このシリーズも第6回となりました。
第6回の今日は「そのスーパーカーどこで面倒見てもらう?」と題してお話を進めていきましょう。
いやこれ、この内容。場合によっちゃ~気分を害される方も多々いると思います。何故なら、スーパーカーオーナーはみんな今自分がスーパーカーのメンテしてもらっているところが、一番だと思ってお願いしている。つまり「贔屓」ひいきにしているお店があったりしますからね。
それを否定することもあるかもしれませんからね。気分を害されましたらご容赦ください。
あくまでも「おだぴん」という貧乏なスーパーカー乗りが長年スーパーカーを乗ってみて感じることを、自分の価値観で書いているだけですから。僕がいやなことを書いても笑って許していただければと思いまので、よろしくお願いします。
ふ~ん、そんな考えもあるんだな~って程度に(^^;)
では、本題。
そもそもスーパーカーは庶民の車ではありません。
前回までのお話のとおり、例えばワイパーアーム交換だけで93000円もする車ですから。おだぴんのようふつ~の貧乏人が手を出すべきものではないのです。そういう大前提から考えうると、スーパーカーオーナーは富裕層ということになります。
そういう方はもちろん
①正規ディーラー
ここで新車や認定中古など、安くはないスーパーカーを本当に高額で購入されている方たちです。新車などは、もはやおだぴんの知らない世界ですが、購入から数年間はメンテナンスパックなどがあり、維持費もほとんどかからない。しかも万が一の故障も手厚い保証に守られ、何の心配もなく行けるのでしょう。
ですから、本当の富裕層の方は、間違いなく「正規ディーラー」。これ一択ですね。
間違っちゃ~いけないのは、このシリーズのテーマである、「貧乏人による・・・」というおだぴんをはじめ、貧乏だけどスーパーカー大好き。無理してポンコツ買いました(#^^#)って人は、決してそのポンコツスーパーカーで、この格式の高い正規ディーラー様の敷居をまたぐべきではありません。
おだぴんはオンボロギーニガヤルドのオーナーですから、いわゆる「ランボルギーニ○○」というお店ですね。場違い感凄いですからね。前回にも書きましたが、ランボルギーニ○○様にとって、おだぴんのようなどこで買ってきたのかもわからないようなポンコツを大事に乗っているスーパーカーオーナーなど、眼中にないのです。
正規ディーラーとは、大金はたいてスーパーカーを注文してくれる方こそお客様であり、ポンコツのメンテを依頼してくる輩はお客ではない。むしろボッタくって、2度と来るなよ。と心の声が聞こえてくるようです。
まあ、恥を書きに行くようなものですので、貧乏を自負するスーパーカーオーナーは行くべきではありませんね。
じゃ~、どこで修理、メンテ、車検やってもらうのか?
②専門店プロショップ?輸入車もOKの修理工場
次のカテゴリーが、輸入車をメインでやっているような、街の修理工場とか、プロショップとかいう個人経営のお店です。こういうところは、ほとんどどんなポンコツのスーパーカーでも見てくれるところが多いです。スーパーカーはダメってところも多々ありますが、ここ沖縄でもスーパーカーをぜんぜんOKって言ってくれる修理工場とか、中古車販売店併設の修理工場とかがあります。
①の正規ディーラーにいかないとなると、ここに行くのが当たり前となるのです。
皆さんもご存知だと思いますが、今の車は診断機を使って不具合の診断をします。いわゆるOBD診断機ですね。これがないと修理が始まりません。
ところが、厄介なことがありまして、多くの車を診断できる診断機ではありますが、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーを診断できる診断機は、ほとんどありません。安価な診断機はほとんど使い物になりません。
三桁万円もするようんな高額の診断機が必要になるのです。
ですので、輸入車OKの工場でも、スーパーカーはお断り。ってお店は、つまりこのスーパーカー対応の高額のOBD診断機を持っていないお店ということになります。
この②のカテゴリーにも問題があるんですね。後述します。
続いて
③普通の良心的な修理工場
もちろん、日本車メインで忙しくしているお店は、メンドクサイ、しかもよくわからないスーパーカーなんて見てくれません。うちはやってません。で終わり。
しかし、沖縄にもめちゃ良心的に外車の修理をしてくれる修理工場があります。
おだぴんも昔はよくお世話になっていた「知名モータース」とかが、このカテゴリーのお店です。この知名モータースは、外車はもちろん旧車を得意とする修理工場で、沖縄のそういうマニアックな旧車マニアの方から愛されるお店です。
その修理のお値段たるや、想像を絶するぐらい良心的なのです。オーナーの知名さんは、もうお友達レベルなので、そのお人柄もよく知っているのですが「外車だからってやっていることは同じなのに、高額を請求する修理工場が多いからね、それは違う」っていうのが基本理念。なので、本当に良心的にやってくれるのです。
そう、貧乏人によるスーパーカー購入マニュアルでは、貧乏人はそういう良心的な外車をメンテしてくれるお店を持つことが、不可欠なのです。
さあ、ここで問題なのが、②と③を見分けることが出来るのか?ってことです。
②と③は、実は一緒のカテゴリーと言ってもいいのです。でも出ていくお金はぜんぜん違うのです。
ここで、ちょっと脱線しますが、沖縄の事情です。おだぴんの経験では、スーパーカーでもものおじせずウェルカムっていうお店は、そのほとんどがボッタくりに思います。
沖縄は田舎ですから、もちろん正規ディーラーはありません。なので、知らないと思って吹っ掛けてくるのです。
あるお店でガヤルドのクラッチ交換を相談したことがあります。実は正規ディーラーでもガヤのクラッチ交換は80万ぐらいと相場は決まっているのです。しかし、沖縄の②のお店は平気で100万以上から120万ぐらいと言ってきます。
つまり、良心的でないお店は正規ディーラーよりも高いお金を平気で請求してきます。
ここ、沖縄では2極化しているように思います。前述の知名モータースのように、「え、こんなに安くて大丈夫なんですか?」っていうお店と、正規ディーラーよりも高額請求してくるお店が2極化しているように思います。
ラッピングの時もそうです。スーパーカーのフルラッピングというのは、大体100万ぐらいというのが相場です。安いお店で80万からって感じですかね。
それが沖縄のラッピングしてくれるところでは、120万って言われました。知らないと思っているんでしょうね~(-。-)y-゜゜゜
まあ、いろいろ書きましたが、良心的なスーパーカーを見てくれるお店を持つということが貧乏人による・・・には不可欠だということです。
最後に、③を見つけるというか、②のボッタくり店を避けるというテクニックがあります。
自分が世話になっているお店で頼んでみてください。オイル交換!!!
オイル交換を「自分でオイル買ってくるのでそのオイルで交換お願いします。」と。嫌な顔せずOKしてくれるところは、おそらく良心的お店だと思います。ボッタくり店は、絶対いやがりますから。
かくいうおだぴんのガヤルドは①でも②でも、実は③でもないところで、メンテしています。
実は親友Tさん。
職業プロのメカニック。(大手トラックメーカーのディーラー勤務)
そして、おだぴんのガヤルド友達でもあります。つまり、ガヤルドのオーナー友達のTさんが、全てのメンテをやってくれているのです。
もちろん、ガヤルド、嫁さんのBMW、おもちゃ2号のメガーヌ。ついでにアルファードまで。
しかも、車検はこれまた、スーパーカー友達が民間車検場をやってくれています。オーナーはマクラーレンオーナー。この工場が激安日本車の車検並みのお値段でいつも車検をしかも1デイでやってくれているので、ぜんぜん費用が掛かっていないのです。
これは、ホント周りの人に感謝です。
そういったお世話になっている人脈で、おだぴんは幾多の苦難を乗り越えながら、貧乏ながらスーパーカーオーナーを続けているのです。
これはウルトラCですね。
皆様の周りにも、そういった人が現れますように(#^^#)
やべー、写真一枚もないっすね(^^;)