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2021年08月09日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 3日目 新潟県胎内市~秋田県秋田市


■3日目 8/9(月) 天気:曇り一時雨一時晴れ
走行距離:472.1km

 新潟県胎内市のホテルを早朝に出発し、日本海側の笹川流れを通りながらようやく東北山形県に入る。途中で飛島航路が欠航したという情報が入ったので、更に計画変更を余儀なくされた。仕方がないので、庄内地方の国盗り・ハイドラ巡りをして、鳥海山南麓を走る。更に日本海側を北上し、秋田県に入り少し内陸を巡って、秋田県秋田市まで走った。

 5:30頃起床。ホテルなので朝シャンを浴びる。今日は朝食付きの宿で、6:30開始だったから開始時間に行き、朝食を美味しくいただいた。出発準備を済ませて7:30にホテルを出発した。

 県道314号を日本海側に進み、早速サーキットCP「スピードパーク新潟」の横を通ってGetする。日本海側の国道113号、345号がツーリングマップルオススメルートになっていたが、時間を稼ぐために、荒川胎内からは日本海東北道に入る。ここからは無料の高速だから有効に活用させてもらう。

 と言ってもたった一区間の神林岩船港ICで降りる。国道7号に出て国盗り「神林」の空と、道の駅CP「神林穂波の里」をGetする。そこから村上市瀬波温泉方向に行って、国盗り「瀬波」「村上山辺里」の空と、水族館CP「イヨボヤ会館」コロプラ土産を立て続けにGet。

 再度国道7号に戻って道の駅「朝日」まで行った。ここから日本海側に出るのに、ツーリングマップルでもオススメルートになっていた、舗装林道に行こうとしたら通行止めになっていた。仕方がないので、また村上市街方面に進む。同じ道を通るのは芸が無いので、県道583号を通って国道345号に出た。この県道は少し狭かったが、何とか進む。

 ここからは快適な日本海側の風光明媚な景色を眺めながら快適に走る。ただ、天気があまり良くなかったのが残念。観光名所CP・国盗り「笹川流れ」の空をGetし、道の駅「笹川流れ」に9:00前に到着して、休憩する。

 日本海側を見ながら走っていたが、雲は多いものの風も強くなく、波も荒ぶっている訳ではない。なので、前日予約した飛島航路も心配はしていなかった。とは言え、一服しながら一応確認してみると、愕然とした。AM便の時点で「海上荒天のため終日欠航」と出てるではないか。

 えぇ・・・こんな程度で欠航するんだ、と驚くが早めに知れたのでまだ幸いだ。再検討を余儀なくされる。明日は今日以上に荒天になるだろうから、明日も渡ることは出来ないだろう。明後日まで待っていては、流石に計画自体が成り立たなくなってきてしまう。

 という訳で、飛島来訪をすっぱり諦めることにした。今年中に全国制覇を目標にしているから、どこかで行くことになるだろうが、まぁ何とかなるだろう。飛行機や新幹線を使えば来れなくはない。週末に有休を使って来ることにしよう。

 となると、今日はどこに泊まろうか。明日温帯低気圧が近づいてくる予報も変わらず、日本海沿岸は荒天の予報だった。なので、明日バイクで周るには危険を伴うので、休養日にした方が良いかもしれない。明日は秋田市のホテルを予約しているが、今日同じホテルが空いているか探してみたら、無事空いていた。

 でも、事前予約していた明日のプランと比べると高かった。プランが違うけど、まぁ何とかなるだろうと思い、今日予約していた山形県鶴岡市のホテルをキャンセルして、秋田市のホテルを予約した。秋田市なら、雨でも何かしら楽しめるものがあるだろう。

 計画変更した結果、今日そこそこ走らなければならなくなった。山形内陸を周っていると流石に厳しそうなので、今回で寄らなくても良いかと思った。どうせ飛島のために来なければならないのだから、その時にでもレンタカー等で周る方が良いだろう。

 山形県内陸をすっぱりと諦めたので、今日は沿岸に近い所を周りながら北上していくことにする。そんなことをしてたら、20分たっぷり休憩していた。道の駅を出発し国道345号を北上する。日本海を眺めながらのんびり走って、国盗り「府屋」の空をGetした。

 国道7号と合流して、間もなく山形県鶴岡市に入った。3日目にしてようやく東北に到着した。後は東北地方をひたすら周ることになるだろう。国盗り「鼠ヶ関」の空をGetした。

 道の駅「あつみ」を通過して、日本海東北道あつみ温泉ICを目指した。国盗り「あつみ温泉」の空もGetする。ショートカット出来そうな道があったが、標識通りに進むと大回りになったがまたこの辺を来ることもあるかと思い、覚えておこう。

 あつみ温泉ICからは日本海東北道を進む。ここも対面通行だが無料なのでありがたい。この辺は国盗り未踏の地なのでたくさん残っている。国盗り「三瀬」「湯田川温泉」の空をGetしながら、無料区間の最後である鶴岡西ICで降りる。

 そこから日本海側に出て、水族館CP「加茂水族館」まで行って国盗り「湯野浜」の空もGetし、折り返して羽前大山駅周辺まで行って国盗りをGetする。そこから国道345号に出たところで、セブンイレブンがあったからコーヒー休憩をする。

 そして、県道349号を南下して金峯神社へ向かった。クルマ同士だと離合困難な山道を登って駐車場に入ったところで神社CP「金峯神社」と国盗り「金峰山」の空をGet。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。周辺を検索すると、PayPayが使える中華料理屋が見つかった。Googleの口コミも高評価だったので、地元民が通う店というのも面白いかと思い行ってみた。

 写真が残っていないので何を食べたか全く覚えていないが、美味しくいただいのだろう。「なるみ」という店に行ったようだ。国盗り「櫛引」の空もGetした。

 お腹を満たしたところで、ツーリング再開。ここから次の来訪を見越して内陸を巡る。まずは羽黒山神社に行ってみよう。県道350号からツーリングマップルでもオススメルートになっている、庄内東部広域農道等を走って羽黒山に向かう。ここは有料道路になっているが、バイクだと200円なので大したことはない。



 12:00過ぎに羽黒山に到着。国盗りの空もGetしておく。



 信仰対象の山であるが、観光地でもあるので土産物屋もたくさんある。



 バイクも撮影。早速羽黒山神社に向かってみよう。



 参道は杉で囲まれ厳かな雰囲気だ。



 祠が並んでおり、こちらも神秘的な感じだ。



 神社と言えば鳥居もある。



 立派な建物が待っていた。こんな山奥で雪深い所で維持管理が大変そうだな、とか下世話なことを思ってしまった。



 ちなみに、羽黒山は出羽三山の1つである。もう2つは、月山と湯殿山になる。ここは出羽神社になると思うが、現地が真ん中にないというのは若干の違和感がある。ちょうど湯殿山神社が見切れていた。いずれも神社CPに設定されているので、あと2つも行かなくては。湯殿山神社は羽黒山と一緒で道路が通っているが、月山神社は月山の山頂にあるので登山となる。多分、ここ最近の緩和処置によって周辺でGet出来るのでは、と思う。



 参拝を済ませたところで、周囲を散策してみる。神社CP「出羽神社」観光名所CP「出羽三山神社」もGet出来た。



 この杉並木が、街路樹100選に選ばれている。この麓に国宝の五重塔があるらしいが、そちらまでは行けなかった。またの機会があれば、行ってみたいと思う。ツーリングマップルによると、2,446段の石段があるらしいので大変そうだ。

 羽黒山を楽しみ、バイクに戻ろうとしたところで雨が降り出した。来る途中にも雨が若干パラついてたので一応傘を持ってきてたが助かった。そこそこ降り出したので雨雲レーダーを確認したところ、通り雨で済みそうなのでしばらく待つ。

 レストハウスにソフトクリームを売っていたのでそれを食べて休憩する。PayPayが使えたので助かった。

 次第に雨が止んだので、羽黒山を出発。県道46号を北上して、庄内町風車村に隣接していた神社CP「北舘神社」道の駅「しょうない」を通過してCPと、国盗り「狩川」の空をGetする。

 道の駅からは、国道345号等を通って国盗り「藤島」の空をGetし、道の駅「庄内みかわ」に14:00頃到着した。



 今までずっと雲っていたが、この辺から若干青空が出て晴れ間が出てきた。曇っていたのでいままで涼しかったが、中途半端に晴れ間が出たので暑くなってきた。どうせ晴れるなら、この雲全部とっぱらってくれ!と思ってしまった。

 道の駅で休憩して、引き続き巡る。酒田市内もCPがいくつかあるが、今度飛島に来るのに酒田市内は避けて通れないので、今回は寄らずにスルーする。国盗り「余目」の空をGetしつつ、最上川を越えて国道345号に入る。国盗り「眺海の森」「砂越」「酒田八幡」の空をGetしながら北上した。

 ここから鳥海山の南麓に向かう。県道366号を走って湯ノ台温泉方面へ向かった。鳥海山は残念ながら雲の中だったが、麓側は少し青空が出ていたので気持ちよく走る。

 事前調査通り、そこそこ登ったところの県道368号沿線で神社CP「鳥海山大物忌神社」をGetした。ここは鳥海山頂にあって、本気登山が必要なところだったので、麓でGet出来てありがたい。鳥海山が見えていれば終点まで行っても良かったが、見えそうにないのでノルマも果たせたところでUターンした。



 途中で見晴らしの良いストレートがあったので停まって撮影タイムに入る。



 ストレートを強調した構図。



 ローアングルでも。交通量が皆無だったので、色んな構図が取れた。



 気候が厳しいためか、高い木が無いので見晴らしが非常に良い。山深くて景観が良かった。



 恐らく沖合に浮かぶ島が、行きたかった飛島だろう。庄内平野の眺めも良かった。視界も良いし、今日何故行けなかったのかな、と思う。そんなに海が荒れてる感じも無いし、風も強くなかったのに。まぁ沖合の状況が分からないので何とも言えないが。



 あの雲の向こうには鳥海山がそびえているはずだが何も見えなかった。

 鳥海山南麓を楽しみ、同じ道を戻る。国道345号を北上して、国道7号に入った。国道7号も引き続き北上して、山形県を抜けて秋田県にかほ市に入る。今日で2県目となった。この辺に来ると、大体鳥海ブルーラインを走るので国道7号を走ることは少ない。今日は天気も良くないので最短距離を進む。

 国盗り「小砂川」の空をGetして、セブンイレブンでコーヒー休憩をする。道の駅「象潟」を通過し、観光名所CP「白瀬南極探検隊記念館」を、にかほ駅近くでコロプラ土産をGetした。近くのGSで給油も済ませておく。

 引き続き国道7号をひたすら北上。国盗り「本荘マリーナ」の空をGetし、道の駅「にしめ」を通過。この道の駅には健康ランドが併設されており、昔泊まったことがあるが今でも営業しているだろうか。

 ここからの国道7号は日本海沿岸で、隣に無料の日本海東北道があるから交通量も少なく快適に走る。道の駅「岩城」を通過して、JR羽越本線道川駅を少し過ぎたところで、コロプラ土産をGet。

 この時点で17:00を過ぎていた。もう宿に入っても良い時間だが、まだ暗くなるまで2時間くらいあるからもう一走りしよう。明日は沈没の予定なので少々頑張っても良い。内陸に向かうため、県道44号に入った。

 ツーリングマップルオススメルートになっているので、交通量も少なく楽しく走る。国盗り「雄和新波」の空をGetし、県道326号を経由し、国道341号に入って大仙市協和に向かった。



 18:20頃サーキットCP「新協和カートランド」をGet。誰も居なかったし、沿線上からサーキットが見えたので撮影してみた。



 ここは、荒川鉱山跡なのでかなり人里離れた所だった。サーキットは大体こういう辺鄙な所にあるが、ちょっとした遺構も色々残っているらしい。



 とは言え、もうかなり暗くなってきて夕暮れの時間になってきた。一服休憩だけ済ませて、荒川鉱山跡を出発する。

 もう暗くなるので、後はGoogle先生に任せて進む。広域農道などを通って、国道13号に入った。2桁国道なので交通量も多く、暗くなっても不安無く走る。ほどなく秋田市に入ったところで車線数も増えて快適に走る。

 秋田市は県庁所在地なのでCPも多くあったので、適宜巡っていく。

動物園「秋田市大森山動物園」
遊園地「大森山ゆうえんちアニパ」
県庁所在地
道100選「広小路」
公共建築「秋田市立中央図書館明徳館」
都市公園「千秋公園」
名城「久保田城」
神社「太平山三吉神社」

 明日はホテルから徒歩で行ける程度しか周らないつもりだったので、徹底的に潰し込んだ。これでようやく今日のノルマが終わった。

 どこかで夕飯が食べられる所を探したが、駅近くのためか駐車場がある店が少なく、結局先にホテルに入ることにした。ようやく本日の宿「ホテルα-1 秋田」に20:00頃到着した。国盗り「秋田」もGetしておく。

 入口がピロティになっていたので、ここに置けるのかと思いホテルに入る。思いっきり秋田駅前だったので、一応バイクで来た旨をフロントに伝えてみた。本来は奥の通路に置けるらしいが、今日は一杯になっていた。連泊の旨を伝えると少々面倒なことを言われた。

 ここから歩いて3分くらいの屋内駐車場と提携しているらしいので、そこなら無料で置けるらしい。しかし、夜間だけしか置けないらしく、明日の朝になれば空きが出るはずだから、そこに移動して欲しい。と言われた。

 3分歩くのはまだ良いが、明朝動かさなくてはいけないのはちと面倒だな、と思った。雨が降ってなければ全く問題無いのだが、雨だと辛い。そもそも雨じゃなければ連泊なぞしないのだが。仕方がないので、指示に従っておく。日本なので問題無いだろう、とホテルの目の前に荷物を降ろして、屋内駐車場に駐車した。

 ホテルに戻り、手指消毒してチェックインする。ここでも、また非常に面倒なことを言われた。連泊で予約しているが、プランが違うので部屋移動が発生するとのことだ。荷物は1か所にまとめておいてくれれば移動はしてくれるらしいのが、まだ幸いだが。

 ということは、日中の滞在は出来ないのかな、と思った。まぁ元々折角の旅なので秋田市内を散策はしようかと思ってはいたが、あまりにも大荒れになった場合の避難策が無くなってしまった。まぁ何とかなるだろう。朝食をどうするか聞かれたが、明日はゆっくり出来るが、明後日は早く出発したい。なので、明日だけ朝食付きにしておいた。

 何だかんだしていて遅くなったが、ようやく部屋に入りバイクウェアを脱いでリラックス出来た。まだ夕食を食べていないので、着替えて周辺を探してみる。折角の秋田だから、きりたんぽとか比内地鶏とかを食べてみたいが、ここが良いかなと思って入ったところが満席とのことで諦める。



 もう探すのが面倒になり、近くのラーメン屋「末廣ラーメン本舗」で済ませた。美味しくいただいた。

 部屋に戻ってようやく落ち着く。風呂に入り、明日は天候不順による休養日なので、早く寝る必要も無い。この旅初めての出費管理をした。

 出費管理は合っていたのでまぁ良い。国盗り・ハイドラ巡りのチェックをしていると1つ取りこぼしがあることが判明した。新潟県新発田市の道の駅「加治川」に寄るのを忘れてしまっていた。これは中々ショックだった。

 言い訳にしかならないが、昨日佐渡島から帰って新発田を周った時は、もう暗くなっていたのでチェックが甘くなってしまったのだろう。もう秋田まで来てしまったので、もはや新潟まで戻る気は全くしないし、する余裕も無い。

 このリカバリーをどうしようか模索する。今年制覇を目標にしたのは国盗りのみで、ハイドラは主要CPを出来たらいいな、くらいに思っていた。なので、今年をMustにしなくても良いかな、と妥協するかもしれない。

 今年のどこかで奥只見の方に行かなくてはならないが、そのついでに。と思ったが、奥只見から出てくる所は、同じ新潟県と言えど湯沢の方になるのでそこから新発田は中々の距離なので、それは難しいだろう。

 次の手は、今年飛島へのリベンジをどこかで行かなくてはならないが、その時とかかな。羽田から庄内空港に飛行機で飛んで、レンタカーで行くか。

 最後の手は、北海道行きの新潟便に乗る前に早めに来て、寄り道をしてからフェリーに乗るか。これだと、大体この便に乗る時は徹夜で走って来るので、その元気があるかどうか、が肝になるだろう。帰りに行くのが固いが、恐らく1時間は帰るのが遅くなるのでそれが気掛かりなくらいか。これが一番かもしれないが、出来れば次山形に行く時に寄れるような計画を立てたいものだ。

 やはりこまめなチェックは欠かせない。今回はホテル到着が遅い日が続いたので、疎かになってしまった。流石に全てを頭に入れるのは無理なので、明るい内にチェックを入れているツーリングマップルを確認するようにしたい。

 それはそれで反省してリベンジを誓えば良いが、当面の問題として明日何をするか、だ。チェックアウトギリギリまで居るのは良いので、その後何をするか。

 まず近くで行ってみたい所は、千秋公園・久保田城がすぐ近くなので、ここに行ってみよう。資料館もいくつかあるみたいだ。それを見た後で昼食を取り、また街をプラプラしてみようか。

 更に調べてみると、秋田駅南西に温泉があるようだ。これは時間を潰すには最適だ。15:00に再チェックインするとしても、5時間くらいなら何とかなるだろう。

 肝心の明日の天気予報だが、少し良い方向に変わってきた。雨は相変わらず降るが、暴風雨マークがただの雨マークに変わっていた。雨だけなら傘で何とかなる。

 今日は山形県酒田市沖の飛島に行くつもりだったが、定期船が欠航になってしまった。代わりの案をすぐ立てることが出来たので、まぁ良いだろう。明日の秋田観光を楽しみにして、眠りについた。

宿泊地:秋田県秋田市 ホテルα-1 秋田 10,850円(2泊分1日分朝食付)

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Posted at 2022/03/18 23:21:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記
2021年08月08日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 2日目 新潟県新潟市~佐渡島~新潟県胎内市

■2日目 8/8(日) 天気:晴れ
走行距離:205.7km



 新潟県新潟市のホテルを早朝に出発し、新潟港佐渡汽船ターミナルから、佐渡島両津港行きのフェリーに乗って佐渡島へ上陸。佐渡島の北半分をグルっと周り、日帰りで新潟港へ戻ってきた。



 そこから、新潟県下越地方の国盗り・ハイドラ巡りをして、新潟県胎内市まで走った。

 4:00頃起床。前日22:00前にホテルにチェックインしたのであまり睡眠時間は取れなかったが、割とスッキリ起きれた。仕事だと起きれないが、遊びだと目覚めが良いのは何故だろうか。

 朝シャンを浴びて前日調達した朝食を取る。前日にあらかた出発準備はしていたので、歯磨き洗顔等を済ませて5:00にホテルを出発した。この時、もう1人ライダーが出発準備をしていた。こんなに早く出るということは、もしかしたら新潟港で会うかもしれない。

 早朝で交通量の少ない新潟市街を順調に新潟港へ向かう。新潟市は日本海側最大の都市で、唯一の政令市でもあるので中々の街だ。新潟市自体は北海道へ行くフェリーの出発地なので、毎年のように訪れている。でも大体国道8号から新日本海フェリーターミナルに直行してしまうので、市街はあまり通ることが無いから新鮮だった。

 順調に5:10頃新潟港佐渡汽船フェリーターミナルに到着した。前述の新日本海フェリーターミナルとは別の場所になるが、標識も佐渡航路・北海道航路とちゃんと表記されているので分かりやすい。過去に家族旅行や今は亡きシルビアで、新潟港佐渡汽船フェリーターミナルは使ったことはあったが、いずれも下船で使っただけなのでここから載せるのは初めてだ。

 予約時に発行されたQRコードをスマホで表示して受付。今頃はこのようにQRコードを使える所が多くなってきたので、わざわざ紙を印刷する必要が無いためありがたい。受付を終わらせると、予想通り先ほどホテルで出発準備をしていたライダーが居た。まぁいくらなんでも、こういう事情が無ければ5:00出発とかはしないよな。

 待機場でしばらく待っていると乗船案内が始まったのでフェリーに載せる。2時間程度の船旅なので、飲料とカメラだけ持って客室に向かった。船内は夏休みだというのにあまり混雑しておらず、2等絨毯の角席を確保出来た。



 場所を確保出来たので甲板に出てみた。雲は少し多いものの、朝焼けも見られた。本州の予報はそこまで良くないが、佐渡の予報は良かったので期待したい。



 フェリーは定刻通り新潟港を6:00に出港した。歴史のありそうな建造物を見ながら、フェリーは進む。当然だが北海道航路とは違う光景だ。出発地点が違うので当たり前だが。

 出港を見届けた所で船内に戻り、朝早かったので少し横になる。1時間くらいは寝ただろうか。このフェリーで驚いたのは、全く外海に出ても揺れなかったことだ。確かに風も強くなくて穏やかではあったが、動いているか分からないくらいだったので、もう着いたのかと慌てて外を確認するくらいだった。冬の日本海に耐えなくてはならないので、かなりの技術が注ぎ込まれているのだろうか。



 佐渡島が大きく見えてきたので甲板に出てみた。佐渡島は大佐渡山地と小佐渡山地が南北にあり、ちょうど両津の街があるラインに国中平野が広がっているのが良く分かる。



 姫崎灯台が良く見えた。ここで国盗り「姫崎灯台」の空をGet出来た。

 今回佐渡島に来た理由としてはこの姫崎灯台の国盗りが最大の理由だ。2020年6月に会社の休業を使って佐渡島に来たのだが、まさかの国盗り取りこぼしがあった。姫崎灯台にちゃんと訪れていたのに、当日の確認を怠ってしまい自宅に戻ってから判明した時はショックが大きかった。

 本気で国盗り事務局に、GPS記録を持って何とかならないか、と相談しようかとも思ったが、超々前向きに捉えて佐渡島は素晴らしい島だし、また行く口実にしよう。と考えることにした。

 それが、2021年中に国盗り制覇を目標にしてしまったので、佐渡島に行くしかなくなった。週末有休で3連休で行こうかと思ったが、佐渡汽船の新潟県上越市直江津港からのカーフェリーが無くなってしまったので、新潟港からしかバイクを運べなくなってしまった。上越市と新潟市は同じ新潟県だが、新潟県も大きいため120km強もある。という訳で、3連休で行ったところで弾丸になるのは明白だし、高速料金もかなり掛かってしまうのが見込まれた。

 そのため、新潟県のポイント巡りもたっぷり残っていることだし、夏休みに無理矢理組み込んだという訳だ。恐らく海上で国盗りは出来る情報はあったので、本当に国盗りのためだけならただ往復する。という手もあったが、折角行ったからには少しは楽しみたい。という訳で、朝一の便に乗って夕方帰ってくればそれなりに楽しめるだろう、という思惑で今回計画した。雨とかだったら弾丸にしようかと思っていたが、天気も良さそうなので予定通りに進める。



 話が逸れたが、定番のカモメにかっぱえびせんをあげてる観光客が居たので、便乗して写真を撮る。少し雲はあるが青空も出てるし十分だろう。



 佐渡汽船ときわ丸のエントランス。最近のフェリーはどれもオシャレな作りで船旅を楽しませてくれる。2020年に乗船した直江津航路より、デッキが広いのでゆっくり周ることが出来た。

 そんなことをしていたら、2時間はあっという間に経ち、下船案内アナウンスがあったので車両甲板に降りる。



 バイク置場で係員さんが固定ロープ等を外してくれてる。



 出発準備を整えるが、バイクは先入れ後出しなので大量のクルマの下船を待たなくてはならない。このフェリーは面白い構造をしていた。写真を拡大すると分かるが、普通車をたくさん積めるように、簡易的な2階建てになっている。このままだと大型トラックは出られないよな、と思ってたら2階部分の床が上か下か忘れたが動いて、大型トラックが通れるようになった。

 そんなギミックがあるので、中々下船は待たされた。15分くらい掛かっただろう。ようやく出番になったので、2020年以来1年振りの佐渡島だ。その時のようにゆっくり散策は出来ないが、帰りは16:05両津港発のフェリーなので、7時間弱あるからそれなりには周れるだろう。

 去年訪れた時に、一番良いと思ったのが佐渡島北側だったのでそちらに行ってみよう。その時は時計回りで行ったから、今度は逆回りで進んでみる。

 両津市街を抜けて、県道45号佐渡一周線を内海府を見ながら快適に走る。40分くらい走ったところで、佐渡島最北端周辺に着いた。何故か前回は訪れなかったので、今回は寄ってみよう。

 ここは観光施設があったようだが、残念ながら閉鎖されていた。2009年に訪れた時は、ここで食事をした記録が残っていた。あまり覚えていないが、思い出の地が閉鎖されているのは寂しい限りだ。



 灯台だけは残っている。去年訪れなかった最北端の灯台に訪れることが出来た。



 灯台も撮影。ただ、この灯台はそこまで絵にはならないかな。南西の沢崎鼻灯台は非常に絵になる光景だったが、目玉が無ければ観光施設の閉鎖も仕方がないのかもしれない。

 最北端の弾崎を軽く見て、ツーリング再開。これまた去年も訪れた、すぐ隣の二ツ亀に寄ってみた。



 去年に引き続き、また今回も干潮時じゃなかったみたいなので上からの写真だけで済ませる。去年と違うのは、今回は夏休みなので背景が夏の雲なのと、下の浜にはテントがたくさん張ってあった。と言っても、キャンプと言うより海水浴客がメインのようだ。



 二ツ亀もあっさり立ち去り、今度は大野亀。去年は上まで登ったが、今回は真夏で暑いし時間もあまり無いので、背景の撮影で済ませる。



 暑いが気持ちの良い空が広がっている。



 やはり佐渡は外海府の景色が一番良い気がする。



 夏は緑豊かで空も青くて、暑すぎなければ良い季節だ。

 大野亀の撮影を楽しみ、今度は外海府を見ながら走る。



 途中で崖上の展望の良い所があったから、停まってみた。恐らくツーリングマップルでの、押手岬周辺だと思う。



 海と道の景色が好きな構図。



 海の透明度がとても高い。



 去年も思ったけど、佐渡島は良い島だ。



 ピョコンと出てる岬は、関岬だろうか。

 道端での撮影を楽しみ出発。行きたい所は決めてないので、適当に展望が良い所があったら寄りながら進んでみよう。



 どの辺か全く分からないが、田んぼの背景に日本海と夏空が広がっていた。



 バイクと一緒に撮影。多分、前に詰まったから止まったのかな。去年佐渡島で事故を起こしているし、今年のGWには九州で事故を起こしているので、Passしようとせずに景色が良い所に停まって撮影すれば、気も紛れる。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしよう。どこに行こうかと思ったが、去年も行った相川の店がちょうど良いかな。美味しかったし、カードも使えたし。

 早速向かったが、途中に小川のひまわり畑があり、夏の象徴ひまわりが一面に咲いていた。良いな、と思ったがメシにしよう、と決めてしまったのでスルーしてしまった。後で少し後悔する。一度決めるとそれに向かって一心不乱になる傾向があるので、その辺は柔軟に立ち回りたい。



 11:00過ぎに相川の商店街に到着。去年も訪れた持田家もコロナ禍に負けず営業していた。入って注文しようとすると、LINEで友達登録してくれれば何割か割引してくれるキャンペーンをしている、とのこと。何度も来れる所では無いが、友達登録しておく。



 割引があるなら、とリッチに船盛定食にしてみた。やはり島は魚が美味い。

 お腹も満たしたところでツーリング再開。この辺で、夏対策でメッシュジャケットを着てきたが、正午に近づき暑くなってきた。走れないほどではないが、少し涼しい所に行きたいな。と思った。

 という訳で、これまた去年は訪れなかった佐渡金山にでも行ってみようかと思った。坑道内はきっと涼しいはず。ということで、移動する。去年訪れた北沢浮遊選鉱場跡と佐渡奉行場跡を横目に走る。



 佐渡金山に12:00過ぎに到着。若干雲行きが怪しかったが、メッシュジャケットは少々濡れても走ってれば乾くので、スマホやケーブル類のみトップケースに避難させた。



 入場料を払って佐渡金山に入る。佐渡金山は、主に江戸時代の宗太夫坑と近世の道遊坑の2つがある。12年前に見た時は宗太夫坑の方が面白いと思ったので、今回はそちらだけの入場券にした。個人的な意見だが、道遊坑は近世だけあってトンネルが非常にキレイに掘られている。宗太夫坑は古いだけあって、素掘り感がとてもするのでそちらの方が好きかな。



 予想通り、坑道内はとても涼しかった。少し寒いくらいかもしれない。真夏にこれは大変素晴らしいアトラクションだ。雰囲気の良い坑道を進む。



 金山内はこのように?人形が至る所に置かれていて、一部は動いていたり当時の作業者の声を再現していたりと、中々見応えがある。坑道内は湧水の処理が大変だったようで、これはその排水のための設備のようだ。



 今でこそ、電気が充実しているが当時の灯りのみで4時間もこんな地中に居たら発狂しそうだな。



 やはりこの素掘り感が良い。結構色んな所に人形が置かれていて、こんな所にも?とビックリするような場所にも居るので、行かれた方は色々探してみてください。



 宗太夫坑を楽しみ外に出たら暑い。温度差でレンズが曇ってしまった。佐渡金山は幕府の貴重な財源だったので、直轄領だったから三つ葉葵の紋が至る所にあった。こちらの建物は簡単な資料館になっていた。アリの巣のようになっている坑道図や道具の展示。レプリカの金塊を狭い穴から出せるかチャレンジ、等の催しがあった。



 出口に土産物屋があるのは、観光地ではド定番だ。ソフトクリームがあったので美味しくいただく。金山らしく、金箔入りのソフトだった。金の味は分からなかった。

 佐渡金山を楽しめた。涼しい坑道で体もクールダウンしたところで、これからどこに行こうか悩む。去年の佐渡島では、ほぼ一周は達成したのだが微妙に訪れていない所がある。真野湾の西側、相川~春日崎~台ヶ鼻にかけてだけ走っていない。

 そこに行こうか悩んだが、やはり去年も見た大佐渡スカイラインの展望をまた見てみたい。両方行こうと思えば行けるだろうが、慌ただしくなるのも嫌なので、今回も完全一周は諦めよう。

 そんなことを考えながらツーリング再開。佐渡金山から大佐渡スカイラインを登っていく。標高を稼ぐにつれて段々涼しくなってきた。中々厳しいヘアピンコーナーを駆け上って行くと、視界が開けてきて大変素晴らしい光景を見ながら走る。



 去年も訪れた、大佐渡スカイライン交流センター白雲台に到着。佐渡最高峰の金北山だろうか、自衛隊の設備だろう建物が見えた。



 やはりここからの景色は最高だ。去年の記録には真野湾→両津湾と記したが、今回は変えて両津側から紹介してみる。



 PLフィルターが効きすぎたので、もう少し反射があっても良いのかもしれない。



 夏の雲は、何かワクワクしてしまう。バイクに乗る前は夏が大嫌いだったが、最近は好きになってきた。あまりにも暑いとキツイが、走っている分には大丈夫だ。信号待ちが多発すると、下手すると朦朧としてしまうから注意が必要。



 これを見れただけでも、佐渡島に来た意味があるように思えた。また来ても良いかな、と思うが上越便が無くなったので、狙うならGWくらいかな。

 大佐渡スカイラインの景色を楽しみ、両津側に降りていく。やはり大佐渡スカイラインは東側の方がコンクリ舗装で段差が多いため走りにくい。そちらを下りにするのは少ししんどいかな。なので、大佐渡スカイラインは東側から登ることをオススメする。

 山から国中平野に降りてきた。広大な田園風景だったので、どこかで良い撮影場所が無いか探してみた。



 一面田んぼの背景に、大佐渡山地と夏空を望む農道があったので入ってみた。



 バイクと撮影。



 前来た時も思ったが、9月になれば一面黄金色に輝きそうだ。9月に佐渡に来るのは少し厳しいが。

 そろそろ両津港に近づいていた方が良い時間になった。佐渡広域農道から両津港方面に向かうと、海沿いに出た。もう少し時間があるので、適当に良い所が無いかな?と思っていたら、海沿いの駐車場を見つけた。



 そこは住吉海水浴場だった。海水浴をしている人達が多く居た。ちょうどこれから乗るフェリー、佐渡汽船ときわ丸が入港してきていた。



 入道雲がモクモクと湧き出て、実に夏らしい景色。でも一雨あってもおかしくない色もしているので、少し不安を感じる。



 ときわ丸と大佐渡山地。あの船から下船が終わらないとどうせ入れないので、これから向かえばちょうど良さそうだ。



 さくっと両津港に到着。既に復路の乗船券は発行済なので、特に用は無いが外に居ても暑いので、ターミナルに入ってみた。両津港も中々年季を感じられたが、待合室があったのでそこでしばらく涼む。



 これから乗るフェリーときわ丸。と言っても朝乗ったので同じフェリーだ。



 ひょんなことから2年連続佐渡島に来ることになったが、また来たいな、と思える島だ。また来てと言われたので、また来ないといけないだろう。

 そうこうしてたら案内が始まったので乗船開始。朝と同じような場所に案内された気がする。まだ連休序盤なので、あまり人も多くなかったと思う。場所を確保して、乗船を待っているとフェリーは定刻通り16:05に両津港を出港した。



 しばらくすると佐渡島から離れた。折角渡ったのでもう少し居たかったが、今回の旅で新潟・東北を制覇しなければならないので、致し方ない。引き続きの旅を楽しもう。



 あまり時間が無かったので船内に売っていた、佐渡牛乳のコーヒーを飲む。この手のは甘いが疲れを癒すには甘い物が良いので、美味しくいただいた。

 それからは座敷でゴロゴロしながら、朝も早かったから少しくらい寝ただろうか。帰りのフェリーも海は荒れずに快適そのもの。



 新潟港に近づいてきたところで夕暮れの時間になったので撮影。



 夕暮れに染まった新潟市街が見えてきた。

 これからだが、新潟市北東部・新発田市を少し巡って胎内市まで走る。夏とは言え、もう夕暮れだから流石に真っ暗になることだろう。

 フェリーは定刻通り、18:30頃新潟港佐渡汽船ターミナルに到着した。台数が多くなかったから、あっさり下船できたと思う。

 早速ツーリング再開。国道113号を新潟空港方面に向かう。国盗り「松崎」の空をGetし、新潟空港に向かったが、予想以上に郊外感のある道だった。空港へ至る道は大体立派な道が多いので、これは意外だった。

 空港CP「新潟空港」もGetし、国道7号新新バイパスに向かう。一日市ICからバイパスに入るが、新潟市も中々バイパスが発達している。信号の無い2車線が続いていた。

 国盗り「早通」の空と、道の駅CP・国盗り「豊栄」の空もGetしたが、「太郎代」が取れずに聖籠町に入ってしまった。仕方ないので、途中のICで降りて引き返して何とかGet。

 バイパスのおかげで快適に新発田へ移動して、国盗り「新発田城」をGetした。家に居る時は、夕食は早めに食べるが、出掛けている時はなるべく明るい時間を稼ぎたいので、完全に真っ暗になるまで走ることが多い。

 新発田市街に入ったところで既に真っ暗だったので、そろそろ夕食を食べる。昼食を豪勢にしたので夕食は節約するべく、吉野家で美味しくいただいた。スーパーが隣接していたので、買い出しも済ませておく。付近のGSで給油も済ませておいた。

 お腹も膨れた所でツーリング再開。新発田市街に入っていき、名城CP「新発田城」公共建築CP「蕗谷虹児記念館」をGetし、加治川を渡ったところで国盗り「金塚」「紫雲寺」の空をGetした。

 これでようやく今日のノルマが終わった。とこの時は思い込んだ。こう書いたのはやはり理由があるのだが、それについては翌日の記録にでも記す。ようやく本日の宿「中条グランドホテル」に20:30頃到着した。国盗り「中条」の空もGetしておく。
 
 手指消毒をしてチェックインして、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。早速風呂に入って汗を流してサッパリ出来た。

 明日からの予定を確認すると、日本海側の笹川流れを通ってようやく東北山形県に入る。そこから内陸に入って、月山周辺のポイントを巡り、グルっと回って山形県酒田市に泊まる。明後日は、朝一で山形県酒田市沖の飛島へとんぼ帰りし、鳥海山近辺を周って秋田県秋田市に行くつもりでいた。

 しかし、出発時から気になっていた台風9号が予報通り日本海側に向かってきそうだ。幸い、日本海上で温帯低気圧になりそうだが、その低気圧が明後日10日(火)に山形・秋田に向かってきそうだった。

 そうなると、飛島に向かう定期船が欠航になる可能性が高い。台風ではなくなるが、今日乗った佐渡汽船のフェリーレベルならとにかく、人だけの高速船なので荒天には非常に弱いだろう。

 なので、計画の変更をしてみようかと思う。と言っても選択肢は1つだろう。行きたい飛島へは、山形県酒田市から定期船が出ている。普段は1日1往復だが、繁忙期は1日2便になりAM・PMで運行される。

 明後日温帯低気圧が来るから、明日行くしかない。今は新潟県に居るので、とてもAMに酒田市まで着くのは不可能だろう。となると選択肢は一択で、明日のPMの便に乗るしかないだろう。明日は普通に新潟県胎内市のホテルを出発していけば、山形県酒田市にPM着くのは何とかなるだろう。

 そうなると山形県の内陸が残ってしまうが、それは明後日に回すしかない。温帯低気圧が来るが、現状の天気予報では秋田県は少し悪かったが、山形県内陸部はそこまで悪い予報ではなかった。それだったら、何とか周れるかと考えた。

 明日は山形県酒田市に宿を取っているが、内陸に向かうため少しでも距離を稼いでおきたい。酒田港に飛島から戻って来てから移動するため、鶴岡市辺りの宿の方が便利だろう。探してみたら、鶴岡市のアルファーワンが見つかった。ここは当日18:00までキャンセル料が掛からないので、予定が変わったとしても安心だ。早速予約しておき、酒田市のホテルをキャンセルしておく。

 コロナ禍のためなのか、飛島航路は予約していないと乗れない、とあった。夏休みに入っているので不安だったが、明日PMの往復を確保出来た。これで準備は万全だ。

 そんなことをしていたら、もう寝る時間になった。ホテルなので出費管理をしたいが、今朝も早起きしたしやめておく。今考えると、この時やっておけば良かったが、計画変更にもそれなりにパワーが必要なので仕方ない。

 ここでLINEを見ると、気が向いたら東北へ行くと言ってたA氏が決行することにしたらしい。私の予定は伝えていたので、11日(水)に弘前で落ち合おう。という話になった。

 北海道に行っているM氏も、それに合わせて弘前に行こうか、と言ってくれた。私の計画に依存されてしまうのは申し訳ないが、皆の柔軟な対応に感謝しよう。これで、また後の楽しみが増えた。

 今日は2年連続の佐渡島を楽しめた。天気にも恵まれて、良い景観に恵まれた。明日からは天気予報が悪いが何とか持ってほしい。飛島にとんぼ帰りになるが、2日連続の島を楽しみにしよう。そんなことを考えながら、眠りについた。

宿泊地:新潟県胎内市 中条グランドホテル 5,600円(朝食付)

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2021年夏休み 東北ソロツーリング 番外編
Posted at 2022/03/17 23:07:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記
2021年08月07日 イイね!

2021年夏休み 東北ソロツーリング 1日目 静岡~新潟県新潟市

 島旅カテゴリーを作ってしまったので、あれもこれもと旅行記を作っていたらそこそこ時間が掛かってしまい、ようやく2021年夏休みの記録が完成した。おかげで冬籠りが出来たので、春以降に向けて蓄えがある程度出来たと思う。

 2021年の夏休みは趣向を変えて、例年通りの北海道ではなく東北を周ってきた。今回もレポを頑張ります。

 いつもの如く備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも是非見てってください。



■1日目 8/7(土) 天気:晴れ
走行距離:567.0km

 自宅から、山梨県韮崎・清里、長野県野辺山高原・佐久・菅平・飯山、新潟県上越市安塚区・柏崎等を通り、All下道で新潟県新潟市まで走った。

 待ちに待った夏休みがやってきた。2021年の夏も相変わらずのコロナ渦だが、感染防止策をきっちりやって、密になる場所/感染拡大地域には近寄らないことを心がければ、リスクは減らせると考える。なので当然注意しつつ、2021年の夏休みも出掛けることにした。

 2013年に普通自動二輪免許を取得してから、夏休みはずっと北海道を巡ってきた。2011年GW・2012年夏休みには今は亡きS15シルビアで北海道を巡った。という訳で、2011年~2020年に掛けて10年連続で長期連休の内のどこかで北海道へ行き続けてきたことになる。

 当然このまま継続して夏休みは北海道に行こう、と今年の頭までは考えていた。しかし、GWの旅の記録にも書いたが、ちょっと色々考える所があり、出来るだけ続けていきたいとは思っているが、いつまでも出掛けられる保証は無い。なので、何としても今年中に国盗りの全国制覇を成し遂げたい、と考えるようになっていた。

 残るポイントの主な所は以下の通り。

・東北、新潟下越地方、佐渡島一部
・関東一部
・伊豆諸島/小笠原諸島
・富山一部
・山陰/隠岐
・山陽島嶼部
・四国(主に愛媛南予地域)

 GWに九州。7月に奄美諸島を制覇したが、まだまだ残っている。一応ここ数年は次に訪れる機会のことを考えながら回っているので、残る地域は凡そ一筆書きをしながら回れば達成出来る残し方をしている。

 2021年は40歳になる歳なので、会社からリフレッシュ休暇として1週間の休みが貰える。そのことを含め熟慮した結果、2021年夏休みは北海道に行かないことを決意した。やはり長期休暇が一番効率良く巡られるのだ。

 北海道は2019年に制覇済なので、取り立てて行かねばならない理由は無いし、10年連続という区切りも良いのでまぁ良いか、と言ったところだ。夏休みとリフレッシュ休暇を使えば、何とか制覇出来るのではないだろうか。と考えて、今年の計画を以下のように立てた。

夏休:東北
8月:1日休みを取り小笠原諸島弾丸
9月:富山
10月:北海道、福島・新潟
11月:山陰/隠岐/山陽島嶼部(リフレッシュ休暇)
12月:関東
年末:四国・山陽島嶼部

 かなりの綱渡りだが、ほぼ毎月のようにイベントをぶち込めば、2021年中に制覇出来る見込みが立った。夏休みの北海道は諦めたが、やはり年に1度は行っておきたいので6月にぶち込もうかと思っていたが、立ち回りが悪い上に天気も良くなかったので行けなかった。

 日本海側と北海道を結んでいる新日本海フェリーで、弾丸プランが出来て中々安く行けそうだ。と思っていたら、1週間前までに申し込みをしなければならなかったのを、6日前に気付いた。何で最初から確認しとかなかったのか、と後悔したが後の祭り。その代わりに、何となく志賀草津道路・万座温泉に行ったので、それはそれで楽しかったが。北海道は10月の秋にリベンジをしに行きたい。

 という訳で、色々考えた結果2021年夏休みは東北へ行くことに決めて、東北制覇のため以下のような計画を立てた。

8/07(土) 静岡~新潟県新潟市
8/08(日) 新潟市~佐渡島~新潟県胎内市
8/09(月) 胎内市~山形県月山~山形県酒田市
8/10(火) 酒田市~飛島~秋田県秋田市
8/11(水) 秋田市~男鹿半島~青森県弘前市
8/12(木) 弘前市~十和田湖・八甲田~青森県むつ市
8/13(金) むつ市~下北半島一周~青森県八戸市
8/14(土) 八戸市~本州最東端とどヶ崎~岩手県釜石市
8/15(日) 釜石市~三陸沿岸~高速で一気に静岡
8/16(月) 自宅で休養日

 4月に宮城の奥松島・田代島・金華山を巡ったが、それをしていなかったら更に突貫で回らなければならなかっただろう。その辺りは絶対バイクで巡りたいと思えないところだったので、何となく特典航空券を使って行ったが結果的には正解だった。そこを抜きにしてもギリギリな日程になった。

 2020年に行った佐渡島の旅で、国盗りの取りこぼしをしてしまったのが中々響いているが、正に自分で蒔いた種なので仕方がない。

 宿はGWと同様に、殆どホテルを予約することにした。結構夜まで移動しなければならなかったり、そもそも本州の夏平地でキャンプをするのは暑いため、ホテルの方が良いと考えて出発2か月前には全旅程を予約した。もちろんフレキシブルに行動するため、キャンセル料が発生するのが出来るだけ遅いホテルを選んでいる。

 天候だが、2019年2020年と違って東海地方は異常に早く5月に梅雨入りした。そのお陰もあってか、平年通りに東海も梅雨明けした。台風も2020年の7月は発生0であったが、そんなに発達しない台風がちょこちょこ発生していた。

 しかし、出発直前の週には日本の南海には3つも台風があるという状況になってしまった。

・台風09号:南シナ海で発生。沖縄の北側を東進し、10日(火)頃日本海へ進む予報。
・台風10号:沖縄近郊で発生。太平洋を東進し、8日(日)頃関東へ最も接近する予報。
・台風11号:南鳥島近郊で発生し、そのまま北上していく予想のため日本列島への影響無し

 不幸中の幸いとしては、11号はどうでも良い。9・10号は一番発達しやすいフィリピン近郊での発生ではないため、暴風域にまで発達しない予報になっていた。計画では最初に日本海側へ行く予定だが、台風10号は太平洋よりを進むため、日本海側への影響は少なさそうだ。

 しかし、9号だけは進路が遅く、予報がコロコロ変わって中々読めなかった。そもそも南シナ海で発生した台風は、大体そのまま中国大陸に突入して終わるパターンが多いと思うのだが、何で今回に限って台湾海峡を越えてまで日本へ来るのだろうか。日本海方向に進んでくるかもしれないので、ちょうど日本海側に居るからこれがどうなるか、が旅の行方を占うだろう。

 天気予報は台風の影響もあってか、ひたすら雨マークが並んでいるという過去に例を見ない程の酷さだった。雨マークが無いのは初日のみ。

 これだったらクルマで行こうかな、と一瞬考えた。一番の目的は国盗り・ハイドラCP巡りなので、クルマなら1日5,600kmは平気で走れる。ガーっとひたすら周って、早めに帰ってきてダラダラするのもアリかも、バイクで毎日空模様・レーダーを気にしながら、雨に怯えて走るのもなぁ、とさえ思った。

 でも、やっぱりつまんないよな。バイクで走りたいな。夏だから雨が降るならダーっとゲリラで降って、梅雨みたいに1日中降り続けることは無いんじゃないか、例え降っても凍えることはないだろう、と楽観的に考えることにした。

 最悪いいじゃないか、雨でもバイクの汚れやチェーンメンテのことを考えなければ、意外と雨走行は嫌いではない。もちろん痛いくらいの雨だと辛いが。去年も何度か雨の中出掛けたが、一番の目的である国盗りとかもスマホに防水カバーを掛けてやれば、意外と何とかなる、ということも覚えたし。

 ということでバイクで行くことに決めた。ホテル泊まりなので大量の荷物は必要無いが、やはりロングツーリングなのでトップケースだけの積載では足りない。

 今回の東北は、散策よりも走り回る方の比重が高そうなので、バイクはNinjaで行くことにしようと考えた。セローに使っているシートバッグを積んでいくことにした。これとトップケースで十分な積載量になるだろう。

 次に出発前日の話だが、友人たちのグループLINEで会話をした。

 友人M氏は、今年も北海道に行っている。しかも、コロナの影響で延期していたリフレッシュ休暇をくっつけて、2週間の長期休暇で既に先週から北海道に渡っている。今年の北海道は非常に暑かったようで、中々大変だったらしい。2週間だがずっと北海道に居らずに、折角なので函館から大間に渡って、東北を巡りながら陸路で帰る計画のようだ。

 もう1人の友人A氏は、最近長期休暇でも遠出をあまりしていない。昔と違って、あまり遠くに行く気力が無くなってきた、とか老け込んだことを言っていた。まぁ歳も取れば思考も変わるので、人それぞれだし仕方ない。それが、天気が良ければ東北に行く、行けばどこかで合流しよう、とA氏が言い出した。

 正直な話、こんなに天気予報悪いのだから、無いだろうなと思った。私は確固たる趣旨目的があるから行くしかないが、何となく行こうかなレベルで私が逆の立場だったら絶対東北には行かないであろう。

 友人M氏とは元々どこかで会おうか、という話をしていた。A氏も加わるのであれば調整はまた後で天気を見ながらすれば良いだろう。期待はしないが、それでも少し楽しみが出来たのは喜ばしい。


 前置きが長くなったが、いよいよ夏休みの初日。遠足前症候群が心配されたが、普通に寝ることが出来た。4:30頃起床し、洗濯して朝食を食べて身の回りの支度を整え、前日までに準備していた荷物をバイクに積む。



 バイクに荷物を積んで準備をする。



 さて、この距離がどこまで伸びるだろうか。天気予報が良くないのが残念だが、それならそれでなるようにしかならない。幸い、曇り予報だったが良い天気だったので出発するのにテンションが上がる。いきなりカッパを着てスタートもあり得ると思ったから、晴れてくれるのにこしたことは無い。

 出発は少し遅くなって6:30になってしまった。土曜日だから最寄りのICに入って~ と言いたい所だが、休日割引が無いので下道で向かう。結局コロナ渦の影響で、GWからず~っと休日割引が適用除外になっていた。関係無いからいい加減解除しろや、とよくブチ切れていたが、一周回って最早むしろありがたいかも、と思うようになってきた。

 割引が適用除外だと意地でも高速には乗らない、となるので結果的にはかなり出費が抑えられていた。割引があるとつい乗ってしまうので、これはこれでアリかも、と思うようになってきた。GW明けてから夏休みまでに、バイクで2,500km走っているが、1mmも高速には乗っていない。高速でドンと移動すると、確かに下道だけでは行けない所にも行けるのは確かに良い。そういう意味では、そこまでの遠くには行かずに近場で済ませてしまうので、感染症対策にはなるのかもしれないが、移動するだけでコロナになるなら現状こんな人数じゃ済む訳無いので、やはり意味が無い施策だろう。

 国道1号をひたすら走って、静岡市興津から国道52号に入って北上。山梨県に入ったところで、富士川の対岸にある県道10号に進む。身延駅手前のパーキングで休憩して、引き続き県道を走った。無料である中部横断道 下部温泉早川IC~六郷ICまでは快適に移動。そこからいつも通っている広域農道を通って韮崎の国道20号から141号に入った。

 いつもなら国道141号をそのまま北上するのだが、真夏の時期にこの辺に明るい内に来たのが久しぶりなので、寄り道として明野にでも寄って行こうかと思った。ここは南アルプスを前にひまわり畑が広がっている、中々良い所だ。

 そう決めたところで国道141号から外れ韮崎IC方面に向かい、広域農道に入る。多少交通量はあったものの、信号も無く楽しく走る。そろそろひまわり畑だな、と思ったが私が知っている光景とは様子が違った。



 まず駐車場が閉鎖されていた。そして肝心のひまわり畑はどこかにはあったのかもしれないが、沿線上では殆ど見られなかった。どうしたものかと思ったが、コロナの影響で人を集めないために止めたのだろうか。特に調べなかったので詳細は不明だが、楽しみにしていただけに残念だ。この駐車場のトイレは開放されていたので、用だけ足しておく。

 ひまわり畑が見れずに残念だったが、気を取り直してツーリング再開。交通量の少ない広域農道を快適に走り、国道141号ではなく、県道605号を北上する。結局は清里で国道141号に合流するのだが、少し道は狭いものの交通量が少なくて、よく野辺山方向に向かう時はこの道を使っている。

 楽しく走り、更に北上して長野県に入った。これまでは暑かったが、やはり軽く標高1000mオーバーの地域なだけに、真夏でも快適な温度だった。野辺山高原から、再度国道141号から外れ農道に入る。ツーリングマップルでも「国道より快適」とコメントがあるとおり、交通量の多い国道より楽しくてオススメだ。
 
 八ヶ岳を見ながら快適に走り、野辺山高原別荘地を横目に標高を一気に下る。再々度国道141号に戻りひたすら北上。八千穂高原ICからは無料の中部横断道に入って、上信越道の直前である佐久北ICまで快適に走る。そこからは浅間サンラインを西に走る。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしたい。パッと思いついたのが、道の駅雷電くるみの里があるな、と思ったのでそこで昼食にしよう。




 11:00頃道の駅に到着。トンカツ定食を美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところで一服休憩して、道の駅を出発。浅間サンラインから県道4号で真田までショートカット。国道144号~406号で菅平高原へ登っていく。菅平の避暑地リゾートっぽい雰囲気を走るが、この道は結構ダイナミックなワインディングで登って行き下る。

 須坂市に降りていき、そのまま中野市に入った所でコンビニでコーヒー休憩を取る。一服してから出発。国道292号に入って、国道117号に合流する。しばらく千曲川を見ながら堤防のような道を快適に走って、飯山市で給油をした。

 バイクのお腹を満たしたところで道の駅「野沢温泉」を通り過ぎた。ここは、まだCPになっていないので、またその内行かなければならないが、ここまで来るのは大変だ。

 道の駅を過ぎた所で千曲川を渡り、国道403号に入った。地図の形からかなりの酷道をイメージしていたが、思ってたよりも大したことは無かった。細いのは細いが、バイクなので離合困難という感じも無かったし、対向車も皆無だったので割と快適に走れた。

 峠を越えてようやく新潟県に入った。これまで殆ど通ったことがある所ばかりだったので、ようやくこの旅初めての国盗り「キューピットバレイ」の空をGet出来た。

 山深い景色を見ながら走り、道の駅「雪のふるさとやすづか」に立ち寄る。ここら辺の道の駅は来訪済みだが、ハイドラを始めてからは初めてで久しぶりの来訪だ。ここでソフトクリームを美味しくいただく。

 道の駅を出発して、少し来た道を戻り国道405号に入ってしばらく走り、そこから県道229・13号で国盗り「大島菖蒲」「小海の池」をGetしながら北上する。中々の険道だった気がするが、何とか国道353号に入った。

 柏崎市街に近づいたところで、国道8号を走るより県道の方が良いと思ったから、県道73号を経由して道の駅「西山ふるさと公苑」に立ち寄った。正直この辺は、あまり寄りたい観光地も殆ど無かったから、文章ばっかりだがあしからず。

 道の駅で休憩して出発。県道48号を通って、国道352号に出てようやく日本海を拝むことが出来た。出雲崎町に入ったところで国盗り「出雲崎」の空をGetし、道の駅「越後出雲崎天領の里」を通過する。このまま日本海を見ながら走りたいところだが、国盗り・CP巡りがあるので国道116号に入るため内陸に戻る。

 道の駅「良寛の里わしま」を通過して、国盗り「良寛の里」の空をGet。信濃川分水路を渡って燕市に入り、燕三条駅近くまで行く。全く気が乗らないが道の駅があるので仕方がない。道の駅「燕三条地場産センター」を通過しながら進む。水田が広がっている農園風景を横目に、県道を適当に進んで国盗り「吉田」「分水」の空をGetをしながら道の駅「国上」に立ち寄った。

 この時点で18:00近くになってきた。こんな時間だが、ようやく観光要素が入ってくる。弥彦村にある弥彦山スカイライン上に「弥彦山パノラマタワー」CPがあった。スカイライン上なので、道を通れば難なくGet出来そうなのだが、出来ない理由がある。

 それは、弥彦山スカイラインは二輪車通行禁止だからだ。なので色んな残りCPを調べていく内に、ここをどうやってGetしようかずっと考えていた。

 一番手っ取り早いのはクルマで来ることだ。しかし新潟県は中々遠いため、途中がかなり苦痛になるのが目に見えていた。正直警察に見つからなければ何とかバイクで・・・という選択肢も何度か頭によぎった。しかし、やっぱりやめといた方が良いよね。と思い直していた。しかし、何でこの道は二輪車通行禁止なんだろうか。中々のワインディングなのは地図からすれば明白だが、昔よっぽど事故でも起こしたのだろうか。

 話を戻して、じゃあどうするか。調べていると彌彦神社のある弥彦山麓から、弥彦山頂に向かうロープウェイがあるようだ。これなら何とか行ける!と喜んだが、こういう観光ロープウェイって夕方17:00くらいで終わりの場合が多い。調べてみたらやはり夕方営業終了だった。

 これだったら時間調整をうまくやらないと難しいな、と思ってたら良いイベントが見つかった。どうやら盆休みに限って、夜営業をするらしい。星空ナイトツアーとかいう名称だった気がする。これなら、キャンプをしなければ時間を気にしなくて良いので、是非これを使うべきだろう。

 まずは先に彌彦神社の近くを通って神社CPと国盗り「弥彦」の空をGet。そして、駐車場にバイクを停めてカメラ等だけ持って行く。



 どうやら駐車場からロープウェイ乗り場までそこそこ離れているらしく、送迎のバスがあった。そもそもクルマで近くまで行けるのだから、わざわざ高額なロープウェイを使って登る人なんて居るのかな?と思っていたが、何人か他にも乗客が居た。当然マスクをしてバスで乗り場まで連れていってもらう。往復でロープウェイ料金を支払った。



 これから乗るロープウェイ。うみひこという名称のようだ。



 ここの時点で標高は100mを越えているらしい。ロープウェイは確か20分間隔くらいで動いていたと思う。



 ロープウェイは眺めが良いので好きだ。段々夕暮れも近づいてきて、広大な田園風景が新潟らしい。



 ロープウェイはあっという間に標高634mまで連れてきてくれた。



 早速夕暮れの大パノラマが待っていた。目の前に見えるのは佐渡島だ。



 佐渡島に夕陽が落ちていきそう。



 明日訪れる予定だが、佐渡島は沖縄本島の次に広い島で、独自の文化がある島でもある。



 夕陽に照らされる山並みと日本海の展望が良い。



 少し登ったところから、ロープウェイの山頂駅と新潟の田園風景。



 これがCPにもなっている、パノラマタワーで無事にCPもGet出来た。しかし、盆休み初日の夕暮れ時にこれだけしかクルマが無いのが驚いた。やはり皆さん、自粛しているのだろうか?



 一番高い展望台に登って、夕陽をひたすら眺めていた。



 水平線に雲が多くて夕陽が隠れてしまったのが残念。



 ここからはマジックアワーを楽しむ。夏らしい雲も出ていた。



 先ほどの写真からは、夕陽が照らさなくなったので、また違う光景を見れる。



 明日、目の前の島に行くぞ~っと思うと楽しみ。



 しかし今日の天気予報が悪かったはずだが、若干雲はあるものの天気は凄く良かった。私の晴れ男パワーも強力になってきたのかもしれない。



 素晴らしい夕暮れを満喫できた。

 イベント名通り係員が展望台に居て、星空の解説とかもしてくれて、街方面の夜景も中々良いらしい。しかし、まだ新潟市まで走らないといけないので、これ以上遅くなるのも問題だ。この天気なら十分星も見れる気がするが、後ろ髪を引かれる思いで降りることにした。こんな早い時間に降りるのは私1人だった。

 私1人を載せて、ロープウェイは降りていき、バスで駐車場まで送ってもらう。バイクに戻って出発準備をし、19:00頃彌彦神社を出発。まだ微妙に明るいので流石真夏は助かる。

 真っ直ぐ新潟市に向かいたいところだが、まだ巡るところがあるので寄っていく。県道55号で日本海沿岸に出て、サーキットCP「日本海間瀬サーキット」をGet。再度内陸の国道116号に戻り、国盗り「巻」の空もGetする。そろそろ良い時間になったので食事が出来るところを探す。



 国道沿いにラーメン屋「麺工房むげん」に寄って夕食。中々美味しいラーメンだった。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。しばらく走ると国道116号は新潟西バイパス自動車専用道になるから、快適に走って国道8号と合流。そこから、もう少しだけ寄り道。国道49号に入って江南区の国盗り「横越」の空をGet。ここら辺は高規格道路だから快適だった。

 少し江南区を彷徨ってしまったが、給油を済ませて再度新潟市街に向かった。本当の最後に、サッカー場CP「ビッグスワンスタジアム」に立ち寄って、これでサッカー場CPを制覇出来た。

 これでようやく今日のノルマが終わった。明日も早朝出発予定なので、コンビニで買い出しをして、ようやく本日の宿「ホテルα-1新潟」に21:40頃到着した。
 
 手指消毒をしてチェックイン。ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。早速風呂に入って汗を流してサッパリ出来た。ホテルなので出費管理をしたいが、明日も朝早いのでやめておく。

 明日は、朝6:00に新潟港発佐渡島両津港行きのフェリーに乗る。ホテルから新潟港は10分くらいだろうから、5:00には出ないといけないだろう。睡眠時間があまり取れないが、フェリーなので少しくらい仮眠出来るだろうか。

 初日に新潟までAll下道で560kmは、中々ハードだった。初日だから疲れが溜まってないから何とかなった。明日も早いので、これはホテルではないと無理だろう。明日の天気は、本州はあまり良くなかったが、佐渡だけ中々良さそうだった。本当に私に晴れ男パワーが付いたのだろうか?そんなことを思いながら、眠りについた。

宿泊地:新潟県新潟市 ホテルα-1新潟 4,000円

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2021年夏休み 東北ソロツーリング 番外編
Posted at 2022/03/16 22:30:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2021 | 日記

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