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ルノーは「トゥインゴ」のスポーツモデル「トゥインゴGT」を200台限定で国内発売する。価格は224万円。2017年モデルは限定車の扱いだが、2018年モデルは5速MTに加えて6速EDC(デュアルクラッチ)仕様も追加し、通常モデルとしてラインナップされる予定だとか。
「トゥインゴGT」はルノースポーツがチューニングを担当したスポーツモデル。まぁ「ニスモ」的な存在と理解すれば間違いないだろう。エンジンは通常モデル(90ps)に対し、109ps/5750rpm 17.3kg-m/2000rpmへパワーアップを果たしている。0.9Lのエンジンと考えれば相当なハイチューンである。但し、最大トルクを2000rpmで発揮している事から読み取ると、最近のダウンサイジング系ターボエンジンは高回転側が苦手。となると、MTを駆る楽しみには欠ける印象があり、このクルマの評価もソコ次第になりそう。
ルノースポールと言えば、シャシーのチューニングが得意分野。当然ながら、このクルマも専用チューニングを施されていると言うから、是非試してみたいところだ。
「トゥインゴGT」の価格は224万円。超お買得と評価の高い新型「スイフトスポーツ」(183.6万円~)と比較すると割高に感じるのは否めない。しかし、世界的に見ても少数派となるRR駆動のコンパクトホットハッチである。乗らずにカタログスペックだけで判断してしまうのは惜しい。いつのまにかお手軽な「ホットハッチ」と呼べるクルマが少なくなった。VW「ポロGTI」なんて327.9万円~と価格高騰の昨今、200万円台前半で「トゥインゴGT」が提供されるのは大いに歓迎すべきだろう。
つい先日、ルノーは「ルーテシア」の新グレード「ゼン MT」を追加したばかり。こちらは「トゥインゴ」の標準モデルと同等の0.9Lターボエンジン(90ps)に5速MTの組み合わ。価格は204万円とお手頃。スポーツモデルというより、素の欧州製ハッチバックを5MTで乗れるのが興味深い。個人的には「トゥインゴGT」より「ルーテシア」の方が気になる。どちらも機会を作って是非乗ってみたい。(試乗車を用意するのかな...)


↓ルーテシア「ゼン MT」。5MTで204万円。欧州の素のコンパクトカーって感じで好感。

Posted at 2017/10/16 22:46:22 | |
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