日産は国内のポスト新長期規制(2005年より施行されている「新長期規制」に比べ、NOx▲47%、PM▲64%減の規制値。2009年10月から施行。)を世界で初めてクリアしたクリーンディーゼルエンジン搭載車「エクストレイル20GT」を発売する。「20GT」に搭載する「M9R」エンジンは、最高出力173PS/3750rpm 最大トルク36.7kg-m/2000rpmを発揮し、2.0Lにもかかわらず、ガソリン3.5Lクラスの高トルク(スカイライン350GTの場合 36.5kg-m/4800rpm)を超低回転から発生する。また、CO2排出量が少ない(低燃費)事がセールスポイントで、10・15モード値は15.2km/L。最近の軽油はレギュラーガス比10円安くらいの相場なので、よりランニングコストは安い。外観は欧州仕様と同じデザインのフロントグリルとバンパーが採用されている。(個人的にはコッチの方が好き)価格は6MTのみで299.9万円。雑誌などではMTのみだった事に非難が集まっているようだが、私は賛成。これだけぶ厚いトルクがあるエンジンならクラッチ操作もラクラクだし、燃費の良さがウリになるクルマなんだからMTで正解だろう。エクストレイルの25X(4WD/CVT)253.1万円と比較しても、47万円も高価なだけによほどのベビーユーザー(距離を走る人)でなければランニングコストで元を取ることは難しいが、このクルマの場合は豊かなトルクを味わいながらクルージングを楽しむクルマとして理解しておいた方が良いのではないか。東京のようなストップアンドゴーが繰り返される都市部ではハイブリッド車の方がメリット大だろうが、高速道路を含む長距離移動ではディーゼルの勝ちだろう。今、私が北海道に住んでいたとすればかなりリアルに検討していただろう。これをきっかけにディーゼルエンジン搭載車が増えることを期待したい。ちなみに現在、日産のエクストレイルの公式HPはアクセスが集中してかなり重い状態。注目度は高いらしい。
ついうっかり、記憶から抜けかけていたパジェロミニがビッグマイナーを実施。主に内外装の化粧直しがメインで、メカニズム的にはほぼ踏襲。フロントは、ヘッドライト、バンパー、グリル等のデザインを変更。現行の「パジェロ」との整合性を取った。リヤは、上下に分かれていたリヤコンビランプを統合したほか、スペアタイヤの位置を中央付近に変更。一方インテリアは事務的だったこれまでとは一変して、今風(?)のデザインになった。軽自動車としては価格の高いクルマなので、バランスが取れたか。販売目標台数は900台/月だそうです。思い返せば、94年に登場した初代のパジェロミニは私にとって衝撃のモデルだった。当時カプチーノ以外の軽自動車にさほど興味は無かったが、パジェロミニは「欲しい!!」と真剣に思ったものだ。あの頃のジムニーはJA11型の時代で4ナンバー。かなりスパルタンな雰囲気だったのに対し、パジェロミニは降雪地に住む私にとってはかなり身近(乗用車的)に感じた。(あの頃のジムニーはフロントハブが手動だったよね)パジェロジュニアって言う1.1Lのモデルもありましたね。それに比べると現行型はジムニーがよりオンロード志向になったからか、存在感が薄い気がしていた(ダイハツのテリオスキッド程では無いにしても)。今回のマイナーは日産にOEMが決まった事が引き金で延命措置が取られたのだろうが、私はなかなかイイと思います。でも、やっぱりラダーフレームを採用しているジムニーのほうが好きかな...。日産OEM版「キックス(?)」の発売も楽しみです。|
急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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