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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年12月30日 イイね!

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 番外編

 いつもの番外編です。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみる。

■走行データ(燃費計算基準)

走行距離 2,846.6km
高速使用距離 815.9km

給油回数 4回

※巡ったのは6泊6日+1日(広島の実家から静岡まで戻る)なので、ざっくり1日400km平均ってところだ。前後の移動日は600km以上走っているが、島巡りをしているので少し少な目だろう。しかし、こんだけ走ってもバイクと比べると全く疲労度が違う。
 

■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  12/24(金) 兵庫県三木市 山陽道三木SA車中泊:無料+自宅の風呂:無料
  12/25(土) 山口県周南市 道の駅ソレーネ周南 車中泊:無料+江泊温泉 和の湯:740円
  12/26(日) 山口県光市 ホテル光ヒルズ:5,100円(風呂付)
  12/27(月) 愛媛県伊方町 道の駅瀬戸農業公園 車中泊:無料+八幡浜黒湯温泉 みなと湯:600円
  12/28(火) 高知県四万十市 ホテルクラウンヒルズ中村:5,700円(風呂付)
  12/29(水) 愛媛県四国中央市 松山道入野PA 車中泊:無料+湯処あらたえ 小松島店:650円
  12/30(木) 実家:+愛媛県今治市 マーレ・グラッシア大三島 420円
  01/03(月) 静岡:+たつの あかねの湯 640円
  
  合計:13,850円

 ※今回は強い冬型の気圧配置のせいで、予定変更を余儀なくされた。他にやりようもあるが、17:00以降動けない場合は急遽ホテルを取ったので、少し費用が嵩んだ。

 実際1日毎とかの方が体の負担は無いので、こういうのもアリかな。6泊中ホテル2泊、車中泊4泊したので、費用を節約出来た。

 2)フェリー

  大津島巡行 山口県徳山港~大津島馬島港 往復 1,440円
  牛島海運 山口県室積港~牛島港 往復 1,000円
  防予フェリー 山口県柳井港~愛媛県三津浜港 10,500円
  宿毛市営 高知県片島港~沖の島 往復 2,700円
  大三島フェリー 愛媛県大三島盛港~広島県忠海港 2,640円

  合計:18,280円

 ※フェリーと言っても、実際にクルマを載せたのは防予フェリーと大三島フェリーだけになる。残りは人だけの乗船だ。バイクと比べると高いが、今回は仕方ない。大三島⇔忠海フェリーは、しまなみ海道が広島市側から見ると、三角形の二辺を行く形になるので、ショートカット出来る・料金もそこまで変わらない・瀬戸内の風景をのんびり見れる。と中々良いと思った。
 
 3)ガソリン代

  23,448円:147.0リットル 平均燃費:19.36km/L

 ※これだけ走ると、バイクとの燃費の違いがより顕著になる。バイクだとロングツーリングで20,000円を超えることはほぼ無い。最近のクルマと比べると燃費は良くないが、走りが楽しいので背反だから割り切る。

 4)高速料金

  新東名 島田金谷IC ~ 山陽道 山陽IC:7,160円 435.5km
  広島道 広島北IC ~ 中国道 八日市IC:1,320円 63.4km
  徳島道 藍住IC ~ 松山道 松山IC:3,050円 173.6km
  西瀬戸道 今治IC ~ 西瀬戸道 大三島IC:1,690円 29.9km
  山陽道 志和IC ~ 山陽道 広島東IC:420円 10.4km
  山陽道 広島東IC ~ 山陽道 志和IC:420円 10.4km
  第二神明 明石西 ~ 第二神明 伊川谷JCT:320円 11.8km
  阪神高速 伊川谷JCT ~ 阪神高速 松原JCT:1,320円 72.0km
  西名阪道 松原JCT ~ 西名阪道 天理IC:840円 27.2km
  東名 音羽蒲郡IC ~ 新東名 島田金谷IC:1,670円 81.7km
 
  合計:18,210円 

 ※私としては、やむを得ずガンガン高速を使った方だと思う。1回実家を通り越して、再度徳島まで戻っているので、かなり無駄な走りをしてしまってるのも原因の1つだろう。

 5)食費 7日分 10,386円

 ※1日辺り1,500円で済んでしまった。これは少しケチりすぎたかもしれない。改めて見返すと、1,000円オーバーの食事をしたのが3回しか無かった。全然満足感はあるので問題無いのだが、高速料金をたくさん使ったので、やはり自制心が出るのだろうか。

 6)その他(飲料・菓子・土産等) 13,769円

  内訳
   飲料:3,098円
   菓子等:834円
   雑費:9,837円(観光+土産)

   観光立ち寄り:
    大津島 回天記念館
    徳山動物園
    太龍寺ロープウェイ
    津峯スカイライン
    松山城
    駐車場(徳山港、松山城)

 ※雨の日は全く無かったが、フェリーの欠航トラブルもあったので、動物園に行ったりした。それはそれで楽しかったので良い。城巡りは中々楽しいので、今後も継続していきたい。

合計 98,303円

 ※年末年始休暇巡りの中では、過去最高の金額になってしまった。高速もふんだんに使い、中距離フェリーにもクルマを載せたり、ホテルも使ったりしたのでそれも納得の数字になった。


 今回の旅では、強い冬型の気圧配置の影響で強風に見舞われたが、日本海側ではないので天候は中々良かった。お陰で計画を変更し柔軟な対応をすることになった。

 特に印象に残っているのが、大津島だと思う。太平洋戦争の施設が残っており、中々の見ごたえがあった。もちろん瀬戸内の風景も大変素晴らしかった。牛島も漁港の石垣風景と、海岸から見る瀬戸内はキレイだった。

 そして当初の予定通り、2021年国盗り・ハイドラメインCP(駅・ダム・高速関係・空港以外と、近隣のいつでも行ける所を除く)を制覇することが出来た。

 近隣の残りCPは、山梨県のサーキット・メロディーライン。静岡県の道百選・遊園地だ。こんなのはいつでも行けるので、放っておいたら結局最後まで残ってしまった。静岡の道百選は富士山スカイライン。遊園地は、ぐりんぱで有料道路南富士エバーグリーンラインを通らないといけない。遊園地には用事が無いので、置き去りにされている。有料道路を通れば一気に取れるだろう。

 山梨は韮崎から更に奥に行ったサーキットと、富士スバルラインの麓にあるメロディーラインだが、冬が終わったらまた行くようにしよう。

 どちらも流石に2022年中には行こう。後はイベント会場が2個ほど埋まってないが、あまり情報が無いのでどこか分からない。いつの間にか増えたみたいなので、それだったらそこまでこだわっていない。

 とりあえず旅の目標の1つの節目をクリアした。今後は、今まで以上に当ての無い旅をしていきたいな、と思う。気に入ったところにしばらく居たり、気の向くまま標識を頼りに行ってみるのも悪くないだろう。今まで巡り優先で、日中の温泉とか寄らないケースが多かったが、今後はそういうのも増やしていきたいな、と思う。

 後は、制覇優先でクルマでしか行ってないところに、バイクで行ってみるとかも面白そうだ。一応、街中とかバイクで行ってもそこまで楽しくなさそうな場所を、クルマで重点的に行ったつもりだが、そんなところでもまたバイクで走ると違うかもしれない。パッと思いつくのは、長崎南部とかだろうか。

 国盗りは終わらせたが、まだまだ巡りたいところは山ほどある。日本も狭いようで奥が深い。島もあるし、季節が変われば景色も変わる。まだまだ私を楽しませてくれそうだ。




 後日談だが、話題をガラっと変える。2021年国盗り6000空達成者をアプリ運営事務局が、表彰してくれる。とメールがあった。こういうのがある、というのは何となく知っていたが、いざ実際私が達成者となるとは、何とも感慨深い。

 2月にあるそうなので、予定を空けておく。と言っても冬は殆ど出掛けないので問題無し。この表彰式だが、コロナ前は関東のどこかの会場を貸し切ってやっていた、というのを見たことがある気がする。今はこのような状況なので、Youtubeによる生配信でされるそうだ。

 その中で、達成者から抽選で1人、生配信中に生電話を繋ぐ。というイベントがあった。今っぽいイベントで面白そうだ。2021年中に何人達成したか見たところ、17人だった。抽選確率としては高いか低いか分からないが、全員は希望しないだろうから、12~13人くらいだろうか。

 とりあえず面白そうなので、申し込んでみた。入力フォームに携帯番号を入れておく。



 そして当日がやってきた。正直、今流行っているのはもちろん知っているが、Youtubeの生配信を見るのは初めてだったりする。



 私は存じ上げなかったが、MCの方が仕切っていた。後はアプリ企画担当の方で、式典は予定通り開始された。折角なので大画面で見るべく、TVでYoutubeに繋いで楽しむ。無許可なので、画像の加工だけはしておく。



 そして私のアプリアイコンが表彰された。奇数の最後だったからか、私だけ1人でドン。と表示されて、何だか得した気分。といっても、アバターは殆ど弄っていないのだが。

 式典を楽しんでいると、いよいよ生電話の抽選が始まった。どうせ当たらないだろうな~っと思いながら見てたが、何と大当たりしてしまった。これには心底驚いた。掛けますね~となったしばらくして、本当に掛かってきた。

 いそいそと電話に出ると、まずYoutubeとのタイムラグがどうしても発生するので、画面とTELが大幅にズレているのに手間取った。映像も見ていたいけど、TEL対応もしなければならないので、これが大変だった。

 一応当選した時のことを想定して、これは話したいなぁ~とか思っていたが、あまり思うように話せなかったのが残念。北海道が好きなこと、島が大変だったこと。大変だったが、このアプリを通じて島旅が好きになったこと。などを回答した気がする。

 そして当選者の特典として、2022年夏の陣のポイント抽選に参加が出来た。マスコットがダーツを指して、当たったのが神奈川県の猿島だった。結局、2021年と同じ場所ということで却下されたらしい、番組内でも突っ込まれていたが、そういうのは最初から排除しておいてもらいたい。

 と言う訳で、もう1回抽選したが、時間も経ってしまったのでどこが出たか忘れてしまった。夏の陣はあまり参加していないので、2022年はこういうのをやってみるのも面白いかと思った。



 そして、6000空達成特典として、Tシャツと巾着袋が送られてきた。Tシャツは中々着れないと思うが、飾っておきたい。巾着袋は普通に使ってみようかと思う。

 こんなイベントをやって楽しませてもらい、非常に感謝している。課金はしない主義なので、1円たりともこの会社に落としたことがないのが恐縮だが、代わりじゃないけどこれのお陰で旅をすることにより、地域にお金を回しているのは良いことだと、自分で言い聞かせる。

 これからは、ハイドラのダムCPを近くにあれば寄り道するような形で取りに行くのも悪くない。ただ、流石に制覇は出来ないだろうな。何せ多すぎるから、まぁ息の長い趣味としてやっていくのも良いだろう。

 ひょんなことで、2021年3月に制覇の目標を立てて、突き進んできた。中々強引に進めたところもあるが、一区切りは付いた。だからと言ってこれで旅を終えるつもりはさらさら無い。これからはむしろ、枷が無くなったので本当に行きたい所を重点的に周れるようにしていきたいと思う。

 まだまだ旅の途中です。これからも楽しんで行きたいが、何か目標があった方がモチベーションになるので、その内何か考えることにしよう。冬は適度に近場で済ませ、暖かくなってきたらまた遠くに出掛けて行きたい。その頃にはコロナが収束しているのを願うばかりだ。

■関連ブログ

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 1日目 静岡~山口県周南市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 2日目 山口県周南市~大津島~山口県光市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 3日目 山口県光市~牛島~愛媛県伊方町
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 4日目 愛媛県伊方町~沖の島~高知県四万十市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 5日目 高知県四万十市~徳島経由~愛媛県四国中央市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 6日目 愛媛県四国中央市~広島県広島市
Posted at 2022/07/28 23:27:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陽四国2021 | 日記
2021年12月30日 イイね!

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 6日目(最終日) 愛媛県四国中央市~広島県広島市


■6日目 12/30(木) 天気:晴れ
走行距離:約250km

 入野PAを出発し、混雑する前に愛媛県松山市に入った。駐車場にクルマを停め、松山城を観光。そして道後温泉に訪れて、少し巡る。松山観光後は今治に移動し、しまなみ海道に乗って大三島で降りた。いつもと趣向を変えて、フェリーで本州に渡り、実家の広島市まで走った。

 6:00頃起床。トイレで洗顔をしてコンタクトを入れる。PAなのでお湯が出るから快適だ。このPAはセブンイレブンがあったので、朝食を調達して食べた。食後のコーヒーも飲んで、歯みがきを済ませた。

 今日は、昨日急遽決めた松山城に行ってみようかと思う。その後松山市街を見て、道後温泉でも入ってから実家に帰るつもりだ。松山城は観光地なので、なるべく朝一で入れば混雑を避けられるだろう。



 たまたまハイドラCPの状況を確認したら、ちょうど総ポイント数が「11111」だった。世の中上には上が居るはずだが、かなりハイドラの有用な情報を提供している方でも、私よりポイントが多い人を見たことが無い。これは自分で言うのも恐縮だが、頑張って全国を周っている証拠だろう。

 閑話休題、早く松山市街へ行くため入野PAを7:00頃出発した。松山道を快適に走り、松山ICで降りて市街地へ向かう。事前に松山城に近くて安い駐車場を探していたので、そこを目指して向かった。8:00頃にコインパーキングに到着。朝早いため、まだ駐車場も余裕があった。

 松山城はちょっとした高台にあるので、観光リフトがある。事前に調べていたが、運航開始が8:30~だったと思う。繁忙期だから早めに開放していないか、淡い期待を込めて文明の利器は使うべく向かった。



 リフト乗り場近くにあった、加藤嘉明公の銅像。松山城を築城した人物で、賤ヶ岳七本槍の1人でもある。



 坊っちゃんとマドンナ像。夏目漱石ゆかりの地なのを推している。

 写真を撮りながらリフト乗り場に行ってみたが、やはりまだ空いていなかった。待っても良いが、どうしたものかと思って調べてみると、別に登山道があるらしい。大したことなさそうだったので、冬だし歩いて登ることにした。



 登山道入り口にあった東雲神社の階段を登る。



 今回の旅最終日だが、無事を祈って参拝しておいた。登山道なので確かに登りだが、地元の方も散歩している人も多く、思った以上に大したことなかった。



 松山城の案内図。ここまで10分程度で来ることが出来た。



 早速石垣が見えてきたが、一部補修中だった。その辺全く調べずに来たが、ちゃんと見れると良いのだが。



 リフト乗り場。ここにトイレがあったので済ませておく。結局営業開始までに登ることが出来たので、ちょっとした節約できたし運動にもなる。



 早速雰囲気の良い石垣が迎えてくれた。補修は一部だけのようなのでよかった。



 関ヶ原以降に築城されたようなので、技術が進歩しているのか石垣の石がキレイに加工されている。



 天守がチラっと見えた。松山城は現存12天守の1つなので、雰囲気の良い城であることを願う。



 登ってるので眺めが良く、松山市街を一望出来た。



 まだ早朝なので光芒がよい感じ。
 


 味のある門をくぐっていく。



 天守前広場に到着。松山城の開館は9:00~だった。待っている人もそんなに居ないので、周囲を撮って周る。



 石垣の上の建物を望む。



 石垣も味があって好きだ。



 早朝なので影が多いのと赤味掛かっているが、青空で撮影が楽しい。



 鉄砲狭間から松山市街が見えた。



 城はよいね。撮影が楽しくて、周囲を周る。



 思った以上に松山城は広くて周り甲斐があった。



 壮大な石垣を下から広角で撮影。

 そろそろ開城しそうな雰囲気になってきたので、少し列が増えていたから並んだ。少し早めに開けてくれたみたいだ。拝観料を電子マネーで支払えたのでありがたい。



 松山城に入城。



 明後日には年明けなので、門松が飾られていた。



 天守周辺も中々広くて見応えがある。



 徳川の三つ葉葵が至るところにあった。



 天守入口に到着。早速入ってみよう。



 この急な階段が現存天守らしい。



 梁・天井も木が剥き出しで味がある。



 松山城は連立天守なので、ほぼ同じ高さから天守が見れた。



 天守最上階に到着。松山市街の向こうには海が見えた。



 別角度だと島が見えたが、興居島辺りだろうか。



 広場の向こうは雲が多かったが、光芒が見えたのでそれはそれで良い。



 天守最上階の間。味のある広間だった。



 天守を楽しめたので、降りていく。

 さて、麓まで降りなくてはならないが、下りならリフトを使わなくてもよい。案内図を見ると二の丸方面に降りる登山道もあるらしいので、そちらに降りてみよう。



 二の丸庭園が見えた。入るのには別料金なので入らなかったが、広い庭園が広がっている。



 こちらの石垣も中々良い。



 二の丸庭園の曲がり角の雰囲気が良かったので撮影。



 年末だがほんの少しだけ紅葉が残っていた。



 松山城を楽しめた。想像以上に広い城で非常に見応えがあった。

 さて、この後は道後温泉にでも行ってみようかと思う。クルマで移動すると、また駐車場を探す必要があるので、クルマは置いたまま路面電車で移動しようと思う。

 現在地からだと県庁前駅が一番近そうなので、そこまで歩いて行った。時刻表を見ると、路面電車だから頻発されているので、時間を気にしなくても良さそうだ。少し待つと道後温泉行の路面電車がやってきたので乗車する。ご当地ICのみ利用可能で、Suicaが使えなく面倒だったが、仕方ないので現金で支払う。



 10:20頃道後温泉駅に到着。



 中々味のある駅舎だった。早速道後温泉本館に向かってみる。



 商店街の途中で、オシャレな店があった。ソロで入るには気が引ける感じではあったが、甘党から見ると魅力的に見えたので寄ってみる。「ケーキ」じゃなくて「ケエキ」というのが憎らしい。



 中々映えそうな入れ物で出てきた。温泉街らしくて写真に撮る。このソフトは少し高かったが、チーズケーキ味でとても美味しかった。

 この当時は道後温泉本館は改装中で、入浴は可能だが外観は足場が組まれていた。早速入ろうかと思ったが、どうやらコロナの影響で入場制限をしているらしく、整理券を配っているらしい。前の観光客が係員さんと話しているのを聞いてみると、どうやら次が15:00頃になるらしい。流石にそこまで待てないので、入浴は諦めることにした。



 仕方ないので、別の歴史がありそうな建物を撮影。

 温泉に入れないのなら、あまり混雑する観光地に居るのも何なので、早々に出発することにした。道後温泉駅に戻り、路面電車で3駅ほど行った上一万駅で降りた。駐車場に行こうと思ったが、駅の目の前に松山名物タルト屋があったので、実家土産を買おうかと思い、寄ってみた。六時屋という店だったが、普段なら絶対買わないようなタルトセットを購入した。

 さて、これからどう広島に向かおうか。無難なのは、しまなみ海道を通って帰ることだ。もう一つの選択肢は、松山から広島へ行くフェリーがあるので、それに乗ってみるのも良いかな、と思った。ただ、やはりクルマだとフェリーが高い。運転しなくてよいのは楽なのだが。さらに到着するのが、広島市の南端なので、実家に帰るには思いっきり広島市街を北に突っ切る必要がある。

 それも面倒だな、と思ったのでやはりしまなみ海道で帰ることにしよう。そんなことを考えていたので、何となくフェリーに乗りたくなった。前から考えていたことだが、しまなみ海道途中の大三島から忠海港に渡るフェリーがあるのは知っていた。しまなみ海道は尾道に向かっていくので、地図で見ると分かるが四国から見ると北東方向に進んで行く。広島市内に向かおうとすると、三角形の二辺を通るルートになる。

 なので、この大三島フェリーに乗ってみようかと思った。調べてみたが、橋を渡るより少し高いくらいだったので、こちらならまだ良いだろう。また道後温泉に入りそびれたので、どこかで温泉に入りたい気持ちがあった。大三島に海を眺める温泉があるらしいので、そちらにでも寄ってみよう。

 そんなことを考えながら駐車場に戻ると、満車になっていた。やはり観光地を巡るのは朝一に限る。精算手続きをして、11:20頃出発した。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。今晩は実家で何か良いものが出てきそうなので、昼食は質素で良い。優待券を使える吉野家を探したが、少し遠い所しか無かった。これから今治方面に向かうので、今治の吉野家にしよう。

 国道317号に入って今治方面に向かう。ダム沿いの結構なワインディングだが、松山⇔今治を結んでいるルートなので、交通量はそれなりにあった。国道196号に合流して、12:20頃今治の吉野家に到着。牛丼を美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところでドライブ再開。しまなみ海道に行こうかと思ったが、まだ少し時間がある。今治と言えばタオルが有名で、タオル美術館というのがある。行ったことが無いので、そこにでも寄ってみようかと思った。

 ところが現地まで行ったところで、何となく入る気を無くしてしまった。理由は今考えてみてもよく分からないが、少しオシャレな外観だったのでソロだと気が引けたのだろう。結局寄らずに、しまなみ海道に入ろうと思いUターンした。

 無駄に走って時間を潰してしまったが、セブンイレブンがあったので食後のコーヒーを飲む。そして、今治ICからしまなみ海道に入った。見応えのある来島海峡大橋を渡って、大島・伯方島を経由して、大三島ICで高速を降りた。

 目星を付けていた温泉は大三島の西海岸だったので、大三島ICから県道21号で大三島を横断した。2月にも大三島へバイクで来ているので、見覚えのある大山祇神社を横目に走る。



 14:00頃「マーレ・グラッシア大三島」に到着。石鹸・シャンプーは確か無かったと思うが、入浴料がかなり安かった。舐めるとしょっぱい温泉で、しっかり温まる。ツーリングマップルにも「海を望む展望露天風呂」と記載があるが、露天風呂は中々の解放感で、海がよく見えた。これは中々良い温泉だった。

 1時間ほどしっかり温まる。大三島フェリーの次の便は15:50発だったので、15:10頃温泉を出発。ここから大三島北部は、2月に周れなかったので初めて走る。海沿いで中々走っていて気持ちの良い道だった。



 少し時間がありそうなので、海沿いで撮影会。



 散々瀬戸内の風景は見てきたが、やはり良い。



 青空で瀬戸内らしい光景に撮影が楽しい。



 気持ちの良いストレート。



 クルマも撮影する。ストレートを背景に。



 瀬戸内を背景に。

 撮影を楽しみ、大三島フェリー発着所盛港へ向かった。



 15:30頃盛港に到着。しまなみ海道がある割には、乗船車両がそこそこ居た。車検証を持って、忠海港までの乗船券を購入する。



 港の設備を背景に瀬戸内の光景。

 この日も風が強めだったせいか、少しダイヤが乱れているようだ。仕方ないのでクルマの中でスマホを眺めながら待つ。



 乗船時間くらいにようやくフェリーがやってきた。



 瀬戸内海のフェリーはこういう形状が多いように見える。1Fは車両甲板で、2F部分に座席があるパターンだ。この寒いのに、バイクと自転車も居た。

 着岸して乗っている車両・乗客が降りると、案内が始まった。クルマを車両甲板に乗入れ、席を確保するが遅れているためか、乗船が終わるとすぐに出港。ちょうど5分遅れくらいになっていた。



 さらば四国!と言ってもクルマだと、やはりバイクほどの感情が湧かない。それでも生口島を繋ぐしまなみ海道の景色を楽しむ。



 西を向くと、既に夕暮れ感が出ていた。流石冬だけに陽が短い。



 大好きなフェリーの軌跡と生口島。



 このフェリーは大久野島に寄港する。小さな島だが、近年うさぎ島として有名になり、観光客が多く訪れているらしい。なので、多くの観光客が待っていた。

 その和やかな雰囲気とは裏腹に、戦時中は毒ガス製造されていた島らしく、資料館もあるみたいだ。その内この島にも訪れてみたい。原則車両乗り入れ禁止の島らしいが、バイクでもダメなのだろうか。ダメだとしたら、一番手っ取り早いのは広島県側からバイクを載せて一旦大三島まで渡る。盛港にバイクを置かせてもらい、人だけ大久野島に行くのが良いと思われた。広島県側は駅が近いので、バイクを気軽に置くのは難しいかな、とも思う。
 
 大久野島からそこそこの乗客が入ってきたので、席はそこそこ埋まってきた。確保していた席は出入りしやすかったので、そのまま座っていた。



 先ほどより更に太陽が傾いてくる。



 夕暮れ感が出てきた瀬戸内の景色を楽しめた。しまなみ海道と比べると、ダイヤの制限があるのが難点だが、運転せずに瀬戸内の風景を満喫出来るのは、やはりフェリーならでは。しまなみ海道は尾道市に出るが、このフェリーだと西側の竹原市忠海港に着くので広島市へ向かうには最短距離となるし、割と良いかと思った。



 下船案内があったので、車両甲板に向かう。時間的には30分強だが、船旅を楽しめた。16:30頃忠海港に到着した。さて、広島市の実家に戻ろう。高速道路の状況を見ると、山陽道は志和ICを先頭に渋滞が発生している。国道2号の方は、混雑して無さそうだ。

 私の実家は広島市の北の外れなので、国道2号を通ると広島市街に出るから、よく使っているのが山陽道志和IC~広島東ICは大体高速を使うことが多い。ここを通ると、かなりのショートカットになるから効率的だからである。志和ICを先頭に渋滞することが多いが、何でなのかはよく分からない。

 この状況なら、志和ICまで国道2号で行って、1区間だけ乗ることにしよう。忠海港から県道59号を北上して、国道2号に入った。ここからなら1.5時間もあれば着くだろうから18:00頃着く予定、と家族LINEに入れておく。

 広島空港近くから東広島に入るくらいまでは、いつもより多少交通量が多いものの、流れてくれた。この辺は2車線あったり、信号も少ないので流れが良いのは、しょっちゅう通っている道だけあって熟知している。

 しかし、東広島市に入ってから渋滞が始まった。Google MAPを見てもそんなに大したことはなさそうだったから、そのまま突っ切ろうかと思った。高速の渋滞も相変わらず志和IC先頭だったので、志和ICまで行けば何とかなると思い込んだ。

 ところがこれが大失敗となった。なんとこの後、志和ICまで延々と渋滞が続いた。高速の渋滞ならそれでも20km/hくらいで流れるのでまだ良いのだが、一般道の渋滞はそういう訳にはいかない。延々とStop&Goの繰り返しが約11km続いた。

 繁忙期の皆が帰る時間に国道2号を通ることがあまり無かったので、これは完全に舐めきっていた。しかも、渋滞はてっきり広島市街方面だと思ったので、志和IC方面への分岐まで来れば解消されると思っていたが、高速が渋滞しているのでそれが一般道にも延びてきている感じだった。

 これだったら、渋滞していても高速に入った方が確実に早かったことだろう。これは大失敗だった。私が見ていた情報では志和ICを先頭だったので、志和IC以降は流れているのかと思ったら、渋滞の先頭が志和IC以西だったのでこのようになった。これは次にこのくらいの時間に通ることもあるだろうから、ちゃんと覚えておこう。あまり情報を信じすぎるのも良くないと実感させられた。

 18:00に帰ると言っていたので、家族も夕飯を待っていたらしいが、想像以上の大渋滞に引っ掛かったので、「先に食べておくれ」と家族LINEに入れておく。何とか志和ICから高速に入って、少しの渋滞を越えるとようやく流れだした。流れだしたと思ったら、すぐ広島東ICだったので高速を降りる。

 行きつけのGSで給油をして、19:40頃ようやく実家に到着した。渋滞にドハマりしたが、何とか無事に帰ることが出来た。後は、静岡まで戻らなくてはならないが、ひとまずしばらくは実家でゆっくりすることになるので一区切りだろう。

 30日は久しぶりの家族団らんの時間を過ごし、31日には姉夫婦は旦那方の実家に向かって行った。後は1月3日まで広島に滞在し、箱根駅伝を見終わって静岡に向かった。夕方のラッシュ時を風呂に入って時間を潰し、混雑が緩和された深夜時間帯を有効利用して、3:00頃静岡の自宅に到着した。

 今回の旅は、クルマだったが久しぶりに一眼レフを持ち出して撮影を楽しむことが出来た。大津島・牛島・大三島を巡って、とんぼ帰りだが沖の島にも訪れた。船も色々乗って、瀬戸内の風景を満喫した。

 何より、国盗り完全制覇出来たのが、最高に嬉しい。本当は島で完全制覇するつもりだったのだが、普通のそんなに難易度が高くない所で達成してしまったので、そこは少しだけ拍子抜けしてしまった。まぁその辺は気持ちの問題なので、達成出来たことを喜ぶべきだろう。

 とりあえず旅の目標の1つの節目をクリアした。今後は、今まで以上に当ての無い旅をしていきたいな、と思う。気に入ったところにしばらく居たり、気の向くまま標識を頼りに行ってみるのも悪くないだろう。今まで巡り優先で、日中の温泉とか寄らないケースが多かったが、今後はそういうのも増やしていきたいと思う。

 最後までご覧いただきありがとうございます。

温泉:愛媛県今治市 マーレ・グラッシア大三島 420円

■関連ブログ

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 1日目 静岡~山口県周南市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 2日目 山口県周南市~大津島~山口県光市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 3日目 山口県光市~牛島~愛媛県伊方町
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 4日目 愛媛県伊方町~沖の島~高知県四万十市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 5日目 高知県四万十市~徳島経由~愛媛県四国中央市
Posted at 2022/07/26 23:41:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陽四国2021 | 日記
2021年12月29日 イイね!

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 5日目 高知県四万十市~徳島経由~愛媛県四国中央市


■5日目 12/29(水) 天気:曇り
走行距離:498km

 ホテルを出発し、四万十川下流の佐田沈下橋に訪れた。そこからハイドラ巡りをしながら、高知県を横断し、徳島県に入る。四国八十八箇所の1つ、太龍寺に訪れて残りの徳島県のポイントを制覇して、国盗り・ハイドラ巡りが完了した。あと1日あるので急遽予定は無かったが、愛媛県へ移動するため四国中央市まで高速に乗った。

 6:00頃起床。このホテルは大浴場があるので、朝風呂に入り洗顔等を済ませる。部屋に戻り出発準備をして、朝食を美味しくいただく。

 今日はすぐ近くの佐田の沈下橋に訪れて、四万十川沿いを道の駅を巡りながら高知県を横断する。恐らく大丈夫だと思うが、徳島県に入って何とかロープウェイの営業時間中に太龍寺に訪れる。後は、ついに9年間の集大成。国盗り完全制覇が達成出来る見込みだ。

 ただ、1つだけ気掛かりなことがあった。高知東部から徳島に抜ける国道195号だ。この道は特にべふ峡付近の標高が高い。先日の寒波で雪が降ったようで、先日ライブカメラを見たときは道路が真っ白になっていた。

 温暖な静岡在住なので、当然ながら冬タイヤなど履いていない。これはマズイかも、と思ったが昨日見た時は路肩には残っているものの、路面には殆ど無かった。今日は昨日より更に気温が上がる予報になっているし、ここを通るのは午後以降になるので、これだったら大丈夫かな?と思えた。バイクならとにかく、クルマだから何とかなると信じよう。

 前述通りすぐ近くの沈下橋に行くが、あまり朝早く出ても光の加減が微妙なので、少しホテルでゆっくりし8:00頃出発した。四万十川沿いの国道441号に入って北上すると、すぐ案内が出たので佐田の沈下橋に向かう。



 あっさり8:10頃佐田の沈下橋。正式名称今成橋に到着。



 観光名所CP「佐田の沈下橋」をGetした。これで全国の観光名所CPを制覇出来た。一部はここが観光名所?って所もあるが、殆どが著名な場所が多いので、大体の場所を実際に見ている。中々頑張ってきたな、と良い気分に浸る。



 そんな思いに駆られながら、橋から少し離れたところに駐車場があったので、歩いて向かった。沈下橋は基本的に幅が狭いので、クルマでの侵入は控えた方が無難だ。



 地元車両が走っているところを狙って撮影。青い橋脚が目を引く。青好きにはたまらない橋だ。



 意外とクルマが通る。生活道路として成り立っているのだろう。現在はシーズンオフだろうが、屋形船があった。



 バイクだったら少し広くなっている場所もあるので、橋の途中に駐車することが出来そうだ。



 日本最後の清流と呼ばれる四万十川の風景が素晴らしかった。天気が良くないのが少し残念だが。これは是非ともバイクで来て、沈下橋と一緒に写真が撮りたい。と強く思った。

 佐田の沈下橋を楽しみ出発する。国道441号に戻り、四万十川沿いをのんびりと北上する。ツーリングマップルにも記載されているが、時折狭い箇所がありクルマだと離合が大変だが、先行車も居たので割と安心して走れた。

 川と沈下橋の風景を見ながら、道の駅「よって西土佐」を通過すると、国道381号に入って引き続き東進する。こちらも四万十川を眺めながら快走する。

 四万十町窪川で国道56号に入った。北上して、県道41・19号に寄り道。四万十源流の里でコロプラ土産をGetし、Uターンして国道56号に戻る。少し走って道の駅「なかとさ」に11:00頃立ち寄る。これで高知県道の駅CPを制覇出来た。

 よい時間だったので昼食にしようかと思ったが、前この辺に来た時に寄った、土佐市の黒潮うどんがやたら美味かった記憶がある。それを食べる気満々だったので、もう少し昼食は我慢しよう。

 トイレだけ済ませて道の駅「なかとさ」を出発。中土佐ICから高知道に入った。須崎までは無料区間なのでありがたい。と言っても1区間だけだったが、快適に走れた。

 須崎で国道56号に降りて、引き続き東進する。土佐市の国道56号沿いにある、黒潮うどんに11:50頃到着した。PayPayが使えたので助かった。うどんと言えば香川が有名だが、個人的には高知のうどんも中々美味い。大変美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところでドライブ再開。引き続き国道56号を東進して高知市に入った。高知市を抜けるが、そこまで混雑はしていなかった。順調に国道195号に入って、南国市にセブンイレブンがあったので、コーヒー休憩に立ち寄る。

 ここからはしばらく国道195号を走ることになる。香美市に入って段々山の中に向かっていく。路面に雪が無いことを祈るばかりだ。途中で国盗り「奥物部」をGetした。これで高知県の国盗りを制覇した。後残るのは徳島県だけだ。気合を入れて進めよう。

 道は段々標高を上げていく。クルマなので外気温の変化には鈍感だが、少しドキドキしながら走る。段々山深い雰囲気になってきた。そして、事前にライブカメラで見ていた通り、べふ峡の手前くらいから路肩に雪が出てきた。路面は濡れているだけで、ほんの少しだけ雪が残っていたが、このくらいなら大丈夫だと判断出来た。

 しかし、県境を越えるのにもう少しだけ標高が上がるだろうから、後はそこを乗り切れれば。と思っていたが、べふ峡を越えたら全く雪は無くなり、路面も濡れていなかった。これはかなり拍子抜けした。地形の関係なのだろうか?

 あっさりと県境を越えて徳島県那賀町に入った。徳島県側も一切雪は痕跡すら無かった。これで、この後の予報的にも雪を恐れる必要は無いだろう。高知県側は2車線確保されていたが、徳島県側は所々センターラインが無い箇所もあった。と言っても、国道なのでそこまで狭い場所は無かったから安堵する。

 国盗り「木頭」をGetした。徳島県はここが、星5のポイントだった。確かに山深い場所だが、国道も通っているのでそこまで難所という程でも無いと思うが。まぁ徳島県は島も無いし、この辺が一番アクセスはしにくい場所だとは思う。

 やや狭い場所がありつつも、交通量が少ない国道195号を走る。国道193号との分岐点に出て、国盗り「上那賀」をGetした。てっきり私はこの辺が旧木沢村だと思っていたが、少し北上しないといけなさそうだ。それだったら休憩してからそれなりに走っていたし、時間に余裕もありそうなのでどこかに寄ろうかと思った。

 ツーリングマップルを見ると、木沢風車というのが見つかった。「山々を見渡す木製風車」と書いてあるので、少し寄ってみよう。国道193号を少し北上すると、国盗り「木沢」をGetした。



 これで5999箇所目の国盗りになった。残りあと1箇所だ。徳島県阿南市の変哲もない場所なので、全く問題無く遂行出来ることだろう。

 制覇が更に見えてきたのでテンションが上がりつつ、木沢風車を目指す。木沢の中心部から山を登っていく。途中狭い場所が殆どだったが、全く対向車が居なかったので狭いワインディングロードを楽しむ。



 14:50頃木沢風車に到着。今日は1日雲が多かったが、僅かに青空が見えた。



 切り立った谷に木沢の集落が見える。本当に四国は山深い。



 山の斜面にも、ポツンと一軒家に出てきそうな家と棚田を見渡す。



 道は狭いが、中々良い風景を楽しむことが出来た。

 木沢風車を出発し、通ってきた狭い道を降りて国道193号に戻って南下する。そして、国道195号を東進する。道の駅「もみじ川温泉」を通過して県道19号に入った。



 太龍寺ロープウェイの乗り場になっている、道の駅「鷲の里」に16:00頃到着した。ちょうどロープウェイが降りてきた瞬間を撮影出来た。ロープウェイの最終が17:00なので、何とか見て回る時間もあるだろう。



 太龍寺は四国八十八箇所の1つで、山頂に立っている。裏手にかなり細い道だが、バイクなら行けそうな道がある。ロープウェイがそれなりの値段を取るので、出来ればバイクで行きたかったが、今回はおとなしくロープウェイを使って行こう。



 観光地あるあるの顔出しパネルが豪華に飾られていた。

 ロープウェイの窓口で切符を購入する。カードが使えたので助かった。もう最終便近いが、まだ乗る観光客が2組くらい居た。搭乗案内があったのでロープウェイに乗り込む。



 ロープウェイは高度を上げていく。道の駅と駐車場がよく見えた。



 すれ違ったロープウェイを撮影。もう夕暮れが始まっている。この太龍寺ロープウェイは西日本一長く、川・山越えをする珍しいロープウェイらしい。



 山の中にオオカミの銅像があった。あそこまで持って行くのは、中々骨が折れそうだ。



 これだけ見るとただの山としか思えないが、ズームすると弘法大師像が置かれている。ここは、ロープウェイ降り場から20分くらい歩くと行けるらしい。今日はそこまでの時間は無いので、また来る機会があったら寄ってみたい。



 ロープウェイは太龍寺山頂に到着。中々大きなゴンドラだった。



 雲は多いが海が見えた。天気が良ければ鳴門大橋まで見えるらしいが、そこまでは見えなかった。



 標高476mはそこそこあると思う。それが手軽に参拝出来るのは、ありがたい。徒歩遍路の人はこれだけ登らなければならないのだから。



 太龍寺の標柱。正月が近いので門松が飾られていた。



 少し階段を登ったところから、太龍寺ロープウェイ山頂駅を望む。



 そこそこの階段が待ち受けていたので、頑張って登る。



 太龍寺に到着。門の装飾がその名の通り龍だった。



 そして、四国八十八箇所CP「太龍寺」をGetした。これで、四国八十八箇所を結願(けちがん)することが出来た。流石に本当の意味での結願は、納経してこそだと思うが、そこまではしていない。でも1つの区切りとなったので、制覇を喜ぼう。



 折角高い金を払ってロープウェイに乗ったので、太龍寺を周ってみる。下り最終のロープウェイに間に合わないと大変なことになるので、時間は一応気にしつつ見て周る。



 コイツを見ると、つい「エヘヘ~」と人差し指を坊主の口に当てたくなる。



 太龍寺の二重の塔。



 石で出来た、味のある橋。



 八十八箇所にはよくある、弘法大師像と寺の雰囲気が良い。



 色んな山門がたたずんでおり、境内を歩く。



 お寺の雰囲気が良い。



 3日後には年が明けてしまう。正月らしく、立派な門松が飾られていた。



 思った以上に太龍寺は広かった。晴れた日に弘法大師像まで行ってみたいものだ。



 大体見終わったので、ロープウェイ山頂駅に戻る。待合所でしばらく待ち、下り最終の1つ前の便に乗ることが出来た。



 すっかり夕暮れが始まっている。四国の山並みは素晴らしい。



 山の中に1本だけ紅葉が生き残っていた。



 夕暮れの中、すれ違いのロープウェイがやってくる。



 折り返して、下り最終便になるから係員さんしか乗っていなかった。



 夕暮れの中、素晴らしい見晴らしの中ロープウェイは降る。



 川に反射された雲がキレイだった。

 17:00過ぎに道の駅「鷲の里」に戻ってきた。クルマに戻って出発する。国道195号に戻り、道の駅「わじき」を通過して阿南市に入った。次の目的地は津峯神社となるが、ここは有料道路を通らないと簡単には行けない。県道286号に入って、有料道路津峯スカイラインに向かう。有人窓口かと思ったが、自動料金所だった。嬉しくはないが、CPのために道路料金を支払う。

 ツーリングマップルには「短いが景色抜群」とあるが、残念ながら暗くなっているので展望は楽しめなかった。かろうじて少し見える夜景を見ながら走る。中々のワインディングで、有料道路だから交通量も皆無で楽しく走れた。



 17:40頃駐車場に到着して、中々の階段を登ると津峯神社に着いた。スマホで適当に撮ったからか、ブレブレになってしまったのが残念。誰一人参拝客は居なかったが、正月前だから照明が付いているのだろうか。



 そして神社CP「津峯神社」をGetした。これで全国359箇所ある、神社CPを制覇出来た。神社は中々大変だった。結構山中にあったり、島にもある。壱岐・対馬・佐渡島・隠岐諸島や宮城石巻沖金華山にあったりしたので、苦労したCPの1つだが、達成出来たので嬉しい限り。

 さて、残すは国盗り1つだけだ。津峯スカイラインを降りる途中に展望スポットがいくつかあったので寄ってみたが、三脚を出してまで撮りたいと思えなかったので、そのままスルーして県道まで降りる。

 阿南駅近くのセブンイレブンに寄って、コーヒーを飲む。国盗りを終わらそうかと思ったが、近くに良さそうな入浴施設があったので先に風呂に入ろうかと思った。

 大和の郷、という所に行ってみたが、何故かこんな年末の稼ぎ時に営業していなかった。こればっかりは仕方ない。他に探してみると、小松島市にありそうだ。国盗りポイントも通るから、いよいよ達成の時を迎える。県道27号から那賀川を渡り、阿南市北部羽ノ浦地域に入る。そして国盗りをタップした。



 2021年12月29日18:26
 ついに、国盗り全国6000空を制覇した。スクショでは197位になっているが、今日Getした数が反映されていないので177人目の達成となる。

 ついに達成だ~~~~ っと浮かれるかと思ったが、意外と冷静だった。ふつふつと込み上げてくるものはあるが、ぶっちゃけそこまでの感動は無かった。やはり、阿南市街地での達成。というのはシチュエーション的には普通の場所過ぎて微妙だ。想定では、島での達成だったのにな。

 とは言え、全国制覇したという事実に変わりはない。ちょうどバイクに乗り始めたくらいに、この国盗りを始めた。初めての場所は、静岡在住の地で2013年3月12日だった。

 それから色んな所に行った。最初は達成できるなんて思ってもいなかった。バイクの乗り始めなので、既にクルマでは全国各地に行っていたが、バイクでも行くべく出掛けていた。そのついでに気が向いたら国盗りをしていた感じだ。

 流れが変わったのは、翌年2014年だった。段々取得空が増えてきて、ここ通ってないと思ったら、積極的にやるようになってきた。それが2015年くらいまで続いた気がする。

 埋まっていくに連れて、どうしても取りこぼしが発生するのが致命的になってきた。特に長期休暇は中々行けない所に行くので、リカバリーが難しくなってくる。最初は、ツーリング途中の空いた時間で、スマホを見ながらこの辺がGetポイントだろう、というところにツーリングマップルにマーキングするようにし始めた。

 しかし、これでもどうしても取りこぼしてしまっていた。なので、ついに管理表を作ることにした。Excelに地域毎で6000空を並べて、ここはいつ行った。取れていない所が分かるように見える化した。残りが少なくなってきたら、未取得のみを抜粋してGet次第削除していくような別の管理表も作った。ちなみに、ハイドラも同じような管理表を作っている。流石に、高速・駅・ダムまでは作っていないが。

 こういう傍から見ると、無駄なことをしているように見えるかもしれないが、私は至って目標達成するためのタスクだと大真面目にやっていた。この努力の甲斐もあって、旅の計画も立てやすくなり、進めることが出来たと自負している。

 これで1つの区切りが着いた。もう行く所無いのでは?と思う方も居るかもしれないが、国盗り優先にしてすっ飛ばしてきた地域も多数存在する。もう少し巡ってみたいな、という地域も計画を優先して素通りしている。今後はそういう所を巡っていきたいと思う。日本は狭いようで十分広い。まだまだ私の行っていない場所はたくさんある。これからも旅を続けていきたい。

 こんな思いに駆られていたが、そろそろ良い時間になったので夕食としたい。徳島県に居るので徳島ラーメンを食べたいな、と思い周囲を検索してみた。



 18:40頃「熱烈タンタン麺一番亭 羽ノ浦店」に到着。店名にタンタン麺とあるが、ちゃんと徳島ラーメンもあった。少し食べた後慌てて写真を撮ったが、気分が良いのでガッツリチャーハンセットを美味しくいただく。

 しかし、この食器に書いてある「一度しか無い人生を楽しく幸福に」とある言葉が、この歳になると突き刺さる。本当にその通りだと思う。是非やりたいと思ったことは、失敗を恐れずに挑戦し続ける心意気は持っていたいものだ。

 お腹も膨れたところで、今度こそ風呂に入ろう。このラーメン屋からすぐ近くにあった、湯処あらたえ 小松島店に19:00頃到着。サウナ・水風呂も完備されていたので、しっかり整える。

 ここでゆっくりしながら、今回の旅の目的が達成したところで明日何しようか考えることにした。少し巻き巻きで来れたので、明日がすっぽりと空いてしまった。折角四国に居ることだし、実家に帰る前に何かしたいと思った。

 実は、2021年山陰ソロキャンプツーリングが終わった時点で、国盗り制覇達成濃厚になることは分かっていた。なので、次の目標を模索していた。特に無くても構わないのだが、やはり目標はあった方が生活に張りが出るし、計画を立てるのも捗ると思う。

 風景も良いが、他に何か無いか模索していたところ、1つ思いついた。私は自然風景が一番好きだが、その次だろうものが、城巡りだと思った。ハイドラCPにもあり既に制覇済なので、近くは全て通っているが、前述通り半分以上は素通りしただけの所が多い。

 なので、城巡りを次の目標に掲げようかと思っていた。少なくとも、現存12天守と呼ばれる明治以前の建築の城は制覇したい。とりあえず今居る四国は、現存12天守の宝庫で4つもある。その中の3つは行ったことがあるが、最後の1つ。松山城に行ったことが無かった。

 これで決まった。明日は松山城に行くことにしよう。四国最大の街のど真ん中にあるので、朝一に行くようにすれば混雑も回避出来る可能性が高い。現在四国の東端徳島に居るので、松山まで行くのは大変だが高速を使って途中で車中泊をすれば何とかなるだろう。徳島道の高速CPをGet出来ていなかったので丁度良い。

 そんなことを考えていた、湯処あらたえを21:10頃出発。時間も時間なのですぐ高速に乗りたいところだが、2つ行きたい所がある。国道55号をしばらく走り、1つ目の南小松島駅周辺に近づき、コロプラ土産をGetした。

 国道55号に戻り、徳島市内へ向かって国道192号に入る。そして県道1号を北上すると、最後の1つ。道の駅「いたの」を通過した。これで、徳島県の道の駅を制覇出来た。

 これで、完全に今回の旅でのノルマを達成した。後は観光を楽しむことにしよう。道の駅「いたの」をUターンして、すぐ近くの徳島道藍住ICから高速に入った。

 高速なので夜でも安心して走れる。ハイドラCPをGetしながら、順調に走る。交通量は殆ど無かったと思う。川之江東JCT、川之江JCTを経由して松山道に入って、更に西進する。

 そろそろ良い時間になったので、入野PAが見えた。コンビニマークが標識にあったので、PAでも朝食が調達出来そうだ。ここを今夜の宿にしよう。松山道入野PAに23:10頃到着した。歯みがき・コンタクトなどは、風呂で済ませていたので、トイレだけ行っておく。

 今日は、ついに国盗り全国制覇を達成した。沈下橋の風景を見ながら高知県を横断し、四国八十八箇所の太龍寺にも訪れて、寺の雰囲気を楽しみ四国八十八箇所も結願出来た。

 明日は、急遽決めた松山城に行く。そして、広島の実家に帰るがしまなみ海道を通ることになるだろう。天気予報も良さそうなので、再度瀬戸内の風景を楽しみたい。

 そんなことを思いながら、眠りに付く。結露防止に窓を開けておくが、モンベル#2シュラフなので大丈夫だろう。

宿泊地:愛媛県四国中央市 松山道入野PA 車中泊 無料
温泉:徳島県小松島市 湯処あらたえ 小松島店 650円

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2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 4日目 愛媛県伊方町~沖の島~高知県四万十市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 6日目 愛媛県四国中央市~広島県広島市
2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 番外編
Posted at 2022/07/25 23:50:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陽四国2021 | 日記
2021年12月28日 イイね!

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 4日目 愛媛県伊方町~沖の島~高知県四万十市


■4日目 12/28(火) 天気:晴れ
走行距離:249km

 道の駅を出発し、日本一細長い半島佐田岬を訪れる。折り返して、愛媛県南部の国盗り・ハイドラ巡りをしながら、高知県宿毛市に入った。片島港~沖の島に渡り、島を巡りたかったがとんぼ帰りをして、高知県四万十市まで走った。

 6:30頃起床。駐車場が真っ暗だったので、ぐっすり眠れた。トイレに行き洗顔等を済ませて、コンタクトを入れる。周囲には食事を出来るところは無いので、前日調達しておいたパンを食べようとする。

 今回新しい試みとして、クルマだから積載に余裕があるので、キャンプで使うバーナーを持参した。これでコーヒーでも沸かせば、少しは楽しめるかな。と思った次第。

 早速トイレで水を汲んで湯を沸かそうと思ったが、外は風が強くて全く沸きそうにない。仕方ないので、運転席にテーブルとバーナーを置いて沸かした。今考えると、少し危ないことをしたような気がする。今度は外で出来なければ諦めよう。

 沸かしたコーヒーとパンを食べて、冬の朝だからしっかり温まった。歯磨きを済ませて、7:30頃道の駅「瀬戸農業公園」を出発した。

 早朝の交通量が少ない国道197号を爽快に走り抜ける。佐田岬にある九州の玄関口三崎港を横目に、佐田岬へ向かった。ここからは道が狭くなるので慎重に走る。離合困難な場所はそこまで多くないが、クルマなので神経を使った。



 8:00頃佐田岬の駐車場に到着。流石西日本の冬、まだ朝陽感が感じられた。光芒が中々良い。国盗り「佐田岬」をGetした。



 四国のさいはてなので、九州もよく見える。



 駐車場が既に眺めが良いので、愛車の写真を撮る。雪の中走ったためか、クルマが汚い。



 いい感じの駐車場で撮影を楽しむ。

 さて、この駐車場から佐田岬まではちょっとしたハイキングだ。徒歩20分くらい掛かり、アップダウンもそこそこあるから、結構疲れる。とツーリングマップルにも書いてある。



 私はここにも来たことがあるが、最後に来たのは11年前の2010年GWだった。それからあまり変わってないように見える。その頃はS15シルビアに乗ってて、買ったばかりエントリーデジイチCanon Kiss X3を持って行ったようだ。



 入り江の岩肌がキレイ。



 まだ朝焼けが残る山並みと光芒。

 景色を楽しみながら遊歩道を歩いた。アップダウンのある道なので、前述通りくたびれるが歩いていく。



 しばらく歩いたところで、岬CP「佐田岬」をGetした。これで岬CPを制覇出来た。段々制覇が増えていって、嬉しい限り。



 良い気分になりながら、20分ほど歩いて椿山展望台に到着。



 輪のオブジェが目を引く。



 雲の切れ目からの光芒と朝焼け感が良い景色。



 佐田岬灯台を望む展望台。



 豊後水道を行き交う船がたくさん見られた。



 灯台の向こうに更に何かのオブジェがあるようだ。



 望遠レンズに交換。別府の鶴見岳だろうか、冠雪しているように見える。



 大分沿岸の工業地帯までよく見えた。冬は寒いが空気が澄んでいるのが嬉しい。



 駐車場方面を見ると、僅かに愛車が見える。



 海の向こうに朝焼け感がまだ残る四国の山並み。



 佐田岬灯台も中々絵になる灯台だと思う。



 端っこに見えているオブジェまで行きたいと思っていた。しかし、途中までの道のりが思ったより時間が掛かっている。普通の巡りなら時間を気にしなくてよいが、今日はまだまだ走った後に、高知県宿毛市から沖の島行きの定期船に乗らなくてはならない。船は待ってくれないので、佐田岬の景色も楽しんだし駐車場に戻ることにした。

 通ってきた道をまた20分歩いて、駐車場に戻り9:00頃佐田岬駐車場を出発した。

 四国は何度か来ているが、前述通り佐田岬に来たのは11年振りとなる。ここに来るまでの道も楽しいし、佐田岬も素晴らしい景色なのだが、中々来れていないのは最果ての場所になることと、そのまま九州に行かない限り、通った道を戻るしかないからだ。あまり同じ道を行って帰ってするのは、個人的に好きではないので中々行こうと思えなかった。

 そんなことを思いながら、来た時と同じ狭い道を通って三崎港に出て、国道197号をひた走る。泊まらせてもらった道の駅「瀬戸農業公園」を通過した。ここからの道は、昨日真っ暗な中走っただけなので、新鮮な気分で走れた。

 八幡浜市街を通過し県道25号に入って、県道30号を西に少し寄り道。新三瓶トンネルを越えてしばらく走ると、国盗り「三瓶」をGetした。その後Uターンして国道56号に合流した。

 国道56号沿いにあったセブンイレブンに10:40頃立ち寄り、コーヒー休憩を取る。セブンイレブンを出発し、すぐさま県道29号に入って道の駅「どんぶり館」を通過する。松山道をくぐってしばらく走る。



 名水CP「観音水」をGetした。これで、名水CPを制覇した。どんどん制覇バッジが増えていくのが、巡ってよかったな、と思える一時を感じられる。

 CPをGetしたのを確認して、Uターンし西予宇和ICから松山道に入った。ここからは無料区間なのでありがたい。宇和島朝日ICで降りて、神社CP「和霊神社」を通過した。そろそろよい時間になったので昼食を食べたい。宇和島に道の駅があるので、そこに行ってみよう。11:30頃道の駅に到着した。



 海の近くなので、海鮮丼を美味しくいただいた。食堂は現金のみだったが、ソフトクリームはPayPayで支払えたので助かった。

 お腹を満たしたところでドライブ再開。案内に従い、九島方面に向かう。この島は、つい最近まで橋が架かっておらず、宇和島港からフェリーで行くしかなかったらしい。それが2016年に九島大橋が開通したことで、自由にクルマで往来出来るようになった。そのため、フェリーは廃止になったらしいが、その船とかはどこに行ったのだろうか。とか考えてしまった。



 九島に渡って、無事国盗り「九島」をGetした。これで愛媛県の国盗りを制覇した。折角だから一周したいところだが、どうやらクルマでは一周出来ないらしい。特にこれと言ったコメントもツーリングマップルになかったので、九島に入ってすぐに引き返した。それだけでは味気ないので、橋に駐車場があったから12:00頃到着し、九島大橋の写真を撮る。



 青空が広がり、海の風景は良い。



 養殖いかだと島の風景。



 九島の撮影を楽しみ出発する。ほんの少しだが、島の生活感を味わうことが出来た。宇和島坂下津ICから松山道に入る。引き続き無料区間なのでありがたい。津島高田ICで降りてすぐの道の駅「津島やすらぎの里」でUターンして、再度松山道に乗る。これで、愛媛県の道の駅CPを制覇出来た。

 松山道終点の津島岩松ICで降りて、引き続き国道56号をひたすら走って南下する。2桁幹線国道だが、交通量も多くはなく流れも速かったので、楽しく走る。愛南町に入って、役場付近に行くとコロプラ土産をGet出来た。

 これで、後は沖の島に行く以外で特に寄り道をする必要は無い。ここから宿毛市片島港まではGoogle先生によると30分程度だった。佐田岬や途中をすっ飛ばして来たので、少し時間に余裕がありそうだ。ツーリングマップルを見ると、近くに紫電改展示館があるらしい。旧日本軍戦闘機を展示しているらしいので、少し興味があるから行ってみよう。県道34号を登っていくと案内があった。



 紫電改展示館に13:20頃到着。



 奥には宇和海展望タワーがある。タワーCPにもなっているので、近くは通ったことがあるが、ここに寄ったのは初めてだ。



 海の風景が素晴らしい。ここは高台にあるので眺めがよかった。それでは早速紫電改展示館に入ってみよう。



 入った瞬間いきなり現れるので、迫力はある。



 高いところからも見れるように、周囲に通路があったから上から見下ろせる。



 これは本物の戦闘機で、久良湾に沈んでいたのを引き上げて整備されたもののようだ。当然今の戦闘機とは性能が違うだろうが、これに乗って何人もの若者が飛び立っていった。と考えると感慨深い。引き上げの記録や写真などが展示されていた。嬉しいことに、入館は無料だったのでありがたい。

 紫電改展示館を楽しめた。さて、そろそろ片島港に向かう時間になったので出発する。国道56号まで戻り、しばらく東進すると高知県宿毛市に入った。相変わらず交通量が少ない中、快適に走ると宿毛市街に入った。宿毛片島港方向に進んで行く。

 宿毛は昔、大分県佐伯市行きのフェリーが出ていて九州にも渡れたのだが、2018年に経営破綻をしたようでそれからずっと休止状態が続いている。まぁ確かに宿毛に着いても、高知市まで100km以上あるし・・・というのが正直な印象だが、フェリーは大好きなので無くなるのは寂しい限り。

 そんなことを考えていたら、14:15に宿毛市片島港に到着した。出発の15分前だからちょうどよいだろう。事前にGoogleストビューで見ていたが、無料駐車場があるのでありがたい。

 窓口に行き乗船券を購入する。事前に寄港せずにクルーズだけも可能、とHPに書いてあったので、クルーズでと言ったら普通に受け付けてくれた。往復分の乗車券を購入して船内に入った。



 思った以上に大きな船で、2階建てだった。2階の方が眺めが良いだろう、と思い2階の席を確保した。あまり乗客は多くはなかった。



 定期船は定刻通りに片島港を出港した。甲板に出れたので、外の景色を楽しむ。とんぼ帰りになってしまったが、夕暮れになってくるだろうし、折角なので船旅を楽しみたい。



 大海原に広がる島の風景が、今まで見ていた瀬戸内とはやはり違う。



 太平洋側のためか、雲1つ無い晴天で大変良い天気。



 大好きな船の軌跡。



 山の稜線に風車が立ち並ぶ風景が広がる。



 船の一部をフレームに入れつつ海の風景。



 最初は穏やかな海だったが、湾を抜けると段々揺れ始めた。これは甲板には居られないな、と思い船内に避難するが、時折何かに捕まらないと吹っ飛びそうなくらい揺れた。これは、あの大荒れの時期に出ていたとしたら、エライことになっていたのは容易に想像出来る。スマホを見るのも危ないと思ったので、ひたすら窓から外の景色を眺めていた。



 沖の島に近づいたところで国盗りを実施。Getの瞬間はスクショするのを忘れていたので後追いだが、国盗り「宿毛沖の島」をGetした。もちろん星5つのポイントだった。



 定期船は定刻より少し遅れて、沖の島母島港に入港した。海沿いに集落が点在しているようで、斜面にひな段のような集落だった。



 港すぐに旅館がいくつかあった。多分釣り客の利用が多いような気がする。



 少し遠いが、沖の島母島の石碑があったので撮影する。



 離島の定期船あるあるだが、物資がたくさん降ろされていた。離島の生命線である物流を、この定期船が担っているのだろう。



 物資と人が降りていったら、定期船は次の弘瀬港に向かった。こちらも離島あるあるのヘリポートが見られた。医療が脆弱だろうから、緊急時にはヘリコプターで搬送されるのだろう。



 夕暮れに染まりつつある沖の島を眺めることが出来た。島は周れなかったが、目的は達成したのでちょっとした満足感を感じていた。

 本当は沖の島で登山やレンタサイクルで島巡りでもしようかと思っていたが、天候不良が重なり実現出来なかった。また次来る機会があるかはかなり微妙だ。何せ定期船が1日2便しか無い上に、ガチの朝一とか時刻表も利用し辛い。なので来た時に楽しみたかったが残念で仕方がない。まぁ縁が無かった、と思って旅を楽しんでいこう。

 この後弘瀬港・鵜来島を経由して、宿毛市片島港に17:00頃戻ってきた。すっかり周囲は真っ暗だ。船は中々の揺れっぷりだったが、何とか酔わずに済んだ。

 クルマの元に戻り、駐車場を出発してすぐのコンビニに寄ってコーヒーを飲む。時間があれば宿毛名物ダルマ夕陽でも見たかったが、もう既に沈んでいたので見れなかった。

 宿毛からは中村宿毛道路に入る。無料で通れるのでありがたい。あともう一箇所寄る所があるので、四万十市に入った間ICで降りる。



 トンボ自然公園で水族館CP「トンボ王国」をGetした。これで水族館CPを制覇した。

 これで今日のノルマが終わった。と言っても、今日はホテルを予約しているので四万十市中村だからすぐそこだ。夕食を取ってからホテルに入ろうと思ったので、国道を適当に走っていたら、丸源ラーメンがあったので18:00頃到着。肉そばを美味しくいただいた。

 すぐ近くのコンビニで飲料を調達し、今日の宿ホテルクラウンヒルズ中村に18:50に到着した。

 手指消毒を済ませてホテルにチェックインし、ベッドに転がってリラックスする。やはりホテルは快適だ。食事も済ませているので、テレビを見ながらダラっと過ごす。PCで出費管理もしておいた。

 お腹もこなれたところで、このホテルは大浴場が付いているのでしっかり温まる。やはり部屋のホテルより大浴場の方が良い。ビジホで足を伸ばして入れる風呂があれば、それだけでありがたい。

 今日は佐田岬を訪れて絶景を堪能し、高知県まで走った。とんぼ帰りになってしまったが、宿毛沖の離島沖の島に訪れて、ほんの少しだが島の光景を見ることが出来た。

 明日は、まずすぐ近くの佐田の沈下橋に訪れて、四万十川沿いを道の駅を巡りながら高知県を横断する。恐らく大丈夫だと思うが、徳島県に入って何とかロープウェイの営業時間中に太龍寺に訪れる。後は、ついに9年間の集大成。国盗り完全制覇が達成出来る見込みだ。

 ついにここまで来たか、と思うと感慨深い。惜しむらくは、達成ポイントが徳島県の街中になりそうなことだ。本当の計画だと、山陽島嶼部で終わるはずだったので喜びもひとしおだったと思うのだが、逆回りしてしまったのでこうなった。

 まぁ達成出来れば、その辺は気分の問題なのでどうでもよい。とにかく、長い間攻め続けてきた国盗りに終止符を打つべく、明日また頑張ろう。

 そんなことを思いながら、明日は早起きする必要もあまりないので少し夜更かしして眠りにつく。

宿泊地:高知県四万十市 ホテルクラウンヒルズ中村 5,700円
風呂:ホテル内大浴場

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Posted at 2022/07/24 22:38:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陽四国2021 | 日記
2021年12月27日 イイね!

2021年冬休み 国盗り完全制覇ドライブ 3日目 山口県光市~牛島~愛媛県伊方町


■3日目 12/27(月) 天気:晴れ
走行距離:約140km

 ホテルを出発し、室積港周辺を少しだけ巡った。そして、瀬戸内海に浮かぶハート型の島「牛島」を訪れた。室積港に戻ってきて、柳井港に移動し防予フェリーで離島対岸取りをしつつ、四国に上陸した。国盗り・ハイドラ巡りをしながら、愛媛県伊方町まで走った。

 6:30頃起床。大浴場は朝風呂が出来なかったので、部屋で朝シャンを浴びて洗顔等を済ませる。朝食を食べて出発準備を進める。

 今日はまず光市室積港から牛島に渡って2時間程度島を巡る。そして室積港に戻り、柳井港へ移動し対岸取りをしながら、四国愛媛県松山市へ渡る。そこから国盗り・ハイドラ・コロプラ巡りをしながら佐田岬手前まで行く予定だ。

 牛島定期便の運航状況を調べたが、今日は通常通りの運航。と出ていた。これだけは気になっていたので、天候が回復して何よりだ。これ以上の停滞は厳しくなるのでありがたい。

 室積港牛島行き定期便は10:00発なので、急ぐ必要は全く無い。ただ、室積港周辺がちょっとした展望が期待出来そうなので、そちらを巡ってみたい。

 なので朝食後も部屋でのんびりし、9:00頃ホテルを出発した。国道188号を東進すると、あっさり室積への分岐に到着し向かった。



 室積公園駐車場に9:15頃到着。地図が朽ちてるので見難いかもしれないが、室積は面白い形をしている。砂嘴で堆積したような感じに見える。早速周辺を歩いてみよう。



 朱色の橋が掛かっており、雰囲気が良い遊歩道を歩く。



 象鼻ヶ岬に到着。形から周防橋立と呼ばれている。



 どこに行っても瀬戸内らしい風景だ。



 海沿いの遊歩道をのんびり歩いたが、やはり徒歩は時間が掛かる。もう少し早くホテルを出ればよかったと後悔した。時間があればグルっと一周したかったが、時間が無くなってきたので東屋で一服だけして駐車場に戻った。



 ここから室積港はすぐなので、あっさり9:40頃到着。無料駐車場も完備されているのでありがたい。定期便のダイヤを見てもらえれば分かるが、牛島港発を基本で考えられているので、室積港発からだととんぼ帰り出来ない。必然的に2時間の滞在を余儀なくされる。さらに1日3便あるが、日帰りしようと思うと実質2便しか使えなかった。

 前向きに考えると、折角離島に訪れるからには何かしらの爪痕は残せるということになる。なので、牛島でどこに行こうか考えていたが、遊歩道を歩いて平茂海岸へ行こうかと思う。



 これから乗船する「うしま丸」割と新しめの機体だろうか、中が非常にキレイだった。待合所にトイレがあったので、現地で困らないように寄っておく。

 入口に係員さんが居たので往復分の運賃を支払った。2日も欠航が続いていた割には、乗客は私と郵便配達員さん2人だけだった。

 それもそのはず。牛島はWikiによると、2017年時点で人口は49人しか居ないらしい。しかも、9割以上が65歳以上だそうだ。20年後には集落自体が消滅するかもしれないな、なんて思った。

 しかし、こんな。と言うと失礼だが、49人しか居ない島をポイントにするとは国盗りも中々やってくれる。正直どこへ行こうか探した時も、パッとしそうな所が見当たらなかった。訪れるからには時間を潰さなくてはならないので、ようやく見つけたのが前述した海岸へ歩くことくらいだった。ただ、こちらも超前向きに考えると、国盗りが無ければ絶対訪れていない島だと思うので、折角だから巡りたい。

 そんなことを思っていたら、定期船は定刻通り室積港を10:00に出港した。結構なスピードを出していたので驚いた。区間の真ん中くらいはそこそこ飛び跳ねていたので、スマホを見ると酔いそうだったから窓から景色を眺める。



 落ち着いて牛島に近づいたところで国盗りを実施。無事国盗り「牛島」をGetした。これで用事は済んだが、とんぼ帰りは出来ないので牛島を巡ろう。

 定期船は定刻通り牛島に10:20頃到着。出る時に「帰りはいつのに乗るのか」と聞かれたので、次のに乗ります。と答えておいた。



 牛島滞在時間は2時間ほどある。早速港の周辺を歩く。小さな待合所があった。



 この波止の石垣風景は珍しい気がする。



 と思ったら、土木学土木遺産に選ばれているらしい。色んな遺産があるものだ。



 昔の石垣と現代のコンクリート波止のコラボ。島だけに海の風景は中々良い。とりあえず目指す平茂海岸は東側なので、東に向かって歩いて行った。



 集落の端っこに牛島小中学校があった。



 と言ってもWikiによると1999年に休校。2005年に廃校しているらしく、かなり荒れていてグラウンドは草ボーボーだった。



 窓ガラスも割れており、かつての学び舎とは思えない寂しい感じがした。可能性は低いと思うが、もし子供が新しく出来たとしても、ここを復旧させることはなく、室積に登校するのだろう。



 そんなしんみりな思いをさせられた、牛島小中学校を横目に山の中へ入っていく。



 遊歩道はあまり整備されておらず、一部藪の中を歩かされた。

 でも案内はそこそこあったので、割と安心して歩くことが出来た。アップダウンもそんなに無かった。



 港から40分くらい歩いて、11:00過ぎに平茂海岸に到着した。



 当然ながら誰も居ない海岸を独り占めだ。The瀬戸内の光景が素晴らしい。



 今回はクルマ旅なので、無駄に折り畳みイスを持ってきた。海を眺めながら、ホテルで作ったお茶を飲んで一服しながら休憩する。



 帰り道が分からなくなりそうなので、出てきた所を流木で矢印を作ってみた。これで来た道に戻れるだろう。



 少し休憩して、早速平茂海岸を散策してみよう。



 弧を描く海岸線が良い感じ。



 石の海岸もあれば岩の海岸もあって、見る目を楽しませてくれる。



 先ほどの場所とは違う瀬戸内の風景。



 誰も居ない平茂海岸を満喫した。来るのに40分掛かったので、帰りも40分掛かるだろう。ちょうど良い時間になりそうだ。

 先ほど通った遊歩道を歩いて戻る。また鬱蒼とした木々の道を歩いて、先ほど写真を撮った牛島小中学校に戻ってきた。もう少し時間がありそうなので、牛島の集落を散策してみよう。



 中々立派な木があった。光市の樹木100選に選ばれているらしい。



 牛島の集落を歩く。



 集落の道は狭いがクルマは全く見なかった。



 コミュニティセンター。住人が少ないのが雰囲気から感じる。



 離島あるあるの猫の日向ぼっこ。人より猫の方が見た数は多い。



 面白い看板があったので撮影。これはどっちに行ったらよいのだろうか。とりあえずメインルートっぽいので真っ直ぐ行ってみよう。



 これも離島あるあるのヘリポートがあった。緊急時の搬送に使われるのだろう。



 岩の防波堤があり、その奥に見える瀬戸内の光景。



 定期船に乗った時も思ったが、瀬戸内海にしては波が高かったと思う。白波が立っていた。



 集落の西側には神社があった。こんな離島でも信仰されているのだろう。



 参拝して、牛島を散策出来た。そろそろ定期船の時間になるので、港に戻ろう。出港10分前に港に戻ってきた。




 牛島のハイドラ拡大図。ハート型の島というのがよく分かる。

 帰りも郵便局員さんと2人だけだった。この郵便局員さんは2時間何しているのだろうか。配達は各家歩いて周ったとしても、20分あれば終わりそうだが。

 定期船は定刻通り12:30に牛島を出港した。のんびりと外を見ながら、瀬戸内の風景を眺める。

 そろそろ昼食の時間だが、何を食べようか。広島に近い山口県なので、広島風お好み焼きの店が無いか探してみた。すると、室積港から20分程度の所に見つかった。ここで昼食にしよう。

 朝以来の室積港に戻ってきた。トイレに行っておき、駐車場のクルマに乗り込む。13:00過ぎに出発した。

 国道188号に出て東進する。ツーリングマップルにも「周防灘を横目にシーサイドを快走」とある。バイクほどではないが、走っていて気持ちが良かった。平生町に入り、国道を外れて進んでいくと検索したお好み焼き屋に13:10頃到着した。個人店のカウンターだったので、写真は撮らなかったが美味しくいただいた。

 すぐ近くにあった、セブンイレブンで食後のコーヒーを飲む。防予フェリーの時刻表を見ると、次の便が14:45だった。今から柳井港に向かえばちょうどよいだろう。国道188号に再度入って、海沿いの道を走る。



 14:00頃柳井港フェリーターミナルに到着。何台か待機していた。



 早速車検証を持って乗船手続きをした。バイクではないので少し高いが、離島の対岸取りのためには仕方ない。



 しばらく待つと、折り返しのフェリーが入港してきた。どうも瀬戸内海のフェリーは、こういうタイプが多い印象がある。左右の壁が空いているタイプだ。この防予フェリーは2.5時間とそこそこの航路なので少し大きなフェリーだった。

 フェリーからクルマが降りてくるのを待つ。そこそこの台数が降りてきたと思う。全ての車両が降りてしばらく待つと、案内が始まったので係員の指示に従う。そこそこの台数が乗っていたが、座席は割と余裕があった。席を確保して出港を待つ。



 フェリーは定刻通り柳井港を14:45に出港した。これからしばらく四国を走ることになる。



 フェリーからの瀬戸内の風景が素晴らしい。



 周防大島に掛かる橋をくぐる。この橋は、確かどこかの船が事故を起こして水道管が破裂し、島全体が断水した。というニュースを見た記憶がある。

 ここからは、防予フェリーに乗った最大の目的である、島の国盗りが出来るかちょこちょこ国盗りしてみた。すると予想外に、先に国盗り「柱島」をGet出来た。ツーリングマップルを見る限りでは、てっきり浮島を越えた先だと思ってたので驚いた。気持ちとしては、浮島は確実に取れるだろう。柱島がどうかな?って思ってたくらいだから、これはかなり安心感があった。



 そして無事に国盗り「浮島」をGetしたことで、中国地方を制覇した。中国地方も隠岐諸島・瀬戸内の島々・山口県日本海側の見島があるので、中々大変だった。九州・沖縄よりはマシだろうが、静岡からは中々行きにくいので、結構な期間が掛かった。幸い、私の場合広島に実家と言う拠点があるので、帰省の度にちょこちょこ寄り道しながら帰るように出来たので、普通の人よりは費用は抑えられることだろう。



 これで残りは四国地方だけだ。本当に制覇が見えてきて嬉しく思う。



 中国地方制覇の余韻に浸りながら、瀬戸内の風景を眺める。どこかの島が採石場になっているのか、山肌が丸見えな島があった。



 いつもの船の軌跡と海の風景。



 同じ防予フェリーの柳井港行きとすれ違った。



 柳井港に行くのだろう、と思っていたが周防大島に向かって行った。一部の便は、周防大島に寄港するので、この便はそうなのだろう。



 段々夕暮れ感が出てきた。



 四国が見えてきた。あの高い山は石鎚山だろうか。



 西側の空はもう少しで夕陽が見れそうだ。島のシルエットが美しい。



 この海域も船の往来が多かった。夕暮れを見ているとあっという間に時間が経っていく。



 雲があったが、隙間から夕陽が出てきそう。



 夕陽が出てきた。望遠レンズを持ち歩くのが面倒だったので、50mm単焦点一本勝負したから、望遠を持って来れば良かった、と後悔する。



 船に夕陽が掛かった瞬間を捉える。中々良い夕暮れが見れた。

 撮影を楽しんでいると、そろそろ到着するので車両甲板へ向かうように、とアナウンスが流れてきた。



 車両甲板に停まっている愛車を撮影。



 大型車両と混載になるのは、地方フェリーあるあるかな。

 フェリーは定刻通り17:15に愛媛県松山市三津浜港に到着した。クルマでは2020年9月以来の四国だ。その時は、会社の友達と讃岐うどん巡りをしに香川へ行った。

 早速四国に上陸したが、もう既に周囲は暗くなり始めていた。また、夕方のためか道路は渋滞していた。のんびり県道22号を南下して、国道56号へ向かう。

 国盗りをするため、重信川沿いを東に向かった。結構狭い道だが抜け道になっているようで、そこそこ交通量があったから大変だった。結局予讃線近くまで行かないといけなかったが、国盗り「北伊予」をGetした。

 国道56号に戻って南下をする。途中にセブンイレブンがあったので、18:00頃寄って夕食にサラダを調達した。夕食はローカロリーで済ませている。

 引き続き国道56号を走る。伊予市駅付近でコロプラ土産があるはずだったが、国道からは取れなかったので駅方向に向かうとGet出来た。

 再度国道56号に戻って伊予市中心部を外れると、ようやく交通量が少なくなった。峠道に入って、楽しく走る。やはりクルマだとライトの光量が段違いなので、夜でも安心感はバイクに比べると全く違う。

 峠を越えてしばらく走ると、道の駅「なかやま」を通過する。ちょっと道を勘違いしていて、しばらく過ぎたところで道を間違えたことに気付き、Uターンして県道222号に入った。やはり四国の3桁県道はまともな道は少ない。中々の険道だった。1台だけ対向車が居た程度で、何とか抜けていく。

 伊予灘沿いの国道378号に出てきた。夕やけこやけラインと呼ばれており、ツーリングマップルオススメルートにもなっているが、夜なので何も見えないのが残念。国盗り「双海」をGetしながら、道の駅「ふたみ」を通過する。

 国道378号を南西に進む。ツーリングマップルオススメルートの割には、夜なのに交通量が多くて、バイクで快適に走れるのかは懸念がある気がする。

 国盗り「伊予長浜」名橋CP「長浜大橋」をGetしながら、国道から県道24号に入って大洲方面へ向かう。この道は交通量が少なくて、楽しく走れた。

 大洲で先ほどまで走っていた国道56号を少しだけ走り、県道に入ると名城CP「大洲城」をGetした。これで名城CPを制覇した。神バッチはかなり難易度は低かったので、既にGetしている。

 県道259号から国道197号に入って、しばらく走ると八幡浜市に入って国盗り「八幡浜」をGetした。事前に八幡浜の道の駅近くに、遅くまでやっている温泉があるのを調べていたので、そちらに行ってみよう。



 20:00頃八幡浜黒潮温泉みなと湯に到着。隣がフジグランだったので、朝食と飲料を調達しておいた。この温泉はモール泉で、しっとりした温泉で中々良かった。海近くだから塩化物泉かと思ったが、モール泉とは思わなかった。北海道の晩成温泉や十勝川温泉辺りが有名かな、と思う。サウナ・水風呂・露天風呂も完備されていたので、ストレッチをしつつしっかり整えた。

 2時間弱たっぷり温泉を満喫し、そろそろ今日の寝床に向かおう。国道197号を進み、ほんの少しの自動車専用道を通って佐田岬の付け根に入った。

 伊方町に入って国盗り「伊方」をGetし、道の駅「伊方きらら館」を通過した。次に観光名所CP「佐田岬メロディーライン」メロディーロードCPをGetした。これで、愛媛県の観光名所CPを制覇した。

 これで今日のノルマは終わった。と言っても、ポイントは目的地近くだったから、すぐ道の駅「瀬戸農業公園」に22:40頃到着した。歯みがきやコンタクト処理は温泉で済ませておいたので、トイレにだけ行っておく。この道の駅は中々暗かったので、熟睡出来そうだ。

 今日は、瀬戸内海に浮かぶ島、牛島に訪れた。正直何でここが国盗りポイントになっているのか不思議な場所だったが、国盗りが無かったら絶対訪れることはなかった島だろう。前向きに捉えれば、行く機会を作ってくれた国盗りに感謝したい。牛島に行った後は、柳井港から四国に上陸。瀬戸内の夕暮れ風景を、フェリー上で楽しめた。

 明日は、四国最西端の佐田岬に訪れて、愛媛県南予地域を巡りながら高知県に入る。そして、宿毛から離島の沖の島に訪れる。残念ながら日程的にとんぼ帰りをするしかないが、これで最大の難関をクリアすることが出来るだろう。

 宿毛に戻ったころには、既に真っ暗になっているだろう。夜の移動をしたいところだが、その次は佐田の沈下橋に行かなければならない。ここは明るい内に行きたいと思っているので、そうなると四万十市辺りに泊まった方が良さそうだ。それだったら、時間があるのでホテルを取ろうかと思う。

 早速調べてみると、大浴場・朝食付きで安いホテルが見つかった。今晩は車中泊だし、明日はホテルに泊まるのも良いだろう。早速スマホから予約した。

 そんなことを考えながら、23:30頃眠りにつく。今日も結露防止のために、窓は軽く開けておくが、モンベル#2シュラフなので問題無いだろう。

宿泊地:愛媛県伊方町 道の駅「瀬戸農業公園」 車中泊 無料
風呂:愛媛県八幡浜市 八幡浜黒湯温泉 みなと湯 600円

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Posted at 2022/07/22 23:31:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 山陽四国2021 | 日記

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