
S2000も納車されてから3週間が経過。順調に距離を伸ばしております。今日はお盆真っ直中ですが、金曜日と言うことで土日にドライブするよりは渋滞も少ないのではないかと予想し、群馬方面へ向かった。私の定番コースで、まずは片品村にある「花咲の湯」に浸かり、併設されている農作物直売所で「トウモロコシ」「ナス」「枝豆」を購入。その後、沼田市へ入り私が最も好きなそば屋のひとつである「あがりや」さんへ。ここは90年以上続く手打ちそばの店で、店の雰囲気からして昭和30年代から時間が停止しているような佇まい。そばも美味いが、「いなり寿司」も美味い。写真の「冷やしとろろ蕎麦」といなり寿司を頼んでも610円という良心的プライスにとどめを刺される。難点は、あくまでも地元の駅前そば屋のスタンスを崩さず、土日はお休み...。なかなか訪れるチャンスが無い。途中、S2000の走行距離が1500kmを突破。最近、納車1ヶ月で1000kmを超えることが少なかったので、それだけ楽しく走っていると言うことなんでしよう。今のところ、燃費も10km/L台で推移していて、一桁に落ちたことはない。シートの出来がもう少し良ければ、概ね不満のないクルマなのだが...腰が痛くなるのが惜しいね。どうして日本車のシートってダメなのかなと悩んでみても、もはやコスト云々ではなく文化なんでしようね。S2000は価格帯から言ってレカロ標準にして欲しかったな。距離が進んで各部が馴染んできたのか、シフトの渋さが抜け、より軽やかなチェンジが出来るようになってきた。エンジンの吹けも良くなってきた。いよいよ本領発揮かな。
昨夜、なんか走りたい衝動に駆られて深夜に自宅を出発。秩父方面をドライブしてきた。途中オドメーターが1000kmを突破。これでなんとなく実施してきた慣らしも無事に完了。VTECの高回転カム解禁~♪と言うわけですが、まぁそんじょそこらで6000rpmを超えるような運転なんて出来るもんでもないわけです。高速道路の合流と山道のコーナー立ち上がりで「頑張って」何回か踏んでみたが、AP1の時代のように明確なカムの切り替わり(段付き)を体験するほどでもなく、6000rpmからもう一段元気にレッドゾーンへグーンと伸びていく...そんな感じ。まぁ追々楽しんでいくつもりです。2回目の給油をしました。燃費は10.5km/Lと前回よりは少し落ちましたが、とりあえず2桁キープ。クルマの性格を考えれば立派かと。S2000は今時珍しく、キーとドアロックのリモコンが別体なので、キーホルダーがもの凄いことになってしまった。仕方が無く、S2000のキーだけ独立させることにした。しかし、基本的にホンダ嫌いの私としては「H」マークのキーホルダーをつけるのには抵抗があり、色々と探してみたところ純正アクセサリーに写真(↓)のS2000ロゴの入ったシンプルなキーホルダーを発見。早速ディーラーへ発注。入荷したとのメールが来たので受け取りに行ってきた。同時に新車1ヶ月点検の入庫日予約も。キーホルダーは1780円でした。
本当に久し振りにネットを通じて知り合った方達とお会いする機会を得た。以前はニュービートルのクラブを立ち上げ、オフ会のセッティングなど結構忙しく活動していたのだが、最近はすっかり遠ざかっていた。きっかけはユーノス500を愛する方達が自費出版された「THE MASTERPIECE」という本に出会い、その関係者の方達とブログのコメントなどを通じて情報交換をしてきた。以前にもお会い出来る機会があったのだが、私のスケジュールが合わず気が付けば3年もの月日が流れてしまった。最近は昔よりも「クルマ好き」人口が減ったのか、あるいは私の周囲の環境の変化なのか、クルマの話題を口にする事が減ってしまった。久し振りにクルマ好きな方達と語らうクルマ談義はとても楽しかったです。それにしても、ユーノス500と言うクルマは本当に美しいクルマです。1992年に発表されたとき、私はまだ17歳で免許すら持てない頃でしたが、衝撃を受けユーノス店へカタログを貰いに走った記憶が蘇ります。結局、財政的な事情やタイミングなどに恵まれず、愛車に出来なかった悔しいクルマ。(その他にはイスズ・ジェミニやスバル・アルシオーネSVX等)月日が流れ、残念ながらユーノス500を手放した方も多くなっているようですが、その後もこうして友人として集まれるという事もユーノス500の魅力なんでしょうね。有り難う御座いました。
S2000が納車されて1週間が経過。約800kmを走破した(本当は1000km走るつもりだったが...)のでファーストインプレッションをまとめておきたい。なんと言っても、(今となっては)世界中を見渡して希有と言える程「走ること」に専念したクルマ作りは音や手応えとなってドライバーにビンビンと伝えてくる。以前(AP1:2.0Lの頃)ほどではないにせよ、シフトミスを許容してくれるほどトルクバンドが太いわけでもなく、(新車で馴染んでいないこともあるが)手応えのあるシフトを丁寧に繋いでいくと不思議と懐かしい(?)気分になる。クルマが人間様にあわせてくれるのが当たり前の時代で、クルマ様に人間が合わせていくようなスパルタンさがS2000には残っている。まぁステアリングのチルト機能くらいは奢って欲しかったけど。今まで色々なクルマに(試乗も含め)乗ってきたが、このクルマのシフトフィールはかなり良好な部類だと思う。(好みはあるだろうが...私はカチッカチッと入るタイプが好きかな)私は新車と言えども殊更「慣らし」を実施したりはしないが、さすがに最初の1000km位(初回のオイル交換まで)は高回転側のカムに乗るような運転は控えている。それでも動力性能に不足を感じることはない。車重が1,250kgに抑えられ、パワーウエイトレシオは5.17kg/psなのだから遅いはずはない。予想以上にボディ剛性が高いこともS2000の鋭いコーナリングに貢献しているのだろう。オープンカーならばスカットルシェイクと呼ばれるような振動や高速道路の継ぎ目などでAピラーがブルッと震えることは珍しくないが、S2000については感じない。「ハイXボーンフレーム構造」が登場以来9年を経過した今のレベルで見ても有効だったと言うことか。ドアを閉めたときの剛性感もオープンカーとしては異例なレベルと言える。全長に対して異常に(?)長いボンネットも運転席から見るとコーナリング時の目安となるので悪くはない。トルセンLSDが標準で奢られたこともあって「スポーティーなクルマ」とは一線を画すコーナリングが味わえる。私はこの出来の良い6MTを駆使しながらコーナリングをクリアしていく中で、S2000の価格は納得が行く(むしろ安い)と思った。これは10分程度の試乗では判らないことだし、カタログを眺めている時には私もS2000の価格は内容の割に高いな...と思っていた。今回、購入する前にS2000の試乗車をテストドライブ用にと2日間貸して頂いたことが大きかった。(輸入車は普通に2Daysテストドライブ等と貸してくれるんですが、日本車ではまだ希ですね。)不満が無いわけではない。前述したステアリングのチルト/テレスコが無いことや、シートの出来映えも今ひとつ。アコードのユーロRと同様にレカロシートを奢って欲しかった。幌を閉じている時、左後の視認性はほぼゼロ。慣れが必要だ。燃費はまだ1度しか計測できていないが、11.3km/Lを記録。10・15モード値が11.0km/Lであることやエアコンは常に全開であることを考えれば、充分な数値だ。やはり軽量な事は燃費にも有利であることは間違いない。(ライバルとして検討したスカイラインクーペは車重1660kg/10・15モード値8.9km/L なんと410kgも重い!!)先日放映された「CGTV」でもマイナー後のRX-8のライバルとしてS2000が取り上げられていた。彼らも「古典的」というフレーズを多用していたが、まさにその通りだと思う。よく考えたらS2000は20世紀(1999)に誕生しているが、今でも(ギリギリ)現役のスポーツカーというのは数少ない。きっと、今後S2000のような贅沢な生い立ちに恵まれるクルマは出てこないか、出て来たとしても非常に高価なクルマになるのではないか。久し振りのMTでなまっている左足のリハビリをしつつ、走り込んでいきたい。 |
急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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