■2日目 7/1(日)
6:30頃起床。東横INNは朝食バイキングが無料なのでお腹を満たす。この日は朝8:00に石垣港発西表島大原港行きの高速船に乗るつもりだ。準備をして7:30にホテルを出発。前述通りツアーの予約をしているので、八重山観光フェリーの窓口に行って手続きを行った。
港に行ってみると、どうやら同じ西表島の上原港に行く便は欠航が発生していた。どうやら台風の影響のようだが、大原港行きは何とか動いてくれるみたい。当初は上原港行きの便の利用も検討していたので、これは助かった。

西表島大原港行きの高速船。波照間島行きの船よりは大きかった。時間通りに高速船は石垣港を出発。

9:00前に西表島に到着した。西表島は沖縄でも3番目の広さの島らしい。
今回の一番の目的は、西表島にはハイドラCPが無いので国盗りの取得のためである。西表島は2つのエリアになっており、今回は欠航になったが、西表島北部の上原港まで行けば労せず両方取得出来る見込みだった。
しかし、どうプランを組んでも行って帰るだけになりそうな感じだった。流石にそれは寂しいので別方向で検討してみた。

すると、このバスチケットの利用が安価で楽しめそうかと考えた。「ツアー」と前述したが今回西表島は、この路線バス1DAYチケットで周る。路線バスも数は多くないが、うまく回れば安価で行けそうなのでこのプランにした。このバスチケットと西表島往復渡船料と由布島水牛券がセットになったオトクなプランだ。マングローブの遊覧船とか、日本百名瀑のマリュドゥの滝トレッキングツアーとかも惹かれたが、今回は諦めることにした。
今回は、バスに乗って上原港周辺まで行って軽く散策。国盗りを取得して、由布島まで戻って水牛観光。その後大原港に戻ってくるよう計画した。

既にバス停には、8:50発のバスが待機していた。既に時間は過ぎていたが、この船が到着するのを待つのであろう。西表島のバスは変わっていて、最初に行先を言って料金を支払うようだ。
ここから1時間程、バスの車窓を見ながらのんびり過ごす。バスには10人くらい乗っていたが、半分は由布島で降りていき、もう半分は上原港で降りていった。最終的には私1人になってしまった。
上原港周辺の観光地を調べたところ、「星砂の浜」という所があるらしく、折り返しのバスが来るまで1時間くらいあるから、散策するにはちょうど良い時間だ。そこでバス停を降りる。

バス停が有る所はちょうど高台になっており、眺めが良かったので撮影。北海道みたいな牧草ロールも点在している。

星砂の浜に降りてみた。海がキレイで泳いでいる人もたくさん居た。

沖縄は本当に海がキレイだ。日陰があったのでそこに腰かけてしばらくボーっと過ごす。ショップがあったので、アイスクリームを食べてみた。
そろそろ良い時間になったので、バス停に戻る。交通量も乗客も少ないためかバスは定刻通りにキッチリ来た。

由布島水牛車乗り場に到着。早速受付の手続きをしておく。

これが時刻表。一般受付の人は30分おきの出発になるみたいだ。ここで良く分からなかったのは、ツアー申込の人達は割と着いたらすぐ乗れるみたいで、そこが混在していた。水牛車が到着して乗り込んでいる人が居たから、少し早いけど良いのかな?って乗ると、一般はダメと言われてしまった。なので、仕方なく出発時間まで待つ。

水牛はおとなしく人に慣れているので、近寄っても問題無い。海と言っても遠浅だから歩いて渡っている人も居た。

この辺で少し雲が増えてきてしまい、あまり沖縄らしい空じゃなくなってきたのが残念。時間になったので12:15に水牛車に乗り込む。
10分くらいで由布島に到着。ここで早速係りの方が案内してくれた。

水に浸かって涼を取っている水牛達。

家系図があるようだ。ここの水牛達の雄は、一部を除いて去勢されてしまうらしい。何故か、去勢をすると角が伸びてくると言っていた。ここで、観光地定番の写真撮影会が開かれた。対象は水牛と一緒の撮影だ。普段自分の写真は全く撮らないし興味も無いのだが、良い出来だったし観光地に少しは金を落とすか、と思い購入することにした。
ここで自由時間になった。良い時間になったので昼食にする。レストハウスがあったから、そこでソーキソバを食べた。
折角だから由布島を周ろうかと思っていたが、ここで突然スコールが降り始めた。この中周るのも嫌だったので、早めの船に乗って西表島を出ようと考えて、13:00の水牛車に乗り込んだ。そして13:25の大原港行きのバスに乗り込む。

結局スコールなのですぐ止んでしまい、青空が出てきた。少しもったいないとも思うが、こればっかりは仕方がない。バスからの車窓風景を撮影。
大原港に戻って、14:00発の石垣島行きの高速船に乗り込む。今度の船は小さ目だ。やはり朝早い便と昼間の半端な時間では大きさを変えているのであろうか。
この船は竹富島経由らしくて、荒天の影響もあるのだろうか石垣島まで1時間掛かってしまった。この後、15:20発黒島行の高速船に乗るつもりだったので、結果的には早い便にして助かった。所要時間は40分と聞いていたので、それを鵜呑みにしなくて良かったと思う。
15:00に着いて、すぐ黒島行きの高速船の乗船券を購入する。そして15:20に石垣港を出発。中々移動が大変だ。こんな旅は絶対複数人なら出来ないだろう。ソロの旅ならではだと思う。

30分ほどで黒島に到着。この島に来た目的は、ハイドラ道100選CP「黒島港線」を取得するためである。
黒島は平坦な島なのでレンタサイクルが良いらしい。この頃は台風の影響か、完全な曇り空が広がっておりぶっちゃけあまり観光する意欲が沸いてこなかった。調べたところ、CPポイントまで2km弱のようだ。ゆっくり歩いても30分だろう。晴れてれば自転車で観光地を巡りたいと思ったが、目的はハイドラCPなので運動と節約も兼ねて歩いて行くことにした。帰りの船は、18:10発なので時間も充分ある。

しばらく歩いたところで視界が開けてきた。確かにこの道は良い道だと思う。道100選にも選ばれるのも分かる気がした。

黒島は牛が多くて牧場も多い。沖縄は各離島毎に特色のある風景が広がっているようだ。

島で唯一の診療所らしい。結構新しいみたいだ。

トコトコ撮影しながらだから40分くらい歩いて、ハイドラCPを取得出来た。道100選の碑があったので、撮影。
来た道をそのまま戻るのも芸が無いので、違う道で港へ向かう。

旧桟橋があったので寄ってみた。昔は石垣港からの船はここに接岸していたらしい。人も何人か居たり、犬の散歩をしている地元の方も見られた。

少しだけ青空も見えるが、もっと沖縄らしい空なら自転車でふらつきたかったが、こればっかりは仕方がない。台風の接近に伴うためだろうが、大降りにならないだけでもありがたい。
1.5時間くらいで黒島港に戻ってきた。18:10発の高速船に乗って石垣港に戻ってきた。

お腹も空いたので、930交差点近くの沖縄ハンバーガーチェーンA&Wに行ってみた。ここのハンバーガーも中々美味しい。
食事も済ませたところで、沖縄は大分西なので時差が生じるため、まだ夕焼け空が残っていた。西向きの海岸に出れば何か見えるかもしれない、と思い少し歩いてみる。

石垣の漁港のような所に出てきた。夕焼け空が美しい。

石垣の街並みと夕暮れ。

野良猫が居たので撮影してみる。これで八重山諸島巡りは終わり。翌日は那覇空港周辺を軽く見て、静岡に帰るだけ。少し寂しい思いもあったが、充実していた。ホテルに戻ってゆっくりして、適当に寝る。
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