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わさび茶漬けのブログ一覧

2023年07月04日 イイね!

BMWのイタリアでの伏線回収?

BMWのイタリアでの伏線回収?"Concorso d’Eleganza Villa d’Este"(コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ)は、「世界で最も格式が高い」とも評される自動車コンクールイベントです。

1929年より続く世界最長の歴史を誇る"Concours d’Elegance"(コンクール・デレガンス)で、コモ湖畔に佇むイタリアを代表するホテル Villa d'Este を舞台に毎年行われており、今年は5月19日から21日にかけて開催されました。



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その会場にて、BMW Concept Touring Coupe が発表になりました!

Z4ロードスターをベースしたコンセプトカーで、ルーフとラゲッジスペースを備えたシューティングブレーク的な成り立ちです。




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BMWは、過去にもロードスター(2シーターオープン)をベースにしたクーペを発売したことがあります。

超個性的なスタイリングのZ3 Coupe(1998年)と、流麗なフォルムのZ4 Coupe(2006年)です。


Concept Touring Coupeはその2台の中間的なフォルムと個性を持っていて、とても魅力的だと思います。

今回は"Concept"だけあって1台のみが製作されたデザインスタディという扱いですが、ぜひ市販化してほしいです!



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魅力的な外装の内側には、イタリアの高級家具メーカー・ポルトローナ・フラウ(Poltrona Frau)によって仕上げられた内装と、モデナの高級レザーブランド・スケドーニ(Schedoni)がカスタムメイドしたこの車専用のバッグ類も備えられています。

その華やかで洗練されたインテリアは、イタリア・コモ湖でのイベント会場の雰囲気にとてもマッチしています。

(ちなみにBMWのお膝元ミュンヘンはドイツでも南に位置しており、イタリア国境までは直線で130km程、コモ湖までは陸路で400km程と、距離的にも遠くありません)



そして、実はこのコンセプトカーは、BMWにとって壮大な伏線の回収でもありました。


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この歴史的イベントはBMW Group Classicが1999年より後援していることもあり、ここ3年の開催を告知するポスター風の画像にはBMWのヒストリックカーが描かれています。

2021年用には507が、2022年用にはM13.0CSLが描かれていました。



そして今年のポスターに描かれた、「三つ目」にも見える特徴的な車は何かというと...。


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1940年のミッレミリア総合優勝を果たした名車、328 Touring Coupe でした。

※ グリルの中央に、競技用のアディショナル・ヘッドランプが装備されています

BMWが誇る歴史の象徴であると同時に、その名前を引き継ぐ "Concept Touring Coupe" の発表に向けた布石でもあったのです!


(ちなみに昨年のポスターに描かれた3.0CSLは、昨年の同会場にてお披露目されたM4 CSLの予告でもありました)



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なお、328 Touring Coupeの "Touring" は、この車のボディを製作したイタリアのコーチビルダー・カロッツェリア・トゥーリング(Carrozzeria Touring)に由来します。

鋼管スペースフレームとアルミ外板を用いた軽量化技術である「スーペルレッジェーラ」(superleggera)構造で有名で、この車のボンネットやリアエンドの中央にもその名が記されています。

(ベースとなった328ロードスターの車重が約830kgだったのに対し、Touring Coupeは780kgと軽量されたこともあって、高い走行性能を持っていました)




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実は2台の "Touring Coupe" は、「ドイツとイタリアの合作」という意味でも共通していたのです。

粋な演出だと思います!



そして今年の同イベント会場では、さらにもう1台の伏線回収?がありました。

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このグレーに塗られた特別なM1についてなのですが...。

話が長くなりそうなので、続きは後日にしようと思います!


Posted at 2023/07/04 13:46:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2023年06月16日 イイね!

M4 GT3の今シーズン初勝利!

M4 GT3の今シーズン初勝利!SUPER GTの今シーズンの第3戦が、6月3日(土)・4日(日)に鈴鹿サーキットで行われました。


M4 GT3でGT300クラスに挑むTeam Studieは、第1戦は「メチャクチャ悔しい6位」、続く第2戦は「予選結果から8ポジション上げての13位」と、データ収集を図りながらの奮闘が続いています。




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第3戦が行われる鈴鹿は昨年にチーム初の優勝(Pole to Win)を果たしたサーキットであり、予選・本戦に向けての期待が高まります。


予選Q1は「セカイノアラ」こと荒 聖治選手が、トップと僅差の2位で通過します!




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予選Q2は、過去4度!のスーパーGTチャンピオン経験者である柳田 真孝選手が挑みますが、「悪い思考ループ」にはまりQ2最下位の16番手に沈んでしまいました...。

そこで決勝に向けて、荒選手は大胆な戦略を立案します。



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「レース開始直後にピットインして、給油を済ませる」という作戦です!

第3戦のレース距離は通常の1.5倍の450kmで、2回のピットイン(給油)がレギュレーションで義務づけられています。

通常はそのレース距離をほぼ3等分して2度の給油を行いますが、その1度目をあえて極めて早いタイミングに行う事で単独走行状態を作り出し、他車と競り合ったり邪魔されたりしてペースを落とすことなく最善のラップタイムを刻み、最終的に上位進出するという作戦です。

※F1ではタイヤ交換をライバルより早めに行う「アンダーカット」という作戦がありますが、トラフィック(混雑)を避けるという点で共通する効果があります。

スティント(次のピットインまでの走行)が長くなることから燃料搭載量が増え重くなったりタイヤに厳しいという側面もあるので、メリット・デメリットの見極めが必要です。

高根チーフエンジニアは一晩かけてデータ解析をし、チームはその作戦の遂行を決定します!



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迎えた決勝の第1ドライバーを担当した荒選手は、レース開始早々の1周目にピットに飛び込み、1度目の燃料補給を済ませます。

同じく1周目にGR Supraが、続く2週目にGR86がピットインし、同様の「第1スティント短縮作戦」を3チームが選んだことが明らかになります。





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レースの折り返し(39周目)付近で2度目のピットインを行い、給油とタイヤ交換を済ませます。

そして荒選手から交代した柳田選手は、快調にラップを重ねます。

ライバル各車が50周目付近で2度目のピットインをしている間に、狙い通りのトップの座に立ちます!



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同様の「第1スティント短縮作戦」を取るGR86を背後に抑えてトップ走行を続け、後方からは2台のGTRが迫る中、そのアクシデントは起きました...!



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GT300クラスの9番手を争い並走していたLamborghini GT3(松浦 孝亮選手)とGR86(織戸 学選手)を、GT500のZ(松田 次生選手)がアウトから抜く際に接触し、非常に大きなクラッシュになったのです。

Lamborghiniは回転しながら大破し、Zは宙を舞った後フェンスに衝突して車体がバラバラになりました...!

(Zは原型を留めないほどの状態でしたが、松田選手・松浦選手に大きな怪我は無かったことが後に発表されました。現代のレーシングカーの衝突安全性能は、本当に素晴らしいと思います。)



その事故によってレースは赤旗中断とされ、協議の結果レース終了となり、順位が確定しました!



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Team Studieの今季初優勝
です!!

「第1スティント短縮作戦」は、車体が軽く燃費の良いJAF-GT300勢(86,SUPRA,BRZ等)では過去にも行われていましたが、大柄な車が多いFIA-GT3勢(M4,AMG GT,R8等)でこの作戦を敢行したチームはありませんでした。

その大胆な作戦を発案した荒選手、遂行した松浦選手とチーム、マシンとタイヤの性能などの、総合力の勝利です!



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ちなみにレース決勝は柳田選手の誕生日でもあり、自他ともに認める「超持ってる男」っぷりが発揮されました!



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運も味方につけられるのは、それをしっかり受け止める作戦と実力があってこそだと思います!

この勝利によって、ポイントランキングはトップと5点差の4位に上昇しました。

M4 GT3とTeam Studieの今後の活躍が楽しみです!
Posted at 2023/06/16 23:03:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | クルマ
2023年06月01日 イイね!

BMWの防弾車の40年以上!の歴史

BMWの防弾車の40年以上!の歴史先日開催された広島サミットにて、各国の首脳のほとんどがBMW 7シリーズに乗って移動していて、その姿がニュース等で報じられました。

先々代7シリーズをベースにした760Li High Security、すなわち防弾車のようです。

専用架装業者ではなく自動車メーカー自身が防弾仕様車を製作するケースはかなり少ないと推測しますが、それ故の完成度の高さが伺えます。




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2010年のAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議の首脳移送用車両として政府が調達した20台が保管されていて、今回も使用されたようです。

「ガラスが厚さ6cmの防弾タイプとなるほか、ボディ各部や床下に装甲パネルが配され、乗員保護性能が高められている」との記述もあります。




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『防弾仕様の7シリーズ750Li・760Liハイセキュリティ(F03)は、標準モデルと並行して開発されました。

世界のVIP向けに設計され、手榴弾の攻撃に耐えるVR7レベルの防弾性能を達成し、セキュリティ基準のBRV2009を世界で初めてクリアしています。

これらの厳しいレベルの保護を満たすために、ボディはスチールパネルなどが強化により防弾化、防弾ガラスは弾丸/榴霰弾がキャビンに入るのを防ぐため室内側にポリカーボネート層を採用しています。

装備として、インターホンシステム・襲撃アラーム・消火システムや、ガス攻撃でガスが検出された場合自動的に外気を遮断するインテリアプロテクションシステムなどを設定。

またフラッグホルダーや通信装置、機関銃を収納できるセンターコンソール、LEDフラッシングライトなどもあります。

足回りは車輌重量に増大に合わせ、スプリングやショックアブソーバーストラットマウントブッシュなどを強化、BMWがハイセキュリティ仕様開発で獲得したノウハウが投入されています。』

という説明もありました。




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BMWの防弾車両は、初代7シリーズ(E23型)から始まり、40年以上の歴史があります。

(当ブログの過去記事では、その警護プロフェッショナル向けのトレーニングについてもご紹介したことがあります)

近年は、先代X5にSecurityとSecurity Plus、現行X5にProtection VR6という防弾車・装甲車を設定しています。

世界中のVIPのために、BMWは最善を尽くしています!


Posted at 2023/06/01 10:07:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2023年04月23日 イイね!

3台中2台が変わりました!

3台中2台が変わりました!ここ2か月で、3台中2台が変わりました。

白3台から脱却できたものの、イギリスが抜けてドイツ車3台になりました🥲

直6 - V8 - 直4という気筒違いが、ガソリン(直6) - ディーゼルMHEV(直6) - PHEV(直4) というパワープラント違いのラインナップになったとも言えます。。



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ここ3年間はこの3台体制でしたが、いずれも車線維持支援制御装置が付いていないこともあり、買い替えることになりました。



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3台ともBMWになって操作系が統一されたのは良いですが、キャラクターが被っていて楽しさの幅が狭くなってしまいました..😅

Posted at 2023/04/23 23:01:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | | クルマ
2023年03月29日 イイね!

エンジン車の未来に向けた動き・続編

エンジン車の未来に向けた動き・続編昨年11月のブログでもお伝えしましたが、EUは「2035年までにガソリン車など内燃機関車の新車販売を事実上禁止する法案」を可決する流れにありました。

ですが、採決予定日(3月7日)の直前になり、ドイツ・イタリア・ポーランド・ブルガリアが、同法案への反対または棄権を表明しました。

そして「再生可能エネルギーを用いて生成する合成燃料であるe-fuel(イ― フューエル)を使うエンジン車の利用が認められない限り、同法案に賛同できない」と主張しました。

立法の最終承認を得るにはEU理事会における「EU人口の65%以上を代表する加盟15か国以上の同意が必要」ですが、その4か国(計42%)が不支持に回ればこの要件を満たせなくなることから、採決は無期限延期されました!


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3月13日には、同法案に反対の立場を取るドイツ・イタリア・ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・チェコ・スロバキアの運輸相がチェコのプラハに集まり、禁止法案の変更を提案すべく会議を開きました。

そして同法案に関しては「会議に参加した国々で同盟を組み、内燃機関の完全禁止ではない独自の提案を出していきたい」と発表しました。

また同日に、オーストリアのネハンマー首相が「ドイツに協力し、内燃機関の廃止阻止のために最善を尽くす」と明らかにしました。

ちなみに、ここで名前の出た反対派9か国の人口の合計は約2.4億人で、EU全体4.4億人の54%にもなります!



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その後、EUでの法案提出権を担っている欧州委員会が「カーボンニュートラル(CN)燃料である水素とCO2による合成燃料(e-fuel)を利用する場合に限り、2035年以降も内燃機関を搭載した新車の販売を認める方向で草案をまとめた」と報じられました。

EUは、エンジン車の禁止から存続に向けて、大きく舵を切りつつあるようです。

そのニュースには「草案によると、欧州委はCN燃料でのみ走行可能な車を対象とするカテゴリーの新設を計画している。このカテゴリーの車は、他の燃料を使った場合には走行できない技術を導入することが義務付けられる。」とも記されています。



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現在試験的に生産されているe-fuelは、(通常のガソリンを一部混合して使用するため)85~90%のCO2低減になると記されている記事もありますが、「完全にカーボンニュートラル」(100%のCO2排出低減効果)である必要があるのか等が、今後の焦点になってくるように思えます。

それに伴い、バイオ燃料(主にトウモロコシが原料)や、次世代バイオ燃料(食料と競合しないバイオマスが原料)ではどうなのか等も、議論の対象になるかもしれません。

草案の「他の燃料を使った場合には走行できない技術」という内容も、実際は技術的・制度的なハードルが高いように思えます。




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ちなみに、米国の著名な環境NPOである ICCT(国際クリーン交通委員会)の予想に基づくと、e-fuelは2030年にガソリンの1.5倍ほどの単価になる(ドイツの場合・諸税金を含む)と試算されるようです。

税制度等が異なるのでその価格や倍率がそのまま日本には当てはまらないでしょうが、昨今の電気料金が2~3倍になったことに比べると、個人的にはまだ許容範囲のように思えます。


なお来年には5年に一度の欧州議会議員選挙(定数705人)が行われますが、前回から政治の勢力図が大きく変わる可能性もあります。(きっと電力不足・電気代高騰や中国の台頭に対する民意が、より色濃く反映されるようになるでしょう。

新しい法案の成立までには紆余曲折あるかもしれません。


(「フランス他のEU9カ国が、原子力発電所由来の水素を再生可能エネルギーと認めるように欧州委員会に要請した」というニュースもありましたが、その動きとも絡んでくると推測します。)



そしてEUから離脱したイギリスでも、同様の動きがありました。


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3月頭に、英国議会下院の交通委員会が「未来への燃料補給」(Fuelling the future)というテーマの第3次レポートを発表しました。

自家用車・商用車・船舶・航空機に関する動力源や燃料に関する報告書であり、「2035年エンジン車販売禁止」という方針を3年前に発表した英国政府への勧告でもあるとされています。

かなり長文のレポートですが、最後の「結論と推奨事項」(Conclusions and recommendations)から象徴的な部分を抜粋すると・・・


1. 乗用車の完全EV化は「通説」(the received wisdom)であり、さらなる精査と調査が必要であります。

2. しばらくの間路上を走る既存の乗用車を考えると、再生可能エネルギーによって生成した合成燃料やバイオ燃料は、リスクがなく、非常に賢明で経済的に健全なアプローチになる可能性があります。

3. バッテリー EVのみを推奨する英国政府は、実際には「全ての卵を 1 つのカゴに盛っている」ようなものです。

(※カゴを落とすと全てが割れてしまうので、リスクマネジメントができていないという意味)


現実には、英国の全ての人が新車または中古のEVを購入できるわけではなく、できたとしても自宅で簡単に充電することはできません。インフラは十分な電力を家庭に供給するのに十分ではなく、すべての車両が EV になるために必要なバッテリーを生産するための原材料が不足しています。したがって、私たちは、
乗用車からのCO2排出を削減するための唯一の解決策として電気自動車を推進することに注意を払います。

といった内容を含んでおり、他にもPHEVの重要性や、物流に関する現実的な選択の必要性なども記されています。


2021 年には、英国だけで 25 億リットル相当以上の再生可能燃料(renewable fuel:合成燃料やバイオ燃料を指す)が供給されました。これは、その年の全道路および非道路移動機械燃料の 5% を占めています。(※本文の16項)

という記述もあり、"再生可能燃料"が既に実績を上げつつあることも報告されています。

そして、この報告書 兼 勧告書の但し書きには、「英国政府の対応期限は2か月です」(The Government has two months to respond.)とも書かれています。


EUに続いてイギリスでも、「国民の生活の足を確保しながらCO2を削減するには、EVの普及は必須であるものの、カーボンニュートラル燃料を用いたエンジン車の活用も必要である」という方針に、潮目が変わってきたように思えます。



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BMWはかねてより「電気自動車の拡大は顧客の要望に足並みを揃えるべきで、内燃機関の早々の廃止は現実的ではない」と主張を重ねてきました。

当たり前と言えば当たり前の主張なのですが、ようやく欧州での政治がそれに近づいてきたように思います。


もちろんBMWは必要以上に内燃機関に固執している訳ではなく、お客様の要望に応えるべく様々な技術を研究・開発しています。



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一昨年にBMWは「2030年には、全世界の新車販売台数の少なくとも50%をピュアEVにすることを目指します。」と発表していました。

そして今年3月15日にはオリバー・ツィプセCEOが、それをかなり前倒しで達成できるとの見通しを示しました。

(2025年までに四分の一が、2026年までに三分の一がピュアEVになるとの予想も述べたと、元記事では書かれています)

さらに、2020年代前半に水素自動車の生産を想定しているとも述べました。




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先月には、水素燃料電池車である iX5 Hydrogen の開発車両の国際試乗会をベルギーのアントワープで大々的に行いました。

同車は、今年中の100台規模の公道でのテスト運用が予定されています。

またその試乗会のレポートは、日本の多数のメディアで報じられました。


BMWは、エンジンも、電気も、水素も本気です。

そして、環境に配慮しながら「駆け抜ける歓び」を味わう手段を選ぶのは、政治ではなくお客様であるべきだと考えています!



※※※※※ 追記 ※※※※※


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欧州委員会とドイツ政府は3月25日、2035年以降も条件付きでエンジン車の新車販売を認める(CO2の排出量が実質ゼロになる合成燃料を使用する場合に限って容認する)ことで合意したと発表しました!

ウィッシング独交通相は「2024年秋までに手続きを完了したい考え」とのことですが、まだまだ不確定要素が多いとも推測します。

来年のEU選挙の前に新しい規則が提案される可能性は低いと、米ブルームバーグ社は予想しているようです)

ですが、とりあえずエンジンの火が消されることが無くなったのは素晴らしいと思います!

Posted at 2023/03/29 17:39:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | | ニュース

プロフィール

「5シリーズの「もう一つの路線」 http://cvw.jp/b/161264/48515302/
何シテル?   06/29 20:54
よく見るとちょっと違う? ...って言うより よく見ないと分からない違いが?(^-^.) 【くるまマイスター検定】の1級に合格しました♪
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