![[マイナーチェンジ]ホンダ・レジェンド "ダイアモンド・ペンタゴン顔" 700万円超 [マイナーチェンジ]ホンダ・レジェンド "ダイアモンド・ペンタゴン顔" 700万円超](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/041/088/178/41088178/p1m.jpg?ct=07075ea31bc9)
ホンダはフラッグシップモデルの「レジェンド」をマイナーモデルチェンジした。
ホンダ自慢の「3モーターハイブリッドシステム"SPORT HYBRID SH-AWD"」を搭載した最新技術を満載した旗艦モデルとして5代目となる現行「レジェンド」は2015年2月に登場しているから、約三年が経過している。国内のみならず、主力の北米でも「Acura RLX」の販売は低迷しているとか。理由は色々とあるのだろうが、やはり深刻なのはホンダのデザイン力の欠如ではないか。
今回のマイナーモデルチェンジでは、内外装デザインを一新。北米の「アキュラ」ブランドが推し進めるブランドフェイスである "ダイアモンド・ペンタゴン顔"を採用した。まぁSUVならともかく、上級セダンの「レジェンド」にこの顔が似合うのかは疑問。しかし、現行初期モデルよりは印象に残るか....。
その他、安全運転支援システム「Honda SENSING」にトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)をホンダ車として初搭載するなどの改良がくわえられた。
気になる価格は単一クレードである「Hybrid EX」が707.4万円(税込)。メーカーOPは有料色設定のみ。標準状態で豪華装備がテンコ盛りである事は理解しつつも、やはりお買い得とは言い難い。
全長5030mm/全幅1890mm全高1480mmでホイルベースは2850mmと堂々たるボディサイズだから、ホンダとしては車格的にEクラス/5シリーズと同等かそれ以上を目指したとすれば、700万円の価格帯は装備内容やハイテク仕掛けのパワートレーンを鑑みてバーゲンプライスだろうが、それはホンダの理論でしかない。
残念だが、国内ではトヨタ「クラウン」レベルの車格と認識されているから、700万円なら売れなくて当然。まぁホンダは「アコード」にも同じ間違いをしている。
ホンダは今回のマイナーチェンジモデルを国内で年間1,000台を販売する計画のようだが、実現はかなり困難ではないか。「N-BOX」の商談をしている横で700万円の「レジェンド」を売るのは容易ではない。
しかし、個人的に「レジェンド」には頑張ってほしい。もうかなり以前から「レジェンド」の販売は苦戦している。それでも諦めずモデルチェンジを重ねる姿勢は評価したい。もし、私が企業の経営者でショーファードリブンを検討していたならば、ホンダに応援の一票を投じて「レジェンド」を買いたいところだが、まぁ全く現実味のない話。
ちなみに、「レジェンド」におけるホンダ純正中古車の相場は、台数は少ないのだが、2015年式が350万円台から探せる状態。数年後に200万円を切るくらいの相場になれば、面白い選択肢になりそうだ。
「レジェンド」と言えば、2代目の「クーペ」が今見てもカッコイイと思う。どうせ「レジェンド」が売れないのならば、流麗な「レジェンドクーペ」を作れば、喜ぶコアなファンがいるのではないか....。
↓昨年の東京モーターショーに展示されていたMC後「レジェンド」

↓ホンダの公式フォトがイマイチだったので、Acura RLXの画像を掲載。


↓現行「レジェンド」の初期モデル。

↓歴代の「レジェンド」。割と嫌いではない。特にクーペはカッコイイと思う。

Posted at 2018/02/12 01:49:01 | |
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