
70年代中頃にアメリカで大流行した角目4灯式ヘッドランプ。
それは国産車にも波及しましたが、中でもその縦目は一段とアグレッシブかつ高級?な印象を与えていました。
そんな愛すべき角目4灯車を再考する無駄ブログです(笑
前ブログ、フォード・ランチェロのネタで
この方がLTD Ⅱ顔(すなわち'77以降の)を話題にされました。
で、急遽 放置されていたこのカテゴリーにLTD Ⅱを登場させた次第です(汗
'77に馴染み深かったトリノの名が消え、LTD Ⅱと言うフルサイズ・フォードの『お下がりネーミング』でモデルチェンジした中型車です。
同時に兄弟のマーキュリー・モンテゴも消滅、2/4ドアも含めてクーガー名に統一されました。クーガーと言えば元来マスタングの兄弟として生まれたポニーカーですよね。それがまるでサンダーバードの弟分的に大きく豪華に出世した結果が好評だったらしく中型全シリーズ名に昇格した訳です。
ここら辺は、国産車などでは考えられないネーミング構成ですね。それまでのコロナがモデルチェンジして、いきなりクラウンⅡと言う名前になった ・・・と仮想でしか例えられません。
カローラとカローラⅡの関係と言えばより近いかも・・・実質コルサ/ターセルに、より上級のカローラ名を持ってきた訳ですから。
なので、旧マスタングに対してモデルチェンジした新型がマスタング Ⅱと呼ばれたのとは意味合いが違います。
さて、前置きが長くなりましたが どうでしょう?この角目4灯・縦は!
好きなんですよね~、これ!
オペラウィンドゥを潰して、派手なストライプで飾ったスポーツ・アピアランス・パッケージと言うオプショナル・グレードのようです。
センターグリル、フェンダーの峰、直線的でしかもクラシカルなルーフライン・・・フォード特有のファットなプレスが全身に満ち溢れています。
それなのにスポーツとは??60年代のトリノならともかく、このシルエットからはスポーツがほとんど感じられないと言うのに、ムチャ振りし過ぎです(爆
まるでクラシカル・ルックのNASCAR車を見るような、違和感タップリの魅力あふれる外観ではないでしょうか?中身はそこら辺の鈍重米車そのものでしょうし。
御理解いただける方が少なければ少ないほど 僕の変態度が上がって、自己満足に浸れると言うもんです(真顔
このシルエットに違和感無く合致するのが普通の、つまり反スポーツのLTD Ⅱですね。これはこれでやっぱり僕の大好物なんですが・・・
クーガーは、同じ角目4灯でも一般的な横目ですから 断然僕はこのLTD Ⅱが好きなんです。
Posted at 2010/09/08 00:03:46 | |
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