![[マイナー日本車回顧録]三菱・RVR(初代) 1991年登場の意欲作 [マイナー日本車回顧録]三菱・RVR(初代) 1991年登場の意欲作](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/042/452/129/42452129/p1m.jpg?ct=88b313d44b43)
先日、かなり久しぶりに初代の三菱「RVR」を目撃した。まぁこの手のクルマがシレッと現役だったりするのは北海道らしいと言えるかも。流石にスバル「レオーネ」の最終型とか初代「レガシィ」あたりは見なくなったなぁ....。
三菱「RVR」と言えば、現在は3代目。ちょっと寸詰まりの小型SUVとして2010年に復活を遂げたモデルであるが、最近はモデルが古くなったせいか影が薄い。三菱の苦しい台所事情もあるだろうが、早々に新型へスイッチすべきと思うが、どうやら近く大掛かりなフェイスリフトを予定しているとか。既に「エクリプスクロス」が奮闘中だから、次期「RVR」は原点回帰しても大丈夫ではないか。
今日の話題はその「原点」たる初代の「RVR」について。(2代目は正直、影が薄いと言うか、記憶に残らないと言うか.....まぁ忘れよう。)
1991年(平成3年)に登場した初代「RVR」の印象は「新型モデル」と言うより、2代目「シャリオ」のショート版。わざわざ3列シートの「シャリオを短くするなんて.....と結構難解なキャラクターに当時は見えたと記憶している。
今の様に「クロスオーバー」とか「SUV」なんて便利な言葉は存在せず、「RV車」と括られていた時代。販売力の弱い「カープラザ店」扱いだったこともあり初代「RVR」の販売は苦労していたと思う。
そんな「RVR」が輝き出したのは「スポーツギア」と呼ばれたRV色を強化したグレードが追加されてから。今となっては大袈裟なグリルガードなどが奢られた出で立ちは確かに新鮮だった。
後にはランエボと共通のターボエンジンを搭載した「スーパースポーツギア」だの「ハイパースポーツギア」なんていうのもあったハズ。
個人的には、サンルーフを超えた「オープンギア」の存在に注目したい。(残念ながら写真がなく....)恐らく、今日的視点で言えばボディ剛性はそれなり...だったんだと思うが、タルガトップ的に屋根が格納されてしまう仕組みは結構斬新だった。三菱にはこういう斬新なクルマを今こそ出して欲しいものだ。そして、それがPHEVだったら....結構欲しいかも。


Posted at 2019/02/27 22:36:24 | |
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