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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年07月19日 イイね!

2020年夏 沖縄南大東島巡り 3日目(最終日) 南大東島巡り~静岡帰還




■3日目 7/19(日)

 南大東島を観光して、那覇空港を経由し静岡に帰還した。



 起床し、部屋の外へ出ると沖縄らしい夏空が広がっていた。昨日の天気で観光しても微妙だったから、これは良い方向に転がってくれたみたいだ。



 泊まった月桃ムーンピーチの外観。たまにはこういう宿に泊まるのも良いものだ。

 部屋に戻って出発準備を整えていると、奥さんが朝食を持って来てくれた。美味しくいただき、昨日借りた原付に乗って月桃ムーンピーチを7:30頃出発した。

 さて、南大東島空港を離陸するのは15:30。1時間前くらいまでには戻ってくるように言われたので、7時間くらいある。原付もあるし、このくらいの時間があれば十分色々周れることだろう。

 まずは、宿・南大東空港からほど近い、東海岸の海軍棒プールに行ってみる。島だからか案内があまり無く適当に細い道を曲がって行ったら見つかった。原付だからその辺は小回りが効くので良い。



 今回の相棒の原付。

 


 高台から海を臨む。南大東島には砂浜が無いらしく、所々に岩で囲った遊泳出来る所がある。



 下に降りてみた。空は完全に夏の雲だ。断崖が続くのが南大東島の特徴だ。



 海がとてもキレイだ。



 サトウキビがよく植えられている。沖縄の夏空はとても美しい。

 改装したての東屋があり、休憩するにも良い場所だった。




 海軍棒プールの次は、島の南部にある日の丸山展望台に到着。



 南国の雰囲気を味わいながら展望台に向かう。



 見晴らしの良い展望台だった。南大東島は中央の方が標高が低いらしく、島全体を見渡せる展望台はあまり無いみたいだ。

 日の丸山展望台を後にして、原付で走っていると南大東町中央部に出た。事前に、南大東島では毎日8:30にラジオゾンデのバルーンが気象台から飛んでいくらしい。ちょうど良い時間だったので向かってみた。

 ところが気象台がどこにあるか分からず適当に彷徨っていたら、空にバルーンが飛んでいくのが見えた。残念ながら間に合わず、写真も撮れそうになかったので諦める。

 星野洞の予約を9:30くらいにしてたので、もう少し時間がありそうだ。西海岸の塩屋海岸に行ってみる。



 こんなところにも原付なら気兼ねなく入っていける。



 夏の空に透明度の高い海がとても素晴らしい。



 波が上がった瞬間を撮影。南大東島は、すぐ深くなるそうなので基本的には遊泳禁止になっている。ここや、先ほど訪れた海軍棒プール等の岩で囲った人口の場所でしか泳げないみたい。



 次に、星野洞にほど近い大東神社に訪れる。大きめの土俵があり、相撲が出来るようになっていた。祭りの時にでもやるのだろうが、今はとても出来ないのだろう。



 離島で歴史の浅い島だが、神社信仰は全国共通のよう。



 ジャングルの中みたいな雰囲気がとても良かった。



 南大東島は地形学的に一度も大陸と繋がったことが無いらしいので、独自の生態系が残っている。ダイトウオオコウモリが特別天然記念物になっているようだが、夜行性なのだろうか見ることは出来なかった。

 予約した時間が近付いてきたので、星野洞に向かった。



 大東神社からすぐなのであっさり到着。

 受付をして、入口のカギを開けてもらう。どうやら常時空いている訳ではなく、係を用意しなければならないので、予約制にしているのだろう。多分そこまでわんさか観光客が来るような島でも無さそうだし、ちゃんと予約をして行くことを推奨する。



 入口まで案内してもらい、電気を付けてもらって後はご自由に、という感じだ。見終わったら声を掛けてくださいとのこと。



 長いスロープを下っていく。帰りは動くスロープがあるようなので、立派な建物だ。

 鍾乳洞の管理には湿度が重要らしく、ドアも二重になってたり、絶対閉めるよう注意喚起されていたり、とても大事に管理されていた。



 どうやら客は私1人のようで、広い鍾乳洞を独り占め出来た。



 階段もよく整備されていて雰囲気がとても良い。



 壁がとてもエグい形をしている。



 スマホのライトを当ててみた。こうやって光を通すということが、この鍾乳洞が生きている証拠、らしい。


 

 広角で撮影。

 他の客も居ないのですごくゆっくり星野洞を満喫出来た。帰りは動くスロープで楽々戻って、受付のお姉さんに礼を言って次に進む。このお姉さんは大阪から嫁に来たらしい。のんびり休暇で来るなら島は良いと思うが、生計を立てようとすると大変そうだが、住めば都なのはどこもそうだろう。

 島の北部にバリバリ岩という名所があるようだが、正午頃に訪れるのが良いらしい。食事は島の中心部にしか無いので、もう少しこの周辺を散策して昼食を取って北部方面に向かうとしよう。



 というわけで、西港に来てみた。南大東島のメイン港らしく、週に1便那覇からの貨客船が来るらしいが、乗客は桟橋ではなく、コンテナにクレーンで吊り下げられて上陸するのがが大東島名物になっているようだ。



 展望台っぽくなっており登れた。



 キレイな緑が広がっており、キャンプが出来そうな感じだ。熱帯夜だし虫も多そうなので、夏は難しいだろうが。



 何かの廃墟が残っており、この窓枠跡から海が見えて構図として気に入っている。



 カンカン照りの夏空が広がってとても気持ちが良い。公園を少し歩いてみる。



 南大東島は八丈島からの開拓民が訪れたようで、記念碑が建っていた。しかし、何故八丈島から南大東島に来ようと思ったのか。昔の技術の低い船しか無かった時代に、命の危険を冒してまで一攫千金に掛けたのだろうか。昔の人はアグレッシブだと思った。



 公園の麓まで降りてきた。何年に作られた公園なのかすぐ分かる名称だった。しかし、あれから20年も経ってしまったのか。忘れもしない、大学入学のキリ良い年だったので非常に印象に残っている。



 島の子供達が卒業記念に毎年追加されていくようだ。てっきり1学年数人レベルの学校だと思っていたが、意外と子供も居るようで何よりだ。

 しかし、南大東島には高校が無いらしく、殆どの子供達は沖縄本島に高校入学と同時に移住するらしい。そこからどれくらいが島に帰ってくるのだろうか、なんて思ったりした。

 意外と楽しかった西港を満喫し、中心部に行ってみる。



 昔は、南大東島で産出されるサトウキビを運搬するためにシュガートレインという列車が走っていた。今は当然トラックに変わっているが、今でもレールだけが島内にいくつか残っている。



 使っていた列車が展示されている。



 もう何年放置されているのだろうか、とても年季を感じてしまった。



 原付と記念撮影。



 ミレニアムにタイムカプセルを埋めたらしい。2025年に開封されるらしいが、時が経つのは早く5年後に迫っている。



 もう少し時間がありそうなので、隣のふるさと文化センターに行ってみた。南大東島の歴史やサトウキビの収穫に使っていた備品の展示等があり、まぁまぁ楽しめた。

 ようやく食堂が空く時間になったので昼食にしよう。南大東島は、前述したように八丈島からの入植者によって開拓された島だ。なので、八丈島でも有名らしい島寿司とかが名産のようだ。



 なので、大東そばと島寿司が食べられるらしい「いちごいちえ」にしてみた。中に入ると、よく地方にありがちな食堂の雰囲気だった。



 大東そばセットにしてみた。そばというよりうどんみたいな麺の太さだ。島寿司もとても美味しくいただいた。

 お腹も満たしたところで南大東島の散策に戻る。ちょうど正午なので、前述した北部のバリバリ岩に行ってみよう。
 


 到着。地球の息吹が感じられるところのようで、現在も南大東島は年間7cm北東方向に動いているらしい。



 
 その地殻変動の影響で、大地が裂けていったのがこの名称そのままのバリバリ岩と名付けられた。



 何この冒険感・・・ 年甲斐も無く、散策しててワクワクしてしまった。



 この大地の裂け目から、ダイトウビロウが真上に伸びている。



 先ほど正午がオススメと書いたが、裂け目の幅が狭いので殆ど太陽光が入らない。正午なら太陽が真上にあるので、光が差し込むので良いようだ。

 しかし、とても中二心を刺激されるスポットだった。結構足場が悪いので、ちゃんとしたトレッキングシューズを履いてくることを推奨する。こんなところで遭難したら、誰にもしばらく見つけてもらえない気がする。一応観光地だし、駐車場にクルマやバイクがあったら気付いてくれるかな。なんて、思ったりした。

 冒険と言っていいようなスポットのバリバリ岩を満喫して、次はどこに行こうか。近くに南大東島漁港があるようなので、そちらに行ってみる。



 すぐ近くなのであっさり到着。相変わらずの素晴らしい夏空だ。1日ズレて結果的には本当に良かった。



 中々スケールの大きな漁港で、つい最近出来たばかりのようだ。漁港なのに、海が美しい。



 北岸なので北大東島が見えた。



 北大東島だけを撮影。



 漁港だけに漁船がたくさん泊まっている。何となく来ただけの漁港だったが、思った以上に楽しめた。

 ここら辺で趣向を変えて、少し内陸に向かってみる。大池という南大東島で一番大きな池があり、そこに展望台があるようなので行ってみる。



 小さい島なのですぐ到着。



 大池の展望はそうでもなかったのが残念。



 しかし、一面のサトウキビ畑が広がっており、この景色は良かった。

 内陸に行ってみたが、やっぱり島なので海の風景を見るべきか、と思い再度北岸に向かってみた。



 やっぱり海が良い。本場海岸という所に来てみた。



 南大東島では珍しい、若干遠浅の海でエメラルドグリーンの海がキレイだ。北大東島もハッキリ見えた。



 何でこんなに海がキレイなんだろうか、と朝から何度も思っている。

 これで海の見えるスポットは一通り巡ったようなので、今度は先ほど展示されていた、シュガートレインの線路跡が近くにありそうなので、行ってみよう。



 特に大きな看板とかがある訳ではないので、Google先生の案内が無いと辿り着くのは難しそうだ。確かに線路跡が残っている。



 この周辺もサトウキビ畑が広がっていた。



 サトウキビに囲まれた道路があったので撮影。

 これで行きたいと思ってたスポットは一通り周れた。もう少し時間があるので、元々旧南大東空港のターミナルを改装して、島まるごと館というスポットにしたようなので、そちらに行ってみる。



 若干迷いながら、島まるごと館に到着。途中ショートカット出来そうと思いながら適当な道に入ったら、凄い道に入ってしまったので若干時間が掛かってしまった。

 館内は正直取り立てて面白い展示物は無かったが、ずっと外に居るのでたまには屋内でゆっくりするのも悪くない。

 そろそろ戻る時間になった。朝居た月桃ムーンピーチまで戻って部屋に置いていた荷物を回収して、再度奥さんに南大東空港まで送ってもらう。

 送迎中の車内で話したことだが、南大東島はあまり観光に力を入れておらず、そういう声も少ないようだ。私もコロナ禍の中、もし星野洞とかが空いていなかったらどうしよう、とか思った。とにかく情報があまり掴めなかった。観光協会のHPも、GWの自粛依頼から更新されていなかったので困った。

 結果としては殆ど入れない所は無かったので良かったのだが。奥さんが言うには、南大東島はサトウキビや漁業等で生計を立てている人が多くて、観光需要が無くても食べていけるから、だそうだ。

 それもあって行政もあまり役に立たず、やはり自分の生活は自分で守らなければならない、って言ってたのが印象に残った。私もこのような時勢で出歩いて良いものか迷うこともあったが、私の旅のスタイルは基本殆ど人との接触が無く、風景が好きなので基本的には屋外に居るから、リスクは少ないと考えている。もちろん、マスク着用と手指消毒は欠かさず行っているのは言うまでも無い。



 そんなことを話していたら南大東空港に到着した。奥さんに感謝の言葉を伝えて、会社の同僚への土産を購入した。

 小さな保安検査場を抜けてしばらく待つと、案内があったので飛行機に向かう。



 相変わらずの離島空港なのでターミナルから歩いて飛行機に向かう。



 那覇空港まで宜しくお願いします。

 飛行機に乗り込んだが、この旅初めて隣に乗客が居た気がする。もちろん相互にマスクはしている。



 飛行機は定刻通りに南大東空港を離陸していった。左側に見える集落が中心部で、後はサトウキビ畑が占めている。



 北大東島も含めて大東諸島を後にする。次回の訪問があるかどうかは分からないが、島の旅はやはり良いものだ。

 大東諸島が見えなくなった後は、ひたすら海しか見えない。しばらくのんびりしていると、沖縄本島が見えてきた。この時期なので南向きに着陸するだろうから、海中道路付近から本島に入った。



 そこから左方向に向きを変えて那覇空港に着陸した。流石に那覇空港はボーディングブリッジでターミナルに入る。南大東空港線はJALグループであり、帰りはANAに乗るので乗継手続きをANAカウンターで行う。

 セントレア行きの搭乗口でしばらく待つと、案内が始まったので飛行機に乗り込む。



 飛行機は定刻通りに那覇空港を離陸した。上空から新しく出来た第二滑走路がよく見えた。こう見ると、那覇近郊は結構な街だというのを実感する。



 慶良間諸島だろうか。島並と夕暮れが良い感じ。



 素晴らしい夕暮れも飛行機から見ることが出来た。

 沖縄のフライトは殆ど海しか見えないので景色も大したものは見れないが、夕暮れの時間は中々楽しかった。

 景色を見ていたら、陸地が見えてきた。恐らく紀伊半島だろう。ここまで来ればすぐなので、飛行機はセントレアに無事着陸した。

 明日も仕事は休みなので、あまり急いで帰る必要も無いから名鉄とJR鈍行を乗り継いで23:30頃ようやく自宅に着いた。

 今回の沖縄の旅は南大東島を周った。色々な離島に行ったが、どこも色んな特色があるのでどれが良いも悪いも決められないのだが、良い島だった。

 これで国盗りは制覇出来たが、後は各離島。阿嘉島・粟国島・伊江島に空港CPがあるので、これを取りに行かなくては。でも、やはり国盗り制覇が一番プライオリティが高いので、次はまずは奄美諸島に行きたい。そこが終われば、また沖縄に行ってみたいと思う。

 足掛け2014年から訪れてきた沖縄も少し一段落となるでしょう。また来る機会があれば、島に行きたいところだ。

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2020年夏 沖縄南大東島巡り 1日目 沖縄本島美ら海水族館
2020年夏 沖縄南大東島巡り 2日目 南大東島入島
2020年夏 沖縄南大東島巡り 3日目 南大東島巡り~静岡帰還
Posted at 2021/06/28 23:26:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 沖縄 | 日記
2020年07月18日 イイね!

2020年夏 沖縄南大東島巡り 2日目 南大東島入島




■2日目 7/18(土)

 名護から高速バスで那覇空港に戻り、北大東島経由で南大東島に入島した。

 6:00頃起床し、朝風呂に入る。朝食を済ませて出発準備を整えて、しばしゆっくりする。

 午後一には那覇空港に入れば良いので時間に余裕はあるが、ただボーっとしているのももったいないが、何をしようか考える。天気は良くないし、足も無いので屋内の何かが良いが。

 色々調べてみると、那覇ゆいレール県庁前駅近くに「那覇市歴史博物館」というのがあるようだ。バスもそこで降ろしてくれそうだし、ゆいレールで那覇空港にも時間厳守で行けるのでそれが良さそうだ。

 予定も決まった所で、8:45にホテルをチェックアウトした。名護市役所前のバス停まで歩いてしばらく待つと、那覇行きのバスがやってきたので乗車する。ICが使えたのでありがたい。

 昨日と同じように、許田ICから沖縄自動車道に入る。しばらく走ったところで、行きはノンストップだったが、伊芸SAに立ち寄るようだ。一服して再度バスに乗り込む。

 沖縄道沿線の風景をのんびり眺めていると、西原ICで高速を降りていった。行きは那覇ICからだったのに、どうも経路が違うようだ。浦添市で何個か停留所を通り過ぎ、県庁前バス停に到着。

 目指す、那覇市歴史博物館はショッピングモールの一角に位置しているらしいので、パッと見どこにあるかわからなかった。



 しばし彷徨っていると見つかった。これは中々分かりにくい。入って受付しようとすると、受付のお姉さんがスマホを見ていた。このご時勢なので来館者もあまり居ないのだろう。

 入館料を払って中に入ると、琉球王国時代の資料や絵図。沖縄戦の情報など、入館料に見合った展示が良くされていた。

 ゆっくり展示を見ながら30分くらい滞在した。そろそろ昼ご飯の時間だが、沖縄に来た時はA&Wというハンバーガーをいつも食べている。近くにあるようなので、行ってみた。やはりマックに比べると値は張るが、とても美味しいハンバーガーなので気に入っている。

 お腹を満たしたところで、少し早いが那覇空港に向かう。ゆいレール「県庁前駅」から那覇空港まで移動した。ゆいレールは高い所を走るので、途中のセルラースタジアムや自衛隊とかが良く見えて、中々楽しい。

 12:00前に那覇空港に到着。出発まで1時間あるので、またラウンジに行ってシークワーサージュースを飲んで、快適なひと時を過ごす。

 良い時間になったので保安検査場を抜ける。昨日は欠航のため弾かれたが、今度はちゃんと受け付けてくれた。

 離島航路なのでプロペラ機なのは分かっているから、搭乗口はバス用の下の階だった。搭乗案内が始まったので、バスに乗り込み飛行機に着いた。

 意外とプロペラ機は好きだったりする。片側2人ずつなのであまりゴミゴミしないし、座席の前後間隔も余裕があるので楽に乗車出来る。昨日欠航があった割にはそんなに乗客も多くなく、隣は空いており更に余裕がある。

 飛行機は定刻通り13:10に那覇空港を離陸した。しばらくすると海しか見えなくなった。これから向かう大東諸島はまさに絶海の孤島で、周囲400kmに渡り陸地が無く、人が定住し始めたのも明治になってかららしく、よくこのような所にある島を発見出来たものだ。

 そんなことを思っていたら北大東空港に着陸した。しばらく待機した後、再度南大東空港に向かうのだが、一旦降りるように指示される。忘れずに国盗りをして、ハイドラを起動し北大東空港CPをGetする。



 離島空港なのでボーディングブリッジのような気の利いたものは無いので、飛行機を降りてターミナルへ歩いて向かう。



 乗ってきた飛行機。



 雲が広がり、どうやら雨が降っていたようで路面が濡れている。

 ターミナルに入っていくと、南大東島への乗継案内があったのでそちらの待合室へ向かう。喫煙所があったので一服してしばらく待つと、乗車案内があったので再度飛行機に乗車する。

 北大東島から南大東島は直線距離で20kmと、世界に数ある路線の中でもかなりの短距離路線のようだ。沖縄は南風が多いため、殆どの空港は南北方向に滑走路が伸びている。特に夏は南風だ。

 騒音問題を除き、基本的に飛行機は向かい風に向かって離陸・着陸する。北大東空港を南に向かって離陸したので、私はてっきり殆ど舵を切らずにそのまま着陸するのだと思っていた。しかし、何か理由はあるのだろうが南大東島をほぼ一周してから着陸していった。

 ついに南大東島に着いた。国盗りをして、南大東の空をGetし、沖縄県の空を制覇した。

 いや~、沖縄は流石に大変だった。伊平屋島・伊是名島・伊江島・粟国島・渡名喜島・座間味島・渡嘉敷島・竹富島・小浜島は、飛行機からのオフラインモードでの取得。船で近くを通っての取得だったが、それ以外は全て訪れた。短時間の滞在も多かったが、それもやむを得まい。

 長期休暇で来れれば効率的だろうが、他にも行きたい所が山ほどあるのでそういう訳にもいかない。週末+有休を使って6年も掛かってしまったが、日本最南端波照間島。日本最西端与那国島は凄く良かった。もちろん、石垣島・宮古島も凄くキレイだった。

 西表島なんかは短時間の滞在だったので、次に沖縄を単独で来れるようなら、西表島と竹富島に行ってみたい。

 そんなことを思っていたら、今日泊まる予定の月桃ムーンピーチの看板を掲げた奥さんが居たので声を掛ける。かわいらしい娘さんを連れていた。

 どうやらもう1人居るらしく、少し待っててくれ。と言われたので、売店に行くと観光案内所があった。おばさんが居たので、星野洞について聞いてみた。

 未だコロナ禍の中なので、GWなんかは来島自粛の要請が観光協会からもSNSを通じて出ていた。もちろんGWまで、と記載はあったが、どこのHPを見ても観光地を開放する、という情報は得られなかった。

 南大東島の観光地の中でも、星野洞は色んな人が勧めていたので是非とも行きたいと思っていたが、ここは予約制らしい。ところが再開したか否かが分からなかったので、今回ぶっつけ本番で来てみた、と言った所だ。

 星野洞に行きたいんですけど、と観光案内所で聞いてみたところ、あっさり「じゃあここにTELしてください」と言われてしまった。案内所なんだから予約取ってくれないのかな、と思ったがまぁ良い。後でTELしてみよう。

 そんなことをしていたら、もう1人の女性と合流できたようなので、送迎のクルマに乗り込む。顔見知りなのか常連さんなのか分からないが、女性と奥さんは初見では無さそうな雰囲気だった。車中で、娘さんとワイワイ遊んだりしていると、空港から程近いところにある月桃ムーンピーチに到着した。

 まず部屋に案内されて荷物を置き、チェックインを済ませる。この宿を選んだ理由として、空港送迎有なのと原付を借りられることだ。明日、荷物を部屋に置いたまま出掛けて良いか聞いたところ、問題無いという回答を受けた。原付の説明を受けて、後はご自由にという感じで、中々大らかな感じだった。

 とは言え、天気も正直良くなかったので走り回るのは明日で良いだろう。普段なら、夕食時には食事が取れる島中心部へ送迎してくれるらしいのだが、コロナの影響で中止しているらしい。

 その代わり、夕・朝食のテイクアウトが出来るよ、とのことだった。食料は何も仕入れていないので、ありがたく注文させてもらう。

 それからは、部屋の中でダラダラ過ごしていた。見た目はかなり歴史を感じる建屋だが、中はとてもキレイにされていて、TVもエアコンもWi-fiもあって何も不満は無い。禁煙部屋だが、部屋の外に灰皿があるのでそこまで不便も無い。

 そういえば星野洞の予約をしなければならなかったので、TELしたところ普通に受け付けてくれた。時間を指定したので、これで確実に見ることが出来るだろう。

 しばらくゆっくりしていると、弁当が届いたようで奥さんが持って来てくれた。



 スマホで野球観戦を見ながら、弁当を美味しくいただく。

 一服するたびに部屋の外には出ていたが、折角離島に来ているんだから、星でも見れないかな。と、何度か空を見に行ったが難しかった。仕方ないので野球も見終わりシャワーを浴びる。

 最後のチャンスとばかりにもう一度空を見に行ったら、何と星が見えていた。宿近くは流石に明かりがあるので少し離れようと思ったら、流石離島。街灯が無いので少し離れただけで何も見えなくなった。キャンプでもないのでヘッドライトも無いからスマホのライトを頼りに少し離れる。

 すると、天の川が肉眼でくっきり見えた。これは是非とも写真に撮りたいところだが、三脚を持って来ていない。何か良いものが無いか原付の周辺を探してみると、脚立があった。これなら使えるかも、と思い少し借用して再度暗闇の中へ向かう。



 流石光害の無い離島。半端じゃない星空を見ることが出来た。



 でもやはりただの脚立にカメラを置いているだけなので、アングルは中々難しい。



 通りまで出てみたが、撮影している間一切クルマが通らない。南大東空港の横に宿があるので、空港のわずかな赤い光がガードレールに当たっている。肉眼では殆ど分からないレベルだが、星が写るほどの明るさで撮ると良く分かる。



 段々雲が増えてきて星空が見えなくなってしまった。今まで離島には何度か行っているが、星空を見たのは初めてだった。沖縄の星空はキレイだとはよく見るが、やはりとても素晴らしかった。

 三脚があればもう少し良いアングルで撮れただろうが、バックパックでの旅なので荷物を少しでも減らしたいから仕方がない。

 これなら明日はちゃんと晴れてくれそうだな。そんなことを思いながら、明日に備えて寝ることにする。

宿泊先:沖縄県南大東村 月桃ムーンピーチ


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Posted at 2021/06/27 23:43:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 沖縄 | 日記
2020年07月17日 イイね!

2020年夏 沖縄南大東島巡り 1日目 沖縄本島美ら海水族館

時が経つのは早くもう1年も前の話になるが、ようやく旅の記録がまとまったので、備忘録として記す。





■1日目 7/17(金)

 セントレアから那覇空港に飛び、高速バスで美ら海水族館まで行った。

 2020年の夏も沖縄に行くことにした。コロナ禍の中今年の夏沖縄をどうするか迷ったが、ちょうど若干落ち着きが見られていたし、会社の業績不良で休業があったことから、4連休が取れた。

 2014年に高校の修学旅行依頼の沖縄来訪で、改めて沖縄の良さを実感した。2015年はお休みをして、これで2016年から5年連続で沖縄に行くことになる。

2014年 本島をレンタカーで1周
2016年 宮古島をレンタカーで1周
2017年 石垣島をレンタカーで1周
2018年 日本最南端波照間島等八重山諸島巡り
2019年 日本最西端与那国島等離島巡り

 今年はどこに行こうかと考えていたが、答えは1つだった。国盗りの残り沖縄地域は大東諸島だけだったので、そこに行くことにしよう。

 まずは計画を立てるが、今回休みが4日あるので大東諸島とついでに奄美諸島に一部訪れておこうと考えた。奄美諸島は残念ながらANA便は殆ど無く、JALグループがほぼ独占している。

 これを見越して、2019年冬のボーナスを使ってJALの株を一部購入した。結果として、それからコロナが流行してしまったため、株価が大暴落してしまい大損になってしまっている。しかし、売らなければ赤字は確定しないので、しばらく持っておくことにしよう。同じくANA株も大暴落した。こちらはギリギリ購入時よりも高いのでまだ赤字ではないが、半値近くになったので気分としてはあまり宜しくない。まぁ、時流を読めなかった自分が悪いので何とも言えない。

 前置きが長くなったが、それでJALの株主優待券が1枚ある。那覇~大東諸島もJAL(RAC)なのでもう2枚くらい欲しいと考えて、ヤフオクで購入した。こういう時勢なので普段より安く買えたような気がする。

 ANAマイルも貯まっていたので、出来るだけおトクに旅が出来るように、特典航空券の空きを探す。一通り見た結果、セントレア⇒那覇空港と、鹿児島空港⇒セントレアのチケットを予約出来た。これで、沖縄に行く航空券は費用が掛からない。

 結局計画は以下のように決まった。

7/16(木)0日目:業務終了後、鈍行で名古屋に前入り。

7/17(金)1日目:
セントレア8:40発←ANA307便→那覇空港10:55着
那覇空港13:10発←RAC847,836便→南大東空港15:05着
⇒レンタルバイクを借りる。南大東島宿泊

7/18(土)2日目:
南大東島観光
南大東空港15:30発←RAC868便→那覇空港16:40着
→那覇市内宿泊

7/19(日)3日目:
那覇港7:00発←フェリー→与論島経由沖永良部島14:10着
→沖永良部島周遊

7/20(月)4日目:
沖永良部空港発→鹿児島空港経由→セントレア着

 こんな計画を立てた。

 実は、この計画が完成したのはこの週だった。寸前まで行くかどうかやはり迷っていた。バイクツーリングなら公共交通機関には殆ど乗らないで済むが、沖縄は流石にそういう訳にはいかない。

 個人的には公共交通機関が原因でコロナが蔓延するなら、この数どころではなく広がっているはず、と考えているので大丈夫だろう。と前向きに考えることにする。当然感染予防対策は怠ってはならない。

 それでやっぱり行こうと思い、天気予報も悪くなかったので改めて確認したところ、宿はとにかく特典航空券まで普通に空きがあった。流石コロナ禍の中である。一通り予約を済ませる。

 セントレアの便が朝早かった。遠鉄バスが早朝からセントレアまでのリムジンバスを出してくれるのだが、このご時勢のため運休になっていた。クルマで行って駐車場に置いておくか、名古屋等に前泊をするかで迷ったが、4日と長いため素直に前泊で行くことにした。Suicaが使えるので交通費は気分的に費用が掛からないから、というのもある。

 南大東島の宿は、宿で原付を借りることが出来る月桃ムーンピーチを予約。那覇の宿は那覇港近くの宿を抑えておいた。沖永良部島は候補だけ検索しておいて、日曜だから直前でも大丈夫と考えて、現地に着いてからで良いだろう。



 いよいよ当日が近づいてきた。直前に決めたので天気予報は大丈夫そう。仕事を終わらせ定時に上がり、洗濯等を済ませて19:30頃自宅を出発。最寄りの駅から浜松駅・豊橋駅を経由して鈍行で名古屋駅に22:30頃到着した。

 名古屋駅近くの東横INN名古屋駅桜通口本館を予約したので歩いて行ったが、意外と飲み屋が繁盛していて結構客が入っていた。私は元々お酒は得意ではないので、今の自粛ムードは殆ど影響は無いのだが、これでは中々感染者が減らないのも納得する。1人飲みで何も喋らずただ飲むだけなら良いと思うが、やっぱり複数人で行くことが多いだろうし、そうなると陽気になり飛沫が飛びやすいことだろう。

 そんなことを思いながら、飲み屋を横目にホテルに到着。手指消毒をしてチェックインして風呂に入り、翌朝も早いのでさっさと寝る。



 5:30頃起床し、朝風呂に入って朝食を食べる。東横INNは元々バイキングだったが、このご時勢なので弁当が用意されていた。接触を減らすことが出来るのでありがたい。

 7:00過ぎに東横INNを出発し、名鉄名古屋駅からセントレアに向かう。ミュースカイだと別料金が掛かるので、普通の特急に乗っていく。

 8:00過ぎにセントレアに到着した。コロナ禍になってから初めての空港だったが、平日の早朝だからかを考慮しても、人が全く居ない。多少時間があるので、ゴールドカード会員特典のラウンジで出発待ちを快適に過ごす。

 少し経って保安検査に向かうが、通常は多少待つがスイスイ進めた。検温も当然Passして搭乗口に向かう。

 待っている間に天気予報を見ていたら、大東島地方の天気予報が悪くなっていた。これは中々辛いが今更どうにもならないので、天候の回復を祈るばかりだ。

 飛行機に乗り込んだが、直前に座席指定を再確認して隣に人が居ないことを確認していたので、快適に乗車出来そうだ。

 飛行機は定刻通りにセントレアを離陸した。沖縄への便はすぐ海に出るので、景色もつまらないから朝も早かったので少し寝る。

 起きた所で間もなく着陸態勢に入るとアナウンスされた。サンゴ礁のエメラルドグリーンの海が見えてきて、沖縄にやってきたことを実感し始めた。

 飛行機は定刻通りに、那覇空港に到着した。ここで何か違和感があった。毎年那覇空港は使っているので見慣れているはずなのだが、景色に見覚えが無い。しかも着陸してからターミナルまで結構長いこと走っていた。

 少し調べたところ、2020年3月に工事していた第2滑走路が完成していたらしい。何度か着陸待ちで那覇空港上空をグルグルして遅れが発生したこともあるが、これで大分処理能力が上がりそうだ。どうやら、主に第2を着陸。従来の滑走路を離陸用として運用していくらしい。

 最近の飛行機旅では、従来のスーツケースではなくモンベルのバックパックで来ることが多いので、預け荷物も無くスムーズに出る。

 もう11:00なのでまずは腹ごしらえをする。那覇空港で良く行くのが、1F到着ロビーにある沖縄そばの店だ。ソーキそば+ジューシーセットを美味しくいただいた。

 トランジットにまだ時間があるので、今度は那覇空港のラウンジに行く。那覇空港のラウンジは、シークワーサージュースがあるので好きだ。

 待っている間に雨雲レーダーを見ていると、大東島地方には中々の雨雲が掛かっているようだ。これは辛いけど明日ならまだマシかなぁ。何て思っていた。運航情報もいつの間にか条件付き運航に変わっており、やれやれだ。

 時間が近付いてきたので再度保安検査場に向かったが、ICカードを通そうとしたところエラーが起きた。何事かと思ったが、係員が来てくれたところ、何と大東島行きの飛行機が欠航してしまった。

 とりあえずカウンターに行ってくれ、と言われたので向かう。私も飛行機で結構ウロウロしているが、定刻遅れは何度かあるが欠航したことは初めてだったので、動揺は隠しきれなかった。やはり離島空港なので、ILSとかも無いだろうから雨だけでも視界が悪いと簡単に欠航してしまうのだろう。

 カウンターに行く前に気分を落ち着かすために、まずは喫煙所で頭を切り替えるように努める。これから宿のキャンセルとか計画の変更とか今日なにするか、等々一杯やることがあるなぁ、何て思いながら一服する。

 まず優先事項は大東島に行くことは絶対したい。天気予報を見ていると、明日もあまり良くないが明後日は天気が回復しそうだ。それだったら、もしかしたら禍転じて福と為す、になるかもしれないと前向きに考える。

 そんなことを思いながらカウンターに向かう。代替便として、翌日の朝一便にしますか?と言われたが、これには乗ることが出来ない理由がある。

 大東諸島には北大東島と南大東島があって、自治体が違うため両方とも国盗り対象となっている。そして、南大東島の方が人口も多くて観光地も多くあるらしい。両方巡ることが出来れば一番だが、時間も無いし北大東島はアクセスが悪くて中々難しい。

 朝一便は南大東島直行便で、これに乗ってしまうと北大東島に行こうとすると、一旦那覇空港に戻らないといけない、という謎のルートになってしまうし、飛行機代も掛かる。対岸取りの可能性もあるかもしれないが、リスクがあるのでもしもを考えると実行出来ない。

 午後便は北大東島経由便で南大東島に行ける。1回北大東空港に降りることになるので、空港CPも北大東島の国盗りも確実に取ることが出来る上に、この経由便は南大東島直行と同じ区間とみなされるため、飛行機代も掛からないという訳だ。

 なので、午後の経由便が必須となる。そして1日潰れてしまったので、もう奄美諸島に行くことは出来ないだろう。それだったら、事前にJALの株主優待券を入手しているので株主優待料金で行こうかと思った。

 それをカウンターのお姉さんに伝えたところ、経由便になるので南大東島に向かうのに優待券が2枚必要になる。帰りを含めると3枚も必要になると言うではないか。経由便でも直行と同一とみなすんじゃなかったっけ?と聞いてみても、経由便なので2枚必要ときっぱり言われてしまった。

 これで優待券を2枚も使うのはもったいないな、って思ったのでそれだったら往復料金で乗るように手続きした。無事に翌日18日(土)午後の、那覇空港発北大東経由南大東島行き。帰りは、19日(日)午後の南大東島→那覇空港行きのチケットを確保した。簡単に代替便を確保出来たのは、コロナ禍ならではだろう。

 これで1つの課題はクリアした。次に、今日泊まる予定だった月桃ムーンピーチにTEL。最初は出てくれなかったが、しばらくすると掛けなおしてくれた。飛行機が欠航になったことを伝えると、既に知っていた。離島なので、もしかしたら島内放送とかで流れるのかもしれない。

 翌日も空きがあったようなので、予約の変更をお願いしておく。これで課題を1つクリア。次に、明日泊まる予定だった、那覇港近くのホテルのキャンセル手続きをする。楽天トラベルで予約してたのでキャンセルしようとしたら、キャンセル料を請求された。大体本人に責の無い理由でのキャンセルなら請求はされないはずなので、ホテルにTELして状況を説明したところ、無事無料でキャンセルを受け付けてくれた。

 最後の1つは今日どうするかだ。明日の午後一まで時間があるが、何をしようか。レンタカーを借りるか、とか色々考えたが1つ妙案が浮かんだ。

 そういえば沖縄の有名な観光地、美ら海水族館に行ったことが無かった。名護の更に奥、本部町なのでそこそこ時間が掛かるが、明日の午後一までに戻ってくれば良いので何とかなるだろう。調べてみたところ、那覇空港から直通のバスもあるようだ。美ら海水族館から名護へ行けるバスもそこそこあるようだ。

 後は水族館の営業時間だ。大体17:00くらいまでが多いので、それだとあまり見れないなぁ、と思って調べたら何と20:00まで営業しているらしい。それだけやってくれてれば充分だ。今日は名護に泊まれば良い。翌日の那覇空港へのアクセスのために、名護市役所にほど近いホテルが空いていたので、それも予約した。

 これで全ての課題が終わって、欠航というトラブルをリカバー出来た。我ながらよく頑張ったと自分を褒めてやりたい。

 後は、那覇空港の観光案内所で美ら海水族館の前売り券があるかな、って思って行ったらやはり売っていた。しかも、直通バスのチケットまでカードで買うことが出来たので、非常に助かる。

 思わぬところで予定が変わってしまったが、こればっかりはどうしようもないので前向きに考え楽しむしかない。そんなことをやっていたので、那覇空港に3時間も滞在してしまった。しばらく待つとバスがやってきたので乗り込む。13:45に那覇空港を出発した。

 那覇市街に入り、バスセンターを経由して那覇ICから沖縄自動車道に入る。のんびり車窓の景色を見ながらバスに揺られていた。沖縄自動車道を全線走り許田ICで降りて、一度名護バスセンターを経由して、海洋博公園に2時間で到着した。



 観光名所CPになっているので横は通ったことはあったが、訪れたのは初めてだ。



 美ら海水族館名物ジンベイザメのモニュメントもあった。



 あの特徴的な山がある島は伊江島だ。あの島にも空港があるので、その内行かなくては。雲が多くて沖縄らしい空ではないのが残念だ。

 周辺を軽く見た後に美ら海水族館に入るべく受付をした。どうやら、16:00以降は入館料の割引があるようで、前売り券を見せたらいくらか返金があった。これはラッキーだ。



 早速美しい熱帯の魚が目を楽しませてくれる。



 水族館の撮影は、被写体が縦横無尽に動き回るし、館内は暗めなので撮影が難しい。



 もはや常識となっているであろう、ソーシャルディスタンスをこんな表現していたのが面白かった。他にも色々な魚の大きさを例えにしているのがあった。



 クラゲは光の当て方で中々幻想的な光景を生み出してくれる。



 そして、美ら海水族館一番の売りであろう、巨大水槽に居るジンベイザメが現れた。



 この人のシルエットが好きだったりする。

 他の観光客も言っていたが、こんなに人が少ない美ら海は初めてらしい。観光名所なので、本当は平日だろうとそこそこ人で賑わうのだろうが、こんなご時勢なので仕方がない。



 この水槽はギネスにも認められていて、世界最大のようだ。今もそうかは知らないが。



 ジンベイザメを下から見上げる。

 有名な水族館なので、3時間くらい時間を潰せるかと思ったが、ゆっくり見た割には1.5時間で見終わってしまった。再入場も出来そうなので、もう少し周辺を散策してみよう。



 水槽越しに臨む伊江島。



 沖縄らしさを感じる階段を上っていく。周辺は公園になっているので何かしら色々あるみたい。



 おきなわ郷土村というのがあり、沖縄特有の赤瓦の門をくぐっていく。



 地頭の家らしいが、特に目新しいものは無かった。

 もう少し水族館を見ていこうと思い再入場する。どうやら水槽を上から見る所があるようなので、そちらに行ってみよう。



 落下防止用の網があるので視界は悪いが、ジンベイザメを上から眺める。やはり大きい。



 エイも居た。



 色んなパネルがあったが、あの奥が搬入口のようでジンベイザメもあそこから入れたらしい。中々大変そうだ。

 もう一回り美ら海水族館を楽しんで、良い時間になってきたので名護に戻ることにしよう。バス停でしばらく待つと、名護バスセンター行きのバスがやってきたので乗り込む。残念ながらICは非対応なので、整理券を受け取る。

 本部半島線は右回りと左回りがあるようで、右回りの方が便数が多いよう。左回りの方が距離は短そうだが、言うほど変わらなかったので先に来た右回りに乗った次第だ。

 訪れたこともある、今帰仁城の横を通りながらバスは名護市内に入った。ホテルの最寄りだろうバス停で降りて、グリーンリッチホテル沖縄名護に到着した。

 手指消毒をしてチェックインをする。さて、荷物を降ろして少しゆっくりして、夕食を何食べようか考える。探すのも面倒だったので、ホテルが勧めてた店に行くことにした。




 普段は酒を飲まないが、折角なのでオリオンビールで乾杯。



 沖縄と言えば、のゴーヤチャンプルーを美味しくいただいた。

 しかし、この店に入って驚いたのは、店員が誰もマスクをしていなかったことだ。沖縄は既に梅雨が明けて本格的な夏に入っているのは当然で暑いのは分かるが、同調圧力的にもどうだろう、と思ってしまった。1つの店だけで決めるのもあれだが、沖縄は人口比に対して感染者数が多い、と言われているがそれもうなずける、と思ってしまった。

 食事は美味しかったので、まぁ良い。ホテルに戻って汗を流し、翌日の天気予報を確認すると、結局大東島地方はあまり良くはなさそうだ。でも相変わらず明後日は良さそうなので、逆に良かったのかもしれない。一番の目的は大東島の観光なので、そこが晴れてくれれば言うことはない。

 当初は鹿児島空港~セントレアまでの特典航空券を予約していたが、これはもう使えないのでキャンセルの手続きをした。3000マイルの手数料が取られたので、非常に無駄だった。どうせ空きがあったのだから、後で予約すれば良かった。と後悔する。

 幸い、南大東島から那覇空港に戻ってきて、そのままセントレアに乗り継げる便に空きがあったので、予約しておく。これでトラブル等無ければ、3日で帰ることになるが残り1日はゆっくりすることにしよう。

 そんなことを思いながら、明日に備えて寝ることにする。

宿泊先:沖縄県名護市 グリーンリッチホテル沖縄名護

■関連ブログ

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2020年夏 沖縄南大東島巡り 2日目 南大東島入島
2020年夏 沖縄南大東島巡り 3日目 南大東島巡り~静岡帰還
Posted at 2021/06/26 23:06:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 沖縄 | 日記

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