![[フルモデルチェンジ]ホンダ・スーパーカブ 生産累計1億台達成し国内回帰!! [フルモデルチェンジ]ホンダ・スーパーカブ 生産累計1億台達成し国内回帰!!](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/040/616/588/40616588/p1m.jpg?ct=34a2b0a3e1cd)
ホンダは二輪車「スーパーカブ」シリーズの世界生産累計が、2017年10月に1億台を達成したと発表した。1958年8月に初代「スーパーカブC100」を生産開始して以来、59年間をかけ累計1億台を突破。ホンダ最大の発明と言って良いだろうね。生活環境の変化(デジタル化、コンビニの普及等)により新聞や牛乳の配達需要が減少するなど、「スーパーカブ」の販売も楽ではないだろうが、これからもどんどん生産台数を伸ばして欲しい。
今回、生産累計1億台突破に合わせ、国内向け「スーパーカブ」シリーズのフルモデルチェンジが発表された。何と言っても、2012年以降、中国へ移管していた生産を国内の熊本製作所へ戻すことになったのは大きなニュース。ホンダの決断は大いに称賛されるべきだ。
今回モデルチェンジを受けるのは、ビジネスやパーソナルユースなど、幅広い用途で使われる「スーパーカブ50」「スーパーカブ110」と、積載性に優れた大型のフロントバスケットとリアキャリアを標準装備したビジネスモデル「スーパーカブ50 プロ」「スーパーカブ110 プロ」の4機種。11月10日(金)に発売予定。
バイクについては全くの専門外なため、詳細は他のサイトにお任せするが、2012年に中国生産モデルとしてフルモデルチェンジを受けた2012年モデルは、「スーパーカブ」の特徴とも言うべき「丸目」ヘッドランプを角型に改めたことが残念だった。但し、価格は187,950円(スーパーカブ50)と何よりも「安さ」が強調されていたっけ。
今回国内生産へ回帰した新型「スーパーカブ」は、全体的にデザインは原点回帰。ヘッドライトも「丸目」に戻されたが、今回は省エネルギーで長寿命なLEDを丸形のヘッドライトに組み込むなど、伝統的なスタイリングに先進性も兼ね備えた新世代の「スーパーカブ」としてのアイデンティティーを表現。価格は232,200円(スーパーカブ50)と2012年モデルに対し4.4万円程高価になったが、その内容や意義を考えればむしろリーズナブルと言えるだろう。そろそろデフレを脱却し、良いものは良いと評価される時代だろうから、新型「スーパーカブ」の販売にも期待したい。
二輪車は全く乗った経験がないのだが、是非一度「スーパーカブ」を試してみたい。バイクは世界的に見て4輪車以上に日本メーカーの存在感が高い製品。最近では販売台数の低迷により、特に50cc(原付)は存亡の危機とか。これまでバイクに乗ることは危険で不良の証として闇雲に禁止してきた(学校によっては免許取得だけで退学とか....。)が、世界で最も二輪車を生産する国の人間がバイクに全然乗らないのも問題。身近でエコなモビリティとして見直しが必要かもしれないネ。


↓2012年モデル。中国産で低価格が売りだったが.....。

Posted at 2017/10/23 21:49:00 | |
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