70年代中頃にアメリカで大流行した角目4灯式ヘッドランプ。
それは国産車にも波及しましたが、中でもその縦目は一段とアグレッシブかつ高級?な印象を与えていました。
そんな愛すべき角目4灯車を再考する無駄ブログです(笑
前回本カテに登場したのは、GM中型Aボディのシボレー版
マリブと
モンテカルロでした。
そのビュイック版にも角目4灯・縦があったのです。ただし、標準車ともいうべきセンチュリー、豪華版のリーガル共に'76~'77のセダンのみの設定でした。
'75まではセダン・クーペ共丸目2灯式だったのですが・・・。
同じA-Bodyでも、シボレーの場合は「セダン・クーペ・ワゴンを含むマリブ」と「クーペのみの別格モンテカルロ」と言う関係でしたが、ビュイックにはモンテに相当するパーソナルカー、E-Bodyの
リヴィエラがありましたから、A-Bodyにはクーペ専用モデルがありません。E-Bodyといえばオールズの
トロネードやキャデラックの
エルドラドと同じですからここら辺にもシボレーとビュイックの格差が現われています。
さて話が脱線しましたが、上画像は'90年代前半のホノルル市内だったと思います。今ならフラッシュを焚かずとも全体に明るい写真が撮れるのに・・・残念。
下画像は'76のカタログ写真です。
セダンと言ってもドアはサッシュレスで、広いグラスエリアが特徴です。フロントフェンダーから降下するサイドのラインはビュイックの特徴でもありましたが、この'76からクーペはサイドのプレスを改め、同時に角目4灯を採用したものの、常識的な横目のあまり目立たない顔・・・・・
・・・だったんです。リーガルはアッパーミドルクラスゆえ、ルーフはモンテカルロやグランプリと同じく真のフォーマル・ルーフで、オペラウィンドゥやランドールーフ、中央で折れたリヤウィンドゥなどを備えており、屋根フェチである僕の大好物です^^
いずれにせよ、
中型とは言えまだまだ巨大なサイズ
フルコンシールド・ワイパー
5マイルバンパー
独立感のあるボンネット
クロームのセンターグリル
大げさで豪華な内外装
小指で回せるパワーアシスト
極めて柔らかい足回り
等など・・・鈍重米車の魅力をすべて備えています(笑
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角目4灯・縦 | クルマ
Posted at
2009/06/01 01:12:53