TC2000・MLMでヒトの話ばっかりしてますが,勿論,私自身も思いっきり走るつもりでサーキットにいました.
TC2000は新品の15インチを投入して扁平率の影響を確認するつもりでしたし,MLMは
夏の雪辱を果たすべく気合を入れて臨んだのですが,残念ながらどちらもトラブルで本来の実力を発揮出来ず,無念の途中リタイヤとなりました・・・.
それでは一連のドタバタ劇を時系列順に振り返ってみます.
木曜日
9ヶ月振りのTC2000.気温もグッと下がったものの路面が凍る程ではない,絶好のアタック日和.出走台数もそんなに多くなく,最終コーナーをマスターして8秒台をモノにしようと思っていましたが,1本目の完熟走行から違和感.
エンジンのレスポンスが悪い・・・.アクセルをガバッと開けてもエンジンが無反応で回転数が上がらず,慌ててアクセルを戻すとガツンと急減速(ヘルメットが振られるくらい).「こりゃ,薄いな(燃調が合ってないな)・・・」と思い,ピットに戻って手持ちのデータで最も濃い値のモノに変更.
再び走り出すと,先程よりは多少マシにはなりましたが,6000rpm以上で吹け上がらず,「こりゃ,ハイカム用のマップ値がダメだな・・・」と思い,5500rpmでショートシフトして走ってみましたが,1分21秒台が精一杯.同じ枠を走る方々と10秒近い開きがあり,迷惑になるので走行を終了しました.
金曜日
朝一からLinkの計測データを分析.原因は間違いなく"リーン(燃調が薄い)"である事を特定.メールでショップにデータを送ろうと思ったらファイルの容量が大き過ぎてウチのサーバーでは遅れず・・・.出社時間が迫っていたので泣く泣くデータの送信は諦めて,メールでショップに連絡を取りつつ,会社を早引けする段取り.
何とか調整が完了したので,会社→自宅→ショップへと渋滞に悩まされつつも移動し,何とか約束の時間に到着.データを見せながら状況を説明し,応急処置を依頼.
「これでもダメだった場合は,コレを変えてみて下さい」と現場での対処法も授かり,一旦帰宅.
土曜日
オレさまFD2から「TC2000で1分4秒台に入れるためのヒントを教えろ!」と出頭命令が出たので,急いで解析結果を纏めてレポートを作成し,プリントアウトして提出(笑).合わせてEF8のトラブルに関する原因報告も求められましたが,ブログに纏めている時間がないので,簡単に何シテル?に書いて回答.
レポートの説明に時間を要して,結局,東京を出発したのは19時過ぎ.その日のうちに清水まで移動しました.
日曜日
眠い目を擦りながら清水→新城に移動.ガソリンスタンドの開店時間(7時)を待って給油した後,無事MLMに到着.手早く準備して,直っている事を期待しつつ1本目の走行へ.MLMは高地で気圧が低いため,「多少マージンがあるかな?」と思いつつ走ってみると失速の現象は起こらず一安心.しかし,エンジンが物凄く遅い!(52秒が瀬一杯)
何となく嫌な予感がしつつ,2本目を走っていると,ホームストレートで2→3速にシフトアップしたらエンジンが吹けない・・・.ピットに戻って対処をしているうちにアタック1本目.走行中も時折失速現象が発生しますが,構ってられないので辛抱しつつアタックを継続するも,案の定,51秒台(本来は49秒を出さないとダメ!).
午後一,更に対処(リッチ化)してみたところ改善の兆しが見えて,何とか
50秒台突入.「これなら何とかなるか・・・?」ともう一段階リッチ化し,最後のフリー走行に向かうも,もはやアイドルでエンストするレベル(濃過ぎ).これ以上は現場で対処するのは無理なので,「これでダメなら今日は終了」と思って走り出してみると,
はい,ダメでした・・・.
動画だとよく分からないかもしれませんが,アクセルを開けていくシーンで首がカクンと前に倒れる部分が失速している箇所です.車速の伸びが時々停滞しているのも別にGPSロガーが狂ったり,アクセルを戻したりしている訳ではないんですよ.エンジンが吹けないんです・・・.
良くなりかけていたところで逆に悪化したため,これで心が折れ,タイムが伸びる目処もない事から最後のアタックはリタイヤしました.いやはや,ECUのセッティングってホントに難しいですね.
セッティングがきちんと出るまで,暫くの間サーキット走行はお休みとなりそうです.
Posted at 2018/11/25 00:07:52 | |
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モーターランド三河 | 日記