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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2019年05月02日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 6日目 長崎県福江島周遊


■6日目 5/2(木) 天気:晴れ

走行距離:225.9km

 朝一で長崎県五島市福江島に上陸し、福江島を一周した。

 前日は国盗りのため常夜灯とテレビを付けて寝ていたが、ちょっと目を覚ましたら2:00過ぎだった。出港したのも隣が来たのも気付かずにすっかり寝ていた。

 今回の狙い目は、平戸市北部沖にある、的山大島(まとやま・・・ではなく何とあづちおおしまと読む)、度島(たくしま)と、五島列島宇久島だ。それ以外はまた、後日訪れる予定にしていたので、これだけは狙いたいと思っていた。

 早速外に出て現在の居場所を確認すると、ちょうど良い感じの場所に居た。早速国盗りをすると、度島の空は取得出来た。ただ、どうしても的山大島は取れなかった。結局生月島まで来てしまった。残念ながらもう的山大島を取れそうにない。とりあえず今の所は諦める。

 次は宇久島だな、と思い寝台に戻って横になっていたら、また寝てしまった。目が覚めると4:40だった。

 しまった、宇久島到着は確か4:00くらいのはずだ。と慌てて外に出たら、ちょうど小値賀島へ停泊中だった。当然国盗りをしても、小値賀島しか取れない。宇久島も取り損ねてしまった。

 大きな誤算としては、てっきりアナウンス等が流れると思っていたが、グリーン寝台には入っていなかった。2等フロアなら流れるのだろうし、下船客がゴソゴソするからそれで起きてしまうのだろうが。

 寝台が独立しているとは言え、アラームを掛けておくのも気が引け遠慮してしまったので失敗してしまった。アナウンスも流れないのは想定外だった。快適な寝台が故に今回のようなことが起こってしまった。

 その他の島も国盗り対象だが、また翌日訪れることになるためもうどうでも良い。結果として、度島は取れたが的山大島は取れなかったし、宇久島もミスしてしまったため、国盗り目的では大失敗だろう。

 だが、対馬から夜に帰ってきて、宿の心配もしなくて良く寝たまま五島列島に移動できるというのは大変良かった。まだ夜も明けていないため、もう一眠りしておこう。

 次に目が覚めたのは7:00頃で、ちょうど奈留島に向かっている途中だった。途中で何度も起きながらだが、7時間は横になっていたことだろう。

 野戦病院だった様子は大分解消されていた。やっぱり中通島で降りる人が一番多いのだろうか。福江島まで向かう人は少なめに見えた。

 グリーン寝台エリアの温度が暑かったので、シャワーを浴びることにした。シャワー室もとてもキレイで、良いフェリーだ。さっぱりしたところで、前日仕入れた朝食をデッキで食べる。

 海と離島の絶景を見ながら食べる朝食は、ただのコンビニパンとおにぎりだがとても美味い。途中で久賀島の国盗りも取得出来た。



 朝食と歯磨きを済ませてデッキにもう一度出ると、福江島が見えてきた。五島列島最大の島で最西端。遂にこんな日本の果てまで愛車と来たんだ、と思うと感慨深い。この島はどのような雰囲気なのだろうか、非常に楽しみだ。



 あれは、恐らく福江島8:00発の中通島経由長崎港行きの九州商船フェリーだろう。翌日はあれに乗る予定となる。

 奥に見える目立つ草原の山は鬼岳で、福江島のシンボル的存在でもあるらしい。確かに、福江空港のすぐ横だし、フェリーで入ってきたら凄く目立つ。

 撮影を楽しんだところで寝台に戻り、後片付けと着替えを済ませておくと、間もなく福江島に到着のアナウンスが流れてきた。

 ところでこの福江島で、どこに泊まるか決めていない。事前調査では、富江に温泉が近いキャンプ場があるという情報は入手していた。福江島に一泊するのは確定しているし、それならさっさとテントを張って身軽な状態で走りたいと思っていた。

 しかし、改めて予定していたキャンプ場のHPを見たところ、チェックインが14:00~になっていた。管理棟は空いているっぽいので、恐らくバンガロー等のチェックインだとは思うのだが、14:00までテントを張れないのは少し辛い。とりあえず、寄りたいところを寄りつつ近くなってきたら、電話で聞いてみるのも良いかもしれない。

 そんなことを考えながら過ごしていたら、車両甲板入場案内が流れた。流石に今度はフェリーの中から車両甲板に降りれた。対馬比田勝港からの6時間弱、博多港からの9時間弱のフェリーで潮風に晒されたせいか、前日注油しておいたのにチェーンにサビが発生していた。多分、走ってれば取れてくれるレベルだとは思うが。

 フェリーは無事福江港に到着した。いよいよ福江島の第一歩を踏み出した。壱岐島はそんなに大きくないし、天気も良くなかった。対馬は行ったことがあった。でも福江島は初めてだし、天気もピーカンなので物凄く気分が高まる。

 とりあえずどこに行こうかと思っていたが、福江空港に向かう。もちろんハイドラCPになっているからだ。福江の市街を抜けると、フルパニアのバイクが見えたのでやっぱり来ているライダーも居るのだと思うと、何だか嬉しい。 



 福江市街から福江空港は割と近く、すぐ到着した。側壁に「五島つばき空港」と大きく書かれていたので、記念撮影。もちろんCPも取得できた。

 そして、鬼岳に向かう。天気も良いし、展望も非常に良さそうだ。



 鬼岳園地に到着。早速登ってみる。



 中腹の建物からバイクが見えた。



 これは素晴らしい眺めだ。福江市街が一望出来る。ただ、春特有のガスっている感じが若干惜しい。



 先ほど居た福江空港の滑走路も眺める。



 山頂目指して歩いている人も居た。こう見るとすぐそこに見えるが、歩くと往復40分くらいは掛かるだろうか。草原で木が生えていないので、とても見晴らしが良さそうだから行ってみたい気持ちもあったが、空がガスっているのもあって止めておいた。

 鬼岳園地を充分楽しみ、バイクの所まで戻ってきた。今回福江島の何を見よう、という下調べは殆どせずに来てしまった。とりあえずツーリングマップルを眺めていると、堂崎天主堂というのが見つかった。

 歴史に詳しい方はご存知だと思うが、九州は元々戦国時代にキリスト教がまず最初に布教されている。戦国時代後半~江戸時代に掛けては、伴天連追放令や禁教されて迫害され続けてきたが、五島等の離島や長崎・天草の人里離れた所に移って密かに信仰していた切支丹も数多く居たよう。

 歴史が好きなのもあり、古い建造物も好きなので、とりあえずここに行ってみることにした。一旦鬼岳園地から南側に向かい、県道165号を海沿いにグルっと周って福江市街に戻る。そして、県道162号線を北上していく。案内標識があったので右折すると、駐車場に出てきた。

 GWだから駐車場もそこそこ混雑していた。と言ってもキャパが少ないので仕方が無さそうだ。やはりこういう時にもバイクは非常に便利だ。適当な空いているスペースがあったので、停めておく。



 堂崎天主堂に向かって歩いて行くと、海が見えたので写真を撮る。非常に透明度が高くてキレイだ。



 着いてみると受付があった。300円で有料のようだ。どうしようか一瞬迷ったが、折角五島まで来ているしここまで来て引き返すのも何なので、拝観料を支払った。
 


 レンガ造りの立派な教会だ。内部は撮影禁止だったので写真は無いが、昔の十字架やマリア観音。歴代司教の展示等がされていた。



 近くでも撮影。

 本土で迫害されていた切支丹は、五島は離島ということもあり、取り締まりも緩く天国のような場所。と信じられていたらしい。しかし、現実は五島でも迫害は厳しく、天国と言われて来たけども結局地獄だ、というような記録が残っているようだ。今ならSNS等で一気に拡散出来るが、当時は当然そのような情報を入手することは難しかったんだろうな、と思った。



 堂崎天主堂のすぐ裏は海となっており、草原が広がっていた。昔は、ミサを知らせる鐘を鳴らすと、周囲の島の人々が小舟でここ堂崎天主堂に集まってきた写真も教会内に展示してあった。宗教には無関心だが、こういう文化と歴史があるのは面白いと思う。

 堂崎天主堂を楽しんだので出発する。



 出発してすぐに立派な橋があったので、停めやすそうだったので停まってみた。



 福江島はどこに寄るかも決めてないし、時間に余裕がある限りは貪欲に展望を求めてさまよってみようかと思う。

 とりあえず福江島をグルっと周ってみようと思い、県道162号を北上。すると宮原の辺りで展望台の標識があったので、これまた曲がってみた。



 宮原展望台に到着。ベンチがあって少しゆっくりするには良いところだ。



 あれは久賀島だろう。島と海の風景がとても良い。



 バイクと一緒に撮影。

 あまりメジャーな展望台では無さそうだったが、レンタルをしているのか?カブが1台居て、私が撮影してたら立ち去って行った。1人で絶景を見ながら一服を楽しみ、出発する。

 ここから先の県道162号は少し狭かったが、交通量も皆無に近いので楽しく走り、国道384号に合流した。

 ハイドラマップを確認すると、国道から少し南下したところにダムCPがあったので訪れてみよう。ちゃんと案内はあったのだが、通り過ぎてしまい次の交差点でも行けると安易に考えたが、どうも全然違う方向に進んでいるみたいだから、結局引き返して案内通りに進むことにした。

 途中そこそこ狭い道になったと思ったら、圏外になってしまったのでまた裏技を実施。国道まで戻って再開して、無事ダムCPを取得。今回は距離がそこまで長くなかったので、普通に戻っても取得できるかもしれなかったが、もし出来なかったらまた戻らないといけない。それも面倒なので、おとなしく裏技を使う。

 そして岐宿市街に着いたので、魚津ヶ崎公園に行ってみることにした。海沿いだし、遣唐使の石碑等があるとツーリングマップルに書いてあったので行ってみた。

 到着して大きい駐車場にバイクを停めると、ここはキャンプ場があった。確かにツーリングマップルにもキャンプ場のマークがあった。



 管理棟があって、一泊720円のようだ。でも空いているようには見えない。HPを見てみると、営業期間は7~9月と夏季限定の営業のようだ。

 でもキャンプしている人たちがいる。期間外は無料で解放しているのだろうか。海と島が見渡せてロケーションは非常に素晴らしく、北端なので夕陽・朝陽共に見られるかもしれない。炊事場を確認すると、ちゃんと水は出たので利用可能だ。

 一応ソロで来ている人が居たので聞いてみたが、管理棟に書いてあるのは役場の番号のようだが、電話しても連休中だからか通じないらしい。その人は東京から来たらしく、事前に役場へ連絡していたそうだ。

 結局受付については良く分からなかった。まぁキャンプしている人も居るし、とりあえずキャンプ道具を下ろして身軽になりたかったので、ここにテントを張ろう。夕方回収に来たとしても、所詮720円だから痛くも無い。

 場内まで舗装路が繋がっていたので、バイクをそこまで乗入れてテントを張った。流石にこんな昼間というか午前中からテントを張ることは殆ど無いので、良い天気だったこともあり汗だくになってしまった。フライシートも紫外線を浴びると劣化が進むのが気掛かりだが、そこはモンベル製なので信じている。

 網戸を全開放にして、マット等の準備だけしておいてキャンプ場を出発する。結局魚津ヶ崎公園は殆ど見ていない。キャンプ場の先にも行けそうではあったが、まぁ良いだろう。

 ツーリングマップルには、この近辺に福祉センターの温泉があると書いてあった。スマホで見たが何故かヒットしなかったので、看板もあったので現地へ行ってみた。すると、ちょうど2019年3月一杯で設備老朽化のため営業を止める、と張り紙があった。折角近くで風呂が入れると思ったのに、非常に残念だ。まぁ既にテントは張ったので、どこかで温泉に入って帰れば問題無い。



 国道384号へ戻り西に向かって、道の駅「遣唐使ふるさと館」に到着した。離島に道の駅があると訪れるのが大変だ。ハイドラCPも取得出来たので、とても嬉しい。

 良い時間になったので昼食にしようかと思いレストランに行ったら、どうやらバイキング形式のようだ。置いておくだけで店側も楽だし、食べる側も食べ放題だから満足出来る、双方良い制度かもしれない。

 ただ、やっぱりバイキング形式だとソロでは非常に入りにくい。道の駅なんて休憩がメインなのだから、そんな物にしなくても良いと思うのだが。まぁ今のトレンドなので仕方がないか。しかも、満席とのことなので早々に立ち去る。

 この道の駅は遣唐使の資料も展示してあるようだったが、有料だったので入らなかった。さて食事をどうしようかとGoogle先生に聞いてみたら、近くにエラい口コミ評価の高いちゃんぽんの店が見つかった。ちょうど良い、と思って行ってみたが店の外まで行列が出来ていた。

 何でわざわざ離島まで来て、食事に並ばなければならない、と憤りを感じて、こちらも早々に立ち去る。もう12:00近くだったので、もう少し周って昼食は13:00過ぎにしよう。キャンプ場でボーッとは良いが、旅先で食事を待つことほど無駄な時間は無い。

 県道233号に入り北上する。三井楽と呼ばれる地方で教会とかもありそうだったが、テントを張ったりしていたので割と時間が経っていた。この辺をじっくり見ていると、流石に押しそうだったので走るだけにした。途中狭い道が多かったが、キャンプ道具も降ろしているので問題無くクリア。

 国道384号に戻ると、南側の山中にダムCPがあったので行ってみた。県道とかじゃないので道が分からなかったから、Google先生に聞いてみたが、これが中々凄い道だった。完全一車線でブラインドコーナー多数。落ち葉も多数の急勾配な道で、キャンプ道具を降ろしていなかったらとてもしんどかったろう。対向車が来ないことを祈るだけだったので、何とかダムCPをGetした。かなりの山奥だったが電波が届いてくれたので助かった。

 ダムCPへの寄り道を済ませて国道384号に戻る。道100選CPを取得し、魚藍観音展望所とあったので行ってみた。この途中の、高浜海水浴場の海が、遠浅なせいか正にエメラルドグリーンの海で物凄くキレイだった。これは後で写真を撮るしかない。



 魚藍観音はこれだろう。海に向かって観音様が建っていた。



 ここから見える海の風景も素晴らしい。島なので飽きるくらい海をずっと見れる。



 この展望台も良かったが、やはり先ほど見た高浜海岸が頭に残っていたのですぐ向かう。



 こんなにキレイな海は中々見れない。



 白い砂浜に青い海。今まで私が見た中で、一番キレイな海だと思ったのが宮古島で、その次は波照間島だろうか。ここの風景はそれに匹敵するくらいの、素晴らしい海だ。沖縄、特に八重山諸島にバイクを持って行くにはかなりハードルが高い(費用・時間共に)。福江島ならそこまで厳しくは無いので、バイクで行ける海としてはトップクラスのレベルだと感じた。



 バイクと撮ろうと頑張ってみたが、やはり海や砂浜は中々一緒に入れるのは難しかった。ツーリングマップルにも、真っ青な海に感動。とコメントがあったので、本当に感動した。福江島が一気にお気に入りの島となってしまった。

 高浜海岸で感動していたところで流石にお腹が空いてきた。福江島は国道が海沿いをグルっと周っているが、島の中央を横断する県道27号も快走路とツーリングマップルに書いてあり、その途中にダムが何か所かあったので、福江市街方面に食事出来る場所を探しつつCP巡りをしよう。

 県道27号は確かに快走路で楽しく走れた。途中ダムのCPを取りながら、昼食に何を食べようか考えてみた。島なので海産物にしようかと思っていたが、五島もうどんが有名らしい。うどんなら1人でも気軽に入れるので検索すると、福江市街方面で何店か見つかった。

 その内の1店に行ってみたら、準備中の札が出ていた。やはり連休中は休む店もあるのだろう。その他に探してみたら、製麺所直結の店が見つかったので行ってみた。



 中本製麺さんのおっどん亭と言う所に行ってみた。建物もとてもキレイで期待が持てる。



 牛丼とうどんセットにしてみた。五島うどんは、麺が細いがコシもあって中々美味しかった。セットの牛丼も中々良い。ここは土産物も一緒に売っていたが、まだ買うには早いのでまたの機会にしておく。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。福江市街近くのダムCPを取得したので、これで福江島のCPを全制覇出来た。海側に向かい、県道49号を冨江方面へ向かう。

 本当はこの冨江にあるキャンプ場に行こうと思っていたが、既にテントを張ってしまったので用事は無い。覗いて行こうかとも思ったが、中々福江島まで来る機会も少ないのでまぁ良いだろう。



 冨江の集落から少し走ったところで展望台への案内があったので、行ってみた。只狩山展望台というらしい。



 立派な展望台があったのだが、周囲の木が生い茂ってしまったため、あまり展望は良くなかった。でも、海と鬼岳がよく見えて、さっきまであの麓に居たな、と思うと面白い。こんな状況だからか誰も人が居なかった。

 冨江からは国道384号に再度入り、大瀬埼を目指す。この道は少し道幅が狭かったが、交通量も少なく中々のワインディングだったのでとても楽しかった。景色も大変良く、どこかで停まって写真でも撮ろうかと思ったが、散々海と奇岩の風景は見てきたし、走りもとても楽しかったので結局止まらず進んでしまった。特に、途中に展望台のような所も無かったのも原因である。キャンプ道具を降ろしているから、とても楽しく走れた。

 玉之浦から県道50号に入る。この道でそのまま大瀬埼に入るのかと思っていたが、途中で分岐の案内が出てた。後で行けば良いと思い、とりあえず行ける所まで県道50号を進んでいく。



 島山島に掛かる橋の途中で、交通量が殆ど無かったからここに停まってみた。



 こちらも海がとてもキレイだ。



 島山島は殆ど走る道が無さそうなので、写真撮影も楽しんだところでUターンし、大瀬埼へ向かう。忘れずに国盗りも取得し、福江島の空を全てGet出来た。看板のあった交差点を右折し、山を登っていくと見晴らしが良くなり良い景色が広がっている。

 走っていると、路肩がとても広い所や、木道の展望台があったので後で寄ってみることにしよう。

 大瀬埼園地は中々広く、駐車場も3か所くらいあったのでどこに置けば良いのか分かりにくかった。とりあえず一番奥の駐車場に置いてみると、灯台へは一番近いようだ。とりあえず展望が良い所に行きたかったので、展望台近道とあった駐車場に止めて登ってみた。



 これは素晴らしい景色だ。白亜の灯台があんな奥にある。歩いている人が見えたが、行きは下りなので良いが帰りが延々と登りなので、往復1時間は掛かりそうな気がする。



 軟弱な私はこの高台からの景色で満足しておく。やっぱりバイク用のブーツだと若干歩きにくいので、多少なら良いがあそこまでの距離を歩く気にならない。



 展望台の景色を楽しみ、次は木道の展望台に向かってみる。



 ここからの大瀬埼もまたキレイだ。



 何とか看板と灯台を撮りたかったが、割と観光客が多くて中々難しかった。



 バイクとも撮ろうと思ったが、やっぱり少し難しい。

 ここから眺める夕陽はさぞかしキレイだろうと思うが、テントを張っているキャンプ場が少し遠いので、今回は諦める。夕方に近い時間に来てしまったので、逆光が中々厳しいのが少し残念。

 ここで家族連れのおじいさんが、昔バイクにでも乗っていたのか、肩車している孫だろうチビっ子に、「大きいバイクが来たね、カッコイイね、大きくなったらバイクに乗るか」とか話していて、何だかこっちも嬉しくてほっこりした。



 行きに目ぼしを付けていた、大瀬埼展望台から少し戻ったところに広い路肩があったので寄ってみた。海の景色がとても素晴らしい。



 高低差があったので、バイクと一緒の撮影も容易に出来る。



 望遠圧縮で撮影。

 そろそろ良い時間になったので本日の宿を模索する。という時間なんだが、既にテントを張っているので後は風呂をどうするかだ。パッと調べた限りでは、先ほどの冨江と、国道384号と県道27号の合流近くの荒川温泉。福江市街近くにいくつか、くらいだろうか。

 冨江は来た道を戻ることになるし、大瀬埼から荒川温泉へ行けばほぼ福江島を1周したことになるので、荒川温泉にしよう。ちょうど16:00くらいだから、温泉まで30分。温泉に1時間。キャンプ場に買い出しがてら1時間で18:30にはキャンプ場に戻れるだろう。ちょうど夕陽の時間だし、風呂を済ませれば夜はヒマなので、夕食は暗くなってからでも良い。

 これで予定が決まったので、絶景だった大瀬埼を出発する。ここからの国道384号もずっと海を眺めながら、交通量も皆無で物凄く楽しく走る。もう飽きるくらい海を見れているので、島のツーリングもたまらない。



 ツーリングマップルに井持浦教会という所で、湧水が出るということで寄ってみた。マリア様の所から水が出ていた。飲んでみたが、柔らかくて美味しかった。



 レンガ造りのキレイな教会だった。



 正面のアングルは逆光が厳しくてフレアが豪快に出ているが、それでも暗部がちゃんと残っているのが素晴らしい。

 教会を観光して、温泉に向かう。



 予定通り16:30頃荒川温泉に到着した。公衆浴場とあったので心配だったが、やはり石鹸とシャンプーは付いてなく持参しなければならかった。当然シートバッグには入れているが、今回テントを張った際にうっかりしてテントに置いてきてしまった。

 まぁ1日くらい良いか、と売ってはいたがケチって買わずに入る。まずは温まり、水洗いだけで済ますか。と思っていたが、ちょうどゴミ箱の中に使用済み使い切りシャンプー・リンスと石鹸があった。一応見てみたら、予想通りシャンプーもリンスも半分残っていて、ありがたくそれを使わせてもらう。この際だから石鹸も使ってしまった。

 結局、無料で石鹸・シャンプーが使えてしまったのでありがたい。荒川温泉は、内風呂のみで露天もサウナも無かったが、格安だったので仕方ない。でも熱めの湯で浴場も開放感があり、中々良かった。

 お風呂上りに畳の部屋はあったが自販機が無かったので、外に出てジュースを買って一服しながらゆったりする。

 荒川温泉を出発して、国道384号を午前中とは逆回りで走る。途中感動した高浜海岸もあったが、流石に空が赤味掛かっていたので真っ青な海では無かった。予想通りの時間くらいに岐宿市街に戻って、国道沿いにコンビニがあったので行ってみたら、予想以上に品揃えが悪かった。ちょっと調べてみると、近くにスーパーがあったのでそっちに行ってみた。

 結局スーパーで買い出しをして、予定通りキャンプ場に戻ってきた。すると、開放されていたキャンプ場入口にチェーンが掛かって南京錠まで掛けられていた。一応営業期間外なのだが管理している人が居るのだろうか。翌日は朝早く出る予定で入れないと面倒だが、バイクだからちょっと芝を越えれば入ることは充分可能なので、問題無いだろう。とりあえず、道路反対側の駐車場に置いておく。



 長崎県五島市福江島魚津ヶ崎公園キャンプ場をキャンプ地とする! キレイなトイレ。大きな屋根付きの炊事場もあり、悪天候時は巨大ステージがあるので逃げ込むこともできるかもしれない。温泉は近くに無いが、買い出しはスーパーコンビニがある。何より、この海を見渡せるロケーションは最高だ。日によっては風が強い日もあるかもしれないが、この日は落ち着いていたので良かった。

 流石にテントを張ったのが早すぎたので、米は水に浸けていなかったから、これから実施する。



 その間も夕暮れはどんどん進んで行くので、写真撮影が楽しくて仕方がない。



 駐車場方面からも撮影。バイクがちょっと遠いが見えているので、そこまで心配は無いだろう。目の前の山頂に、360°の展望台がある、とツーリングマップルに書いてあった。行ってみたかったが、もう行くのは難しいだろう。



 夕陽が岬の向こうに沈んでいく。



 テントも一緒に写真を撮る。



 マジックアワーも充分楽しめた。これだけ素晴らしい景色が見えるキャンプ場は中々無い。離島なので人もあまり居らず、とても快適だ。

 写真撮影を満喫したところでようやく夕食に取り掛かる。使い方は違うが、三脚を広げて雲台にランタンを吊るすと充分な明るさが得られる。



 ご飯を炊き、買い出してきた肉を焼いて美味しくいただいた。景色が見える内に食事を済ませたいのだが、温泉は既に済ませているので夜はヒマだから問題無い。食後に片付けをし、キャンプ場の風に吹かれながら外でゆったりする。この時間も至福の時だ。

 キャンプ場に戻ってきたとき、街灯の下にテントを張ってしまったことに気付いた。これは明るくて寝れないとかあるかな?とも思ったが、営業期間外だからか街灯が点いてなかった。正直星を眺めたり寝るには、街灯なんか無い方がむしろ良いと思っているので、そちらの方がありがたい。



 空を見上げると満天の星空が広がっていた。ちゃんと2秒セルフタイマーを使って撮影したのだが、トラベル三脚で足が細いから?カーボンじゃないから減衰時間が長いから?ブレている写真も何枚かあったり、中心はピントがあっているが外周がボケていたりする写真が何枚かあった。

 荷物が増えるのも嫌なのでリモートスイッチは最近全く使っていないのだが、大した大きさでも無いのでやっぱり持って来ようか。リモートスイッチがあればミラーアップでも撮影出来るので、よりブレの少ない写真が撮影出来ることだろう。三段のカーボン三脚の時はそこまで気になったことは無いが、やはりトラベル三脚の多段式は弱いのだろう。



 それでも大画面で見なければ、まだ気にならないのでとりあえず載せておく。PCのモニターで見るとブレているのが分かるので少し残念だ。

 福江島の素晴らしい星空を撮影出来た。星空を満喫したところで、翌日どうするか考える。元々の計画では、

1) 8:00 福江港発のフェリーに乗り、9:05 中通島奈良尾港着 
2) 中通島周遊。若松島と上五島空港に訪れる。滞在時間3時間。
3) 12:10 中通島青方港発のフェリーに乗り、13:00 小値賀島小値賀港着。
4) 小値賀島周遊。小値賀空港に訪れる。滞在時間1時間。
5) 14:10 小値賀島小値賀港発のフェリーに乗り、16:50 本土佐世保港着
6) 平戸のキャンプ場で宿泊

 かなりの弾丸だが、こんな感じで考えていた。しかし今朝、宇久島を寝過ごして取りこぼしてしまったので、今回回収しておかなければ次はいつ来れるか分からない。色々調べたが、中々有用な手は無かった。

 手として考えられるのが次の2点だ。

①小値賀島で一番宇久島に近い所で対岸取りを試みる(距離はすぐそこだから可能性はある)
②小値賀島でキャンプ⇒翌朝7:00小値賀島発佐世保行きのフェリーに乗る(宇久島を経由してくれる)

 当然①が一番BESTで計画通り旅を継続出来る。②も悪くは無いが、小値賀島は小さい島だから半日時間を潰せるのか怪しいし、温泉も無くオフィシャルのキャンプ場も無いため、どっかの公園っぽいところでゲリラキャンプになるだろう。翌朝早いので問題は無いが。

 何より佐世保着が10:15なので、そこから平戸島へ行ったり佐賀北部を周遊すると、阿蘇に行くのが難しくなってしまいそうだ。最悪阿蘇は削っても良いのだが、やはり行きたいのは行きたいので、対岸取りがうまくいってくれることを祈るばかりだ。

 とにかく、翌日は小値賀島までは計画通りに行ってみよう。そこからは結果次第でまた考えることにする。8:00に福江港発のフェリーに乗るには、7:30には港に着かないといけない。現在地から福江港まで30分と言ったところだろうから、7:00にはキャンプ場を出れば良いだろう。

 となると、いつも通りの朝を過ごすには4:30には起きたいところだ。こちらは西なので日の出が遅いから、まだ真っ暗だろうが何とかなるだろう。という訳で、21:30頃寝てしまった。
 
宿泊地:長崎県五島市 福江島 魚津ヶ崎公園キャンプ場 720円
風呂:荒川温泉 300円

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九州2019カテゴリ
Posted at 2019/06/01 23:13:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 九州2019 | 日記
2019年05月01日 イイね!

2019年GW九州ソロキャンプツーリング 5日目 長崎県対馬北部周遊~福岡県博多港





■5日目 5/1(水) 天気:曇り後晴れ

走行距離:115.7km

 長崎県対馬の峰町を出発して、豊玉町の和多都美神社へ向かう。その後対馬上島の北部を巡って、比田勝港から博多港行きのフェリーに乗った。博多港着後は、そのまま五島列島行きのフェリーに乗船した。ダムCPを取りに行ったら圏外だったので、地図が2つになってしまった。



 5:00頃起床。テントから出ると、あれだけ星が見えていた空だったのに、予報通り曇り空が広がっていた。だが東屋にテントを張ってバイクも置いたので、夜露も全く落ちていなかったのがありがたい。洗顔とうがいをしてサッパリする。

 早速朝食の準備を進める。残飯がなるべく出ないように、前日炊飯した残りを雑炊にして、こびり付いたご飯を根こそぎスプーンで剥がしながら食べる。

 朝食を食べてコーヒーを飲みながらゆっくりしていると、スクーターの方がもう片付けが終わったようなので出発していった。確かにここは公のキャンプ場とは言い難いので、こういう立ち回りをするのがBESTであろう。正直天気も良くないし、朝はゆっくりしたい。雰囲気的には大丈夫そうなので、環境に甘えさせてもらう。

 この日以降はGW終わりまでずっと晴れ予報が続いていたので、前日まで雨の中を走っていたからチェーンに注油することにした。やっぱり少しサビが発生していたので、ウエスで拭いてチェーン注油すると、ある程度サビが取れてくれた。周囲に誰も居らず空間も広かったので、いつもはどうせまた汚れるから拭き取りは適当なのだが、周辺をグルグル回った上で拭き取っておいた。

 これでツーリングが終わるまで特にメンテナンスはしなくて良いだろう。しかし、雨の中や濡れている路面の山道を走ったりしたので、リアフェンダー周りが泥等でエライことになっている。仕方がないので、自宅に帰ってから早めに洗車したいところだ。

 そこから洗い物をしたり、前日干しておいたタープを片付ける。東屋のイスの上で炊事や食事をしたので、周囲に落ちた残飯を片付けたり、イスの上をウェットティッシュで拭く。どんな所でも最低現状回復は心がけているが、ここのような半ばゲリラキャンプに近い所だと、いつも以上に気を遣わなくてはならないだろう。来た時よりも美しく、って大事だと思う。

 この日の予定を改めて確認する。この日のMustは、対馬野生生物保護センター・温泉・15:05比田勝港発のフェリーに乗ることくらいだ。保護センターの開館時間を調べてみたら、10:00だったのであまり早く出てしまうとまだ空いていない。

 なのでゆっくり撤収していたら、ペグ無し楽々設営だったにも関わらず、結局出発は8:00になってしまった。比田勝港のフェリーは乗船時間が6時間弱もあるため、快適に船内を過ごすためマットと枕をすぐ取り出せるようにしておいた。チャリダーもまだ居たので、このチャリダーはゆっくりする人なのだろう。

 まずは前日にも行った豊玉方面へ進む。買い出しをしたスーパーを横目に和多都美神社へ向かった。烏帽子岳展望台も行きたかったが、生憎の曇り空なので前回対馬に行ったときに寄ったから、今回はPASSしようと思う。



 和多都美神社に到着。ここは海に向かって鳥居が並んでいる珍しい神社で結構好きだ。何でここが、ハイドラの神社CPになっていないのか理解出来ない。



 観光客が多い時間帯ならこんな特等席に置くのは気が引けるが、朝早い時間なので人も少ないから遠慮せずに撮影。



 もちろん数枚写真撮ったらすぐ移動する。



 今度は石碑の前で記念撮影。この周辺だけ深ジャリだったので、スタンドが埋もれたり不安定になって少し怖かった。



 神社なのでちゃんとお参りもしておく。この厳かな感じはやっぱり好きだな。



 本殿側から海の鳥居方向に向かって撮影。

 和多都美神社を充分楽しみ出発する。ハイドラマップを確認してみたら、県道56号を山中に向かったところにダムCPがありそうだ。今回何度も出入りしている国道382号に戻って北上する。峰~豊玉間はこれで2往復したことになる。交通量が殆ど無いのが幸いだ。もう少し違う道も走りたかったが、天気が良くなかったので仕方がない。

 順調に走り、県道56号への分岐があったので右折する。しばらくは中々良い道が続いていたが、次第に道が狭くなり最終的には完全1車線になってしまい、二輪⇔四輪の離合すら難しい道幅となった。こういうこともあるし、むしろショートカットだ!とか言って、謎の県道に自ら突っ込むことはあるあるなので、やはりリッターバイク等の重量級にするのは辞めた方が無難だと再認識した。650くらいのサイズと重量の方がやっぱり取り回しもしやすいため、私の中でベストサイズな気がする。

 とまぁこんな道なので気になっていたが、やはり途中から圏外になってしまった。CPの所まで行ったところで圏外CPを取得する裏技を仕掛ける。検索すると出てくるので、必要な方は調べてみてください。ざっくりした方法は、GPSを切って強制終了させて、電波がある場所で再スタートする。というものである。

 この方法の欠点は走行ログが2つになることだ。GPSの記録データは別で残っているので、そちらからトレースすれば地図は作れるのだが面倒なのでやっていない。まぁCPが取れないよりはよっぽどマシなのだが。麓まで降りてきて再スタートすると、無事CPをGetした。

 次に県道180号沿いにもダムがあり、これは曲がってすぐだったから問題無くGet。対馬は広い割には、ダムCPは3つしか無かったので、本当にこれで対馬のCPを制覇出来た。

 さて、これでハイドラは気にしなくても良い。後は国盗りと行きたい所に行ければ満足だ。

 対馬には固有種として日本で2種類しかいないヤマネコ。ツシマヤマネコが生存している。ただ、絶滅の恐れもあるようで、その保護センターがあるから行ってみたいと思っていた。ちなみに、もう一種はイリオモテヤマネコだそうだ。

 国道382号から棹崎公園方面へ進む。しばらく行くと、ツーリングマップルに「田園地帯を貫く直線道路」と記載してある道が確かに気持ちが良かった。帰り方面に駐車帯があったから、帰りは寄ってみることにしよう。

 棹崎公園に到着した。対馬野生生物保護センターはこの公園の一角にある。周辺に散策道もありそうなので、保護センターを見終わった後に周ってみよう。



 対馬野生生物保護センターに到着。無事時間調整をしたおかげで開場していた。



 このセンターは環境庁の管轄で、中では主にツシマヤマネコの保護や生態について分かりやすく展示していた。



 一番の目玉であろう、ツシマヤマネコの展示はどうやら福馬君が体調不良のようで展示を止めているようだ。どうやら15歳くらいで人間に換算するとかなりのおじいちゃんのようで、それなら仕方がないが残念だ。

 じっくり展示を見て回ることが出来た。アンケートの記入を求められたので、ちゃんと書いておいた。続いて棹崎公園の散策に向かう。



 相変わらず曇り空が続いている。でも、この険しい山並みの展望は中々良い。



 天気が良ければ韓国も見えそうだが、残念ながら水平線しか見えなかった。灯台があったので、写真を撮る。



 何気なく撮影したモニュメントだったが、これが日本北西端の碑だったようだ。

 天気さえ良ければ近くの「異国が見える丘」にでも行こうかと思ったが、行ってもあまり意味が無さそうだ。PASSして先ほど気になった、田園地帯の直線道路に向かう。



 駐車帯に停めて撮影開始。ちょうど田植えの時期なので、水が張っておりとてもキレイだった。

 ツシマヤマネコの本物が見れなかったのが残念だが、次はほぼ対馬最北端である韓国展望台に向かう。



 韓国ナイズされた展望台だ。狭い駐車場しか無いのだが、恐らく韓国人を載せたであろうバスが3台くらい来ていた。殆ど韓国からの観光客だろう。



 見えている島が海栗島で、この島には自衛隊のレーダーがある・・・ はずなのだが、どうやら工事中?のためレーダーが無かった。韓国も天気が良ければ見えるはずだが、やっぱり無理だった。



 仕方がないので写真で我慢しておく。釜山は韓国第二の街なので夜景もキレイだが、釜山から対馬を見ても殆ど光は見えないだろうな。天気も良くないし、この辺にして引き上げる。



 最後に、韓国展望台門の前で記念撮影。そろそろ良い時間になってきたので、温泉に行こう。温泉なら食事をするレストランも付いている可能性が高いし、お風呂から上がって昼食を食べて比田勝港へ行けば、ちょうど良い時間になりそうだ。

 韓国展望台から、温泉はすぐ近くだ。途中、5/1営業開始の御宇田キャンプ場が見えた。そのすぐ横が目的の温泉なので、このキャンプ場から徒歩で温泉に行ける、というのは素晴らしい。海沿いで比田勝の街も近いので、買い出しもあまり困らないだろう。海沿いでロケーションも良さそうだし。

 ただ、1泊1,500円は凄く高く感じる。昼過ぎから翌日まで純粋にキャンプを楽しむなら、充分な値段だと思うが、旅キャンプの主な目的は寝床確保が一番だ。もちろん、それだけでは寂しいのでキャンプ場の景色を楽しんだり、食事を楽しんだりするのも非常に大事ではある。やはり出しても1,000円くらいまでにしたいものだ。



 上対馬温泉 渚の湯に到着した。ここに来た時に驚いたのが、この温泉の隣に新しい東横INN 対馬比田勝が建築中だった。よっぽど韓国から観光客が来るのだろうか。繁盛すると判断しているから作っているのだろうが、どうだろう。

 でもここは比田勝港から来るには若干遠い。歩いて行くには少ししんどいので、来る船に合わせてシャトルバスでも出すのだろう。横に温泉もあるし、見晴らしは良いのでここも良いホテルになりそうな気がする。温泉とセットで宿泊なんて素晴らしい。

 気を取り直して温泉に入る。至る所にハングルでの案内表示があって、ここも韓国人観光客が多いのだろうか。まずは食事が出来そうな所を探したが、休憩室があるだけで食事が出来る所は無かった。正直外観から少し怪しいと思っていたが、やっぱり予感が的中した。仕方ないので、お風呂上りに比田勝港の近くで何か食べることにしよう。

 また、残念なことに露天風呂のスペースはあるのだが、週末のみの営業のようで、こちらもブレずにGW中にも関わらず露天風呂に入れなかった。せめて、外でのんびりさせてくれても良いと思うが、ドア自体が締まっていたので出ることさえ出来なかったので残念だ。

 それでも、内風呂はガラス張りで海も見渡せて開放感は素晴らしい。温泉があまり温泉らしく無いのだが、サウナ・水風呂もあったのでゆっくり浸かる。前日風呂に入っていないので、とても気持ちが良い。

 温泉をゆっくり堪能していたら、いつの間にか13:00を軽く越えてしまった。フェリーは15:05発で50分前には受付完了しなければならないから、時間の余裕があまり無くなってしまった。まぁ食事についてはどうとでもなるだろう。

 お風呂上りにジュースを飲んで、ロビーのテーブルで少しだけゆったりする。汗も引いた頃に出発し、13:30頃比田勝港に到着した。こうなると、流石にレストランでゆっくり食事をする時間が無くなってしまった。幸い、フェリーターミナルの目の前にコンビニがあったのでそちらで済ませることにしよう。

 まずはフェリーの手続きをしようとターミナルに行こうとする。先に神戸ナンバーのバイクが停まっていて、手続きしようと思ったらそのライダーから、

「フェリーですか?博多港行きはここじゃなくて、対岸らしいですよ」

 と教えて貰った。確かに良く見たら、国際ターミナルと書いてある。どうもありがとう、と伝えてコンビニが目の前だったから、わざわざバイクを動かすのも面倒だから、歩いて行くことにした。しかし、まともな食材が殆ど無かった。ポプラだったのでポプ弁にしようかと思っていたが、弁当・おにぎりは全滅。パンの在庫もかなり少なかった。

 今から乗るフェリーは長丁場なので、2食分買おうかと思っていたので非常にがっかり。他に探すのも面倒なので、パン2つとカップラーメン、フライドチキンを買った。フェリーターミナルにテーブルと東屋があったので、そこで食べる。

 このテーブルの横に、コンビニ弁当っぽいのがポイ捨てされていた。しかも中身が半分くらい残っている。ポイ捨てするのはもちろん論外だが、私は食材を平気で捨てられる人は嫌いだ。飽食の世に生まれているとは言え、何で食材を平気で捨てられるのかが理解に苦しむ。自分の金で買ったものだから、どうしようが勝手だ。とか言う意見もあるが、そういう問題ではないと考える。こればっかりは理屈ではないので、意見の相違はあるだろうが、嫌いな物は嫌いなので仕方がない。

 そんなことを思いながら、軽い昼食を済ませて博多港行きフェリーターミナルへ向かう。その前に一番の目的である、国盗りを実施し比田勝港の空をGetした。これで、壱岐・対馬を制覇することが出来た。離島はやはり大変だが、制覇した時の気持ちは何とも言いようが無いくらいに嬉しい。

 感慨深い気持ちになりながら、比田勝港に向かうがどこにも案内は書いていないので若干不親切だ。改めて九州郵船のHPを見てみたら、博多港行き比田勝港乗り場は確かに対岸を示していたが、普通の感覚だとやはりこちらをターミナルと思ってしまうだろう。

 適当に曲がって対岸へ渡りしばらく走ると、フェリーターミナルが見えてきた。古臭いターミナルを想像していたが、とてもキレイで驚いた。バイクの予約が出来ないので気掛かりだったが、バイクは1台も停まっていなかった。皆やはり厳原港から乗るのだろうか。先ほどの神戸のライダーは、途中ですれ違ったので給油か買い出しにでも行ったのだろう。

 なので、普通に乗船手続きを行い料金を支払う。今回、博多港からの往復に支払ったフェリー代はこの程度だ。

1)九州郵船 博多港~壱岐島 郷ノ浦港
 :2等 2,310円 + バイク750cc以下 3,090円 = 5,400円

2)九州郵船 壱岐島 郷ノ浦港~ 対馬 厳原港
 :2等 2,220円 + バイク750cc以下 3,090円 = 5,310円

3)九州郵船 対馬 比田勝港~博多港
 :2等 4,390円 + バイク750cc以下 4,630円 = 9,020円

合計:19,730円

 これがクルマだと5m未満 博多~比田勝で片道30,280円と、クルマを乗せるのに比べると1/3の金額で往復出来た。やはり島に行くには、バイクが一番コスパが良い。



 フェリーげんかいと一緒に記念撮影。一服して乗船待機場に向かうと、先ほどの神戸ライダーさんが居たので話をした。

 YAMAHA MT-25に乗っている彼も、一眼レフを所有していたのでカメラの話をする。6Dを持っていたので、バイクでフルサイズを持ち歩く人は中々居ないから嬉しい。同じタナックスのキャンピングシートバッグを積み、サイドバッグまで付けているので積載性は中々良さそうだ。彼もやはりトップケースにレンズを入れているらしく、雨対策と利便性ではやはりそこが一番ですよね~という話をした。

 キャンプ道具は積んでいるが、ずっと天気が悪かったし対馬に良いキャンプ場を見つけられなかったので、今までキャンプはしてないらしい。

 この便は、博多港20:55着なので宿はどうするの?と聞かれたので、実はそのまま五島列島行きのフェリーに乗る、と言うと驚いていた。彼は前述のように、折角テントを積んでいるのにずっと宿なので、流石にこの日はテントを張りたいと言っていた。夜着だと中々難しいが、無料で受付不要のキャンプ場であれば、何時に入ってもまぁ大騒ぎさえしなければ問題無い。確か、福岡市周辺にそういうのがあると思った記憶があったが、彼も既に調べていてそこに行くつもりのようだ。

 話をしているとあっという間に時間は経ち、乗船開始の案内が始まった。やはりバイクは我々2台でクルマもそんなに大量に居るようには思えなかった。



 特殊手荷物の札を取付。こちらも手書きだった。厳原便と違い、こちらは壱岐島に寄港しないので特に札は必要無いと思うのだが、付けるよう渡される。手続きしたかどうかの確認も含むのかもしれない。



 奥に居るのが、神戸のライダーさんだ。歳は33と言っていた。MT-25でスクリーンも無いネイキッドで頑張っているようだが、どう見ても私のNinja650よりシートが広いように見える。やはりNinja650はコンパクトを追求しすぎてタンデムシートが狭すぎる。トップケースを付けてなければもう少し後ろに出来そうだが、彼のMT-25もトップケースを付けているので、単純に積載性が悪いということだろう。

 とは言っても買ってしまったので、これで何とかするしかない。幸いちょっと窮屈だが何とかなっているので、気合と根性で乗り切ろう。

 さて、前述したようにマットと枕を船内に持ち込む。相変わらずバイクは先乗りなので、どこに席を取ろうか自由だ。フェリーターミナルにもそんなに人は居なかったので、充分マットを広げられるだろう。「キャンプ道具を折角持ち歩いているし、長丁場のフェリーになるのは分かっていたので、マットをすぐ出せるようにしておいた」と言うと、私の準備の良さを羨ましがっていた。彼も当然マットは持っているが、すぐには出せない所に押し込んでいるようだ。

 たまに昼食にラーメンを作ったりしてみたいが、バイクの場合は省スペースパッキングが基本なので、キャンプ場に着かないと目的の物を取り出すのは中々難しい。基本的に、重量物は下にした方が安定すると思われるので、キャンプ調理用品はそこそこ重い方に当たるから下に詰めているから厳しいだろう。近場でならやったことはあるが。

 折角の一期一会なので、2等フロアの同じ場所に陣取ることにした。マットと枕を膨らませ横になると、当然ながらフロア直よりは快適だ。彼も貸毛布を借りてきて下に敷いていた。



 しばらく話していると、時間になったのでフェリーは出港していった。折角なので甲板に出ましょう、と声をかけて一緒に離れ行く対馬を見送った。



 このフェリーげんかいは、30年選手のようなので内装が古臭い。でも昔のフェリーってこんなのだったような、天井も低くて。って思うと何だか面白かった。比田勝港から乗る人は少ないと思っていたが、意外と2等フロアはそこそこ埋まっていた。でもマットも引けてるし、壱岐のような野戦病院感は無い。

 話していると彼はこんな行程で旅をしてきたらしい。

27日(土) 大阪~鹿児島県志布志行きフェリーに乗船
28日(日) 鹿児島上陸
29日(月) 熊本周遊
30日(火) 佐賀県唐津から壱岐島上陸
01日(水) 2:25壱岐島発4:45に対馬上陸 そのまま比田勝港まで対馬1周

 とまぁ中々の弾丸っぷりで旅をしているようだ。唐津から壱岐行きのフェリーはガラガラで、乗り込むバイクは彼1人だったらしい。GWとは言え、壱岐等は人気が無いのかな?って思ったらしいが、対馬行きのフェリーは深夜便なのに野戦病院のようになっていたらしい。昼間は壱岐行きが多くて、深夜は対馬行きが多いのだろうか。

 彼は神社の雰囲気が好きらしく、そこも同感出来る。御朱印帳集めをしているらしくて、私も行った対馬の海神神社へも行ったらしい。

 志布志行きのフェリーは高いから、時間効率は良いけどやっぱり名門大洋が一番良いと宣伝しておいた。彼もHPを見ると、安いと驚いていた。元々フェリーさんふらわあは、別府・大分・志布志行きがあるがいずれもバイクでも20,000円以上だったと思う。志布志はまぁ利用価値はあると思うが、別府・大分くらいだったら、名門大洋フェリーの第一便で上陸し、フル高速で走っても言うほど時間は変わらないだろう。費用もそちらの方が安上がりになると思う。

 これはやっぱり競争の有無であろう。関西⇔新門司の航路は、名門大洋フェリーと阪九フェリーが競合しているので、値段もかなり手頃だと思う。ちなみに、中国吹田~門司までの高速料金が、軽・自動二輪で525.5km 6,460円(休日割)で、名門大洋フェリー寝台バイク付きで8,510円(第一便)となっている。これだと、取れなければ仕方がないが自走していく方が馬鹿らしく思える。平日昼間の移動なら、むしろフェリーの方が安いということになる。

 彼も九州は何度か行っており、初めて来たときは阿蘇の風景に感動して、3日間も滞在してしまったらしい。ここからも、あての無い気分に任せた旅を好んでいるように見えたので、ますます気が合いそうだ。北海道へも何度も行っているらしく、ちょうど盆休み以外でも休めるらしいので、例年7月下旬~8月上旬に掛けて行っているらしい。仕事の服装はスーツだと言っていたし、盆休み以外休めるとはどこかの公務員でもしているのだろうか。まぁそこら辺を聞くのは野暮なので、そっとしておく。

 とにかく彼とは話が合った。気分任せな旅・キャンプが好き、北海道も精通。フルサイズデジイチ所有。と共通点が非常に多い。途中1.5時間くらい昼寝の時間を取った以外は、ひたすら彼と話していた。こういう一期一会は本当に楽しい。彼はインスタはやっていたみたいだが、私はやっていないのでSNSでの繋がりは出来なかった。どうも私は捻くれているので、メジャーな物になってくるとむしろそこへ自ら入ろうとは思わなくなってしまう。

 彼と話していたら、5時間50分の船旅が一瞬に感じられた。北海道の良かったキャンプ場や、写真撮影について等とても有意義な時間だった。また、マットのおかげでとても快適に過ごせた。今度から1時間程度の駿河湾や伊勢湾フェリーでも使ってみようか。途中でカップラーメンを食べて夕食とし、甲板に出ると博多の街が見えてきた。久しぶりの都会と言った感じだ。

 フェリーは無事に定刻通り博多港に到着した。車両甲板に降りて、出発の準備をする。私は一旦近くのGSで給油をして、また戻ってくる。彼はそのままキャンプ場目指して走るらしい。

 別れ際にすごく楽しかったと伝えて、フェリーから出て、交差点を曲がる時は手を振ったらクラクションで返してくれた。無事に神戸に帰ることが出来ただろうか。

 さて、1人に戻ったので3日前にも寄ったGSで給油し、博多港に戻ってきた。フェリーターミナルの目の前にコンビニがあったので、翌日の朝食と飲料を調達しておく。まずは受付だ。博多~壱岐・対馬航路は九州郵船経営だが、博多~五島は野母商船の経営となる。3日前に手続きした九州郵船窓口を横目に見ながら、野母商船の窓口に向かった。

 今回は夜発朝着フェリーということもあって、予約が出来たからしておいた。野母商船には2等自由と指定席が色々あって、予約当時は指定席が埋まっていた。グリーン寝台と言われるのが快適そうだったので、駄目元でキャンセル待ちを登録しておいたら、1週間程度前に電話がありキャンセルが出たのでグレードUPすることが出来た。

 ただ、既にオンライン決済していたので、差額は窓口で払ってくれと言われた。離島窓口ならとにかく博多港なら当然カードが使えると思ったのだが、現金でと言われてしまった。今年のGWはずっと休日なので、いつもより多めに現金は用意しておいたが、カードが使える所は使いたかったのだが仕方がない。



 これで手続きは終わったので、乗船してくださいと言われた。乗客は21:45乗船開始とあったので、また一番乗り出来るなと思っていた。いざ係員の指示に従いフェリーに乗せたが、何と一旦フェリーから出て、ターミナルから旅客として乗ってくれ、と言われてしまった。

 私も過去色んなフェリーに乗ってきたが、こんな対応を依頼されたのは初めてだ。普通のフェリーだと、指定場所に停めたらそのまま客室内に階段等を使って入るのが常識だと思っていた。でも、野母商船ではこの常識は通用しないらしい。

 1~2時間のフェリーならどうでも良いが、宿泊を伴うので持ち込み荷物もそれなりにある。荷物を持ちながら待つのが嫌だったので、フェリー内に入れるようになってから、再度荷物を取りに来ても良いか?と係員さんに聞いたところ、本当は駄目だけど誰かに言って貰えれば対応出来ます。と言うことだったので、対応に甘える。

 貴重品だけ持って、フェリーの車両甲板から出る。そしてターミナルに戻ってきた。



 すると、五島列島行きフェリー乗船口に長蛇の列が出来ていた。指定席が取れて助かった、と本気で思った。2等だと先着順のようなので、指定席が無かったらこの列に並ばないと良い場所は取れないだろう。GWとは言え、五島列島にこれだけの人が行くのかと驚いた。これも10連休の影響だろうか。

 乗船開始した後も、これだけの列なのですぐには入れず中々進んでいかない様だ。私は指定席なので椅子に座り列を眺めながら、ひたすら落ち着くのを待っていた。22:00過ぎくらいにようやく列が少なくなってきたので、入ることにした。フェリー内で再度受付をすると、グリーン寝台指定席を案内してくれた。荷物置きがちょっと少ないが、TVも付いているしコンセントもあり、当然カーテンも閉められるので、とても快適だ。これで+2,100円なら大いにありだろう。特にあんな行列を見せられた後なら、こんな金額は大したことはない。

 船内を散策してみたが、とてもキレイでオシャレな感じだ。どうやら、まだ就航してから5年弱ということらしい。それならキレイなのもうなづける。

 しばらく落ち着いた所で、バイクに荷物を取りに行こうと思う。これまたてっきり船内の階段から車両甲板に降りられると思っていたのだが、チェーンが掛かっており入れそうにない。乗務員さんは大量の2等客の対応に忙しそうだったので、声を掛けるのに気が引けた。ちょっと落ち着いたところで聞いてみたら、何と乗船してきた道を戻って、車両出入口から車両甲板に再度入ってもう一度戻ってくるように、と言われてしまった。

 何て面倒臭いフェリーなんだ、と思わざるを得なかった。何故車両甲板の出入り抑制をこんなにもしなければならないのだろうか。車両甲板から人だけ勝手に入ってくるような例があったりするのだろうか。下船時にでもチケットを回収するようにすれば防げると思うのだが・・・ まぁ私はあくまで性善説に立っての考えだが、性悪説に基づくならこの対応も正解なのだろう。

 ここで噛みついても仕方がないので、おとなしく言う通りに元来た道を戻る。係員さんが居るので、その旨伝えたところ一時下船カードなるものを貰った。それを見ると、23:45出発なので23:30には戻ってきてください、と書いてあった。

 この博多港には風呂施設も併設されており、先ほどの神戸のライダーさんが、五島列島行きフェリーの乗船待ちに利用する人が多い、という口コミを見たらしい。私は今回初めての利用なので、勝手が分からなかったから対馬で風呂を済ませておいた。このフェリーにはシャワーはあるが、風呂が無いのでやはりどこかで入っておきたいから、というのも大きい。

 しかし、指定席を予約してたり、2等でも場所を確保しておけばこうやって一時下船して、風呂に入りに行くというワザも使えるということが今回分かった。むしろ車両を入れておけば極論23:30までに戻ってくるか、指定席さえ取れていれば時間ギリギリに乗船すれば問題無い、ということになる。

 そういうのを知らなかったので長蛇の列を待ったりしていたが、その間に風呂にも行けたという訳だ。なるほど、今後も五島列島に行く機会があるか分からないが、乗船のシステムが分かったので、ちゃんと記録に残しておこう。結局ちょうど1時間くらいしか無かったので、港の風呂は諦める。



 おとなしくバイクに戻って荷物を回収。福江島行きの札の撮影をしておく。



 ついでにフェリーの外観を撮影した。一時下船カードを返してフェリーに戻った。

 すると、博多~壱岐行きのフェリーと同じくらい、このフェリー太古も野戦病院となっていた。受付前のエリアにゴザをしいていたり、2等フロアはそれこそギューギューに埋まっていた。こんな状況で、一夜を過ごすことが出来るのだろうか。本当に指定席が取れて良かった。



 さて、これで特にやることは無くなったので甲板に出て写真を撮る。

 そしてコンタクトを外して歯を磨く。何故か船内・・・というかグリーン寝台のエリアだけ異様に暑かったから、シャワーを浴びようかと思ったが、流石に埋まっていたので諦める。

 なら出港を待つ・・・ と行きたいところだが、この夜も国盗りミッションがある。五島列島や平戸市の離島も国盗り空になっていたので、可能なら全て取得していきたい。ちょこちょこ寄りながら行くので、アナウンスが入るだろうから起きれるだろう。

 あまり深い眠りに入らないよう、TVをつけっぱなしにして常夜灯を付けた状態で寝ようかと思った。出港を見届けたい気持ちを抑えつつ、国盗り優先と思いながら横になっていたらいつの間にか眠ってしまっていた。

宿泊地:野母商船 フェリー太古
風呂:上対馬温泉 渚の湯 600円

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