MF誌 '77/12号 Uカー/'76 ビュイック・スカイホーク

当時レーシングドライバー並みの「走り」のレポートが出来る、数少ない自動車評論家（と、認められていた感のある）の岡崎宏司氏が、毎号いくつかの中古車を評価する記事。

毎号登場する中古車はどちらかといえば絶版スポーツや外車が多く、カローラやコロナといった一般庶民車はあまり出て来ません。また新古車に近いタマも頻出しますのでさながら試乗レポート的な内容になったります。

我が古雑誌読み返し無駄ブログに、過去 何度となく登場しているスカイホークです。
コンパクトの下に位置するサブコンパクトの存在自体が、当時のアメリカ車としてはまだ珍しく しかもこのGM "Hスペシャル"シリーズはスポーティで派手な外観を持っていましたから、話題に上る事も多かったのです（中身は特別革新的なメカを持っていた訳でもないし、性能だって特筆すべきものは無かったにもかかわらず・・・）。

さて個体について本文には
『インディ500のレースでペースカーをつとめたビュイック・センチュリーに描かれたカラーリングを模したものだ』
と書かれていますが、本当にカラーで見たかった。

ヤナセの特別注文・・・どの位のエクストラコストでこのカラーリングが入手できたんでしょうね～。
Hスペシャル系各車の当時の価格を拾って見ました・・・'75～'76モノで200万前後、'77の新車で270～290万程のようです（もう30万程出せばカマロやファイアバードが買えたと言うのが不思議・笑）。
新車から約1年半、1万5千kmで応談とは？？全てこのカラーリングが値段を吊り上げてると推測されます＾＾

ちなみにビュイック・センチュリー・・・