2/1の記事でトヨタ・ラッシュを取り上げたが、その際にライバル車種としてスズキのSX4を挙げたので改めて、SX4について調べている。2006年7月に登場したSX4は早くも2年半が経過しているが、未だ路上で見かける機会は少ない。ラッシュは札幌の路上ではチラホラ見かけるが、SX4はあちらでも希少。とある資料によれば、平均月販台数は400台程度との事。大雑把に言えば、同じスズキのスイフトに対し1/10程度の販売台数と言うことになろう。個人的に日本車離れしたスタイリングはかなり好み。特に、ルーフレールを装着しアウトドアテイストを強調した"X"系のグレードが◎。残念ながら、SX4でWRCに参戦していたスズキは先日撤退を表明している。SX4のイメージにイマイチWRCの活躍がリンクしていないことも残念なポイント。もっと早期にSX4スポーツ(スズキ風に言えばSX4ワークス?)が発売されていれば知名度も違っていたのかも知れない。SX4は欧州ではフィアット・セディチとしてOEM供給されているなど、日本では地味な存在だが、世界5拠点で生産されワールドワイドに販売されている世界戦略車。その片鱗は日本仕様でも窺い知ることが出来る。量販グレードの1.5XG(4AT/FF)164.8万円にSRSサイド+カーテンエアバッグやディスチャージヘッドランプ、イモビライザー等が標準装備される。惜しいのはESP(横滑り防止装置)が2.0Lのみ標準装備で1.5Lには設定無し。また、リヤシートのヘッドレストは2名分のみ(欧州仕様は3名分有り)であることか。(スプラッシュはハンガリーで生産された輸入車なので、ヘッドレストは3名分ある。)トヨタのコンパクトカーでもなく、スズキの軽自動車でもなく、スズキのコンパクトカーを買うモチベーションとして、安全装備が欧州車並に揃っているのに低価格...そんな風に定着すると良いですね。
特にプレスリリースなどは出されていないが、2/10よりトヨタ・IQに新色が2つ追加されているようだ。元々9色でスタートしたIQだが、高級志向が要因なのかは判らないが、地味なボディ色が多くて個人的にはガッカリ気味だったので、今回追加された「イエロー」と「コバルトブルーM」はどちらもPOPなボディ色なんで大歓迎。こういう不況の時だからこそ、街を走るクルマは明るいボディ色を選んでいただきたいものだ。2色が追加されたことでカタログ落ちした色はなく、11色になった。(うーん。しばらくの間だけかな...?)そろそろ洗車が楽だとか無難等の理由でシルバーを何も考えずに選んだりするのは終わりにしましょう(シルバーが好きで買われている方は無問題)。実は、シルバーは無難なので下取りにも強いと思っている方が多いように思うが、中古車を探すときに価格を低めに設定して検索すると大抵がシルバー(白・黒は安定して価格は高めかな)。折角、IQの様な消去法で選ぶタイプの商品ではないクルマを買う時はボディ色にもこだわって欲しいねぇ。

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急転のクルマ選び〈続編〉 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/09/02 07:53:25 |
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