相変わらず、暇。
最近では、チームエックスワンのメンバーからも「仕事したら(-.-)」って言われる始末。
それでも、おだぴんはマイペースです。(-ω-)/
当然、何もネタがないのですが、今日は皆さまの少しでも為になるお話をしようかと思います。
新しい車を新車で購入している方は、まあどうでもいい話だと思いますが(^^;)
ご存知の方も多いかと思いますが、僕のガヤルドはなかなかのオンボロギーニです。(+_+)
エンジンからオイル漏れも起こしていました。
もちろん、普通に正攻法で修理するんだったら漏れてる箇所のガスケットやパッキン?そういうのを交換して・・・となるわけですが、こういうオンボロギーニに限らず手の届きやすいところ、作業性のいいところが漏れてくれると助かるんですが、下手すりゃエンジン下さないと修理できないというオイル漏れも多数あります。
まあ、普通の車だったり、良心的なお店であれば、安い工賃でやってくれるところもあるようですが、普通は高額修理になります(-.-)
そこで、活躍するのが・・・


こういった、漏れ止め剤。
今日のブログでは、こういった漏れ止め剤が効果あるのかどうか?そういう検証された方はネットで検索すると、かなり出てきます。
一方、僕のガヤルドは、こういった添加剤を入れた後、不幸にも別件でエンジンを分解する羽目になりましたので、入れた後どうなっているのかを、目で見て確認した、貴重な(^^;)経験しております。ですので、こういった添加剤の真実を書きますね。ポンコツを愛車にされているみんとものみな様、明日は我が身とご覧ください(^^ゞ
まずは、最初にこういったオイル漏れ止め添加剤ですが、はっきり言って
邪道((+_+))
ですので、添加剤を入れることを優秀なメカニックは嫌います。
ちゃんと修理しろ。と。
但し、中には高額修理になることと、相手の懐具合を勘案して
「ダメ元でやってみたら」ってアドバイスするメカニックもいらっしゃいました。
で、簡単に、これらのエンジンオイル漏れ止め剤というものを解説すると・・・大きく分けで2種類があります。
①オイルシールのゴムパッキンを膨潤させてオイルシールを復活させ、オイル漏れを止める。
だいたい、安いオイル漏れ止め剤はこのタイプ。ホームセンターとかで簡単に手に入る。
②漏れ出たオイルが空気に触れると固まるようにして、漏れ出たところを固めて止める。
このタイプは、結構高価。専門店やネット通販でないとなかなか売っていない。
と、この2種類が存在します。
一概には言えないかもしれませんが、
①<②
いろんなサイトで勉強すると②のタイプの方が漏れ止め剤としての効果は高いという一般的な評価でした。
まず、自分の車がどんなパッキンで組まれているのかそれが大事です。
ちなみに、オンボロギーニはゴムシールを使っていません。全て「液体パッキン」というものらしいです。
ということは、①を入れても全く意味がない。ということになります。必然的に②の漏れ出たオイルを固めて止める。方しか選択肢はありません。
大事な愛車に、
勝負の注入(^^;)するわけですから、吟味に吟味を重ねて勉強しました。
すると、一つの添加剤にたどり着きました。
もちろん、タイプは②です。
日産純正オイルシーリング剤NC81
最強の漏れ止め剤の呼び声高く、しかもいかがわしいメーカーでなく、日産純正(*^^)v
ネット上の評価でも
「これで漏れが止まらなければ、分解修理するしかない」
という感じ。
そして、メーカーのサイトで、この添加剤について調べます。すると・・・
オイル漏れに関しては
・高機能素材がオイルとともに漏れ出る
・外気や紫外線に反応して変化する
(外気や紫外線の届かない内部では固まらない
テフロン系添加剤が入っていると皮膜が形成しにくい場合がある)
・柔軟性のある皮膜を形成
(高機能素材自体が塞ぐのでシールや金属・樹脂には影響がない
ある程度漏れでないと十分な皮膜を作れないので時間がかかる場合がある)
ふむふむ。
更に、エンジンに悪くないのか・・・
ローフリクション・オイル添加剤
ベースオイルにはエステル100%の化学合成油を使用していますので
低フリクション化と高温安全性に優れるオイル添加剤です。
オイル粘度を変化させずにローフリクションを実現
視覚的にも感覚的にも体感できるオイル添加剤です。
走行距離の伸びたクルマのリフレッシュにもお薦めです。
と、つまりオイル漏れはガッチリ止めて、更にはエンジン内をフリクションまで軽減更には
「走行距離の伸びたクルマのリフレッシュにもお薦めです」
これ、めっちゃええやん(*^^)vまさにオンボロギーニの為の添加剤。
念には念を・・・
ガヤルドは、一応元スーパーカーですので、オイルラインが「ドライサンプ」意味はわからない(-.-)。ただ、普通のオイルパンのある車とは違うらしい・・・
そこで、日産のお客様センターに電話して、相談してみた。その結果・・・
ランボルギーニに入れたという話は聞きませんが、弊社のGT-Rには添加した経験はあります。
ちなみに、GT-Rはセミドライサンプ。らしい(^^;)全く意味不明。
ですが、GT-Rに入れてもオッケーだったら、ガヤルドに入れてもオッケーだろう(^^)/で、まあまあ良い値段のNC81を2本ぐらい注入しました。
まあ、修理代に比べれば屁みたいなもんですが(-。-)y-゜゜゜
すると・・・
バンザーイ!(^^)!
オイル漏れ止まった(*^^)v
結構漏れてた、重症のオイル漏れが本当にほとんど止まりました。
一方、低フリクションの方は、正直鈍い僕には違いがわかりません(゜o゜)
ですが、購入時からの懸念事項だったオイル漏れが止まってようやく安心して乗れるガヤルドになったのでした。
その数日後・・・・
エンジン壊れました(/ω\)
NC81が原因ではないと思います。直接の原因が前のブログにも書いたように、6番シリンダーのインレットバルブスプリング折れですから。
そこから、長い入院生活が始まりました。
NC81、確かにオイル漏れを止めた。効果はあった。それは事実です。
その後、この不幸な事態でやむなく、エンジンを分解する羽目になったのです。
メカニックのTさんから
「エンジンの中に、オイルが固まったグミキャンディーみたいなのが、いっぱいありましたよ」
えー、エンジンの中で固まらないはずの添加剤が固まりまくってたみたいです。つまり
エンジンにいいはずがありません"(-""-)"古い車のリフレッシュに最適( `ー´)ノなめてますね。誰も開けてみないことをいいことにええ加減なこと言いやがって(; ・`д・´)
ということで、業者のいう調子いいことを真に受けてはいけません。日本製ですらこのざまですから、海外製は、もっと酷いと思いますので。
おだぴんがこれまでの人生で学習したことを皆様にお伝えしました。
エンジンからオイル漏れ・・・諦めて修理するか、乗り換えるしかないっすね ^^) _旦~~
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Posted at
2018/10/16 11:30:28