![[フルモデルチェンジ]スズキ・ソリオ 新プラットホームで1トン切り!! [フルモデルチェンジ]スズキ・ソリオ 新プラットホームで1トン切り!!](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/036/362/218/36362218/p1m.jpg?ct=682349bf20bd)
スズキは小型乗用車「ソリオ」と「ソリオ バンディット」をフルモデルチェンジした。「ソリオ」は、街中での取り回しに優れたコンパクトなボディーに、広い室内空間を備えたパッケージングをはじめ、後席両側スライドドア等の特長を持つコンパクトハイトワゴン。特に、全幅は5ナンバー枠を使いきらない1,625mmに抑えられていることがミソ。全長も3,710mmと余裕で4000mmを切っているにも関わらず、広々とした室内空間を実現しているのは軽自動車で鍛えられたスズキだからこそ。
今回のフルモデルチェンジでは、新開発プラットフォームを小型乗用車に初めて採用。4WDを含めた全車の車重が1000kg未満に収まっているのは快挙と言うべきだろう。また、軽自動車では「S-エネチャージ」と名づけたシステムを「ソリオ」では「マイルドハイブリッド」と呼ぶ。モーターの最高出力は3.1PS/1,000rpm 最大トルク5.1kg-m/100rpmと見事に「マイルド」であるが、JC08モード値で27.8km/Lを達成したのだから、文句を言われる筋合いは無い。むしろハイブリッドが特殊なエコカーのモノではなく、実用車を燃費向上させるための「装備」となったと考えれば悪い話ではない。それよりも、CVTを一刻も早く辞めて8~9速のATに移行して欲しい。
エンジンは燃費を向上させながら低回転域でのトルクを高めた新開発のK12C型デュアルジェット エンジンを採用。走りを語るクルマでは無いだろうが、車重が全車1トン以下のボディに最高出力91PS/6,000rpm 最大トルク12.0kg-m/4,400rpmのエンジンなら不満はないだろうね。
「スペーシア」で採用が始まった「デュアルカメラブレーキサポート」をオプションで装着が可能。約6万円の低価格で先進の安全技術が搭載可能なのはお買い得だ。
価格は145.4万円~196.7万円。最近は軽自動車も200万円近くなることも珍しくないことを考えればお買い得。トップグレードの「HYBRID MZ(4WD)」にオプションの「デュアルカメラブレーキサポート」¥ 59,400と「全方位モニター付メモリーナビゲーション」¥127,440を加えても215.4万円。現在の日本における国民車とは「ソリオ」の様なクルマかも知れない。後に「ストロングハイブリッド」仕様が追加になる噂が有る。東京モーターショーで発表だろうか??でも、これ以上価格が上がることを考えると、「マイルドハイブリッド」で充分な気がする。実用車は程々の性能を使い倒すからこそ面白いのではないか。今回の「ソリオ」はちょっとしたヒット車種になるかも。

Posted at 2015/09/03 23:01:34 | |
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