新型コロナウイルス感染症が、世界各国で猛威を振るっています..。
中国や韓国は増加の勢いが衰えたものの、今後は欧州や米国で急拡大しそうだとも報じられています。
国別の状況を表すのに、上記のような感染者数の推移のグラフが用いられることがあります。
その国ごとの特徴が、さらに分かりやすく示されたグラフを見つけました!
イギリスのFinancial Times誌のサイトの、ある記事に載っていたグラフです。
このグラフの特徴は、横軸が年月日ではなく「各国での感染者が100名になってからの日数」として揃えていることです。
今日現在の状況だけでなく、国別の増え方の傾向の違いを比較しやすいです。
また、縦軸は対数表示になっていて、「100~200~300」ではなく、「100~1000~10000」が等間隔になっています。
中国やイタリアなどの数万人規模の国と、数千人、数百人の国を効果的に同じグラフに収めることができます。
※ 以下、説明的な文章を含みますが、ご興味のない方は紫色の部分は読み飛ばして頂いても良いかと思います。
尚、対数表記だと増加数の比較はしにくいですが、増加率の比較をするのには適しています。
例えばグラフ中に「33% DAILY 33% INCREASE」と付記された点線がありますが、「1日ごとに33%の累乗の増加」(1日ごとに、1.33×1.33×1.33×・・・と増加する)を表しています。
(感染は指数関数的に拡散する特性を持っているので、対数表示の方が状況分析に適しているとも言えます。)
「1人から何人に感染しているか」という度合いによって傾きが増減するので、傾きが緩やかになれば「感染防止策がより有効になった」という状況だと考えられます。
そしてこのグラフに、少々手を加えてみました。
増加率の違いがより分かりやすいようにグラフを縦方向に引き伸ばし、日本語訳も付けました。
そして、象徴的な国の曲線の始点と終点を結ぶ直線(ピンク色)を引きました。
曲線と直線からなる「弓」の形が分厚いほど、増加率がより鈍化している(すなわち感染状況が改善されている)と言えると思います。
以下は、各国についての個人的な考察です。
● 多くの国が、日が経つにつれて増加が鈍化する傾向にありますが、鈍化が最も顕著なのが韓国、次いで中国のようです。
特定の施設や都市で爆発的に増えたので封じ込めがしやすかったという事情もありそうですが、「どんなに悲惨な状況でも、何とか沈静化できる」という例のようにも見えます。
尚、このグラフは感染者数の累計であり、その時々における人数ではありません。
感染者のうち一定割合は治癒していると推測されるので、このグラフが水平に近い状態が続けば、実際には感染者は減少している状態ではないでしょうか。
● シンガポールや香港は、感染者数も増加率も著しく低いようです。
その理由として、そもそも人口が少ない(シンガポール530万人・香港720万人)ので感染者数が少ないのでは、とも考えましたが...。
「人口が多い方が、国外からの感染者の流入も多い」という要素もあるものの、政策や環境や文化の違い等から「100人の感染者からどのように拡散しているか」という度合いの差が、このグラフの傾きに与える影響の方がはるかに大きいと想像します。
欧州の国の多くが人口数百万人(ノルウェー530万・デンマーク580万)レベルですが、それと比べても、シンガポール・香港は感染者数が明らかに少ないです。
新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスの様な季節性が無い(暖かくなっても収束しない)可能性も報じられていますが、このグラフからは明らかに「温暖な地域では増加率が低い」という傾向が見られます。(インドも増加率が低めです)
また、シンガポール・香港は、増加率が鈍化していない(弓の形が薄く、逆を向いている)のも特徴ですが、「そもそも増加率が低いため、著しい改善が難しい(今のところあえて大胆な対策を行なっていない)」ということかもしれません。
(ピンク色のコメントを追加してグラフを再掲します)
● 日本は、「中国・韓国」と「シンガポール・香港」の中間のような特徴を持っているように見えます。
爆発的な増加がない代わりに、著しい鈍化もしていないという傾向です。
ですが、緩やかな変化ながらかなり水平に近づいてきたので、もう少しの我慢といった状況ではないでしょうか..?
● 急激な増加が報じられたイタリアやイランも、積極的な対策が効果を上げつつあるのか明らかに鈍化している傾向が見られます。
スペインやアメリカなどまだ弓の形を描いていない国も多いですが、積極的な対策が始まっているのでいずれ増加率が鈍化すると予想します。
(アメリカは保険制度が特殊なことから、「検査や治療を受けられない」という別の問題も大きくなってきそうですが)
これらの傾向を総括すると・・・
今後数週間~遅くとも2・3か月の間に、世界中でピークアウトする(増加よりも減少が上回る)のではないでしょうか..?
(専門知識のない素人の、願望に近い個人的な推測ですが)
(今シーズンは、82号車は富士ラウンド以外は出走せず、81号車の1台体制で戦ってきました)
※ ブランパンGTでは、通常1台のマシンを2人のドライバーがレース中に交代して戦いますが、ピットタイムを7秒延長すれば1人のドライバーで走り切ることもできます。
韓国ラウンドの後には、ブランパンGTのオフィシャルサイトでも「木下・砂子両ドライバーがドライバーズタイトルを確定した」と発表がありました。
ですが、中国ラウンドを両ドライバーが2台に分かれて戦えば、レース結果によってはどちらか1人がタイトルを失う可能性もあります。
チームランキングは全戦2台体制をとるライバルチームに大きく離されていますが、残りの2レースに2台で参戦して最高の結果を得られれば、大逆転でのチームタイトル獲得の可能性も残されています。
それに加えて、「最終ラウンドを消化試合にしたくない」などの理由から、この大胆な作戦を決定したようです。
そして2人の話し合いにより、81号車は木下選手、82号車は砂子選手が乗ることになりました。
鉄壁のコンビが雌雄を決するという、過激にエンターテイメントな最終ラウンドが始まりました!
【 予選 】
非常に厳しいBoP(性能調整:85kgものウエイトハンデと、市販車より低いブースト圧)により、セットアップに苦しみます。
更に81号車は、今までの激戦がより多く車体に刻まれているからか、速さに伸びがありません。
Q1(Rd.11の予選)は木下選手は6番手・砂子選手は2番手と明暗を分け、
Q2(Rd.12の予選)は木下選手は3番手・砂子選手はポールポジション!
という結果となりました。
【 Round 11 決勝 】
6番手から最高のスタートを決めた木下選手は、一気にトップに立ちます!
その直後に起きたGT3車両のクラッシュの影響で、砂子選手が2番手、木下選手が3番手となります。
ピットインの際には、プラス7秒のエキストラペナルティも加えた疑似ドライバー交代を経ながらも追い上げを図ります。
ですが、タイヤのグリップダウンにも苦しみ、トップを脅かすまでは至りません。
そして砂子選手の82号車が2位・木下選手の 81号車が3位のダブル表彰台でレースを終えました。
果敢に挑んだチームタイトルは取り逃がしましたが...。
サーフィンの師匠の誕生日を祝う旗を持って表彰台に上がるなど、いつものユーモア精神を忘れません!
残すは翌日の1レースのみ、ドライバーズタイトルを決する戦いです!
【 Round 12 決勝 】
81号車の木下選手はまたも完璧なスタートを決め、3番手からトップへとポジションを上げます!
その半周後には82号車の砂子選手がトップを奪い返し、まさに「頂上決戦」です!
その後、AMGにオーバーテイクを許し、砂子選手が2位・木下選手が3位でピットインの時間を迎えます。
砂子選手はピットアウト後じりじりと追い上げ、20周目にトップに立ちます!
一方、木下選手はタイヤのグリップダウンに苦しみ、後車に接触されてスピンを喫し5番手までポジションを落としてしまいます。
厳しいBoPを跳ね除けて砂子選手の82号車が優勝し、有終の美を飾りました!
木下選手の81号車は、ファイナルラップで前車を抜き4番手になり一矢報います。
この結果により、今シーズンのドライバーズ・ランキングは
1位:砂子 "塾長" 智彦 選手、2位:木下 "アニキ" 隆之 選手に決定しました!
3位以下に大差をつける、ぶっちぎりの1-2フィニッシュです!!
「アニキのいない表彰台 寂し過ぎた
悲しい優勝ははじめて 優勝なのに涙が出そうになった」
と、表彰台での砂子選手は複雑な表情を見せます。
個人的な思いですが...。
双子は生まれた時間の僅かな差で兄弟が定まりますが、世間的には同じ生年月日で対等な存在です。
(82号車は前戦での破損の修復中なので、81号車1台での参戦です)
【 予選 】
高い気温と路面温度に悩まされながらも、Q1(Round9の予選)では砂子選手はポールポジションを得ます。
Q2(Round10の予選)では木下選手が1周目・2周目共にトップタイムを刻み、タイヤを温存するために早めにピットに帰還します。
ところがライバルAMG111号車がラストアタックでベストタイムを更新したので、惜しくも予選2番手となります。
【 Round 9 決勝 】
ポールからスタートした砂子選手は、ポジションをキープして周回を重ねます。
ですが、スタート時に隊列を乱したとの理由で81号車にドライブスルーペナルティの裁定が下されてしまいます。
(スタート時のストレートで前のGT3から車幅1/4分横にずれていたのですが、その前のGT3が更に1/4分グリッド枠からずれていた為、結果的に81号車は1/2グリッドの枠からずれていると判断されたようです)
それにより最後尾まで順位を下げ、そこから追い上げる展開になります。
交代した木下選手は怒涛の追い上げを見せ、ポジションアップします。
そして3番手に1秒差まで迫りますが抜くには至らず、4位でレースを終えました。
タイトル獲得は、翌日以降に持ち越しとなります。
【 Round 10 決勝 】
2番手からスタートした木下選手は1周目にオーバーテイクを果たし、トップで周回を重ねます。
ピットイン&ドライバー交代で2位にポジションを落とすものの、砂子選手は前車との4秒のタイム差をわずか3周で縮め、再びトップに立ちます!
厳しいBoP(性能調整)をものともせず、その後も着実な走りを見せ、
BMW Team Studieが参戦する ブランパンGTワールド チャレンジ・アジア のRound 7&8が、7/6(土)・7(日)に富士スピードウェイで開催されました。
チームランキングも考慮に入れて、81号車に加えて今シーズンは出走していなかった82号車もエントリーし、2台体制で挑みます。
前戦での「全車を周回遅れにする」という圧勝が影響したのか、M4 GT4は性能調整で大幅なパワーダウンを強いられ、練習走行では大苦戦します。
【 予選 】
性能調整によりトップスピードが伸びない2台は、互いにスリップストリームを使いストレートスピードを伸ばし、マシンの能力を限界まで引き出します!
Q1(Round7の予選)では81号車の木下選手がポールポジション!
82号車の梅田選手は6番手となります。
Q2(Round8の予選)でも81号車の砂子選手がポールポジション!
82号車の井田選手は7番手となります。
【 Round 7 決勝 】
ポールからスタートした81号車の木下選手は後続との差を広げます。
ですが厳しい性能調整により、前戦のサクセスペナルティを覆すまでのタイムは稼げません。
交代して2番手となった砂子選手は、ライバルAMG77号車を猛追しますが抜くには至らず、僅差の2位でレースを終えました。
82号車は梅田選手及び交代した井田選手の懸命の走りによって6位入賞し、貴重なポイントを獲得しました。
【 Round 8 決勝 】
ポールからスタートした81号車の砂子選手はライバルAMG77号車の先行を許すものの、テールトゥノーズで追い回した後、トップに返り咲きます。
7番手からスタートした82号車の井田選手はオープニングラップで2台を抜き、5位に順位を上げます。
81号車はサクセスペナルティ分以上のギャップを稼ぎ、交代した木下選手はトップで周回を重ねます。
ライバルAMG77号車の自滅もあって、レースをコントロールします。
82号車は交代した梅田選手がスピンし、後続車両との接触もあって残念ながらリタイアとなります。
81号車は厳しい性能調整(BoP)を跳ね返し、見事優勝を果たしました!
8戦中5勝で、ドライバーズランキングはもちろんトップを独走です!
熱烈なファンの応援を追い風にして、ドライバーとチームとマシンの総力で勝利を掴みました!
シーズン全12ラウンドも残すところ4ラウンド、きっとタイトルを獲得してくれると思います!
BMW Team Studieが参戦する ブランパンGTワールド チャレンジ・アジア はいよいよ舞台を日本に移し、Round 5&6が6/22(土)・23(日)に鈴鹿サーキットで開催されました。
今シーズン4戦中3勝と波に乗りまくっているチームは、オフィシャルパートナーにPanasonic LUMIXを迎え、より輝きを増しています。
【 予選 】
ウエットからドライへと変わるコンディションの元、木下選手・砂子選手共にコースレコードを更新するタイムを刻み、Q1・Q2共に圧巻のポールポジションを獲得します!
【 Round 5 決勝 】
ポールから飛び出した木下選手はタイヤも温存しつつ後続を引き離し、ピットインします。
交代した砂子選手は1位でコースに復帰しましたが、残り15分でアクシデントに見舞われてしまいます・・!
ヘアピンの侵入時に、AMG77号車に無謀とも思えるブレーキングでインに飛び込まれ、激しく接触されます!
これにより左後部が破損し、タイヤ交換を強いられてしまいます。
(その後、AMG77号車にはドライブスルーペナルティの判定が下されます)
素早いタイヤ交換作業をしてコースに復帰するものの、順位を回復するには至らず、6位完走でレースを終えました..。
レース後の出来事によってチームの闘志はさらに増し、翌日のレースに臨みます。
【 Round 6 決勝 】
昨日の怒りも冷めやらぬ砂子選手は、ポールポジションから怒涛の走りを見せ、後続に対し毎週1秒のギャップを築きます!
タイヤ交換を終えても1位でコースに復帰した木下選手は、セーフティーカーの導入もあって全車を周回遅れにするという展開になります!
圧倒的な走りを見せつけ、今期4勝目を挙げました!
シーズン12ラウンドのうち半分を終えて、ドライバーズランキングはもちろんトップを独走です!
チームランキングも、2台体制で参戦するライバルチームにトップを譲ったものの、今週末に行われている富士ラウンドでは2台体制で臨んでいます。
Team Studieのサイトを通じて、ライブ動画やSNSによる実況も見られます。
ぜひM4 GT4の活躍をご覧ください!
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