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2016年03月25日 イイね!

[最近見なくなりました]マツダ・初代デミオ 偉大な実用車だったね。 

[最近見なくなりました]マツダ・初代デミオ 偉大な実用車だったね。 最近、初代「デミオ」を見かけなくなったと思う。つい最近までアチコチで見かけた(様な気がする)クルマだったのに。初代「デミオ」の発売は1996年。今年で20年が経過。最終型でも2002年だから、既に14年が経過している。まぁ、そりゃ少なくなりますよね。最近はクルマが古くなると税金が上がるなんて不可解なことも起きるし。それだけ自分も歳をとったと言う事か。
初代「デミオ」を改めてよく見ると、記憶の中よりもずっとコンパクトなクルマに見える。ボディに対してガラスの面積が広く、最近のクルマに比べてベルトラインが低い。シンプルな造形と言えばそれまでだが、今見てもスッキリしていて好感が持てる。最近こういう素っ気ない位にシンプルで合理的な実用車が無い。
初代「デミオ」が出たのは1996年(平成8年)。当時のマツダは深刻な経営危機を迎えていた。どのクルマも精彩に欠け、主力の「ファミリア」はハッチバックを摩訶不思議なデザインの「ファミリアNEO」として投入したものの、大失敗。MCで急遽、無難なデザインのハッチバックを作り直すとか迷走していた時代。「カペラ」も後継として出た「クロノス」兄弟が大ゴケし、苦肉の策としてそこら辺の部品をかき集め急遽作られたのが6代目「カペラ」だった。正直、どれもこれもダメと言う雰囲気の中で登場した「デミオ」にはかなり驚いた記憶がある。
既にスズキ・ワゴンRが1993年(平成5年)に登場していたから、マツダの既存小型車プラットホーム(オートザム・レビュー)を活用し、ユーティリティ系のミニワゴンを作ろうと発想しても不思議ではないが、全高を機械式駐車場にも入庫可能な1,550mm以下に抑えた絶妙なパッケージとシンプルかつ個性的なデザインは、衝撃的であり、新鮮だった。
初代「デミオ」はマツダの期待を上回るヒットとなり、RJCカーオブザイヤー(1997)を受賞。これによりマツダは息を吹き返し、アテンザ・アクセラ・RX-8等の新世代商品を開発し、今に至る。もしあの時、初代「デミオ」が生まれなかったら....と考えるとゾッとするが、ピンチの瀬戸際でヒットモデルを生み出すのがマツダのお家芸。まぁピンチは無いに越したことはないが。
「デミオ」も3代目からはミニワゴンではなく、欧州Bセグコンパクトハッチとして再出発。再びRJCカー・オブ・ザ・イヤー(2007)に加え、2007年度ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー (WCOTY) を受賞。世界中で「マツダ2」が評価される事になったが、日本市場で育った「デミオ」は失われてしまったのが惜しい。マツダにもう少し余力があればメルセデスのAクラス・Bクラスの様に、スタイリッシュなハッチバックと、ユーティリティ系ミニワゴンの二車種を作って欲しい。
あえて初代「デミオ」に似たクルマを現行車で探すならば、スズキ「イグニス」と「ソリオ」だろうか。今のマツダが作るミニワゴンって言うのも見てみたいものです。




↓大失敗作の「ファミリア・ネオ」。今見ると結構イイかも(?)1994年6月登場

↓「ファミリア・ネオ」の失敗を受け、急遽開発されたハッチバック。1996年10月登場

Posted at 2016/03/25 20:17:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ
2016年03月25日 イイね!

[追加モデル]マツダ・ロードスター リトラクタブルハードトップを追加

[追加モデル]マツダ・ロードスター リトラクタブルハードトップを追加マツダはNYオートショーで「ロードスター」のリトラクタブルハードトップモデル「MX-5 RF」を世界初公開した。先代では「RHT」と呼んでいたが、今回は「RF」と呼ぶらしい。
「MX-5 RF」は、ルーフからリアエンドまでなだらかに傾斜するルーフラインを特長とするファストバックスタイル。更に、開閉が可能なルーフとバックウィンドウによる新しいオープンエア感覚を実現した。さらに電動ルーフは、10km/h以下での走行中開閉を可能とするフル電動式へと進化。また、限られたスペースにコンパクトかつ効率的に収納できる構造とし、ファストバックスタイルのデザインとソフトトップモデルと同じ荷室容量を両立した。
デザインには好みがあるだろうが、最近のマツダ車は流麗なデザインを得意とする。「MX-5 RF」は従来の流麗に加え、筋肉質な武骨さを両立する新しくて力強いデザインテーマを感じる。マツダのデザイン力には驚くばかりだ。個人的な第一印象として「ソフトトップ」より「RF」の方に惹かれている。
「ロードスター」のファンは、「RF」がどの程度重量増を招くのかも関心事項であるが、現時点で重量データは公表されていない。また、パワートレーンも、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」と「SKYACTIV-G 2.0」を市場ごとに適切なラインアップで展開し、北米仕様車には、「SKYACTIV-G 2.0」を搭載するとだけ発表しているから、国内仕様については不明。個人的には、従来通り国内は1.5Lだけで充分と思うが、2.0Lを期待する人も多数いるだろうから、マツダの判断を楽しみにしたい。
加えて、2016 World Car of the Year(WCOTY)と、2016 World Car Design of the Year の両方をMAZDA MX-5(マツダ・ロードスター)がダブル受賞を果たしたようだ。マツダが苦しみながら難産の末に生み出した新型「ロードスター」の原点回帰は世界で認められたことになる。マツダとしては、2008年にマツダ2(デミオ)がWCOTYを受賞しており二度目の快挙。国内メーカーとしては初である。頑張って真剣にクルマを作り出しているメーカーが評価されるのは嬉しい限り。次期ロータリーエンジンの開発にも追い風となるだろう。




Posted at 2016/03/25 08:15:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ | クルマ

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「@(ご) 下取価格って愛車の通信簿みたいなものなので、低い評価をされると買い換える気が失せますね。更に言えば自社銘柄の価格提示としては低過ぎて残念です。私もヤフオク売却経験有ります(^o^)。」
何シテル?   06/21 23:22
クルマとカメラが大好きで布袋寅泰の音楽を愛聴するヤツです。 随分と長いこと転勤で各地を転戦しましたが、ようやく地元北海道に戻ってきました。 マイカーはマツダ...
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