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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年07月19日 イイね!

2020年夏 沖縄南大東島巡り 3日目(最終日) 南大東島巡り~静岡帰還




■3日目 7/19(日)

 南大東島を観光して、那覇空港を経由し静岡に帰還した。



 起床し、部屋の外へ出ると沖縄らしい夏空が広がっていた。昨日の天気で観光しても微妙だったから、これは良い方向に転がってくれたみたいだ。



 泊まった月桃ムーンピーチの外観。たまにはこういう宿に泊まるのも良いものだ。

 部屋に戻って出発準備を整えていると、奥さんが朝食を持って来てくれた。美味しくいただき、昨日借りた原付に乗って月桃ムーンピーチを7:30頃出発した。

 さて、南大東島空港を離陸するのは15:30。1時間前くらいまでには戻ってくるように言われたので、7時間くらいある。原付もあるし、このくらいの時間があれば十分色々周れることだろう。

 まずは、宿・南大東空港からほど近い、東海岸の海軍棒プールに行ってみる。島だからか案内があまり無く適当に細い道を曲がって行ったら見つかった。原付だからその辺は小回りが効くので良い。



 今回の相棒の原付。

 


 高台から海を臨む。南大東島には砂浜が無いらしく、所々に岩で囲った遊泳出来る所がある。



 下に降りてみた。空は完全に夏の雲だ。断崖が続くのが南大東島の特徴だ。



 海がとてもキレイだ。



 サトウキビがよく植えられている。沖縄の夏空はとても美しい。

 改装したての東屋があり、休憩するにも良い場所だった。




 海軍棒プールの次は、島の南部にある日の丸山展望台に到着。



 南国の雰囲気を味わいながら展望台に向かう。



 見晴らしの良い展望台だった。南大東島は中央の方が標高が低いらしく、島全体を見渡せる展望台はあまり無いみたいだ。

 日の丸山展望台を後にして、原付で走っていると南大東町中央部に出た。事前に、南大東島では毎日8:30にラジオゾンデのバルーンが気象台から飛んでいくらしい。ちょうど良い時間だったので向かってみた。

 ところが気象台がどこにあるか分からず適当に彷徨っていたら、空にバルーンが飛んでいくのが見えた。残念ながら間に合わず、写真も撮れそうになかったので諦める。

 星野洞の予約を9:30くらいにしてたので、もう少し時間がありそうだ。西海岸の塩屋海岸に行ってみる。



 こんなところにも原付なら気兼ねなく入っていける。



 夏の空に透明度の高い海がとても素晴らしい。



 波が上がった瞬間を撮影。南大東島は、すぐ深くなるそうなので基本的には遊泳禁止になっている。ここや、先ほど訪れた海軍棒プール等の岩で囲った人口の場所でしか泳げないみたい。



 次に、星野洞にほど近い大東神社に訪れる。大きめの土俵があり、相撲が出来るようになっていた。祭りの時にでもやるのだろうが、今はとても出来ないのだろう。



 離島で歴史の浅い島だが、神社信仰は全国共通のよう。



 ジャングルの中みたいな雰囲気がとても良かった。



 南大東島は地形学的に一度も大陸と繋がったことが無いらしいので、独自の生態系が残っている。ダイトウオオコウモリが特別天然記念物になっているようだが、夜行性なのだろうか見ることは出来なかった。

 予約した時間が近付いてきたので、星野洞に向かった。



 大東神社からすぐなのであっさり到着。

 受付をして、入口のカギを開けてもらう。どうやら常時空いている訳ではなく、係を用意しなければならないので、予約制にしているのだろう。多分そこまでわんさか観光客が来るような島でも無さそうだし、ちゃんと予約をして行くことを推奨する。



 入口まで案内してもらい、電気を付けてもらって後はご自由に、という感じだ。見終わったら声を掛けてくださいとのこと。



 長いスロープを下っていく。帰りは動くスロープがあるようなので、立派な建物だ。

 鍾乳洞の管理には湿度が重要らしく、ドアも二重になってたり、絶対閉めるよう注意喚起されていたり、とても大事に管理されていた。



 どうやら客は私1人のようで、広い鍾乳洞を独り占め出来た。



 階段もよく整備されていて雰囲気がとても良い。



 壁がとてもエグい形をしている。



 スマホのライトを当ててみた。こうやって光を通すということが、この鍾乳洞が生きている証拠、らしい。


 

 広角で撮影。

 他の客も居ないのですごくゆっくり星野洞を満喫出来た。帰りは動くスロープで楽々戻って、受付のお姉さんに礼を言って次に進む。このお姉さんは大阪から嫁に来たらしい。のんびり休暇で来るなら島は良いと思うが、生計を立てようとすると大変そうだが、住めば都なのはどこもそうだろう。

 島の北部にバリバリ岩という名所があるようだが、正午頃に訪れるのが良いらしい。食事は島の中心部にしか無いので、もう少しこの周辺を散策して昼食を取って北部方面に向かうとしよう。



 というわけで、西港に来てみた。南大東島のメイン港らしく、週に1便那覇からの貨客船が来るらしいが、乗客は桟橋ではなく、コンテナにクレーンで吊り下げられて上陸するのがが大東島名物になっているようだ。



 展望台っぽくなっており登れた。



 キレイな緑が広がっており、キャンプが出来そうな感じだ。熱帯夜だし虫も多そうなので、夏は難しいだろうが。



 何かの廃墟が残っており、この窓枠跡から海が見えて構図として気に入っている。



 カンカン照りの夏空が広がってとても気持ちが良い。公園を少し歩いてみる。



 南大東島は八丈島からの開拓民が訪れたようで、記念碑が建っていた。しかし、何故八丈島から南大東島に来ようと思ったのか。昔の技術の低い船しか無かった時代に、命の危険を冒してまで一攫千金に掛けたのだろうか。昔の人はアグレッシブだと思った。



 公園の麓まで降りてきた。何年に作られた公園なのかすぐ分かる名称だった。しかし、あれから20年も経ってしまったのか。忘れもしない、大学入学のキリ良い年だったので非常に印象に残っている。



 島の子供達が卒業記念に毎年追加されていくようだ。てっきり1学年数人レベルの学校だと思っていたが、意外と子供も居るようで何よりだ。

 しかし、南大東島には高校が無いらしく、殆どの子供達は沖縄本島に高校入学と同時に移住するらしい。そこからどれくらいが島に帰ってくるのだろうか、なんて思ったりした。

 意外と楽しかった西港を満喫し、中心部に行ってみる。



 昔は、南大東島で産出されるサトウキビを運搬するためにシュガートレインという列車が走っていた。今は当然トラックに変わっているが、今でもレールだけが島内にいくつか残っている。



 使っていた列車が展示されている。



 もう何年放置されているのだろうか、とても年季を感じてしまった。



 原付と記念撮影。



 ミレニアムにタイムカプセルを埋めたらしい。2025年に開封されるらしいが、時が経つのは早く5年後に迫っている。



 もう少し時間がありそうなので、隣のふるさと文化センターに行ってみた。南大東島の歴史やサトウキビの収穫に使っていた備品の展示等があり、まぁまぁ楽しめた。

 ようやく食堂が空く時間になったので昼食にしよう。南大東島は、前述したように八丈島からの入植者によって開拓された島だ。なので、八丈島でも有名らしい島寿司とかが名産のようだ。



 なので、大東そばと島寿司が食べられるらしい「いちごいちえ」にしてみた。中に入ると、よく地方にありがちな食堂の雰囲気だった。



 大東そばセットにしてみた。そばというよりうどんみたいな麺の太さだ。島寿司もとても美味しくいただいた。

 お腹も満たしたところで南大東島の散策に戻る。ちょうど正午なので、前述した北部のバリバリ岩に行ってみよう。
 


 到着。地球の息吹が感じられるところのようで、現在も南大東島は年間7cm北東方向に動いているらしい。



 
 その地殻変動の影響で、大地が裂けていったのがこの名称そのままのバリバリ岩と名付けられた。



 何この冒険感・・・ 年甲斐も無く、散策しててワクワクしてしまった。



 この大地の裂け目から、ダイトウビロウが真上に伸びている。



 先ほど正午がオススメと書いたが、裂け目の幅が狭いので殆ど太陽光が入らない。正午なら太陽が真上にあるので、光が差し込むので良いようだ。

 しかし、とても中二心を刺激されるスポットだった。結構足場が悪いので、ちゃんとしたトレッキングシューズを履いてくることを推奨する。こんなところで遭難したら、誰にもしばらく見つけてもらえない気がする。一応観光地だし、駐車場にクルマやバイクがあったら気付いてくれるかな。なんて、思ったりした。

 冒険と言っていいようなスポットのバリバリ岩を満喫して、次はどこに行こうか。近くに南大東島漁港があるようなので、そちらに行ってみる。



 すぐ近くなのであっさり到着。相変わらずの素晴らしい夏空だ。1日ズレて結果的には本当に良かった。



 中々スケールの大きな漁港で、つい最近出来たばかりのようだ。漁港なのに、海が美しい。



 北岸なので北大東島が見えた。



 北大東島だけを撮影。



 漁港だけに漁船がたくさん泊まっている。何となく来ただけの漁港だったが、思った以上に楽しめた。

 ここら辺で趣向を変えて、少し内陸に向かってみる。大池という南大東島で一番大きな池があり、そこに展望台があるようなので行ってみる。



 小さい島なのですぐ到着。



 大池の展望はそうでもなかったのが残念。



 しかし、一面のサトウキビ畑が広がっており、この景色は良かった。

 内陸に行ってみたが、やっぱり島なので海の風景を見るべきか、と思い再度北岸に向かってみた。



 やっぱり海が良い。本場海岸という所に来てみた。



 南大東島では珍しい、若干遠浅の海でエメラルドグリーンの海がキレイだ。北大東島もハッキリ見えた。



 何でこんなに海がキレイなんだろうか、と朝から何度も思っている。

 これで海の見えるスポットは一通り巡ったようなので、今度は先ほど展示されていた、シュガートレインの線路跡が近くにありそうなので、行ってみよう。



 特に大きな看板とかがある訳ではないので、Google先生の案内が無いと辿り着くのは難しそうだ。確かに線路跡が残っている。



 この周辺もサトウキビ畑が広がっていた。



 サトウキビに囲まれた道路があったので撮影。

 これで行きたいと思ってたスポットは一通り周れた。もう少し時間があるので、元々旧南大東空港のターミナルを改装して、島まるごと館というスポットにしたようなので、そちらに行ってみる。



 若干迷いながら、島まるごと館に到着。途中ショートカット出来そうと思いながら適当な道に入ったら、凄い道に入ってしまったので若干時間が掛かってしまった。

 館内は正直取り立てて面白い展示物は無かったが、ずっと外に居るのでたまには屋内でゆっくりするのも悪くない。

 そろそろ戻る時間になった。朝居た月桃ムーンピーチまで戻って部屋に置いていた荷物を回収して、再度奥さんに南大東空港まで送ってもらう。

 送迎中の車内で話したことだが、南大東島はあまり観光に力を入れておらず、そういう声も少ないようだ。私もコロナ禍の中、もし星野洞とかが空いていなかったらどうしよう、とか思った。とにかく情報があまり掴めなかった。観光協会のHPも、GWの自粛依頼から更新されていなかったので困った。

 結果としては殆ど入れない所は無かったので良かったのだが。奥さんが言うには、南大東島はサトウキビや漁業等で生計を立てている人が多くて、観光需要が無くても食べていけるから、だそうだ。

 それもあって行政もあまり役に立たず、やはり自分の生活は自分で守らなければならない、って言ってたのが印象に残った。私もこのような時勢で出歩いて良いものか迷うこともあったが、私の旅のスタイルは基本殆ど人との接触が無く、風景が好きなので基本的には屋外に居るから、リスクは少ないと考えている。もちろん、マスク着用と手指消毒は欠かさず行っているのは言うまでも無い。



 そんなことを話していたら南大東空港に到着した。奥さんに感謝の言葉を伝えて、会社の同僚への土産を購入した。

 小さな保安検査場を抜けてしばらく待つと、案内があったので飛行機に向かう。



 相変わらずの離島空港なのでターミナルから歩いて飛行機に向かう。



 那覇空港まで宜しくお願いします。

 飛行機に乗り込んだが、この旅初めて隣に乗客が居た気がする。もちろん相互にマスクはしている。



 飛行機は定刻通りに南大東空港を離陸していった。左側に見える集落が中心部で、後はサトウキビ畑が占めている。



 北大東島も含めて大東諸島を後にする。次回の訪問があるかどうかは分からないが、島の旅はやはり良いものだ。

 大東諸島が見えなくなった後は、ひたすら海しか見えない。しばらくのんびりしていると、沖縄本島が見えてきた。この時期なので南向きに着陸するだろうから、海中道路付近から本島に入った。



 そこから左方向に向きを変えて那覇空港に着陸した。流石に那覇空港はボーディングブリッジでターミナルに入る。南大東空港線はJALグループであり、帰りはANAに乗るので乗継手続きをANAカウンターで行う。

 セントレア行きの搭乗口でしばらく待つと、案内が始まったので飛行機に乗り込む。



 飛行機は定刻通りに那覇空港を離陸した。上空から新しく出来た第二滑走路がよく見えた。こう見ると、那覇近郊は結構な街だというのを実感する。



 慶良間諸島だろうか。島並と夕暮れが良い感じ。



 素晴らしい夕暮れも飛行機から見ることが出来た。

 沖縄のフライトは殆ど海しか見えないので景色も大したものは見れないが、夕暮れの時間は中々楽しかった。

 景色を見ていたら、陸地が見えてきた。恐らく紀伊半島だろう。ここまで来ればすぐなので、飛行機はセントレアに無事着陸した。

 明日も仕事は休みなので、あまり急いで帰る必要も無いから名鉄とJR鈍行を乗り継いで23:30頃ようやく自宅に着いた。

 今回の沖縄の旅は南大東島を周った。色々な離島に行ったが、どこも色んな特色があるのでどれが良いも悪いも決められないのだが、良い島だった。

 これで国盗りは制覇出来たが、後は各離島。阿嘉島・粟国島・伊江島に空港CPがあるので、これを取りに行かなくては。でも、やはり国盗り制覇が一番プライオリティが高いので、次はまずは奄美諸島に行きたい。そこが終われば、また沖縄に行ってみたいと思う。

 足掛け2014年から訪れてきた沖縄も少し一段落となるでしょう。また来る機会があれば、島に行きたいところだ。

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2020年夏 沖縄南大東島巡り 1日目 沖縄本島美ら海水族館
2020年夏 沖縄南大東島巡り 2日目 南大東島入島
2020年夏 沖縄南大東島巡り 3日目 南大東島巡り~静岡帰還
Posted at 2021/06/28 23:26:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 沖縄 | 日記
2020年07月18日 イイね!

2020年夏 沖縄南大東島巡り 2日目 南大東島入島




■2日目 7/18(土)

 名護から高速バスで那覇空港に戻り、北大東島経由で南大東島に入島した。

 6:00頃起床し、朝風呂に入る。朝食を済ませて出発準備を整えて、しばしゆっくりする。

 午後一には那覇空港に入れば良いので時間に余裕はあるが、ただボーっとしているのももったいないが、何をしようか考える。天気は良くないし、足も無いので屋内の何かが良いが。

 色々調べてみると、那覇ゆいレール県庁前駅近くに「那覇市歴史博物館」というのがあるようだ。バスもそこで降ろしてくれそうだし、ゆいレールで那覇空港にも時間厳守で行けるのでそれが良さそうだ。

 予定も決まった所で、8:45にホテルをチェックアウトした。名護市役所前のバス停まで歩いてしばらく待つと、那覇行きのバスがやってきたので乗車する。ICが使えたのでありがたい。

 昨日と同じように、許田ICから沖縄自動車道に入る。しばらく走ったところで、行きはノンストップだったが、伊芸SAに立ち寄るようだ。一服して再度バスに乗り込む。

 沖縄道沿線の風景をのんびり眺めていると、西原ICで高速を降りていった。行きは那覇ICからだったのに、どうも経路が違うようだ。浦添市で何個か停留所を通り過ぎ、県庁前バス停に到着。

 目指す、那覇市歴史博物館はショッピングモールの一角に位置しているらしいので、パッと見どこにあるかわからなかった。



 しばし彷徨っていると見つかった。これは中々分かりにくい。入って受付しようとすると、受付のお姉さんがスマホを見ていた。このご時勢なので来館者もあまり居ないのだろう。

 入館料を払って中に入ると、琉球王国時代の資料や絵図。沖縄戦の情報など、入館料に見合った展示が良くされていた。

 ゆっくり展示を見ながら30分くらい滞在した。そろそろ昼ご飯の時間だが、沖縄に来た時はA&Wというハンバーガーをいつも食べている。近くにあるようなので、行ってみた。やはりマックに比べると値は張るが、とても美味しいハンバーガーなので気に入っている。

 お腹を満たしたところで、少し早いが那覇空港に向かう。ゆいレール「県庁前駅」から那覇空港まで移動した。ゆいレールは高い所を走るので、途中のセルラースタジアムや自衛隊とかが良く見えて、中々楽しい。

 12:00前に那覇空港に到着。出発まで1時間あるので、またラウンジに行ってシークワーサージュースを飲んで、快適なひと時を過ごす。

 良い時間になったので保安検査場を抜ける。昨日は欠航のため弾かれたが、今度はちゃんと受け付けてくれた。

 離島航路なのでプロペラ機なのは分かっているから、搭乗口はバス用の下の階だった。搭乗案内が始まったので、バスに乗り込み飛行機に着いた。

 意外とプロペラ機は好きだったりする。片側2人ずつなのであまりゴミゴミしないし、座席の前後間隔も余裕があるので楽に乗車出来る。昨日欠航があった割にはそんなに乗客も多くなく、隣は空いており更に余裕がある。

 飛行機は定刻通り13:10に那覇空港を離陸した。しばらくすると海しか見えなくなった。これから向かう大東諸島はまさに絶海の孤島で、周囲400kmに渡り陸地が無く、人が定住し始めたのも明治になってかららしく、よくこのような所にある島を発見出来たものだ。

 そんなことを思っていたら北大東空港に着陸した。しばらく待機した後、再度南大東空港に向かうのだが、一旦降りるように指示される。忘れずに国盗りをして、ハイドラを起動し北大東空港CPをGetする。



 離島空港なのでボーディングブリッジのような気の利いたものは無いので、飛行機を降りてターミナルへ歩いて向かう。



 乗ってきた飛行機。



 雲が広がり、どうやら雨が降っていたようで路面が濡れている。

 ターミナルに入っていくと、南大東島への乗継案内があったのでそちらの待合室へ向かう。喫煙所があったので一服してしばらく待つと、乗車案内があったので再度飛行機に乗車する。

 北大東島から南大東島は直線距離で20kmと、世界に数ある路線の中でもかなりの短距離路線のようだ。沖縄は南風が多いため、殆どの空港は南北方向に滑走路が伸びている。特に夏は南風だ。

 騒音問題を除き、基本的に飛行機は向かい風に向かって離陸・着陸する。北大東空港を南に向かって離陸したので、私はてっきり殆ど舵を切らずにそのまま着陸するのだと思っていた。しかし、何か理由はあるのだろうが南大東島をほぼ一周してから着陸していった。

 ついに南大東島に着いた。国盗りをして、南大東の空をGetし、沖縄県の空を制覇した。

 いや~、沖縄は流石に大変だった。伊平屋島・伊是名島・伊江島・粟国島・渡名喜島・座間味島・渡嘉敷島・竹富島・小浜島は、飛行機からのオフラインモードでの取得。船で近くを通っての取得だったが、それ以外は全て訪れた。短時間の滞在も多かったが、それもやむを得まい。

 長期休暇で来れれば効率的だろうが、他にも行きたい所が山ほどあるのでそういう訳にもいかない。週末+有休を使って6年も掛かってしまったが、日本最南端波照間島。日本最西端与那国島は凄く良かった。もちろん、石垣島・宮古島も凄くキレイだった。

 西表島なんかは短時間の滞在だったので、次に沖縄を単独で来れるようなら、西表島と竹富島に行ってみたい。

 そんなことを思っていたら、今日泊まる予定の月桃ムーンピーチの看板を掲げた奥さんが居たので声を掛ける。かわいらしい娘さんを連れていた。

 どうやらもう1人居るらしく、少し待っててくれ。と言われたので、売店に行くと観光案内所があった。おばさんが居たので、星野洞について聞いてみた。

 未だコロナ禍の中なので、GWなんかは来島自粛の要請が観光協会からもSNSを通じて出ていた。もちろんGWまで、と記載はあったが、どこのHPを見ても観光地を開放する、という情報は得られなかった。

 南大東島の観光地の中でも、星野洞は色んな人が勧めていたので是非とも行きたいと思っていたが、ここは予約制らしい。ところが再開したか否かが分からなかったので、今回ぶっつけ本番で来てみた、と言った所だ。

 星野洞に行きたいんですけど、と観光案内所で聞いてみたところ、あっさり「じゃあここにTELしてください」と言われてしまった。案内所なんだから予約取ってくれないのかな、と思ったがまぁ良い。後でTELしてみよう。

 そんなことをしていたら、もう1人の女性と合流できたようなので、送迎のクルマに乗り込む。顔見知りなのか常連さんなのか分からないが、女性と奥さんは初見では無さそうな雰囲気だった。車中で、娘さんとワイワイ遊んだりしていると、空港から程近いところにある月桃ムーンピーチに到着した。

 まず部屋に案内されて荷物を置き、チェックインを済ませる。この宿を選んだ理由として、空港送迎有なのと原付を借りられることだ。明日、荷物を部屋に置いたまま出掛けて良いか聞いたところ、問題無いという回答を受けた。原付の説明を受けて、後はご自由にという感じで、中々大らかな感じだった。

 とは言え、天気も正直良くなかったので走り回るのは明日で良いだろう。普段なら、夕食時には食事が取れる島中心部へ送迎してくれるらしいのだが、コロナの影響で中止しているらしい。

 その代わり、夕・朝食のテイクアウトが出来るよ、とのことだった。食料は何も仕入れていないので、ありがたく注文させてもらう。

 それからは、部屋の中でダラダラ過ごしていた。見た目はかなり歴史を感じる建屋だが、中はとてもキレイにされていて、TVもエアコンもWi-fiもあって何も不満は無い。禁煙部屋だが、部屋の外に灰皿があるのでそこまで不便も無い。

 そういえば星野洞の予約をしなければならなかったので、TELしたところ普通に受け付けてくれた。時間を指定したので、これで確実に見ることが出来るだろう。

 しばらくゆっくりしていると、弁当が届いたようで奥さんが持って来てくれた。



 スマホで野球観戦を見ながら、弁当を美味しくいただく。

 一服するたびに部屋の外には出ていたが、折角離島に来ているんだから、星でも見れないかな。と、何度か空を見に行ったが難しかった。仕方ないので野球も見終わりシャワーを浴びる。

 最後のチャンスとばかりにもう一度空を見に行ったら、何と星が見えていた。宿近くは流石に明かりがあるので少し離れようと思ったら、流石離島。街灯が無いので少し離れただけで何も見えなくなった。キャンプでもないのでヘッドライトも無いからスマホのライトを頼りに少し離れる。

 すると、天の川が肉眼でくっきり見えた。これは是非とも写真に撮りたいところだが、三脚を持って来ていない。何か良いものが無いか原付の周辺を探してみると、脚立があった。これなら使えるかも、と思い少し借用して再度暗闇の中へ向かう。



 流石光害の無い離島。半端じゃない星空を見ることが出来た。



 でもやはりただの脚立にカメラを置いているだけなので、アングルは中々難しい。



 通りまで出てみたが、撮影している間一切クルマが通らない。南大東空港の横に宿があるので、空港のわずかな赤い光がガードレールに当たっている。肉眼では殆ど分からないレベルだが、星が写るほどの明るさで撮ると良く分かる。



 段々雲が増えてきて星空が見えなくなってしまった。今まで離島には何度か行っているが、星空を見たのは初めてだった。沖縄の星空はキレイだとはよく見るが、やはりとても素晴らしかった。

 三脚があればもう少し良いアングルで撮れただろうが、バックパックでの旅なので荷物を少しでも減らしたいから仕方がない。

 これなら明日はちゃんと晴れてくれそうだな。そんなことを思いながら、明日に備えて寝ることにする。

宿泊先:沖縄県南大東村 月桃ムーンピーチ


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Posted at 2021/06/27 23:43:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 沖縄 | 日記
2020年07月17日 イイね!

2020年夏 沖縄南大東島巡り 1日目 沖縄本島美ら海水族館

時が経つのは早くもう1年も前の話になるが、ようやく旅の記録がまとまったので、備忘録として記す。





■1日目 7/17(金)

 セントレアから那覇空港に飛び、高速バスで美ら海水族館まで行った。

 2020年の夏も沖縄に行くことにした。コロナ禍の中今年の夏沖縄をどうするか迷ったが、ちょうど若干落ち着きが見られていたし、会社の業績不良で休業があったことから、4連休が取れた。

 2014年に高校の修学旅行依頼の沖縄来訪で、改めて沖縄の良さを実感した。2015年はお休みをして、これで2016年から5年連続で沖縄に行くことになる。

2014年 本島をレンタカーで1周
2016年 宮古島をレンタカーで1周
2017年 石垣島をレンタカーで1周
2018年 日本最南端波照間島等八重山諸島巡り
2019年 日本最西端与那国島等離島巡り

 今年はどこに行こうかと考えていたが、答えは1つだった。国盗りの残り沖縄地域は大東諸島だけだったので、そこに行くことにしよう。

 まずは計画を立てるが、今回休みが4日あるので大東諸島とついでに奄美諸島に一部訪れておこうと考えた。奄美諸島は残念ながらANA便は殆ど無く、JALグループがほぼ独占している。

 これを見越して、2019年冬のボーナスを使ってJALの株を一部購入した。結果として、それからコロナが流行してしまったため、株価が大暴落してしまい大損になってしまっている。しかし、売らなければ赤字は確定しないので、しばらく持っておくことにしよう。同じくANA株も大暴落した。こちらはギリギリ購入時よりも高いのでまだ赤字ではないが、半値近くになったので気分としてはあまり宜しくない。まぁ、時流を読めなかった自分が悪いので何とも言えない。

 前置きが長くなったが、それでJALの株主優待券が1枚ある。那覇~大東諸島もJAL(RAC)なのでもう2枚くらい欲しいと考えて、ヤフオクで購入した。こういう時勢なので普段より安く買えたような気がする。

 ANAマイルも貯まっていたので、出来るだけおトクに旅が出来るように、特典航空券の空きを探す。一通り見た結果、セントレア⇒那覇空港と、鹿児島空港⇒セントレアのチケットを予約出来た。これで、沖縄に行く航空券は費用が掛からない。

 結局計画は以下のように決まった。

7/16(木)0日目:業務終了後、鈍行で名古屋に前入り。

7/17(金)1日目:
セントレア8:40発←ANA307便→那覇空港10:55着
那覇空港13:10発←RAC847,836便→南大東空港15:05着
⇒レンタルバイクを借りる。南大東島宿泊

7/18(土)2日目:
南大東島観光
南大東空港15:30発←RAC868便→那覇空港16:40着
→那覇市内宿泊

7/19(日)3日目:
那覇港7:00発←フェリー→与論島経由沖永良部島14:10着
→沖永良部島周遊

7/20(月)4日目:
沖永良部空港発→鹿児島空港経由→セントレア着

 こんな計画を立てた。

 実は、この計画が完成したのはこの週だった。寸前まで行くかどうかやはり迷っていた。バイクツーリングなら公共交通機関には殆ど乗らないで済むが、沖縄は流石にそういう訳にはいかない。

 個人的には公共交通機関が原因でコロナが蔓延するなら、この数どころではなく広がっているはず、と考えているので大丈夫だろう。と前向きに考えることにする。当然感染予防対策は怠ってはならない。

 それでやっぱり行こうと思い、天気予報も悪くなかったので改めて確認したところ、宿はとにかく特典航空券まで普通に空きがあった。流石コロナ禍の中である。一通り予約を済ませる。

 セントレアの便が朝早かった。遠鉄バスが早朝からセントレアまでのリムジンバスを出してくれるのだが、このご時勢のため運休になっていた。クルマで行って駐車場に置いておくか、名古屋等に前泊をするかで迷ったが、4日と長いため素直に前泊で行くことにした。Suicaが使えるので交通費は気分的に費用が掛からないから、というのもある。

 南大東島の宿は、宿で原付を借りることが出来る月桃ムーンピーチを予約。那覇の宿は那覇港近くの宿を抑えておいた。沖永良部島は候補だけ検索しておいて、日曜だから直前でも大丈夫と考えて、現地に着いてからで良いだろう。



 いよいよ当日が近づいてきた。直前に決めたので天気予報は大丈夫そう。仕事を終わらせ定時に上がり、洗濯等を済ませて19:30頃自宅を出発。最寄りの駅から浜松駅・豊橋駅を経由して鈍行で名古屋駅に22:30頃到着した。

 名古屋駅近くの東横INN名古屋駅桜通口本館を予約したので歩いて行ったが、意外と飲み屋が繁盛していて結構客が入っていた。私は元々お酒は得意ではないので、今の自粛ムードは殆ど影響は無いのだが、これでは中々感染者が減らないのも納得する。1人飲みで何も喋らずただ飲むだけなら良いと思うが、やっぱり複数人で行くことが多いだろうし、そうなると陽気になり飛沫が飛びやすいことだろう。

 そんなことを思いながら、飲み屋を横目にホテルに到着。手指消毒をしてチェックインして風呂に入り、翌朝も早いのでさっさと寝る。



 5:30頃起床し、朝風呂に入って朝食を食べる。東横INNは元々バイキングだったが、このご時勢なので弁当が用意されていた。接触を減らすことが出来るのでありがたい。

 7:00過ぎに東横INNを出発し、名鉄名古屋駅からセントレアに向かう。ミュースカイだと別料金が掛かるので、普通の特急に乗っていく。

 8:00過ぎにセントレアに到着した。コロナ禍になってから初めての空港だったが、平日の早朝だからかを考慮しても、人が全く居ない。多少時間があるので、ゴールドカード会員特典のラウンジで出発待ちを快適に過ごす。

 少し経って保安検査に向かうが、通常は多少待つがスイスイ進めた。検温も当然Passして搭乗口に向かう。

 待っている間に天気予報を見ていたら、大東島地方の天気予報が悪くなっていた。これは中々辛いが今更どうにもならないので、天候の回復を祈るばかりだ。

 飛行機に乗り込んだが、直前に座席指定を再確認して隣に人が居ないことを確認していたので、快適に乗車出来そうだ。

 飛行機は定刻通りにセントレアを離陸した。沖縄への便はすぐ海に出るので、景色もつまらないから朝も早かったので少し寝る。

 起きた所で間もなく着陸態勢に入るとアナウンスされた。サンゴ礁のエメラルドグリーンの海が見えてきて、沖縄にやってきたことを実感し始めた。

 飛行機は定刻通りに、那覇空港に到着した。ここで何か違和感があった。毎年那覇空港は使っているので見慣れているはずなのだが、景色に見覚えが無い。しかも着陸してからターミナルまで結構長いこと走っていた。

 少し調べたところ、2020年3月に工事していた第2滑走路が完成していたらしい。何度か着陸待ちで那覇空港上空をグルグルして遅れが発生したこともあるが、これで大分処理能力が上がりそうだ。どうやら、主に第2を着陸。従来の滑走路を離陸用として運用していくらしい。

 最近の飛行機旅では、従来のスーツケースではなくモンベルのバックパックで来ることが多いので、預け荷物も無くスムーズに出る。

 もう11:00なのでまずは腹ごしらえをする。那覇空港で良く行くのが、1F到着ロビーにある沖縄そばの店だ。ソーキそば+ジューシーセットを美味しくいただいた。

 トランジットにまだ時間があるので、今度は那覇空港のラウンジに行く。那覇空港のラウンジは、シークワーサージュースがあるので好きだ。

 待っている間に雨雲レーダーを見ていると、大東島地方には中々の雨雲が掛かっているようだ。これは辛いけど明日ならまだマシかなぁ。何て思っていた。運航情報もいつの間にか条件付き運航に変わっており、やれやれだ。

 時間が近付いてきたので再度保安検査場に向かったが、ICカードを通そうとしたところエラーが起きた。何事かと思ったが、係員が来てくれたところ、何と大東島行きの飛行機が欠航してしまった。

 とりあえずカウンターに行ってくれ、と言われたので向かう。私も飛行機で結構ウロウロしているが、定刻遅れは何度かあるが欠航したことは初めてだったので、動揺は隠しきれなかった。やはり離島空港なので、ILSとかも無いだろうから雨だけでも視界が悪いと簡単に欠航してしまうのだろう。

 カウンターに行く前に気分を落ち着かすために、まずは喫煙所で頭を切り替えるように努める。これから宿のキャンセルとか計画の変更とか今日なにするか、等々一杯やることがあるなぁ、何て思いながら一服する。

 まず優先事項は大東島に行くことは絶対したい。天気予報を見ていると、明日もあまり良くないが明後日は天気が回復しそうだ。それだったら、もしかしたら禍転じて福と為す、になるかもしれないと前向きに考える。

 そんなことを思いながらカウンターに向かう。代替便として、翌日の朝一便にしますか?と言われたが、これには乗ることが出来ない理由がある。

 大東諸島には北大東島と南大東島があって、自治体が違うため両方とも国盗り対象となっている。そして、南大東島の方が人口も多くて観光地も多くあるらしい。両方巡ることが出来れば一番だが、時間も無いし北大東島はアクセスが悪くて中々難しい。

 朝一便は南大東島直行便で、これに乗ってしまうと北大東島に行こうとすると、一旦那覇空港に戻らないといけない、という謎のルートになってしまうし、飛行機代も掛かる。対岸取りの可能性もあるかもしれないが、リスクがあるのでもしもを考えると実行出来ない。

 午後便は北大東島経由便で南大東島に行ける。1回北大東空港に降りることになるので、空港CPも北大東島の国盗りも確実に取ることが出来る上に、この経由便は南大東島直行と同じ区間とみなされるため、飛行機代も掛からないという訳だ。

 なので、午後の経由便が必須となる。そして1日潰れてしまったので、もう奄美諸島に行くことは出来ないだろう。それだったら、事前にJALの株主優待券を入手しているので株主優待料金で行こうかと思った。

 それをカウンターのお姉さんに伝えたところ、経由便になるので南大東島に向かうのに優待券が2枚必要になる。帰りを含めると3枚も必要になると言うではないか。経由便でも直行と同一とみなすんじゃなかったっけ?と聞いてみても、経由便なので2枚必要ときっぱり言われてしまった。

 これで優待券を2枚も使うのはもったいないな、って思ったのでそれだったら往復料金で乗るように手続きした。無事に翌日18日(土)午後の、那覇空港発北大東経由南大東島行き。帰りは、19日(日)午後の南大東島→那覇空港行きのチケットを確保した。簡単に代替便を確保出来たのは、コロナ禍ならではだろう。

 これで1つの課題はクリアした。次に、今日泊まる予定だった月桃ムーンピーチにTEL。最初は出てくれなかったが、しばらくすると掛けなおしてくれた。飛行機が欠航になったことを伝えると、既に知っていた。離島なので、もしかしたら島内放送とかで流れるのかもしれない。

 翌日も空きがあったようなので、予約の変更をお願いしておく。これで課題を1つクリア。次に、明日泊まる予定だった、那覇港近くのホテルのキャンセル手続きをする。楽天トラベルで予約してたのでキャンセルしようとしたら、キャンセル料を請求された。大体本人に責の無い理由でのキャンセルなら請求はされないはずなので、ホテルにTELして状況を説明したところ、無事無料でキャンセルを受け付けてくれた。

 最後の1つは今日どうするかだ。明日の午後一まで時間があるが、何をしようか。レンタカーを借りるか、とか色々考えたが1つ妙案が浮かんだ。

 そういえば沖縄の有名な観光地、美ら海水族館に行ったことが無かった。名護の更に奥、本部町なのでそこそこ時間が掛かるが、明日の午後一までに戻ってくれば良いので何とかなるだろう。調べてみたところ、那覇空港から直通のバスもあるようだ。美ら海水族館から名護へ行けるバスもそこそこあるようだ。

 後は水族館の営業時間だ。大体17:00くらいまでが多いので、それだとあまり見れないなぁ、と思って調べたら何と20:00まで営業しているらしい。それだけやってくれてれば充分だ。今日は名護に泊まれば良い。翌日の那覇空港へのアクセスのために、名護市役所にほど近いホテルが空いていたので、それも予約した。

 これで全ての課題が終わって、欠航というトラブルをリカバー出来た。我ながらよく頑張ったと自分を褒めてやりたい。

 後は、那覇空港の観光案内所で美ら海水族館の前売り券があるかな、って思って行ったらやはり売っていた。しかも、直通バスのチケットまでカードで買うことが出来たので、非常に助かる。

 思わぬところで予定が変わってしまったが、こればっかりはどうしようもないので前向きに考え楽しむしかない。そんなことをやっていたので、那覇空港に3時間も滞在してしまった。しばらく待つとバスがやってきたので乗り込む。13:45に那覇空港を出発した。

 那覇市街に入り、バスセンターを経由して那覇ICから沖縄自動車道に入る。のんびり車窓の景色を見ながらバスに揺られていた。沖縄自動車道を全線走り許田ICで降りて、一度名護バスセンターを経由して、海洋博公園に2時間で到着した。



 観光名所CPになっているので横は通ったことはあったが、訪れたのは初めてだ。



 美ら海水族館名物ジンベイザメのモニュメントもあった。



 あの特徴的な山がある島は伊江島だ。あの島にも空港があるので、その内行かなくては。雲が多くて沖縄らしい空ではないのが残念だ。

 周辺を軽く見た後に美ら海水族館に入るべく受付をした。どうやら、16:00以降は入館料の割引があるようで、前売り券を見せたらいくらか返金があった。これはラッキーだ。



 早速美しい熱帯の魚が目を楽しませてくれる。



 水族館の撮影は、被写体が縦横無尽に動き回るし、館内は暗めなので撮影が難しい。



 もはや常識となっているであろう、ソーシャルディスタンスをこんな表現していたのが面白かった。他にも色々な魚の大きさを例えにしているのがあった。



 クラゲは光の当て方で中々幻想的な光景を生み出してくれる。



 そして、美ら海水族館一番の売りであろう、巨大水槽に居るジンベイザメが現れた。



 この人のシルエットが好きだったりする。

 他の観光客も言っていたが、こんなに人が少ない美ら海は初めてらしい。観光名所なので、本当は平日だろうとそこそこ人で賑わうのだろうが、こんなご時勢なので仕方がない。



 この水槽はギネスにも認められていて、世界最大のようだ。今もそうかは知らないが。



 ジンベイザメを下から見上げる。

 有名な水族館なので、3時間くらい時間を潰せるかと思ったが、ゆっくり見た割には1.5時間で見終わってしまった。再入場も出来そうなので、もう少し周辺を散策してみよう。



 水槽越しに臨む伊江島。



 沖縄らしさを感じる階段を上っていく。周辺は公園になっているので何かしら色々あるみたい。



 おきなわ郷土村というのがあり、沖縄特有の赤瓦の門をくぐっていく。



 地頭の家らしいが、特に目新しいものは無かった。

 もう少し水族館を見ていこうと思い再入場する。どうやら水槽を上から見る所があるようなので、そちらに行ってみよう。



 落下防止用の網があるので視界は悪いが、ジンベイザメを上から眺める。やはり大きい。



 エイも居た。



 色んなパネルがあったが、あの奥が搬入口のようでジンベイザメもあそこから入れたらしい。中々大変そうだ。

 もう一回り美ら海水族館を楽しんで、良い時間になってきたので名護に戻ることにしよう。バス停でしばらく待つと、名護バスセンター行きのバスがやってきたので乗り込む。残念ながらICは非対応なので、整理券を受け取る。

 本部半島線は右回りと左回りがあるようで、右回りの方が便数が多いよう。左回りの方が距離は短そうだが、言うほど変わらなかったので先に来た右回りに乗った次第だ。

 訪れたこともある、今帰仁城の横を通りながらバスは名護市内に入った。ホテルの最寄りだろうバス停で降りて、グリーンリッチホテル沖縄名護に到着した。

 手指消毒をしてチェックインをする。さて、荷物を降ろして少しゆっくりして、夕食を何食べようか考える。探すのも面倒だったので、ホテルが勧めてた店に行くことにした。




 普段は酒を飲まないが、折角なのでオリオンビールで乾杯。



 沖縄と言えば、のゴーヤチャンプルーを美味しくいただいた。

 しかし、この店に入って驚いたのは、店員が誰もマスクをしていなかったことだ。沖縄は既に梅雨が明けて本格的な夏に入っているのは当然で暑いのは分かるが、同調圧力的にもどうだろう、と思ってしまった。1つの店だけで決めるのもあれだが、沖縄は人口比に対して感染者数が多い、と言われているがそれもうなずける、と思ってしまった。

 食事は美味しかったので、まぁ良い。ホテルに戻って汗を流し、翌日の天気予報を確認すると、結局大東島地方はあまり良くはなさそうだ。でも相変わらず明後日は良さそうなので、逆に良かったのかもしれない。一番の目的は大東島の観光なので、そこが晴れてくれれば言うことはない。

 当初は鹿児島空港~セントレアまでの特典航空券を予約していたが、これはもう使えないのでキャンセルの手続きをした。3000マイルの手数料が取られたので、非常に無駄だった。どうせ空きがあったのだから、後で予約すれば良かった。と後悔する。

 幸い、南大東島から那覇空港に戻ってきて、そのままセントレアに乗り継げる便に空きがあったので、予約しておく。これでトラブル等無ければ、3日で帰ることになるが残り1日はゆっくりすることにしよう。

 そんなことを思いながら、明日に備えて寝ることにする。

宿泊先:沖縄県名護市 グリーンリッチホテル沖縄名護

■関連ブログ

2020年夏 沖縄南大東島巡り 1日目 沖縄本島美ら海水族館
2020年夏 沖縄南大東島巡り 2日目 南大東島入島
2020年夏 沖縄南大東島巡り 3日目 南大東島巡り~静岡帰還
Posted at 2021/06/26 23:06:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 沖縄 | 日記
2020年06月21日 イイね!

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 4日目(最終日) 佐渡島~静岡

■4日目 6/21(日) 天気:晴れ後曇り
走行距離:498.7km



 新潟県佐渡島のキャンプ場から、少し佐渡島中央部を巡る。そして、本州に戻るため小木港に向かったが、事件が起きた。何とか小木港に着いて、上越市直江津港に上陸。



 ひたすら高速を走って静岡に戻ってきた。

 5:00頃に起床。夏至の時期なので日の出が早いため、周囲が明るかったから今日も早めに目が覚めた。



 テントから出ると今日も良い天気だった。今回の旅では初日を除いてずっと晴れだった。梅雨の時期というのに大変素晴らしい。



 本州の山並みと日本海を望む。5:10程度なのだがすっかり日が昇っているようだ。



 朝陽が照らすテントサイト。



 ホントにこのキャンプ場はロケーションが素晴らしい。

 洗顔等を済ませて朝食を準備し美味しくいただく。食後にしばらくゆっくりして、トイレに行ったら昨日懸念した通りトイレに紙が無かった。どうしたか覚えていないが、多分ポケットティッシュか何かを使ったのだと思われる。ウォシュレットじゃなかったら尻がエライことになったり、トイレットペーパー以外を大量に流すと詰まりそうだが、そこは何とかなったのだろう。

 歯磨きも済ませて出発準備を始める。タープも張っているので大変だったが、テーブルもあるので割と楽に撤収が出来た。バッグに詰めてバイクに積んでいく。

 8:40頃2日間お世話になった、松ヶ崎ヒストリーパークを出発する。昨日考えたように、今日はたらい舟に乗ってみようかと思うが、流石にそのまま行くと早すぎる。ツーリングマップルを眺めてみると、五重塔がある妙宣寺というのがあるらしい。そちらに行ってみようと思う。

 昨日と同じ道を通って県道181号で内陸に向かい、小倉ダムを横目に走る。県道65号に入って妙宣寺に向かった。



 途中に広大な田園風景と、大佐渡山地が見渡せる所があったので停まってみた。



 バイク共撮影。山頂に自衛隊のレーダーっぽいのがあるところが、昨日も行った大佐渡スカイラインだろう。今日なら昨日より雲が少ないのでより絶景だったかもな、と思うが昨日の展望でも素晴らしかったのでまぁ良い。



 撮影場所と妙宣寺は近かったので、あっさり到着。



 早速五重塔が出迎えてくれた。



 新緑に囲まれた五重塔が癒される。



 折角なので境内を周ってみた。



 歴史のありそうなお寺だった。



 バイクと五重塔を一緒に撮影。



 高さがある建造物なので縦構図でも。

 中々見応えあった妙宣寺を楽しみ出発する。次は、この近くに真野御陵という所がある。看板も出てたので、折角だから行ってみよう。

 佐渡歴史伝説館を横目に走っていくと真野御陵があった。この伝説館は、ロボットを使った展示があって、11年前に来た時に立ち寄った記憶がある。ここは、拉致被害者関連で一時テレビにもよく出ていたジェンキンス氏が働いていた。11年前には見れた記憶があるが、長い年月経ってもまだ働いているのだろうか。



 真野御陵に到着。どうやら佐渡島に流された順徳天皇の火葬塚を真野御陵と呼んでいるらしい。



 流石流されたとは言え天皇家ゆかりのためか、管理は宮内庁のようだ。



 正直あまり中には入れなかった。ただ、何となくだが物々しい雰囲気を醸し出している気がした。



 しっかり封じられて厳重に管理されている。あまり広い範囲は見れなかったので、簡単に周り真野御陵を出発する。



 国道350号に入って適当にあった駐車帯に入ってみたが、そこがちょうど人面岩という所だった。確かに、右側を向いた人の顔に見える。



 人面岩を背景に愛車を撮る。



 佐渡は海も山もあって、景色が大変素晴らしい。

 そろそろ小木港に向かうことにしよう。ここからなら15分くらいで着くだろうから、十分たらい船に乗る時間はあるだろう。

 ・・・と思っていた。過去形にしたのは理由があり、ここから少し行ったところで事件が起こった。

 結論から先に言うと、事故を起こしてしまった。しかも私に過失があり、人様を巻き込んでしまった最悪の形で・・・ 調子に乗って1人ですっ転んだのなら何とでもなるのだが、人様を巻き込んでしまい、本当に申し訳ない。

 よって、ここからは写真が殆ど無いため、ズラズラと経緯を記す。アップロードしない、という選択肢もあった。でも事故を起こしてしまった事実は消せないし、個人的な反省点として自戒の念を込めて記しておく。



 先ほどの人面岩を出発したが、国道を走っていく。国道なのでそこそこの交通量があった。一般的には、離島は結構ゆっくり走る人が多い気がする。それでも、佐渡島は見通しの良い道が多いので割とPassしやすい。

 バイクという加速が良くて車体が小さいのもあり、何台か追越ながら小木港に向かっていた。前述通り、割と交通量が多いので、追い越してもすぐ次の車列に追いついたりしていた。

 本土側なら正直追い越しても追い越してもクルマが居るので、よっぽど郊外の交通量が少ない道じゃない限りあまり追越しはしない。してもその時スカっとするだけで、全く意味が無いからだ。

 佐渡なら意味あるかと思って追い越して進んでいたら、晴天なのもあってかなりテンションが上がりきってしまい、頭のネジが吹っ飛んだ感覚があったのを覚えている。かなりオラオラな運転をしていた。PassしてもPassしても追いついてしまい、ホントにいつもなら諦めるのだが、その日は何故か違った。



 そこで事件が起こった現場に近づいた。次の車列に追いついた時に、どうやら先頭車両がかなりゆっくり走っていたようだ。それが写真のように見通しの良い直線道路だったからか、先頭車両がどうやら左に寄って譲ったみたい。その後ろ(私の前)に、多分2台くらいクルマが居た。

 当然前2台が先頭車両を追い越していく、追い越していくと普通は左に戻る。ちょうどそこが直線道路なので、そのまま前の2台を追い越そうとした。しかも前のクルマが右ウインカーを出していたのにだ。

 結果は分かっただろうか、右折しようとしたクルマの右側面に私が突っ込んだ。

 これだけ聞くとただの暴走馬鹿としか思えないだろうが、一応言い訳をさせてもらう。ここで前の状況に戻ると、先頭のゆっくり走行車両が譲ったので、前のクルマは中央線をはみだすから右ウインカーを出したんだ、と思い込んだ。それだったら、左に戻るよね。と思ってしまい、ならそのまま追い越してしまえ、と思ったのが原因だ。

 今冷静に考えるとかなり無謀だ。少なくとも車線変更のウインカーだったとしても、ウインカーを止めて1つの行動が終わったことを示してもらうまでは、余計なことはしない方が良いに決まっている。馬鹿なことをしてしまったのは大反省をしなければならないだろう。

 物凄い細かいことは覚えていないが、右車線にはみ出して追越をかけたところで、相手車が右折のために右に向いた時点で、「あ、終わった」と思ったことだけは覚えている。あとはブレーキを掛けたが当然間に合わず、右側面に突っ込んで当然バイクなので転倒した。



 ちなみに相手のクルマが入ろうとした道はココだ。全く右側に交差点があることが分からなかった。当然大きな交差点だったらすぐ分かるので、そんなところで追越なぞしない。地元の方はどこに入るか分からないので、本当に気を付けなければならない。

 もうどうにもならなかったので、何か対応しようとしたかどうかも分からない。とりあえず何とかバイクには挟まれずに済んだ。転倒の際はこれだけは避けなければならないが、何となった。

 倒れた時に、恐らく右肘から倒れて打った気がする。多少の衝撃を感じた。ちゃんとプロテクターを装着しているので、とりあえず四肢はまともに動き、痛みとかは全く無かった。事故時にはアドレナリンが出ているので、しばらく経過してから痛みが出てくる可能性はあるが、致命傷になりそうなところは無さそうだ。

 当然まずは、ドライバーの方の安否を確認する。どこにも怪我は無さそうだ。クルマの方は右側面の広い範囲に傷・凹みが入っていた。ドライバーの方は地元の女性の方だった。

 まずは安全確保ということで、何人か停まって助けてくれたから、バイクを引き起こして歩道に避難させる。相手のクルマも少し移動させる。

 そして警察を呼ばなければならないが、それは相手の方がやってくれた。待っててもしょうがないので、こちらもやることはやらないといけない。任意保険会社に連絡を取った。相手の方も相手の任意保険会社に連絡をしていた。お互いの免許証を携帯で撮影しあう。

 しばらく経つと警察がやってきて、現場検証をする。平たく言うとあなた(私)が悪い事故だね、ということで処理が始まった。

 接触状況を再現して、お互い指で場所を指す写真を撮ったりした。幸い私が怪我をしなかったので、物損事故で済みそうだ。とりあえず物損事故で処理するが、もし後日私の容態が悪化したりすると、人身事故扱いにするため佐渡の警察署まで来なければならない、と警察に言われた。よっぽどの痛みが発生しない限り、言い出さない方が賢明だと思った。

 こんな事故を起こしてしまったので、私はひたすら平謝りだった。不幸中の幸いとしては、相手の方が凄い人が良かったことだ。最後に、これに懲りずまた佐渡に遊びにきなよ、って言ってくれた時は涙が出そうだった。



 バイクの方は、エンジンは普通に掛かったので一安心。外装は、まず右カウルがキズまみれになった。その他の被害は、

・右ステップのバンクセンサー取り付け部折れ
・右ブレーキレバー曲がり
・トップケースのロック機構が、2個中1個破損

 予想外にこんなもんだった。恐らくキャンプ用シートバッグを積んでいるので、その分ショックが軽減されたのかもしれない。

 左側カウルは接触で軽く亀裂が入っている箇所があったが、よく見て気付くレベルなので何とかなる。ブレーキレバーも曲がっただけなので、操作性にはそこまで影響は無い。トップケースも不安になるだけで、一応ロックは出来ているから家に帰るくらいは大丈夫だろう。

 後は警察は民事不介入なので、当事者間の話になる。連絡先を交換したが、相手も任意保険には入っていたし、恐らく保険屋同士の話になるだろう。

 こういうのも何だが相手も動いていたので、民事上の過失は10:0にはならないのではと思った。心象的には10:0なのだが、大体そうなるので被害者はやってられないな、とも思う。事故は誰も嬉しくないから、本当に気を付けて自分を自制して走らなければならない、と反省する。オラついていいことなど何も無い。

 結局事故処理に1時間くらい掛かった。当然ながら、たらい舟なんかに乗ってる場合ではない。それどころか、フェリーにギリギリの時間になってしまった。フェリーがあるから後はよろしく、という訳には当然いかないが、何とか間に合うと思う。

 結局出港の25分前に小木港に到着した。フェリーは往復で切符を買っていたので、確か特にやることはなかったと思う。車両待機場に停めてしばらく待ち、フェリーに載せて客席に向かった。

 フェリーは定刻通りに出港したが、とても出港を見届けたりする気分では無かった。幸いスマホの電波が入っていたので、友人に報告したりした。悪かったのは反省して、怪我無いのが何より、と慰めてもらう。

 LINEしながらボーっとしてると、本州上越市直江津港に到着した。こんなことになってしまったが、家には帰らないといけない。上越市街で給油をして、北陸道上越ICに入った。この週末から休日割が復活したので、割引が効くからありがたい。上越ICに入ってすぐ上越JCTから上信越道に入る。

 そろそろ昼食の時間だ。こんなことはあったが腹は減る。上越市街では特に食べたいと思う店が無かったから、妙高SAに立ち寄り昼食を食べた。

 それから長野道に入って、姨捨SAで休憩。中央道に入って八ヶ岳PAで休憩して、ソフトクリームを食べた。中部横断道に入って、下部温泉早川ICで当時は終わっていたので降りた。

 富士川沿いの県道を走り、再度中部横断道南部ICに入る。新東名に入って、予想外にガソリンが減ってきたから静岡SAに立ち寄った。良い時間だったし、家に帰っても何も無いので夕食を食べる。給油を済ませて、19:00過ぎに自宅に到着した。



 今回の走行距離は1,215.9kmだった。4日間で1日300km平均だったので中々走ったと思う。いつもならキャンプ道具を積んでこれだけ走ってくれたNinjaに感謝するところだが、馬鹿なことをして倒してしまって申し訳ない気持ちで一杯だった。

 佐渡島は海あり山ありでとても素晴らしかった。しかし事故を完全に私に過失がある形で起こしてしまったのは悔いが残る。起きてしまったことはもう戻らないし、不幸中の幸いだが物損事故で済んだのでそれだけはありがたい、と考えるしかないだろう。



【後日談】
 相手側の修理金額次第では自腹で出そうかと思ったが、連絡を受けて20万くらいだったと思う。側面ドア2枚分だから、そのくらいいってしまうのは仕方ないだろう。それなら保険使用するのが最善だと思った。

 保険屋との話は割とあっさりとまとまった。予想通り、過失割合は9:1でまとまった。前述したが、建前だけで言ったら、右折時は後方右後ろを確認しなければならないのは間違いない。なので、過失が全く無い。という判断にはならないのだろう。でも、喰らった方はたまったものではない。本当に事故とは誰も得をしないので、大変申し訳ないことをしてしまった。

 過失割合が相手側にも多少あるので、私のバイク被害の額を教えるように、保険屋から指示があった。少しでも安く済ませた方が良いかと思い、自分で直そうかと思った。



 曲がったブレーキレバー



 折れたステップの付け根。

 右カウルを部品単品で注文して、その金額を写真と一緒に送った。右カウル以外はしれた値段だったが、流石にカウルは少し高かった。ロックが壊れたトップケースも買い換えたのだが、それは流石に加えるのは気が引けたので止めておいた。

 部品を交換したら、殆ど見た目には事故をしたとは分からないレベルに回復してくれた。サスやフォークの曲がりも無く、特に違和感無く走れてるので大丈夫だろう。僅かながら振込もあったし、相手側への支払いも終わったということで、民事上の責任は一応果たした。

 幸いバイクに乗り始めて7年は保険を使ってなかったので、13等級まで上がっていたから10等級に落ちる程度で済んだ。しかし、何年か前に事故有係数とかいう制度が出来たので、同じ10等級でも保険金額は上がってしまった。まぁ自分が悪いから、どうにもならないので今後は安全運転に努めていこう。

 この記録が出来上がったのは2022年2月だから、2021年GW九州の記録をアップロード済である。それを見た方は分かるだろうが、この時もセローで事故を起こした。軽傷とはいえ体の被害は2021年の方が酷かったが、つまり2年連続で事故を起こしている。2021年の方は、自分も悪いが相手もどうかといった感じだったのが、全然良くはないがまだ幸いなのだが。

 なので2022年の最大の目標は、当たり前ではあるが無事故で乗り切ることを抱負としてあげている。とりあえずこの負の連鎖を断ち切りたい。

 事故の話はこのくらいにして、いつ判明したかあまり覚えていないが、帰宅してからだったと思うが、もう1つ問題が発覚した。

 事故と比べれば馬鹿みたいな問題だが、一応記しておく。国盗りの制覇状況をチェック出来る帳票を運用しているが、行っただろう箇所をあらかじめ入力した。制覇した空を自動で計算してくれるようにしている帳票になる。

 その帳票と、実際にアプリで確認した空の制覇数が違っていた。アプリの方が少なかった。何でだろう?と思い、細かいところを確認してみると、我が目を疑った。

 何と佐渡が完全制覇出来ていないではないか。佐渡は11個の空があるのだが、10/11になっていた。どこが抜けているんだ、と確認した所「姫崎灯台」の空が取れていなかった。

 姫崎灯台は実際に訪れて、見て周ったというのに・・・ かなりショックだった。寄っていたから完全に油断していたのだろうか。

 これで佐渡島までまた行かなければならなくなった。いつもなら、旅の途中もしくは1日の終わりに宿でゆっくりしている時に、確認をするようにしているのだが、何故か今回は怠っていた。島なので中々行けないから、より慎重に運用しなければならなかったのに。自分の馬鹿さに本当に腹が立った。

 姫崎灯台に行ったのは3日目だった。もっと言えば、もしその日に取りこぼしに気付けていれば、4日目の最終日にフェリーに乗る前に取りに行くことが出来た。そうすれば、また行動も変わるので事故を起こすことも無かったのかも・・・とか思ったりした。

 しかし過ぎたことは戻らないし、事故を起こしたのは、私がオラついて暴走したのが原因なので、ここで起こさなかったとしても遅かれ早かれどこかで舞い降りてくる。こんなことを思うのはおこがましいことかもしれないな、と時が経つと冷静に考えるようになった。

 国盗りの方は、本気で国盗り事務局に、GPS記録を持って何とかならないか、と相談しようかと思ってしまった。超々前向きに捉えて佐渡島は素晴らしい島だし、また行く口実にしよう。と考えるようになると少し気分が楽になった。素晴らしい島だったので、また行きたいと思ってたし。

 高速使えば3日あれば楽しめるな、どこかでまた行こう。と思っていたが、ここでもまた悪い方向に進んだ。Yahooニュースか佐渡汽船のHPのどちらかだったかは記憶が無いが、2020年の秋頃に見たニュースで、佐渡汽船が上越⇔小木航路のカーフェリー事業を撤退し、人だけのジェットフォイルに集約する、という情報が入った。

 これにも愕然とした。上越航路が無くなったということは、佐渡島にバイクで行くには新潟港まで行くのがMustとなる。同じ新潟県ではあるが、新潟県は中々に広い。上越⇔新潟は120kmもあるので、それだけ走行距離が増える。新潟港は北海道便でバンバン使っているが、フル高速で言ってもほぼ1日掛かってしまうし、高速代も平日だと1万近く掛かってしまう。

 これはどうやって行くべきか悩ましい。まぁまたその内考えることにしよう。

 色んなことがあった、佐渡島ソロキャンプツーリング。残念な思いも全く0では無いが、今となっては佐渡が楽しかったイメージの方が強い。やはり旅は良い。もっと堂々と行けるようになることを願う。

■関連ブログ

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟県上越市
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 2日目 新潟県上越市~佐渡島南部周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 3日目 佐渡島周遊
Posted at 2022/02/14 23:06:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2020年06月20日 イイね!

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 3日目 佐渡島周遊


■3日目 6/20(土) 天気:晴れ
走行距離:287.7km

 新潟県佐渡島のキャンプ場から、主に佐渡島北部を周遊した。その後佐渡島北東部の姫埼を経由して、南岸のキャンプ場に戻ってきた。

 5:00前に起床。夏至の時期なので日の出が早いため、周囲が明るかったから目が覚めた。



 テントから出ると中々良い天気だった。佐渡島の山並みと日本海を望む、素晴らしいキャンプ場だ。



 5:00になっていないのに、もう太陽が水平線からあんなに上がっている。朝焼けを見るには、4:00過ぎには起きないといけないみたい。



 今度はバイクを番屋の前に乗り入れた。屋根付き炊事場とテーブルがたくさんあるので便利なキャンプ場だ。



 朝焼けに照らされたテントと灯台。

 

 朝っぱらからたっぷり撮影を楽しみ、朝食の準備をする。こんな雰囲気で食べるメシは美味しいに決まってる。非常に満足だ。

 食後に用を足しにトイレに行ったら、何とウォシュレット付きで驚いた。何て素晴らしいキャンプ場だ。ただ、紙の残量が少し怪しい。周囲を見渡しても置いてなかったので、今日補充してくれなければ終わってしまいそうだ。まぁウォシュレットがあるから、ポケットティッシュがあれば何とかなるだろう。

 今日はこのままテントを張りっぱなしで出発するので、食後の後片付け・歯磨きを済ませて7:00頃キャンプ場を出発した。

 ツーリングマップルを見ると、このキャンプ場から北へ少し行った所に、岩首の棚田というのがあるらしい。まずはそこへ行ってみよう。



 キャンプ場から10分強走って岩首昇竜棚田に到着。朝はあんなに天気が良かったのに、少し雲が出てきたのが残念。



 小さな展望台があった。駐車場が広くないし、道も結構狭いのでクルマだと大変だろう。



 東に向いているので朝だと少し逆行気味だった。正午くらいに来ると良いのかもしれない。それでも日本海に向かって流れ込んでいくように見える棚田は立派だった。



 バイクと一緒に撮りたかったが少し難しかった。

 岩首の棚田を見たところで、この近くに滝があるようなのでそちらにも行ってみる。



 養老の滝入口に到着。この名前だと、やはり先に浮かぶのは岐阜県の滝だが佐渡島にも養老の滝がある。キレイな新緑を見ながら遊歩道を歩く。



 5分くらい歩くと養老の滝があった。中々の落差がある滝だった。頑張って長秒撮影で撮影。



 今度は早いSSで水滴を止めて撮影。



 縦構図でも。



 結構遊歩道が崩落していた。ツーリングマップルでも「赤い橋とのコラボが絵になる」とコメントがあるのだが、橋が見当たらなかった。この崩落を見る限り、災害で流れてしまったのだろうか。

 岩首の棚田と養老の滝を楽しみ、ツーリング再開。一旦南方向のキャンプ場方面に進み、県道181号に入った。少し道は狭かった気がするが、交通量皆無で楽しく走る。小倉ダムCPを折角なのでGetしに行く。



 するとダム近くに小倉千枚田があったので停まってみた。ツーリングマップルにもコメントがあった。



 「斜面に小さな水田が整然と並ぶ」とコメントがあったが正にその通りだ。恐らくオーナー制で、各水田に名前の表示がされていた。管理は地元の人なんだろうけど。



 少し斜面を登ってみた。岩首の棚田もそうだが、まだ6月なのでそこまで稲が伸びていない。9月くらいになると黄金色に輝きそうなので、その時期にも見てみたいな。

 2連続で棚田を楽しみ、ツーリング再開。ここからは、佐渡広域農道沿いにダムCPがちょこちょこあったから、北上しながらGetしていく。国盗り新穂の空と、7個ほどダムCPをGetして、地図上に載っている道の駅「芸能とトキの里」に向かった。

 到着して道の駅CP・国盗り両津の空もGet出来たが、11年前に来た時とはかなり様子が違った。まず門や建屋はそのまま残っていたが、全く営業している感じはしなかった。記憶が曖昧だが、バリケードとかがあって入れないようになっていたと思う。後から分かったことだが、どうやら両津港近辺に移転工事をしていたらしくて、ここは廃業してしまったと思われる。

 まぁ来たこともあるし、道の駅CPがGet出来れば良い。少し休憩をして出発する。加茂湖の西側に位置する佐渡空港近くを通って空港CPをGetした。

 空港からは佐渡島唯一の国道350号に合流して、今度は大佐渡スカイラインに行ってみよう。国盗り金井の空をGetし、その前に途中にダムCPがあったのでそちらに向かった。そこから大佐渡スカイラインに抜けられそうなので適当に行ってみたが、これが中々の険しい道だった。空荷なので何とか抜ける。

 すると大佐渡スカイラインにようやく入った。名前は立派だが若干狭い。でも離合の不安はクルマでもあまり無いと思う。結構な山道を登っていくと、舗装がアスファルトからコンクリートになり衝撃が強くなり走りにくくなる。ここは防衛省管轄道路だったと思うので、重機が通るからコンクリート舗装なのだろうか。

 そこからはかなり急勾配の九十九折の道を登る。段々視界が広がり素晴らしい景色が広がってきた。11年前にここに来た時は完全に雲の中だったが、これは素晴らしい。



 道路の最高点峠にある、交流センター白雲台に到着。



 ここから素晴らしい景色を拝めた。少し黒い雲はあるが、開放感がたまらない。まずは西側方向を望む。



 そして中央。国中平野の向こうに小佐渡山地がそびえている。



 東海岸の両津港も良く見えた。海と繋がっているようにも見えるのが、先ほどまで居た加茂湖になる。砂嘴のようになっている所にも建物がたくさんある。津波が来たらどうするのだろうか、とか思うがこちらはまだ本州との間なので、よっぽど佐渡島と本州の間に震源地がピンポイントに来ない限り大丈夫なのだろうか。



 真野湾の弓なりになっている海岸線がキレイだった。




 素晴らしい大佐渡スカイラインの景色を堪能した。

 交流センター白雲台を出発して、佐渡金山方面に降りていく。途中いくつか展望台があり1つ寄ってみたが、白雲台に比べると劣っていたので、軽く撮影だけして降りていく。ツーリングマップルを見ると、乙和池というのが載っていた。少しダートを走ることになりそうだが、荷物も無いし行ってみよう。



 数百m程度のダートを越えて駐車場に到着。乙和池の浮草は天然記念物にも指定されているらしい。



 これがその浮草だ。どこか神秘的な雰囲気、とコメントがあったが正直こんなもんか、という印象だった。ダートを越えてまで訪れる価値があるかと言うと、個人的には微妙だった。鬱蒼として森の中なので、そういうのが好きな人にとっては良いかもしれない。

 乙和池を出発し、ダートを越えて大佐渡スカイラインに戻る。しばらく走ると史跡佐渡金山があった。他に行きたい所もあるし、行ったこともあるので今回はPassする。観光名所CPはGet出来た。



 佐渡奉行所跡も通過して、入場料の掛からない北沢浮遊選鉱場跡には寄ってみた。



 廃墟マニアではないが、こういう建造物は割と好きだったりする。



 金鉱物を取りだす施設だったようで、遺構の保存状態も良く、周囲の緑も相まって良い雰囲気。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしよう。これから人里離れた所へ行くので相川の集落に行ってみる。



 Google先生で調べてヒットした、持田家という所に来てみた。



 海鮮丼を美味しくいただく。カードも使えて助かった。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。相川から時計周りで北端を目指す。11年前に遊覧船に乗った尖閣湾を横目に見ながら、今回は他の場所を訪れてみたいのでPassする。

 国盗り入崎の空をGetし、佐渡の素晴らしい外海府海岸の景色を見ながら走る。交通量も少なくてとても快適だ。しばらく快走路が続いたが、北端近くなるとバイクなら問題無いレベルだが道が狭くなった。



 展望の良い所に離合場所があったので停まってみる。



 日本海の荒波の向こうに大野亀を望む。国盗り大野亀の空もGetした。佐渡島の国盗りもあと1つだ。



 日本海らしい奇岩の風景が大変良い。



 大野亀を背景に望遠圧縮で撮影。

 今回寄りたい所の1つにこの大野亀を登ってみたいと思っていた。私のよく見ている旅行記の方が言うには、2019年夏時点では遊歩道が崩壊して通行できなかったそうだ。でも最新の情報だと特にそういう規制は出ていなかった。



 見えていたのであっさりと大野亀の駐車場に到着。




 大野亀の入口に鳥居があった。



 こんなアングルで撮影。近づいてみると分かったが、この鳥居は木製のようだ。



 鳥居抜きでも撮影。こう見るとそれなりの高さを登ることになりそうだな、っと気合いを入れる。



 少し登った時点でこの景色が素晴らしい。奥に二ツ亀が見える。



 右側の岩にトンネルがあり、先ほど写真を撮ったのはあの辺だろうか。海がキレイで透明度が抜群だ。



 高度を上げる毎に見晴らしが良くなり絶景が広がる。



 望遠でも撮影。



 右側に見えるのが大野亀ロッジで、食事も出来たみたいだ。



 ちなみに遊歩道はこんな感じで、中々の傾斜がある。あまり固くない部分もあったので、スニーカーでも少し辛いかもしれない。ちゃんとしたトレッキングシューズで来ることを推奨する。



 あともう少し・・・ 中々にしんどい道のりだった。これ以降は少し草の中を歩いたような気がする。



 頂上に到着した。少し息を整えて撮影開始。麓の遊歩道がハッキリと見える。



 先ほどの二ツ亀の写真と比べると高度を稼いだのが分かるだろうか。



 通ってきた道を見下ろす。こういうスカイライン感の道を走るのは気持ちが良い。

 絶景の大野亀を堪能した。ゆっくり気を付けて遊歩道を戻り、駐車場まで戻る。ツーリングマップルでは徒歩20分とあったが、ゆっくり写真を撮ったり休憩してちょうど1時間だった。



 大野亀を出発して、先ほどの展望台からも見えていた二ツ亀にも寄る。ここにはホテルも併設されていた。ここも麓まで行こうと思うと、中々の勾配を下らなくてはならなそうだ。



 看板と二ツ亀に近づいた。この角度だとあまり二つあるようには見えないが、大野亀からなら二つ見えたので、二つあるのは間違いない。



 たまに観光地にある、色んな場所への距離標があった。能登半島まで137kmというのは少し近く感じる。



 途中まで降りたところで、大野亀に行って疲れていたから、これ以上は行かなかった。ちょうど干潮時には二ツ亀に渡れるらしいが、これでは下まで降りたところで渡れそうにないからもう良い。と思ってしまった。

 二ツ亀も行く予定だったから、少し時間が余りそうだ。それだったら、もう1つの山の上にある展望を求めて、ドンデン山荘に行ってみよう。

 最北端の弾崎は11年前も来たので、今回はPass。今考えると、端っこマニアの私としては珍しい選択だったな、と思う。最北端は基本欠かすことが出来ない気がするが、この時は他の場所に行ってみたかったのだろう。

 今度は内海府海岸を見ながら走る。こちらだと本州を見ながら走ることになるが、やはり佐渡特有の景色ならば外海府の方が良いような気がする。

 県道45号佐渡一周線を両津市街近くまで走り、県道81号佐渡縦貫線に入る。この道もそこまで広い道では無かったが、バイクなので問題無い。



 山道を登り切り、ドンデン山荘の駐車場に到着。



 ここはキャンプ場もあるが、小さいテントが何個かある程度だった。



 両津市街と加茂湖を、白雲台とは違う角度で見られた。



 大野亀とかはあんなに良い天気なのに、大佐渡山地の南側には雲が多いみたいだ。これは少し悔しいが、大野亀等でピーカンに恵まれたのでこれ以上望むのは贅沢だろう。

 山荘なので軽食もあり、ソフトクリームのマークもあった。そういえば食べてなかったので注文しようとするが、やはりというかスジャータタイプだったのでガッカリする。たまにはスジャータでガマンするか、と思い食べた。味はまぁ良いのだが、スジャータだとソフトクリームと違って柔らかくないのでソフトクリームと思って食べるとえらい違いがある。

 それでも甘い物を食べられて満足。ドンデン山荘を降りる。これからは、姫埼灯台を通ってキャンプ場に戻るつもりだ。そうなると街らしい街が全く無いので、両津市街で買い出しをしておこう。

 A-CORPで買い出しを済ませる。両津市街を通過し、小さな市街を抜けると快走路が始まった。



 快適な道を走り、姫埼灯台入口に到着。これで国盗り姫埼灯台をGetし、佐渡島の国盗りを制覇・・・出来るはずだった。過去形にしたのは理由があり、それは後日談として最終日にでも記載する。

 もう少し行ったところにもキャンプ出来る場所があるのだが、少し荷運びが大変そうだ。HATINOSUとかの口コミでは、小排気量バイクなら乗入して設営している方も居るらしい。大型バイクだと少し勇気が居る車止めだが、セローなら何とかなりそうだな、とか思ってしまった。




 姫埼灯台は鉄造りの灯台としては、日本最古の灯台でもあるらしい。



 姫埼灯台を横目に進む。



 前もこのアングルで撮影した気がする。



 キャンプサイトがあったがバリケードで閉鎖されていた。ただ、とっくに5/31は過ぎているのだが、いつ開放するのだろうか。

 灯台資料館とかもあったが、いずれの建物も閉鎖されており時の流れを感じさせられた。11年前も建物はあったが中に入れなかったような気がする。

 これで今日はもう良いだろう。姫埼灯台を楽しみ、そろそろキャンプ場に戻ることにしよう。既に買い出しも終わらせているので、のんびり県道45号を走る。これでほぼ佐渡島一周が出来た。姫埼からキャンプ場までは、そこそこ狭い道も多かったが、バイクなので問題無い。



 17:00過ぎにキャンプ場に戻ってきた。流石土曜だけあって、昨日よりはテントがいくつか増えていた。でも全然余裕な状況だ。米を水に浸けてしばらくゆっくりする。キャンプではこの時間がたまらない。



 今回買い出ししてきた肉を焼く。



 ご飯も炊いて大変美味しくいただいた。



 食後に佐渡牛乳を飲んでみた。この独特なパッケージにそそられる。佐渡であれば色んなところで売っているが、中々美味しい牛乳だった。

 食後の一服を楽しみ、しばらく夜風に吹かれてゆっくりする。そして昨日と同じ温泉に行く。まだ日が出てたのでどこか夕陽が見れないかうろついてみたが、東海岸に居るため夕陽は全く見れなかった。意外と今日距離を走ったので、明日に備えて少し値段が高いが給油をしておく。

 夕陽は諦めて19:00過ぎにサンライズ城ヶ浜に到着。サウナ・水風呂もあって整える。温泉から出たら流石に真っ暗になっていたが、もう場所は周知なので暗い中でも問題無い。テントに戻り着替えて、昨日に続き薪を持参してきたので焚火をする。



 途中は撮らなかったが、燃え尽きた薪を撮影。今日も楽しく焚火が出来た。

 焚火を楽しんで空を見上げたところ、昨日より雲が少なく星空が広がっていた。折角三脚も持ってきているので夜景を撮影する。



 まずはキャンプ場の光景。昨日よりはテントが多い。



 今日は賑やかだ。でもうるさい訳でも無いので全く問題無い。



 本州側の街の光の上に、キレイな天の川を拝むことが出来た。

 佐渡島はキャンプ場も良くて、景色も道も良くて凄く気に入った。昼も夜も満喫して、佐渡島がお気に入りの島になった。11年前来た時はほぼ1日中雨だったし、約一周して戻ってしまったが、今回初めて佐渡島をゆっくり堪能することが出来た。

 22:00過ぎまで星空撮影を楽しみ、テントに入る。結構夜更かししてしまったので、もう寝よう。

 明日はPMに出港するフェリーに乗って、佐渡島を離れる。撤収含めても数時間あるだろうから、何をしようか。佐渡島を色々周ったところ、やはりコロナ禍のためかあまり観光客は多くはない。それだったら、ソロではあるがたらい舟にでも乗ってみようか。

 そんなことを考えながら眠りについた。

宿泊地:新潟県佐渡市 松ヶ崎ヒストリーパーク 無料
温泉:サンライズ城ヶ浜 400円

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2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟県上越市
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 2日目 新潟県上越市~佐渡島南部周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 4日目 佐渡島~静岡
Posted at 2022/02/13 23:11:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記

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