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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2016年09月06日 イイね!

2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 10日目 最終日

■10日目 8/22(月) 天気:曇り


走行距離:271.6km



 福井県敦賀港から北陸道・名神・東名と走り、静岡へ帰った。

 昨夜は、苫小牧出港直後はかなり揺れていたが、よっぽど眠たかったのかすぐ寝てしまった。起きた時は8:30であり、完全に寝坊してしまった。例年はキャンプ生活のたまもので、朝陽を見れるくらいの時間に起きることが出来たのだが、まぁ仕方がない。天気も微妙だったので、見れたかどうかは分からないが。

 既にフェリーは日本海に抜けており、海は穏やかで一安心する。早速朝風呂に入りさっぱりする。このフェリーの風呂は、露天風呂が付いており、潮風を浴び大海原を見ながら風呂に入れるので最高だ。サウナもドライサウナが付いてはいるが、水風呂が無いので魅力は半減となる。商船三井フェリーは、冷たくはないが水風呂があるので素晴らしいのだが。

 ここで館内放送が入り、到着予定時刻の案内が出た。出港は1.25時間遅れたが、入港は20分遅れ程度で済みそうだということだ。翌日は休みなので何時に帰ってきても構わないのだが、なるべく早めに帰られた方が良いのは当然だ。



 風呂から上がり、海を見ながら朝食を取る。昨夜セイコマで買い込んだ、北海道限定の味噌ラーメン・おにぎり・パン・惣菜で、お腹を満たす。海を眺めながらの食事もオツなものだ。

 食後は、いつも通り写真の選別に入る。明らかに露出をミスったり、同じ露出・構図で撮っている写真を削除したりする。ここで、これまた恒例だが、睡魔が襲ってきたので昼寝をする。

 1.5時間後くらいに起きて、昼食にする。昼食はおにぎりだけだ。そして選別の続きをする。例年は、昼食後も再度寝ることが多いのだがこれ以降は寝ることが無かった。前日しっかり寝ているのと、走行距離が今回少なかったのであまり疲れが溜まっていないのかもしれない。

 写真の選別も何とか終わり、今度は出費・走行管理や泊まったキャンプ場の評価、国盗りの状況確認等をしていた。色々していたら、館内放送で風呂が18時までとのことだったので、もう一度入りに行く。

 風呂の後は夕食を食べる。今度はインスタント焼きそばとおにぎりだ。基本的にフェリーの食堂は高い割に、どうせ冷凍物とかなのでかなりケチってしまう。湯は使い放題なので、一度カップとコーヒーでも持ち込みたいとは考えているが、どうしても忘れてしまう。



 途中までは雲はあるが晴れていたが、すっかり空は雲に覆われてしまった。なので、フェリーからの夕暮れは見ることが出来なかった。最後の2時間くらいをダラダラ過ごしていると、フェリーはついに福井県敦賀港に入港した。甲板に出てみると、何だこの蒸し暑さは・・・ 北海道に1週間居ると、帰ってくるときのこのギャップにいつもやられてしまうが懐かしくも思ってしまうのが悲しい。船内はクーラーがガンガン効いてたので、外でレンズキャップを外すと、一瞬でフィルターが曇ったのが困った。

 バイクの下船案内が出たので車両甲板に向かう。いつものことだが、大体バイクを先に載せるので先に入れるが、出る時はクルマからなので、しばらく待ちぼうけになる。まぁクルマがガンガン動いている中歩くのは危ないので、先に行かせるのは分かるが毎回結構待たされる。



 クルマが降りてようやくバイクの番になり、9日振りの本州に降り立つ。フェリーと記念撮影をして、早速北陸道敦賀ICに入って南下。

 途中の養老SAで休憩して、夜食を食べて一服していたら、前日苫小牧港で話した豊田のライダーさんも同じ所で休憩していた。今度こそ最後の別れになると思うので、手を振って出発する。

 浜名湖SAでもう一度休憩をして、深夜割を使える時間になったので最寄りのICに降り、ガソリンを入れて無事に帰宅。



 今回の走行距離は、2650.7kmでした。北海道内での走行距離は1864.5kmだったようだ。8日も居て平均が230km程度とはかなり少ないかな。今年は雨の中の強行をあまりしなかったし、雨が降りそうならすぐキャンプインとかしてたので、こうなったかと思う。



 荷物を降ろして空荷になったNinja君に感謝。枕が直ってなかったり、イスが壊れたり、タープポールが曲がったりしたトラブルが発生したが、ここ4年の中では一番マシだったかと思う。

 2016年の北海道もこれで終わりです。そろそろ飽きた感も無くは無いが、やっぱり暑いときには涼しい所に行くのが最高だ。例え雨が降ったとしても、景色の良いキャンプ場で1日ボケーっとするのも休みの醍醐味ではないか、と考えるようになっていた。

 というわけで、やっぱり夏は北海道以外の選択肢は無いと思う。また来年も行けるといいな。


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旅立ちの刻
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Posted at 2016/09/06 23:56:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2016 | 日記
2016年09月05日 イイね!

2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 9日目

■9日目 8/21(日) 天気:雨後晴れ後雨後曇り


走行距離:362.5km



 初山別村から日本海オロロンラインを南下して、新十津川村に内陸に進み、その後国道275号を走って札幌へ。健康ランドで時間を潰して、夜発のフェリーに乗るため苫小牧へ向かいました。

 昨夜はあまり寝られなかった。まず寝始めた23:30くらいに近隣の駐車場で、突如円描きを始めたヤツが現れたので、そのスキール音で目が覚めてしまった。幸い数分で立ち去ってくれたので助かったが、一度起きてしまったので数十分は寝られなかった。キャンプ場の駐車場にはタイヤ跡が無かったので、一体どこでやっていたのだろうか。

 次に多分2時過ぎくらいに雨が降り出した。しかもそれなりの雨だったので起きてしまう。しかも長く降っていたようだ。風が強く無かったので浸水するほどではなかったが、タープを張ったこともあり、大雨が降ることをあまり想定してなかったので地面の水が懸念された。

 凸凹とか考えずに張ったため、テントの下はそこそこ水分を含んでしまっていた。他は大したこと無かったので、たまたま張った場所が凹んでいたのかもしれない。幸い水たまりになるほどではなかった。

 大雨で起きてしまったが、しばらく経つとまた眠っていたようで、少々寝坊して5:30頃起きる。外は曇り空だったが、雨はもう降りそうにない空模様だった。

 今日は、北海道最終日なのでなるべく布製品を全て乾かして撤収したい。出発は遅くなっても全く問題無いので、長丁場になるかと思われた。

 しかし、朝食を食べて後片付けをしていると、雲が晴れて太陽が出てきた。あっという間に駐車場のアスファルトも乾き始めたので、テントの中の物を駐車場でお店を広げる。



 そして、テント本体・フライシート・グランドシートを乾かすべく使える物は全て使う。晴れて、かつガラガラのキャンプ場だから出来る技だ。最終日の朝が晴れてくれると、とても捗るためありがたい。

 全て乾いてくれたので荷物を積み込むが、もうキャンプをしないのでシートバッグに詰めれるだけ詰める。防水バッグに帰りのフェリーで購入するお土産を入れるスペースを作るためでもある。イスが無くなったこともあり、何と防水バッグには着替えだけで済んでしまった。普段は、あまりキツキツにすると、入れるのも出すのも大変なのでかなり余裕を持ったパッキングにしているが、ここまで入るもんかと驚いた。

 出発前に雨雲レーダーを見ていたら、日本海側はかなりの良い天気なのに、相変わらず内陸は雨が降っているようだ。何とか国盗りをしに内陸に行くことも考えたが、こんなに良い天気を捨てるのもバカらしいので、結局国盗り等は諦めることにした。旭川~名寄間とか、よっぽどのことが無いと行かないので、ちょうどタイミング良く来年以降で曇りの日とかを狙えれば良いかと思う。

 今日は23:30の苫小牧東港発のフェリーに乗らなければならない。例年は、苫小牧東港の近くにある鵡川の道の駅に温泉が付いており、遅くまでやっているのでここで時間を潰すのだが、今回は夕方に台風11号が道東へ向かう予報になっていたので、あまり東側には行きたくない。夜走るのもつまらないので、札幌の健康ランドにでも行くことにしよう。

 荷物をバイクに積み、遅くなってしまったが9時過ぎに出発する。ここには、しばらく居座っているっぽいライダーが2人居たので挨拶をしての出発だ。

 初山別村を出発して羽幌に到着。国盗り等のために、先ほどから海の向こうにずっと見えている、焼尻島・天売島に行っても良いかと考えた。しかし、フェリーの時間を調べたら次のフェリーまで2時間くらい待たなければならないようだったので断念する。

 この2つの島は、利尻・礼文島みたいな大きな島ではなく、周囲20km程度らしいのでバイクで行っても一瞬で見終わってしまうだろう。焼尻島には中々良いキャンプ場があるみたいなので、この2つを攻略するならこんな風に回ろうか。

午後の便で焼尻島にバイクを載せて行く⇒焼尻島に一旦バイクを置いて、人だけ天売島に向かう⇒天売島から焼尻島に戻ってキャンプ

 なんてことを考えていた。後の離島は奥尻島も残っているが、その内行ってみたいものだ。ただ、奥尻島は道南に位置するので、中々道南に行く機会が少ないから、いつ行けるだろうか。

 焼尻・天売島はあっさりと諦めて、道の駅「小平にしん番屋」に到着。5日前はここをスルーしてしまったので、スタンプを押す。スタンプ帳にコーヒー無料サービスとあったので貰っておいた。今回は道の駅にあまり立ち寄らなかったので、初めての特典利用となる。5日前は連休真っ只中でバイクもかなり止まっていたが、今日はガラガラだった。

 留萌を超えて国道231号に入ったところで、2車線で50km/hの速度制限の道があった。北海道では、法定速度のところでは警察は殆ど居ないが、街中に入り速度制限が掛かったところで待ち構えていることが良くある。よって注意して走っていたら、警察が待ち構えていた。先頭を走っていたが、速度を抑えていたので呼ばれることは無かった。

 そういえば、今回速度の取り締まりを見たのは初めてだ。北海道最終日まで見なかったということは、今年はどれだけ走っていないかが良く分かる。例年どこかで白いBOXを載せたパトカーを見るのだが。むしろ北海道で普通のねずみ取りを見たのは初めてだ。

 何とか無駄な出費になることなく順調に進む。留萌をスルーしてしまい、この先まともな店は存在しないため、増毛町のセイコマで昼食にした。これが最後のセイコマのホットシェフだと思うので、美味しくいただいた。

 ここで新日本海フェリーに、運行状況の確認をするため一応電話してみた。あっさりと「通常運行の予定です」と言われてしまった。やはり新日本海フェリーは台風に突っ込んで行くような感じじゃない限り、中々欠航しないみたいだ。安心したところで増毛町を出発し、「日本海オロロンライン」の南側を走って南へ向かう。



 時間も充分あるので、途中の駐車帯に止まって撮影タイム。



 雄冬岬は、数十年前まで陸の孤島と呼ばれており、この国道231号が開通するまでは、特に冬季は足を踏み入れることが出来なかったらしい。確かに険しい崖が続いており、特に冬場は季節風も吹くので大変厳しい環境だろう。

 次に何度か横を通っていて存在は知っていたが、行ったことが無かった雄冬岬展望台へ向かうことにした。



 結構な勾配の道を進み駐車場に到着。展望台が結構上にあるので、登るのが大変そうだ。



 途中は岩石公園となっており、立派な岩がゴロゴロしている。よくこんなところに、あまり利用しないような展望台への階段を作ったものだ。



 一生懸命登り展望台に到着。



 早速上がってみるが、正直ガラス張りになっていて撮影には適していない。てっきり外に出られるもんだと思っていたが、窓の外には出ることが出来なかった。それでも険しい崖を見ることが出来て満足する。

 これより奥にも行けそうだったが、遊歩道の一部が崩落していて立入禁止になっていたので断念する。しかし、1組の観光客がここを乗り越えているようで、話し声が聞こえてきたので閉口した。まぁ自己責任でお願いしますね。

 雄冬岬を出発し、石狩の厚田まで来たところで国道451号との分岐点が現れた。海浜公園があったので、バイクを止めてどうしようか悩む。

 国道231号をこのまま南下すれば、札幌・小樽に行ける。しかし、この道は2日目に通ったばかりなので、国盗り等も済んでいる。国道451号を行けば滝川方面へ出て、当麻町や新十津川村の郊外空を取れるし、国道275号沿いの道の駅も取れそう。

 ただ、心配なのは天気だ。相変わらず日本海側はよく晴れているし、予報でも夕方までは強い雨は降りそうにない。内陸は、今の所大丈夫そうだが2~3時間後くらいから雨が降るとのことだったが、そこまで強い雨では無い予報だった。

 だったら折角なので、走ったこと無い道だし国道451号を滝川方面に向かうことに決めた。雨が降るかもしれないが、もう既にカッパを着ての走行をしているので突っ切ってしまおう。

 国道451号は流石にマイナーな国道だけあって、そこまで走って気持ち良い道では無かった。一部道幅は北海道にしては狭いし、路面も凸凹が多かった。しかし、交通量は皆無に等しく峠もあったりして、楽しい道ではあった。これで路面状況が良かったら良い道なのだが、北海道は道路延長が半端じゃないので、整備が行き届かないのも仕方がない。

 未取得空も獲得し、新十津川村の国道275号の分岐点まで到着した。ここまで来ると、予報通りあれだけ晴れてた空に雲が増え始め、明らかに雨が降っている地域があるのが確認出来た。石狩市厚田からここまで50km程度だが、それだけ違えば天気も全然違うみたいだ。

 雨雲レーダーを見ると、10kmくらい先はどしゃぶりみたい。引き返そうかとも考えたが、あの路面の悪い道をまた1時間近く走るのも微妙だったので、結局国道275号を札幌方面へ向かう。

 この国道275号は、札幌~旭川を最速で結ぶ道であるため、非常に交通量が多い。田園風景が広がるのでそこそこ景観は良いのだが、交通量が多いと嫌になってしまう。

 まぁ仕方がないと思い走り続けるが、しばらく走ったところですれ違うライダーがカッパを着ているのが目に入った。やっぱり降っているのか~って思っていたら、急に降り出してきた。

 慌てて、どこかカッパを着れる場所を探す。すぐにバス停が見つかったので緊急ピットインした。北海道のバス停は、雪が多くて便数が少なく待ち時間が長いからか、屋根付きになっている所が多い。カッパを脱着するには素晴らしい場所になるのだ。

 まずはタンクバッグにカバーを掛けて、カッパを着る。屋根とイスがあるところだと、カッパを着るのにも楽でありがたい。

 やはりこっちに来たのは間違いだったか、と思ったがここまで来てしまったら引き返す訳にはいかないので進むことにした。次に道の駅「しんしのつ」によってハイドラのCPをGetしスタンプを押す。ここはキャンプ場も併設されているみたいで、雨だというのにファミリーテントがかなり張っていたのには驚いた。

 ずっと雨が降り続いていたので、かなり心が折れそうだった。道東・道北のように景色が良い所だったら、雨の走行もまぁ楽しめるのだが、この近辺は大した展望では無く、交通量も多い。しかも内陸だから気温も高めで、3シーズンジャケットにカッパを着ていると、結構蒸れて不快だ。

 なので、もう嫌になってとっとと札幌の健康ランドに入ろうかと考えた。当麻町の中心も通ったので国盗りも出来たのだが、バイクを止めてトップケースからスマホを出すのも面倒なのでしなかった。まぁどうせここら辺が多少残ってしまう程度なので大勢にはあまり影響無いだろう。

 タンクバッグにはカバーを掛けているので地図のページを変えるのも面倒だし、当然スマホも見れないので頭の中の地図で動く。国道275号~環状線の国道337号に入る。この辺ではかなりの雨が降り出して、段々走っている自分が面白くなってくる。北海道では轍が深いので、そこに水たまりが出来、大型トラック等が物凄い水しぶきを出しながら走っているので、非常に気を使う。

 目指す健康ランドは、モエレ沼公園の近くだから標識が出ていると思っていたが、出ていなかったので最短で曲がる所を通り過ぎてしまった。多分あそこだったかな?っとは思ったのだが、片側3車線もあるBP道路で雨の中Uターンするのも危険を感じたので、とにかく分かりそうな道で進むことにした。

 結局国道231号まで走ってしまい、そこから札樽道との並行区間からようやく道道112号に入ることが出来た。後は分かるので、15時頃何とかモエレ温泉たまゆらの杜に到着した。雨が降っていたので、歩道の手前で屋根がある場所があったのでそこにバイクを止めてカッパを脱いで入る。これが非常にありがたい。

 しかし、これだけの雨の走行だったが、殆ど雨はジャケットに浸みていなかった。さすが、新しいカッパは違うね~っと喜ぶ。

 蒸れて結構汗をかいていたので、温泉がとても気持ちが良い。ここは昔は札幌モエレ健康センターという名前で営業していたが、いつの間にか資本が変わったらしい。入口とかは結構変わった気がするが、浴槽は殆ど変わっていなかった。

 風呂から上がって汗を流したところで、気分が晴れやかになる。今日のフェリーは苫小牧東港を23:30発なので22時には着けば良い。札幌~苫小牧を下道だと2時間程度だと思うので、20時には出れば良いだろう。厳しい様だったら高速に入れば全く問題無いと考えた。雨雲レーダーでも、18時以降は雨が止む予報になっていたので、それにも期待しよう。今回は台風が来ている割には、夜間の雨が少なさそうで何よりだ。

 そして早めの夕食にする。さすがに北海道だけあって、食堂のテレビは日ハムの試合が流れていた。食後は、持ち込んだPCで出費確認をする。ちょっとだけ合わなかったが、まぁ概ね合っているので問題無し。

 その後館内放送でバイクのナンバーを読み上げられて、呼ばれてしまった。フロントに行ってみると、「歩道の前に置いてあるので、どかして欲しい」と頼まれたが、「後1.5時間くらいで出るんで、そのままにさせてもらえませんか?」と言ったところ了承してもらえた。これは助かった。

 もう一度風呂に入り、マターリさせてもらって20時にモエレ温泉を出発。荷物満載、カッパはシートにかけっぱなしの状態でも何もされていなかった。改めて、日本は良い国で治安が良いと実感する。

 さすがに札幌は交通量も多くて信号もたくさんあるので嫌になるが、中々札幌を走る機会も少ないのでたまには良いだろう。あれだけ降っていた雨はすっかり止んで、路面も乾いていたのでその点は幸いだ。

 札樽道下の国道274号を千歳方面に向かい、いつの間にか国道を外れたがとにかく道央道沿いを走ってれば間違いは無いだろう、と考えて適当に進む。札幌南ICを過ぎて国道36号に入ることが出来た。北広島・恵庭・千歳を通り過ぎ、千歳で最後の北海道での給油をしておく。

 新千歳空港が見えてきたが、地味に何度も使っている空港であるので周辺も見慣れたものだ。今度は雪まつりか日本シリーズで来れることを祈るばかりだ、なんて思うが若干早いか。

 新千歳空港以降は、信号も殆ど無くなり快適に走れる。千歳までは長かったが、それ以降はあっという間に苫小牧に到着した。日高道ICの近くにセイコマがあるのを知っていたので、最後の買い出しだ。翌日の食料と飲料を買い込み苫小牧東港に向かった。セイコマを出発した時には既に22時になっており、若干遅れているがまぁ少々は問題無いだろう。



 無事に苫小牧東港に到着した。予想以上にバイクもクルマも多い。主には関西圏のナンバーが多いが、一部は関東圏のナンバーも多数居た。恐らく、商船三井フェリー等の太平洋側フェリーが欠航続きになってしまったから、新日本海に流れて来たのではないかと思う。もしかしたら新潟便とかが大盛況になっていたのかもしれない。

 途中でフェリーを変えてしまったので、持ってきたQRコードが使えなくなってしまったので、窓口へ行く。



 すると、やはり新日本海の巨大フェリーでも台風の影響を受けたらしく、到着が1時間ほど遅れているみたいで出港も同じくらい遅れるみたいだ。やっぱり高速を使わなくて良かった、とまず最初に思ってしまったので自分の貧乏根性が窺える。窓口で手続きをして、ヒマなのでフェリーターミナルの喫煙所に行って、周りの話を聞いていると、自分と同じように早く帰るよう変更した人も多いみたいだ。やっぱり皆考えることは同じだね。

 次にみやげを売っていたので、時間もあるしフェリー内ではなくターミナルで買うことにした。今から積んでしまえば、明日出る時に何もしなくて良いしね。フェリー内だと現金onlyなのだが、ターミナルだとカードが使えた。これはありがたいので、今後は少し早めに着いてターミナルでみやげを買うようにしよう。



 まだ時間があったので、これから乗るフェリーも撮影。

 バイクの所に戻るが、クルマの連中がアイドリングをしているので非常に暑く感じる。着替えだけになった防水バッグにみやげをぶちこみ、菓子等の箱が潰れないように慎重に固定する。

 するとさっき喫煙所で会った人が、偶然目の前のバイクだったので少し話す。彼は豊田ナンバーのバイクで、初めてのバイクでの北海道だったそうだ。キャンプはしないのでかなりの軽装だが、何分30年以上前のバイクらしくて荷物を載せれるようなバイクでも無かったので、リュックを背負って頑張っているようだ。

 初めての北海道だったので、とにかく道北と道東を1周しようと思っていたらしいが、やはり道東はかなりの大惨事だったようだ。日程にも余裕が無くて、雨の移動も余儀なくされたらしいが、かなり冠水した道路も走ったらしくて生きた心地がしなかったそうだ。4回の北海道で道東に行かなかったのは初めてだったが、この選択は正解だったと思われる。

 gdgdしていたらようやく乗船開始の案内が出たのでフェリーに乗り込む。やはり敦賀~苫小牧便はフェリーが新しくてとてもキレイで良い。今年の9月に新潟便に新造船が就航されるらしいので、そちらも良いフェリーになると嬉しい。風呂は温泉に入っていたので夜はPASSした。



 結局フェリーが出たのは0:40くらいだった。1週間キャンプ生活を続けているのでかなり眠たいが、「さらば!北海道。また来るぞ~」と誓った。

 遠く離れていく北海道を眺めながら、今回の旅の余韻に浸る。


快晴の積丹半島・ニセコを走り回り、羊蹄山の素晴らしい景色に感動した1日目。
いきなり枕が悪く、急遽札幌経由をして初めての日本海オロロンライン南側を走った2日目。
オロロンラインと宗谷丘陵の素晴らしい景色を眺めて、クッチャロ湖畔の夕焼けを見れた3日目。
雨でオフ日とし、浜頓別町を散策しながら台風の恐怖に耐えた4日目。
台風に耐えたご褒美で天候が回復して、利尻島を訪れることを決めて、初の離島を満喫した5日目。
利尻島~礼文島に渡り、トレッキングは出来なかったが礼文島の風景が素晴らしかった6日目。
稚内に戻り、初山別みさき台公園キャンプ場で最高の夕陽をみて最高のキャンプが出来た7日目。
晴れたオロロンラインを走り、逃げてきた雨についに自ら突っ込んで後悔した8日目。


2013年は、青空がホントに見られなかったが、初めての夏北海道だったので新鮮だった。
2014年は、初日~2日目の台風後は殆どピーカン照りで空気の霞も無く、最高のツーリングだった。
2015年は、別海で大雨が降ったが、知床峠・道東・900草原等で晴れも見られた。

 今年の天候に限って言えば、台風が来たりしたが2013年よりは良く、2015年よりは悪かったかな。さすがに毎日のように雨が降らないと2013年は超えられないかもしれない。同じ理由で、2016年の夏休み1週間前くらいの天候が来ない限り、2014年も超えるのは難しそうだ。

 それでも台風が3つも来たことで、早く帰るように段取りをしたが、意外な夕暮れも見られたりして満喫出来た。相変わらず、夏の北海道は天気予報が全く当たらないんで、立ち回るのが大変だ。GWの四国とか、ほぼ百発百中だったんだがなぁ。

 出港を見届けた後は、1時を軽く過ぎておりさっさと寝ることにする。 

宿泊地:フェリー内
温泉:札幌 モエレ温泉 たまゆらの杜 1,060円


■関連ブログ

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2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 2日目
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2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 6日目
2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 7日目
2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 8日目
Posted at 2016/09/05 22:55:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2016 | 日記
2016年09月02日 イイね!

2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 8日目

■8日目 8/20(土) 天気:雨後晴れ


走行距離:192.7km



 礼文島から稚内に戻り、国道40号を南下して再度国道232号「日本海オロロンライン」に入って初山別まで走った。礼文島では雨が降っていて、スマホの電池も微妙だったからハイドラを起動しなかったので、礼文島のルートは残っていない。

 朝起きて天気予報を確認すると、今日は曇りの予報だった。なので、いつも通り朝食を自炊し美味しく食べる。昨日色々考えた結果、今日は旭川のライダーハウスか健康ランドに泊まるつもりだったので、この礼文島が最後のキャンプとなることだろう。そのつもりで撤収準備に掛かる。

 このキャンプ場はカラスが多くて、キャンプ客の食料を常に狙っている。隣のテントの人が狙われていたので、自分もゴミ袋をちゃんとフライシートの中に入れておいた。しかし、甘かったみたいで届く場所にゴミ袋を置いてしまっていたので、後片付けをしている途中に引っ張り出されて荒らされていた。当然、大した物は入ってなかったので大して荒らされなかったが、改めてカラスの頭の良さに感心してしまう。

 ゴミを片付けて撤収準備をしていたら、何と雨が降ってきてしまった。全く降らない予報だったのに、またもや気象庁に騙された。雨雲レーダーを見てみたら、しばらく続きそうな雨雲になっていた。

 これは困った。最後のキャンプになるなら、テントとかを濡らしたくは無かったのに。本土側なら、雨が止むまで待っても良かったが、今日は8:45香深港発稚内行のフェリーに乗らなければならないので、8時にはキャンプ場を出なければならない。次の便になると4時間も待たなければならないので、それもキツイ。

 幸い管理棟に屋根があるスペースがあったので、まずはテントの中身を空にすべく防水バッグに全て放り込み、管理棟に持ち込む。丁度隣の夫婦の方も雨宿りをしていたのだが、「フェリーに乗らなければならないので、雨の中でも撤収しなければ」みたいな会話をした。

 そしてカッパを着て、テントを撤収する。なるべくインナーテントを濡らさないようにフライシートを外せばすぐ畳めるように、考えながら外す。何とかインナーテントのメッシュ部はあまり濡らさずに畳むことが出来たようだ。フライシートとグランドシートはビショ濡れのままなので、この状態で静岡まで持って帰るとカビが生えないか心配だ。

 テントを畳んで、再度管理棟の下に戻り荷物を片付ける。今日はライダーハウスに泊まろうと思っており、テントはもう不要かと考えていたので、防水バックに寝間着・シュラフとマットだけ入れて、後はシートバッグに詰めた。そして、バイクに積む。荷物が多いので少しずつやっていたら、何と先ほど話した夫婦の方が雨の中荷物運びを手伝ってくれた。これは大変ありがたく嬉しく思う。手伝ってもらったおかげで、何とか荷物をバイクに固定し、感謝の挨拶をして8時にキャンプ場を出発した。

 香深港までは20km弱の道を走る。雨の走行なので途中の景色はあまり楽しめなかったのが残念だ。順調に20分で香深港フェリーターミナルに到着し、稚内行の乗船券を購入する。ここで宇都宮のライダーさんが居た。同じ便で稚内に戻るみたいだ。

 フェリーは定刻通りに香深港を出港した。稚内から来た便は朝一便ではなかったのであまり人は居なかったが、この香深港発朝一便はかなりの人が乗っていた。大広間でのんびり寝転がるのは厳しいくらいの人で溢れていた。スマホの充電をするために、場所の確保をしておきたかったので、桃岩荘名物の踊りは見ることが出来なかった。



 稚内に戻りフェリーの中で離れ行く利尻山を眺めながら、利尻・礼文について思い出す。完璧な天気では無かったが、利尻山を眺めることが出来、沓形岬公園キャンプ場でのキャンプは素晴らしいものであった。礼文島も最後の撤収時に雨が降ったのは痛いが、それでも初めての島の風景は素晴らしかった。是非この2つの島はピーカン照りでのリベンジを果たしたいものだ。



 そんなことを考えていたら、2時間はあっという間に経ち、稚内港に到着した。甲板に出ると雨は殆ど降っていなかったが、いつ降ってくるか分からない空模様だったので、下のカッパだけは着ることにした。

 しかし、さあ今からフェリーから出るという時に雨が降ってきたので、こりゃイカンとばかり慌てて上もカッパを着て、稚内港に降り立つ。

 まずは、ガソリンが空に近いのでENEOSで給油をする。昨日考えていた今日の予定は、国道40号をひたすら南下して、国盗りをしつつ旭川近郊に泊まろうと考えていた。フェリーに乗ったので出発は遅れているが、旭川までは250km程度なので夕方には到着出来るであろう。

 国道40号を南下するが、ここら辺は割と良い展望が多いのだが、隣にオロロンラインがあるのでライダーは少な目だ。でもたまに来るので、こんな雨の中を走って「お互いバカやな」なんて思いながら、盛大に手を振って挨拶をする。

 豊富バイパスの入口まで来たが、お腹もすいてきたしバイパスを走っても面白くないので、下道を行く。そしてどんな田舎町にも必ずある豊富町のセイコマで昼食にした。

 ここら辺まで来ると殆ど雨が止んでしまった。雨雲レーダーを見ると、しばらく強い雨は降りそうにはないらしい。ただ、路面はまだ濡れているし、暑くも無いので引き続きカッパは着ておく。

 ちなみに、今年のGWに四国へ行った際に雨の中を走ったが、かなりカッパから雨が浸水してきたので、四国から帰還後にカッパを新しく購入した。でも、基本雨の予報だとバイクで出ないし、今年は広島カープが強くて優勝争いをしていたので、週末は野球ばかり見ていてあまり出掛けることが無かった。なので、今回初めてのNewカッパの使用だったが、やはり新しいだけあって水はじきが良くて中々良さそうだ。

 幌延町まで走り、1つの分岐点に当たる。このまま予定通り国道40号を走るか、国道232号「日本海オロロンライン」を走るか、だ。国道40号を走ろうと思ったのは国盗りがしたかったからなのだが、幌延~名寄くらいまではすでに取得しており、通る理由も無い。そこで、一旦景色の良い国道232号に入って、羽幌町から名寄に抜ける道があるのでちょっと遠回りになるが、海沿い経由で走ろうと考えた。

 そうと決まれば、幌延町で国道40号から232号に入る。天塩町で道の駅「てしお」に5日前は寄れなかったので、寄ってスタンプを押しておく。



 この道の駅「てしお」には、石川から日本一周中とアピールしているバイクが居た。残念ながらライダー自体は見つからなかったが、北海道を旅しているとこういうアピールをしているバイクがたまに居るので面白い。

 天塩町を出発した辺りから、空は全く雨が降りそうに無い雲になってきた。そして、路面も乾き始めていたので道の駅「富士見」に立ち寄ってカッパを脱ぐことにした。

 そこからは中々良い天気になってきて、展望が良いオロロンラインなので爽快に走る。5日前に走っているが、あの時より天気は良く反対方向への走行なので何も問題は無い。

 順調に走ってきて、何となく。ホントに何となく、初山別村のみさき台公園に行くことにした。ここは無料のキャンプ場があり、しかも温泉も徒歩圏と素晴らしく、景色もかなり良い。



 相変わらず素晴らしい景色が拝めた。盆休みも過ぎているので、テントはポツポツとある程度のようだ。まだ時間は13時くらいだったが、ここで雨雲レーダーを見てみると、国盗りで行きたかった、名寄~旭川間はかなりの雨が降っているようで、一部避難指示まで出ているような状況のようだった。

 いくらなんでも、ここに突っ込むのは気が引ける。逆に、日本海沿岸は強い雨が降りそうな空でも無く、むしろ晴れてきている。どうやら、小樽・札幌近辺から北東方面に前線が伸びているみたいで、そのラインはかなりの雨が降っているが、ここ初山別村近辺はこのラインから外れているみたいだ。すぐ東70kmくらいでは大雨になっていると考えると、不思議な感じだった。

 みさき台公園で雨雲レーダーを見ながら、どのくらいだろう20分は迷っただろうか。一番気になったのが、初山別村の明日の天気で曇り時々雨になっている。1時間予報では曇りのままであったが、何度も気象庁には騙されてるからなぁ、何て思ってしまう。

 だが、バイクのシートバッグには今朝の礼文島の雨でビショ濡れになったテントが入っている。今の天気なら、1時間程度で乾いてしまうことだろう。このテントをビショ濡れでそのまま持って帰るのも、明日朝雨が降ってもどうせ今が最悪な状況なのだから、そう変わらないだろう。ライダーハウスか健康ランドに泊まるつもりだったが、天気さえ良ければキャンプがしたいのだから。

 と言う訳で、今晩の宿。北海道最後のキャンプを初山別みさき台公園キャンプ場で過ごすことに決めた。ここは展望が良いので1日ボケっとしてても楽しめそうだし。 

 ここは、2年前にクッチャロ湖畔で知り合った札幌のライダーさんと一緒に泊まった記憶があり、その時も素晴らしいキャンプが出来た覚えがある。ここは、上段と下段にサイトが分かれており、上段の方が眺めが良いが、荷運びが多少発生する。下段は駐車場を囲むようにサイトがあるのでほぼバイクを横付けで設営出来る。2年前は下段にテントが多かったが、今日は先ほども述べた通りまばらなので、どこでも張り放題だ。

 自分は海より岬の景色の方が好きだったので、下段に降りてみたが下段でも十分な展望が得られた。なので、荷運びが楽な下段でテントを張ることに決めた。後から調べたら、下段の方が少しトイレが遠いみたいだ。

 時間も充分あるので、まずはタープを張る。クッチャロ湖畔でポールが曲がってしまったが、何とか設営出来た。そしてテントを取り出すが、フライもインナーもグランドシートも予想通りビショ濡れで嫌になる。

 しかし、畳み方と撤収方法が良かったのか、インナーのメッシュ部。居住空間は殆ど濡れていなかった。これなら張っておけば乾きそうだ。



 ということで普通に設営した。マットやシュラフを出すのは完全に乾くまで待つことにし、タープの下で景色を見ながらボーっと過ごす。

 風もあったのでテントはみるみる内に乾いていった。マットやシュラフを出して寝床の準備をして、バイクから荷物を全て降ろす。天候はどんどん良くなっていき、何と利尻山まで見えるようになってきた。これなら、と15:30頃にもう少し走ろうと思い、買い出しも兼ねてキャンプ場を出発。また再度、天塩方面に向かって走り始めた。

 遠別の街から5日前にも通った開拓農道へ向かうと、素晴らしい天気で走っていて最高に気持ちが良い。5日前と同じ場所に泊まって写真を撮ろうと思ったが、うっかりしていてデジイチもG15もテントに置いてきてしまった。



 なので、ショボイがスマホで撮影してみた。やはりデジイチに慣れるとこの画質だと満足出来ない。まぁ、仕方ないので目に焼き付けておくことにする。

 ちょっとしたプチツーリングを楽しみ、遠別町のセイコマで買い出しをする。ここで地元のおじさんに話しかけれて、5分くらい話した。

「地元から言うと、こんな所に何しに来るんだ。何にも無いのに」と聞かれたので、

「本州の人間からすると、どこに行っても家があるので、これだけ何も無いのが逆に良い。バイク乗りは走れれば良いので、やっぱり北海道は最高だ」

みたいなことを答えると、おじさんは地元を褒められた気がするのか、とても喜んでいた。



 キャンプ場に戻ってきた頃には17時頃になっていた。天気はすっかり良くなり良い青空だ。



 先ほどまでは雲が多かったが、晴れるとやっぱり景観は全然違う。撮影を終えて、夕陽に備えるため、すぐ夕飯の支度に掛かる。



 最後の夜の定番にしている、牛カルビを焼く。ジンギスカンや豚カルビの1.5倍くらいするので最終日だけはいつも贅沢に。結局、北海道に居た7泊を全部キャンプで乗り切ることが出来た。炊飯も失敗することも無く、美味しくいただいた。

 後片付けを済ませると、上段に上がって夕陽のスタンバイをする。



 素晴らしい夕陽だ。さすがに雲多くてハッキリとした夕陽は見られなかったが、序盤の天気を考えると感動物だ。



 利尻山もハッキリ見えて素晴らしい光景。



 海に雲からの光が感謝して真っ赤に染まる。



 一番感動したのが雲の出かたと色がすごかった。今まで見たことも無いような空を見せてくれた。



 ここまで素晴らしい夕暮れは、自分の中でも記憶に無い。雨の中走ったりしたのが感情を増幅させたりしたのかもしれないが、とにかく素晴らしいものであった。



 最後の仕上げに、夕暮れとバイク/テントと利尻山。タープポールが曲がっているのがご愛嬌w

 大変素晴らしい夕陽を満喫したので温泉に入りに行く。下段からだと、すぐ隣が温泉なのが嬉しい。しょさんべつ岬の湯は、海沿いらしく舐めるとしょっぱい温泉で、サウナ・水風呂も完備されていた。今回のキャンプでは、礼文島の九種湖畔キャンプ場以外は全てサウナがあったので、毎日のように入ってしまった。散々汗を掛けるので、代謝が良くなっていると信じたい。

 キャンプ場に戻り、しばらくマターリしてから寝ることにする。

宿泊地:北海道初山別村 みさき台公園キャンプ場 無料
温泉:しょさんべつ岬の湯 500円(キャンプ場から徒歩1分)


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旅立ちの刻
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Posted at 2016/09/03 00:08:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2016 | 日記
2016年09月01日 イイね!

2016年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 7日目

■7日目 8/19(金) 天気:雨後晴れ後曇り


走行距離:122.2km



 利尻島を前日の反対方向で周り、礼文島に渡って一通りの観光地を回った。

 朝起きて外に出てみると、空はどんよりとしており利尻山は隠れていた。これでは、今日も白い恋人の丘・オタトマリ沼からの景色は期待出来無さそうだ。天気予報を確認すると、午後からは晴れの予報が出ている。何度も騙されている天気予報ではあるが、今回も何の根拠も無いが信じてみることにする。

 利尻島~礼文島のフェリー出港時刻は9:20だったので、最悪8:30に出れば余裕だろう。一応、万が一を祈って昨日と逆回りに走ったとするなら、8時に出れば良いと思われた。なので、そこまで急ぐ必要は無いのでのんびり朝食を取り、撤収作業をする。



 昨日後から来てた原付の人は、山の人なのか7時過ぎには出発していった。なのでまた誰も居なくなったので、これ幸いにとまたバイクを中まで入れて、荷物を載せ直すことが出来た。



 予定通り8時に出発したが、まずは沓形岬の看板で記念撮影。ちょっと近づけすぎてしまったが、直すのも面倒だったのでこのままにしてしまった。

 朝から沓形岬からですら利尻山は見れなかったのだから、期待はしていなかったが一応昨日と反対方向で利尻島を周ってみた。しかし、やはり昨日より更に厚い雲に利尻山は覆われていた。これではしょうがないので、オタトマリ沼も白い恋人の丘もスルーする。晴れのこの2つは、またの機会に取っておくことにしよう。

 ここで何と雨が降り出してしまった。ただでさえ、折角離島まで来ているのに朝から曇っていることで、若干憂鬱になってたのに更に拍車を掛けて落ち込んでしまう。また気象庁に騙された。幸い、昨日寄った野塚駐車公園に東屋のようなものがあったことを思い出し、近くだったからそこまでカッパ無しで駆け込む。東屋ではなかったが、屋根付きのベンチがあったのでそこに座って一服しながら、これからどうするか考えた。

 礼文島もこんな天気だったとしたら、天気が悪いなら正直こんな離島に居る必要は無い。稚内に帰ってしまおうかと思いフェリーの時刻表を見てみたら、鴛泊港⇒稚内行は何と10分前に出たばっかりで、次の稚内行は14:35まで無かった。案の定、目の前の海にフェリーが動いているのが見えたので、恐らくあのフェリーが稚内行なのだろう。

 なら、どちらにせよ予定通り礼文島に渡ってしまおう。礼文島からなら最悪12:25稚内行のフェリーがあるようなので、利尻島にいるよりは早く稚内に戻れそうだ。

 雨に打たれて弱気になって、こんなことを考えていた。しばらく待っていたら、幸い雨が弱くなってきた。カッパを着るまでも無いくらいになってくれたので、鴛泊港を目指して野塚駐車公園を出発した。

 鴛泊港に到着して、礼文島行の乗車券を購入する。雨は傘を差さなくても良いほどまでには止んでいた。フェリーに載せると、今度はバイクがもう1台居たみたいだ。

 定刻通りにフェリーは鴛泊港を9:20に出発した。礼文島ははっきり見えるくらいの距離なのだが、再度40分の船旅となる。



 利尻山が離れていくが、キレイな裾野を描いている。乗船時間が短いのでずっと甲板のイスにいたが、ここで良いことに段々晴れてきて気分が晴れやかになる。折角の離島なんだから、晴れてくれなきゃ困るよね。



 礼文島が大きくなり始めて、無事に香深港に到着した。下船前に一緒の便で来たバイクの人が現れたので、晴れてくれて良かったね~、とか軽く話した。どうやら、宇都宮ナンバーで来ているライダーさんも礼文島は初めてのようで、どこかの民宿に泊まるみたいだ。



 「礼文島」と大きく書かれた看板の前で記念撮影して、どこへ行くか模索する。バイクで行けそうな所は殆ど周ってしまおうかと考えた。

 香深港は礼文島の南よりにあるので、まずは礼文島最南端を目指す。走っている途中で、宇都宮のライダーさんとすれ違ったのでもちろん挨拶をする。



 あっさりと、道道40号線の端っこに到着。礼文島は、道道40号線が幹線道路で南北に貫いており、ここが南側の端っこということになる。礼文島だけど知床と言うらしい。野付半島線みたいに、起点とか書いてくれてたら良かったけど、まぁ仕方ない。



 険しい崖が見える。礼文島は東側は平坦だが、西側はかなり険しい崖が続くようだ。



 礼文島の南側からは利尻山が見えていたので、海と背景にバイクを撮影。ちょっと雲が多いのが残念だが、利尻島は曇っていそうだが礼文島は晴れているのが嬉しい。殆ど離れてないはずだが、天気が違うのも面白い。

 次に、北のカナリアパークというところへ行ってみた。どうやら、同名の映画があるらしくて、そこの舞台になったところのようだ。



 高台の上からは、利尻山が望める。先ほどよりも雲が多くなってしまったか。



 映画で使われた分校のセット。映画を知らないので中までは入らなかった。

 ここにも、宇都宮のライダーさんが居た。礼文島には、トレッキングを除きそこまで観光地が多くないので、この先も至る所で会うかもしれない。



 ちなみに、礼文島はトレッキングが非常に盛んで、至る所に登山装備を整えた人たちを見ることが出来る。確かに、こんな風景の中を歩くのは気持ちが良さそうだ。

 11時になったので、早めの昼食を取ることにした。ツーリングマップルお奨めの店に行ってみた。



 ツーリングマップルにも書いてあった、ホッケのチャンチャン焼きを頼んでみたが、何と目の前で炭火で焼いてくれるのは素晴らしい。中々美味かった。香深港からも近いのでアクセスも良い。

 お腹も満たしたところで、礼文島巡りを再開する。次は桃岩展望台へ向かうことにした。

 駐車場にバイクを止めて、展望台へ向かって歩く。結構な勾配だったので、少し息が切れていた。



 遊歩道の途中は、大変見晴らしが良い。礼文島は、厳しい気候と昔に発生した山火事の影響で高い木が生えておらず、展望に遮るものが無い。



 桃岩が目の前にある。大きすぎて、超広角レンズでないと入りきらない。利尻山は完全に雲に隠れてしまって、残念無念。



 桃岩と海の風景が大変素晴らしい。

 北海道を旅している人の旅行記に、桃岩展望台~元地灯台までの2.5kmのトレッキングが中々素晴らしいとのこと。天気も悪くなかったし、この日に稚内へ戻るには13:25発か17:05発のフェリーがあるようだが、折角天気も回復したことだし離島でキャンプもオツなものなので、今日はこのまま礼文島に泊まることに決めた。

 なので時間に余裕が出来たので、トレッキングしても良いかと思った。しかし、青空だったのに少しずつ雲が増え始め、利尻山も殆ど隠れてしまった。ここからの景色は利尻山が見えないとかなりポイントダウンしてしまうし、青空の中じゃなければ行く価値が薄れてしまう。ただでさえ、往復2時間は掛かるだろうし。

 と言う訳で、今回のトレッキングはPassすることにした。その代わりに楽な所は一通り周ってしまおう。利尻島も礼文島もリベンジが必要だな。

 展望台から駐車場に戻ってくる途中に、宇都宮のライダーさんが来たのが見えた。この日はこれで最後だったが、展望台に行くのに結構息が切れますよ、とだけ伝えておいた。また駐車場に、「札幌民 北海道ほぼ一周中」と書かれたホワイトボードをリアボックスに付けて、旅している50ccスクーターの人が居た。まだ若そうだったが、若いうちにこういうアホなことをやっておくのも良い思い出になってくれるでしょう。



 次に桃岩トンネルを抜けて、桃台猫台に到着。ここの駐車場でおじさんにナンバーを見られて、「静岡は何kmあるんや~」と聞かれた。全自走してるわけではないので、「何kmですかね~、小樽からでも400kmくらいですからね~」なんて答えておいた。ここは大型バスも来れる所なので、ちょうど出くわしてしまい、大量の観光客に囲まれてしまった。



 ここから見える桃岩は、確かに上から見るより桃の形に見える。



 YH桃岩荘が見えた。ここは、今では珍しくなった昔ながらのYHで、夜な夜なミーティングが開かれているらしい。参加してみればそれはそれで楽しいかもしれないが、自分は少し敬遠してしまう。



 端まで全て行ってしまおうと思っていたので、桃台猫台から元地漁港を超えて進むと道が無くなった。地蔵岩がここにあったみたいだが、あまり地蔵感は無かった。

 桃岩・元地への寄り道も終わり、再度道道40号線に戻り北へ向かう。道中至るところで、利尻山が望めるPAがあったが、あいにく見えなかった。礼文島はトレッキングをしている人が多いので、ちょこちょこトイレがあったりするので旅人には優しいかと思う。

 ここから船泊までは見るべきものも無く、あっさりと到着。礼文島にもキャンプ場が2つあるが、設備が整っている方の九種湖畔キャンプ場を今晩の宿にしようと考えていた。キャンプ場は標識も出ており、問題無く到着した。



 どこに張ろうかウロウロしてみる。すぐ隣は九種湖なのだが、木があるので座った状態で直接湖が見えない。見える場所には既に先客がいた。またパレットみたいな巨大な木枠が点在しており、ここにテントを張っても良さそうだがペグが打てないので止めておく。その代わりにこれを巨大なイスや物置きに使おうと考えた。駐輪はサイトに横付け出来るが、少々距離がある。でもリアカーがあったので、それで炊事棟とトイレの間くらいに荷物を運びテントを設営した。



 今日は礼文町九種湖畔キャンプ場をキャンプ地とする! 荷物を全て降ろして、再度礼文島観光に向かう。現在運用されていないが、礼文空港に通じる道の途中が見晴らしが良いとのことなので行ってみた。



 自衛隊のレーダーが宗谷丘陵みたいだ。見晴らしが良くてとても良い気分。



 今から行く予定のスコトン岬が良く見えた。ここから見る夕陽は素晴らしいものらしい。雲が多いが、夕暮れの時間にまた来てみることにしよう。



 次に金田の岬へ行ってみたが、大した見晴らしではなかった。ただ、観光客が何人も海を見ていたので何があるのかと思ったら、野生のアザラシがすぐ近くに居たのにはビックリした。



 先ほどはスルーしてしまったが、ハイドラのCPにもなっていた礼文空港の前で記念撮影。長い間休止中になっているみたいで、とても寂れている。確かに、礼文島の中心からは離れているし、アクセス道は狭くてバスが通るのに難儀するような道だったから仕方ないのかもしれない。当然ながら入ることは出来なかった。



 最後に、スコトン岬に到着。ここは、宗谷岬と日本最北端を競っていたらしいが、厳密な測量の結果わずかの差で宗谷岬の方が北にあるみたいだ。その結果、こちらは最北限と名乗っているみたい。どういう意味なのかはよく分からないが。

 端っこにはやっぱり人が集まるのか、立派な土産物屋があり観光バスも来ていた。


 ここで昆布ソフトなるものがあったので、試しに食べてみたが、残念ながらカップアイスを無理矢理ソフトにするスジャータタイプだったようで、そこまで美味しくは無かった。



 スコトン岬の向こうにトド島も見える。相変わらず雲が多いのが難点だ。先まで行こうかと思ったが、こちらからの方が高さがあるし、天気も良くないから行かなかった。

 他にもゴロタ山とか澄海岬等の展望地があるのだが、天気も良くなかったしキャンプ場に戻ることにした。九種湖畔キャンプ場は、今年の3月までは近くに銭湯があったらしいが、潰れてしまったらしい。またセイコマも香深にしか無いので、20km弱走らないと温泉もコンビニも無い。

 時間も早かったので行こうかとも思ったが、ガソリンがあんまり無かったので止めておく。幸い九種湖畔キャンプ場はコインシャワーが完備されているし、商店なら近くにあったので問題無し。離島だとガソリンが高いからね。

 キャンプ場に戻ってきてテント前で寛いでいると、地元の漁師のおじさんが居て周りの人たちと話をしていた。自分の所にも来て、話し相手に飢えているのか話をした。まぁ自分もかなりヒマだったっていうのもあるんだけどね。しかし、田舎の人の話は訛りがあるので、たまに何を言っているのか分からない時があるのが大変だ。

 20分くらい話していただろうか、いつのまにか良い時間になったので夕食を自炊。今日は近所のスーパーに良い食材が無かったので、レトルトにしたが外で食べれば何でもウマイ。

 食事が終わり、夕暮れの時間になってきたので先ほども言った、礼文空港へ続く丘へ行くことにした。少々雲が多いので夕陽は難しいだろうが、焼けた空なら見ることが出来るかもしれない。



 九種湖畔キャンプ場からすぐ近くなので、充分時間的には余裕だった。いい感じに焼けてきてくれそうだ。



 灯台と海が良く見える。先ほど来た時より雲は良い感じだ。




 バイクも一緒に撮影。



 中々良い感じの写真が撮れてご満悦。



 やはり雲が多くて夕陽は見られなかったが、2日連続で焼けた空を見ることが出来て満足だ。近いとは言え、あまりに真っ暗になるとバイクで走るのが怖いので、この辺で切り上げることにしよう。

 キャンプ場に戻り、コインシャワーを浴びる。湯船より疲れは取れないが、非常にさっぱりする。そして、6泊目になるので洗濯をすることにした。九種湖畔キャンプ場もコインランドリーがあるが、洗濯が60分300円。乾燥が30分300円と、クッチャロ湖畔より更に高かった。ここでも乾燥30分で一度実施したが、やはり足りずにもう300円追加したので900円も掛かってしまった。

 洗濯も終わり、テントに戻って天気予報の確認をする。つい2日前に台風7号が20何年振りかに、どこにも上陸せずに直接北海道へ上陸したばっかりだと言うのに、日本近海には何と台風が9,10,11号と3つも存在するらしい。

 台風10号は何故か沖縄方面へ向かうみたいだが、9号11号と2つとも北海道を狙ってくる予報になっている。

 今回の北海道は、22日(月)まで滞在して、その日の夜のフェリーで静岡へ帰る計画をしていた。ただし、これは少し考えなければならない状況になってきた。

台風11号:日本近海で台風になったみたいなので、そこまで勢力は強くない。21日(日)夕方頃に道東へ上陸予定
台風9号:暴風域までは無いが、11号よりは強烈。まず関東~東海辺りに22日(月)にぶつかって進路を変えて、その日の夜に北海道上陸予定。

 もうずっと天気予報も悪いままで、このままいくと最悪のケースだと22日(月)のフェリーが欠航になってしまう。殆どの台風が太平洋側を通ってくるみたいで、太平洋側のフェリーがかなり欠航になっているようだった。自分は日本海側の新日本海フェリーを利用予定であり、色々調べたら、新日本海フェリーは冬の日本海に耐えられなければならないので、かなりの大型船を使っているため、少々の台風では欠航しないようで、まだ欠航の発表はしていないようだ。

 何にせよ、欠航のリスクもあり何より雨ばっかり降っている中で無理して北海道に居てもしょうがないので、早く帰ることを決断した。夏の北海道ソロキャンプツーリングでは初めての決断であった。欠航のリスクだけなら、会社の休みを延長してしまえば何とかはなるが、天気が良さそうなら強行出港に掛けるのも良いが、天気が悪い中突っ張りたくはない。

 さて、それではいつ帰るのか。もう明日の20日(土)に帰っても良い、くらいの気持ちであったが、この日まで夏休み料金なのでフェリーの空きはあったが、チケットを変更すると11,000円もフェリー代が上がってしまうようだ。その料金を払うくらいだったら、どこかのビジホにでも泊まった方が良い。

 21日(日)のフェリーを見てみると、2,000円強の増額で済みそうだったので、これにしようと決めた。スマホから変更手続きをしたが、やはり変更のボタンをタップするのには若干気合いが必要だった。無事変更は完了したので一安心。

 21日(日)のフェリーなら、出港は11号が北海道を抜けた後になり、福井県敦賀港入港は台風9号が関東を抜けた後になりそうなので、走行にも影響が無いはずだ。今考えてもこれが一番Bestな選択だったと思う。

 残念ながら一日早く北海道を離れることになってしまったが、これだけ台風が来まくっているのでは仕方がないだろう。となると、明日が北海道最後の夜になってしまう。今回珍しく、道東には全く足を踏み入れておらず道北をずっとウロウロしてたので、何とか道東にも行きたいと思っていたが、道東の天気がずっと最悪だったので仕方がない。明日・明後日も台風11号の影響か、話にならない予報だったので今回は道東を諦めることにしよう。霧多布の鳥取のライダーさんとかに今年は会えなかったのが残念。

 とまぁ、色々な決断が必要だった夜だったが、北海道から1日早く帰ることになる訳であるが、良い決断になったと後から思えるようにしたいと思う。最終日は静岡で、バイクの整備とかをやることにしよう。

 加えて、明日の宿をどうしようか考えた。明日も天気予報はかなり悪い。稚内はまだ持ちそうだったが、これ以上稚内に居てもやることが無い。そこでスマホで調べると、旭川近郊の比布駅前に格安ライダーハウスがあるみたいで、屋根付き駐輪場も完備しているみたいだ。明日はここに泊まって、旭山動物園でも行ってみようか。

 等々そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:北海道礼文町 九種湖畔キャンプ場 600円
温泉:キャンプ場コインシャワー 100円(キャンプ場併設)


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