VWは、新型コンパクトSUV「ティグアン」の販売を開始する。今回、日本に導入される「ティグアン」は、「トラック&フィールド」と呼ばれるオフロード志向が強いモデル。本国には「Trend & Fun」「Sport & Style」の2バージョンもある。インパネはゴルフプラスと共用のようだ。ライバルは日産エクストレイル・トヨタRAV4やホンダCR-V辺りだろう。エンジンは最近のVWが得意とする1.4LのTSIではなく、2.0Lの直噴ターボエンジン(170PS/ 4,300-6,000rpm 28.6kg-m/1,700-4,200rpm)をティプトロニック付6速A/Tと組み合わせる。車重は1,640kgで10・15モード値は9.7km/L。全長4460mm全幅1810mm全高1,690mmとトゥアレグに比べれば随分とコンパクト。価格は360万円。このクルマのプライスを安いと見るか、高いと見るかで評価が別れるのだろうが、正直私はあまり好きではない。スタイリングもどこか中途半端なイメージがある。私ならば日産エクストレイルのディーゼルを選ぶ。(それでも60万円も安いからフルオプションに出来る)もしくはランドローバーの「フリーランダー2」も395万円~で選べるので比較してみたくなる。本来は「ティグアン」もディーゼルで乗るべきクルマなんだよナァ。
ホンダは一時ラインナップから外れていた「レジェンド」をビッグマイナーチェンジして発売する。新たにスポーティグレード「ユーロ」を設定した事が注目ポイントか。主な変更点として、エンジンをV6-3.5LからV6-3.7Lに拡大。今時珍しいくらい押し出しの強い大型のフロントグリルやスポイラー一体型のトランクフード、新形状のテールランプなど外観の変更点は多岐に渡る。注目の「ユーロ」は旧モデルのレジェンドに設定されていたグレードが復活した。ブラッククロームメッキパーツや18インチアルミ等の採用により、スポーティ感を演出した。一番の驚きは525万円(マイナー前)だった価格が、レジェンド(ベースモデル)555万円~レジェンド I 665万円と一気に跳ね上がったこと。ガソリン高騰のご時世に排気量を拡大し、10.15モード値で8.5km/Lと言うまさに「空気を読めないクルマ」というのが凄い。まぁ大きくなったインスパイアとの差別化がしたかったんでしょうが。それにしても、久し振りにホンダワールド全開のマイナーチェンジ。アメリカ人は喜ぶのか判らないが、日本的なセンスから言えばアリエないエクステリア。更に、アメリカンな外観にも関わらず「ユーロ」というグレードを設定してしまうセンス。どうせ売れないんだから...という言い訳(嘆き?)が聞こえてくる。販売計画台数は(国内) 100台/月。これを買える人はある意味リッチかも。間違いなく、北米の「アキュラRL」仕様をそのまま売った方が売れると思う....。|
急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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