• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年08月14日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 8日目 岩手県盛岡市~宮城県気仙沼市


■8日目 8/14(土) 天気:雨
走行距離:368.2km

 岩手県盛岡市のホテルを出発し、三陸海岸の宮古市に出た。そこから釜石市まで南下し、再度内陸方面に戻る。遠野市の国盗り巡りをして、南下し再度三陸海岸の大船渡市に向かった。この日唯一立ち寄った碁石浜の展望を楽しみ、宮城県に入って気仙沼市まで走った。ほぼ1日中雨だったので、写真があまり無い。

 6:00頃起床。ホテルから外を見ると、雲で一面覆われていたが雨は降っていなかった。天気予報を確認すると、内陸はまだ良いが沿岸は雨が降りやすいようだ。今日は、沿岸と内陸を行ったり来たりする予定なので、どこかで雨は降りそうだ。天候には勝てないので、その中でも何とか進めていくことにしよう。

 LINEを見ると、昨日の夜からは中々の強風・強雨の中、友人達は無事静岡へ到着したようだ。特に御殿場周辺が正に地獄だったようで、中々に辛かったと言っていた。何はともあれ、無事に到着しているようで何よりだ。

 朝シャンを浴びて、このホテルは朝食付きだったので朝食を食べる。こんな天気だったからあまり出発意欲が湧かず、少しダラダラと出発準備をする。結局ホテルを7:50頃出発した。

 まずは盛岡市を抜けて国道106号に入る。昨日もリアタイヤの空気圧に怯えながら国道4号を走ったので何となく見覚えがある。

 国道4号を越えてしばらく走ると交通量はあるものの、流れが良くなってきた。このまま真っ直ぐ行くと宮古市なのでまずはそこまで出る。昨日交換したリアタイヤの調子もバッチリだ。今日は雨が降るので安心感も違うだろう。

 しばらく走ったところで区界峠を越えるトンネルの分岐に出た。峠をPassするトンネルが出来たようなので、殆どのクルマはそちらに行った。私は旧道沿いに道の駅があるので、トンネルには向かわない。

 交通量皆無の区界峠を楽しく走り、峠を越えると道の駅「区界高原」があったが、CPをGetしたのを確認して通過する。こういうバイパスが出来た後の道の駅は来訪者が激減するだろうから、今後の経営が心配だ。

 この後は長大なトンネルが各所に出来ていたので、平均速度を稼ぐことが出来た。道の駅「やまびこ館」に立ち寄り休憩する。

 少し記憶が曖昧だが、この辺で雨雲レーダーを見ながらカッパを着たような気がする。予報通り沿岸部は雨曇が掛かりそうだったし、暑くもないのであらかじめ雨対策をしたのだと思う。

 ひたすら国道106号を走り続けると宮古市内に近づいてきた。宮古根市ICから三陸道に入ったところで、この辺で雨がかなり強くなってきたのはハッキリと覚えている。やはり辛いことはより記憶に刻まれるのだと実感する。

 雨対策はバッチリなので三陸道を少しだけ走る。この区間も無料なのでありがたい。宮古南ICで降りて、県道41号に入った。これから本州最東端のトドヶ崎を目指した。国盗り「重茂」の空をGetし、トドヶ崎遊歩道入口の姉吉漁港に9:40頃到着した。

 到着したが、雨がかなり降っていた。本州最東端トドヶ崎は往復約2時間掛かる遊歩道を歩かないといけない。岬CPにもなっているので行こうと思っていたが、ハイドラの条件緩和で姉吉漁港で既にCPをGet出来ていた。

 ちょうど公園になっており東屋もあったから、そこで雨宿りしつつ少し悩んだが、やはりこんな天気の中歩きたくないので止めよう。CPがGet出来て無かったらどうしていただろうか、何とか頑張って歩いたのだろうか。

 一応目的は果たせたので姉吉漁港を出発したが、またいつかリベンジをしに行きたい。前回来た時は、往復2時間も掛かるのを知らなかったので、夕暮れに着いたから途中で引き返した。確か、まだシルビアに乗っていた頃なので、軽く10年以上前の話だろう。

 県道41号を引き続き南下したが、この道が結構狭くて大変だった。雨が降ってなければ全く問題無いのだが、至る所で川になっていたからかなり神経を使って走る。

 何とか山田町国道45号に戻ってきた。こういう天気の時は、高規格道路を走るに限る。止まるという行為がストレスを増幅するので、ひたすら走り続ける方が気分的にも楽だ。

 と言う訳で、山田ICから三陸道に入る。前述通り無料なので助かる。南下して釜石市に入った。釜石JCTから釜石道に入るがこちらも無料だ。そろそろ良い時間になったので昼食にしたい。釜石仙人峠ICで降りて、道の駅「釜石仙人峠」に寄る。



 塩ラーメンを食べたが、海鮮物もいくつかあり中々美味しかった。ちなみに雨の日の休憩だが、カッパの上側だけを脱いでバイクに掛けておく。どうせずぶ濡れになっているからこれで良い。下側は脱ぎ着するのが非常に面倒なので着たままだ。店でそのまま座るとイスがずぶ濡れになるので、下側をずらして座れば濡れなくて済む。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。釜石仙人峠ICから再度釜石道に入る。遠野市に入って国盗り「岩手上郷」の空をGetした。遠野住田ICで降りて国道340号を北上する。遠野市と言えばカッパ伝説があるところだ。カッパ淵というところがあって、散策できるようになっている。国盗りにもなっているので行ってみようかと思った。

 駐車場にバイクを停めて行ってみようかと思ったが、割と歩かなくてはいけなかったから国盗りだけ済ませて出発してしまった。国盗り「カッパ淵」の空をGetした。

 結局殆どどこにも寄らず遠野を後にした。道の駅「遠野風の丘」を通過して、国道283号を内陸方面に向かって走った。このまま行くと北上市に出るが、途中で国道107号に曲がり県道27号・8号を南下した。国道397号に入り、また沿岸方面に向かった。

 住田町に入り、道の駅「種山ヶ原」で休憩した。国盗り「住田」の空もGetする。引き続き沿岸方面に走り、国道107号に入って大船渡市に出た。大船渡からは再度国道45号を南下する。雨は断続的に降っているが、大船渡市碁石岬が岬CPになっているので行ってみる。



 碁石岬に到着。岬CPもGet出来た。雨が降っているので、防水カメラを取り出した。



 カッパを着たまま碁石岬灯台まで歩く。



 空も海も鉛色だが、灯台の写真を撮る。



 周辺を歩いてみると、展望台があった。



 鉛色だが景色は良い。



 こんな天気なため波が高いが、それが迫力があって天気が悪い割には良かった。



 奇岩もあり、青空が広がっていたら良かったのにな、と思う。



 こんな天気だが、碁石岬を楽しめた。

 ツーリングを再開し、国道45号に戻る。しばらく走ると、道の駅「高田松原」に到着した。



 ここでは立派な身障者用駐車場があり、その傍らに屋根があったのでそこに停めさせてもらった。



 ここも東日本大震災で甚大な被害を受けた地域なので、震災復興記念館があった。だが、コロナの拡大により休館になっていたのが残念だ。



 相変わらずこんな空なので、この日は全然ダメだったな。

 道の駅「高田松原」を出発し、陸前高田長部ICから再度三陸道に入って気仙沼北ICで降りた。気仙沼大島大橋を渡って国盗り「気仙沼大島」をGetした。折角なので見て行こうかと思ったが、天気も良くないので引き返した。

 国道284号を走って一瞬だけ岩手県に入る。道の駅「むろね」に立ち寄りCPをGetしたお陰で岩手県の道の駅を制覇出来た。また、国盗り「室根」の空もGetしたお陰で岩手県の国盗りも制覇出来た。ちゃくちゃくと進捗出来て嬉しい限り。

 これでようやく今日のノルマが終わった。途中の観光をかなりすっ飛ばしたので思ったより早く終わった。今日はほぼ雨の中を1日中走り続けたので疲れた。もう早めに宿に入ってしまおう。途中でGSで給油して、予約していた本日の宿「ホテルルートイン気仙沼」に16:50頃に到着した。
 
 手指消毒をしてチェックインし、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。ルートインは殆どで大浴場があるから早速風呂に入って汗を流してサッパリ出来た。またピロティが大きいので屋根付き駐車が大体出来るから嬉しい。この旅初めての大浴場付きのホテルだった。私にしては珍しいが、今回は大浴場付き宿に恵まれなかっただけだろう。

 早く宿に着いたので夕食を食べてない。もう面倒だったので、ホテルのレストランで済ませようと行ってみたら、券をフロントで購入するよう言われた。てっきり一品料理を注文するのかと思ったが、バイキング形式で一律料金だった。

 お腹を満たし、部屋に戻ってゆっくりする。

 早いもので明日はこの旅最終日の予定だ。宮城県を少し周って、時間が許す限り下道で頑張って日没時間切れになるくらいで高速に入ろうと思う。

 今日は1日雨が降る中300km以上走った。ここまで強行するのは実に久しぶりだ。ノルマがあるので仕方がないが、これを乗り切れば本当に気ままな旅が出来るようになるだろう。天気予報を確認するが、明日も良くなかった。ただ今日みたいに1日中降り続くことはない見込みだ。予報が良くなることを祈りつつ、眠りについた。

宿泊地:宮城県気仙沼市 ホテルルートイン気仙沼 5,900円(朝食風呂付)

■関連ブログ

2021年夏休み 東北ソロツーリング 1日目 静岡~新潟県新潟市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 2日目 新潟県新潟市~佐渡島~新潟県胎内市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 3日目 新潟県胎内市~秋田県秋田市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 4日目 秋田県秋田市散策
2021年夏休み 東北ソロツーリング 5日目 秋田県秋田市~青森県弘前市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 6日目 青森県弘前市~青森県むつ市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 7日目 青森県むつ市~岩手県盛岡市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 9日目 宮城県気仙沼市~静岡
2021年夏休み 東北ソロツーリング 番外編
Posted at 2022/03/23 22:17:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記
2021年08月13日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 7日目 青森県むつ市~岩手県盛岡市


■7日目 8/13(金) 天気:曇り一時雨
走行距離:397.8km

 青森県むつ市のホテルを出発し、念願の下北半島北東端尻屋崎を訪れた。そこから下北半島を南下し、八戸を経由して岩手県に入った。そこから内陸を周って龍泉洞近辺を走り、盛岡市まで走った。この日は雨も降って天気も良くなかった、かつトラブルが発生したので、写真があまり無い。

 6:00頃起床。ホテルから外を見ると、雲で一面覆われていたが雨は降っていなかった。天気予報を確認すると、今日もあまりよくなかった。この後も良い予報は無く明日が一番悪い予報だった。今日は何とか持ってくれると良いのだが。天候には勝てないので、その中でも何とか進めていくことにしよう。

 今日は、念願の下北半島尻屋崎に行く。ここはずっと行きたいと思っていたが、時間制限がある珍しい岬なので、そのせいもあり訪れることが出来てなかった。ようやく訪れることが出来そうで嬉しい限り。

 朝シャンを浴びて前日調達した朝食を食べた。出発準備をして、7:30頃ホテルを出発した。まずは県道6号で尻屋崎に向かった。交通量が少ない快走路を走り津軽海峡が見えるところまで出た。尻屋崎直前にはコンクリート工場があるので見覚えがある。

 前述通り尻屋崎には時間制限があるのだが、周回路にゲートがあってそこで通航制限が掛けられている。センサー対応しているのだが、ゲートが開いた瞬間嬉しさがこみ上げてきた。ようやく尻屋崎を見ることが出来る。



 8:00頃ついに尻屋崎灯台に到着した。下北半島北東端に立派な灯台が建っていた。岬CP「尻屋崎」もGet出来た。



 嬉しくて色んな角度から写真を撮る。



 天気が良くないのが残念だが、雨が降っていないだけ良い。と毎日のように思っている。



 海に向かって伸びる道が好き。青空に向かうのならなお良いのだが。

 尻屋崎灯台を楽しみ、もう少し先がありそうなので行ってみた。すると、もう片方にもゲートがあった。そちらはまだ開放時間になっていなかったので、ゲートが空かなかった。



 途中にも良い景色があったので停まってみた。



 望遠圧縮でも。海を背景に描くカーブが良い。



 裏の山を背景に。



 もう一度灯台に戻る。念願の尻屋崎に訪れることが出来て満足した。

 天気が良いときに是非とも再訪してみたい、と思いながら出発する。尻屋崎から県道248号を通って国道338号に出た。この辺は人家があまり無く、荒涼とした景色が広がった快走路なので、初めて通った時から好きな道だ。北海道のような感じであるが、正直ここまで来るより北海道に行く方が、個人的にはアクセスが良いと思うのでここまで来るにはかなり気合が要る。

 しばらく国道338号を走って、六ヶ所村に入った。通り沿いにファミリーマートがあったので、何の気なしに休憩に立ち寄った。

 バイクを停めてヘルメットを脱いで店内に入ろうとすると、店員らしき人から声を掛けられた。何かと思ったら、ライダーの写真を撮っていると言っていた。不思議な感じがしたが、折角なので撮ってもらい、インスタントカメラで出てきたものを渡された。良かったら、イートインコーナーの一角に貼ってください。と言われた。



 コーヒーを買ってイートインに行ってみると、何とライダーファミマCafeと表示されていた。ここのファミマが独自でやっているのだと思うが、同じライダーとして嬉しく思う。



 字が汚いので恐縮だが、こんな写真が出来ていた。インスタントカメラなので画質は期待できないが、貼る前に写真に撮っておく。ちなみに、「2021.8.13 静岡より」と書いた。



 こんな感じで展示しておいた。見た方がひょっとしたら居るかもしれないが、限りなく確率は低いことだろう。しかし、左の方は日本一周10回目とか、どんな仕事をしていたら、こんなことが出来るのだろうか。

 何気なく寄ったコンビニでこんなことがあるとは思わなかった。思わぬところで楽しめた。コンビニを出発して、引き続き国道338号を南下した。県道19号に入って八戸市に近づくに連れ、交通量が増えてきたが特に混雑は無かった。

 八戸市街を抜けて県道1号に入る。2019年の秋休みで取りこぼした、観光名所CP「種差海岸」を目指して進む。



 種差海岸に到着。観光名所CPをGetし、青森県の観光名所CPを制覇した。



 緑の芝生が広がる。天気は相変わらず良くない。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。この辺でPayPayが使える店を探したら、すぐ近くにあったのでバイクを置いたまま向かった。



 うに丼を美味しくいただいた。PayPayが使えたので豪勢にしてしまったが、たまには良いだろう。

 お腹を満たしたところで、ツーリング再開。県道1号を引き続き走り、国道45号に出る。そのまま南下すると、岩手県に入った。種市駅に寄り道してコロプラ土産をGetする。

 種市駅から県道20号に入って軽米町に入り、国盗り「フォリストパーク」の空をGetした。そこから、八戸川内大規模林道に入る。この道は林道と言っても、かなり立派な二車線路なので快適に走る。

 道の駅「白樺の里やまがた」に到着し、国盗り「久慈山形」の空もGetした。この辺から雨が降り出してしまった。やれやれ、と思いながらカッパを着て完全防備で出発する。

 事前に調べておいた、ショートカット出来そうな農道を通って県道29号へ出た。そこまで狭くなく、割とまともな道だったのでありがたい。そして県道7号を南下する。この道沿いに、岩泉町の鍾乳洞「龍泉洞」というところがある。中々良さそうな鍾乳洞のようだった。雨が強くなってきたから若干辛くなってきたが、龍泉洞を見ることを楽しみに何とか頑張る。

 14:15頃龍泉洞に到着。名水・観光名所CPをGetし、岩手県の観光名所CPを制覇出来た。



 雨が降っているので鍾乳洞なら天気は関係ないだろうから楽しみにしていたが、ちょうど今日からコロナ対応で休館になっていた。これは中々ショックだった。こればっかりはどうにも無いので、周囲を見回ってお茶を濁す。

 今日の楽しみにしていた龍泉洞が見れなかったので、落胆しつつ出発する。国道455号を盛岡方面に進む。盛岡市に入ったところで、国盗り「岩洞湖」の空をGetした。この辺で、雨は止んでくれた。

 これでようやく今日のノルマが終わった。天気も良くないので、さっさと宿に入ってしまおう。街中のホテルなので、Google先生に教えてもらい盛岡市内へ向かった。

 ここでこの旅最大のトラブル発生。走っている途中で何となく違和感があった。ちょっとした轍でやたらハンドルをとられる。確かに雪国らしく轍が少しキツかったのでそれが原因か?と思っていた。Google先生から指示があったので、県道36号を曲がった。

 その瞬間明らかにリアタイヤがズルっとなった。流石におかしいと思い、安全な場所に停めて確認したところリアタイヤがペチャンコになっていた。

 かなり焦りながらパンクしたか?と思い、リアタイヤに釘等が刺さってないか確認した。タイヤを浮かせられないので、少し移動しては確認する。というかなり面倒な作業だった。キャンプ道具満載でないのだけが幸い。

 かなり何回も確認したが、パンク箇所を見つけられなかった。自宅なら石鹸水とか用意すれば容易なのだが、なんせただの路肩が少し広い所だ。そんなものがあるはずが無い。

 ここでよく見ると、リアタイヤの溝が殆ど無くなっていた。流石にワイヤーまでは出ていなかったが。当然出発前には確認して、このくらいなら持つはず。と判断したのだが、それが大失敗だったようだ。最近はライフが良いと評判の、ミシュランパイロットロードをよく愛用しているが、やはり少し高い。なので、少し安いタイヤにしていたのだが、思ったより減りが早かったのが原因だろう。

 不幸中の幸いとしては、現在地が岩手県県庁所在地の盛岡市に割と近い。盛岡ならバイク屋もあるだろう。という訳で、このタイヤをパンク修理しても得が無いと判断。思い切ってタイヤ交換してしまおうかと考えた。と言っても、どこがパンクしているか分からないので修理しようがない、というのもあるが。

 こういうこともあろうかと、パンク修理キットの中にコンパクトエアーポンプを入れてある。いくら何でもいきなり空気が抜けることは無いと思うので、街も近いことだしだましだまし行けるのではないかと思う。

 まずは行きつけのチェーン、レッドバロンが盛岡にもあったのでそちらにTELしてみた。ただ、いつもレッドバロンだと、タイヤとかは取り寄せが多いので期待は薄いかなと思っていた。何でも良いので160-60-17のタイヤ在庫はあるか聞いてみたら、見事に無いと言われた。

 これは想定内なので仕方ない。次は静岡にはあまり無いが、ライコランドというバイク用品店が見つかった。そこなら在庫はあるのではないだろうか。ぶっちゃけ後はここくらいしか選択肢が無かったので、行ってみよう。

 まずはポンプで空気を入れるが、これが中々大変だった。何とかまぁ大丈夫だろう、という固さまで空気を入れる。それでGoogle先生にライコランドを入力した。14km程度だったが、近いようで意外とあるな、と思った。通常なら屁みたいなものだが、空気の抜け方次第では大変だろう。

 2km走ったところで確認。大丈夫そうなのでもう2km走ったら怪しかったので充填。思ったより減るペースが早いが、何とか誤魔化せそうだ。もう4km走った国道4号沿いに、GSがあったので給油して、文明の利器であるコンプレッサーで空気を入れる。あっという間にパンパンになったから素晴らしい。ただ、GSのコンプレッサーはクルマしか考えられてないので、バイクの空気を入れるのは非常に難しい。



 パンパンに入れたから、あと4kmなら何とかなるかと思ったので、何とか満身創痍で17:20頃ライコランド盛岡店に到着した。到着した時点では、既にかなり空気が抜けていたのでこれ以上走るのは危険だった。タイヤに空気を入れたりしていたので、雨が降っていたらかなり悲惨だっただろう。

 早速在庫を確認すると、何とか同じサイズのタイヤがあった。あとは作業をしてもらえるかになる。相談してみたところ、営業時間の関係でリアタイヤだけなら出来る、と言ってくれた。どうせなら両輪変えたかったし、両輪セットなら安いタイヤもあったが、リアだけだとかなりお高級なタイヤしか在庫が無かった。しかし、お金のことは言ってられる状況に無いので、リアタイヤだけ替えてくれるだけでも御の字だろう。



 会計を済ませて作業が始まった。待合所から作業エリアのカメラがあったので、作業風景が見られる。右上にある青いのが私のバイクだ。1時間くらい掛かったので、その間店内の物品を眺めたりしながら寛いだ。ちなみに今回変えたタイヤは、DUNLOPのROAD SMART4で、つい最近発表されたばかりのモデルだったと思うので、中々高かった。

 作業が終わったので案内があり、バイクを受け取る。リアタイヤが空気が少ない状態で走ったため、ホイールが歪んだりしていないか一応聞いてみた。ホイールバランスの調整ウェイトも別に普通だったので、大丈夫だろう。と言ってくれて、とてもホッとした。

 何とかトラブルを金で解決出来た。早めにホテルに入れそうだと思っていたが、すっかり日が暮れていた。改めてホテルの場所をGoogle先生に入れて向かう。予約していた本日の宿「盛岡ホテル小田島」に19:00頃に到着した。事前調査通り、通路の屋根がある所にバイクを置けたので嬉しい。

 手指消毒をしてチェックインし、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。トラブルがあったので少し疲れたが、何とかなったのでホッとする。早速夕食をどうしようか考えるが、盛岡と言えば冷麺だ。と言ってもラーメン屋みたいなのではなく、焼肉店で冷麺を売っているところが多いので少しハードルが高い。探してみると、カウンターがある焼肉店があったのでそちらに行ってみよう。

 早速店内に入るが、どこから来たのか聞かれた。静岡、と答えると少し止まったので焦ったが、案内してくれた。東京とかだと断られたんだろうな。GWの時も思ったが、既に旅も7日目なのでどこ在住なのか、全く意味の無い情報だと思うのだが。



 カウンターの目の前にグリルがある。焼肉・冷麺セットがあったのでそれを注文した。肉が5切れくらいとご飯が出てくる。



 それをいただいた後、冷麺が出てきた。どちらも美味しくいただいた。

 お腹を満たし、コンビニで飲料を調達して部屋に戻ってゆっくりする。

 明日は、盛岡から三陸海岸に出たり内陸に入ったりを繰り返しながら、宮城県気仙沼市まで走る予定だ。特に絶対行きたい所は無いが、本州最東端のトドヶ崎には行ってみたい。しかし、ここは徒歩でしかアクセス出来ず、往復2時間くらい掛かるらしい。冒頭にも述べたように、天気予報も良くないので、どうするかはまた明日考えよう。

 今日は、念願の尻屋崎に訪れることが出来たのは良かった。天気が良くないのが残念だが、こればっかりは仕方ない。龍泉洞も行ってみたかったが、休館してたのも残念だった。

 バイクの方でもトラブルが発生してしまった。タイヤの事前点検はしておかないといけないことを痛感した。それでも、何で空気が抜けてしまったのだろうか。溝が無かったのは事実だが、それだけで空気が抜けることは無いはずだが。逆に、損傷箇所が容易に分かれば直して粘ったかもしれないが、交換出来て良かったと思うことにしよう。

 LINEを見ると、友人達は揃って今日静岡へ帰るらしい。と言っても深夜割狙いのため、今日の未明になるのだろう。無事に到着することと、明日の天気予報が良くなることを祈りつつ、眠りについた。

宿泊地:岩手県盛岡市 盛岡ホテル小田島 4,290円(朝食付)

■関連ブログ

2021年夏休み 東北ソロツーリング 1日目 静岡~新潟県新潟市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 2日目 新潟県新潟市~佐渡島~新潟県胎内市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 3日目 新潟県胎内市~秋田県秋田市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 4日目 秋田県秋田市散策
2021年夏休み 東北ソロツーリング 5日目 秋田県秋田市~青森県弘前市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 6日目 青森県弘前市~青森県むつ市
Posted at 2022/03/22 23:19:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記
2021年08月12日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 6日目 青森県弘前市~青森県むつ市


■6日目 8/12(木) 天気:曇り
走行距離:389.6km

 青森県弘前市のホテルを出発し、八甲田山麓を走って青森市に出た。そこから下北半島へ向けて北上し、脇野沢経由で本州最北端大間崎まで走った。下北半島を一周したいところだが、国道が不通になっているので通ってきた道を戻り、むつ市まで走った。

 6:00頃起床。前日は仲間達と宴会をしたが、普通に起きることが出来た。早速天気予報を確認すると、残念ながら全く変わっておらず、東北地方はどこもずっと予報が悪かった。晴れマークは1つもなく、所々傘マークもあった。当初から分かっていたが、こればっかりは仕方がない。とは何度も思いつつも残念としか言えない。

 朝シャンを浴びて、朝食付きなので会場に向かう。最上階なので結構眺めも良く、私が普段利用するホテルと比べると高級感があって落ち着かなかった。値段はかなり安かったのだが。天気が良ければ岩木山が一望らしいのだが、残念ながら何も見えなかった。

 朝食を済ませて出発準備をするが、天気も良くないのであまりやる気が起きなかったためか、8:00頃ホテルを出発した。

 まずは国道102号に出て十和田湖方面に向かう。途中少し県道117号に向かって、早速神社CP「猿賀神社」をGetする。国道102号に戻って道の駅「いなかだて」を通過し、コロプラ土産もGetした。

 通り沿いのGSで給油をし、バイクのお腹も満たしてやる。東北道黒石ICを過ぎてしばらく走ると、分岐が出てきた。このまま真っ直ぐ行くと十和田湖に出て、国道394号に進むと八甲田へ向かう。

 当初の予定は、この辺の著名な走りスポットなので、十和田湖と八甲田周辺をグルグルしようと思っていた。しかし、天気が生憎な模様だし行ったことが無い訳じゃないので、今回は目的の最短ルートを進むことにした。

 そのため、国道394号を曲がり八甲田方面に向かう。交通量はあまり無かったと思うが、標高が上がるに連れ秘境感が出てきた。



 8:50頃城ヶ倉大橋のパーキングに到着。



 ツーリングマップルにも絶景ビューポイントとあったが、山に雲が掛かっていてとても絶景とは言えないな、と思ってしまった。

 城ヶ倉大橋を出発し、国道103号に入った。八甲田周遊ルートだが、相変わらず八甲田山は見えない。仕方がないのでのんびり走りながら、青森市街へ向かう。

 かなり標高が下がったところで、県道44号に入った。ここからサーキットCP「ASPA青森スピードパーク」を取りに再度山中に入って行った。サーキットは辺鄙な場所にあることが多いし、私有地になるのであまり中までサーキットに用事も無いのに入りたくない。事前にストリートビューで見ている限りでは、近くに広い所があったのでそこにバイクを置いて向かおうと思った。



 すると夏休み中だからか、写真では分かりにくいかもしれないがゲートにチェーンが張られていた。



 仕方ないので、広い所にバイクを置いて徒歩で向かった。ゲートが閉じていたので当たり前だと思うが、サーキットは営業していなかったが、無事にCP「ASPA青森スピードパーク」をGet出来た。



 ここから青森市街を一望出来たので、天気は良くないものの写真を撮る。

 用事を済ませて再度青森市街方面へ戻り、国道7号バイパスに入った。青森道と並走しており、しばらく走ると国道4号に出た。この道をそのまま走ると東京まで繋がっている。日本海側をずっと走ってきたので、国道4号を見ると太平洋側に出たんだな、と実感する。

 この辺の国道4号は交通量はそこそこあるものの、流れが良い。快適に走っていると、夏泊半島の分岐に出た。天気が良ければ寄り道しても良いが、今回はそのまま国道4号を走り続ける。

 下北半島の分岐点になる野辺地町に入り、ここから下北道に入った。ここも無料なのでありがたい。一瞬六ヶ所村に入るので、国盗り「六ヶ所」の空をGetした。

 よくネタになっている、青森なのに横浜がある、と言われる横浜町で下北道は終わり、国道279号に入った。近くに道の駅「よこはま」があり、良い時間になったので昼食にしよう。11:30に道の駅に到着した。



 ホタテ天丼にしてみたが、中々美味しかった。ここで売店を見ると良さそうなものがあった。やはり東北に来たからには最北端青森土産を買って帰りたいので、会社土産を購入した。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。12:00に道の駅を出発し、引き続き国道279号を北上した。

 本州最北端の市、むつ市に入る。コンビニでコーヒー休憩をし、近くにドラッグストアがあったのでお茶を調達しておく。LINEを見ると、友人A氏とM氏は昨日話した通り、盛岡の「ぴょんぴょん舎」で冷麺を食べたらしい。

 私の方は昨日の記録にも書いたように、当初の予定では十和田湖や八甲田周辺をグルグル回ってから、むつに来るつもりだった。しかし、天気が良くないので全てすっ飛ばしきてしまったから、午後一でむつに入ることになった。

 昨日からこのケースは想定していた。これだったら十分行けると思われるので、今日大間崎に行ってしまおう。

 むつ市から国道338号に入って下北半島を時計周りに向かう。自衛隊の基地を横目に見ながら走った。途中広域農道でショートカットし、国盗り「むつ川内」の空をGetした。

 引き続き国道338号を進んで脇野沢に出た。道の駅「わきのさわ」を通過し、国盗り「脇野沢」の空をGetする。ここからは中々のワインディングロードで交通量も少なく、楽しく走る。九十九折の山道を越えて、県道253号に少し寄り道して、道の駅「かわうち湖」でCPをGet。これで青森県の道の駅を制覇出来た。Uターンして国道338号に戻る。

 ここからも海を見ながらワインディングロードを走る。佐井村に入ったところで国盗り「佐井」の空をGetした。



 佐井村のどこかだと思うが、奇岩を見れる場所があったので停まってみる。



 相変わらず一面の雲が広がっており、テンションはあまり上がらない。

 休憩を済ませてツーリング再開。佐井村中心部を越えると、ついに本州最北端の街大間に入った。天気が良くないものの、ようやくここまで来たんだ、とご満悦。

 北海道へ渡る津軽海峡フェリーターミナルを横目に見つつ、本州最北端の地大間崎へ向かった。



 15:30に大間崎に到着。まずは、「ここ本州最北端の地」の碑の前で記念撮影。



 クロマグロのモニュメントとも撮影。コロプラ土産もGetした。

 記念撮影を終えたところで、ここにバイクを置いていると他の観光客の邪魔になるから正規の駐車場へ移動する。



 引き続き大間崎を周ってみた。



 大間のマグロは有名なので、モニュメントも建っている。



 先ほどのバイクとの記念撮影だと、文字が良く見えなかったので、本州最北端碑を再撮影。



 うっすらだが北海道が見えた。今年の夏休みは北海道に行けなかったので、見れただけでも嬉しい限り。



 弁天島の大間崎灯台は工事中っぽく足場が組まれていた。ここの売店で土産を追加購入し、ソフトクリームを美味しくいただく。これでようやく今日のノルマが終わった。と言っても割と早い時間だとは思う。

 大間崎を楽しみ16:00頃出発する。引き続き下北半島を時計回りに行き・・・たいところだが、何度か記載しているように国道279号の一本道が崩落したため、通行止めになっていた。確かニュースとかでも陸の孤島になっているので、船で救助に向かった、というのが報道されていた。

 仕方がないため、通ってきた国道338号を戻る方向に向かう。とは言え、同じ道を戻るのも芸が無いので、佐井村から県道46号に入った。ツーリングマップルでも「おすすめの峠越えルート」とあるが、こちらも中々楽しい道だった。下北半島もどこ走っても、走り甲斐のある道が多い。

 県道46号を楽しく走っていると、行きに通った広域農道と合流した。ここからは通った道を逆方向に走って、むつ市街に向かう。天気が良ければ釜臥山にでも行きたいところだが、こんな天気で行ってもしょうがないと思ったからやめておく。なのでもう宿に入ってしまおう。

 予約していた本日の宿「むつはねやホテル」に17:50頃に到着した。事前調査通り、屋内駐車場が完備されており、屋根がある所にバイクを置けたので嬉しい。

 手指消毒をしてチェックインし、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。早いもので残りの旅程が3日程度になってきた。これだと、週末に有休を付けて巡るのと同じ感覚だ。なのでもう良いだろう、と思いシートバッグを宅急便で送り返すことにした。送料は掛かるが、その程度で残り3日空荷で走れると考えると悪くない出費だろう。

 バイクからシートバッグを外し、部屋に持ち込む。フロントで着払い伝票を貰っておいた。宅急便センターへ行けば少し安上がりだが、もう面倒だったのでホテルから送ってしまう。今日調達した土産や、使用済みのインナーなどをシートバッグに詰める。そして、フロントで発送手続きを完了した。

 早めに入ったので、周辺の温泉にでも行ってみようかと思い色々調べたが、結局止めてしまった。今から温泉に行くと夕食が遅くなってしまうから、というのもある。

 なので夕食をどこで食べようか、周囲を検索する。正直言って、あまり食指が動くものは無かった。では適当にうろついてみるか、と思い歩いてみたが何だか寂れているな、という印象だった。やはり空いていても飲み屋しか無いし、それも結構コロナの影響なのか休業している所も多かった。

 周辺をグルっと回ったが、気軽に入れそうな店が無かったので、もういいや。と思い、コンビニへ行ってみた。



 すると、一応ご当地と書いてあったバラ焼丼が売ってた。しかも半額シールなので、中々のオトク感で嬉しい。飲料も一緒に買い込み、部屋に戻って食べたが、中々美味しかった。

 LINEを見ると、昨日弘前で共にした友人A氏とM氏は仙台に居るらしい。店は違うだろうが、4月に私も行った「利久」で牛タンを食べているようだ。道中は別々で行動して、宿泊場所だけ合わせたようだった。バイク旅なら、それが一番気楽で楽しいかもしれない。

 温泉に行かなかったので部屋の風呂に入り、テレビを見ながらゆっくりする。

 明日の予定だが、当初は明日大間崎・尻屋崎へ行ってから青森県八戸市に泊まる予定でいた。しかし、天気が良くなかったから八甲田周辺をすっ飛ばして大間崎まで今日行ってしまったから、明日八戸では近すぎるだろう。

 なので、予定の再変更を検討する。八戸からもっと進んだ先だったら、岩手県盛岡市くらいまでは走れるだろうか。例え暗くなっても構わないが、その程度で終わらせようか。

 盛岡なら宿も色々あるだろう、と調べたら屋根付き駐車が出来て朝食付きで安い宿が見つかった。なので、明日予約しておいた八戸のホテルをキャンセルしておく。私も盛岡で冷麺でも食べに行きたいところだ。

 次は、盛岡からだと距離を計算すると、宮城県気仙沼市あたりが良いかと思った。こちらもホテルを調べると、ルートインが見つかった。ルートインなら外さないし、風呂付・朝食付なので何の文句も無い。ルートインにしては安かったのでこちらも抑えておく。

 これで計画変更は完了だ。明日は前からずっと行きたいと思いつつ行けなかった、下北半島尻屋崎にいよいよ訪れる。そこから下北半島を南下し、太平洋側を巡ってから内陸に入り、盛岡までまで走る予定だ。尻屋崎以外はあまり考えていないが、天気予報も良くないので、どうするかはまた明日考えよう。

 明日の天気予報が良くなることを祈りつつ、眠りについた。

宿泊地:青森県むつ市 むつはねやホテル 5,800円

■関連ブログ

2021年夏休み 東北ソロツーリング 1日目 静岡~新潟県新潟市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 2日目 新潟県新潟市~佐渡島~新潟県胎内市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 3日目 新潟県胎内市~秋田県秋田市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 4日目 秋田県秋田市散策
2021年夏休み 東北ソロツーリング 5日目 秋田県秋田市~青森県弘前市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 7日目 青森県むつ市~岩手県盛岡市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 8日目 岩手県盛岡市~宮城県気仙沼市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 9日目 宮城県気仙沼市~静岡
2021年夏休み 東北ソロツーリング 番外編
Posted at 2022/03/21 22:32:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記
2021年08月11日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 5日目 秋田県秋田市~青森県弘前市


■5日目 8/11(水) 天気:曇り一時晴れ一時雨
走行距離:346.5km

 秋田県秋田市から男鹿半島に向かって、寒風山・入道崎を巡った。そこから日本海側をひたすら北上し、本州最北端の青森県に入った。津軽地方を周って、青森県弘前市まで走り、仲間と合流した。

 4:30頃起床。昨日休養日でのんびりしてたから、今日早く出発するため早起きした。

 ホテルなので朝シャンを浴びる。そして天気予報を確認したが、これ以降も全く晴れの予報は出てなかった。どうやら秋雨前線が掛かるらしく、どんよりとした空が続く見込みだった。雨さえ降らなければまだ良いが、これは出発時から覚悟をしてたので仕方がない。

 出発準備を整えて、6:10過ぎにホテルを出発した。まずは腹ごしらえするため、近くの吉野家に向かった。

 お腹を満たしたところでツーリング開始。まずは秋田市の神社CP「古四王神社」「秋田県護国神社」を通過してCPをGetした。国道7号の旧道っぽい雰囲気のところにあった。

 その後は秋田港の北側で国盗り「小泉潟公園」の空をGetし、県道56号に入って男鹿半島を目指した。日本海沿いを眺めながらのんびり走る。男鹿市に入ったところでセブンイレブンがあったから、朝のコーヒーを飲む。

 休憩しながら今日寄る所を考えてみる。男鹿半島のノルマとは関係ないのだが、男鹿半島に来ると寄っているのが寒風山だ。草原が広がる素晴らしい光景が広がっているので、どうしようか迷う。そこまで悪い天気ではなかったので、寄り道する価値があるかと思い行ってみよう。



 
 8:00過ぎに寒風山展望台駐車場に到着。



 展望台があるが、そこそこ登らないといけない。バイクなら適当に置けたような記憶がある。快晴なら登るところだが、行っても劇的に変わるわけでもないし、時間も無いので駐車場周辺で済ませてしまった。



 それでも先ほどの展望台を少しだけ登ってみる。男鹿半島の弓なりな海岸線が目を引く美しさだ。



 八郎潟の干拓地帯が見える。日本一広い湖は滋賀県琵琶湖。ここ八郎潟は、かつて2番目の広さの湖だったそうだ。ただ、大規模干拓をしたおかげで、現在の2位は茨城県霞ケ浦となる。干拓をしているので、整地されているのが良く分かる。



 雲は広がっているが、視界は良いのでありがたい。朝早いせいか、広い駐車場はガラガラだった。



 碑が建っていた。



 気持ちの良い草原が広がっている。



 今度は弓なりの海岸線のみを撮影。



 通ってきた道がよく見える。寒風山は何度か来ているが、ここもいつ来ても絶景だ。

 寒風山の景色を楽しみツーリング再開。気持ちの良い道を駆け下りて、なまはげラインに入った。ここも中々の快走路で走って気持ちが良い。

 このなまはげラインから少し入ったところに、ハイドラ観光名所CP「なまはげ館」があった。なまはげラインは前回東北を巡ったときにも通ったのだが、ここの存在を知らなくてスルーしてしまったから、今回は寄って行こう。



 沿岸に近づくと青空が出てきた。8:40頃なまはげ館に到着した。観光名所CPをGetして、秋田県の観光名所CPを制覇出来た。



 CPはGetしたのでスルーしてもよかったが、折角なので入ってみよう。入館料を払って入ると、なまはげの文化の展示が詳しく展示されていて、中々面白かった。



 なまはげの展示もあった。



 地域によってなまはげの衣装も違うようだ。



 最後はなまはげのオンパレードで終わった。お面が一杯あって、こんなのもあるんだと面白かった。

 なまはげ館の展示を楽しみツーリング再開。ここまで来たので折角だから、男鹿半島先端入道崎に行ってみよう。



 9:40頃入道崎に到着。すっかり良い天気になってくれた。



 周辺は土産物屋は食堂もある。



 入道崎は白黒のストライプ柄の灯台が目立つ。



 この碑は確か北緯40度の碑だったと思う。日本海に向かって建ってて絵になる。


 気持ちの良い草原が広がっている。



 入道崎灯台まで行ったが、中までは入らなかった。

 入道崎の景色を楽しみ、ツーリング再開。入道崎近くで国盗り「真山」をGetしながら、国道101号線を北上する。途中で八郎潟干拓地の快適な道を走る。

 国道7号に合流して、秋田道八竜ICに入った。ここからは無料区間なので、ありがたく使う。途中で国盗り「富根」の空をGetする。これで秋田県の国盗りを制覇出来た。

 終点の二ツ井白神ICで降りて、今度は下道を戻る方向に進む。そのまま能代市街をPassして進めばよいのだが、理由は忘れてしまったが市街の方に戻っている。給油をしているので、それで戻ったのだろうか。それかよい時間になったので、昼食を食べに行ったのか。うろ覚えだが、この辺で雨がパラついた記憶があるので、雨宿りも兼ねての行動かもしれない。



 という訳で適当なラーメン屋があったので、11:30頃入ってみた。「まると」という店だったが中々美味しかった。PayPayが使えたのでありがたい。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。カッパを着た記憶が無いので、食事をしている間に止んだのだろう。長らく走ってきた国道7号に別れを告げて、能代市からは国道101号を北上する。道の駅「みねはま」を通過して、しばらく走ると日本海沿岸に出た。天気は良くないものの沿岸はやはり気持ち良い。

 道の駅「はちもり」も通過して、これで秋田県の道の駅を制覇した。すぐにいよいよ青森県に入った。余談だが、県境を越えるというのは何となく嬉しいのだが、私の中で青森県に入るときが一番感慨深い。

 私が住んでいる静岡からだと、恐らく青森県と九州に入るのは大体同じくらいの距離だろう。ただし、九州は大阪からフェリーで行くことが出来る。でも青森県は基本自走で来るしか無い。一応新潟~秋田のフェリーを使えば多少は楽出来るが、大体途中にも巡りたいところがあるので自走で来ることが殆どだ。走る距離が長いので、青森県に入るとここまで来たか~と感慨深くなるのだろう。

 少し喜びながら引き続き国道101号を走る。国盗り「深浦」の空をGetした。天気は良くないがどこかに寄りたいな、と思いツーリングマップルを見ると、象岩というのがあった。ここに行ってみよう。十二湖近くの分岐を曲がると見つかった。



 13:00頃象岩の駐車場に到着。雨は大丈夫そうだが、一面の雲が広がっている。



 看板もあった。名前の通り、どことなく象に見えなくもない。



 ツーリングマップルにも「海岸からは白神山地の山々を一望」とあるので、目の前の山は白神山地なのだろう。



 バイクと一緒に撮影。ここはトイレもあったし、国道からも少し入ったところなので、ゲリラキャンプが出来そうだな、って思ってしまった。

 象岩を楽しみ出発する。国道101号に戻って引き続き北上する。この道はツーリングマップルにも載っているが、鉄道ファンに人気の五能線に沿って走る。本数は少ないのであまり電車は見なかったが、線路やたまに駅CPをGetしながら走った。

 道の駅「ふかうら」を通過してしばらく走る。もう一箇所くらいどこか国道101号沿いで寄ろうかと思い、ツーリングマップルを見ると千畳敷というのがあったので、そこに寄ってみよう。



 13:50頃千畳敷海岸に到着した。家族連れが岩の上で磯遊びをしていた。



 北側の空は青空が広がっていた。見えているのは津軽半島だろうか。位置的には北海道の可能性もあるが、どちらだろうか。

 

 バイクも一応撮影したが、少し微妙。

 千畳敷を楽しみ出発。引き続き国道101号を走り、鰺ヶ沢町を通過してつがる市に入った。道の駅「もりた」を通過してしばらく走ると、国盗り「木造」をGetした。そこから県道186号を経由して、津軽富士見湖に向かった。



 15:00頃津軽富士見湖鶴の舞橋が見えるところに停まってみる。その名の通り、岩木山を見る絶好のポイントらしいが、完全に雲の中だった。



 バイクと一緒に撮影。日本一長い3連の太鼓橋だそうだ。渡ってみようかと思ったが、ここでLINEを見ると、何と友人A氏は既に弘前の宿に入ったらしい。もう一人のM氏は、青森港に上陸したようで、17:00頃チェックイン出来そう、と連絡があった。

 私の方はもう少し巡りたいが天気も良くなかったから、私もさっさと宿に入ろうかと思い、鶴の舞橋を渡るのはPassした。これならちょうど17:00くらいに合流できることだろう。

 鶴の舞橋を出発し、岩木山方向へ向かった。県道30号岩木山環状線に入って時計回りに走る。当然ながら岩木山は全く見えなかった。

 ここで雨が降ってきた。やれやれと思いながらレーダーを見ると、通り雨っぽかったのでそのまま突っ切るべく走り続ける。

 ところが全く雨が止まなかった。それどころか強くなってきた。とりあえず、スマホの給電だけ止めて、もう少しの道の駅に寄る予定だったから、そこまで我慢しよう。県道3号から204号を走った。

 道の駅「津軽白神」に立ち寄り、まずはタンクバッグカバーを掛ける。屋根があるところにベンチがあったので、ありがたくここでカッパを着こむ。

 これでようやく今日のノルマが終わった。雨雲レーダーを見たが、弘前方面の雨は段々上がる予報になっていた。

 それだったら、青森県は温泉が多くあるところで、しかも安い。弘前駅付近にもいくつかあったので、友人たちに食事に行く前に温泉に行こうか、と提案してみた。場所を指定し、17:00頃集合と声を掛けた。

 道の駅を16:00過ぎに出発。弘前市街には30分程度で着くと思われる。県道28号を走り続けたが、レーダーに反して雨は全く止まなかった。雨、というか大粒の霧雨って感じだったので、レーダーには検知出来ないのだろうか。

 結局カッパがずぶ濡れになるくらいの霧雨が降り続けた。16:30頃に本日の宿「弘前パークホテル」に到着した。記憶が曖昧だが、バイクの場合は駐車場所をフロントに尋ねるように、ってあった気がするのでまずフロントに向かう。バイクで来た旨を伝えると、駐車場所を案内してくれた。バッチリ屋根付きの場所だったので大変ありがたい。

 手指消毒をしてチェックインし、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。この間もずっと霧雨が降り続けていたので、温泉行くのは止めるか。とLINEしておく。すると、A氏から了解、と回答が来たが、既に出発していたようだった。友人達を振り回してしまい、大変申し訳ない気持ちになってしまった。

 LINE上でも謝罪したところで、改めて18:00頃集合しようか。と連絡を取る。M氏もホテルにチェックイン出来たようで、了解と返信があった。

 当然ながら弘前市街のことについては詳しくないので、まずはA氏の泊まっている東横INNに集合することにした。17:50頃ホテルを出発。この頃になると雨はようやく止んでいた。東横INNに到着すると、既にA氏とM氏が店決めでワーワーしていた。

 ちなみにこの2人はお酒も嗜み、グルメにこだわりがある。私は全く逆で、下戸だしグルメにもこだわりが無い。なので、こういう時は大体2人に任せている。その代わり、色んな所に行っているから、ツーリングルートや寄る場所・宿を決めるのは大体私の仕事だ。なのでその辺割とバランスが取れているのかな、と勝手に思っている。

 結局決めかねたようで、適当に歩いてみようか。という話になった。今居る所はJR弘前駅でそれなりに店舗があるが、チェーン店がメインで私は全く問題無いのだが、グルメな2人は気に入らないらしい。

 弘南鉄道の中央弘前駅周辺の方が繁華街ぽいらしく、そちら方面に歩いて向かった。すると確かに繁華街の雰囲気が出てきた。ここでM氏が、「青森県だというのに、このメンツで歩いていると静岡感があるな」とか言っていた。確かに気持ちは分かるが、ここはれっきとした本州最北端の青森県だ。こんな端っこの場所で、いつも同じフロアで仕事をしている仲間と一緒に過ごしている、というのは何だか不思議な感じがする。

 大通りから一本入った路地に、飲食店がたくさんある通りがあったのでそっちに入ってみる。良さそうな店があったので入ってみたら、予約で一杯とのことだった。他の店を探すが、理由はよく覚えていないがもう時間も経っていたので、近くにあったホルモン焼屋に入ることにした。

 青森での無事の集合に乾杯する。下戸だが、皆と飲む酒は美味く感じる。美味しい食事をしながら、今回の旅について話に花が咲く。

 M氏は7月の終わりから北海道入りしていたのだが、2021年はとにかく北海道とは言え暑かったようだ。天気はまぁまぁだったが、今週に入っては雨続きだったので函館のホテルに3連泊したらしい。3日も居るともう行く所が無くなったので、最後の日にはパチンコに行ったとか笑いながら話していた。

 M氏の旅の途中、私とA氏はまだ仕事をしていたが、3日分のダイジェスト。とか言って写真を送ってくれた。それを私が全てどこの写真か当てることが出来た。あえてメイン部を外した写真も出したそうだが、逆に怖いよ。とか笑いながら言っていた。こんなんなので、次の夏休みに北海道へ行けたら、やはりセローで行くしかない。セローじゃなきゃ行けない所くらいしか、もう行ってないところが殆ど残っていないのだから。

 A氏は八幡平に行ったらしいが、真っ白で何も見えなかったらしい。こんな天気だからか、気温も低く雨も微妙だがカッパを着て走っていたようだ。確かに、私の方もカッパを着てちょうど良いくらいだったと思う。 

 A氏は今朝新潟に居たはずだが、弘前に15:00に着いている。驚異的な早さだったので、高速使ったんでしょ?と聞いてみたら、「まさか」としたり顔で答えていた。

 その回答に関して信じられなかった。A氏は元々休憩はあまりとらずにひたすら走り続けるタイプなのは知っていたが、それにしても。というペースだと思う。さらに突っ込んで聞いてみると、驚愕な回答が返ってきた。

 どうしたのかと言うと、AM2:00にホテルを出発したそうだ。この日は、ちょうど日本海側に台風が接近したため、私は秋田。A氏は新潟に連泊を余儀なくされた。それもあって休養はたっぷりだから出来る運用だとは思うが、これには驚いた。私も通った、新潟の日本海側「笹川流れ」を真っ暗な中走ったらしいが、本当に真っ暗で波の音しか聞こえず、中々不気味な思いをしたようだ。
 
 そんな早い時間にチェックアウト出来るんだ、と聞いてみた。するとフロントを呼んだら、まさかチェックアウトとは思わず「どうされましたか?」と聞かれて、チェックアウトと答えると一瞬間があったらしい。出る方はいくら早くても文句無いでしょ?と笑いながら言っていた。

 私は出来るだけ明るい内に走りたく、特に通ったこと無い道は景観を楽しみたいので、これは少し真似出来ないな、と思う。歳をとったせいか、早起きするのは苦ではなくなったが、早く寝ることが出来ない。例えば2:00に出発するなら1:00には起きないといけないだろうが、せめて4時間睡眠時間を取るにしても、21:00には寝なければならない。北海道に行くため新潟港に向かう時も深夜に出発するが、一応横にはなるが寝れた試しが無いので早寝が難しい。

 そんなことを話しながら、話題はこれからの旅についてとなった。相変わらず、この先も天気予報は芳しくない。天気さえ良ければ、東北もいくらでも走る所があるんだけどな。と皆で残念がった。

 こんな天気となれば、唯一の楽しみになるだろうものがグルメだ。グルメに興味が薄い流石の私も、晴れが無ければグルメくらいは楽しみたいと思わざるを得ない。A氏とM氏はこれから南下を始めるようだ。それだったら、無理のないルートとしては、昼食を盛岡で冷麺。夕食を仙台で牛タンはどうだろうか、と提案してみた。

 2人もそれに興味があるようで、私が2019年秋に行った盛岡冷麺の「ぴょんぴょん舎」。春に行った仙台牛タン「利久」を紹介しておく。弘前からゆっくり行っても十分行けるだろう。

 そんなことを話しながら、ホルモン焼屋はそろそろ出ようか、となったので20:40頃出た。ホテルに戻る方向に歩いて行ったところ、バーがあったので2軒目に寄ることになった。1人じゃ絶対に入らない店舗だろう。

 2人はバンバン飲んでるが、私は最初の店で1杯飲んだ以来だったので、もう醒めてたからもう1杯飲む。ここでも楽しい時間を過ごすことが出来た。

 22:00過ぎまで滞在し、流石にそろそろ。と解散することにした。また秋にキャンプでも行こう、と話し、各自のホテルに戻った。

 22:20にホテルに戻ってきた。いつものサイクルよりかなり遅いので、急いで風呂に入ってようやくサッパリした。流石に出費管理とかは出来なかったので、0:00頃翌日に備えてさっさと寝よう。

 明日は、いよいよ2015年以来久しぶりの下北半島に訪れる。天気も良くないので、もし可能なら大間崎まで行ってしまえば、旅程をもう少し楽に出来るかもしれない。残念なのは、橋が崩落してしまったので下北半島一周が出来ないが、こればっかりは仕方がない。そんなことを思いながら、眠りについた。
 
宿泊地:青森県弘前市 弘前パークホテル 3,925円(朝食付)

■関連ブログ

2021年夏休み 東北ソロツーリング 1日目 静岡~新潟県新潟市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 2日目 新潟県新潟市~佐渡島~新潟県胎内市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 3日目 新潟県胎内市~秋田県秋田市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 4日目 秋田県秋田市散策
2021年夏休み 東北ソロツーリング 6日目 青森県弘前市~青森県むつ市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 7日目 青森県むつ市~岩手県盛岡市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 8日目 岩手県盛岡市~宮城県気仙沼市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 9日目 宮城県気仙沼市~静岡
2021年夏休み 東北ソロツーリング 番外編
Posted at 2022/03/20 23:25:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記
2021年08月10日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 4日目 秋田県秋田市散策


■4日目 8/10(火) 天気:雨
走行距離:0km

 台風9号から変わった温帯低気圧が日本海側に進んだ関係で、バイクには乗らずに休養日とした。秋田市内を少し観光して、同じホテルに戻ってきた。

 起床時間は覚えていないが、多分7:00くらいに起きたのであろう。今日は、台風9号から変わった温帯低気圧が日本海側に進んだため、荒れる予報となっていた。なので、秋田市内を観光して同じホテルに戻ってくるから、急ぐ必要は全くない。

 ホテルなので朝シャンを浴びる。そして朝食を食べに、1Fのレストランに行った。バイキングだったので、好きな物をたくさん美味しくいただく。ホテルの窓から外を見ると、あまり雨は降っていなかった。大したことなければ観光するにも良いのでありがたい。これからどうなるか分からないが。

 テレビを見ながらダラダラして、チェックアウトの時間が近付いてきた。前日の記録にもあるように、連泊ではあるがプランが違う影響で部屋は変わってしまうらしい。荷物をひとまとめにしておけば、移動はホテル側でしてくれるのがまだ幸いだが、洗面台周辺をそのままに出来ないので、ある程度片付ける。

 カメラと貴重品だけ持って、ホテルを10:00にチェックアウトした。まずは、これまた前日記載したように、バイクをホテル近くに移動する必要がある。軽く雨は降っていたのでカッパを着こんで徒歩3分程度の屋内駐車場に移動する。

 ホテルのフロントで貰ったサービス券を係員に渡すと、無事受け付けてくれた。駐車場から出てホテルに移動するが、徒歩3分程度の距離なのでバイクだと一瞬で着いたから、あまり濡れずに済んだ。

 カッパをトップケースに収めて、ようやく秋田市内の観光に出発。雨は降っているが、何とかなるレベルだったのでありがたい。



 ホテルから10分程度歩いて、千秋公園の東門に到着。お堀の感じが良い。



 千秋公園は久保田城跡でもある。資料館がいくつかあるようなので、行ってみようと思う。



 緑に囲まれた、雰囲気の良い公園を雨の中だが歩く。



 門が見えてきた。



 こういう門の佇まいは好きだ。



 門には、扇に丸の佐竹氏の家紋があった。信長の野望をやっていると、家紋も少し覚えられる。



 千秋公園も中々広い。分岐もいくつかあった。



 秋田藩最後の藩主、佐竹義尭公の銅像。



 銅像の説明。戦時中の金属回収政策によって、一旦は銅像が回収されてしまったらしいが、戦後有志によって再設置されたそうだ。

 ちなみにだが、現秋田県知事は佐竹氏だが、この秋田藩主の末裔である。ずっとではないのだろうが、江戸時代から秋田県は佐竹氏に治められている、というのは凄いことだろう。



 千秋公園には、庭園になっているところもあった。



 緑を見ながらのんびり歩く。夏休みだが、こんな天気のせいか人はあまり居なかった。



 小さいながらも滝のようになっている。雰囲気の良い公園で、雨の中だが周ってて楽しい。



 千秋公園内の久保田城御隅櫓に到着。



 本城は明治の初めに火災で焼失したようだが、櫓のみ1989年に再建された。



 資料館になっていたので、早速入ってみる。時間もあるので、ゆっくり展示を見て周った。



 最上階は展望フロアになっていたので、天気は悪いが眺める。



 うん、良い意味でも悪い意味でも全く高い建物が無い。



 目立つ山があったが、大平山だろうか。天気は悪いが何とか山頂が見えていた。

 久保田城御隅櫓を楽しみ、引き続き千秋公園を周る。



 今度は佐竹史料館があった。100円と激安だったので入ってみよう。



 佐竹氏の家紋がたくさんあった。値段相応だけに、大きな史料館ではなかったし、久保田城御隅櫓の展示と重複しているのが多くて、あまり見応えは無かった。まぁ100円なので良い。



 佐竹史料館を後にしたが、お堀には蓮の花が植えられていて、中々良い景観だった。

 千秋公園・久保田城跡を楽しめた。良い時間になったので、昼食を食べようかと思う。秋田駅近くなので色々あるが、秋田らしいものを食べるべく探してみた。



 見つけた店で、稲庭うどんと味噌たんぽ定食があったのでそれにした。炭水化物だらけだが、美味しくいただいた。

 ここでプチトラブル発生。食後にスマホを見ていたら、驚愕な情報が入ってきた。今回行く予定だった下北半島北東部の国道279号に掛かる橋が、豪雨によって崩落したらしい。迂回路でもあれば問題無いのだが、周囲をGoogle mapで見たが完全の一本橋だった。

 これでは下北半島一周が出来なくなってしまった。温泉地が孤立化してしまうほどの災害となってしまったようなので、そんなことを言っていたら怒られそうだが、楽しみにしていたが仕方がない。幸い、目的地である本州最北端大間崎には別ルートで行けると思われる。

 そんな情報が入って少し落ち込んでいたが、切り替えて楽しまなくては。とは言えこの後どうしようか悩む。雨の中千秋公園を巡っていたので少し疲れた。目星を付けてた温泉にでも行ってみようかと思う。ここは、風呂だけではなく、健康ランドみたいにTV付きのリクライニングチェアがあるようなので、時間潰しには最適だ。

 そう決めたので、温泉に向かう。ルートインホテルの高級店、グランディアに併設されているらしいので、歩いて行った。

 入浴料は900円と、温泉入るだけと考えたら少し高いが、風呂上りにくつろぐことが出来るので、妥当な値段だろう。

 街中の温泉なので大したことないだろう、とナメてたらちゃんとした温泉だったので驚いた。サウナ・水風呂もあったので、きっちり整える。いつもの旅の途中の温泉だとあまりゆっくり出来ないが、今日は時間を気にしなくても良い。

 温泉をしっかり満喫して、風呂上りにジュースを飲んでリラクゼーションルームでテレビを見ながら寛ぐ。ちょうど高校野球をやっていたので見たら、ちょうど静岡高校の試合だった。負けていたのを追い付いたのだが、また点を取られたような気がする。

 高校野球を見ていたら、チェックインの時間が近付いてきた。もう一度温泉に入って温まる。そして、15:40に温泉を出発した。

 歩いてホテルに戻る途中のセブンイレブンでコーヒーを飲む。この頃は殆ど雨が止んでいた。ホテルに戻ろうかと思ったが、何かスイーツでも食べようかと思い、周囲を検索してみたら、評価の高い喫茶店があった。



 むげん茶房というところに入ってみたら、ババヘラアイスとコラボしたパフェがあった。ババヘラアイスは、聞いたことはあるがそういえば食べたことないな。ちょうど良いと思い、注文した。



 花咲くぱふぇを美味しくいただく。この写真をLINEで送ったら、こんな立派なのババヘラアイスじゃない、と言われてしまった。私も本物を知らないので、どう返信しようか迷う。

 友人A氏が言うには、良い意味で安っぽいアイスの味、と言っていた。ちょうど、このピンク色がガリガリ君みたいな氷菓っぽかったので、これがババヘラアイスなのだろうか。先ほどのメニューをよく見ると、アイスキャンデーって書いてあったので多分合っているだろう。

 本物のババヘラアイスは、ヘラで花模様にするらしいが、またどこかで売っていないか気が向いたら探してみよう。

 スイーツを楽しみ、いよいよホテルに戻ろう。今日は多少歩いているが、朝食はバイキング。昼食は炭水化物コラボ。それにスイーツまで食べているので、今日は食べ過ぎだ。なので、夕食はコンビニで軽めなものを調達しておく。明日の朝食は、県庁所在地の秋田市なので吉野家もあったから、そちらに行こうと思う。

 そして、16:20頃ホテルに戻ってきた。トップケースに入れておいたカッパを部屋で干すべく取り出し、手指消毒して再チェックイン。荷物も次の部屋にちゃんと移動されていた。

 もう風呂は済ませているので、部屋でテレビを見ながらダラダラ過ごす。ちょうど4泊目なので洗濯もしておいた。LINEを見ると、友人A氏も新潟に連泊しているらしい。明日は皆で弘前に集合する予定なのだが、新潟から弘前だとかなりの移動距離だから驚く。友人M氏はひたすら函館に居るようだ。

 天気予報を確認すると、温帯低気圧が通り過ぎるため、雨は上がるようだ。ただ、これから先秋雨前線が東北に停滞するようで、予報は良くなかった。そこまで雨は降らなそうだが、まぁ最初から覚悟はしていたので仕方がない。新潟県が晴れてくれただけでも良かった。

 明日の予定は、秋田市北西部のハイドラ巡りをして、男鹿半島へ向かう。そこからほぼひたすら日本海側を北上して、青森県に入る。そこから津軽方面に向かい、前述通り弘前で仲間と集合する予定だ。

 いつも静岡で会っている仲間と、青森県弘前市で合流するというのは不思議な感じだが、実に楽しみだ。今日は休養日だったので、明日は早く起きて出発しよう。そんなことを思いながら、眠りについた。
 
宿泊地:秋田県秋田市 ホテルα-1 秋田 前日支払済

■関連ブログ

2021年夏休み 東北ソロツーリング 1日目 静岡~新潟県新潟市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 2日目 新潟県新潟市~佐渡島~新潟県胎内市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 3日目 新潟県胎内市~秋田県秋田市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 5日目 秋田県秋田市~青森県弘前市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 6日目 青森県弘前市~青森県むつ市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 7日目 青森県むつ市~岩手県盛岡市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 8日目 岩手県盛岡市~宮城県気仙沼市
2021年夏休み 東北ソロツーリング 9日目 宮城県気仙沼市~静岡
2021年夏休み 東北ソロツーリング 番外編
Posted at 2022/03/19 22:51:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記

プロフィール

「 2025年GW四国遠征 振り返り http://cvw.jp/b/154925/48414336/
何シテル?   05/06 09:55
はじめまして、だいです。今は、アクセラセダンとNinja650・セロー250に乗っています♪ 2013年3月、一大決心をし、普通自動二輪の免許を取って、遅...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/8 >>

123456 7
8 9 10 11 12 13 14
1516171819 20 21
22232425262728
293031    

リンク・クリップ

【ハイタッチ!drive】2020クリスマス限定&2021お正月限定バッジ配布! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/03/21 06:49:45
MT-07のチェーン交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/12/05 23:15:07
ハイドラ/ダムCPマップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/03/24 19:27:03

愛車一覧

カワサキ NINJA650 カワサキ NINJA650
2019年2月16日納車。  Ninja400Rに乗り始めて速攻でバイクにハマり、その ...
マツダ アクセラセダン マツダ アクセラセダン
2014年1月11日納車  バイクに乗り出して、クルマで出掛けるのがそれほど楽しく感じ ...
ヤマハ セロー250 ヤマハ セロー250
2020年1月5日納車  サブで125ccオフであるXTZ125を所有していたが、静岡 ...
その他 その他 その他 その他
某氏のマネしてみましたw カメラの紹介と、レンタカー・仕事・公共交通機関での移動に使って ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation