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わさび茶漬けのブログ一覧

2018年06月18日 イイね!

BMWの希少車・珍車コレクション!

BMWの希少車・珍車コレクション!

先日、ミラフィオーリ2018というイベントに、とある事情がありお邪魔してきました。


(毎年モリコローパークで開催される、一般参加型の欧州車の祭典です。)

国も時代も様々な車が参加されていましたが、BMW Z1を久しぶりに見られて嬉しかったです。


ちなみに私がZ1を初めて見たのは大学生時代で、Z1に関する事前知識がなかったこともあり、強烈な衝撃を受けた記憶があります。

その頃と違って、現代はインターネットによって様々な情報が手軽に入手できるので「こんな車見たこと無い...!」と驚くことは少なくなりましたが、ネットがあるからこそ超希少な車の情報に巡り合う事もあります。


例えばBMW Group Classicというアカウントでは、BMWのクラシックカーの美しい写真が公開されていますが、まれに希少車や珍車?も登場します。

中でも印象的なのが・・・


Cap20180615_3.jpeg

これはBMW 507 Loewy Concept(1957年)という車で、名車BMW 507をベースにフランス生まれの工業デザイナー Raymond Loewyが未来的なボディを被せたワンオフ車両のようです。

3代目のコルベットにも少し似ていますが、全く別の車です)




57_BMW_507-Loewy-Coupe-DV_13-PBC-01-800.jpg  57_BMW_507-Loewy-Coupe-DV_13-PBC-06-800.jpg

キドニーグリルは無く、フロントのBMWマークは運転席寄りに配し、リアランプは突出させるなど、とても個性的です。




CapD20180615_2.jpeg  379482_313551475338797_156647081029238_1-1.jpg

同様にBMW 507をベースにしたワンオフ車両では、有名デザイナー ジョバンニ・ミケロッティによる作品 BMW 3200 Michelotti Vignale(1959年)もTweetされています。

打って変わって直線基調で、ちょっとアメ車っぽさも感じます。この車もBMWマークが控えめですね。




CapD20180615_4.jpeg

このBMW 2002 GT4 Frua Coupe(1969~70年)は、個人的に好きな車です。

BMW 2002tiをベースにイタリア人デザイナーのピエトロ・フルアが製作した車で、バージョン違いを含め複数台数が存在するようです。(ミニカーも販売されていました)

そのうちの1台は堺市ヒストリック・カー・コレクション(Doi BMW Collection)にも保管されています。

フロントフェイスは精悍で、ベースとなった2002との共通部分が見出せないほどスポーティーなフォルムです。




CapD20180615_5-2.jpg

リアハッチはテールエンドまで長く伸ばされ、GT4という名前(4人乗りGTという意味)の通り、居住性や積載性も重視していることが窺えます。

BMWマークをCピラー部に配すのは、BMWクーペの隠れた伝統?ですね。



BMW_1600_GT_Coupé.jpg  Cap20180618.jpeg

ちなみにピエトロ・フルアはこの他にも、Glas GT/BMW 1600GT(1964-68年)やBMW/Glas 3000 V8 Fastbackcoupé(1967年)など、後にBMWに買収され引き継がれるハンス・グラース社の市販車・試作車のデザインにも関わっています。



wpid-photos_bmw_concepts_1968_1_b.jpg wpid-bmw_e9_1975_images_2_b1.jpg wpid-1976-frua-bmw-528-gt-coupe-011.jpg

フルアはそれ以外にも、多数の試作車を製作し、BMWに提案したようです。




そして先日、ある方のブログで初めて知ったのが・・・


bmwspicup.jpg

BMW 2800 Spicup(1969年)というコンセプトカーです。

内外装色は鮮烈で、ボディ各部のデザインも近未来的に斬新です!



1969_Bertone-BMW-2800-Spicup_01-3.jpg

BMW 507をベースに、イタリアのカロッツェリア ベルトーネが製作した車で、ルーフは電動スライド式のハードトップが備わっています。


三菱RVRオープンギア と似た機構です。)

SPICUPという名前は、スパイダー+クーペという意味のようです。




bmw_2800_spicup_4.jpg  bmw_2800_spicup_3.jpg


エンジンカバー部分を残して開くボンネット、芸術作品のような内装など、新しい提案が随所に盛り込まれています。

ちなみに開閉式のヘッドライト・カバーは、ベルトーネはその後他社の市販車(ランボルギーニ・ハラマ)にも採用しています。




Bertone_BMW_Spicup_Convertible_Coupe_1969-01_e6400a5a58ff0225ac2e1103fbe52ab3.jpg

奇抜なディテールに目を奪われがちですが、基本的なフォルムが美しいのもこの車の特徴です。

BMWのKING OF 希少車といったところでしょうか...?


他にも希少車・珍車の情報があったら、ぜひ教えてください!^^
Posted at 2018/06/18 15:57:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2018年06月18日 イイね!

ブランパンGTシリーズ・アジア Rd.3-4 熱帯の表彰台

ブランパンGTシリーズ・アジア Rd.3-4 熱帯の表彰台


BMW Team Studieが今シーズンから参戦するブランパンGTシリーズ・アジア のRound 3 & 4が、5/12(土)・13(日)に開催されました。

舞台は、シリーズ2カ国目となるタイのチャーン・インターナショナル・サーキット、毎年SUPER GTも開催されるお馴染みのコースです。




Cap20180602_2-2.jpg

【 予選 】

ブランパンGTシリーズ・アジアでは、土曜日に予選(Q1 / Q2)と決勝(レース1)、日曜日に決勝(レース2)が行われます。


※Q1ではレース1の、Q2ではレース2のスタートポジションを決定します。


ライバルであるAMG勢のレギュレーション違反によるグリッド降格もあり、


Q1は81号車の砂子選手がポールポジション!82号車の浦田選手は4番手


Q2は81号車の木下選手が2番手82号車のマックス選手が3番手となりました。




3-1studie.jpg

【 レース1 】 (Round 3)

81号車の砂子選手は、ライバルAMGにポジションを奪われるものの、僅差の2位でピットインします。


82号車の浦田選手は、一時2番手まで順位を上げましたがその後後退し、スタート時の4位を守ってピットインします。




BMW-TEAM-STUDIE-2018-MAY12-8630.jpg

ドライバー交代後も良いペースで周回を重ね、一時は2位&3位表彰台も確実かと思われましたが...。

木下選手が乗る81号車は、砂子選手の接触のペナルティ消化と、GT3マシンとの接触によるタイヤバースト!に見舞われ、10位完走となりました。

マックス選手が乗る82号車は、ピットタイムが1秒不足していたことのペナルティ(1秒間のPIT Stop & Go)を課されたこともあって4位でゴールし、惜しくも表彰台を逃しました。




BMW-TEAM-STUDIE-2018-MAY13-8932.jpg

【 レース2 】 (Round 4)

メカニックの徹夜の作業により完全に復旧した81号車は、木下選手の見事なスタートによりトップに立ちます!


その後もAMGと激しく競り合いますが、突然のパワーダウンに見舞われます。


酷暑によるセンサー系のエンジン不調で、世界で70台近くが走るM4 GT4にとって初めてのトラブルによってリタイアとなってしまいました。


3番手からスタートした82号車は、マックス選手の健闘により、ポジションキープでピットインします。

バトンを託された浦田選手は、危なげのない走りで順位を維持し、そのまま3位でフィニッシュしました!




Cap20180602_3-3.jpg

前日惜しくも逃した82号車初表彰台を、ついに獲得しました!

人生経験豊かな二人による、バランス感覚に優れた素晴らしい走りでした。



そして、人生経験豊かといえば、余談ですが・・・


IMG_9259.JPG

82号車のドライバーである浦田 健選手は、不動産コンサルタントや会社経営者・事業家としての顔もお持ちです。(レーサーよりもむしろそちらが本業です)

不動産関連などの書籍も多数執筆されており、その最新著書を購入して読んでみました。


親から子へ向けた「人生を豊かにする秘訣」が記された、楽しい本です。


(個人的には、相対性理論と人間の情熱を結び付けた節に感銘を受けました)

浦田選手の走りの秘訣も垣間見えるように思います。




BMW-TEAM-STUDIE-2018-MAY13-9358-2.jpg

次戦から戦いの舞台はいよいよ日本に移り、鈴鹿(6/30-7/1)・富士(7/21-22)で争われます。

個性溢れるドライバーによる、熱い戦いを期待できそうです!

Posted at 2018/06/18 15:54:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツ | クルマ

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「X5の40d(直6ディーゼル)から50e(直6ガソリンPHEV)に乗り換えました! http://cvw.jp/b/161264/47461583/
何シテル?   01/08 17:44
よく見るとちょっと違う? ...って言うより よく見ないと分からない違いが?(^-^.) 【くるまマイスター検定】の1級に合格しました♪
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