
■2日目 10/20(日) 天気:晴れ
走行距離:439.7km
磐梯ゴールドラインを走って裏磐梯を巡り、福島まで出た。そこから再度内陸に向かい、山形地方を巡って宮城県仙台まで走った。
6:00前に起床。ホテルなので朝シャンを済ませてサッパリする。朝食が6:30~なので5分前に向かったところ、フライングは出来ずに既に数人並んでいた。仕方ないのでしばらく待っていると、大勢やってきたので5分前行動を取っていて良かった。

定刻通り案内が始まり、バイキングで好きな物を選んで美味しくいただいた。食後のコーヒーを飲んで、部屋に戻り歯磨きを済ませて、出発の支度をする。外を見るとまぁまぁの天気だった。これなら充分楽しめそうだ。
準備が出来たのでバイクに戻り、バイクカバーを外して荷物を収める。そうこうしてたら、横に居た豊田ナンバーNinja1000のライダーがやってきたので少し話をする。豊田ナンバーでこんな所に居るってことは、4連休を生かしてなのだろうか。もしくは関東に移住しているか、のどちらかであろう。
1000なので重たいバイクを、この勾配のある中出発していったのは中々大変そうに見えた。私のバイクはもちろん軽いのだが、キャンプ道具満載なのでまたがると危険と判断し、タンクを腰に当てて何とか下ろす。
7:30に会津若松のホテルを出発した。東山温泉と猪苗代湖西部の国盗りをして、磐梯ゴールドラインに向かった。この道は前にも通ったことはあるが、磐梯吾妻スカイラインに比べると、あまりパッとしない印象があった。晴れているのでワインディングは気持ち良いがやはりあまりパッとしなかった。
前に寄った時も撮影した、望湖台に寄ってみた。だが、前が詰まったからというのが大きくて、あまり写真を撮ろうという気がしなかった。一服休憩を済ませて出発すると、裏磐梯に出た。ここにコロプラ土産が追加されたのだが、電波があまり良くなかったので、道の駅「裏磐梯」まで行って、コロプラ土産をGet出来た。
これで会津は残すところ桧枝岐村だけになったから、心置きなく福島方面へ向かう。ここで、磐梯吾妻スカイラインに行きたいと思っていた。この道も中々紅葉が素晴らしい、との話は聞いていたので楽しみにしていた。
だが、気になることに、ハイドラのマップで磐梯吾妻スカイラインの交通情報が真っ赤になっていた。紅葉の名所だから混雑しているのか?でも、こんなに全線に渡り混雑は中々しないと思うけど、と思いながら向かった。
すると、通行止めになっていた。これまで電光掲示板等にも全く情報が出ていなかったので、通れるもんだと思い込んでいた。先週襲った台風19号の影響なのだろうか。事前に看板等を出しててくれると嬉しかったのだが。

仕方がないので、磐梯吾妻スカイライン入口で写真を撮る。

もう少し登ると磐梯山がキレイに見えるのだが。

それでもまぁまぁの紅葉を見ることが出来て良かった。
磐梯吾妻スカイラインを走れなかったので、福島市方面に降りて「リンクサーキット」へ向かった。
もちろん、サーキット走行をするためではない。2019年の夏、ハイドラのサーキットCPが大幅追加された。元々14か所と有名どころばかりだったのが、一気に64個も増えてしまった。こうなったからには集めていくしかないので、少しづつでも寄って行こうと思う。
ただし、ハイドラは場所によって判定が甘かったり辛かったりする。他の所はまだ良いが、もしサーキットが沿線で取れなかったら、用事も無いのに入っていかないとならなくなるので、もし他の人が居たらかなり気まずい。しかも、普通のサーキットはかなり人里離れた場所にあるので、そこで走りもしないヤツが居る時点で不審者扱いとなるだろう。
なので、なるべく甘いことを願った。リンクサーキット沿いにある広域農道を走っていると、看板が見つかったので通り過ぎた。懸念が現実となり、CPの取得が出来なかったので仕方なく入る決意をしたところ、入口から100mくらい走った所でGet出来た。
前述したとおり、サーキットはかなり辺鄙な所にあるので、道が狭かったりダートだったりするから、荷物満載のバイクで周るのは適さないかもしれない。
とりあえず、福島のリンクサーキットをGetしたところで、通った道を引き返して東北中央道の福島大笹生ICに入った。この道は米沢北ICまで無料なのでありがたい。順調に進み、山形上山ICで降りてハイドラ遊園地CP「リナワールド」をGetする。
そろそろお腹が空いてきたが、山形名物がパッと思いつかなかった。適当に国道13号を走っていると、何だか見覚えがある気がする。ショッピングセンター内に店があってそこで食事をした記憶があるので、思い出に浸りに行くことにした。松屋のネギ玉牛丼を美味しくいただいた。チェーンだが、静岡にはあまり松屋は無いので、まぁ良いだろう。
その後給油をして、バイクも人間もお腹を満たしたところでツーリング再開。南陽市に向かう。実は、この付近。1月前に新潟を巡った際に、近くを寄っていたのだ。最近は、ツーリングマップルに書き込んだり、事前予習をしっかりするおかげで殆ど取りこぼしをすることは無いのだが、新潟から帰って来た際に、取りこぼしに気付いてショックを受けた。
なので、今回リベンジとなる。宮内にある「熊野神社」へ向かってCPをGetした。この辺りから、バイクに取り付けてあるサブスマホの充電がおかしかった。充電中のランプが灯るのだが、しばらくすると勝手に消える。USBケーブルを抜き差しすると再点灯するが、またしばらくすると消える。しかも、全く充電されていなかった。
昨日まで充電出来ていたのに、スマホ自体が悪いのか?と思ったが、よくよく記憶を思い出していくと、このような経験があった気がする。似たような現象が発生したが、対処方法を思い出せなかった。
そのくらいのレベル、ということは結局何とかなったからであろう。そうなると一番怪しいのがケーブルだ。ケーブルなんか、どこの家電量販店。下手すればコンビニにでも買えるレベルなので、その可能性が高そうだ。
しばらく走ると長井市に入った。ここも1月前に走っていたので、いくつかの家電量販店があった記憶がある。あっさりとケーズデンキを見つけたので入ってみた。どうせなら断線に強い系統にしようかと思ったが、流石に田舎だからかあまり品揃えが良く無く、仕方ないので適当なケーブルを購入した。
ケーブルを交換したが、現象の再発はなく問題無く充電出来ていそうだ。やはり予想が合っていて助かった。ケーブルが断線?しかかっていると、このような現象が出るようなので、今度はちゃんと覚えておくことにしよう。
これでトラブルが解決出来たので、気分良く出発する。白鷹町の神社CP「鮎貝八幡宮」をGetして、道の駅「白鷹ヤナ公園」が最上川沿いの雰囲気が良かった記憶があるので、そこに寄ってソフトクリームを食べる。
そろそろ本日の宿を模索する。予定では、この後宮城県内陸よりを巡った後に、大衡村のキャンプ場に行こうと思っていた。しかし、昨日の遅れを取り返せる程甘くは無く、流石にそこまで行くのは中々厳しそうだ。
事前調査等から、以下の4つが候補に挙がった。
①山形県寒河江市 寒河江いこいの森
②宮城県川崎町 国営みちのく公園
③宮城県蔵王町 遠刈田公園
④宮城県仙台市 水の森公園
①は流石に近すぎるから、もう少し稼いでおきたいから却下。②は少し高いが、温泉が隣接して料金が含まれているので、中々魅力的だ。
しかし、少し調べると前日までの予約制らしい。駄目元で電話しようかと思ったが、国営なので柔軟な対応にはあまり期待出来ないから、ここも無しとなった。
となると、③、④だが。③は温泉徒歩圏無料。④は500円でシャワーはあるが、風呂は離れる。いつもなら俄然③を選択するところだが、唯一の欠点が翌日も北に向かうが、逆方向になってしまうことだ。
春夏ならまだ良いが、秋は日が短いので日中を少しでも大切にしたい。なので、おとなしく④を選ぶことにした。ここは区画制らしいのが少し心配だが、今日は日曜なので流石に一杯ということは無いだろう。電話確認すれば良かったが、飛込可能とHATINOSUで見たので、面倒だったから確認はしなくても良いと考えた。
宿も決まった所でツーリング再開。寒河江の名橋CP「臥龍橋」をGetし、コンビニで休憩して寒河江ICから山形道に入った。受付が16:30までとのことで、流石に高速を使わないと間に合わないので、おとなしく日曜でもあるので使った。
ツーリング的には蔵王を越えたい所だが、山形道の宮城県側に国盗りがあるので、仕方なくそのまま山形道を越えた。しかしこの山形道。山中のせいか、中々のワインディングで高速だから高速コーナー多数だった。周囲のクルマのペースも早くて、これが意外と楽しかった。感覚的には、中国道の感じに近いかもしれない。
無事に国盗りも出来て、東北道と合流。山形道はガラガラだったが、東北道はそこそこ台数も多かった。しかも、この仙台宮城IC付近もかなりのワインディングで、高速なのにそこそこ楽しめる。
泉PAスマートICで東北道を降りて、水の森公園に向かった。あまり時間も無いし、仙台市は政令指定都市の大きな街なので、裏道とかも色々ありそうだから、素直にGoogle先生に入力して連れていってもらった。途中からちゃんと案内があったので、普通に分かりやすいところにあった。
16:10頃水の森公園に到着。駐車場ゲートに警備員が立っており駐輪所を案内されたが、進入路が教習所のクランクみたいな感じで少し狭かったが何とかクリア。口コミ通り、東北一の街である仙台とは思えないくらい、自然豊かな雰囲気で中々良さそうだ。
管理棟に出向いて受付をする。管理棟内は土足禁止だったので、ブーツを脱ぐ。「予約していないけど泊まれますか?」と聞いたが、快く対応してもらえた。区画制のサイトなので、この番号が空いているからどこが良いか選んできて、とメモを渡されたので早速サイトを下見する。
各サイトに木製のテーブルとイスが常備されていて、充分スペースも広くて中々使い勝手が良さそうだ。サイトの中央にトイレと炊事場があるので、どこのサイトからでも不便はあまり無さそう。サイト番号を決めて、受付のおじさんの所に伝えに行って受付が完了した。
台車が大量に用意されているので、バイクの荷物を降ろして台車で運ぶ。そしてテントを張った。前日はキャンプが出来なかったので、この旅初めてのテント設営だ。と言っても、9月にもキャンプをしているので全く問題無く設営完了。

宮城県仙台市泉区水の森公園キャンプ場をキャンプ地とする!前述通り、仙台市中心から外れるため非常に自然豊かで雰囲気が良い。テーブルとイスも完備されていた。

炊事場・トイレも非常にキレイだ。風呂は近くに無いが、コインシャワーがあるので面倒ならそちらで済ませても良いだろう。
ただ欠点もいくつかあり、駐輪場からサイトまで徒歩だと5分程度掛かる。台車があるとは言え、離れた所にバイクは置くのは若干不安が残る。台車置場が駐車場近くになるので、設営完了した後戻したり、朝取りに行くのが若干面倒臭い。
1つ最も変わっているな、と思ったのが泊まりのキャンプは16:30~じゃないとテントを張れないところだ。泊まりのサイトとデイキャンプサイトが分かれているのもあるかもしれないが、このような対応をしている所は初めて見た。この時期なので、16:30~なら明るい時間は30分しか無いから、ライダー用とかならとにかくファミリーテントを日没までに準備するのは中々難しいだろう。また、早めに張って荷物を軽くして周囲を散策したりするには難しい。確認してないが、連泊の場合はどうなるんだろうか。テントを張りっぱなしとかは出来るんだろうか。
とまぁ、色々難点もあるが、仙台に近い場所で1泊500円とは格安だろう。外れとは言え仙台市なので、コンビニ・スーパー等は近くにあるので買い出しも便利だ。イスに座ってゆったりしながら、米を水に浸けて周囲を検索してみる。仙台なので、そこら辺にスーパー銭湯くらいいくらでもあるだろう、と思ったら意外とあまり無い。10分弱で行けそうな所にあるみたいだが、1,000円くらいと高かったので選択肢には入らない。
安くて良さそうなお風呂は、泉区の中心付近か南側の若林区の方になるみたいだった。ここで思いついたのが、仙台市のハイドラCPがたくさんあるので、時間の有効利用ということで夜の内に周れば混雑も少なく周れるのでは、と考えた。とりあえず夕食を済ませて、CP巡りをしつつ風呂に入って帰ってくれば良いだろう。
そうと決まれば早速買い出しに向かう。すぐ近くにcoopがあったので買い物をした。この店には、例のキャッシュレス還元のポスターがあったので、当然クレジットカードが使えると思って出したら、カードは使えませんと言われてしまった。北海道月形町のcoopでも、五島列島福江島のスーパーでもカードが使える時代なのに、仙台の街中にあるスーパーでカードが使えないなんて何だかなぁ、と思ってしまう。まぁ仕方がないので現金で支払った。
キャンプ場に戻って夕食を美味しくいただく。ランタンスタンド代わりの三脚が大活躍だ。あまり足を出さずにテーブルの上に置けたので、安定して明るさを得られた。食べている途中にいきなり轟音が鳴り響いたが、季節外れの花火が上がっていた。しかし、キャンプ場からはちょうど木の陰に隠れて花火は殆ど見えなかった。音だけの花火はやはり風情があまり感じられなかったのが残念なところだった。食後の片付けを済ませて早速仙台の街に向かう。
公共建築「仙台市科学館」⇒都市公園「榴岡公園」⇒野球場「楽天生命スタジアム」⇒
宮城県庁所在地⇒道100選「定禅寺通り」⇒道100選「仙台西道路」⇒
観光名所「瑞鳳殿」⇒タワー「大年寺山テレビ塔」⇒タワー「トリシャイン」⇒
動物園「仙台市八木山動物公園」⇒遊園地「八木山ベニーランド」⇒名城「仙台城」⇒
神社「宮城縣護國神社」⇒名橋「大橋」⇒公共建築「宮城県美術館」
流石東北の中心地でもあるため大量のCPをGet出来た。夜なのでいずれも特に何も見える訳も無く、CPを稼いだだけで終わってしまったが、夜ならではということでタワーがいずれもライトアップされていたのがとてもキレイだった。
途中、花火帰りだと思われる大量の人が居る部分があったので少し混雑していたが、2時間は掛かるかと思っていたが予想より早く終わることが出来た。日曜の夜だから、一番出歩く人が少ない時間帯だったので、順調に進んだのだろう。ちなみに、私は仙台城も瑞鳳殿も見たことがあるので、今回は割愛したのもある。
今の場所からだったら、泉区の方がキャンプ場に戻る方向にもなるのでそちらの風呂に向かおう。走っていくと、泉パークタウンという中々オシャレな住宅街を通って行った。

20:00過ぎくらいに竜泉寺の湯 仙台泉店に到着。この竜泉寺の湯、本店?が名古屋にあるのでよく知ってはいるが、まさか仙台にもあるとは思わなかった。名古屋と違って泊まりは無理みたいだが、AM3:00くらいまでやっててとてもたくさんのお客さんで賑わっていた。本店と同じく炭酸泉があったので、冷えた体を温め、当然サウナ・水風呂にて整える。
しっかり温まり21:30頃竜泉寺の湯を出発しキャンプ場に戻る。帰りにサッカー場「ユアテックスタジアム仙台」のCPをGet出来た。22:00前にキャンプ場に無事到着した。結局テント周辺には全く居なかったが、充実した巡りが出来たと思う。
テントに戻ると夜露でビッショリ濡れていた。これは翌日の処理が大変そうだ。また後から気付いたが、どうやら仙台市の名水CPを取りこぼしてしまったらしい。仙台南部道路ICから近い所なので、まだ幸いだ。やはり夜に巡るのはよっぽどしっかり管理しとかないと、このようなことが起きてしまう可能性が高い。
翌日の天気予報を見ると、天気は良さそうだ。ただ、22日(火)は関東以北は崩れてくるらしい。岩手・青森辺りは何とか持ちそうな予報だったので、予定通りに行けばちょうど雨雲から逃れることが出来そうだ。
そんなことを考えながら、テントでシュラフに入る。初キャンプになるが、10月の東北なのでちゃんと防寒対策をしておかないと凍えてしまう。ちゃんとシュラフのドローコードをしっかり閉めて寝ることにする。
宿泊地:宮城県仙台市泉区 水の森公園キャンプ場 500円
温泉:竜泉寺の湯 仙台泉店 600円
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