![[ひとつの時代にピリオド]モーターファン別冊〇〇のすべてから卒業。 [ひとつの時代にピリオド]モーターファン別冊〇〇のすべてから卒業。](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/402/427/42402427/p1m.jpg?ct=85e729d4f506)
大げさなタイトルで恐縮ですが、2018年を区切りにしたことがある。平成元年から購入を続けてきた三栄書房発行の「モーターファン別冊〇〇のすべてシリーズ」から卒業することにした。
私が初めてこのシリーズを購入したのは、平成元年4月の第69弾「新型ファミリアのすべて」。それ以降、約30年間に渡って買い続けている。
当時、私は14歳の中学生。少ない小遣いをやりくりして買ったものだから、毎号隅々まで読み込むのは当然。今のようにインターネットも無い時代。ガキの自分にとって、カタログも販売店で簡単には貰えない立場だったから、1台の車種を色々な角度から掘り下げるこのシリーズは大変貴重な資料であった。
平成元年と言えばバブル景気の真っ只中であり、後に「日本車のビンテージイヤー」とも言われる名車が次々と登場していた頃。6月には第71弾「新型スカイラインのすべて(R32)」が発行され、強い衝撃を受けた。来る日も来る日もこの雑誌を眺めていたっけ。勿論これらは今でも大切に保管しており(下に写真掲載)かなりボロボロの状態であるが現存している。
後に、Yahoo!オークションがスタートし、コレクション売買が容易になった際、過去の買い漏れや紛失していた号を買い集め、更には第69弾「新型ファミリアのすべて」よりも以前に発行された号も購入し、現在では昭和61年11月発行の第48弾「フェアレディZのすべて(Z31)」より、平成30年の最終号となった第578弾「レクサスESのすべて」まで530冊を抜け漏れ無くコレクションしている状態だ。
まぁここまで来たら三栄書房が「〇〇のすべてシリーズ」を廃刊にするまで買い続けるつもりでいたのだが、あまりにも保管場所が膨大になって来たことと、近刊の内容がマンネリしWeb媒体にも劣る情報量しか無いことに辟易していた。「平成最後の....」と言うフレーズが多数聞こえてくる中、私もこのシリーズからの卒業を決めた次第。
実は、「〇〇のすべてシリーズ」からの卒業は、私にとって「定期的に購入していた紙雑誌媒体」からの卒業にもなった。以前は、「CARandDRIVER」「月刊自家用車」「ドライバー」「ベストカー」「AUTOCAR JAPAN」等、かなりの冊数を購入していたが、徐々に購入数が減っていた。数年前からはタブレット端末上で毎月定額制の「雑誌配信サービス」を契約しており、「ベストカー」「ホリデーオート」「Tipo」「モーターマガジン」等々を通勤時に読んでいる程度。(同時に書店で立ち読みすることも無くなりましたね....)
ライフスタイルの変化と言ってしまえばそれまでだが、やはり30年も続けてきた事を止めるというのは一抹の寂しさがあるが、大量の雑誌をストックしていることは引越しの度に精神的・物理的に大きな負担に感じていた事もあり、潮時なのだろう。
さて、永年買い続けてきた530冊の処分をどうしようかと悩んでいる。ドキュメントスキャナーで読み込んでPDF化(自炊)と言うのも選択肢だろうが、資料としての閲覧頻度を考えると現実的ではない。
ここは思い切って廃棄して身軽になるか、チマチマとYahoo!オークションに放流するか.....。どなたか、全号まとめて買い取ってくれる方はいませんか(笑)。
しかし、本当に深刻なのは....「〇〇のすべてシリーズ」の何倍もあるカタログなんだけどね。
↓第578弾「レクサスESのすべて」。まだほとんど読んでない。最近はそんな感じ。

↓第69弾「新型ファミリアのすべて」と第71弾「新型スカイラインのすべて」。ボロボロです。

Posted at 2019/01/13 02:12:58 | |
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