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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年08月17日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 10日目 洞爺湖町~小樽港


■10日目 8/17(月) 天気:晴れ
走行距離:224.0km

 洞爺湖町から羊蹄山の南側を西進し、ニセコ町へ向かった。そこからニセコパノラマラインを走って岩内町へ抜けて、積丹半島を一周し小樽港まで走った。

 6:00頃に起床。テントから出ると良い天気だった。最終日はキャンプ道具の片づけ等をしたいため、晴れていてくれると非常にありがたい。



 昨日飲んだサッポロクラシックを撮りたかったので撮影。ここはオートキャンプ場なのでゴミも捨てられるからありがたい。

 洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。食後に後片付けを済ませ、食後の一服を楽しんだりした。

 落ち着いた所で、キャンプ道具の片付けを始める。これは人によると思うが、清掃等は帰ってからすれば良い、という人も居るが私の場合帰ってすぐ仕事なので、その作業が次の週末になってしまう。

 別に構わないのだろうが、何となくそこまで放置するのが気になるので最終日にやってしまおう、というのが私の考えだ。後は、帰ってキャンプ道具を収納ボックスに放り込むのだが、そこから再度出してお店を広げるのが嫌だ、というのもある。

 という訳で、一週間強使い倒したガスコンロをウェットティッシュでキレイにする。と言っても、念入りにするのはガスコンロくらいで後はテーブル類を拭く程度だ。テーブルやイスの足は土に埋まったりするのでキレイにしたいところだが、水を使う方が効率的なので、こればっかりは帰ってからやっている。

 片づけを済ませて、もうキャンプはしないのでシートバッグに詰められるだけ詰めていく。いつもは、テントは防水バッグに入れるので後から片付けて良いのだが、最終日だけは重量物を下にするべく最初に片付けないと次に進めないので大変だ。

 まずは、昨日入手した一番単位体積辺り重いだろうサッポロクラシック土産を、ビニール袋に入れてシートバッグに詰める。その隙間にテントを入れて、後は多少濡れても構わないものを放り込んで行く。天気予報を見る限りでは、今日の北海道。明日の本州いずれも雨マークは付いていなかったのであまり心配は無いだろう。

 整理も出来たところで、バイクにバッグを固定していく。このキャンプ場は乗入出来たのでとても楽だ。順調に進んだので、最終日にしては早く出発出来そうだ。

 昨日お酒を一緒に飲んだ、札幌のライダーさんは先に出発していった。挨拶を交わしたのは言うまでもない。私も遅れまいと、8:30にグリーンステイ洞爺湖を出発した。

 まずは、国道230号に出て留寿都方面へ向かう。この辺は交通量は若干多いが、流石北海道のペースで流れているので快適だ。札幌にほど近いものの、雄大な景色を見ることが出来て、意外とこの洞爺湖周辺は好きだ。

 留寿都から羊蹄山南部を走るべく、道道66号へ向かった。羊蹄山は残念ながら雲が多くてあまり見られなかった。



 真狩村に入った所で景色が良い所があったから、停まってみた。



 羊蹄山はこんな感じで若干山頂らしきものが見える程度だった。



 北海道らしい風景と花が華やかな景色を作ってくれる。



 バイクと羊蹄山を撮ろうと思うと、電線がどうしても入ってしまったのが残念。一服休憩も済ませて出発する。



 今度は真狩村中心部に羊蹄山へ向かって真っ直ぐ伸びる道路があったので、思わず撮影。



 本当にキレイに山頂へ向かって道路が伸びているみたいだ。あの雲が無かったら、ハッキリ見えてそうなので非常に残念だ。

 こんなことをしながら、走り続けてニセコ町の国道5号に合流した。そのまま国道5号を横切りニセコパノラマラインに入っていく。山の方は雲が掛かっているから、もしかしたら完全な晴れとはいかないかもしれない。

 段々標高を稼いでいくと、見晴らしが良くなり景色が良くなってきた。しかし、このニセコパノラマライン。確かにキレイなのだが、ここで写真を撮りたい!と思わせてくれる、私の中でのベストポジション。というのが無い。今回で恐らく3回目くらいなのだが、結局写真を撮らずに景色を楽しみながら走るだけになってしまっている。

 これは何でだろうか?といつも後から考えるのだが妙案が浮かばない。今回こそどこかに寄るぞ!とは決めていた。1つは、折角今回トレッキングシューズで来ているので神仙沼に行ってみようかと思っていた。

 途中までは良い景色だったが、麓から見た時に懸念したように、段々霧が掛かってしまった。沼だから霧があっても幻想的かも?と思い、予定通り進める。



 神仙沼の入口に到着した。確か環境協力金100円をお願い、とあった。強制では無さそうだが入れておこう。



 こんな感じの木道を歩いていく。標高が高いだけあって涼しいから気持ち良く歩く。



 予想通り霧の風景だったが、これはこれで悪くない



 20分くらい歩いただろうか。神仙沼に到着。



 中々神妙な名前が付けられているが、その命名の由来だそうだ。残念ながらこの天気では、湖面に映る逆さアカエゾ松は見れそうにない。



 それでも気温が低いので、歩き回るには良い環境だ。神仙沼を楽しんで、駐車場に戻ってきた。次来る機会があったら、今度は晴れているところを見てみたいな。

 神仙沼を出発して、岩内側の景色を見下ろしながら降りてきた。ここからは国道229号で積丹半島をグルっと回る。泊村や神恵内村を通りながら、日本海側を気持ちよく走る。



 積丹町で神威岬を国道から見れる所があったので停まってみた。



 バイクも一緒に撮影。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしよう。積丹と言えばウニが有名だ。折角なので少しお高いがウニ丼を食べたい。

 有名な、みさきという店に行ってみたが待ちが店の外まで並んでいたので、他に探してみた。



 Google先生に聞いてみたところ、新生という店に着いた。中に入ってみたが、少しお高級なお店だったようで、相場より高いように感じられた。



 入ってしまったから仕方ないので、ウニの二色丼にしてみた。美味しかったが、この値段だったら全部ウニ丼を食べられた気がするので、少しもったいないと思ってしまった。
 
 それでもお腹を満たしたところで、食堂を出発。まだ時間もあることだし、少し戻る方向になるが、神威岬に行ってみよう。神威岬は結構遊歩道を歩くことになるのは知っているが、折角天気も良いし時間もあるので久しぶりに神威岬先端まで歩くのも良いだろう。



 バイクを駐車場に停めて、神威岬遊歩道の入口にやってきた。今は当然そんなことは無いが、かつて神威岬は女人禁制の地だったようだ。



 こんな感じの見晴らしの良い遊歩道を歩く。結構アップダウンがあるので少し息が切れる。片道20分近く掛かるが、景色は良いので歩く価値はある。腹ごなしの運動にはちょうど良い。



 念仏トンネルの案内。昔は当然今の様にクルマも無ければ、整備された道も無いので積丹半島は交通の難所だったようだ。なのでこのトンネルを抜ける時には、無事を祈って念仏を唱えながら越えていたため、このような名前が付けられたらしい。



 遠目で見るとただの空洞にしか見えないが、向こう側まで繋がっているのだろう。



 積丹ブルーと言われる海の色がとても青くて素晴らしい景色だ。



 遠浅の沖縄の海の青さには敵わないが、北海道の中でも有数の海のキレイさだと私も思う。



 撮影を楽しみながら、神威岬灯台先端まで到着。



 先端にそびえる灯台が絵になる。



 更に先端よりから撮影。



 先端から見える神威岩。こう見ると大したことないが、恐らく真下から見上げるととても高くて圧倒されそうな気がする。日本海の荒波に少しずつ浸食されて、今の形になっているのだろう。



 今度は反対側に歩いて行くのでそちらの景色も険しくて雄大だ。



 しかし、よくこんな所に遊歩道を整備してくれたものだ。



 楽しく歩いて駐車場まで戻ってきた。

 時間はまだ13:30頃だったので、今から小樽港に直行すると少し早そうだ。何かあるかな?って思ったところ、余市のニッカウヰスキーで工場見学が出来た気がするので、そちらにでも行ってみようかと思った。

 引き続き国道229号を走って余市町に着いた。ニッカウヰスキーは分かりやすい所だったので行ってみたが、入口に工場見学は完全予約制、と記載があった。恐らくコロナ禍なので人数制限をしているのかもしれない。当然予約等していないし、意外と余市まで来るのに時間が掛かったので今回は諦める。

 仕方ないので、余市町からはフルーツ街道を走って余市市街をPassし、小樽に入った。小樽からは国道5号に入って、2019年と同じスタンドでガソリンを入れて、セコマで買い出しをしておいた。



 そして15:30頃小樽港に到着してしまった。既にたくさんのバイクが乗船を待っていた・・・ と去年まではなるはずだが、思いのほか少なかった。やはり今年は例年と様子が違う。

まずは行きと同様に、受付で検温してツーリストSのカードキーを貰う。そしてバイクを待機場に移動した。

 しかし、この乗船を待つ時間というのは何とも言えない気持ちになる。甲板から離れ行く北海道を見送るのとはまた違う感情だ。



 ここまでの走行距離は約3,000kmだった。静岡~新潟港まで500kmなので、道内は2,500km走ったということだ。帯広のプチオフ日があった割には例年同等くらい走っただろう。



 しばらく待つと、バイク搬入が始まったので船内に入る。この新潟便は早めに来た人は、車両甲板の端。残りはバイク専用ぽい駐車ブースに案内されるのだが、例年だとピークをズラしてもここが一杯になるのだが、今年はこれだけだった。

 今回も予約した部屋は個室のツーリストSなので、荷物は適当に散乱出来るからありがたい。とりあえず汗を流すべく風呂に行った。出港しないと露天風呂を開放しないのを知っていたが、露天風呂はまた入ることにする。汗を流してサッパリ。着替えてしばらく待つと、フェリーは小樽港を出港した。



 さらば北海道!またバイクでは来年来るからな!!と誓う。



 カモメがたくさん飛んでいたので撮影。



 係員さん達も手を振って見送ってくれている。



 いつものことだが、出発は期待と不安が入り混じるが、帰宅は終わってしまう寂しさしか無い。離れ行く北海道を見つめていた。北海道から灼熱の本州に戻るこの瞬間は、寂しさを感じると共に楽しかった旅を思い出す。

・友人とフェリーを楽しく過ごし、晴れた小樽港から友人と別れ、日本海オロロンラインをひたすら北上し、素晴らしい道道106号と宗谷丘陵を満喫した1日目。
・曇りの中、いつものコースになりつつある、浜頓別町から女満別湖畔まで走って、携帯故障の対応に追われた2日目。
・女満別湖畔から屈斜路湖の峠を制覇して、摩周湖を見た。その後AMに多和平にテントを張る、という暴挙をして釧路湿原を巡って多和平に戻り、夕暮れ・星空を満喫した3日目。
・多和平にテントを張りっぱなしにし、快晴の知床峠と知床五湖を巡って、裏摩周展望台・開陽台に寄って、友人と多和平で合流をした4日目。
・携帯問題が解決したはずだが、初期故障と度重なる不具合再現性の悪さに翻弄されたが、気を取り直して霧多布で知り合いと再会した5日目。
・携帯問題を解決するのを諦めて、釧路で勝手丼を食べて、雨に備えて便利なキャンプ場であるナウマン公園に移動した6日目。
・雨は早めに上がったので、バイクの整備をしつつ友人と帯広で再会して、バイク旅とは思えない動物園や競馬場を楽しんだ7日目。
・天気はそこまで悪くなかったものの、襟裳岬をすっ飛ばしてしまったことを後悔しつつ、洞爺湖畔まで走り夕暮れを眺めつつ、一期一会の出会いを楽しんだ8日目。
・羊蹄山、ニセコ、積丹半島神威岬を満喫しつつ、小樽港に戻ってきた9日目。

2013年は、青空がホントに見られなかったが、初めての夏北海道だったので新鮮だった。
2014年は、初日~2日目の台風後は殆どピーカン照りで空気の霞も無く、良いツーリングだった。
2015年は、別海で大雨が降ったが、知床峠・道東・900草原等で晴れも見られた。
2016年は、北海道に台風が3つも来襲したので道東に行くことが出来なかったが、道北はまぁまぁで利尻礼文も訪れた。
2017年は、中々の当たり年でカッパは初日だけ。3日目以降は毎日晴れ間が見れて、最高のツーリングだった。
2018年は、前年同様寒い年で、天気自体もそこまで良くは無かったが、初めて友人とキャンプ場の合流があって新鮮だった。
2019年は、かなり暑かったが、雨の走行は0で初めてノーカッパでやり過ごすことが出来て、史上最高の当たり年だった。島も3つ行って北海道完全制覇出来た。

 2020年は、出発当初の天気予報は悪かったものの、蓋を開けてみればまぁまぁの天候に恵まれ、北海道内でカッパを着なかった。しかし、知床近辺では非常に暑かったので大変だった。それでも夜は涼しかったので問題無いのだが。雨が降ったのも、女満別湖畔の夜とナウマン公園1日目の夜だけだった。

 今年は本当に行かなければならない所は無くなったのだが、終わってみればいつもと殆ど立ち回りは変わらなかった気がする。それでも、多和平とナウマン公園に連泊したので、少し身軽で動けたのは良かったのかもしれない。

 また天気が悪い時には、趣を変えて動物園に行ったり競馬場に行ったのも、これはこれで新鮮だった。北海道は歴史が浅いのもあり、博物館とかも私の好みに合うものが少ないのだが、今後は天気次第ではこのような所を増やすのも良いだろう。

 という訳で、やはり夏の北海道は最高だ。それもあるが、夏に北海道以外をキャンプツーリングするのは中々厳しいので、やはり来年も継続していきたいと強く思った。



 そんなことを考えていたら、フェリーは大分北海道から離れていた。出港を見届けたところでセコマで購入した夕食を食べる。18:00までならジンギスカンのテーブルが使えるので、そちらでゆっくり食べた。

 後片付けをすると、今日はちょっと雲が多いので夕焼けを見ることは出来なかったのが残念。

 真っ暗になる前に露天風呂に入りたかったので、撮影も程々に風呂に入る。今年はコロナ対策でサウナが閉鎖されていたのが残念だ。個人的にはしゃべりさえしなければ関係無い気もするのだが、仕方がない。

 風呂上りにジュースを飲んで、PC作業をする。新日本海フェリーの新潟便は、パブリックスペースにPC作業出来る所が無いので部屋で作業して、出費管理をする。

 次に写真の選別を始めた。かなり天候に恵まれて、撮影枚数も多く時間は掛かってしまった。微妙な所はPCで見るとして、明らかな露出ミスや水平が出ていない物は削除しておく。全部は終わらなかったので、翌日またすることにしよう。

 天気予報を見ると、翌日の本州は全体的に晴れようだ。それは良いのだが、長野~山梨の気温がかなり高くなっていた。これは中々厳しいかもしれない。幸い、時間を最優先して殆ど下道は走らないから、基本ずっと走っているのでまだマシだとは思うが。

 そんなことをしていたら良い時間になって眠たくなってきたので、22:30頃に寝ることにする。長かったキャンプ生活も終わり、通常稼働に体を戻さなくてはならない。


宿泊地:フェリー内
温泉:フェリー内


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Posted at 2021/09/01 22:59:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2020 | 日記
2020年08月16日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 9日目 幕別町~洞爺湖町


■9日目 8/16(日) 天気:曇り後晴れ
走行距離:380.0km

 幕別町から襟裳岬を周り、サラブレッドロードをひたすら北上する。苫小牧から支笏湖方面に向かい、洞爺湖町まで走った。

 6:00頃に起床。テントから出ると曇ってはいたが、雨は降りそうになかった。折角ならピーカンが良いのは当然だが、降ってないだけありがたい。

 洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。食後に後片付けを済ませる。昨日と同様に、道の駅まで向かって用を足す。

 2日間お世話になった、ナウマン公園キャンプ場に感謝しつつ撤収を始めた。タープまで張っているので少し大変だが、こなしていく。ここで大阪から来たライダーさんと軽く話した。彼は、もう6日くらいずっとここにいるらしい。

 確かに、ここは無料で温泉・セコマも近くでロケーションもまぁまぁ良く、沈没するには悪くない所だ。グルメの宝庫の帯広も近い。ただ、個人的にはどうせ沈没するなら、もっと景色の良い所が良いな。例えば、女満別湖畔とかだろうか。300円掛かってしまうが、しれたものだ。

 そんなことを思いながら、撤収も完了しバイクに荷物を積む。順調にこなせたので、8:30にナウマン公園キャンプ場を出発した。

 国道236号を南下し、広尾町に入る。国道336号の分岐点に来た所で少し迷う。晴れていれば確実に襟裳岬方面に向かう所だが、微妙な感じだった。国道236号は楽しくはないが、時間は断然掛からない。まぁ国道336号別名黄金道路もトンネルばっかりで、楽しいとは言い難い所もあるが、国道236号よりはマシだろう。

 結局時間に追われている訳でも無いし、僅かな可能性を信じて黄金道路を進み、襟裳岬に向かうことにした。広尾の街を通過すると、黄金を敷き詰める程費用が掛かったと言われる、黄金道路に入った。

 相変わらず長大なトンネルが続く道だが、時折海沿いを走るのでその間は気分が良い。順調に走っていくと、望洋台が見えた。ここは何度も停まろうと思いつつ、何度もスルーしてきた所だ。

 理由としては、大体襟裳岬は北海道上陸初日に通ることが多いため、西側からのアクセスとなる。そうなると望洋台が右側に位置するので、少し寄るのが面倒だからだ。

 今日は、東側からのアクセスなので寄るには障害は無い。ところが、軽装なので恐らく地元のマスツー組だろうか、集団という程でも無いが4台くらいバイクが居たので、その集団に見られるのも微妙だったのでスルーしてしまった。

 何でこんなことを気にしてしまったのか未だに謎だが、その時はそう思ったのだ。後の言い訳をするなら天気が良くはなかったからだろうか。どっちにしろスルーしてしまったのは仕方がないので、次に襟裳岬周辺に来る機会があるなら、今度こそ寄りたい。

 そんなことがありながら、襟裳岬の入口に来た。結局天気は回復しなかった。だったら良いか、と思い襟裳岬には寄らずにそのまま国道を走った。

 すると、東側は確かに悪かったのだが、恐らく日高山脈の一番の根元を越えた所で、晴れてきた。これは行けば良かったのだろうか、と思いはしたが再度えりも町側から襟裳岬方面に戻る気力が湧かなかったので、そのまま国道を走り続けてしまった。

 この日は何か、気が乗らなかったみたいだ。何でなのか、本当に理由は良く分からない。とりあえずえりも町のコンビニに寄って休憩してみた。

 気を取り直してコンビニを出発。浦河町で国道235号と合流して、多少交通量はあったが海沿いの牧草地を見ながら天気も良くて爽快に走る。

 天気も良いのにあまりにもどこにも寄っていないため、これではいけないと思った。なのでお気に入りの新冠町のサラブレッドロード駐車公園にでも行ってみよう。



 サラブレッドロード駐車公園に到着。



 ここから見る牧場はお気に入りだ。緑の芝生が一杯に広がっている。



 北海道では珍しい、夏空を背景に撮影。

 これで少しは写真も撮れた。気分も良くなり、サラブレッドロード駐車公園を出発する。

 そろそろ良い時間になってきたので昼食を考える。何となくラーメンが食べたくなったが、北海道出身の同僚に苫小牧でオススメのラーメン屋をLINEで聞いてみた。速攻で返事が返ってきた。いくつか候補を挙げられたが、こってり味噌らしい店にしてみた。同僚にはお礼の返事をしておく。

 門別の日高厚賀ICから日高道に入って、無料区間を有効に使う。沼ノ端西ICで降りて、苫小牧市街に入った。



 その後はGoogle先生に連れてきてもらい、縄文に到着。



 見た目通り、確かにこってりの味噌ラーメンだった。しかし、うまく言葉では表せられないが、ほんの少しだけ思ってたのと違っていた。まぁ美味しいのは美味しいが、ちょっと私が求めている味噌ラーメンとは離れているように感じた。

 それでもお腹を満たしたところで、苫小牧のラーメン屋を出発。時間はまだ13:00過ぎだったので、これだったら支笏湖畔でテントを張ってからでも十分温泉に間に合いそうだ。支笏湖畔に行くことにしよう。

 となると、支笏湖畔ではまともな買い出しは出来ないだろうから、苫小牧のセコマに寄って食材を調達しておく。恒例だが、今日は北海道最後の夜なので贅沢に牛カルビを購入する。ビールはまだ早いし、それくらいなら支笏湖畔でも入手出来そうなので後でも良いだろう。

 買い出しを済ませて国道276号に入って支笏湖畔へ向かった。天気も良い中順調に進み、国道453号に入って、支笏湖モラップキャンプ場に到着した。

 到着した瞬間、我が目を疑った。何とそれこそ湖畔一杯に、足の踏み場も無いほどファミキャンテントが張り巡らされていた。

 今日は日曜だし、16日で盆休みも終わりのはずだがどうなっているのだろうか?今年は休みがズレているのだろうか。冷静に考えてみると、恐らくだが殆どがデイキャンプな気がする。

 しかし、空くのを待っていると温泉に入れなくなってしまうので、結局支笏湖畔でのキャンプを諦めることにした。幸い、今日は殆ど観光地に寄っていないので時間も十分ある。支笏湖畔でキャンプをしようと思うと、いつなら出来るのだろうか。

 そんなことを思いながら、支笏湖畔を出発する。国道453号を走り続けて、道の駅「フォレスト276大滝」で休憩する。一服休憩だけして出発し、ようやく壮瞥町の洞爺湖畔に出た。雄大な中島を眺めつつ、15:30頃に目的のグリーンステイ洞爺湖に到着した。

 早速管理棟で受付をする。支笏湖畔の惨状を見た後なので洞爺湖も心配だったが、そこまで混雑していなさそうで何よりだ。普通に受付してくれた。

 ここはオートキャンプ場なので設備は十分だ。本来はバイクサイトもあるみたいだが、空きが多かったのだろう、普通に区画サイトを割り当ててくれた。バイク乗入も出来るし、荷運びの手間が全く無いので非常に楽だ。早速テントを張る。



 洞爺湖町グリーンステイ洞爺湖をキャンプ地とする!長いこと北海道を周っているが、洞爺湖に泊まるのは初めてだ。当然、このキャンプ場も初めてとなる。今までのキャンプ場は全て宿泊経験のある所だったが、1個は初めてのキャンプ場に行きたいと思っているので、最終日にしてようやく達成できた。

 立派な炊事棟もあるし、使用していないがシャワーもあるし、コインランドリーも完備されていて設備も良い。バイクの横にテントが張れるのも素晴らしい。

 白樺の木立があって雰囲気も非常に良いのだが、惜しむらくは洞爺湖畔なのにサイトから湖が見えないことだろう。それでも、ちょっと走ればすぐ洞爺湖は見れるし、洞爺湖温泉もあるから色んな面でも上位に入るキャンプ場だと思う。ピーク時にどうなるか分からないが、バイクサイトもあるのでその辺は大丈夫な気がする。



 私も含めてバイク乗りは3組居た。お隣さんは、札幌の地元ライダーさんだった。この人は結構気さくな人で、ちょこちょこ話をした。



 テントも張り終わった所で、少しキャンプ場内の散策をする。盆の時期だがアジサイが咲いていて、目を和ませてくれた。



 少しサイトの下側にバイクサイトがあった。ここから乗入が出来るのだろう。

 テントに戻ってきたが、今日は天気も良いので洞爺湖畔の夕暮れを是非見たい。なので、早めに夕食の準備をした。

 いつものように米を炊いて、最後の炊飯も上手くいった。そして肉を焼いていると、お隣の札幌のライダーさんが野菜は無いのか?と聞いてきた。一応体のことを考えて、カット野菜はほぼ毎食食べるようにしているが、焼肉には野菜も無いと、とお裾分けしてくれた。感謝の言葉を述べて、タマネギとかも焼いて美味しくいただいた。

 後片付けをして食後の一服をしながらしばらく寛いでいると、夕暮れが始まりそうになった。確か、洞爺湖一周は40kmくらいだった気がするので、ゆっくり周って1時間と言ったところだろう。今から出ればちょうど良いと思い、洞爺湖一周するべく18:00頃キャンプ場を出発した。

 途中に泊まりたかった、小公園・曙公園があったがバリケードテープまで巻かれて、完全にお呼びでない感じだった。確か、2021年を持ってコロナに関係なくこのキャンプ場は閉鎖された、という情報を見た記憶がある。是非とも泊まってみたかったが、こればっかりはどうにも出来ないので、何度か来ている時に寄っておけば良かった、と思わざるをえなかった。

 そんなことを思いながら走っていると、段々湖面が赤味を帯びた素晴らしい光景になってきた。どこか、バイクを安全に停められる場所を探していたが意外と見つからず、結局南岸の方まで来てしまった。



 ようやく路肩が広い所が見つかったので撮影開始。



 少し間に合わず、夕日は山の向こうに落ちてしまった。それでも素晴らしい夕暮れの光景を見ることが出来た。



 バイクも一緒に撮影。もうちょっと違う光景が無いか進んでみる。



 今度は羊蹄山が見えるポジションがあったので、洞爺湖中島と一緒に撮影。



 洞爺湖温泉街にほど近いが、素晴らしい景色。



 もちろんバイクも撮影。



 羊蹄山を背景に撮影。洞爺湖畔の夕暮れを満喫出来た。温泉に行くことにしよう。



 いくつかあるようだが、今回利用したのは「北海ホテル」の日帰り温泉だ。しっかり温まり疲れを癒す。

 温泉から出て、少し温泉街方向に戻ってセコマに寄る。最後の夜だし、ビールを1本買うことにした。もちろん、サッポロクラシックだ。加えて、会社の同僚への土産にも、クラシックの6缶パックを2つ購入。今なら荷物も少ないし、明日シートバッグに詰め込む作業をどうせするので効率的だ。

 20:00頃キャンプ場に戻ってくると、札幌のライダーさんはまだチビチビやっている感じだった。野菜も貰ったし、北海道最後の夜だし一緒に飲みませんか?と誘ってみたら、快くOKしてくれた。ソーシャルディスタンスはきちんと確保するのは言うまでも無い。

 このライダーさん、ビッグスクーターに乗っているのだが、歩き方がすこしぎこちなかった。どうやら、バイクでなのか仕事上なのか忘れてしまったが、半身マヒのような感じで少し不自由のようだった。昔はギア付きに乗っていたが、こうなってからは専らスクーターでバイクを楽しんでいるらしい。

 やっぱりバイクは楽しいからね。私も、四肢が動く限りはバイクに乗り続けていきたいな、と今となっては思っている。自分でも驚きだが、ここまでバイクにハマるとは思わなかったな。

 今年はやっぱり道外ライダーは全然見ないと言っていた。確かに、ピースをくれるライダーもちょこちょこ居たが、キャンプ場とかでもやはり少ないかとは感じていた。コロナ禍の中なので、多少は仕方ないだろう。

 そんなたわいもない話をしながら、私もクラシックを1本空ける。とても美味しいお酒を飲むことが出来た。そろそろ、ということで21:00くらいに解散することにした。少し時間がありそうなので、キャンプ場の夜景を撮影することにした。



 白樺林がライトアップされたようで、雰囲気はとても良い。



 私のテントとカバーをかぶせたバイク。



 洞爺湖サミットが開かれた際に、各国首脳が滞在したらしいホテル。高台にあって、大変お高そうなホテルだ。一生行くことは無いだろうな。

 夜景の撮影を楽しみ明日の予定を考える。もう洞爺湖まで来ているので、後は小樽港に最低16:00までに着けば良いので、明日はゆっくり出来る。

 洞爺湖町から小樽だと、定番ルートは羊蹄山を横目に見つつ、ニセコを通って積丹半島をグルっと回るルートだろうか。これで途中のスポットを巡りつつ行けばちょうど良いだろう。

 天気予報も良かったので、天気が良いことを祈って寝ることにする。


宿泊地:北海道洞爺湖町 グリーンステイ洞爺湖 800円
温泉:洞爺湖温泉北海ホテル 500円


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Posted at 2021/08/31 23:30:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2020 | 日記
2020年08月15日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 8日目 幕別町~帯広~幕別町


■8日目 8/15(土) 天気:雨後曇り
走行距離:130.8km

 幕別町から帯広で、オイル交換・豚丼・六花亭・動物園・ばんえい競馬を楽しみ、幕別町まで戻ってきた。



 6:00頃に起床。テントから出ると雨はまだ降り続いていたが、そこまで強くは無かった。

 洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。食後に後片付けを済ませる。キャンプ場のトイレよりは歩くことになるが、道の駅まで向かって用を足した。キャンプ生活をしていると、中々ウォシュレットが無いので非常に快適だ。



 テントに戻ってきて雨雲レーダーを確認した。これより西側には雨雲の発生は無さそうなので、何とか出発出来そうだ。しかし、天気予報の精度がかなり向上してきているので非常に助かる。

 このレーダーを見たしばらく後でLINEでやり取りすると、M氏は雨は降ってない。と言い出した。いやいや、ガッツリレーダー掛かってるんですけど、と突っ込んだところ、やっぱり降ってたとか言い出した。これだから、快適なホテル暮らしをしている人は緊張感が無い、なんて笑い話をした。

 しばらくゆっくりしていると雨が止んだ。出来るだけ路面は乾いた状態で走りたいので、止んだ後1時間くらい待つのが望ましい。9:30頃なら出発出来そうだ。

 M氏はチェックアウトが11:00らしいので、それまでゆっくりしたい、とのことだった。昨日立てたプランを実行すると、帯広までは1時間程度と言ったところなので、私も寄り道している時間は無さそうだ。

 雨が止んで1時間経ったので、9:30にキャンプ場を出発した。撤収が無い割には出発が遅いが天気が悪いので仕方がない。

 まずはセコマに立ち寄り、野菜ジュースと飲むヨーグルトを買って、昨日キャンプ場で出たゴミを捨てさせてもらう。その場で飲み切り、少し戻る方向に向かって忠類ICから帯広広尾道に入った。地方にありがちな無料高速だが、高い場所を走るので十勝平野を見渡すことが出来て、自動車専用道にしては楽しい道だ。

 自動車専用道なので快適に進み、帯広川西ICで降りる。そこから帯広の市街を抜けて行って、国道38号に出た。目的のレッドバロンは国道沿いなので、難なく発見出来た。

 雨上がりで開店直後なので客はあまり居ないと思ったが、意外と居た。オイル交換したい旨を伝えるとすぐにやってくれそうだ。

 出発が遅かったのでLINEでやり取りして、豚丼屋に現地集合することにした。無事に作業も終わったので、これで残りの日程を心置きなく走ることが出来る。

 私はグルメにはあまりこだわりが無いので、店選びはM氏に任せたところ、十勝川北側の音更町の店を選んでくれた。ちょうど11:00に到着。到着した時点で、肉の焼く良い匂いがしてきて食欲をそそられる。

 既に店内はある程度の客が入っていた。M氏を待っていたが、中々来なかった。そうこうしている間に席が埋まってきたので、先に入ることにした。しばらく待つとM氏と多和平以来の再会となった。

 これまでの旅について話に花が咲く。M氏は今日苫小牧から敦賀に戻って、月曜は有休でゆっくりするそうだ。私はいつも通り、ギリギリまで北海道に滞在するから、今日で北海道で会うのは確実に最後だろう。
 
 

 帯広名物豚丼を大変美味しくいただいた。朝夕はキャンプ飯で節約しているので、昼食だけは多少豪華にしても良いだろう。

 お腹を満たしたところで、今日のプランをM氏に説明した。帯広動物園に行く、というと多少驚いていたが了承してくれた。旭山動物園のように観光地化されていなさそうなので、いい年したおっさん2人で行くには少しハードルが高い所だが、そのようなことを気にしてはならない。



 その前に、食後のデザートを食べに六花亭に向かった。まずは定番のサクサクパイ。



 もう1個雪こんチーズという商品があったので、両方とも美味しくいただいた。

 デザートを楽しんだところで、今度こそ帯広動物園に向かった。看板を頼りに向かうと、どうやら駐車場が一杯のようだ。思ったよりも盛況のようでビックリする。

 バイクならどこかに置けるのでは?と思い入ってみたら、誘導員の方にもう少し進むと駐輪所がある、と教えてくれた。こういう時もバイクの機動性は素晴らしい。



 帯広動物園に到着した。北海道で動物を展示しているところはいくつかあるがこれで、

・旭山動物園(旭川市)
・円山動物園(札幌市)
・登別クマ牧場(登別市)
・おたる水族館(小樽市)
・とっかりセンター(紋別市)

 を訪れることが出来た。と言っても、とっかりセンターを除いてこれらはいずれも冬に訪れているので、夏に来るのはそんなに無い。基本走り回っているので中々観光地には寄らないが、こういう天気の時はこのような所に今後は訪れていきたい。



 入館料を払い、帯広動物園に入った。まずは百獣の王ライオンが目に入った。知ってはいるが、ライオンは動物園で見るのはあまり面白くない。大体寝てるか、ボケーっとしていることが多いからだ。



 コイツも多分に漏れず、起きてはいたが一切動かなかった。でも、オスはたてがみがあるので威圧感はある。



 でも、ネコ科らしい肉球をとても触ってみたい、と思ってしまった。



 良い写真が撮れなかったので実物は割愛するが、動物紹介のイラスト等がひねりがあって面白い。ミミズク?怖い顔をしている。



 次にトラが居たが、コヤツは完全に寝ていた。



 こちらもネコ科なので肉球が目立っている。



 カンガルー。右側の肩の筋肉が半端ない。これは確かにボクシングさせると強いことだろう。



 リスザル。かわいらしい。



 フラミンゴはよくあんな細い足で体を支えられるものだ。

 久しぶりの動物園を楽しめた。そこまで広い所では無かったが、1.5時間くらいで一通り見終えた。そろそろばんえい競馬が始まりそうなので、帯広競馬場に移動しよう。途中のコンビニでコーヒー休憩を入れて、帯広競馬場に向かった。駐車場が一杯で、クルマは遠い駐車場に案内されているようだったが、バイクは近くを案内してくれた。やっぱりこういう時はバイクだ。



 帯広競馬場に到着。コロナの感染対策もバッチリで、入口で検温をしていた。



 競馬場だけではなく、家族でも楽しめるような施設がいくつかあるみたいだ。



 ばんえい競馬で使用するソリのレプリカも置いてあった。



 外はキレイだったが、中に入ると若干昭和の歴史を感じられる雰囲気だった。香ばしいオヤジ共が赤ペンを耳に挟んでいるような光景が思い浮かんだ。実際はそんなことはないのだが、こういうイメージがする時点で私もオヤジになっているのだろう。



 コースに出てみると、ダートの直線路が目に入った。一般的な競馬と違って、ばんえい競馬は直線の障害を越えていくようなレースになる。



 スタンド側。人はそこそこ居るが、十分広いのでソーシャルディスタンスは確保出来ている。



 パドックに行ってみた。やはり一般的なサラブレッドと比べると太い。



 2つ障害があるみたいで、この第二障害が高さもあり、一番のヤマ場のようだ。



 折角来たのでやはり馬券を買ってみた。少額でも買うと熱の入り方が違うので、遊びの範囲で購入することをオススメする。レース名が面白いが、どうやら一般人でもお金を出せばレース名を決められるらしい。



 早速レースが始まった。



 ばんえい競馬では、障害を2つ越えるのであえて障害の前で止めて休憩をさせる、というような戦術もあるらしい。これには驚いた。騎手が止めているのが分かるだろうか。



 
 行け~登れ!頑張れ!



 登り切った。ムチの音が凄い聞こえたので、迫力があった。



 一応2レースほど観戦したが、結果としては全く当たらなかった。さっきの写真馬券と、このレース結果はレース自体が違うのだけ、補足しておく。



 そろそろキャンプ場に戻ることにしよう。最後に入口にあった無料の資料館に入ってみた。サラブレッドと違って、農耕用の馬がルーツのようだ。かつては無くてはならないかったが、機械化により今では見られないだろう。

 全く馬券は当たらず2,500円スッてしまったが、まぁ笑い話でしょう。見たことがなかったので、とても楽しめた。

 ここでM氏とお別れ。ばんえい競馬はナイターまであるらしいが、夜に北海道を走りたくないのでこのくらいの時間がちょうどよい。また秋にキャンプでも行こう、と言ってそれぞれの帰途についた。M氏は当初襟裳岬経由で苫小牧に向かう予定だったが、帯広で遊んだので素直に日勝峠を越えていくと言っていた。

 私はどうやってキャンプ場に戻ろうか。来た道で戻るのも芸が無いので、とかち帯広空港の横を通る道道238号で戻る。この道も十勝らしい、広大な大地を見ながら走る真っ直ぐな道だ。天気も良くなかったので素通りしたが楽しめた。

 16:30にキャンプ場最寄りのセコマで買い出しして、キャンプ場に戻ってきた。ここでLINEを見ると、M氏は予定通り日勝峠を通ったが、霧で何も見えなかったようだ。鵡川の食堂で夕食を取ったらしい。

 米を水に浸けて、夕飯の支度をして美味しくいただく。食後の一服を楽しみ、片づけを済ませて、昨日と同様に、ナウマン温泉ホテルアルコに歩いて向かった。ゆっくり温泉を満喫した。

 テントに戻った所で天気予報を確認する。どうやら残り2日では雨の予報は出ていなかった。新潟行く際にカッパは着てしまったが、道内ノーカッパで乗り切れる可能性が出てきた。まだ安心は出来ないが。

 明日はどうしようか悩む。早い物で、北海道に滞在出来るのは明後日までだ。明後日の遅くとも16:00には小樽に居なければならない。最悪高速を駆使すればどうにかなるとは思うが、なるべく西側に近づいておくほうが無難だ。

 明日は日曜なのでキャンプ場の混雑は無いだろう。それだったら一度洞爺湖畔に泊まってみたいと思っていたので調べてみたら、一番泊まりたかった小公園や曙公園が、コロナの影響で閉鎖されているらしい。仲洞爺も確か閉鎖されていた。

 唯一キャンプ出来そうなのが、グリーンステイ洞爺湖だが、ここは湖は近いがサイトから洞爺湖が見えないらしい。それはかなりポイントが下がる。オートキャンプ場なので設備は抜群らしいが。

 だったら支笏湖も良いかもと思った。恐らく札幌が近いのでシーズンは激混みだろうから、夏休み終わりの時期じゃなきゃ支笏湖でキャンプは出来ないので、良いチャンスかもしれない。しかし、調べてみると支笏湖畔温泉はどこも日帰り入浴が16:00くらいで終わってしまうらしい。これでは早すぎるなぁ。一応朝一に出発して行けば、何とか温泉には間に合うとは思うのだが。

 だったら、温泉に間に合えば支笏湖でダメそうなら洞爺湖に行ってみよう。襟裳岬経由で行けば、景色も楽しめるだろう。未だに晴れの襟裳岬は見たことがないので、是非見てみたい。

 明日の予定も大体決まった所で、寝ることにする。


宿泊地:北海道幕別町 ナウマン公園キャンプ場 無料
温泉:ナウマン温泉ホテルアルコ 500円


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2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 番外編
Posted at 2021/08/30 22:26:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2020 | 日記
2020年08月14日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 7日目 浜中町~幕別町


■7日目 8/14(金) 天気:晴れ後曇り後雨
走行距離:214.1km

 浜中町から北太平洋シーサイドラインを走って、釧路の和商市場で恒例の勝手丼を食べる。その後太平洋側をひたすら西進し、幕別町まで走った。

 5:00頃に起床。テントから出るといつもの如く霧まみれ・・・かと思ったら、大変良い天気だった。このキャンプ場で朝からピーカンとは素晴らしい。

 洗顔等を済ませて、朝食の準備をする。そうこうしている内に皆さん起きてきたので、朝の挨拶を交わす。朝食を大変美味しくいただいた。

 食後に後片付けを済ませる。このキャンプ場はトイレが水洗ではない。そこまで気にする方ではないが、前鳥取のライダーさんに教えてもらった、灯台のトイレに散歩がてら行ってみようかと思った。そちらなら水洗のようだ。

 キャンプ場から歩いて7~8分くらいだろうか。晴れているから、のんびり歩くのも非常に気持ちが良い。トイレに行く、という思いが強かったせいかカメラを忘れてしまったのが非常に痛い。灯台のトイレで用を足し、再度キャンプ場に戻ってくる。そして後片付けを始める。



 少し時間があったので、流石にこの景色は写真に撮りたくシャッターを切る。



 晴れてて、海が真っ青で大変素晴らしい景色だ。



 ゴミ捨て場のすぐ近く、というのは良い場所ではないが駐車場からも近いので、便利ではある。あの奥で皆さんと色々話していた。



 今でこそ空きは十分あるが、温泉から帰った時はパンパンだったので、鳥取のライダーさん軽バンの目の前に置かせてもらった。ちなみに、隣のキャンピングカーもライダーさんの知り合いのようだ。気さくな人なので、交流も広そうだし何より住んでいるので、長期滞在者とは知り合いになる機会も多いことだろう。

 ここで、キャンピングカーの人が少し困っていた。どうやら嵌め込み窓を開けたまま走ったらしくて、どこかで落としてしまったようだ。温泉の時にはあったらしくて、途中のどこかであろうが、見つからないかなぁ。と嘆いていた。

 ここで、カブライダーさんが身軽だから行ってみる、ということで探しに行ってくれた。正直私も走行中に落としたものは、中々見つからないんじゃないかな、って思っていた。しかし、奇跡が起こったのか見つかったらしい。キャンピングカーの人も喜んでおり、今後は走行開始前に確認しよう、と言っていた。

 こんな出来事があったが、しっかりテントも乾かして撤収準備を進める。ゆっくりしている間に天気予報を確認したが、昨日と全く変わっていなかった。なので、昨日の予定通りに進めることにしよう。

 ちなみに昨日散々私を惑わせてくれた、交換機は完全に死んだようだ。もう全くSIMを抜き差ししようが何しようが読み取れない。もちろん、サブ機では認識しているのでSIMカードが悪いということは無い。

 途中で釧路に寄るので、今度こそauショップに寄ってみよう。ちなみに、厚岸町のauショップは今日定休日のようだ。

 撤収が完了し、恒例のグータッチでお別れだ。8:30にキャンプ場を出発した。まずはセコマに立ち寄り、飲料を仕入れる。そして北太平洋シーサイドラインを厚岸方面に向かった。

 琵琶瀬展望台は再度PASSして気持ちが良い道を走る。霧多布では凄い良い天気だったのに、若干雲が多くなってきたのが残念だ。



 展望が良い所に駐車帯があったので、停まってみた。昨日はスマホトラブルで精神的に疲れていたので寄らなかったが、今日はもう割り切ったので楽しんで行こう。



 稜線上の見晴らしの良い道で良いが、雲が増えている。少し青空も見えた。



 バイクも入れて。撮影を楽しみ出発する。

 昨日と同じ道を走り厚岸町中心部で国道44号に入った。ここからまだ太平洋側を走る道はあるのだが、かなり遠回りになるのでauショップに行きたいからそのまま国道を走る。この道は、釧路と根室を結ぶ幹線道路なので、北海道にしては交通量がそれなりにある。のんびり走りながら、釧路に向かった。

 道東最大の街、釧路に入ると交通量が段違いになってきた。それなりの街だしauショップは国道・道道沿いでは無さそうなので、Google先生に連れて行ってもらった。

 ナビに従い釧路のauショップに到着した。早速店内に入ると、店員が声を掛けてきた。事情を説明したところ、それは故障サポートセンターではないと対応出来ません、とキッパリ言われて門前払いを喰らってしまった。

 格安スマホじゃないんだから、こういうサポートをしっかりしないと客が離れるばかりではないか?私もその内、格安プランにしようと思っているが、ますますその気持ちが強くなった。

 仕方がないので、サポートセンターにTELする。事情を説明すると、初期不良扱いをしてくれることになった。残り日程的に、道内で受け取っても日が少ないのでおとなしく自宅に送ってもらうように頼んだ。何より、出先で使えるようにするまでセットアップをするのは割と時間が掛かる、というのもある。最短に到着すると、まだ家に帰ってないので日付・時間指定をしておく。

 そんなことをしていたら、30分もauショップに滞在してしまった。もう旅先でこんなトラブルに巻き込まれるのはゴメンだ。

 元々計画にあったが良い時間になったので、釧路と言えば、の和商市場に行くことにした。何度も行ったことがあるし、釧路駅のすぐ近くなので駅方面に行けば問題無い。迷うことなく和商市場に到着した。



 今回の勝手丼はこんな感じだ。好きなネタばかりなので、大変美味しくいただいた。

 お腹も満たしたところでツーリング再開。釧路からは国道38号を西進する。道東自動車道がかなり延伸してきているので、大楽毛からは殆どのクルマがそちらに曲がっていったため、交通量はかなり減った。

 快適に走っていったら、段々雲が増えていき青空は見えなくなってしまった。国道38号から太平洋側の道道1038号に向かう。この道は海沿いを走るので中々好きな道だ。



 路肩が広かったので停まってみた。海沿いの真っ直ぐな道。



 バイクも入れて。



 牧草ロールを積んだトラックが走って行ったので撮影してみた。

 この辺で本日の宿を模索する。再度天気予報を確認したが、全く変わっていなかった。今晩から明朝に掛けて雨が降るようだ。それ以降は雨の予報は無かった。

 昨日立てた計画の通り、やはり今日は忠類のキャンプ場に泊まることにしよう。ここなら、最悪雨が長続きしたとしても、少し遠いが徒歩で行ける距離にセコマがあるし、温泉もあるし、景色が良いのでゆっくりも出来る。なので、ココに連泊するのが良いように思えた。

 宿も決まった所でツーリング再開。道道1038号から国道336号に入る。この交差点の近くには、昆布刈石展望台があるが、ダートを走れなければならないし、天気も良くないので今回はスルーする。

 相変わらずいつ通ってもここは交通量が皆無で、人家も無い。快適に走りながら十勝川を渡り、道道319号に入って忠類の街に到着した。

 道の駅忠類の裏にキャンプ場があるので、ホテルと道の駅を横目にキャンプ場に13:30頃到着した。天気も良くないので、かなり早めの到着だ。

 このキャンプ場はかなり人気なので、張る場所が確保出来るか心配だったが、夏休みも終わりに近いせいか、普通に空いていた。高台の眺めが良い場所を確保出来そうだ。今晩の雨に備えてタープも張る。



 幕別町ナウマン公園キャンプ場をキャンプ地とする!もう何度も泊まっているキャンプ場でかなり最高ランクに位置する。料金は無料で、十勝平野を感じられる景色良し、温泉徒歩圏・買い出しも近くて非常に便利だ。

 眺めの良い上段は乗入は出来ないが、下段サイトなら乗入可能。でも、駐車場の横がサイトなので、荷運びも苦ではない。トイレも水洗だし、道の駅まで行けばウォシュレット付きだし大変素晴らしい。

 こんな状態なので、シーズン中はかなり激混みするのだけが難点だが、こればっかりは致し方ないだろう。それでも、ソロテントくらいはどこかに張れるスペースはあると思う。



 天気が悪いのが難点だが、この高台からの眺めは中々良い。

 早くテントを立てたので、どこかに行こうかとも思ったが、天気も良くないのでこのまま沈没してしまうことにした。

 ここでLINEを見ると、なんとM氏が帯広で豚丼を食べていたようだ。彼は明日帰らなくてはならないので、雨撤収を避けるために帯広のホテルに泊まっているらしい。既に酒も飲んであちらも沈没モードのようだ。

 襟裳岬でも通りながら苫小牧港にでも向かおうか、と言っていたので、私が今忠類に居ること。恐らく明日は連泊して、帯広周辺を周ろうと思っていること、等を伝えると、明日再度合流して、豚丼を食べに行こう、という話になった。

 これで明日の楽しみが出来た。色々調べると、一度見てみたいと思っていた、帯広のばんえい競馬も開催されているらしい。

 後は、元々今回の北海道はセローで行くつもりだったが、急遽Ninjaに変更したのでそろそろオイル交換の距離数になっていた。ぶっちゃけ少々超えた所で問題は無いのだが、気分的には変えておきたい。帯広ならレッドバロンもあるので、そこに持って行くのも良いだろう。

 後は、天気が良くなくても楽しめそうなものに、帯広動物園があった。どうやら、ばんえい競馬は14:30頃から開始され、ナイターまでやるみたいだ。ここでプランが出来た。

雨が止み次第、キャンプ場を出発

適宜巡り、10:00の開店に合わせてレッドバロン帯広店でオイル交換

ピーク前の11:00に豚丼

帯広動物園観光

ばんえい競馬観戦

キャンプ場帰還

 これなら天気が良くなくても十分楽しめそうだ。もう北海道も何回も来ているから、天気が良くない日にはあまり走り回る気も起きないので、こういうのも良いだろう。

 プランも決まった所で、買い出しをしていないのでセコマにバイクで向かった。コロナ禍の中ゴミ箱を閉鎖している所も多いのだが、ここは捨てられそうなのでありがたい。心置きなく買い出しをする。

 キャンプ場に戻り、いつものように夕食を美味しくいただく。食後の一服を楽しみ、片づけを済ませて、ナウマン温泉ホテルアルコに歩いて向かった。雨が降るかもしれないので、折り畳み傘を忘れずに持って行く。

 ここの温泉はヌルスベで泉質が良く、サウナ・水風呂・露天風呂もあって完璧だ。しっかり整えてあがり、休憩室で少し休んで温泉を出た。予報通り雨が降りだしていたので、傘を差してテントに戻る。

 風も無かったので、タープの下でしばらく夜風に吹かれていた。風さえ無ければ吹き込みが無いので、タープに当たる雨粒のパラパラ音を聞きながらまどろむのも嫌いではない。



 明日は早起きする必要が無いので、三脚を取り出して夜景を簡単に撮ってみた。タープポールに雨粒がびっしり付いている。



 テント側を無理矢理撮影。タープにも雨粒がびっしり付いている。

 撮影を楽しんだところでテントに入ることにした。明日は早めに雨が止むと良いな。

 そんなことを考えながら、雨音を聞きながら寝ることにする。


宿泊地:北海道幕別町 ナウマン公園キャンプ場 無料
温泉:ナウマン温泉ホテルアルコ 500円(徒歩5分)


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Posted at 2021/08/29 23:34:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 北海道2020 | 日記
2020年08月13日 イイね!

2020年夏休み 北海道ソロキャンプツーリング 6日目 標茶町~浜中町


■6日目 8/13(木) 天気:晴れ
走行距離:209.0km

 標茶町から1回中標津へ行って、厚岸町まで南下した。その後、スマホトラブルが再発して、北太平洋シーサイドラインを右往左往したあげく、浜中町まで走った。

 4:00頃に起床。確か目覚ましまでは掛けてなかったと思ったが、普通に目が覚めた。



 テントから出ると、良い天気だった。しかし、多和平に連泊して2日共天候に恵まれるとは非常にツイている。この感じだったら朝陽が見れそうだ。



 当然展望台まで行ってみる。M氏は起きてきそうにないので、1人で向かった。



 日の出の反対方向には、雲に日が当たり始めていた。



 ちょうど日が出る方向は雲が多かったが、ちょうど雲の切れ目から朝陽が出てきた。



 遠くには雄阿寒岳もハッキリと見える。



 素晴らしい朝陽が拝めた。



 似たような写真を昨日も撮っているが、何度見ても素敵な景色。



 雲の感じが大変美しかった。展望台の撮影をたっぷり満喫出来た。



 テントに戻ってきた。横のオレンジのネイチャーハイクのテントがM氏のだ。相変わらず全く起きてきそうにない。



 朝の黄昏の中の放牧された乳牛が、牧歌的な風景で北海道らしい。



 素晴らしい朝の撮影を楽しめた。

 ここで、昨日受け取ったスマホの交換機をようやく開ける。SIMカードを差しなおし、起動して必要なアプリだけとりあえず入れておいた。やはり4Gは従来より早くなったとは言え、Wi-fiに比べると遅い。今日はあまり急いでいないので、時間ももったいないからまた中標津のauショップでも行って、au Wi-fiを使ってアプリを整備することにしよう。

 朝食はM氏が起きてくるのを待つ。しばらく待つと6:00過ぎくらいにようやく起きてきた。朝の挨拶をして、朝陽がキレイだったと伝えると、「起きれない」と笑っていた。

 朝食の準備をし、美味しくいただく。後片付けを済ませて、食後をゆったり過ごす。M氏は、ここから旭川方面に向かいたいようだ。前に色々調べた時は、あの辺なら比布のキャンプ場が温泉隣接で良いのでは、と思っているので勧めておいた。

 ここから2日お世話になった多和平のテントを撤収する。タープまで張っているので少し大変だ。そしてバイクまでが遠いので、2往復くらいしてバイクに荷物を載せていく。

 さて、出発しよう。と言ったところで、テザリングONしようとスマホを見たところ、何故かSIMを認識していなかった。実は朝も似たような症状があった。その時には、何度か抜き差ししたら認識したので、おかしいなとは思いつつも、まぁいいか。と思ってしまった。

 これは困った。SIMが認識してた時にEdyを元に戻したり、LINEも復旧させたりしまっていた。あーだこーだしてても復旧しなかったので、M氏を待たせてしまっていた。スマホがおかしいことを伝えて、行先は違うからお先にどうぞ、と伝えて行ってもらった。

 さてどうしようか。とりあえずSIMが認識しないだけなので、Wi-fiやテザリングを使えば通信は出来るだろう。中標津まで行くだけだから、ハイドラはわざわざ動かさずに、充電をしながら様子を見よう。
 
 そんなことをしていたら出発は9:00を過ぎてしまった。道道1040号から国道243号・道道13号を通って中標津市街に向かう。事前情報で今日はauショップ中標津が定休日なのは知っていたが、Wi-fiを使いたいだけなので大丈夫だろう。

 中標津のauショップに到着した。店は開いてなかったが、予想通りWi-fiは使うことが出来た。

 何とか通信は出来そうだが、アプリを入れたりするのはどうしようか。この旅の記録を記しているのが2021年の夏になってしまったので、正直時間が経っているので細かいことは覚えていない。結局、何度かSIMを抜き差ししてしてみたが、ダメだった気がする。

 こんなことなら、昨日auショップで開封して作動確認すれば良かった。まさか新品が初期不良を起こしているとは夢にも思わなかった。初っ端からSONYタイマーが作動するとはツイてない。

 仕方がないので、交換機でEdyを使えるようにしてしまったので、またサブ機で使えるよう機種変更の手続きをする。

 すると何故か出来なかった。それどころか凍結されてしまい、サービスセンターに連絡するよう指示された。これはどういうことか。通常、こんな短期間に機種変更を繰り返すことなど無いはずなので、セキュリティに引っかかったのだろうか。

 これは非常に困ってしまった。北海道では主にセコマで買い出しすることが多いので、事前にコツコツとEdyを貯めるようにしている。こうすることで、長期休暇での出費を平準化することが出来るため、このような運用をしているのだ。

 こうなったからには仕方ないので、Edyのサービスセンターに連絡することにした。担当と繋がり事情を説明する。てっきりよくあるトラブルなのかと思ったが、印象としてはそうでもなさそうだった。

 とりあえず調査して、解消されたら連絡するとのことだった。どのくらい掛かるか聞いてみたら、場合によっては数日。とか言われてしまった。適当なことは言えないから、長めの期間を言っているのだろう、と思うことにする。セキュリティな気がするから、そんなのロック解除コマンドを送ればあっさり終わる気がするのだが。

 そんなことをやっていたので、auショップに1時間強も滞在してしまった。サブスマホも再度使えるように、アプリを入れ直したりしていたので余計時間が掛かってしまった。とりあえず、どうにもならないので違うauショップにでも行こうかと考えた。調べてみると、一番近いのは厚岸町みたいだ。

 この辺で本日の宿を模索する。と言っても、今日は何もしていないに等しいのだが、スマホトラブルに対応していたので、疲れてきてしまった。それに加えてそろそろ洗濯をしたいので、コインランドリーがあるキャンプ場が良い。

 厚岸町に行こうとしていたので、太平洋側まで出るから、そこからほど近い霧多布岬キャンプ場に泊まろうかと思った。ここは確かコインランドリーがあったと思う。ここには初めてバイクで北海道キャンプツーリングをした時からお世話になっている、鳥取のライダーさんが夏の間住み着いている所でもある。久しぶりなので挨拶がてらここに泊まるのも良いだろう。

 宿泊先も決まり、11:00過ぎに中標津のauショップを出発する。国道272号を釧路方面に向かった。

 そのまましばらく国道272号を走り続けた。中茶安別から道道12号を厚岸方面に向かった。この道も周囲に広大な牧場が広がっているので、大変気分良く走る。

 厚岸町で国道44号に出た。そこから通称「北太平洋シーサイドライン」道道123号に入る。しばらく厚岸市街方面に向かってほどなくして、auショップが見つかった。

 早速手続きをしようと思ったが、再現しなかったら受付けてもらえないので一応確認することにした。

 すると普通にSIMを認識しているではないか。今までのは何だったのだろうか。これではショップに行っても受け付けてもらえない。当然動作しているにこしたことはないのだが、動いたり動かなかったりするのはいただけない。どっちかにしてもらいたいのだが。

 何だかもやっとする中、ちょうどauショップの隣がセコマだったので、昼食にしよう。ホットシェフ弁当を美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。とりあえずいつ再発するか分からないので、サブスマホのアプリはそのままにして、とりあえず交換機にSIMを差したままにする。テザリングONしたら、普通に使えそうだ。

 厚岸大橋を渡り北太平洋シーサイドラインを楽しく走る。集落からしばらく離れたところで、バイクに付けているハイドラに「ネットワークに接続されていません」がちょこちょこ出るようになってきた。

 これは圏外になっても出るので、人里離れているからかな。としか思っていなかったが、集落に出てきてもそれが続いていた。

 これはおかしい、と思いメインスマホを見たら、またSIMが認識していなかった。何だこれは、と再度抜き差しとかしてみたが、全く復活しなかった。これだったら、ショップに出せるな。と思い、また厚岸町中心部まで戻ることにした。

 同じ道を再度戻り、厚岸町のauショップに戻ってきた。再度スマホを見たら愕然とした。何とSIMを認識しているではないか。

 何だかもう疲れてしまった。こんなことで無駄な時間を使いたくなく、ツーリング・北海道を満喫したいのだが・・・ 何だかバイク乗りあるあるの、カッパを着ると雨が止んで、脱ぐと降りだすのに近い現象のように思えた。これも結構イラつくのだが。

 再現しないのではどうしようも無いので、とぼとぼとまたauショップを出発する。すると、しばらく走った所でまたネットワークに繋がらなくなった。

 もう諦めた。北海道は既に国盗りもハイドラも殆ど終わっているので、LINE・ブラウザ・電子マネーと天気予報さえ見ることが出来れば最低良い。それだったら、こんなたかが道具に振り回されるのは本意ではない。少なくとも日中に関しては、気にしないようにしよう。幸いサブを持っているので何とかはなる。

 そんなことがありながら、ツーリングに集中しよう。北太平洋シーサイドラインもお気に入りの道の1つだ。大変素晴らしい景色を見ながら走る。無駄に往復してしまったので、洗濯を考えるとあまり寄り道をする時間は無い。確か霧多布岬キャンプ場のコインランドリーは管理人さんが居る内にしか使えないはずだ。普通に考えれば17:00くらいまでだろう。乾燥含めると何とかなる時間だった。

 キレイな琵琶瀬展望台を横目にみつつ、浜中町霧多布のセコマで買い出しをする。Edyを止められているから、仕方なくクレジットカードのiDを使って支払う。

 霧多布のセコマからキャンプ場はすぐだ。急坂を登り、霧多布岬へ向かう広大な牧場を見ながらのんびり走ると、15:00頃霧多布岬キャンプ場に到着した。ここは無料だが利用名簿に記載する必要があるので、記入しておく。

 早速鳥取のライダーさんを探す。前回霧多布岬キャンプ場に泊まったのは3年前の2017年だ。その際は乗っていたバイクは廃車にしてしまったらしいので、軽バンに乗っていた。時間が早いのでまだテントは少ないから探しやすい。

 サイトを一周回ったところで、駐車場の脇でイスに座っている人が見覚えがある人、鳥取のライダーさんだった。やっぱり今年も居た。近寄ると手を挙げてくれて、覚えててもらっているようで安堵する。

 お久しぶりです、と挨拶を交わす。前回と同様、今回もバイクでは無くて軽バンで車中泊しているらしい。そのクルマの裏スペースが空いていたので、そこにテントを張った。



 浜中町霧多布岬キャンプ場をキャンプ地とする!もう何度も泊まっているキャンプ場で、トイレが水洗でないのが難点だが、それ以外は文句の付けようが無い。料金は無料で、景色良し、温泉・買い出しも近くて非常に便利だ。残念ながらその名の通り、霧が多いので下手すると何も見えなくなるが、今日はまぁまぁの天気のようだ。

 寝床の準備をして、早速ライダーさんと久しぶりの再会に話に花が咲く。しばらく話したところで、管理人さんに洗濯・乾燥機について聞いてみた。一般的なコインランドリーのように、洗濯機の所で硬貨を入れるタイプでは無いようだ。管理人室で料金を支払い、炊事場にある洗濯機の南京錠を開けてもらう、というシステムだ。

 使い終わったら南京錠を閉めておいて、と言われた。ということは、管理人さんが帰る前に言っておけば夕方以降も使えるのだろう。今後もこの情報は覚えておくことにしよう。

 洗濯機を掛けて、テントに戻ってライダーさんと話す。時間になれば乾燥機に移しに行って、また戻る。ライダーさんからは、ここの乾燥機は少し性能が悪い。と言っていたが、割としっかり乾いてくれていた。私の着用物は、全てモンベルの速乾性なのでそれの影響も大きい気がする。

 ここで、テントに戻って洗濯物を畳んでいたら、軽く雨が降りだした。大したことは無かったので、気にせず畳んでいたら、ライダーさんがイスを前室に放り込んでくれた。細かい心遣いがありがたい。

 結局空も明るかったので、単なる通り雨だったようで何よりだ。ここで、滋賀のカブライダーさんは知っているか、と聞かれた。私がココのキャンプ場によく来る人で知っているのは、宇都宮と熊谷のライダーさんくらいだ。宇都宮のライダーさんは、仕事があるようで、熊谷のライダーさんはコロナ禍で遠慮して両者とも北海道には来ていないらしい。

 なので、知らないと言っておいた。しばらくすると、帰ってこられて合流した。新しい知り合いが増えるのも大変良い。カブとは思えないほどマフラー音が良かった。

 滋賀のカブライダーさんは、やはり敦賀便を利用しているらしく、私と同じような日程で北海道に居るようだ。普段会わない人と話すのは新鮮で凄く楽しい。

 良い時間になったので夕食を皆で食べる。細かいことは覚えていないが、何かをお裾分けしてもらった記憶がある。

 話している流れの中で、鳥取のライダーさんに禁断の質問をした。長年の疑問だったが、夏の間ずっとここに居るらしいが、普段何をしているのか、と遂に聞いてみた。結果としては、予想はしていたがハッキリとした回答は得られなかった。

 話の中で、福島にもアジトがある、とかどこまで本当の話か分からないがそんな話もして、少なくとも普通のサラリーマンでは無いことだけは間違いなさそうだ。普通のサラリーマンなら、夏の間滞在するとかはあり得ない訳だが。

 まぁ、普段接しないタイプの人との話は非常に面白いので良いだろう。人には人の事情もあるし、当人は至って良い人なのでそのような詮索はやはり野暮なことなのだろう。

 会話も一通り終わったところで、温泉には行くか?と聞かれた。当然「行きます」と回答したら「無料券があるので持って行きな」ということでひょんなことからタダで温泉に行けることになった。

 どうやら指定日にキャンペーンとして、店員さんとジャンケンをするらしい。それで勝つと無料券を貰えるようだ。それで今日がその指定日のようなので、勝ったら返してちょうだい、と笑いながら言われた。

 大変良い気分で温泉に向かう。この時間になってくると、サイトもかなり埋まってきた。バイクが駐車場に置ききれないので、歩道に駐車するようになってきた。遠くに置くのも面倒なので、鳥取のライダーさんに「出掛けないですよね?温泉から帰ってきたら、クルマの目の前に置いても良いですか?」と聞いたら、快く了承してもらえた。

 温泉はキャンプ場からすぐなのであっさり到着。太平洋側は気温が上がらないので、いつも通りだが入った瞬間暖房が入ってて驚く。ちなみに夕方頃からキャンプ場でもダウンは着ていた。

 話に聞いた通り、ジャンケン大会があったが負けてしまった。無料券は返すことが出来ずに残念だ。

 あまり温泉らしさは感じられず露天風呂も狭いが、広い内風呂とサウナ・水風呂もあるのでそれ以上は望まない。しかも今回はタダなので、猶更ありがたい。

 充分暖まる。ここの休憩室は広いから、PCを持ち込んで出費管理をしておく。閉店時間ギリギリまで滞在して、21:00過ぎにキャンプ場に戻ってきた。

 既に皆さんお開きになっているので、しばらくテントの外でキャンプ場の夜風に吹かれる。この時間もたまらなく気持ちが良い。

 LINEをやり取りすると、M氏は提案した通り比布町のキャンプ場に泊まっているらしい。私は泊まったことが無いのだが、あまりオススメ出来ないようだ。温泉隣接は良いが、基本予約優先で、ファミリーメインだし、ゴミが捨てられないことを憤っていた。

 私は酒を飲まないので、ゴミ持ち帰りは全く苦ではない。燃えるゴミはコンビニ等でしれっと捨てられる量しか出ないし、ペットボトルはどこでも捨てられる。お酒を飲む人は、缶や瓶を持ち帰るのは確かに億劫なことだろう。

 また天気予報を確認すると、明日の夜から全道的に雨が降るようだ。今の所の予報だと、明後日の午前中で止みそうな感じなので、タープで連泊すればやり過ごせそうな感じだろう。

 それだったら、お気に入りの忠類のキャンプ場が良いかもしれない。無料だし温泉隣接だし、帯広も近いので天気が悪い日でも何かしら楽しむことが出来るだろう。まぁ明日の最新予報を見て、また判断しよう。

 そんなことを考えながら、テントに入って寝ることにする。


宿泊地:北海道浜中町 霧多布岬キャンプ場 無料
温泉:霧多布温泉ゆうゆ 無料(バイクで5分)


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