
ちょっとつらつらと書いてみますが、
解説図もついた無駄に長い文です。
ただこれを読んでドキッとした人は、似たような事を考えている人でしょう。
ブレイクスルーになるかもしれない、そんな話です。
現在のレガさんのオーディオ運用はサイバーナビを中心として、
来客用ビデオ動画や最近話題のハイレゾ音源については、
LavieTab(Windows8.1)で再生して、
音声はHDMI接続にて行っている
(動画などはwi-fiストレージ化している)。
HDMIでつないでいる理由としてはタブ本体のアナログ出力はビットレートが48k/16bitでしか出せない為で、ハイレゾ音源の恩恵が全くなくなる為。
あ、USB-DACの利用は鼻から論外なのでそのつもりで(理由は後述)
元々はサイバーナビ+Android(Bluetooth出力)だったりしていたのだが、諸事情でWindowsに切替えている。
こういうシステムになると決まって悩むのは、
リアモニターを付けたい場合はどうするか?
なんていう想像も考えたりする。
狭い車内なので『ソースを分割する』という考え方はなく、普通にサイバーナビのソースと同じものになる。この時点で問題となるのは…。
▲リアモニターにはHDMI入力の映像が出力されない(ナビの仕様です、はい)
そしてもう一つ重要な事があり、
▲サイバーナビのHDMIは480Pしか入力できない(音声は48k/24bitまでOK)
これが実はボディブローでじわじわと効いてくる。何故か?
Windows…つまり一般的なパソコンの場合はもう一つディスプレイをつなぐことで、複数の画面表示する
【マルチディスプレイ】とするか、プレゼンなどのような一つの画面を複製する
【クローニング】の二択の選択肢がある。
ここでLavieTabは
WUXGAの1920x1200という解像度が標準。
HDMI出力では1920x1080となるので上下60pixel欠けるわけだ。この解像度をキープしたければタブ側の画面をWUXGAにしておいて、新たにHDMI側は新しい解像度の【マルチディスプレイ】とすれば良い。

これが現状だ。
しかし、【クローニング】の場合は解像度の低いサイズに依存してしまう。

その場合タブ側もサイバーナビの解像度720x480に合わせる羽目になってしまう。ここでWindowsにはもう一つの罠が、
▲Windows8.1の場合ストア系アプリが動く環境は最低でもXGA以上1024x786必要(デスクトップは除く)
というところもあり、Windows8以降のタッチパネルの利便性がちょっとだけ難しい感じになってしまう。そんなこともあり現状は【マルチディスプレイ】(WUXGAと720x480の2画面)にして現状は対応している。
(ちなみにAndroidタブの場合、MHLやHDMIを利用した場合、動画はHDMI先でしか表示されず本体は真っ黒けという虚しい物体が存在するという経験があった。特に最近の高解像度ディスプレイ搭載の機種はこうなった経験がある、Linkwith?HUDと兼用利用できませんし、鼻から使う気になりません)
…ちなみにさっき
『USB-DACは鼻から論外』なんてことを書いた理由ですが、これに関しては
タブの性能上の理由でして、鼻から毛嫌いしているわけではありません。元々このタブのUSBはマイクロUSB一端子のみでこれが充電としてもインターフェースとしても兼用している。この場合は
「USB OTG充電ハブ」なんかを用いてやれば充電できるじゃんかwwwなどと思う諸君もいると思う。
それはだめなのよ。なんでそれを否定するかという理由は簡単で、
USBOTG充電の1A程度の標準的な電流では
このタブは充電が全然追い付かない。
実はこのタブが結構な電気喰いでディスプレイの明るさ全開程度で充電と兼用しても
1Aクラスの充電器では力負け
してしまい、さらに言えば
輝度全開でもそんなに明るくもない。
というわけでしてね。
で、やっと2A電源+2A対応ケーブルなんて物で充電が勝る状況なので、長距離ハイレゾ音源なんか途中で尽きてしまうとか虚しさしか感じえない。
理想を言えばDC12Vアダプタ別駆動なんぞできれば、HDMIにしなくてもUSBなども悩むことなくつかえて超理想形なんですが、それも出来ないので、USBに小細工はせずに充電専用として徹してもらう。ということになるわけです、はい。
…前置きが長くなったので話をリアモニターを付けたい場合に戻すと、希望を言えば
○基本接続はHDMI接続、1080iorPがコンバートされてでも出せる事。
○地デジはナビのリア出力(コンポジット)は仕方ない。
○タブの音声は必ずHDMI接続であるのは必須。
という贅沢条件を考えてみる。
順番に考えてみよう。
○基本接続はHDMI接続、1080iorPがコンバートされてでも出せる事。
これは今のHDMI入力対応モニターが条件を満たしている事が多い。なのでここは迷う事ではない。タブから直接つないでも良いのだが、その場合音声がナビにつながらないのでHDMI分配器が必要になる。
○地デジはナビのリア出力(コンポジット)は仕方ない。
仕様だ。ノイズの事も考えてコンポジットにはアースをしておこう。
○タブの音声は必ずHDMI接続であるのは必須。
これをやるためにはタブのHDMIを分配して片方をモニターへ、片方をナビへと入力させる必要がある。そうなると映像はタブの画面複製を行えばモニターは1080Pぐらいで出す事が可能になる、だがしかし、さっきのマルチディスプレイの事を思い出して欲しい。低い解像度に引っ張られるのだから、

ナビが480pなのですべての解像度が480Pに引っ張られてしまうorz
ので全部の解像度が下がって何のためのシステムなんだ?になる。
「HDMI→コンポジット変換したら楽勝じゃんwwww」等と思う貴方。
デジタル接続は
捨てないわよ
『いかにしてアナログラインを潰していく』かがカーオーディオの高音質作業の根幹だと思っちゃってる人なので。(個人的意見)
( ^ω^)「ちゃんと方法はあるんでござんすわ」
ここで用意するのが、HDMI→HDMI変換を行うためのコンバーター。
例)Videopro VPC-HH1

( ´_ゝ`)「何ですか?これ」
HDMI→コンポジット変換器みたいな物ですが、出力がHDMIであるという事。この機器内部で欲しい解像度にダウンコンバートしてもらって出してしまう物です。1080Pの解像度を480Pに変換した物をナビに流せばナビの解像度に左右されずに、モニターの出力が利用できるという事になるわけです。さらに音声ビットレートもスルーだし。
( ´_ゝ`)「こんなのあるんですね」
( ^ω^)「この手の話にも詳しくてね。最近はこの手の変換器が放送局辺りとかで重宝されてるんですよ。特に放送局でも民生機で撮影した映像を出すのはHDMIをSDIに変換する、だったりするらしいので」
この手の機械の難儀は値段とHDCPには非対応という点。値段に関しては品質や耐久性を考えたら下手な海外製品よりも良いですし、バッテリ運用も考えられているので電圧も9~15VならOKなのでカーシガレットの電源をヒューズ付きで入れたら良いし。元々放送局等のプロ機材なのでHDCP非対応なのは当然の事。
これに関しては企業側も「(HDCP解除は)出来ないし、秘密コマンドも存在しない」
が至極当然なので、そのあたりの解除がしたいというのならそれは各自で勝手にググってくれ。
そういうイメージで作るとこうなる。

これだと解像度に関してもすべて1080Pで通っているので、解像度がこれ以上下がる事はないのです。
( ´_ゝ`)「あれ?たしかPCのHDCPって」
( ^ω^)「あれはPCでBDやらの著作権コンテンツ流す時の話でその辺りには影響ないですのよね、はい」
Posted at 2015/12/23 14:37:01 | |
トラックバック(0) |
レガさん | 日記