
えっ?と思わせる顔、ギョっ!とさせられる顔のクルマたち。
独断と偏見で選定しますが、驚かない人はやはり異常かも(笑
'77に登場した
前ブログのクライスラー ル・バロンは'82にニューヨーカー、'83にニューヨーカー・フィフスアヴェニュー、'84には単にフィフスアヴェニューへとネーミングを変更しました。
ルーフはリヤドアの小窓をビニールで潰したランドー型で、従来よりも一段とエレガント(サイズが足りないと思うのは、フルサイズを見てきた故か?)。
そもそも「ル・バロン」も
「ニューヨーカー」も「フィフスアヴェニュー」もクライスラー(インペリアル)系フルサイズには馴染み深いグレードorネーミングなのですが・・。
'77に同時にデビューしたダッジ・ディプロマットは'82以降も継続、そこにプリムス版の兄弟車、グランフューリーが加わりました。(下画像)
初期のディプロマットと同じく奇面ではありませんから、常識的で安心して見ていられます(笑
ここまではディプロマットを軸に・・・
①ル・バロンがニューヨーカーorフィフスアヴェニューに名称変更
②プリムス版・グランフューリーが参加
してM-Carと呼ばれる3兄弟が揃ったと言えるんですが・・・
ル・バロン名は'82に全く別のFF車のネーミングとして引き継がれ、大きくダウンサイジングされましたから複雑極まりないです。
また'81頃にはダッジにもル・バロンを名乗るクルマがあったようで(ディプロマットの上級独立グレード??モノはまんまディプロマットみたい)、ル・バロン名はその後も変遷を続けました。
アメリカ車・・・思えばそれまでの車種構成・順列が格・グレードごとに整然(?)としていたのに、シュリンキングが元でメチャクチャになって行ったのが80年代ではなかったか・・・僕が興味を失い始めたた時期とダブります。
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このクライスラー・ダッジ・プリムスの3兄弟はフリートユース需要にウケたのか、'89までFRのままで生き延びました。
コンパクトサイズながら、レギュラーサイズフォードやシボレーと並んで
警察車両のイメージが濃いですね。
Posted at 2009/01/10 17:43:24 | |
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奇面組 | クルマ