと大三島フェリーだけになる。残りは人だけの乗船だ。バイクと比べると高いが、今回は仕方ない。大三島⇔忠海フェリーは、しまなみ海道が広島市側から見ると、三角形の二辺を行く形になるので、ショートカット出来る・料金もそこまで変わらない・瀬戸内の風景をのんびり見れる。と中々良いと思った。
 
 3)ガソリン代

  23,448円:147.0リットル 平均燃費:19.36km/L

 ※これだけ走ると、バイクとの燃費の違いがより顕著になる。バイクだとロングツーリングで20,000円を超えることはほぼ無い。最近のクルマと比べると燃費は良くないが、走りが楽しいので背反だから割り切る。

 4)高速料金

  新東名 島田金谷IC ~ 山陽道 山陽IC:7,160円 435.5km
  広島道 広島北IC ~ 中国道 八日市IC:1,320円 63.4km
  徳島道 藍住IC ~ 松山道 松山IC:3,050円 173.6km
  西瀬戸道 今治IC ~ 西瀬戸道 大三島IC:1,690円 29.9km
  山陽道 志和IC ~ 山陽道 広島東IC:420円 10.4km
  山陽道 広島東IC ~ 山陽道 志和IC:420円 10.4km
  第二神明 明石西 ~ 第二神明 伊川谷JCT:320円 11.8km
  阪神高速 伊川谷JCT ~ 阪神高速 松原JCT:1,320円 72.0km
  西名阪道 松原JCT ~ 西名阪道 天理IC:840円 27.2km
  東名 音羽蒲郡IC ~ 新東名 島田金谷IC:1,670円 81.7km
 
  合計:18,210円 

 ※私としては、やむを得ずガンガン高速を使った方だと思う。1回実家を通り越して、再度徳島まで戻っているので、かなり無駄な走りをしてしまってるのも原因の1つだろう。

 5)食費 7日分 10,386円

 ※1日辺り1,500円で済んでしまった。これは少しケチりすぎたかもしれない。改めて見返すと、1,000円オーバーの食事をしたのが3回しか無かった。全然満足感はあるので問題無いのだが、高速料金をたくさん使ったので、やはり自制心が出るのだろうか。

 6)その他(飲料・菓子・土産等) 13,769円

  内訳
   飲料:3,098円
   菓子等:834円
   雑費:9,837円(観光+土産)

   観光立ち寄り:
    大津島 回天記念館
    徳山動物園
    太龍寺ロープウェイ
    津峯スカイライン
    松山城
    駐車場(徳山港、松山城)

 ※雨の日は全く無かったが、フェリーの欠航トラブルもあったので、動物園に行ったりした。それはそれで楽しかったので良い。城巡りは中々楽しいので、今後も継続していきたい。

合計 98,303円

 ※年末年始休暇巡りの中では、過去最高の金額になってしまった。高速もふんだんに使い、中距離フェリーにもクルマを載せたり、ホテルも使ったりしたのでそれも納得の数字になった。


 今回の旅では、強い冬型の気圧配置の影響で強風に見舞われたが、日本海側ではないので天候は中々良かった。お陰で計画を変更し柔軟な対応をすることになった。

 特に印象に残っているのが、大津島だと思う。太平洋戦争の施設が残っており、中々の見ごたえがあった。もちろん瀬戸内の風景も大変素晴らしかった。牛島も漁港の石垣風景と、海岸から見る瀬戸内はキレイだった。

 そして当初の予定通り、2021年国盗り・ハイドラメインCP(駅・ダム・高速関係・空港以外と、近隣のいつでも行ける所を除く)を制覇することが出来た。

 近隣の残りCPは、山梨県のサーキット・メロディーライン。静岡県の道百選・遊園地だ。こんなのはいつでも行けるので、放っておいたら結局最後まで残ってしまった。静岡の道百選は富士山スカイライン。遊園地は、ぐりんぱで有料道路南富士エバーグリーンラインを通らないといけない。遊園地には用事が無いので、置き去りにされている。有料道路を通れば一気に取れるだろう。

 山梨は韮崎から更に奥に行ったサーキットと、富士スバルラインの麓にあるメロディーラインだが、冬が終わったらまた行くようにしよう。

 どちらも流石に2022年中には行こう。後はイベント会場が2個ほど埋まってないが、あまり情報が無いのでどこか分からない。いつの間にか増えたみたいなので、それだったらそこまでこだわっていない。

 とりあえず旅の目標の1つの節目をクリアした。今後は、今まで以上に当ての無い旅をしていきたいな、と思う。気に入ったところにしばらく居たり、気の向くまま標識を頼りに行ってみるのも悪くないだろう。今まで巡り優先で、日中の温泉とか寄らないケースが多かったが、今後はそういうのも増やしていきたいな、と思う。

 後は、制覇優先でクルマでしか行ってないところに、バイクで行ってみるとかも面白そうだ。一応、街中とかバイクで行ってもそこまで楽しくなさそうな場所を、クルマで重点的に行ったつもりだが、そんなところでもまたバイクで走ると違うかもしれない。パッと思いつくのは、長崎南部とかだろうか。

 国盗りは終わらせたが、まだまだ巡りたいところは山ほどある。日本も狭いようで奥が深い。島もあるし、季節が変われば景色も変わる。まだまだ私を楽しませてくれそうだ。




 後日談だが、話題をガラっと変える。2021年国盗り6000空達成者をアプリ運営事務局が、表彰してくれる。とメールがあった。こういうのがある、というのは何となく知っていたが、いざ実際私が達成者となるとは、何とも感慨深い。

 2月にあるそうなので、予定を空けておく。と言っても冬は殆ど出掛けないので問題無し。この表彰式だが、コロナ前は関東のどこかの会場を貸し切ってやっていた、というのを見たことがある気がする。今はこのような状況なので、Youtubeによる生配信でされるそうだ。

 その中で、達成者から抽選で1人、生配信中に生電話を繋ぐ。というイベントがあった。今っぽいイベントで面白そうだ。2021年中に何人達成したか見たところ、17人だった。抽選確率としては高いか低いか分からないが、全員は希望しないだろうから、12~13人くらいだろうか。

 とりあえず面白そうなので、申し込んでみた。入力フォームに携帯番号を入れておく。



 そして当日がやってきた。正直、今流行っているのはもちろん知っているが、Youtubeの生配信を見るのは初めてだったりする。



 私は存じ上げなかったが、MCの方が仕切っていた。後はアプリ企画担当の方で、式典は予定通り開始された。折角なので大画面で見るべく、TVでYoutubeに繋いで楽しむ。無許可なので、画像の加工だけはしておく。



 そして私のアプリアイコンが表彰された。奇数の最後だったからか、私だけ1人でドン。と表示されて、何だか得した気分。といっても、アバターは殆ど弄っていないのだが。

 式典を楽しんでいると、いよいよ生電話の抽選が始まった。どうせ当たらないだろうな~っと思いながら見てたが、何と大当たりしてしまった。これには心底驚いた。掛けますね~となったしばらくして、本当に掛かってきた。

 いそいそと電話に出ると、まずYoutubeとのタイムラグがどうしても発生するので、画面とTELが大幅にズレているのに手間取った。映像も見ていたいけど、TEL対応もしなければならないので、これが大変だった。

 一応当選した時のことを想定して、これは話したいなぁ~とか思っていたが、あまり思うように話せなかったのが残念。北海道が好きなこと、島が大変だったこと。大変だったが、このアプリを通じて島旅が好きになったこと。などを回答した気がする。

 そして当選者の特典として、2022年夏の陣のポイント抽選に参加が出来た。マスコットがダーツを指して、当たったのが神奈川県の猿島だった。結局、2021年と同じ場所ということで却下されたらしい、番組内でも突っ込まれていたが、そういうのは最初から排除しておいてもらいたい。

 と言う訳で、もう1回抽選したが、時間も経ってしまったのでどこが出たか忘れてしまった。夏の陣はあまり参加していないので、2022年はこういうのをやってみるのも面白いかと思った。



 そして、6000空達成特典として、Tシャツと巾着袋が送られてきた。Tシャツは中々着れないと思うが、飾っておきたい。巾着袋は普通に使ってみようかと思う。

 こんなイベントをやって楽しませてもらい、非常に感謝している。課金はしない主義なので、1円たりともこの会社に落としたことがないのが恐縮だが、代わりじゃないけどこれのお陰で旅をすることにより、地域にお金を回しているのは良いことだと、自分で言い聞かせる。

 これからは、ハイドラのダムCPを近くにあれば寄り道するような形で取りに行くのも悪くない。ただ、流石に制覇は出来ないだろうな。何せ多すぎるから、まぁ息の長い趣味としてやっていくのも良いだろう。

 ひょんなことで、2021年3月に制覇の目標を立てて、突き進んできた。中々強引に進めたところもあるが、一区切りは付いた。だからと言ってこれで旅を終えるつもりはさらさら無い。これからはむしろ、枷が無くなったので本当に行きたい所を重点的に周れるようにしていきたいと思う。

 まだまだ旅の途中です。これからも楽しんで行きたいが、何か目標があった方がモチベーションになるので、その内何か考えることにしよう。冬は適度に近場で済ませ、暖かくなってきたらまた遠くに出掛けて行きたい。その頃にはコロナが収束しているのを願うばかりだ。

■関連ブログ

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 1日目 静岡~山口県周南市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 2日目 山口県周南市~大津島~山口県光市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 3日目 山口県光市~牛島~愛媛県伊方町
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 4日目 愛媛県伊方町~沖の島~高知県四万十市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 5日目 高知県四万十市~徳島経由~愛媛県四国中央市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 6日目 愛媛県四国中央市~広島県広島市
Posted at 2022/07/28 23:27:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陽四国2021 | 日記
2021年12月30日 イイね!

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 6日目(最終日) 愛媛県四国中央市~広島県広島市


■6日目 12/30(木) 天気:晴れ
走行距離:約250km

 入野PAを出発し、混雑する前に愛媛県松山市に入った。駐車場にクルマを停め、松山城を観光。そして道後温泉に訪れて、少し巡る。松山観光後は今治に移動し、しまなみ海道に乗って大三島で降りた。いつもと趣向を変えて、フェリーで本州に渡り、実家の広島市まで走った。

 6:00頃起床。トイレで洗顔をしてコンタクトを入れる。PAなのでお湯が出るから快適だ。このPAはセブンイレブンがあったので、朝食を調達して食べた。食後のコーヒーも飲んで、歯みがきを済ませた。

 今日は、昨日急遽決めた松山城に行ってみようかと思う。その後松山市街を見て、道後温泉でも入ってから実家に帰るつもりだ。松山城は観光地なので、なるべく朝一で入れば混雑を避けられるだろう。



 たまたまハイドラCPの状況を確認したら、ちょうど総ポイント数が「11111」だった。世の中上には上が居るはずだが、かなりハイドラの有用な情報を提供している方でも、私よりポイントが多い人を見たことが無い。これは自分で言うのも恐縮だが、頑張って全国を周っている証拠だろう。

 閑話休題、早く松山市街へ行くため入野PAを7:00頃出発した。松山道を快適に走り、松山ICで降りて市街地へ向かう。事前に松山城に近くて安い駐車場を探していたので、そこを目指して向かった。8:00頃にコインパーキングに到着。朝早いため、まだ駐車場も余裕があった。

 松山城はちょっとした高台にあるので、観光リフトがある。事前に調べていたが、運航開始が8:30~だったと思う。繁忙期だから早めに開放していないか、淡い期待を込めて文明の利器は使うべく向かった。



 リフト乗り場近くにあった、加藤嘉明公の銅像。松山城を築城した人物で、賤ヶ岳七本槍の1人でもある。



 坊っちゃんとマドンナ像。夏目漱石ゆかりの地なのを推している。

 写真を撮りながらリフト乗り場に行ってみたが、やはりまだ空いていなかった。待っても良いが、どうしたものかと思って調べてみると、別に登山道があるらしい。大したことなさそうだったので、冬だし歩いて登ることにした。



 登山道入り口にあった東雲神社の階段を登る。



 今回の旅最終日だが、無事を祈って参拝しておいた。登山道なので確かに登りだが、地元の方も散歩している人も多く、思った以上に大したことなかった。



 松山城の案内図。ここまで10分程度で来ることが出来た。



 早速石垣が見えてきたが、一部補修中だった。その辺全く調べずに来たが、ちゃんと見れると良いのだが。



 リフト乗り場。ここにトイレがあったので済ませておく。結局営業開始までに登ることが出来たので、ちょっとした節約できたし運動にもなる。



 早速雰囲気の良い石垣が迎えてくれた。補修は一部だけのようなのでよかった。



 関ヶ原以降に築城されたようなので、技術が進歩しているのか石垣の石がキレイに加工されている。



 天守がチラっと見えた。松山城は現存12天守の1つなので、雰囲気の良い城であることを願う。



 登ってるので眺めが良く、松山市街を一望出来た。



 まだ早朝なので光芒がよい感じ。
 


 味のある門をくぐっていく。



 天守前広場に到着。松山城の開館は9:00~だった。待っている人もそんなに居ないので、周囲を撮って周る。



 石垣の上の建物を望む。



 石垣も味があって好きだ。



 早朝なので影が多いのと赤味掛かっているが、青空で撮影が楽しい。



 鉄砲狭間から松山市街が見えた。



 城はよいね。撮影が楽しくて、周囲を周る。



 思った以上に松山城は広くて周り甲斐があった。



 壮大な石垣を下から広角で撮影。

 そろそろ開城しそうな雰囲気になってきたので、少し列が増えていたから並んだ。少し早めに開けてくれたみたいだ。拝観料を電子マネーで支払えたのでありがたい。



 松山城に入城。



 明後日には年明けなので、門松が飾られていた。



 天守周辺も中々広くて見応えがある。



 徳川の三つ葉葵が至るところにあった。



 天守入口に到着。早速入ってみよう。



 この急な階段が現存天守らしい。



 梁・天井も木が剥き出しで味がある。



 松山城は連立天守なので、ほぼ同じ高さから天守が見れた。



 天守最上階に到着。松山市街の向こうには海が見えた。



 別角度だと島が見えたが、興居島辺りだろうか。



 広場の向こうは雲が多かったが、光芒が見えたのでそれはそれで良い。



 天守最上階の間。味のある広間だった。



 天守を楽しめたので、降りていく。

 さて、麓まで降りなくてはならないが、下りならリフトを使わなくてもよい。案内図を見ると二の丸方面に降りる登山道もあるらしいので、そちらに降りてみよう。



 二の丸庭園が見えた。入るのには別料金なので入らなかったが、広い庭園が広がっている。



 こちらの石垣も中々良い。



 二の丸庭園の曲がり角の雰囲気が良かったので撮影。



 年末だがほんの少しだけ紅葉が残っていた。



 松山城を楽しめた。想像以上に広い城で非常に見応えがあった。

 さて、この後は道後温泉にでも行ってみようかと思う。クルマで移動すると、また駐車場を探す必要があるので、クルマは置いたまま路面電車で移動しようと思う。

 現在地からだと県庁前駅が一番近そうなので、そこまで歩いて行った。時刻表を見ると、路面電車だから頻発されているので、時間を気にしなくても良さそうだ。少し待つと道後温泉行の路面電車がやってきたので乗車する。ご当地ICのみ利用可能で、Suicaが使えなく面倒だったが、仕方ないので現金で支払う。



 10:20頃道後温泉駅に到着。



 中々味のある駅舎だった。早速道後温泉本館に向かってみる。



 商店街の途中で、オシャレな店があった。ソロで入るには気が引ける感じではあったが、甘党から見ると魅力的に見えたので寄ってみる。「ケーキ」じゃなくて「ケエキ」というのが憎らしい。



 中々映えそうな入れ物で出てきた。温泉街らしくて写真に撮る。このソフトは少し高かったが、チーズケーキ味でとても美味しかった。

 この当時は道後温泉本館は改装中で、入浴は可能だが外観は足場が組まれていた。早速入ろうかと思ったが、どうやらコロナの影響で入場制限をしているらしく、整理券を配っているらしい。前の観光客が係員さんと話しているのを聞いてみると、どうやら次が15:00頃になるらしい。流石にそこまで待てないので、入浴は諦めることにした。



 仕方ないので、別の歴史がありそうな建物を撮影。

 温泉に入れないのなら、あまり混雑する観光地に居るのも何なので、早々に出発することにした。道後温泉駅に戻り、路面電車で3駅ほど行った上一万駅で降りた。駐車場に行こうと思ったが、駅の目の前に松山名物タルト屋があったので、実家土産を買おうかと思い、寄ってみた。六時屋という店だったが、普段なら絶対買わないようなタルトセットを購入した。

 さて、これからどう広島に向かおうか。無難なのは、しまなみ海道を通って帰ることだ。もう一つの選択肢は、松山から広島へ行くフェリーがあるので、それに乗ってみるのも良いかな、と思った。ただ、やはりクルマだとフェリーが高い。運転しなくてよいのは楽なのだが。さらに到着するのが、広島市の南端なので、実家に帰るには思いっきり広島市街を北に突っ切る必要がある。

 それも面倒だな、と思ったのでやはりしまなみ海道で帰ることにしよう。そんなことを考えていたので、何となくフェリーに乗りたくなった。前から考えていたことだが、しまなみ海道途中の大三島から忠海港に渡るフェリーがあるのは知っていた。しまなみ海道は尾道に向かっていくので、地図で見ると分かるが四国から見ると北東方向に進んで行く。広島市内に向かおうとすると、三角形の二辺を通るルートになる。

 なので、この大三島フェリーに乗ってみようかと思った。調べてみたが、橋を渡るより少し高いくらいだったので、こちらならまだ良いだろう。また道後温泉に入りそびれたので、どこかで温泉に入りたい気持ちがあった。大三島に海を眺める温泉があるらしいので、そちらにでも寄ってみよう。

 そんなことを考えながら駐車場に戻ると、満車になっていた。やはり観光地を巡るのは朝一に限る。精算手続きをして、11:20頃出発した。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。今晩は実家で何か良いものが出てきそうなので、昼食は質素で良い。優待券を使える吉野家を探したが、少し遠い所しか無かった。これから今治方面に向かうので、今治の吉野家にしよう。

 国道317号に入って今治方面に向かう。ダム沿いの結構なワインディングだが、松山⇔今治を結んでいるルートなので、交通量はそれなりにあった。国道196号に合流して、12:20頃今治の吉野家に到着。牛丼を美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところでドライブ再開。しまなみ海道に行こうかと思ったが、まだ少し時間がある。今治と言えばタオルが有名で、タオル美術館というのがある。行ったことが無いので、そこにでも寄ってみようかと思った。

 ところが現地まで行ったところで、何となく入る気を無くしてしまった。理由は今考えてみてもよく分からないが、少しオシャレな外観だったのでソロだと気が引けたのだろう。結局寄らずに、しまなみ海道に入ろうと思いUターンした。

 無駄に走って時間を潰してしまったが、セブンイレブンがあったので食後のコーヒーを飲む。そして、今治ICからしまなみ海道に入った。見応えのある来島海峡大橋を渡って、大島・伯方島を経由して、大三島ICで高速を降りた。

 目星を付けていた温泉は大三島の西海岸だったので、大三島ICから県道21号で大三島を横断した。2月にも大三島へバイクで来ているので、見覚えのある大山祇神社を横目に走る。



 14:00頃「マーレ・グラッシア大三島」に到着。石鹸・シャンプーは確か無かったと思うが、入浴料がかなり安かった。舐めるとしょっぱい温泉で、しっかり温まる。ツーリングマップルにも「海を望む展望露天風呂」と記載があるが、露天風呂は中々の解放感で、海がよく見えた。これは中々良い温泉だった。

 1時間ほどしっかり温まる。大三島フェリーの次の便は15:50発だったので、15:10頃温泉を出発。ここから大三島北部は、2月に周れなかったので初めて走る。海沿いで中々走っていて気持ちの良い道だった。



 少し時間がありそうなので、海沿いで撮影会。



 散々瀬戸内の風景は見てきたが、やはり良い。



 青空で瀬戸内らしい光景に撮影が楽しい。



 気持ちの良いストレート。



 クルマも撮影する。ストレートを背景に。



 瀬戸内を背景に。

 撮影を楽しみ、大三島フェリー発着所盛港へ向かった。



 15:30頃盛港に到着。しまなみ海道がある割には、乗船車両がそこそこ居た。車検証を持って、忠海港までの乗船券を購入する。



 港の設備を背景に瀬戸内の光景。

 この日も風が強めだったせいか、少しダイヤが乱れているようだ。仕方ないのでクルマの中でスマホを眺めながら待つ。



 乗船時間くらいにようやくフェリーがやってきた。



 瀬戸内海のフェリーはこういう形状が多いように見える。1Fは車両甲板で、2F部分に座席があるパターンだ。この寒いのに、バイクと自転車も居た。

 着岸して乗っている車両・乗客が降りると、案内が始まった。クルマを車両甲板に乗入れ、席を確保するが遅れているためか、乗船が終わるとすぐに出港。ちょうど5分遅れくらいになっていた。



 さらば四国!と言ってもクルマだと、やはりバイクほどの感情が湧かない。それでも生口島を繋ぐしまなみ海道の景色を楽しむ。



 西を向くと、既に夕暮れ感が出ていた。流石冬だけに陽が短い。



 大好きなフェリーの軌跡と生口島。



 このフェリーは大久野島に寄港する。小さな島だが、近年うさぎ島として有名になり、観光客が多く訪れているらしい。なので、多くの観光客が待っていた。

 その和やかな雰囲気とは裏腹に、戦時中は毒ガス製造されていた島らしく、資料館もあるみたいだ。その内この島にも訪れてみたい。原則車両乗り入れ禁止の島らしいが、バイクでもダメなのだろうか。ダメだとしたら、一番手っ取り早いのは広島県側からバイクを載せて一旦大三島まで渡る。盛港にバイクを置かせてもらい、人だけ大久野島に行くのが良いと思われた。広島県側は駅が近いので、バイクを気軽に置くのは難しいかな、とも思う。
 
 大久野島からそこそこの乗客が入ってきたので、席はそこそこ埋まってきた。確保していた席は出入りしやすかったので、そのまま座っていた。



 先ほどより更に太陽が傾いてくる。



 夕暮れ感が出てきた瀬戸内の景色を楽しめた。しまなみ海道と比べると、ダイヤの制限があるのが難点だが、運転せずに瀬戸内の風景を満喫出来るのは、やはりフェリーならでは。しまなみ海道は尾道市に出るが、このフェリーだと西側の竹原市忠海港に着くので広島市へ向かうには最短距離となるし、割と良いかと思った。



 下船案内があったので、車両甲板に向かう。時間的には30分強だが、船旅を楽しめた。16:30頃忠海港に到着した。さて、広島市の実家に戻ろう。高速道路の状況を見ると、山陽道は志和ICを先頭に渋滞が発生している。国道2号の方は、混雑して無さそうだ。

 私の実家は広島市の北の外れなので、国道2号を通ると広島市街に出るから、よく使っているのが山陽道志和IC~広島東ICは大体高速を使うことが多い。ここを通ると、かなりのショートカットになるから効率的だからである。志和ICを先頭に渋滞することが多いが、何でなのかはよく分からない。

 この状況なら、志和ICまで国道2号で行って、1区間だけ乗ることにしよう。忠海港から県道59号を北上して、国道2号に入った。ここからなら1.5時間もあれば着くだろうから18:00頃着く予定、と家族LINEに入れておく。

 広島空港近くから東広島に入るくらいまでは、いつもより多少交通量が多いものの、流れてくれた。この辺は2車線あったり、信号も少ないので流れが良いのは、しょっちゅう通っている道だけあって熟知している。

 しかし、東広島市に入ってから渋滞が始まった。Google MAPを見てもそんなに大したことはなさそうだったから、そのまま突っ切ろうかと思った。高速の渋滞も相変わらず志和IC先頭だったので、志和ICまで行けば何とかなると思い込んだ。

 ところがこれが大失敗となった。なんとこの後、志和ICまで延々と渋滞が続いた。高速の渋滞ならそれでも20km/hくらいで流れるのでまだ良いのだが、一般道の渋滞はそういう訳にはいかない。延々とStop&Goの繰り返しが約11km続いた。

 繁忙期の皆が帰る時間に国道2号を通ることがあまり無かったので、これは完全に舐めきっていた。しかも、渋滞はてっきり広島市街方面だと思ったので、志和IC方面への分岐まで来れば解消されると思っていたが、高速が渋滞しているのでそれが一般道にも延びてきている感じだった。

 これだったら、渋滞していても高速に入った方が確実に早かったことだろう。これは大失敗だった。私が見ていた情報では志和ICを先頭だったので、志和IC以降は流れているのかと思ったら、渋滞の先頭が志和IC以西だったのでこのようになった。これは次にこのくらいの時間に通ることもあるだろうから、ちゃんと覚えておこう。あまり情報を信じすぎるのも良くないと実感させられた。

 18:00に帰ると言っていたので、家族も夕飯を待っていたらしいが、想像以上の大渋滞に引っ掛かったので、「先に食べておくれ」と家族LINEに入れておく。何とか志和ICから高速に入って、少しの渋滞を越えるとようやく流れだした。流れだしたと思ったら、すぐ広島東ICだったので高速を降りる。

 行きつけのGSで給油をして、19:40頃ようやく実家に到着した。渋滞にドハマりしたが、何とか無事に帰ることが出来た。後は、静岡まで戻らなくてはならないが、ひとまずしばらくは実家でゆっくりすることになるので一区切りだろう。

 30日は久しぶりの家族団らんの時間を過ごし、31日には姉夫婦は旦那方の実家に向かって行った。後は1月3日まで広島に滞在し、箱根駅伝を見終わって静岡に向かった。夕方のラッシュ時を風呂に入って時間を潰し、混雑が緩和された深夜時間帯を有効利用して、3:00頃静岡の自宅に到着した。

 今回の旅は、クルマだったが久しぶりに一眼レフを持ち出して撮影を楽しむことが出来た。大津島・牛島・大三島を巡って、とんぼ帰りだが沖の島にも訪れた。船も色々乗って、瀬戸内の風景を満喫した。

 何より、国盗り完全制覇出来たのが、最高に嬉しい。本当は島で完全制覇するつもりだったのだが、普通のそんなに難易度が高くない所で達成してしまったので、そこは少しだけ拍子抜けしてしまった。まぁその辺は気持ちの問題なので、達成出来たことを喜ぶべきだろう。

 とりあえず旅の目標の1つの節目をクリアした。今後は、今まで以上に当ての無い旅をしていきたいな、と思う。気に入ったところにしばらく居たり、気の向くまま標識を頼りに行ってみるのも悪くないだろう。今まで巡り優先で、日中の温泉とか寄らないケースが多かったが、今後はそういうのも増やしていきたいと思う。

 最後までご覧いただきありがとうございます。

温泉:愛媛県今治市 マーレ・グラッシア大三島 420円

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Posted at 2022/07/26 23:41:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陽四国2021 | 日記

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【ハイタッチ!drive】2020クリスマス限定&2021お正月限定バッジ配布! 
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