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OX3832のブログ一覧

2018年11月15日 イイね!

オレさまFD2,ドラミできく!

オレさまFD2,ドラミできく!気温も下がってアタックシーズンに入りつつある中,TC2000で開催される走行会にオレさまFD2が参加されるとの事でお供してきました.

直前までオーダーしたRE-71Rが届かず,ご機嫌斜めの様子で「TC2000に行ったはいいが,その場にFD2はないんじゃないか・・・?」と危惧していましたが,TC2000に向かう道中で後ろからブチ抜かれ,「あ,いた」と一安心.

パドック到着後,「タイヤ間に合ったんですね」と声を掛けると,「いや,届かなかったから,知合いのヤツを奪って履いてきた」と,朝一から"オレさま"っぷりを発揮されてました(苦笑).


さて,今回はフリー走行ではなく,走行会なのでお約束のドラミ(ドライバーズミーティング)があります.ミーティングの中では,タイトル画像のようにゲスト(プロドライバー)からコースの注意点や攻略法等をきく事が出来るのですが,「"オレさま"が今更きく事などない!」と,説明が始まっても隣の人と喋り続けたり,スマホでゲームしてたりするので,主催者に怒られないか毎回冷や汗が流れます・・・.

今回は,ミーティングの序盤に慣れたゲストから指されて答えさせられる場面があり,「見られてる」と思ったのか,以後大人しくしていたので安心していたのですが,本当にゲストの話を聞いていたのかどうか? 1日の様子を見ながら振り返ってみます.


ゲストの話①:シートの下にモノが残ってないか注意しましょう!
これはシートの下に空き缶等が残っていた場合,それが転がってペダルの下に入ったらエライ事になる!という意味の注意喚起なのですが,


オレさま「ん・・・?」


オレさま「ボールペンが転がってる」

・・・はい.1つ目から"聞いて"なかったようです.危ないので本当に注意して下さいね!
(オレさまをご存知の方は,お店に映像を置いておきましたので,走行中の模様をそちらでご覧下さい)


ゲストの話②:80Rはクルマによってラインが違うので注意して下さい!
ダンロップからアクセル全開で駆け抜ける80Rは,タイムの詰め所でもありますが,ロールした状態(クルマに余裕が残ってない状態)が延々と続くの非常にリスキーだから,前走車に注意しろ!という意味なのですが,


(本人のコメントを受けて,何シテル?の画像から修正しています)

無謀にも1分1秒台を叩き出すNA1を追っかけて真後ろにつき,80RでNA1のリアが滑って失速した瞬間に追突しそうになり,緊急回避! 右に切って草地に逃げ,草の上で滑るタイヤを何とかコントロールしつつ減速を試みたものの,テールが流れて右リアをスポンジバリアに軽く接触(矢印の箇所).右リアが接触した反動クルマが左→右に一気に変わり,そのままスピン! カウンターを当てて後ろを向きの姿勢でそのままグラスエリアを走り,何とか止める・・・というインシデントを起こしたようです.

クルマを大破させなかったコントロール能力とかすり傷程度で済ませた緊急回避能力はさすがですが,そもそもそういった危険な状況を作らない事が重要だと思いますし,ゲストがあれだけ何度も注意してたのになぁ~."オレさま"は本当にヒトの話を"聞かない"んだから・・・.

ちなみに少し話が逸れますが,"オレさま"の緊急回避能力は確かに素晴らしく,例えばこんなシーンを見させられると素直に褒めたくなります.



リアが滑った時にカウンターを当てるくらいは私も出来ますが,パッと左手を離してサイドブレーキに手を掛けて準備する辺りはさすがだなぁ~と思います.この辺りの素早い操作は見習いたいところです.


ゲストの話③:とにかく立ち上がりを重視.ストレートでタイムを稼ぐ!
"オレさま"はとにかく突っ込み番長なので,ヘアピンの進入は速いんですが,立ち上がりが遅く,4月にプロの走りと比較した時もバックストレートで0.3秒引き離されています.

ここまでゲストの有難い①・②の話を聞いてない"オレさま"が,自分の流儀(突っ込みこそ正義!)を曲げるような話をきいているはずがない.

・・・と思っていたのですが,



緑色が前回(4月),青色が今回ですが,1コーナー(1~2つ目の赤丸),2ヘア(3~4つ目の赤丸)でしっかりと進入を抑えて,早めにアクセルを全開にしています(立ち上がり重視の操作).これにより車速が伸びてバックストレートで3.5km/hアップ.170km/hに届こうかという終端速度をマークしています.

残念ながら当日ベスト時の車載がないため,3本目のベストラップをご覧下さい.



動画からも丁寧に立ち上がろうとしている様子がよく伝わってきます.
全く,こういう話はちゃんと"聴いてる"んだから,油断ならないヒトです(笑).


ちなみに,この立ち上がり重視の走りですが,私からするとちょっと進入を抑え過ぎかなぁ~?と思ったので,オレさまFD2にプロが乗った時のデータと比較してみると(青:オレさま  緑:プロ),



1コーナー(1つ目の赤丸),2ヘア(2つ目の赤丸)の進入はやっぱり抑え過ぎですね.それぞれ0.1秒,0.4秒ロスしています.ただ,それでもプロの終端速度と同等なのですから,立ち上がりが上手くなった事は間違いありません.

惜しいのは最終コーナーの立ち上がり(最後の赤丸)の部分で,タイヤがヨレてトラクションが掛かっていない様子が窺えます(0.2秒ロス)."オレさま"にこの部分のフィーリングを確認したところ,「前回と大きな違いはない.アンダーだ」というので,「タイヤがヨレている疑いがある.空気圧はちゃんと合わせたか?」と聞いたら,「合わせてない!」と自信満々に答えられました(苦笑).

実際は左フロントの内圧が右フロントより20kPaくらい低かったようなのですが,これ以上言うと「何でオレさまが走る前に,お前が確認して,予め合わせておかなかったんだ!」と怒られそうなので,それ以上は止めましたが何とも勿体無い結果です.


以上,「ドラミの話はきいてるか?」というお話でした.

自分が興味あるかないかで"聞いてない"部分と"聴いてる"部分があるのは,何とも"オレさま"らしいですが,ちゃんと結果に"効かせる"のはさすがの一言です.是非とも次回は,4月の進入操作と今回の立ち上がり操作を両立して,プロに並ぶタイム(1分5秒フラット)を狙ってもらいたいところですね!
Posted at 2018/11/19 13:46:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | オレさまFD2 | 日記
2018年11月11日 イイね!

雨の三河 その②

雨の三河 その②引続き三河での雨練.当日の降水量は以下のように推移しました.

 09:00 ・・・ 0.0mm  ← 先輩1本目
 10:00 ・・・ 0.0mm
 11:00 ・・・ 3.5mm
 12:00 ・・・ 3.5mm
 13:00 ・・・ 6.0mm  ← 先輩2本目
 14:00 ・・・ 1.5mm
 15:00 ・・・ 0.0mm  ← 先輩3本目&私1本目

前日の天気予報から,お昼に向かって徐々に天候が悪化していくのは明白だったのですが,EF8の先輩はこれを利用して以下のようなメニューを組んでいました.

 1本目 ・・・ 浅溝のRE-71Rでウェットの基準タイム出し
 2本目 ・・・ 深溝のAD08Rにチェンジし,フィーリングチェック
 3本目 ・・・ コンディションの回復を待って,AD08Rで基準タイムにチャレンジ

いやはや,何ともストイックなメニューです(とても真似出来ない・・・).


1本目
まずは基準タイム出し.このコンディション下で52.971を出してきます.




2本目
RE-71R→AD08Rへチェンジし,明らかにコンディションが悪化したコースへ.



1本目と比べても明らかに画面が暗く,あちこち水溜りだらけで路面もビチャビチャ.ホームストレートでホイールスピンするくらいの雨量なのに,ミスなく周回を続ける先輩の精神力には感服します・・・.


3本目
コンディションが良化方向になったところで,ようやく私もコースイン.先輩の後ろについて学ばせてもらいます.



ホームストレートで先輩のEF8に装着されたディフューザーが巻き上げる水煙を浴びながら,「やっぱり先輩は速いなぁ~.これじゃあ,ついて・・・いけ・・・る!?」と意外な展開.

ならばと,前後を入れ替えて今度は私が前で逃げてみます.



所々で私のリアタイヤもズルズル滑ってますが,アンダーパワーがちょうどハマったのか? Cコースのセクションでスルスルと逃げる事が出来ています.

結果,ピットに戻ってタイムを確認してみると両者の差は,

 先輩 ・・・ 54.536
 私   ・・・ 53.322 (-1.214)

何と私の方が1秒以上もリードしていました! この画面を見た先輩は「な,なかなかやるじゃないか・・・」と一言残し,私を置き去りにして再度コースイン.以降は待ち伏せしても全く絡んでくれませんでした(泣).


その後,先輩は黙々とアタックを繰返し,



AD08R,しかも私のより細い195/55R15というサイズなのに,RE-71Rを履いた私とほぼ同等の53.395というタイムを出してきました.しかもこの最後のラップ,1ヘアで失敗しているので,これがなかったら確実に負けていました・・・(恐るべし!).


AD08RとRE-71Rでは,下手をしたら1周1kmのコースで1秒は差がつくかもしれないのに,1本目のRE-71R装着時と比較しても0.4秒程度の落ち幅に収めてくる辺り,「さすが!」の一言です.また,映像を見させてもらうと,滑り易い路面の中,先輩は非常にスムースにステアリングを切っており,最後のアタックの1ヘアのようにEF8が暴れても上手く手懐けているのがよく分かりました.このステアリングワークは私も大いに見習うべきポイントですね.

また,今回の遠征は当初「三河のウェットに慣れれば良いな~」程度の軽い気持ちだったはずなのですが,なぜか途中から本番さながらのピリピリとした緊張感が漂い,そういう意味でも良い雨練だったと気がします.

先輩,誘って頂いて有難う御座いました!
Posted at 2018/11/13 00:02:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | モーターランド三河 | 日記
2018年11月10日 イイね!

難敵!平塚のRX8

難敵!平塚のRX8年1会の会社対抗耐久カートレース,今年はF.ドリーム平塚での開催となりました.

昨年はカート→MLMの連戦でしたが,今年はMLM→カートの連戦で,前日の三河遠征からそのまま平塚に向かっての参戦となりました.

例年,会社の上司2名とチームを組んでいましたが,「そろそろこのチーム編成も飽きた」という理由でエースの上司が別チームへ.代わって上司と同格の腕前をもつ小柄な若手と組む事になりました.


平塚自体は2年前の土砂降りウェット以来ですが,当時からカートが変わり,birel N35からSodi RX8となりました.Sodiはモーターパーク所沢で乗っているので,難なく乗りこなせるだろうと思っていたのですが,この甘い認識が後々まで尾を引きます・・・.

さて,まずは平塚のコースのおさらい.



注意すべきポイントは第1ヘアピン,S字,第2ヘアピンといったブレーキングをしつつ,曲げるコーナーでしょうか.


予選
まずは40分間の予選.私は3人チームのセカンドドライバー.ファーストドライバーが順調に周回を重ね.33秒台を叩き出して頃に雨が.「こりゃ,ビショビショに濡れそうだな・・・」と思い,急追雨合羽を着てコースイン.

1ヘアで感触を確かめつつ,問題なさそうだなぁ~と思ってS字でブレーキングしたら「アレッ? 止まらない!?」と,いきなり壁に刺さるところでした(汗).このRX8,ブレーキに少し癖があって,反力を感じるところまでで踏むのを止めると全くブレーキが利かず,そこからもう一踏みしないと止まらない仕様でした.走行前にスタッフから注意されていたのですが,1ヘアで普通に止まった(気がしていた)ので,油断していました・・・.

その後,ブレーキにも慣れ,ペースを上げてきたところで今度はシールドの激しく曇りに悩まされます.走行前に雨対策とした合羽のせいで蒸した風呂状態となってしまい,走行風でもなかなか曇りが取れない・・・.毎周毎周ストレートでシールドを上げて,コーナーで下ろしての繰返しで集中してドライビングが出来ません.

結果は・・・,



ベストは35秒フラットといったところでした.これじゃ勝負にならないので,雨も上がった事も踏まえて合羽を脱いで,走行中シールドが完全に閉まらないように処置を施して決勝に挑みました.


決勝1スティント目
決勝は55分の耐久レース.若手が予選で3番手タイムをマークしてくれたので,好位置からスタート.



ウチの会社のエースが駆る10号車,これを相手の会社のトップガンが集まった15号車が追い,ウチのチームは3番手.ところどころでバトルをしつつも順位の変動はなく,3番手キープのまま私にドライバーチェンジ.

ピットアウトすると,まだピットに入っていない13号車に追いつく事が出来たので,これを追走します.

          13号車   私
 18周目 ・・・ 36.266  35.645 (-0.621)
 19周目 ・・・ 35.036  35.065 (+0.029)
 20周目 ・・・ 35.371  35.422 (+0.051)
 21周目 ・・・ 35.337  35.231 (-0.106)
 22周目 ・・・ スピン! 35.837

4周に渡ってプレッシャーを掛け続け,最後は13号車が耐え切れずスピン! 3番手を取り戻す事に成功しました.その後は前がクリアになったので一気にペースを上げ,25周目に今回の当日ベストとなる34.310をマークし,サードドライバーに交代しました.


決勝2スティント目
ウチの会社のエースチームだった10号車はマシントラブルで後退.これで相手のトップガンチームの独走態勢が整い,我々も周回遅れにされます.しかし,先程13号車を抜いたのが効いて2番手へ浮上.3番手は11号車に変わりましたが,こちらとも1周差をつけられたため,プレッシャーの少ない単独走行が続きます.

再びカートに乗り込み走り出してみると,1スティント目よりリアタイヤのグリップが明らかにない! 1スティント目は7コーナー~2ヘアまでをアクセル全開で駆け抜けられたのに,2スティント目は7コーナーの出口からテールスライドが始まって,2ヘアの進入角度が上手く決まりません.時にインに巻き込み縁石に乗り上げたり,時にアウトに膨らみラインが苦しくなったりと苦戦を強いられます.それでも時折34秒台をマーク出来ましたが,如何せんリアが不安定でコントロールが難しい.



最後は集中力が切れて2周連続で1ヘアでスピンしてしまい,何とも消化不良気味でしたが私のスティントは終了.その後はサードドライバーがコンスタントに走りきってくれて,無事2位表彰台はゲットしました!


チームとして一定の結果は出せたものの,私個人としては何とも不完全燃焼.同じSodiでも所沢はSR4で,平塚はRX8とタイプが異なる事を予め調べておくべきでした.SR4はN35に比較的近いフィーリングなので違和感なく乗りこなせますが,RX8はブレーキの癖が強く,最後まで乗りこなせなかった点が悔やまれます.

また,シールドの曇りに悩まされたせいで,予選の間にコース攻略のトライ&エラーが出来ず,決勝の1スティント目は競り合いでミスのない走りに徹したため全開走行の時間が短く,続く2スティント目はリアタイヤのグリップ不足で攻めきれず・・・とコース攻略という面でもスッキリしません.

このまま消化不良な印象が残り続けるのも嫌なので,何とか今年中に機会を作って,もう一度平塚のRX8に挑んでみたいと思います!









Posted at 2018/11/14 23:47:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタルカート | 日記
2018年11月09日 イイね!

雨の三河 その①

雨の三河 その①EF8の先輩から「11月の新城は天候が不安定だから,雨練やるぞ!」と召集が掛かり,モーターランド三河(MLM)へ遠征してきました.

1週間曇り空が続く中,狙ったかのように招集日のみ"雨"!
さすが"持ってる人"は違います・・・.

今回は翌日に予定があったので,当日の5時半に東京を出発し,MLMに着いたのは9時半.朝一の枠は既に始まっていましたが,先輩はその朝一から精力的に走り回っていました.戻ってきた先輩に話を聞き,コースコンディションや変化点等をアドバイスして頂きました.


(↑Cコース入口のブラインドコーナーにシグナルが設置されていたそうです)

ところが,走ろうと思っていた11時枠の頃から徐々に天候が悪化.途中雷鳴が轟くくらい荒天になったため,嵐が過ぎ去る14時頃まで待機.ようやく15時になってから"雨練"の開始となりました.


タイヤとブレーキのウォームアップをしながらコースコンディションを確認し,1秒ずつペースを上げた9周目・・・,



1年前と全く同じ,予期せぬスピン!

クルマが安定するようにアクセルを踏んでコーナーを通過したのに,スピンを喫してしまったため,「何が起きたんだ!?」と考えながら1周して回って,スピンした箇所の路面を見ると,原因が分かりました.



先輩の車載の方が分かり易いので,こちらで示しますが,インカット気味に切り込むコーナーなので,内側が掘れて水溜りが出来ています(右の赤丸).仮にそこまで切り込まないにしても,その隣にはホワイトラインがあるので,これに乗せても足元をすくわれます.更に左側(左の赤丸)の路面もよく見てみるとウェットパッチが.

これじゃあ,どんなにアクセルを踏んでいても,ラインを少しでも間違えたら一発でスピンです.
「ウェットの時,このコーナーは絶対にインに寄せてはいけない」というのが分かったのは大きな収穫でした.

他には高速の左コーナー手前で大きな水溜りがあり,ラインが制限されますが,ちょうどクルマ1台分だけズレているので,ミスさえしなければそんなに大きな障害とはならなそうです.



結局,ウェットでもチャレンジ出来そうなのは1コーナーくらいでした.


・・・という事で早速チャレンジ.



メゲずにもう一度.



何とかハーフスピンで抑えましたが,難しいですね・・・.


そんな感じでトライ&エラーを繰返しながら周回を続け,最後の34周目に纏めに行って,



53.175が当日のベストラップとなりました.


次回走る時は勿論ドライを希望しますが,山の天候は変わり易いので今回の"備え"が活かされる可能性は充分あります.前回は備えが甘かったが故に5/1000秒差で負けた訳ですし,慢心せず,入念に準備を整えていきたいと思います.
Posted at 2018/11/12 03:00:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | モーターランド三河 | 日記
2018年11月03日 イイね!

西ストレートのトリック

西ストレートのトリック先月の鈴鹿遠征で1つだけ不可解だった西ストレートの失速.

ECUのデータを見返してみても,A/F値はホームストレートと大きな違いがなく,思いつくのは上り坂(西ストレート)と下り坂(ホームストレート)の違いくらい(=負荷).Dジェトロだと負荷の差は吸気圧でしか分かりませんが,両方ともアクセル全開で駆け抜けるため,違いを見る事が出来ず,何とも不可解な気分でした.

すっきりしない気分のまま,何度も動画を見返しているうちに「ひょっとして・・・」と1つの事に気づきました.

早速,3年前のデータを引っ張りだして比較を開始してみます.
まずは,3年前のベストラップ(緑)とセカンドベスト(青)の比較.



ブレーキングポイントの違いはありますが,セカンドベスト(青)の方が3.5km/hも車速が低いです.
これを見て,「ああ,やっぱり・・・」.


続けて,今回のベストラップ(緑)とセカンドベスト(青)を比較します.



シフトミスをしていないセカンドベスト(青)の方が4.2km/hも車速が高いです.
これでほぼ確信しました.


最後に,前回のセカンドベスト(青)と今回のセカンドベスト(緑)を比較すると,



はい,一致しました!(厳密には0.5km/hズレてますけど)


前回(3年前)と今回で7km/hもトップスピードが異なった原因の1つは,やはりシフトミス.シフトアップがもたもたしていたせいだけで3.5km/h失速しています.そしてもう一つは,以下の動画の2:12~2:42にありました.



ご覧の通り,スプーン手前で青いS2000に抜かれた後,西ストレート丸々1本分後ろを走っていますね.
そう,この区間はトウ(スリップストリーム)に入っていたんです.

ダンロップの看板を目安にすると約2秒後方にいたようなのですが,2秒も離れたらトウは効かないだろうと思いきや,あの大きなGTウイングで跳ね上げられたせいなのか? 5速に入れた辺りでちょうどS2000の真後ろに位置についたせいなのか? その辺りは分かりませんが,3~4速時の引き離されっぷりと比較すると5速に入れてからは,パッと見は分からない程の僅かな離され具合です(動画で見ると違いが差がよく分かります).前回のベストラップとセカンドベストとの比較からも車速の伸びの差は明らかですし,間違いなく効いていると思います.


ああ,エンジンのせいじゃなくて良かった・・・.
ホームストレートで比較すると違いがないので,本当に不可解だったんですよね.これで少し安心しました.

それにしても,広角レンズのおかげで実際の見た目以上に離れているように映るとはいえ,こんなに遠いんですけど効くんですね.やっぱり170km/hオーバーの世界は一味違う!とまざまざと感じさせられた分析結果でした.


Posted at 2018/11/03 23:21:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 国際サーキット | 日記

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何シテル?   09/30 00:28
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